JPH06141308A - 携帯形テレビ電話機 - Google Patents

携帯形テレビ電話機

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Publication number
JPH06141308A
JPH06141308A JP4286469A JP28646992A JPH06141308A JP H06141308 A JPH06141308 A JP H06141308A JP 4286469 A JP4286469 A JP 4286469A JP 28646992 A JP28646992 A JP 28646992A JP H06141308 A JPH06141308 A JP H06141308A
Authority
JP
Japan
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user
section
unit
mounting
head
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Pending
Application number
JP4286469A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Umezawa
功一 梅澤
Toru Ebihara
徹 海老原
Takanori Nishiyama
高徳 西山
Takashi Hoshino
剛史 星野
Hiroyuki Kuriyama
裕之 栗山
Kiyoshi Ishida
清 石田
Iwao Ishinabe
巌 石鍋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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  • Telephone Set Structure (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】使用者が、両手を塞がれる作業をしながら、必
要な情報(音声と映像)を入手し、かつ、使用者のおか
れている状況を、映像と音声とによりリアルタイムに送
信することができる携帯型テレビ電話機を提供する。 【構成】ヘッドセット5に、スピーカ部7、デイスプレ
イ部10、カメラ部11、マイク部12および通信装置
6を備える。このヘッドセット5にはコード3が接続さ
れ、このコード3には操作部4が接続される。スピーカ
部7は使用者の片耳に取付けられ、デイスプレイ部10
は使用者の片目に対応している。デイスプレイ部10、
カメラ部11およびマイク部12は、スピーカ部7に取
付けられている回転自在なアーム8,9を介して取付け
られている。バッテリー部15は、スピーカ部7が取付
けられていない耳側のヘッドセット5に取付けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、携帯型テレビ電話機に
係り、特に、使用者の身体への取付け手段を備えて、使
用者が他の作業を行ないながら使用することのできる携
帯型テレビ電話機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、携帯型テレビ電話機としては、例
えば、特開平3−123152号公報に示される技術が
ある。この技術においては、受話器とプッシュボタンと
を備えた電話機本体部と、フラットパネル型デイスプレ
イを備えたふた部とを設け、小型で携帯可能、しかも、
多機能性を有するテレビ付電話機を提案している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術によれ
ば、携帯時はふた部を閉じて搬送・携帯し、使用時はア
ンテナを備えることでテレビ電話機能に加えてテレビ観
覧を行うことができる。
【0004】しかし、この従来例においては、携帯時は
ふた部を閉じて搬送・携帯し、外出先あるいは野外で使
用する場合には、一々ふた部を開いて使用しなければな
らない。また、上記従来例は、卓上での使用を前提とし
たものであり、使用にあたっては、電話機本体をテーブ
ルや膝等の上に置かなければならなかった。更に、携帯
時には手(片手あるいは両手)で搬送・携帯しなければ
ならない。このため、両手を使用しなければならない他
の手作業を行ないながら、テレビ電話機を搬送・携帯す
ることはできない。また、歩いたりしながら使用するこ
とができない。
【0005】本発明は、上記課題を解決するために成さ
