JPH06141235A - 映像信号処理装置 - Google Patents

映像信号処理装置

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JPH06141235A
JPH06141235A JP4284555A JP28455592A JPH06141235A JP H06141235 A JPH06141235 A JP H06141235A JP 4284555 A JP4284555 A JP 4284555A JP 28455592 A JP28455592 A JP 28455592A JP H06141235 A JPH06141235 A JP H06141235A
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JP
Japan
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signal
video signal
signals
output
supplied
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JP4284555A
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English (en)
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Masahiko Oka
昌彦 岡
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Priority to US08/139,890 priority patent/US5400080A/en
Priority to EP93308440A priority patent/EP0594456A1/en
Publication of JPH06141235A publication Critical patent/JPH06141235A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/222Studio circuitry; Studio devices; Studio equipment
    • H04N5/262Studio circuits, e.g. for mixing, switching-over, change of character of image, other special effects ; Cameras specially adapted for the electronic generation of special effects
    • H04N5/272Means for inserting a foreground image in a background image, i.e. inlay, outlay

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Studio Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 バックエンドミクサの前にチャンネルセレク
タを配するようにし、しかも、各チャンネルセレクタに
おいて、必ず最も視点に近い奥行き信号に対応した映像
信号を選択、保持し、この選択、保持した映像信号をバ
ックエンドミクサにおいて、キー信号及び奥行き信号に
基いて混合することで、混合の順序及び奥行き等の情報
とのマッチングにかかわらず、コンバイナ出力の画質を
良好にすることができるようにする。 【構成】 複数の映像信号の中から奥行き信号の値の小
さい、即ち、最も視点に近い映像信号を選択、保持する
チャンネルセレクタ18と、これからの出力を荷重混合
するバックエンドミクサ19とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばコンバイナを用
いた映像信号処理装置に適用して好適な映像信号処理装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、放送局等においては、例えば映像
特殊効果装置(DME)により特殊効果処理された複数
の映像信号を混合(結合)させるコンバイナを用いた映
像信号処理装置が用いられている。
