JPH06141022A - スペクトラム拡散通信用受信装置 - Google Patents

スペクトラム拡散通信用受信装置

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JPH06141022A
JPH06141022A JP4290179A JP29017992A JPH06141022A JP H06141022 A JPH06141022 A JP H06141022A JP 4290179 A JP4290179 A JP 4290179A JP 29017992 A JP29017992 A JP 29017992A JP H06141022 A JPH06141022 A JP H06141022A
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JP
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signal
correlation
spread spectrum
reception
reference level
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JP4290179A
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English (en)
Inventor
Tatsuya Matsushita
竜也 松下
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Nissin Electric Co Ltd
Original Assignee
Nissin Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 スペクトラム拡散信号の受信終了を検出する
信号終了検出回路は、1周期毎に相関値の最大値を検出
するピークホールド回路を有し、1周期毎の信号終了判
定(S4)で相関値が信号終了基準レベル以下になる毎
に、信号終了カウントをダウンすると共に(S6)、ピ
ークホールド回路の検出出力に基づいて、信号終了基準
レベルを変更しながら(S8)、信号終了判定を継続し
て行う。所定回数(例えば5回)連続して相関値が信号
終了基準レベル以下になったとき(S7でYES)、ス
ペクトラム拡散信号の受信終了を検出する。 【効果】 信号終了基準レベルが受信信号レベルの時間
変動に追従して変更されるので、受信信号レベルに適し
た基準レベルで信号受信終了の判定がなされ、受信信号
レベルが低くても、正確な信号受信終了の判定が可能で
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ベースバンド信号に拡
散符号を乗算することによって広帯域化したスペクトラ
ム拡散信号を伝送信号とする、直接拡散方式のスペクト
ラム拡散通信システムに用いられるスペクトラム拡散通
信用マッチドフィルタ方式受信装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】スペクトラム拡散通信は、情報(狭帯域
信号)を広い周波数帯に拡散させたスペクトラム拡散信
号を使用する通信システムであり、帯域幅の拡張は、拡
散符号とよばれる疑似ランダム系列を情報に乗算するこ
とによって行われる。上記拡散符号は、半周期の方形波
列とみなされる可変周期パルスの列より成っている。
【0003】上記拡散符号によってスペクトラム拡散さ
れた信号の拡散復調は、スペクトラム拡散信号に、これ
と同期した元の拡散符号を乗算することによって行わ
れ、元の拡散符号を知っている傍受者だけが一意に受信
信号を解読できる。この点、スペクトラム拡散通信は、
秘匿性に優れた通信システムである。
【0004】このスペクトラム拡散通信には、通常用い
られる正弦搬送波を使用しないで、ベースバンド信号に
拡散符号を乗算したスペクトラム拡散信号を伝送信号と
する、ベースバンド信号を利用した直接拡散方式のスペ
クトラム拡散通信がある。
【0005】上記直接拡散方式のスペクトラム拡散通信
における送信装置51は、図6に示すように、基本的に
は、ベースバンド信号処理回路52、送信側拡散符号発
生回路53および信号ドライバ54とから構成されてお
り、ベースバンド信号処理回路52でアナログ情報信号
をディジタル化することにより生成されたNRZ(Non
Return to Zero)のベースバンド信号に、送信側拡散符