れたものであり、使用者が作業をしながら必要な情報
(音声および映像による情報)を入手し、かつ、使用者
の周囲の状況または使用者の顔の映像、および、音声を
リアルタイムに通信することができる携帯型テレビ電話
機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明においては、前記
目的を達成するために、スピーカ部と、デイスプレイ部
と、カメラ部と、マイク部と、通信装置とを備えたテレ
ビ電話機において、身体への装着手段を備えことができ
る。
【0007】さらに、身体への装着手段としてヘッドセ
ットやヘルメット等の頭部装着部を備え、スピーカ部と
デイスプレイ部とカメラ部とマイク部と通信装置がこの
頭部装着部に取り付けられるようにすることもできる。
【0008】あるいは、身体への装着手段は頭部装着部
と腰ベルトやショルダーベルト等の他の身体への装着部
からなり、頭部装着部にスピーカ部とデイスプレイ部と
カメラ部とマイク部とを備え、他の装着部に通信装置を
備えることもできる。
【0009】さらに、テンキーと、送信/受信キーと、
終了キーとを備えた操作部を、前記装着部に接続コード
や赤外線等の接続手段を介して接続し、前記装着部とは
別体に設けることもできる。スピーカ部は、頭部装着部
にて一方の耳に取り付けられ、片目に対応したデイスプ
レイ部とマイク部およびカメラ部はアームを介してスピ
ーカ部に回転自在に取り付けることもできる。さらに、
カメラ部はカメラ部の光軸がデイスプレイ部の光軸と並
行する位置に着脱自在に取り付けることもできる。ま
た、通信装置をスピーカ部の後方に設け、バーテリー部
をスピーカ部と対向するする他方の耳側の装着部に設け
ることもできる。
【0010】
【作用】本発明によれば、ヘッドセットやヘルメットあ
るいはショルダーベルトや腰ベルト等の身体への装着手
段(身体取付け手段)を備えることにより、携帯型テレ
ビ電話機を手に持つ必要がない。また、身体取付け手段
はヘッドセットやヘルメット等の頭部装着部(頭部保持
手段)であって、スピーカ部とデイスプレイ部とカメラ
部とマイク部と通信装置とがこの頭部保持手段に取り付
けられるので、両手を自由に使用することができる。
【0011】この場合、通信装置を腰ベルトやショルダ
ーベルトで身体に取り付けることにより、頭部に係る装
置の重量負担を軽減することができる。更に、接続コー
ドや赤外線等の接続手段を介して接続される操作部を別
体に設けることにより、頭部保持手段を装着したまま操
作することができる。
【0012】また、スピーカ部を頭部保持手段にて一方
の耳に取り付け、片目に対応したデイスプレイ部とマイ
ク部およびカメラ部をアームを介してスピーカ部に回転
自在に取り付けることにより、使用者は、上記ディスプ
レイ部、マイク部およびカメラ部の位置を、最適な位置
に調整することができる。また、上記のように、一方の
耳と目とを開放することにより、使用者は身の回りの情
報を知ることができる。
【0013】更に、カメラ部の光軸をデイスプレイ部の
光軸と並行する位置に設けることにより、使用者の目線
とカメラ部の光軸とを一致させることができる。また、
カメラ部を着脱自在にすれば、使用者に不自然な姿勢を
取らせることなく、撮影することができる。
【0014】また、通信装置をスピーカ部の後方に設
け、バッテリー部をスピーカ部が取り付けられていない
耳側の前記保持手段に設けることにより、頭部保持手段
の装着時の重量バランスを良好にすることができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明に係る実施例を、図1〜図15
を参照しつつ詳細に説明する。
【0016】図1〜図13は、本発明に係る携帯型テレ
ビ電話機の一実施例を説明するための図である。
【0017】図1は、本発明に係る携帯型テレビ電話機
の一実施例を示す斜視図である。
【0018】この携帯型テレビ電話機(符号1で総括的
に示す)は、、使用者の頭部に取り付けられる本体2
と、本体2にコード3を介して接続される操作部4とか
ら構成される。
【0019】本体2は、適度の弾力性を備えた素材でわ
ん曲して形成されるヘッドセット5にて使用者の頭部に
保持される。ヘッドセット5の片側(右側)には、通信
装置6(図4にて図示)や、各種の基板を内部に備えた
スピーカ部7がヘッドセット5と回転自在に取り付けら
れている。
【0020】スピーカ部7の前方(図面上左側)には、
ディスプレイアーム8とマイクアーム9とが回転自在に
取り付けられている。このディスプレイアーム8には、
ディスプレイ10とカメラ部11とが取り付けられ、マ
