JPH06141603A - 耕耘散布装置 - Google Patents

耕耘散布装置

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Publication number
JPH06141603A
JPH06141603A JP4296898A JP29689892A JPH06141603A JP H06141603 A JPH06141603 A JP H06141603A JP 4296898 A JP4296898 A JP 4296898A JP 29689892 A JP29689892 A JP 29689892A JP H06141603 A JPH06141603 A JP H06141603A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sub
soilers
subsoiler
soiler
rotary tiller
Prior art date
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Pending
Application number
JP4296898A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsutoshi Miyazaki
光登志 宮崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Shibaura Machinery Corp
Original Assignee
IHI Shibaura Machinery Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by IHI Shibaura Machinery Corp filed Critical IHI Shibaura Machinery Corp
Priority to JP4296898A priority Critical patent/JPH06141603A/ja
Publication of JPH06141603A publication Critical patent/JPH06141603A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 農用トラクタにロータリ耕耘装置と散布装置
を取り付け、該ロータリ耕耘装置の前部に複数のサブソ
イラを配置して、該サブソイラの後部に散布する耕耘散
布装置において、牽引抵抗を低下させて効率良く作業が
できるようにする。 【構成】 複数本設けたサブソイラ15を隣のサブソイ
ラ15に対して前後方向に離間させて配置し、該サブソ
イラの取付間隔aとサブソイラ15及びその後部に設け
た散布装置Aの案内筒14との前後方向の長さbをa/
b≦5とし、各々のサブソイラ15の前後方向の離間寸
法cを0.5b〜1bの範囲内にあるべく構成したもの
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、農用トラクタの後部に
ロータリ耕耘装置と散布機を設けた耕耘散布作業機に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来からトラクターとロータリ耕耘装置
の間に肥料や薬剤等の粒剤や粉剤を散布する装置を配置
して、肥料又は薬剤を圃場面上に散布した後にロータリ
耕耘装置にて撹拌する構成は公知となっているのであ
る。例えば実開昭58−41133号公報の技術であ
る。また、ロータリ耕耘装置前部にサブソイラを配置し
て、肥料や農薬を土中に散布する構成も公知となってい
るのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、肥料又は薬剤
を圃場面上に散布する構成の場合には、肥料又は薬剤が
耕耘地の最深部までいきわたり難く、圃場面上で飛散す
ることもあったのである。そこで、サブソイラを用いて
土中に散布することも行われているが、従来のサブソイ
ラは横一線に複数配設した構成であるために、耕土はサ
ブソイラ間を通過しようとした時に、両側のサブソイラ
より圧縮力を受ける為、一時的に流速が小さくなり、特
に、耕土の粘性が高い場合には極端に耕土の後方への流
れが悪くなり、サブソイラ前方で土だまりとなり、多大
な牽引力を消費し、作業不能に陥ることがあったのであ
る。また、サブソイラを前後に離間して取り付け、上記
耕土にかかる圧縮力を回避する方法もあるが、サブソイ
ラの本数が多い場合には、トラクタとサブソイラの干渉
を避ける為、トラクタとロータリ耕耘装置の間に大きな
空間をとらなければならず、作業機全長が長くなるとい
うデメリットがあったのである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の解決すべき課題
は以上の如くであり、次に該課題を解決する手段を説明
する。即ち、農用トラクタにロータリ耕耘装置と散布装
置を取り付け、更に、溝切りサブソイラを複数本装着
し、サブソイラにて形成した溝へ肥料或いは農薬を導き
散布する構成において、複数本設けたサブソイラを隣の
サブソイラに対して前後方向に離間させて配置し、該サ
ブソイラの取付間隔aとサブソイラ及びその後部に設け
た散布装置の案内筒との前後方向の長さbをa/b≦5
とし、各々のサブソイラの前後方向の離間寸法cを0.
5b〜1bの範囲内にあるべく構成したものである。
【0005】
【作用】このような構成において、トラクターを前進さ
せて散布・耕耘作業を行うと、サブソイラにかかる耕土
の圧縮力は両側へ反作用として働くが、その両側にはサ
ブソイラが位置していないので、隣のサブソイラに反作
用を及ぼすことがなくなり、圧縮力が分散されて、トラ
クターの牽引力を軽減させることができるのである。
【0006】
【実施例】次に本発明の具体的な実施例について説明す
る。図1は農用トラクタに散布機とロータリ耕耘装置を
装着し、作業状態を示す側面図、図2は散布機の背面
図、図3は同じく側面断面図、図4はサブソイラを横一
線に配置した場合の耕土への作用力を示す平面図、図5