号発生回路53で発生された拡散符号が乗積され、信号
ドライバ54によって送信される。
【0006】一方、受信装置55は、基本的には、信号
レシーバ56、受信側拡散符号発生回路57、信号相関
検出回路58、拡散復調回路59、ベースバンド信号処
理回路60および信号終了検出回路61とから構成され
ており、信号レシーバ56によって受信された信号は、
信号相関検出回路58によって同期判定が行われた後、
拡散復調回路59で受信信号と同期した元の拡散符号が
乗算されてベースバンド信号に復元され、ベースバンド
信号処理回路60によってNRZのベースバンド信号が
元の情報に変換される。
【0007】上記信号相関検出回路58による同期判定
は、受信信号と受信側拡散符号発生回路57により発生
される基準符号との相関検出が行われることにより実現
される。上記受信側拡散符号発生回路57で発生される
基準符号とは、元の方形波の拡散符号である。即ち、信
号相関検出回路58は、受信信号と元の拡散符号との相
関値を検出し、この相関値が所定の基準レベル(略相関
値のピーク値に設定されている)以上になったとき、受
信信号と拡散符号との同期を認識するようになってい
る。
【0008】上記信号相関検出回路58では、同期確立
後も、同期追従および信号終了検出のため、受信信号と
拡散符号との相関検出が継続され、信号相関検出回路5
8からは、拡散復調回路59へ同期信号が出力されると
共に、信号終了検出回路61へ同期信号および相関値デ
ータが出力される。
【0009】上記拡散復調回路59は、上記同期信号に
基づいて、受信信号と同期した元の拡散符号を受信信号
に乗算する。これにより、受信信号はベースバンド信号
に復元され、この後、ベースバンド信号処理回路60に
よってNRZのベースバンド信号が元の情報に変換され
る。
【0010】上記信号終了検出回路61は、図7に示す
ように、受信信号の1周期毎に、受信信号の相関値のピ
ーク(受信信号相関ピーク)を検出し、検出した相関値
のピークが、信号終了基準レベル以下になったとき、信
号終了の判定を行うようになっている。上記信号終了基
準レベル(しきい値)は、現在受信中の信号の同期が確
立された時点(即ち、受信開始時点)の信号受信レベル
に応じて設定されるものである。尚、同図中において、
受信信号相関ピーク以外の相関値ピークは、ノイズ相関
ピークである。
【0011】上記信号終了検出回路61において信号終
了の判定が行われた場合、現在受信中の信号の復調動作
が中止されると共に、信号相関検出回路58において、
新たに受信される信号の同期検出が行われる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、以下に示すように、信号の受信継続・受
信終了の誤認が非常に生じ易いという問題点を有してい
る。
【0013】即ち、上記従来の構成では、信号終了基準
レベルは、受信開始時点の信号受信レベルに基づいて設
定されるが、信号受信レベルはノイズの影響で時間変動
する。このため、受信開始時点で設定された信号終了基
準レベルが、ノイズの影響で不適当なレベルに設定され
てしまうこともある。例えば、受信開始時の信号受信レ
ベル(S/N比)が低ければ、信号終了基準レベルは低
いレベルに固定されてしまう。このため、実際には信号
の受信が終了しており、信号相関検出回路58からはノ
イズだけの相関値データが出力されていたとしても、ノ
イズによる相関値のピークが、低く設定された信号終了
基準レベルよりも大きくなれば、信号受信終了の判定は
行われない。
【0014】また、逆に、受信開始時のS/N比が高け
れば、信号終了基準レベルは高いレベルに固定されてし
まう。このため、受信開始後にS/N比が低下すれば、
相関値のピーク値が、高く設定された信号終了基準レベ
ルを容易に下まわり、実際には信号の受信が終了してい
ないのに、信号受信終了の判定が行われてしまうという
事態が生じる。
【0015】また、上記従来の構成では、受信信号の1
周期毎に検出される相関値のピーク値が、受信開始時に
設定した信号終了基準レベル以下になったとき、ただち
に、信号受信終了の判定を行うようになっている。この
ため、図7に示すように、受信信号の相関値ピークタイ
ミングにノイズが重なることによって、相関値のピーク
値が信号終了基準レベル以下になるという状態が1回で
も起きれば、実際には信号の受信が終了していないの
に、信号受信終了の判定が行われてしまうという事態が
生じる。
【0016】本発明は、上記に鑑みなされたものであ