イクアーム9の先端には、マイク部12が取り付けられ
ている。
【0021】更に、スピーカ部7の内側には耳パット1
3が設けられている。ここで、カメラ部11は、ディス
プレイアーム8に着脱自在に取り付けられ、スピーカー
部7と接続コード17とを介して接続される。また、ス
ピーカー部7は、上部後方に筐体を張り出して形成し、
その内部に通信装置6を設けるとともに、背面にアンテ
ナ14を設けている。一方、ヘッドセット5の他方(左
側)には、ヘッドパット114とバッテリー部15が設
けられている。
【0022】図2は、上記の本体2を使用者の頭部に取
り付けた状態を示す使用状態図である。この図におい
て、本体2は、ヘッドセット5とその両側に設けられる
耳パッド13およびヘッドパット114により、使用者
の頭部にフイットするように装着することができる。こ
の際、ヘッドセット5の横幅(これをL1とする)は、
ネジ16によって調整することができる(詳細は図8に
おいて説明する)。更に、スピーカー部7は、ヘッドセ
ット5の一端に設けたヒンジ部40a(図10にて図
示)を介して、双方向の矢印X1方向に回転自在に取り
付けられている。また、本実施例では、ヘッドセット5
の両側と、スピーカー部7の前後に機能部を各々分配し
て配置することにより、使用者の頭部装着時の重量バラ
ンスをよくするように配慮している。
【0023】次に、図3〜図7により、スピーカー部7
の動作機構を説明する。図3は本体2の右側面図(図1
の右側から本体2を見た図)、図4は図3に示すスピー
カ部7のA−A’断面図、図5はマイクアーム9の部品
図(a図は正面図、b図は側面図)、図6はディスプレ
イアーム8の部品図(a図は平面図、b図は側面図)、
図7はカメラ部11の外観図(a図は平面図、b図は側
面図、c図は正面図)である。
【0024】図3において、マイクアーム9およびディ
スプレイアーム8は、スピーカー部7に設けた回転軸P
を中心として回転自在に設けられている。本実施例で
は、マイクアーム9の回転範囲(これをX2とする)
を、下向き45度の位置から上方まで約115度とし、
ディスプレイアーム8の回転範囲(これをX3とする)
を水平やや下方から上部後方まで約110度としてい
る。
【0025】この詳細構造を、図4〜図6において説明
する。
【0026】図5において、マイクアーム9は弾力性の
ある湾曲管で形成され、一端にマイク部12を設け、他
端に回転リング18が設けられている。ここで、マイク
部12とスピーカー部7との結線は、接続コードをマイ
クアーム9の湾曲管内を通すことで行う。
【0027】図6において、ディスプレイアーム8は、
回転リング部19と、上面形状がL字形の中間部20
と、ディスプレイ取付部21と、前記各部を取り付ける
2本からなる取付管22,23とから構成される。な
お、取付管22,23は、内部にディスプレイ部10と
スピーカー部7との接続線が配線され、しかも、矢印X
4方向に60度程度の柔軟性を持たせて衝撃に耐えるよ
うにしている。また、取付管22,23は、中間部20
とディスプレイ取付部21との取り付ける長さL2,L
3を微調整できるようにしている。
【0028】図4において、スピーカー部7は、外ケー
ス24と内ケース25とスピーカーカバー26とから構
成される。外ケース24と内ケース25は、ネジ(図示
せず)で取り付けられてスピーカー部7の後部を構成
し、内部に通信装置6が設けられる。外ケース24とス
ピーカーカバー26とは、ネジ27で取り付けられ、内
部にスピーカー28が設けられる。この外ケース24と
スピーカーカバー26の間に、マイクアーム9の回転リ
ング18(図5参照)が回転自在に取り付けられる。外
ケース24の内壁には取付け台29が形成され、回転軸
Pの位置に凸状の取付板30が、ネジ31により取り付
けられる。
【0029】図3において、外ケース24の前部外周3
2は曲面で形成され、この曲面のディスプレイアーム8
の動作範囲に窓33が形成される。ディスプレイアーム
8は窓33を介してスピーカー部7の内部に設けた取付
板30と取付け台29(図4参照)に、回転リング部1
9(図6参照)を回転自在に取り付けている。この際、
窓33の内側には放射状に凹溝34を形成し、かつ、デ
ィスプレイアーム8を前記凹溝34に押しつけるように
して取り付けることで、ディスプレイアーム8の回転を
任意の位置に保持することができる。
【0030】なお、図4に示したネジ27およびネジ3
0にバネを取付け、ディスプレイアーム8およびマイク
アーム9の回転を制御してもよい。また、スピーカーカ
バー26の外周には溝35が形成され、この溝35に耳