【0003】以下、図5〜図9を参照してコンバイナを
用いた映像信号処理装置について説明する。
【0004】図5において、1、2及び3は夫々映像特
殊効果装置(DME)で、DME1及び2において処理
された信号(映像信号、キー信号及び奥行き信号)は2
chコンバイナ4に夫々供給され、DME3において処
理された信号(映像信号、キー信号及び奥行き信号)は
2chコンバイナ5に供給される。
【0005】2chコンバイナ4はDME1及び2から
夫々供給される映像信号を例えば奥行き情報及びキー信
号に基いて結合して1つの映像信号とし、この1つの映
像信号を結合して得たキー信号及び奥行き信号と共に、
2chコンバイナ5に供給する。
【0006】2chコンバイナ5は2chコンバイナ4
からの結合された映像信号及びDME3からの映像信号
を奥行き情報及びキー信号に基いて結合して1つの映像
信号とし、出力端子6を介して例えば図示しないテレビ
ジョンモニタに供給し、その管面に画像として映出させ
る。
【0007】即ち、このシステムは、奥行き信号及びキ
ー信号を用いて複数の映像信号を結合することにより、
エッジや交差点を滑らかにすることができる。
【0008】次に図6を参照して2chコンバイナによ
る結合処理について説明すると、例えばこの図6に示す
ように画像A及びBが交差するような場合には、エッジ
aについては、画像Aのキー信号Kaが用いられて画像
A及びBが混合されている。これを数1に式で表す。
【0009】
【数1】Ka・A+(1−Ka)・B (但し、0≦
Ka≦1)
【0010】また、エッジbについては、画像Bのキー
信号Kbが用いられて画像A及びBが混合されている。
これを数2に式で表す。
【0011】
【数2】Kb・B+(1−Kb)・A (但し、0≦
Kb≦1)
【0012】そしてエッジcについては、キー信号Ka
及びKbの合成キーKgbを用いて画像(これをFとす
る)とバックグラウンドBGが混合される。これを数3
に式で示す。
【0013】
【数3】Kbg・F+(1−Kbg)・BG{但し、K
bg=1−(1−Ka)(1−Kb)}
【0014】そしてエッジdについては、画像Aの奥行
き信号Za及び画像Bの奥行き信号Zbを用いて、プラ
イオリティ信号(一種のキー信号)Zabを生成し、こ
のプライオリティ信号Zabで画像A及びBを混合す
る。これを数4に式で示す。
【0015】
【数4】Zab・A+(1−Zab)・B
【0016】このように、キー信号及び奥行き信号を用
いて映像信号を混合すれば、全てのエッジを滑らかにす
ることができる。
【0017】さて、次に図5で示すように、2チャンネ
ルコンバイナを2台以上カスケード接続して3チャンネ
ル以上の混合を行った場合について図5及び図7を参照
して説明する。
【0018】図7において、A、B及びCは夫々画像を
示している。図5に示したような3チャンネル以上の混
合を行うシステムにおいて、例えばDME1の出力を画
像A、DME2の出力を画像B、DME3の出力を画像
Cとした場合は、画像A及びBが2chコンバイナ4で
混合され、更にこの2chコンバイナ4の出力と画像C
が2chコンバイナ5で混合される。尚、キー信号及び
奥行き信号も同様に結合され、最終的に夫々1つのキー
信号及び奥行き信号とされる。
【0019】この場合、図7Bに示すように、視点pに
近い画像A及びBを混合し、この後視点pに最も遠い画
像Cを混合するようにしているので、出力画像に問題は
起こらない。
【0020】一方、図5に示したような3チャンネル以
上の混合を行うシステムにおいて、例えばDME1の出
力を画像A、DME2の出力を画像C、DME3の出力
を画像Bとした場合は、画像A及びCが2chコンバイ
ナ4で混合され、更にこの2chコンバイナ4の出力と
画像Bが2chコンバイナ5で混合される。
【0021】この場合、図7Bに示すように、視点pに
最も近い画像A及び視点pに最も遠い画像Cを混合し、
この後、視点pに2番目に近い画像Bを混合するように
しているので、出力画像のエッジに問題が発生する。こ
れは、混合の順序と画像のプライオリティ(視点に対す
る遠近または画像の上下関係)がマッチングしていない
ことが原因である。
【0022】この混合の順序と画像のプライオリティの
ミスマッチングによる画質劣化について図8を参照して
更に詳しく説明する。
【0023】図8Aは図7に示した画像Aと画像Cを混
