JPH06136866A - カーテンウォールのクラッディングシステム - Google Patents

カーテンウォールのクラッディングシステム

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JPH06136866A
JPH06136866A JP4343960A JP34396092A JPH06136866A JP H06136866 A JPH06136866 A JP H06136866A JP 4343960 A JP4343960 A JP 4343960A JP 34396092 A JP34396092 A JP 34396092A JP H06136866 A JPH06136866 A JP H06136866A
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panel
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pan
fastener
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Hugo Arie Johan Landheer
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Hunter Douglas International NV
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 風等による外部からの力に対して耐久性があ
り、平坦度に優れ、設置に有利な軽量の建築物パネルを
提供する。 【構成】 パネルは内方に向いた縁側フランジ５２，６
６を有する２枚のパン２２，２４からなり、第１のパン
２２の縁側フランジ５２は横方向に突出する縁部５８を
有し、この縁部５８は２枚の隣接するパネルの間に配置
された中間の補強プロフィール２８，３０の接合部６０
に当接するように係合する。接合部６０はパン２２を移
動しないように保持し、プロフィール２８，３０はファ
スナー１８によって支持構造１０に取付けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】本発明は多角形の建築物パネル及びこのよ
うなパネルを含む建築物組立て体に関する。
【０００２】実質的に各々多角形の周辺をなす中心部分
と内方に屈曲した縁側フランジとを有する第１及び第２
のシート状金属製パンからなり、一方のパンのフランジ
が他方のパンのフランジ内に係合し、絶縁コアがパン内
に嵌合し、パンが通常接着剤により、あるいはコア直接
内部に成形させることによりコアに取り付けられている
建築物パネルの多くの形のものが知られている。内方に
向いたフランジ部分に外形が係合し、パネルに側方縁部
を与えてパネルが相互に、また支持構造に取付けられる
ようにする。
【０００３】公知のパネルは内部で用いるには一般的に
十分であるが、外部で用いるときには特に風等の天候に
よる力のような、ずっと大きい力を受け、公知の構造は
このために全く十分であるとは言えない。
【０００４】本発明によれば、多角形の周辺をなす第１
の中心部分と多角形の周辺の各々の辺における第１の内
方に向いた縁側フランジとを有する第１のシート状金属
製パンと、第１のパンと同様の形状であるが覆う面積が
より小さい第２の中心部分と第１のパンの上記第１の内
方に向いた縁側フランジの辺に沿って密接して嵌合する
寸法の多角形の周辺の各々の辺のおける第２の内方に向
いた縁側フランジとを有する第２のシート状金属製パン
と、上記第１及び第２の中心部分と上記第２の内方に向
いたフランジとによって形成される内側部分を実質的に
充填するコア構造と、上記第１及び第２の内方に向いた
縁側フランジに相互に係合し位置決めする周辺の中間の
プロフィールとからなり、第１及び第２の内方に向いた
フランジの一部が、好ましくはそのパンの中心部分に概
略平行な、対応するフランジの横方向に突出する縁部を
有し、相補的な第２または第１の縁側フランジが実質的
にこのような突出する縁部を有していない多角形の建築
物パネルを形成することが提案される。
【０００５】上記中間のプロフィールはコアに対応する
パンを押付けるように上記縁部の側部に係合する横方向
に突出した接合部を含むのが望ましい。
【０００６】縁部に係合するこのような接合部を縁側フ
ランジに設けることにより、縁部は風によって外方に引
かれるのが防止される。このような横方向に突出する縁
部が設けられるのは外側のパンに対応するフランジの縁
部であるのが好ましい。