パッド13が取り付けられている。
【0031】図7は、上記のカメラ部11の外観を示す
図である。カメラ部11は、内部にズーム機構とフォー
カス機構(図示せず)を備え、底面部に突起135を備
えた弾力性のある2本のリブ36を設け、このリブ36
と突起135とで2本の取付管22を挟んでディスプレ
イアーム8に着脱自在に取り付けられる。この構造によ
り、図3および図8に示すように、カメラ光軸Z1とデ
ィスプレイ光軸Z2とを並行にすることができる。
【0032】次に、図8において、ヘッドセット5の機
構を説明する。この図において、ヘッドセット5は、2
本のバンド37を備えたバンド本体28と、このバンド
本体28の両側に取付パイプ39を介して取り付けられ
るスピーカー取付け部40と、ヘッドパット取付け部4
1とで構成される。スピーカー取付け部40とヘッドパ
ット取付け部41とは、取付パイプ39を摺動させるこ
とにより、ヘッドセット5の横幅L1を、取付パイプ3
9の長さL4の最大2倍の長さまで伸ばすことができ
る。取付パイプ39は、ネジ16で締め付けることによ
り任意の位置に固定され、この位置によりヘッドセット
5の横幅L1が決定される。なお、バッテリー部15と
スピーカー部7との接続は、ヘッドセット5の内部に配
線される接続コード42で行う。
【0033】次に、図3および図8〜図12に示され
た、上記以外の外観構造について説明する。図3は右側
面図、図8は平面図、図9は正面図、図10は背面図、
図11は底面図、図12は左側面図を示している。
【0034】図3に示すように、スピーカー部7を上部
後方(約45度の方向)に筐体を張り出して形成するこ
とで、スピーカー部7とスピーカー部7の前方に位置す
るデスプレイ部10およびマイク部との重量のバランス
をとるようにしている。また、アンテナ14は、マイク
12からの電波が頭部に影響せず、かつ、周囲の障害物
にぶつからないように、後方45度の方向に取り付けら
れている。43は電源スイッチであり、ON状態で送信
/受信待機状態とし、OFF状態で携帯型テレビ電話機
の全ての回路を停止状態とする。
【0035】図8において、ディスプレイ部10は、液
晶表示パネル44と、外光を遮蔽するフード45とバッ
クカバー46とから構成され、ネジ47によりディスプ
レイアーム8のディスプレイ取付部21(図6参照)
に、矢印X4方向に回転自在に取り付けられている。バ
ックカバー46は、先端部を先つぼみ形状とすること
で、ディスプレイ部10を見ない方の目(片目)の視野
をできるだけ広くしている。
【0036】図9に示す正面図において、ディスプレイ
部10は、スピーカ部7に対してやや下方に傾いて取り
付けられている。これは、本体2を使用者の頭部に装着
した場合、使用者に本体2をフイットさせるためにスピ
ーカ部7が使用者側に傾いた状態となるため、この状態
でディスプレイ部10が正立の状態になるように補正し
ているためである。また、カメラ部11も同様な理由で
内部のカメラ機構を傾けて設けている。
【0037】図10に示すように、バッテリー部15
は、ヘッドパット取付け部41に設けた取付け部48を
介して着脱自在に取り付けられ、前方に摺動させること
により着脱できるようにしている。また、取付け部48
には接点が取り付けられており、バッテリー部15を取
り付けた状態で接続できるようにしている。
【0038】図12に示すように、ヘッドパット114
は使用者の耳に邪魔にならず、しかも、本体2をしっか
り保持できるように半ドーナツ形状としている。
【0039】次に、図13(a),(b)を用いて、操
作部4について説明する。図13(a)は操作部4の正
面図、図13(b)は背面の斜視図である。
【0040】これらの図において、操作部4は外形状を
薄形箱体とし、背面には、胸のポケットやベルトに装着
するためのクリップ49を設けている。正面には、送信
・受信キー50と、終了キー51と、テンキー52と、
カメラ部11の撮影倍率を調整するズームキーであるテ
レ/ワイドキー53と、画面切替キー54とを備えてい
る。画面切替キー54は、ディスプレイの画面を、カメ
ラ部11で撮影した画像と、送信先からの画面とに切り
替えるためのものである。ここで、テンキー52は、通
話状態において、2,4,6,8の数字キーをカーソル
キーとしての機能をはたすようにしている。
【0041】次に、操作方法を説明する。先ず、ヘッド
セット5を調整して本体2を頭部に装着する。操作部4
は、通話しない状態では、ベルトや胸のポケットにクリ
ップ49を介して取り付けておく。送信・受信状態にす
るためには、先ず、スピーカー部7に設けた電源キー4
