JPH061392A - タンクの蓋付き注入機構 - Google Patents

タンクの蓋付き注入機構

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JPH061392A
JPH061392A JP4159690A JP15969092A JPH061392A JP H061392 A JPH061392 A JP H061392A JP 4159690 A JP4159690 A JP 4159690A JP 15969092 A JP15969092 A JP 15969092A JP H061392 A JPH061392 A JP H061392A
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tank
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injection hole
water
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JP4159690A
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Kinji Mori
錦司 森
Tadashi Nakajima
忠司 中島
Hirokazu Kato
宏和 加藤
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Rinnai Corp
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Rinnai Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 タンクが装着される機器のコンパクト化と、
タンク容量の有効利用とが同時に達成できるタンクの蓋
付き注入機構の提供。 【構成】 タンク1の天井面に形成した注入穴13と、
該注入穴13に対応した平面形状を有し、前記注入穴1
3の縁に枢着された蓋部3、および該蓋部3から延設さ
れ樋部4からなる回動樋20からなり、樋部4をタンク
前側壁12に沿って垂下させたとき前記蓋部3が前記注
入穴13を塞ぎ、回動樋20をほぼ90度回動させ樋部
4を水平状態に設定したとき蓋部3はタンク1内に垂下
するよう構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、タンクに水などの液
体を注入するためのタンクの蓋付き注入機構に関する。
【0002】
【従来の技術】機器のケース内に配置されたタンク20
0に液体を供給するための装置として、例えば図6に示
すように注入穴201の縁に枢着された蓋部202と蓋
部202の両側から内方に突出する側板203とから構
成された注入機構が知られている。これは、タンク20
0内に液体を供給するときは蓋部202をその下端を軸
として回動させるものであり、液体の供給時は蓋部20
2および側板203がタンク200の外に突出し、それ
以外の時は、側板203がタンク200内に収容されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この種の注入
機構は注入穴がタンクの側壁にあるため、タンクの容量
を最大限利用することができない。そこで、タンクの天
井に注入穴を設けることが考えられるが、コンパクト化
するためには、注入機構がタンクの天井からあまり突き
出さないようにすることが望ましい。この発明の目的
は、タンクが装着される機器のコンパクト化と、タンク
容量の有効利用とが同時に達成できるタンクの蓋付き注
入機構の提供にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明のタンクの蓋付
き注入機構は、タンクの天井面に形成した注入穴と、該
注入穴に対応した平面形状を有し、前記注入穴の縁に枢
着された蓋部、および該蓋部から延設され樋部からなる
回動樋とからなり、樋部をタンク側壁面に沿って垂下さ
せたとき前記蓋部が前記注入穴を塞ぎ、回動樋をほぼ9
0度回動させ樋部を水平状態に設定したとき蓋部はタン
ク内に垂下するよう構成した。
【0005】
【発明の作用、効果】この発明のタンクの蓋付き注入機
構では、樋部は不使用時にほぼ垂直に設定され蓋部は注
入穴を塞いでいる。使用時は樋部の先端を外に持ち上げ
るように略90度回動させると、蓋が下方に回動して蓋
が開く。この状態で樋部から液体を注入し、注入完了後
は樋部を再び下方に倒し、蓋部により注入穴を塞ぐ。こ
の構造により、樋部は不使用時にほぼ垂直に設定されて
いるので、タンク壁面から外へ突き出す量が少なく、タ
ンクが装着された機器のケース内への収まりがよい。ま
た、タンクの上方スペースが必要最小限の構造でタンク
の容量を最大限に利用できる。
【0006】
【実施例】図1〜図5は多目的給湯システムのケース1
0の上部に設置されている水タンク1に設けられたこの
発明の蓋付き注入機構2を示す。ケース10は金属板製
で偏平な直方体の箱状を呈し、前板101の角に縦長の
矩形注入窓102が形成され、下方に回動可能な扉10
3が窓102の下縁に装着されている。水タンク1は偏
平な直方体状を呈し、前記水タンク1はケース10内の
天井104および左側壁に近接して設置されている。水
タンク1の天井11には、前側壁12に近接した縁部に
注入穴13が設けられている。
【0007】蓋付き注入機構2は、前記注入穴13と、
該注入穴13の縁に枢着された回動樋20とからなる。
回動樋20は、注入穴13に対応して矩形板状を呈する
蓋部3と、該蓋部3からほぼ同一巾で斜め下方に延長さ
れた樋部4とからなる。蓋部3の樋部4近傍には、両側
に板巾方向の支軸31、32が背向して突設されるとと
もに、蓋部3の上面両側部には前記支軸31、32を中
心として上方に半円状の堰33、34が延設されてい
る。樋部4は、前記蓋部3から80度下方に偏向して延
長された底41と、該底41の両側を囲んで形成された
堰42とからなり、堰42は前記堰33、34に連なっ
ている。
【0008】この蓋付き注入機構2は、水を注入する際
は、図3に示す如く回動させると蓋部3が水タンク1の
側面に当たり、回動樋20の樋部4は水平より僅かに上
向きに設定される。このとき蓋部3は注入穴13から水
タンク1内に垂下する。この状態で樋部4の先端に水を
供給すると、水は樋部4から注入穴13を通って水タン
ク1内に流れ込む。給水後は図1に示す如く、回動樋2
0を90度回動させて樋部4を水タンク1の前側壁12
に沿わせる。この状態では、樋部4はケース10の前板