り、その目的は、スペクトラム拡散信号の受信終了を正
確に検出できるスペクトラム拡散通信用受信装置を提供
することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明のスペクトラム拡
散通信用受信装置は、上記の課題を解決するために、ベ
ースバンド信号に拡散符号を乗算することによって広帯
域化されたスペクトラム拡散信号を受信する受信手段
と、上記受信手段で受信されたスペクトラム拡散信号と
元の拡散符号との相関検出を行う信号相関検出手段と、
スペクトラム拡散信号と元の拡散符号との同期タイミン
グの所定時間前から上記同期タイミングの所定時間後ま
での所定期間中に上記信号相関検出手段で検出される相
関値と信号終了基準レベルとを比較する信号終了判定を
1周期毎に行い、スペクトラム拡散信号の受信が継続中
か終了かを判断する信号終了検出手段とを備えたもので
あって、以下の手段を講じたことを特徴としている。
【0018】即ち、上記信号終了検出手段は、1周期毎
に相関値の最大値を検出する相関最大値検出手段を備え
ると共に、上記相関最大値検出手段の検出出力に基づい
て、上記信号終了判定毎に信号終了基準レベルを変更し
ながら上記信号終了判定を行い、所定回数連続して相関
値が信号終了基準レベル以下になったとき、スペクトラ
ム拡散信号の受信終了を検出する。
【0019】
【作用】上記の構成によれば、ベースバンド信号に拡散
符号を乗算することによって広帯域化されたスペクトラ
ム拡散信号は、受信手段によって受信された後、信号相
関検出手段によって元の拡散符号との相関検出がなされ
る。上記信号相関検出手段で検出された相関値は、信号
終了検出手段に出力され、この信号終了検出手段によっ
てスペクトラム拡散信号の受信が継続中か終了かが判断
される。
【0020】上記信号終了検出手段は、信号受信継続・
終了の判定期間を、スペクトラム拡散信号と元の拡散符
号との同期タイミングの所定時間前から上記同期タイミ
ングの所定時間後までの所定期間中に限定し、この期間
中に上記信号相関検出手段で検出される相関値と信号終
了基準レベルとを比較する信号終了判定を1周期毎に行
うようになっている。
【0021】これにより、例えば、スペクトラム拡散信
号の受信が終了し、信号相関検出手段で検出される相関
値がノイズ相関のみになった場合、上記判定期間以外の
タイミングで相関値が信号終了基準レベルを越えても、
信号継続判定はされない。また、ノイズ相関ピークの位
置は不確定であり、上記判定期間に信号終了基準レベル
を越えるノイズ相関ピークが発生する確率は低い。した
がって、信号受信継続・終了の判定期間を上記のように
限定することにより、正確な信号受信終了判定が可能で
ある。
【0022】尚、信号受信レベルは、ノイズの影響で時
間変動するが、信号受信レベルの変動は、信号相関検出
手段で検出される相関値の最大値変化としてあらわれ
る。そこで、上記信号終了検出手段は、1周期毎に相関
値の最大値を検出する相関最大値検出手段を備え、信号
受信レベルを監視するようになっている。そして、上記
信号終了検出手段は、上記相関最大値検出手段の検出出
力に基づいて、信号終了基準レベルを変更しながら上記
信号終了判定を継続して行うようになっている。即ち、
信号終了基準レベルは、従来のように信号受信開始時に
設定されたままの固定ではなく、受信信号レベルの時間
変動に追従して変更されるので、上記スペクトラム拡散
通信用受信装置では、受信信号レベルに時間変動が生じ
ても、そのときの受信信号レベルに対する信号終了基準
レベルで信号受信終了の判定が行われることになり、た
とえ受信信号レベルが低くても、信号受信可能なS/N
比さえあれば、正確な信号受信終了の判定が可能であ
る。
【0023】また、上記信号終了検出手段は、従来のよ
うに1回の信号終了判定で受信終了の判断を下すのでは
なく、受信信号レベルの時間変動に追従して信号終了基
準レベルを変更しながらさらに複数回の信号終了判定を
行い、所定回数(例えば3〜5回)連続して相関値が信
号終了基準レベル以下になったとき、スペクトラム拡散
信号の受信終了を検出するようになっているので、スペ
クトラム拡散信号の受信終了を正確に検出できる。
【0024】
【実施例】本発明の一実施例について図1ないし図5に
基づいて説明すれば、以下の通りである。
【0025】本実施例に係るスペクトラム拡散通信用受
信装置は、ベースバンド信号に拡散符号を乗算して広帯
域化したスペクトラム拡散信号を伝送信号とする直接拡
散方式のスペクトラム拡散通信に適用される。