はサブソイラを前後方向に離間させて配置した場合の耕
土への作用力を示す平面図、図6はサブソイラの取り付
けを示す第一の実施例の平面図、図7は同じく第二の実
施例を示す平面図である。
【0007】図1において、トラクタT後部の作業機装
着装置のトップリンク2の後端にロータリ耕耘装置Rの
トップマスト1が枢支され、左右のロワーリンク3・3
後端にロータリ耕耘装置Rの支持プレート4・4前端が
枢結し、該ロワーリンク3・3の中途部にはリフトロッ
ド6・6が枢結され、該リフトロッド6・6の上端はト
ラクターTの油圧ケース両側より突出したリフトアーム
5・5先端に枢支され、該リフトアーム5・5を油圧シ
リンダー(図示せず)により回動することによりロータ
リ耕耘装置Rを昇降可能としている。該ロータリ耕耘装
置Rは中央にギアボックス7を配置して、トラクターT
の後端に設けたPTO軸10より動力を得て、チェーン
ケース9下部に横架した耕耘爪軸に固設した耕耘爪11
・11・・・を駆動可能としているのである。
【0008】また、トラクターT後部には支柱12が立
設され、該支柱12上に散布装置Aが複数配設され、該
散布装置Aのホッパー16下端にホース13・13・・
・を連通して、該ホース13・13・・・下端に案内筒
14・14・・・を連通し、該案内筒14・14・・・
がロータリ耕耘装置R前部に溝切り用のサブソイラ15
・15・・・と共に取り付けられるのである。
【0009】前記散布装置Aは肥料や薬剤等の粒剤や粉
剤を散布するものであり、その構成は図2、図3に示す
ように、前記支柱12にホッパー16・16が固設さ
れ、該ホッパー16・16下部にはそれぞれ複数の排出
口17・17・・・が設けられ、該排出口17・17・
・・上方のホッパー16底部にはそれぞれ落下口19・
19・・・が開口され、該排出口17・17・・・と落
下口19・19・・・の間に各落下口19・19・・・
の開度を調節することにより落下量を調節する落下量調
節器20に連結されたスライダ21と、全ての落下口1
9を同時に開閉させる開閉操作部22に連結された連動
シャッタ23と、各落下口19を独立して開閉させる開
閉操作部24に連結された独立シャッタ25とが設けら
れている。前記排出口17・17・・・にそれぞれホー
ス13・13・・・が嵌挿され、該ホース13外周面に
はスパイラル状に補強突起26が形成されている。27
は締結バンドである。
【0010】前記ホース13下端に案内筒14が嵌挿さ
れ、該案内筒14下部はトラクタTとロータリ耕耘装置
Rの間に位置させて、図6に示すように、前記支持プレ
ート4前部に左右方向に横設した支持フレーム30に取
付プレート31が固設されて、該取付プレート31に案
内筒14とその前にサブソイラ15が立設状態で取付ら
れ、該サブソイラ15はボルト32とナットにより上下
位置調節可能に取り付けられ、案内筒14下端はサブソ
イラ15最下端よりも上方位置で開口されているのであ
る。33は前記ロワーリンク3を枢支するための枢支ピ
ンである。
【0011】前記案内筒14とサブソイラ15は複数幅
(左右)方向に取り付けられており、従来は図4に示す
ように、サブソイラ15’が左右方向に一直線状に配置
されていたのである。このように装着された状態で作業
を行うと、サブソイラ15’の及ぼす圧縮力の干渉はサ
ブソイラ15’とサブソイラ15’の間で生じ、サブソ
イラの本数をnとすると全体でn−1箇所で干渉が生じ
て、多大な牽引力を必要とし、馬力ロスも生じるのであ
る。つまり、サブソイラ15’を圃場に突き刺して耕土
がサブソイラ15’間を通過する時に圧縮力を受け、こ
の反作用は図4に示すような矢印の如くサブソイラ1
5’間で大きくなる。特に、粘性の高い耕土の場合更に
大きくなり、牽引抵抗が非常に大きくなり作業不能とな
ることがあったのである。
【0012】そこで、本発明は図6に示すように、隣合
うサブソイラ15を前後に離間させて配置してサブソイ
ラ15間の干渉を小さくしているのである。即ち、サブ
ソイラ15の取付間隔をa、サブソイラ15とその後部
に設けた案内筒14との両者を加えた前後方向の長さを
b、サブソイラ15の先端から隣のサブソイラ15の先
端までの前後方向の長さをcとすると、a/b>5のと
きは干渉は殆ど問題はないが間隔が開きすぎて肥料や薬
剤の効目が低いので、a/b≦5のときを考えればよ
い。よって、cが0.5b〜1bの範囲内になるよう
に、サブソイラ15を前後方向に離間させて配設するの
である。このように配設することで、耕土がサブソイラ
15間を通過する時に受ける圧縮力の反作用は図5に示
すようになり、牽引抵抗を低下させることができるので
ある。このサブソイラ15を前後方向に離間させる構成
としては、6本の場合において図6に示すように、左右
それぞれ山形にする構成や、図7に示すように中央を前
方へ突出した三角形状に構成する等の方法があるが、少
なくとも一方の隣のサブソイラに対して前後方向に離間
させる構成であれば限定するものではない。
【0013】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏するのである。即ち、農用トラクタとロ
ータリ耕耘装置の間に、下端が土中に差し込まれた複数
個のサブソイラを、進行方向に対して前後に小さな離間
を持たせてロータリ耕耘装置に装着したので、作業時に
おいて、牽引力を横一線にサブソイラを配置するよりも
大幅に軽減することができるようになり、無理な力で牽
引することなく散布作業の効率を向上できたのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】農用トラクタに散布機とロータリ耕耘装置を装
着し、作業状態を示す側面図である。
【図2】散布機の背面図である。
【図3】同じく側面断面図である。
【図4】サブソイラを横一線に配置した場合の耕土への
作用力を示す平面図である。
【図5】サブソイラを前後方向に離間させて配置した場
合の耕土への作用力を示す平面図である。
【図6】サブソイラの取り付けを示す第一の実施例の平
面図である。
【図7】同じく第二の実施例を示す平面図である。
【符号の説明】
A 散布装置 R ロータリ耕耘装置 T トラクタ 15 サブソイラ 14 案内筒