合し、この後混合した画像と画像Bを混合して出力画像
を得た場合について示している。この図8Aに示すよう
に、画像Aと画像Bの間に見えてはいけない画像C(図
中A及びB間のディザの部分)が出てしまう。
【0024】この図8Aに示すような画質劣化が生じな
いようにするためには、画像A及びCの混合を行わなけ
れば良いが、この場合、図8Bに示すように、画像A及
びB間のエッジ部分がディザとなる。
【0025】図8に示すような画質の劣化を生じないよ
うにするには、混合の順序をプライオリティの高い(ま
たは低い)順序で行えば良いが、スイッチャの場合とは
異なり、DME及びコンバイナのシステムの場合におい
ては、一般的に画像のプライオリティは画素毎に変わっ
ており、画面内全ての位置において良好な画質を得るこ
とはできない。
【0026】例えば画像Aが半透明で、画像Bが不透明
の場合においても問題が起こる。即ち、画像A及びCを
先に混合すると、画像Bが不透明なので、見えるはずの
ない画像Cが見えてしまうことになる。この問題はエッ
ジの問題と同様である。
【0027】そこで、従来では、図9に示すようなプラ
イオリティを考慮したカスケード方式を採用している。
【0028】この図9において、7、8及び9は映像信
号、キー信号及び奥行き信号が夫々供給される入力端子
である。これら各入力端子7、8及び9を介して供給さ
れるこれらの信号はマトリクススイッチャ10に供給さ
れると共に、これらの信号の内、奥行き信号はプライオ
リティ判定回路11に供給される。
【0029】プライオリティ判定回路11は入力端子
7、8及び9から夫々供給される奥行き信号の値に基い
てマトリクススイッチャ10に制御信号を供給する。
【0030】マトリクススイッチャ10は入力端子7、
8及び9を介して供給される映像信号をプライオリティ
判定回路11からの制御信号に基いて3つの映像信号の
内プライオリティの高い(低い)映像信号をコンバイナ
12に供給すると共に、一番プライオリティの低い(高
い)映像信号をコンバイナ13に供給する。
【0031】従って、コンバイナ12においては、プラ
イオリティの高い(低い)2つの映像信号が混合され、
この混合出力がコンバイナ13において一番プライオリ
ティの低い(高い)映像信号と混合されることになるの
で、画質を劣化させることはない。
【0032】ここで、入力端子7に供給される映像信号
をVa、キー信号をKa、奥行き信号をZaとし、入力
端子8に供給される映像信号をVb、キー信号をKb、
奥行き信号をZbとし、入力端子9に供給される映像信
号をVc、キー信号をKc、奥行き信号をZcとし、こ
のときのプライオリティをZa>Zb>Zcし、マトリ
クススイッチャ10の入力端を上から順にI1、I2、
I3とし、マトリクススイッチャ10の出力端を上から
順にO1、O2、O3とすると、マトリクススイッチャ
10の切り換えは次の数5に示すようになる。
【0033】
【数5】 Za≦Zb≦ZcのときI1=O1、I2=O2、I3
=O3 Za≦Zc≦ZbのときI1=O1、I3=O2、I2
=O3 Zb≦Za≦ZcのときI2=O1、I1=O2、I3
=O3 Zb≦Zc≦ZaのときI1=O1、I3=O2、I2
=O3 Zc≦Za≦ZbのときI2=O1、I1=O2、I3
=O3 Zc≦Zb≦ZaのときI1=O1、I2=O2、I3
=O3
【0034】この方法は、カスケード方式のコンバイナ
の前段にマトリクススイッチャ10を配置することで実
現でき、しかも、上述したような画質劣化を防止するこ
とができる。
【0035】しかしながら、チャンネル数が増加する
と、マトリクススイッチャ10の回路規模が大となる。
【0036】そこで、従来では、2チャンネル混合をカ
スケード接続して行わずに、同時に行うようにした方法
も採用されている。
【0037】この混合処理を数6に式で示す。
【0038】
【数6】 Vobg={ZabKa+(1−Zab)・Ka(1−Kb)}×Va +{(1−Zab)Kb+ZabKb(1−Ka)}×Vb +(1−Ka)(1−Kb)×Vbg
【0039】但し、0≦Zab≦1でZabはA、Bの
プライオリティを示し、Zab=1のときBが上、Za
b=1のときAが上であることを示し、また、画像Aの
キー信号Kaは0以上、画像Bのキー信号Kbは1以下
となる。
【0040】また、混合されて出力されない場合の出力
をV0とした場合、このV0は次の数7に示す式で表す
ことができる。