【0026】上記直接拡散方式のスペクトラム拡散通信
における送信装置1は、図2に示すように、ベースバン
ド信号処理回路2と、送信側拡散符号発生回路3と、信
号ドライバ4とを備えており、ベースバンド信号処理回
路2でアナログ情報信号をディジタル化することにより
生成されたNRZのベースバンド信号に、送信側拡散符
号発生回路3で発生された拡散符号を乗積することによ
りスペクトラム拡散信号を生成し、信号ドライバ4によ
って通信路11へ送信するようになっている。
【0027】上記受信装置5は、上記送信装置1から送
信されたスペクトラム拡散信号を受信して復調するもの
であり、受信手段としての信号レシーバ6と、受信側拡
散符号発生回路7と、信号相関検出手段としての信号相
関検出回路8と、拡散復調回路9と、ベースバンド信号
処理回路10と、信号終了検出手段としての信号終了検
出回路12とを備えている。
【0028】上記信号レシーバ6は、通信路11から送
られてくるスペクトラム拡散信号を受信して、信号相関
検出回路8へと出力する。上記受信側拡散符号発生回路
7は、上記送信側拡散符号発生回路3で発生された拡散
符号と同一の信号を発生して信号相関検出回路8へ出力
する。
【0029】そして、信号相関検出回路8は、上記信号
レシーバ6における受信信号と受信側拡散符号発生回路
7から出力される拡散符号との相関検出を行うようにな
っている。即ち、信号レシーバ6における受信信号をf
(t)、受信側拡散符号発生回路7の発生する拡散符号
をg(t)とすると、受信信号f(t)と拡散符号g
(t)との相互相関関数R(τ)は、次式(1)で与え
られる。
【0030】 R(τ)=∫f(t)・g(t−τ)dt ・・・(1) (積分の上・下限はそれぞれ+∞、−∞とする)尚、τ
は遅延時間(位相変化量)である。
【0031】そこで、上記信号相関検出回路8は、受信
信号f(t)に対して受信側拡散符号発生回路57によ
り発生される拡散符号g(t)が位相スリップを生じる
ようにすることにより、受信信号f(t)と拡散符号g
(t)との相関値R(τ)を近似的に求めるようになっ
ている。
【0032】そして、受信信号f(t)と拡散符号g
(t)とに位相ずれがないとき(即ち同期していると
き)相関値R(τ)は最大値を示すので、信号相関検出
回路8は、求めた相関値R(τ)が時々刻々と設定され
る基準レベルA(略相関値R(τ)の最大値に設定され
ている)以上になり、その相関値列パターンが所定の誤
検出除去のアルゴリズムを通過したとき(A>R
(τ))、受信信号と拡散符号との同期を認識するよう
になっている。そして、上記信号相関検出回路8は、受
信信号に同期した同期信号bを、拡散復調回路9および
信号終了検出回路12に出力するようになっている。ま
た、信号相関検出回路8は、上記相関値R(τ)のデー
タ(相関値データa)を信号終了検出回路12に出力す
るようになっている。
【0033】上記拡散復調回路9は、送信側および受信
側拡散符号発生回路3・7の発生する拡散符号と同じ信
号を発生する拡散符号発生回路(図示せず)と、信号レ
シーバ6による受信信号と上記拡散符号とを乗算する乗
算器(図示せず)とを備えている。そして、拡散復調回
路9は、上記信号相関検出回路8からの同期信号bに基
づいて、受信信号に受信信号と同期した元の拡散符号を
乗算、即ち、その1周期分(ベースバンド信号1ビット
分)の積算を施し、この結果(相関値)の正負の符号状
況により“1”、“0”を判定し、受信信号を狭帯域の
ベースバンド信号に復調するようになっている。
【0034】上記ベースバンド信号処理回路10は、上
記拡散復調回路9によって復調されたNRZのベースバ
ンド信号を元の情報に変換するようになっている。
【0035】上記信号終了検出回路12は、図3に示す
ように、上記信号相関検出回路8から出力された相関値
データaと、信号終了基準レベルBとを比較し、信号の
受信継続または終了を判定する判定回路12aを備えて
いる。
【0036】上記判定回路12aの信号終了判定期間H
(即ち、相関値データaと信号終了基準レベルBとの比
較タイミング)は、図4に示すように、送受信装置の各
クロックの同期ずれ、ノイズ相関による相関値ピーク付
近の変動を考慮し、受信されたスペクトラム拡散信号と
元の拡散符号との同期タイミング(即ち、受信信号相関
ピークのタイミング)の所定時間前から上記同期タイミ
ングの所定時間後までの所定期間中に限定される。この
信号終了判定期間の限定は、信号相関検出回路8から出
力される同期信号bに基づいて生成されるゲート信号に