3(図3参照)を操作してON状態とする。ON状態と
なると、携帯型テレビ電話機1は、送信・受信待機状態
となる。この状態で操作部4を操作して送信および受信
を行なうことができる。
【0042】受信の際は、相手先から電波をアンテナ1
4を介して受信すると、スピーカー28から着信音が発
生する。次に、操作部4の送信・受信キー50を押す操
作で、ディスプレイ部10とマイク部12とカメラ部1
1がON状態となり、ディスプレイ部10の画面に相手
先からの画面が表示され、スピーカー28から相手先か
らの音声が聞こえ、更に、マイク部12とカメラ部11
にて相手先に自分の声と映像を送信することができる。
受信を終了する場合は、終了キー51を押すことで送信
・受信待機状態とすることができる。
【0043】また、送信する場合は、先ず、操作部4の
送信・受信キー50を押す操作で、ディスプレイ部10
とマイク部12とカメラ部11がON状態とする。この
状態で、テンキー52にて相手先電話番号を入力する
と、ディスプレイ部10の画面に表示されるので確認す
ることができる。次に、再度送信・受信キー50を押す
ことで、相手先に送信することができる。送信を終了す
る場合は、終了キー51を押すことで送信・受信待機状
態とすることができる。
【0044】さて、本実施例においては、通話状態にお
いて、ディスプレイ部10の画面の任意の位置にカーソ
ルを表示させるにことができる。カーソルの移動は、テ
ンキー52にて行うことができる。また、テレ/ワイド
キー53を介して、カメラ部11のテレ/ワイドを遠隔
操作することもできる。さらに、カメラ部11を着脱自
在としているので、本体2から取り外して狭い個所(間
口が狭い場所の奥の部分)をも撮影することができる。
さらに、画面切替キー54を操作して、カメラ部11で
撮影した画像と送信先からの画像とを切り替えて、ディ
スプレイ部10に表示することができる。さらに、ディ
スプレイアーム8とマイクアーム9とを回転させて、デ
ィスプレイ部10とマイク部12とを使用者の頭部上方
に収納することができる。したがって、使用時にのみ、
ディスプレイ部10とマイク部12とを、使用者の顔の
前方に位置させることができる。なお、ディスプレイア
ーム8の回動部にスイッチを設け、このスイッチをON
状態とすると、アーム8が頭部上方に収納された状態か
ら使用者の顔の前方へと移動され、再度送信・受信キー
50を押した状態と同様な状態となるようにしてもよ
い。
【0045】図14は、本発明に係る携帯型テレビ電話
機の他の実施例を示した斜視図である。なお、図1〜図
13で示した部位、矢印と同一のものについては同一符
号をもって示し、説明を省略する。
【0046】図14において、携帯型テレビ電話機(符
号55で総括的に示す)は、使用者の頭部に取り付けら
れる頭部本体56と、前記頭部本体56とコード57を
介して接続される通信機本体58と、前記頭部本体56
とコード59を介して接続される操作部60とから構成
される。
【0047】頭部本体56は、ヘッドセット61にて使
用者の頭部に保持され、その両側に、スピーカー部62
とヘッドパッド14が取付けられている。ヘッドセット
61は、2本のバンド37を備えたバンド本体28と、
このバンド本体28の両側に、取付パイプ39を介して
取付けられるスピーカー取付け部63と、パッド取付け
部64とを備えて構成される。
【0048】ヘッドセット61の各部の構造は、図8と
同様な構造としており、ネジ16を調整することでヘッ
ドセット61の横幅を調整することができる。スピーカ
ー部62は、スピーカー取付け部63の下端部に設けた
ヒンジ部(図示しないが図10に示したヒンジ部40a
と同様な構造とする)を介して回転自在に取付けられて
いる。スピーカー部62は、薄形の円板形状をしてお
り、内側に耳パッド13が取付けられ、内部にスピーカ
ー28が設けられている。また、スピーカー部62に
は、ディスプレイアーム8とマイクアーム9が回転自在
に取り付けられ、ディスプレイアーム8にディスプレイ
10とカメラ部11が取り付けられ、マイクアーム9の
先端にマイク部12が取り付けられている。
【0049】通信機本体58は、身体に装着するための
ベルト65と、このベルト65に取付けられる通信部6
6と、この通信部66に着脱自在に取付けられるバッテ
リー部67とから構成される。通信部66には、アンテ
ナ14と電源キー43とが設けられている。なお、ベル
ト65をショルダーベルトとしてもよい。
【0050】操作部60は、薄形の円板形状としてお
り、中央に送信・受信キー50と終了キー51とを設