【0041】
【数7】 V0={ZabKa+(1−Zab)Ka(1−Kb)} ×Va+{(1−Zab)Kb+ZabKb(1−Ka)}×Vb ×1/1−(1−Ka)(1−Kb)
【0042】尚、合成キー信号KbgはKbg=1−
(1−Ka)(1−Kb)となる。このように2チャン
ネル混合を同時に行った場合には、出力画像の画質が劣
化することはない。
【0043】さて、この場合と同様に3チャンネル混合
処理では、出力をVobgとした場合、次に示す数8の
式により、混合が行われる。
【0044】
【数8】 Vobg=[{Zab+(1−Zab)(1−Kb)} ×{Zac+(1−Zac)(1−Kc)}×Ka×Va +{(1−Zab)+Zab(1−Ka)} ×{Zbc+(1−Zbc)(1−Kc)}×Kb×Vb +{(1−Zac)+Zac(1−Ka)} ×{(1−Zbc)+(1−Kb)}×Kc×Vc] ×1/1−(1−Ka)(1−Kb)(1−Kc)
【0045】ここで、合成キー信号KbgはKbg=1
−(1−Ka)(1−Kb)(1−Kc)である。
【0046】同様にして、4チャンネル混合も行うこと
ができ、その場合に画質の劣化を発生させることはな
い。
【0047】尚、本出願人は先にディジタル信号が伝送
されるシリアル伝送線路と同じ規格のシリアル伝送路を
用いて奥行き情報を伝送するようにした特殊効果装置を
提案している(特願平2−329623号)。
【0048】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した方
法で混合する場合、4チャンネル以降からは、計算量が
n/2に比例して増大する。例えば3チャンネルは2チ
ャンネルの3倍、4チャンネルは2チャンネルの6倍の
計算量となり、チャンネル数の増加と共に、計算量が膨
大となり、これによって回路構成が複雑になると共に、
回路規模が大となってしまう不都合があった。
【0049】本発明はかかる点に鑑みてなされたもの
で、回路規模が小さく、且つ、構成が簡単なシステムに
おいても、複数チャンネルの映像の混合を良好に行い質
の高い出力を得ることのできる映像信号処理装置を提案
しようとするものである。
【0050】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の映像信
号の中から優先度の高い映像信号を選択、保持する選択
・保持手段18と、この選択・保持手段18からの出力
を荷重混合する混合手段19とを有するものである。
【0051】更に本発明は上述において、選択・保持手
段18において選択、保持を行うための優先度をより視
点に近いこととしたものである。
【0052】更に本発明は上述において、選択・保持手
段18を、複数の映像信号の各奥行き情報を検出する検
出手段34と、この検出手段34からの制御信号に基い
て複数の映像信号の選択・保持を行う選択・保持回路3
3で構成したものである。
【0053】更に本発明は上述において、選択・保持回
路33が、検出手段34からの制御信号に基いて、最も
視点に近い映像信号を選択・保持するようにしたもので
ある。
【0054】
【作用】上述せる本発明の構成によれば、複数の映像信
号の中から優先度の高い映像信号を選択・保持手段18
で選択、保持し、この選択・保持手段18からの出力を
荷重混合手段19で荷重混合する。
【0055】更に上述において本発明の構成によれば、
優先度としてより視点に近いこととし、この優先度に応
じて選択・保持手段18において選択、保持を行う。
【0056】更に上述において本発明の構成によれば、
複数の映像信号の各奥行き情報を検出手段34で検出
し、この検出手段34からの制御信号に基いて複数の映
像信号の選択・保持を選択・保持回路33で行う。
【0057】更に上述において本発明の構成によれば、
選択・保持回路33が、検出手段34からの制御信号に
基いて、最も視点に近い映像信号を選択・保持する。
【0058】
【実施例】以下に、図1を参照して本発明映像信号処理
装置の一実施例について詳細に説明する。
【0059】この図1において、15は例えば図示しな
い映像特殊効果装置(DME)からの出力信号(映像信
号、キー信号及び奥行き信号)が供給される入力端子、
16及び17は例えば図示しないDMEからのバックグ
ラウンド信号(映像信号、キー信号及び奥行き信号)が
供給される入力端子で、これらの入力端子15、16及