101の内側に収容されるとともに、蓋部3は注入穴1
3を塞ぐ。
【0009】このように、水タンク1の天井に注入穴1
3を設け、この穴13の縁に蓋付き注入機構2を枢着す
ることにより、図4に示す如く、水タンク1をケース1
0の最上部に設定でき、水タンク1の水頭を有効に利用
できるとともに、水タンク1の容量を最大限に利用でき
る。またケース10の体格を最小限度にコンパクト化で
きる。
【0010】図5は、この発明の蓋付き注入機構2付き
水タンク1が装着された多機能給湯システムAを示す。
この多機能給湯システムAは、風呂の追焚を兼ねる暖房
用加熱部100と、浴槽8への湯張りおよび通常の給湯
を行なう給湯部200と、湯はりや水はり時に使用する
圧送ホッパ300と、風呂の追焚に使用する液液熱交換
器400と、前記水タンク1を有する。
【0011】暖房用加熱部100は、燃焼胴110の下
方にガスバーナ120を設置し、ガスバーナ120にフ
レームロッドF及び点火電極Sを臨ませ、ガスバーナ1
20上方に熱交換器140を配している。ガスバーナ1
20には、上流より、元電磁弁、比例弁、大電磁弁、及
び小電磁弁を順次連設したガス供給管130によりガス
が、又ブロワBにより燃焼用空気がそれぞれ供給され
る。
【0012】熱交換器140の上流側には、循環ポンプ
CPおよび水タンク1が配置され、熱交換器140の出
口と水タンク1の戻り口との間には、熱動弁141- 液
液熱交換器400の内管- 水タンク1で構成される風呂
用循環路5、及び暖房用熱交換器(図示せず)- 水タン
ク1で構成される暖房用循環路6が各々接続されてい
る。
【0013】給湯部200は、燃焼胴210の下方にガ
スバーナ220を設置し、ガスバーナ220にフレーム
ロッドF及び点火電極Sを臨ませ、ガスバーナ220上
方に熱交換器240を配している。ガスバーナ220に
は、上流より、元電磁弁、比例弁、大・小電磁弁を順次
連設したガス供給管230によりガスが、又ブロワBに
より燃焼用空気がそれぞれ供給される。
【0014】熱交換器240は、流水量を検出する為の
水流センサ241、給水温を検知する為の給水温サーミ
スタ242、水ガバナ243、ステッピングモータによ
り駆動される分配器244を順に配した給水管7から水
が供給され、水と湯との混合を行なう混合器71を配し
た出湯管72から吐出する。尚、分配器244- 混合器
71間はバイパス路73で接続されている。
【0015】筒状を呈する圧送ホッパ300は、上面に
流入口、下面に排水口、上部に流出口、下部にオーバー
フロー排水口を有する。流入口には、湯張り電磁弁31
2、湯張り水量センサ313を順に配した給水管74が
接続され、圧送ホッパ300内には湯又は水が供給され
る。排水口には、排水電磁弁321を配した排水パイプ
75が接続され、排水パイプ75の先部は三方弁332
に接続されている。また、流出口には、逆止弁331を
配した流出パイプ76が接続され、流出パイプ76の先
部は三方弁332に接続されている。オーバーフロー排
水口には、排水パイプ77が接続され、ホッパ300内
を大気に開放している。
【0016】三方弁332には風呂ポンプBPの吸入口
が接続され、該ポンプBPの吐出口には液液熱交換器4
00の外管が接続されている。これにより、浴槽8から
吸入路81、三方弁332、ポンプBP、液液熱交換器
400の外管、湯戻り管82、浴槽8に到る風呂の追い
炊き循環路が形成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例にかかる水タンクの蓋付き
注入機構の側面図である。
【図2】図1に示す蓋付き注入機構の斜視図である。
【図3】図1に示す水タンクの蓋付き注入機構の側面図
である。
【図4】図1に示す水タンクを装着した機器ケースの斜
視図である。
【図5】図1に示す水タンクを装着した多機能給湯シス
テムの概略構成図である。
【図6】従来の水タンクの蓋付き注入機構の側面図であ
る。
【符号の説明】
1 水タンク(タンク) 2 蓋付き注入機構 3 蓋部 4 樋部 10 機器のケース 12 前側壁 13 注入穴 20 回転樋

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タンクの天井面に形成した注入穴と、該
    注入穴に対応した平面形状を有し、前記注入穴の縁に枢
    着された蓋部、および該蓋部から延設され樋部からなる
    回動樋とからなり、樋部をタンク側壁面に沿って垂下さ
    せたとき前記蓋部が前記注入穴を塞ぎ、回動樋をほぼ9
    0度回動させ樋部を水平状態に設定したとき蓋部はタン
    ク内に垂下するよう構成したタンクの蓋付き注入機構。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6100332A (en) * 1998-01-20 2000-08-08 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. Coating composition for electrifying members and electrophotographic carrier
US9776785B2 (en) 2013-08-19 2017-10-03 Ppg Architectural Finishes, Inc. Ceiling texture materials, systems, and methods
US9845185B2 (en) 1992-02-24 2017-12-19 Ppg Architectural Finishes, Inc. Systems and methods for applying texture material

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9845185B2 (en) 1992-02-24 2017-12-19 Ppg Architectural Finishes, Inc. Systems and methods for applying texture material
US6100332A (en) * 1998-01-20 2000-08-08 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. Coating composition for electrifying members and electrophotographic carrier
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