け、その周囲にテンキー52と、テレ/ワイドキー53
と、画面切替キー54とを設けている。また、背面には
クリップ49が設けられている。
【0051】ここで、コード57,59は、スピーカー
部62と通信部66と操作部60とを接続している。な
お、操作部60は、通信部66と接続してもよく、更
に、赤外線を介してのコードレス接続でもよい。
【0052】この実施例では、頭部本体56を使用者の
頭部に装着し、通信機本体58を使用者の他の身体、例
えば、腰部にベルト65を介して装着することができ
る。また、操作部60はクリップを介してベルト65や
胸ポケット等に取付けることができる。また、この実施
例では、通信部66とバッテリー部67とを頭部本体5
6から分離して設けているために、頭部にかかる重量を
軽減できるとともに、通信部66とバッテー部67が大
形化しても使用に際して支障を来すことがない。更に、
アンテナ14が頭部から離れた位置に設けられるから、
頭部への電波障害を防ぐことができる。
【0053】以上述べた実施例によれば、ヘッドセット
5(第1実施例),61(第2実施例)やベルト65等
の身体取付け手段を備えることにより、携帯型テレビ電
話機を手に持つ必要がないから使用者の行動に支障を来
すことがない。ここで、身体取付け手段は、ヘルメット
あるいはショルダーベルトでもよい。特に、身体取付け
手段をヘッドセットやヘルメット等の頭部保持手段と
し、この頭部保持手段にスピーカ部7(第1実施例),
62(第2実施例)とディスプレイ部10とカメラ部1
1とマイク部12を取り付けることで、両手を自由に使
用することができる。この場合、通信装置6やバッテリ
ー部67をベルト65やショルダーベルトで身体に取り
付けることにより、頭部の重量負担を軽減することがで
きる。
【0054】更に、コード3や赤外線等の接続手段を介
して接続される操作部4,60を別体に設けることによ
り、頭部に装着したまま操作することができる。更に、
ディスプレイ部10とスピーカ部7,62を片側対応と
することにより、もう片側の耳と目とを開放することが
できるので、使用者は身の回りの情報を知ることがで
き、危険を迅速に察知できるため、使用時の安全性を向
上させることができる。更に、カメラ部11とマイク部
12とをアーム8,9を介してスピーカ部7,62に回
転自在に取り付けることにより、使用者により各部の位
置を最適な状態(使い勝手のよい状態)に調整できると
ともに、不必要な時(使用しない場合)に上方に収納す
ることができる。
【0055】また、カメラ部11は、その光軸Z1がデ
ィスプレイ部10の光軸Z2と並行する位置に設けられ
るから、使用者の目線とカメラ部11の光軸Z1を一致
させることができるので、使用者の目線に合った画像を
送信することができる。この際、カメラ部11を着脱自
在にすれば、使用者に不自然な姿勢を取らせることな
く、撮影することができる。また、通信装置6をスピー
カ部7の後方に設け、バッテリー部15をスピーカ部7
と対向する他方の耳側のヘッドセット5に設けることに
より、携帯型テレビ電話機1の装着時の重量バランスを
良好にすることができる。
【0056】このように、本発明に係る携帯型テレビ電
話機においては、遠隔のステーション等からの指示等の
情報(音声と映像)を作業をしながら入手し、かつ、こ
ちらの状況を映像および音声によりリアルタイムで通信
することができる。特に、両手を使用しなければならな
い野外や極所での作業、大量の情報を持ち運べない場所
で情報を検索したい場合等に有効である。
【0057】例えば、下記の状況において、本発明に係
る携帯型テレビ電話機を効果的に使用することができ
る。
【0058】(1)消防士用 図15において、消防士Aが消火活動や救援活動を行な
う場合には、これらの作業活動を行なう場所から遠隔地
にある本部Bとの情報交換が、スムーズに行なわれるこ
とが重要である。特に、高層ビルや複雑な構造を持つ建
物に侵入しての活動においては、消防士Aは建物の内部
構造に関する情報を提供されることを必要とし、本部B
は消防士Aがおかれている状況を把握する必要がある。
加えて、消防士Aは、両手に消火ホースや救援装備を持
って活動しなければならない。
【0059】この消防士Aに、本発明に係る携帯型テレ
ビ電話機1を装備させることにより、消防士Aがいる周
囲の状況を映像および音声によって本部Bに伝達するこ
とができる。しかも、携帯型テレビ電話機1は、頭部に
取付けられているので、両手での作業に支障がない。更
に、カメラ部11は、消防士Aの顔の方向と一致してい
るので、首を動かすだけでアングルを変更することがで