より行われる。即ち、上記判定回路12aは、同期信号
bに基づいて、信号相関検出回路8からの相関値データ
aを、1周期毎にゲートするゲート信号を生成し、上記
ゲート信号により信号終了判定期間ゲートされた相関値
データaと信号終了基準レベルBとを比較するようにな
っている。
【0037】上記判定回路12aは、従来のように、相
関値データaが信号終了基準レベルB以下になれば、た
だちに信号受信終了を判定するのではなく、相関値デー
タaが信号終了基準レベルB以下になる状態が所定判定
回数(所定周期)連続して起きた場合に、信号受信終了
を判定するようになっている。
【0038】上記判定回路12aにおいて設定される信
号終了基準レベルBは、現在受信中のスペクトラム拡散
信号の同期が信号相関検出回路8において確立された時
点(即ち、受信開始時点)の信号受信レベルに応じて初
期設定される。即ち、判定回路12aは、同期確立後、
最初に信号相関検出回路8から入力された受信信号相関
ピーク値よりも若干低い値に信号終了基準レベルBを初
期設定する。上記の初期設定された信号終了基準レベル
Bは、従来のように固定ではなく、次に述べる相関最大
値検出手段としてのピークホールド回路12bの出力に
基づいて、1周期毎に行われる信号終了判定の度に設定
変更されるようになっている。
【0039】上記ピークホールド回路12bは、信号相
関検出回路8からの同期信号bに基づいて、略受信信号
相関ピークの出るタイミングから略次の受信信号相関ピ
ークが出るまでの1周期の期間S(図4参照)中に、信
号相関検出回路8から入力される相関値データaの最大
値を検出するようになっている。
【0040】そして、上記判定回路12aは、相関値デ
ータaが初期設定した信号終了基準レベルB以下になっ
たとき、ピークホールド回路12bの検出する1周期内
における相関値データaの最大値pよりも若干低いレベ
ルに信号終了基準レベルBを再設定する。さらに、相関
値データaが、再設定した信号終了基準レベルB以下に
なれば、上記判定回路12aは、同様に、ピークホール
ド回路12bの検出する1周期内における相関値データ
aの最大値pよりも若干低いレベルに信号終了基準レベ
ルBを再変更するようになっている。
【0041】上記の構成において、上記受信装置5の動
作を以下に説明する。
【0042】図2に示すように、上記送信装置1から送
信されたスペクトラム拡散信号は、通信路11を通して
伝送され、信号レシーバ6により受信される。信号レシ
ーバ6は、この受信信号を信号相関検出回路8に出力す
る。また、受信側拡散符号発生回路7からは、送信側拡
散符号発生回路3で発生された拡散符号と同一の信号を
発生して信号相関検出回路8へ出力する。
【0043】上記信号相関検出回路8は、上記信号レシ
ーバ6からの受信信号に対して、受信側拡散符号発生回
路7からの拡散符号が位相スリップを生じるようにする
ことにより、受信信号とアナログ拡散符号との相互相関
を求める。そして、信号相関検出回路8は、求めた相互
相関に基づいて同期判定を行い、相関値が基準レベルに
達したときの相関値列パターンが、誤検出を防ぐための
所定のアルゴリズムを通過すれば、同期のサーチを終了
する(同期確立)。同期確立後、信号相関検出回路8
は、拡散復調回路9に同期信号bを出力し、また、信号
終了検出回路12に同期信号bおよび相関値データaを
出力する。
【0044】この後、信号レシーバ6により受信された
受信信号は、拡散復調回路9により、受信信号と同期し
た元の拡散符号が乗積されてベースバンド信号に復調さ
れ、ベースバンド信号処理回路10において元の情報に
変換される。
【0045】上記受信動作中は、常に、信号終了検出回
路12により信号受信継続・終了の判定がなされる。こ
こで、この信号終了検出回路12の動作を、図1に示す
フローチャートに基づいて説明する。
【0046】先ず、信号相関検出回路8における同期確
立後、信号終了検出回路12の判定回路12aは、最初
に信号相関検出回路8から相関値データaが入力されれ
ば(S1)、最初に入力された相関値データaの受信信
号相関ピーク値よりも若干低い値に信号終了基準レベル
Bを初期設定する(S2)。
【0047】上記判定回路12aは、信号相関検出回路
8からの同期信号bに基づいて、信号相関検出回路8か
らの相関値データaを、1周期毎にゲートするゲート信
号を生成し、上記ゲート信号によって受信信号相関ピー
クのタイミングおよびその前後の期間、相関値データa
をゲートする(S3)。そして、判定回路12aは、S