び17からの出力信号がチャンネルセレクタ18に夫々
供給される。
【0060】このチャンネルセレクタ18は入力端子1
5、16及び17を介して供給されるDMEよりの出力
信号の内奥行き信号を画素毎に比較し、その結果に応じ
て3つの映像信号の内2つの映像信号及びこれらに対応
したキー信号並びに奥行き信号を選択して夫々保持し、
バックエンドミクサ19に供給する。
【0061】このバックエンドミクサ19はチャンネル
セレクタ18からの2つの映像信号を各奥行き信号及び
キー信号に基いて、画素単位で荷重混合し、スムーズな
エッジを有する高品質な混合出力信号を得、この信号を
出力端子20を介して例えば図示しないテレビジョンモ
ニタ等に供給し、その管面に画像として映出させる。
【0062】即ち、本例においては、チャンネルセレク
タ18とバックエンドミクサ19でコンバイナを構成す
るようにしている。
【0063】次に、図2を参照して複数チャンネルの混
合処理について説明する。
【0064】図2において、21はDMEで、このDM
E21からの2つバックグラウンド信号はチャンネルセ
レクタ18aに供給される。このチャンネルセレクタ1
8aはDME21からの2つのバックグラウンド信号及
び入力端子22aを介して例えば図示しないVTR等か
ら供給されるディジタル映像信号の各奥行き信号を画素
毎に比較し、視点に最も近い2つの映像信号を選択、保
持し、これらをチャンネルセレクタ18bに供給し、チ
ャンネルセレクタ18bはチャンネルセレクタ18aか
らの2つの映像信号及び入力端子22bを介して図示し
ない例えばVTR等から供給されるディジタル映像信号
の各奥行き信号を画素毎に比較し、視点に最も近い2つ
の映像信号を選択、保持し、・・・・、チャンネルセレ
クタ18nはチャンネルセレクタ18(n−1)(図示
せず)からの2つの映像信号及び入力端子22nを介し
て図示しない例えばVTR等から供給されるディジタル
映像信号の各奥行き信号を画素毎に比較し、視点に最も
近い2つの映像信号を選択、保持し、これらをバックエ
ンドミクサ19に供給する。
【0065】バックエンドミクサ19はチャンネルセレ
クタ18nからの出力を、奥行き信号及びキー信号に基
いて荷重混合し、これを出力端子23を介してコンバイ
ナ出力として、図示しないテレビジョンモニタに供給
し、その管面に映像として映出させる。
【0066】ここで、図1及び図2に示したチャンネル
セレクタ18、18a、18b、・・・・18nの内部
構成例について説明する。
【0067】図3に示すように、図1及び図2に示した
チャンネルセレクタ18、18a、18b、・・・・1
8nは、入力信号の内の奥行き信号に基いて制御信号を
出力する最大値検出回路34と、この最大値検出回路3
4からの制御信号により、入力信号を保持する保持回路
33とを有する。
【0068】入力端子24を介して供給される映像信号
vi0はチャンネルセレクタ18の保持回路33に供給
され、入力端子25を介して供給されるキー信号ki0
はチャンネルセレクタ18の保持回路33に供給され、
入力端子26を介して供給される奥行き信号zi0はチ
ャンネルセレクタ18の保持回路33に供給され、入力
端子27を介して供給される映像信号vi1はチャンネ
ルセレクタ18の保持回路33に供給され、入力端子2
8を介して供給されるキー信号ki1はチャンネルセレ
クタ18の保持回路33に供給され、入力端子29を介
して供給される奥行き信号zi1はチャンネルセレクタ
18の保持回路33に供給され、入力端子30を介して
供給される映像信号vi2はチャンネルセレクタ18の
保持回路33に供給され、入力端子31を介して供給さ
れるキー信号ki2はチャンネルセレクタ18の保持回
路33に供給され、入力端子32を介して供給される奥
行き信号zi2はチャンネルセレクタ18の保持回路3
3に供給される。
【0069】ここで、入力端子24、25及び26は図
1においては入力端子15に対応し、入力端子27、2
8及び29は図1においては入力端子16に対応し、入
力端子30、31及び32は図1においては入力端子1
7に対応する。また、奥行き信号が示す値が小さいほど
視点に近いものとされる。
【0070】このシステムの動作を説明すると、チャン
ネルセレクタ18に入力される3組の入力の各々の奥行
き信号zi0、zi1及びzi2は最大値検出回路34
において比較され、値が最も大きい奥行き信号zi0、