きる。更に、消防士Aは、片側の目と耳が携帯型テレビ
電話機1から開放されているので、自分自身でも周囲の
状況を知ることができる。また、消防士Aは、音声と映
像を通じて本部Bから指示を受けることができる。特
に、消防士Aは、デイスプレイ部10の表示画面44に
より、本部Bで検索した情報C(建物の設計図や、消火
栓の位置等)を映像で入手することができる。図15
は、消防士Aの活動状況の一例を示したものであり、建
物内に侵入した消防士Aが、行手を煙でふさがれている
ため、本部Bから情報Cを入手しているところである。
【0060】(2)整備、事故処理用 航空機、高層ビルの建物、または水道・電気の配線や配
管における修理または事故対策を行なう場合には、大量
のマニュアルや設計図を必要とする。このような大量の
マニュアルや設計図の中から必要な部分を検索して修理
作業を現場で行なうことは困難である。
【0061】このような状況において、修理作業者に本
発明に係る携帯型テレビ電話機を装備させることによ
り、通話相手が情報を検索し、必要な情報のみを作業者
に映像と音声で伝達することができる。一方、修理作業
者は、作業を行ないながら故障個所をカメラ部で撮影
し、その状況を映像と音声により通話相手に伝達するこ
とができる。この際、必要によっては、操作部を利用し
て、デイスプレイ部にカメラ部での映像を表示させ、カ
ーソルで故障個所を指示して、通話相手と相談すること
もできる。更に、故障個所が狭いところの奥にある場合
は、カメラ部を取り外してこの故障個所を撮影すること
もできる。
【0062】(3)リアルタイムでの連携プレーを要す
るテレビ中継用 本発明に係る携帯型テレビ電話機複数台と、これに指示
を与える中継車とで、リアルタイムでの連携プレーを要
するテレビ中継、例えば、マラソン中継に使用すること
ができる。この場合、先ず、携帯型テレビ電話機を装着
した操作者をコースの適所に配置する。各操作者は、カ
メラ部で撮影した映像をデイスプレイ部に表示させなが
ら撮影し、情報(映像と音声)を中継車に送信する。中
継車は、各操作者に撮影カットやズームアップ等のタイ
ミングを指示し、各操作者の映像を切替え、実況放送の
音声と合体させてテレビ放送用に編集して放送局に送信
するようにする。必要により、各操作者の音声を取り込
んでもよい。また、中継車は、現在放送していない操作
者に、放送中の情報(映像と音声)を送信するようにす
る。このことにより、各操作者は現在の放送状況を知る
ことができ、中継車からの指示がなくとも事前準備がで
きるので、連携プレーをスムーズに行なうことができ
る。また、必要によっては、使用者同士がお互いの情報
(映像と音声)交換を行なえるようにする。
【0063】(4)新聞記者 記者会見やスクープ等の取材現場において、カメラ部で
現場を撮影した映像に加えて、マイク部で直接原稿を音
読した音声を新聞社に伝達するようにする。この場合、
携帯型テレビ電話機にメモリー部を設けるとともに、カ
メラ部として高精度のカメラを使用することにより、高
精度なカメラ部で撮影したスチール画像を一旦メモリー
に記憶し、その後新聞社に電送するようにしてもよい。
【0064】
【発明の効果】本発明によれば、携帯型テレビ電話機を
手に持つ必要がないので、使用者の行動に支障を来すこ
となく作業をしながら必要な情報(音声と映像)を入手
し、かつ、こちらの状況を映像と音声でリアルタイムで
通信することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る携帯型テレビ電話機の一実施例を
示す斜視図。
【図2】本発明に係る携帯型テレビ電話機の一実施例を
示す使用状態図。
【図3】本発明に係る携帯型テレビ電話機の一実施例を
示す右側面図。
【図4】図3のA−A’断面図。
【図5】マイクアームの部品図。
【図6】デイスプレイアームの部品図。
【図7】カメラ部の外観図。
【図8】本発明に係る携帯型テレビ電話機の一実施例を
示す平面図。
【図9】本発明に係る携帯型テレビ電話機の一実施例を
示す正面図。
【図10】本発明に係る携帯型テレビ電話機の一実施例
を示す背面図。
【図11】本発明に係る携帯型テレビ電話機の一実施例
を示す底面図。
【図12】本発明に係る携帯型テレビ電話機の一実施例
を示す左側面図。
【図13】操作部の外観図。
【図14】本発明に係る携帯型テレビ電話機の他の実施
例を示す斜視図。
【図15】本発明に係る携帯型テレビ電話機の使用状態
図。
【符号の説明】
1…携帯型テレビ電話機、2…本体、3…コード、4…
操作部、5…ヘッドセット、6…通信装置、7…スピー
カ部、8…デイスプレイアーム、9…マイクアーム、1