3でゲートした相関値データaと、上記で設定した信号
終了基準レベルBとを比較し(S4)、相関値データa
が信号終了基準レベルB以下の場合、図示しないカウン
タの信号終了カウントを1だけカウントダウンし(S
6)、信号終了カウントが0(ゼロ)か否かを判断する
(S7)。
【0048】尚、上記信号相関検出回路8からの同期信
号bおよび相関値データaは、ピークホールド回路12
bにも入力されるようになっており、このピークホール
ド回路12bは、略受信信号相関ピークの出るタイミン
グから略次の受信信号相関ピークが出るまでの1周期の
期間S内における相関値データaの最大値pを1周期毎
に検出し、検出結果を判定回路12aに出力するように
なっている。尚、受信信号相関ピークを検出するための
1周期の期間の始点および終点は、特に限定されるもの
ではない。
【0049】そして、判定回路12aは、上記S7にお
いて、信号終了カウントが0でなければ、ピークホール
ド回路12bにおいて検出された1周期内における相関
値データaの最大値pよりも若干低いレベルに信号終了
基準レベルBを再設定する(S8)。
【0050】一方、S4において、相関値データaが信
号終了基準レベルBよりも大きい場合、カウンタの信号
終了カウントを初期設定値にリセットした後(S5)、
S8に移行する。本実施例では、上記カウンタの初期設
定値が5に設定されている。
【0051】この後、上記のS3〜S8の動作が繰り返
され、S7において信号終了カウントが0になったと
き、判定回路12aは信号受信終了と判断し、信号相関
検出回路8に終了信号cを出力する(S9)。上記信号
相関検出回路8は、上記終了信号cを入力したとき、新
たに受信される信号の同期検出を開始する(復調モード
から、同期検出モードにモード変更される)。
【0052】即ち、図4に示すように、ゲート信号でゲ
ートされた相関値データaが信号終了基準レベルB以下
になり、判定回路12aにおいて最初の信号終了判定が
下されたとき(同図中のH1 のタイミング)、このタイ
ミングより1周期前の期間S内の相関値データaの最大
値p1 に基づいて、初期設定された信号終了基準レベル
Bが信号終了基準レベルB1 に設定変更される。この1
周期後、ゲート信号でゲートされた相関値データaが信
号終了基準レベルB1 以下になり、判定回路12aにお
いて2回目の信号終了判定が下されたとき(同図中のH
2 のタイミング)、このタイミングより1周期前の期間
S内の相関値データaの最大値p2 に基づいて、信号終
了基準レベルB1 が信号終了基準レベルB2 に設定変更
される。この後、1周期毎に信号終了判定が行われ、5
回目の信号終了判定が下されたとき(同図中のH5 のタ
イミング)、判定回路12aは信号受信終了と判断し、
終了信号cを出力するのである。
【0053】ところで、ピークホールド回路12bによ
り検出される1周期内の相関値データaの最大値pは、
実際にスペクトラム拡散信号の受信が終了しているので
あれば、ノイズ相関ピークの最大値ということになる。
したがって、次の信号終了判定期間Hにおいて、ノイズ
だけの相関値データaが、ノイズ相関ピークの最大値に
基づいて再設定された信号終了基準レベルBを越える確
率は非常に少ない。したがって、スペクトラム拡散信号
の受信が終了しているのであれば、略確実に信号受信終
了の判定がなされる。
【0054】逆に、実際はスペクトラム拡散信号の受信
が終了していないのに、図5に示すように、受信信号相
関ピークにノイズが重なったため、受信信号相関ピーク
が信号終了基準レベルB以下になるという状態が生じて
も(同図中のH6 のタイミング)、次の信号終了判定期
間Hにおいて、受信信号相関ピークは、容易に上記再設
定された信号終了基準レベルB6 を越える(同図中のH
7 のタイミング)ため、信号受信終了の判定が行われる
確率は少ない。そして、信号終了基準レベルは、受信信
号相関ピークに応じて、直ちに適正レベルのB7 に変更
される。特に、スペクトラム拡散信号の受信が終了して
いないのに、受信信号相関ピークが信号終了基準レベル
B以下になるという状態が5回連続して起きる確率は非
常に少なく、スペクトラム拡散信号の受信が終了してい
ないのに、信号受信終了の判定がなされることは殆どな
い。
【0055】以上のように、本実施例の受信装置5の信
号終了検出回路12は、信号終了判定期間を、受信され
たスペクトラム拡散信号と元の拡散符号との同期タイミ
ングの所定時間前から上記同期タイミングの所定時間後
までの所定期間(受信信号相関ピークのタイミングおよ