zi1またはzi2がチェックされ、その結果は例えば
廃棄入力を指定する制御信号として保持回路33に供給
される。
【0071】保持回路33には上述の3組の信号が全て
入力されており、最大値検出回路34からの制御信号で
指定された入力以外の2つの入力(より視点に近い2つ
の入力)を選択し、保持する。
【0072】保持された2組の信号(映像、キー及び奥
行き信号)は、バックエンドミクサ19に選択出力vo
1(映像信号)、ko1(キー信号)、zo1(奥行き
信号)、vo2(映像信号)、ko2(キー信号)、z
o2(奥行き信号)として供給される。そして、これら
の出力は、バックエンドミクサ19において上述したよ
うに混合されて出力端子35を介して図示しないテレビ
ジョンモニタ等に供給され、その管面上に極めて質の良
い画像として映出される。
【0073】さて、図2に示したような多チャンネルの
コンバイナの場合は、チャンネルセレクタ18a〜18
nが順次、上述の動作を繰り返す。また、図2から明か
なように、1チャンネルの増設を行うのに必要なチャン
ネルセレクタは1台である。
【0074】図4はバックエンドミクサ19の動作例を
示し、以下この図4を参照しながらバックエンドミクサ
19の動作を説明する。
【0075】この図4に示すように、図3に示したチャ
ンネルミクサ18の選択出力vo1、ko1及びzo1
並びに選択出力vo2、ko2及びzo2は、キー信
号、奥行き信号の値に対応して重み付け(荷重)され混
合され、コンバイナ出力coとして出力される。
【0076】即ち、この図4に示すように、キー信号k
o1、ko2が何れも“0”の場合、コンバイナ出力c
oは“0”となり、キー信号ko1が“0”で、キー信
号ko2が“0”でなかった場合、コンバイナ出力co
は映像信号vo2にキー信号ko2を乗じたものとな
り、キー信号ko1が“0”でなく、キー信号ko2が
“0”の場合、コンバイナ出力coは映像信号vo1に
キー信号ko1を乗じたものとなる。
【0077】一方、キー信号ko1及びko2が何れも
“0”でない場合は、奥行き信号zo1及びzo2の比
較が行われ、奥行き信号zo1が奥行き信号zo2以下
の場合にはコンバイナ出力coは、映像信号vo1にキ
ー信号ko1を乗じたものと、映像信号vo2に1から
キー信号ko1を減算したものを乗じ、更に、この乗算
結果にキー信号ko2を乗じたものを加算したものとな
る。
【0078】また、奥行き信号zo1が奥行き信号zo
2より大きい場合には、映像信号vo1に1からキー信
号ko2を減じたものを乗じ、この結果にキー信号ko
1を乗じたものと、映像信号vo2にキー信号ko2を
乗じたものとを加算したものとなる。
【0079】このように、本例においては、バックエン
ドミクサ19の前にチャンネルセレクタ18,18a〜
18nを配するようにし、しかも、各チャンネルセレク
タ18,18a〜18nにおいて、必ず最も視点に近い
奥行き信号に対応した映像信号を選択、保持し、この選
択、保持した映像信号をバックエンドミクサ19におい
て、キー信号及び奥行き信号に基いて混合するようにし
たので、混合の順序及び奥行き等の情報とのマッチング
にかかわらず、コンバイナ出力の画質を良好にすること
ができる。
【0080】また、本例においては、チャンネルセレク
タ18,18a〜18nを1つ増設する毎にチャンネル
を1つ増設できるようにしたので、コンバイナとしての
システムにおいて、回路規模を最小限にでき、しかも、
回路構成を簡単にすることができる。
【0081】尚、上述の実施例は本発明の一例であり、
本発明の要旨を逸脱しない範囲でその他様々な構成が取
り得ることは勿論である。
【0082】
【発明の効果】上述せる本発明によれば、複数の映像信
号の中から優先度の高い映像信号を選択・保持手段で選
択、保持し、この選択・保持手段からの出力を荷重混合
手段で荷重混合するようにしたので、混合の順序及び奥
行き等の情報とのマッチングにかかわらず、良好な出力
画像を得ることができる。
【0083】更に上述において本発明によれば、優先度
としてより視点に近いこととし、この優先度に応じて選
択・保持手段において選択、保持を行うようにしたの
で、上述の効果に加え、より精度の高い画像を得ること
ができる。
【0084】更に上述において本発明によれば、複数の
映像信号の各奥行き情報を検出手段で検出し、この検出
手段からの制御信号に基いて複数の映像信号の選択・保