0…デイスプレイ部、11…カメラ部、12…マイク
部、13…耳パット、14…アンテナ、15…バッテリ
ー部、114…ヘッドパット。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 星野 剛史 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所デザイン研究所内 (72)発明者 栗山 裕之 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所デザイン研究所内 (72)発明者 石田 清 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所情報通信事業部内 (72)発明者 石鍋 巌 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所情報通信事業部内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】音声および映像の送受信を行なう携帯形テ
    レビ電話機において、 使用者の音声を入力するための音声入力手段と、 使用者または前記使用者の周囲の映像を撮像するための
    撮像手段と、 前記音声入力手段により入力された音声、または、前記
    撮像手段により撮像された映像を送信するための送信手
    段と、 音声および映像を受信するための受信手段と、 前記受信手段により受信された音声を出力するための音
    声出力手段と、 前記受信手段により受信された映像を出力するための映
    像出力手段と、 少なくとも送受信の指示を与えるための操作手段と、 を備え、さらに、 前記音声入力手段、撮像手段、送信手段、受信手段、音
    声出力手段、映像出力手段および操作手段の少なくとも
    一部を連結および支持すると共に、使用者の身体に装着
    させるための装着手段を備えることを特徴とする携帯形
    テレビ電話機。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記装着手段は、少なくとも、使用者の頭部に装着され
    る形態を有する頭部装着部を備えることを特徴とする携
    帯形テレビ電話機。
  3. 【請求項3】請求項2において、さらに、 前記装着手段は、使用者の腰部に装着される形態を有す
    る腰部装着部を備えることを特徴とする携帯形テレビ電
    話機。
  4. 【請求項4】請求項3において、 前記頭部装着部には、少なくとも、 前記音声入力手段と、前記撮像手段と、前記音声出力手
    段と、前記映像出力手段と、 を備え、 前記腰部装着部には、少なくとも、 前記送信手段と、前記受信手段と、 を備えることを特徴とする携帯形テレビ電話機。
  5. 【請求項5】請求項2,3または4において、さらに、 前記操作手段と前記装着手段とを接続するための接続手
    段を備え、 前記操作手段は、 送信または受信を指示するための送受信キーと、送信ま
    たは受信の終了を指示するための終了キーと、テンキー
    とを備えることを特徴とする携帯形テレビ電話機。
  6. 【請求項6】請求項4において、 前記音声出力手段は、前記頭部装着部により、使用者の
    一方の耳に取り付けられ、 前記映像出力手段は、前記使用者の一方の目に対応して
    おり、 前記映像出力手段、前記音声入力手段および前記撮像手
    段は、前記音声出力手段に取り付けられている回転自在
    なアームを介して取り付けられていることを特徴とする
    携帯形テレビ電話機。
  7. 【請求項7】請求項4において、 前記撮像手段は、その光軸が前記映像出力手段の光軸と
    並行する位置に、前記頭部装着部に着脱自在に取り付け
    られていることを特徴とする携帯形テレビ電話機。
  8. 【請求項8】請求項4において、前記送信手段および受
    信手段を、前記音声出力手段の後方に備えることを特徴
    とする携帯形テレビ電話機。
  9. 【請求項9】請求項4において、さらに、前記携帯形テ
    レビ電話機を使用可能状態にするためのバッテリー部を
    備え、 前記音声出力手段は、使用者の片方の耳を覆うヘッドフ
    ォンであり、 前記バッテリー部は、前記ヘッドフォンにより覆われて
    いない耳側の前記頭部取付け手段に備えられることを特
    徴とする携帯形テレビ電話機。
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