びその前後)に限定している。このため、スペクトラム
拡散信号の受信が終了し、信号相関検出回路8で検出さ
れる相関値がノイズのみになった場合に、信号終了判定
期間以外のタイミングでノイズ相関ピークが信号終了基
準レベルBを越えても、信号継続判定はされない。ま
た、ノイズ相関ピークの位置は不確定であり、信号終了
判定期間に信号終了基準レベルBを越えるノイズ相関ピ
ークが発生する確率は低い。したがって、信号終了判定
期間を上記に限定することにより、正確な信号受信終了
判定が可能である。
【0056】また、上記信号終了検出回路12は、1周
期毎に相関値データaの最大値を検出するピークホール
ド回路12bを備えており、1周期毎の信号終了判定で
相関値データaが信号終了基準レベルB以下になる毎
に、上記ピークホールド回路12bにより検出される1
周期内の相関値データaの最大値pに基づいて、信号終
了基準レベルBを変更しながら信号終了判定を継続して
行うようになっている。
【0057】ところで、信号受信レベルがノイズの影響
で時間変動した場合、ピークホールド回路12bで検出
される相関値データaの最大値pの変化としてあらわれ
る。したがって、上記信号終了検出回路12では、信号
終了基準レベルBが、受信信号レベルの時間変動に追従
して変更されることになり、受信信号レベルに時間変動
が生じても、そのときの受信信号レベルに対する信号終
了基準レベルBで信号受信終了の判定が行われることに
なる。したがって、本実施例の受信装置5では、たとえ
受信信号レベルが低くても、信号受信可能なS/N比さ
えあれば、正確な信号受信終了の判定が可能である。
【0058】特に、上記信号終了検出回路12は、従来
のように1回の信号終了判定だけで信号受信終了の判断
を行うのではなく、受信信号レベルの時間変動に追従し
て信号終了基準レベルBを変更しながら、さらに複数回
の信号終了判定を行い、連続して5回相関値データaが
信号終了基準レベルB以下になったとき、スペクトラム
拡散信号の受信終了を検出するようになっているので、
スペクトラム拡散信号の受信終了を正確に検出できる。
【0059】尚、信号終了検出回路12の終了判定回数
は5回に限定されるものではなく、ピークホールド値に
対するしきい値設定レベル、通信路状況、拡散符号等に
基づいて適切な値に設定されるものである。ただし、終
了判定回数が多ければ、信号終了の判定が遅れる傾向が
あり、また、少なければ信号受信中の誤判定が生じ易く
なる傾向があるので、通常、3〜5回程度が適当であ
る。
【0060】ところで、信号終了判定において、信号相
関値変動に追従する方法として、信号相関値が信号終了
と同時に急激に下がったことで、信号終了の判定を行う
方法が従来より用いられている。しかしながら、上記方
法では、信号相関値の“急激な低下”を判定するための
アルゴリズムが必要である。また、上記方法では、受信
信号のS/N比が高い場合は問題なく信号終了判定が可
能であるが、特に、受信信号に受信限界に近い大きなノ
イズが含まれている場合には、信号受信中においても相
関値変動が大きい場合があって、相関値レベルからみて
信号終了の切れ目が判り難くく、誤判定を招くおそれが
ある。
【0061】これに対し、本実施例のスペクトラム拡散
通信用受信装置では、信号受信継続・終了の判定期間
を、スペクトラム拡散信号と元の拡散符号との同期タイ
ミングの所定時間前後の期間中に限定すると共に、しき
い値を変更しながら連続終了判定するという比較的容易
な方法で、誤判定を回避できる。特に、スペクトラム拡
散信号の受信ダイナミックレンジに対応するための同期
検出に用いるピークホールド値およびしきい値をそのま
ま利用しながら、上記従来方法の問題を解決できる。こ
のため、本実施例のスペクトラム拡散通信用受信装置で
は、信号終了の判定が必要なスペクトラム拡散通信方式
の場合に、信号終了判定の誤認による受信性能劣化が殆
どなく、速やかに信号終了の判定を行うことができる。
【0062】
【発明の効果】本発明のスペクトラム拡散通信用受信装
置は、以上のように、ベースバンド信号に拡散符号を乗
算することによって広帯域化されたスペクトラム拡散信
号を受信する受信手段と、上記受信手段で受信されたス
ペクトラム拡散信号と元の拡散符号との相関検出を行う
信号相関検出手段と、スペクトラム拡散信号と元の拡散
符号との同期タイミングの所定時間前から上記同期タイ
ミングの所定時間後までの所定期間中に上記信号相関検
出手段で検出される相関値と信号終了基準レベルとを比
較する信号終了判定を1周期毎に行い、スペクトラム拡