持を選択・保持回路で行うようにしたので、上述の効果
に加え、品質の良い画像を簡単な回路構成で得ることが
できる。
【0085】更に上述において本発明によれば、選択・
保持回路が、検出手段からの制御信号に基いて、最も視
点に近い映像信号を選択・保持するようにしたので、上
述の効果に加え、より品質の高い画像を出力することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明映像信号処理装置の一実施例を示す構成
図である。
【図2】本発明映像信号処理装置の一実施例の要部を示
す構成図である。
【図3】本発明映像信号処理装置の一実施例の要部を示
す構成図である。
【図4】本発明映像信号処理装置の一実施例の説明に供
する説明図である。
【図5】従来の映像信号処理装置の例を示す構成図であ
る。
【図6】従来の映像信号処理装置の例の説明に供する説
明図である。
【図7】従来の映像信号処理装置の例の説明に供する説
明図である。
【図8】従来の映像信号処理装置の例の説明に供する説
明図である。
【図9】従来の映像信号処理装置の例を示す構成図であ
る。
【符号の説明】
18 チャンネルセレクタ 19 バックエンドミクサ 19a、19b、・・・・19n チャンネルセレクタ 33 保持回路 34 最大値検出回路
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年1月19日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0041
【補正方法】変更
【補正内容】
【0041】
【数7】 V0=〔{ZabKa+(1−Zab)Ka(1−Kb)} ×Va+{(1−Zab)Kb+ZabKb(1−Ka)}×Vb〕 ×1/{1−(1−Ka)(1−Kb)}
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0044
【補正方法】変更
【補正内容】
【0044】
【数8】 Vobg=〔{Zab+(1−Zab)(1−Kb)} ×{Zac+(1−Zac)(1−Kc)}×Ka×Va +{(1−Zab)+Zab(1−Ka)} ×{Zbc+(1−Zbc)(1−Kc)}×Kb×Vb +{(1−Zac)+Zac(1−Ka)} ×{(1−Zbc)+(1−Kb)}×Kc×Vc〕 ×1/{1−(1−Ka)(1−Kb)(1−Kc)}
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0048
【補正方法】変更
【補正内容】
【0048】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した方
法で混合する場合、4チャンネル以降からは、計算量が
{n(n−1)}/2に比較して増大する。例えば3チ
ャンネルは2チャンネルの3倍、4チャンネルは2チャ
ンネルの6倍の計算量となり、チャンネル数の増加と共
に、計算量が膨大となり、これによって回路構成が複雑
になると共に、回路規模が大となってしまう不都合があ
った。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の映像信号の中から優先度の高い映
    像信号を選択、保持する選択・保持手段と、 この選択・保持手段からの出力を荷重混合する混合手段
    とを有することを特徴とする映像信号処理装置。
  2. 【請求項2】 上記選択・保持手段において選択、保持
    を行うための上記優先度をより視点に近いこととしたこ
    とを特徴とする請求項1記載の映像信号処理装置。
  3. 【請求項3】 上記選択・保持手段は、 複数の映像信号の各奥行き情報を検出する検出手段と、 この検出手段からの制御信号に基いて複数の映像信号の
    選択・保持を行う選択・保持回路で構成されることを特
    徴とする請求項1記載の映像信号処理装置。
  4. 【請求項4】 上記選択・保持回路は、上記検出手段か
    らの制御信号に基いて、最も視点に近い映像信号を選択
    ・保持することを特徴とする請求項3記載の映像信号処
    理装置。
JP4284555A 1992-10-22 1992-10-22 映像信号処理装置 Pending JPH06141235A (ja)

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