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 農用トラクタにロータリ耕耘装置と散布
    装置を取り付け、更に、溝切りサブソイラを複数本装着
    し、サブソイラにて形成した溝へ肥料或いは農薬を導き
    散布する構成において、複数本設けたサブソイラを隣の
    サブソイラに対して前後方向に離間させて配置し、該サ
    ブソイラの取付間隔aとサブソイラ及びその後部に設け
    た散布装置の案内筒との前後方向の長さbをa/b≦5
    とし、各々のサブソイラの前後方向の離間寸法cを0.
    5b〜1bの範囲内にあるべく構成したことを特徴とす
    る耕耘散布装置。
JP4296898A 1992-11-06 1992-11-06 耕耘散布装置 Pending JPH06141603A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112586114A (zh) * 2020-11-05 2021-04-02 大团结农业股份有限公司 一种苗木种植用土壤施肥装置
CN112616337A (zh) * 2020-12-21 2021-04-09 贾娜 一种农田施肥装置
CN114271053A (zh) * 2021-12-23 2022-04-05 中国电建集团中南勘测设计研究院有限公司 一种水利工程用灌溉装置

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JPS6181705A (ja) * 1984-06-30 1986-04-25 エルンスト ヴアイヘル 撹土、播種ベツド仕立てなどのための作業方法及び作業用機械の組合せ
JP4117529B2 (ja) * 2002-03-06 2008-07-16 株式会社Ihi セラミックス基複合部材の製造方法

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19971118