散信号の受信が継続中か終了かを判断する信号終了検出
手段とを備えており、上記信号終了検出手段は、1周期
毎に相関値の最大値を検出する相関最大値検出手段を備
えると共に、上記相関最大値検出手段の検出出力に基づ
いて、上記信号終了判定毎に信号終了基準レベルを変更
しながら上記信号終了判定を行い、所定回数連続して相
関値が信号終了基準レベル以下になったとき、スペクト
ラム拡散信号の受信終了を検出する構成である。
【0063】それゆえ、上記スペクトラム拡散通信用受
信装置では、信号受信継続・終了の判定期間を、スペク
トラム拡散信号と元の拡散符号との同期タイミングの所
定時間前から上記同期タイミングの所定時間後までの所
定期間中に限定しているので、上記判定期間以外のタイ
ミングで出現するノイズ相関ピークの影響を受けること
なく、正確な信号受信終了判定が可能である。
【0064】また、上記スペクトラム拡散通信用受信装
置では、信号終了基準レベルは、従来のように信号受信
開始時に設定されたままの固定ではなく、受信信号レベ
ルの時間変動に追従して変更されるので、受信信号レベ
ルに時間変動が生じても、そのときの受信信号レベルに
適した信号終了基準レベルで信号受信終了の判定が行わ
れる。したがって、たとえ受信信号レベルが低くても、
信号受信可能なS/N比さえあれば、正確な信号受信終
了の判定が可能である。また、信号受信終了の判定にお
いて、所定回数連続して相関値が信号終了基準レベル以
下になったとき、スペクトラム拡散信号の受信終了を検
出するようになっているので、スペクトラム拡散信号の
受信終了を正確に検出できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すものであり、スペクト
ラム拡散通信用受信装置の信号終了検出回路の動作を示
すフローチャートである。
【図2】上記スペクトラム拡散通信用受信装置および送
信装置の要部の構成を示すブロック図である。
【図3】上記スペクトラム拡散通信用受信装置の信号終
了検出回路の要部の構成を示すブロック図である。
【図4】上記スペクトラム拡散通信用受信装置の信号相
関検出回路で検出される相関値の時間変化とゲート信号
波形とを示す説明図である。
【図5】上記スペクトラム拡散通信用受信装置の信号相
関検出回路で検出される相関値の時間変化を示す説明図
である。
【図6】従来例を示すものであり、スペクトラム拡散通
信用受信装置および送信装置の要部の構成を示すブロッ
ク図である。
【図7】上記スペクトラム拡散通信用受信装置の信号相
関検出回路で検出される相関値の時間変化を示す説明図
である。
【符号の説明】
5 スペクトラム拡散通信用受信装置 6 信号レシーバ(受信手段) 7 受信側拡散符号発生回路 8 信号相関検出回路(信号相関検出手段) 12 信号終了検出回路(信号終了検出手段) 12a 判定回路 12b ピークホールド回路(相関最大値検出手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベースバンド信号に拡散符号を乗算するこ
    とによって広帯域化されたスペクトラム拡散信号を受信
    する受信手段と、 上記受信手段で受信されたスペクトラム拡散信号と元の
    拡散符号との相関検出を行う信号相関検出手段と、 スペクトラム拡散信号と元の拡散符号との同期タイミン
    グの所定時間前から上記同期タイミングの所定時間後ま
    での所定期間中に上記信号相関検出手段で検出される相
    関値と信号終了基準レベルとを比較する信号終了判定を
    1周期毎に行い、スペクトラム拡散信号の受信が継続中
    か終了かを判断する信号終了検出手段とを備えたスペク
    トラム拡散通信用受信装置であって、 上記信号終了検出手段は、1周期毎に相関値の最大値を
    検出する相関最大値検出手段を備えると共に、上記相関
    最大値検出手段の検出出力に基づいて、上記信号終了判
    定毎に信号終了基準レベルを変更しながら上記信号終了
    判定を行い、所定回数連続して相関値が信号終了基準レ
    ベル以下になったとき、スペクトラム拡散信号の受信終
    了を検出することを特徴とするスペクトラム拡散通信用
    受信装置。
JP4290179A 1992-10-28 1992-10-28 スペクトラム拡散通信用受信装置 Pending JPH06141022A (ja)

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