【０００７】相補的な内方に向いたフランジは中間のプ
ロフィールが内方も外方にも係合するのがよい。
【０００８】好ましい構造において、中間のプロフィー
ルは支持構造にパネルを締付けるために用いられるファ
スナーが係合可能な部分を有するのが好ましい。この部
分は、ファスナーが締付けられるときに接合部を横方向
に延びる縁部に押付ける方向に縁側のプロフィールを押
付けるように配置されるのが望ましい。このようにして
２つのパンを支持構造に堅く当てて保持しそれによって
その間に挟持されたコアをわずかに絞るようにファスナ
ーを用いることができる。
【０００９】ファスナーは例えば座金状の回転可能な部
材を組合せたねじ型ファスナーでもよく、この回転可能
な部材はプロフィールの上記部分に形成された外方に向
いたビードに係合する少なくとも１つの凹溝が形成され
るのが好ましい。
【００１０】プロフィールが鏡像状に配置されて、ファ
スナーが２枚の隣接するパネルのプロフイールに対応す
ることが多い。回転可能な部材は、第２のパネルがすで
に固定されたパネルに近接した位置を容易にとり得るよ
うにする位置まで回転し、その後に回転可能な部材が例
えば９０°だけ回転して回転可能な部材が第２のパネル
の部分に係合するように周辺の一部が省略された部分的
円としてもよい。
【００１１】他の形態においてファスナーは中間のプロ
フィールの上記部分に係合可能な外形の頭部を有する本
体の形状である。
【００１２】実際に本発明の他の面によれば、支持構造
と、各々が多角形の周辺をなす中心部分及びその少なく
とも１つの辺における第１の内方に向いた縁側フランジ
を有する第１のシート状金属製パンと、第１のパンと同
様な形状の第２の中心部分及び多角形の少なくとも１つ
の辺における第２の内方に向いた縁側フランジを有する
第２のシート状金属製パンと、上記第２の内方に向いた
フランジによって形成される内側部分を実質的に充填す
るコア構造と、上記第１及び第２の内方に向いた縁側フ
ランジを相互に係合させ位置決めし内方に向いたリムを
有する溝形の部分を含む周辺の中間のプロフィールと、
各々上記溝に係合する頭部及びファスナー本体を含む多
数のファスナーとからなり、上記溝が上記頭部に対して
滑動可能であり、上記ファスナー本体が上記支持構造に
装着された手段及び上記ファスナーを上記溝に対して係
止するための係止手段を有するようにした複数のパネル
とからなるパネリングシステムが提供される。
【００１３】このようなファスナーでは、頭部は中間の
プロフィールの一部に当接してファスナーに対して中間
の外形部分を係止するように締付けられるねじ付きの係
止手段が係合せしめられる穴を有している。
【００１４】本体部分は支持構造の支持部材に係合可能
な切欠を含むのが好ましい。
【００１５】各々の対の隣接するパネルの間に充填帯状
体が配置されるのがよい。これは溝形のシート状金属製
構造のものでよく、充填部材が２枚の隣接するパネルの
間の空間内に強制的に圧し込まれたときにガスケットが
最初に対向する内方に向いたフランジの間の耐風雨のシ
ール部を与え、次に２つの対応する中間のプロフィール
に形成された相補的リムの後方で係合する係合部分を有
するように溝形の充填部材のフランジの各々の側にガス
ケットを取付けるようにしてもよい。
【００１６】第１及び第２の内方に向いたフランジの縁
部は対応するコアから外方に屈曲しているのが通常の場
合であるけれども、これは言わば第１の内方に向いたフ
ランジに関しての状況であるが第２の内方に向いたフラ
ンジは内方を向いた横方向に延びる縁部を有するように
してもよいと考えられる。
【００１７】好ましい構造において、縁部は交互のフラ
ンジに形成され、中間のフランジには形成されない。例
えばごく普通にはパネルは矩形であり、その場合に２つ
の対向する第１のフランジは縁部を有し他の２つの縁側
フランジは縁部を有していないでろう。特定の実施例の
場合にそのようになっていれば、上記交互のフランジに
対する相補的な第２のフランジは縁部を有していない
が、他のフランジは内方に向いた縁部を有するであろ
う。また多角形の形状は異なる辺の数を有することがで
き、例えば多角形の建築物パネルが六角形であるように
してもよく、ここでまた交互の第１のフランジに外方に
向いた縁部か設けられ他の３つのフランジには設けられ
ないようにするのが好ましいと考えられる。
【００１８】本発明がより容易に理解されるように、以
下に単に例示として添付の図面を参照して説明する。図
１及び図２は本発明によるカーテンウォールのクラッデ
ィングシステムを示している。より詳細には水平方向及
び垂直方向の部材の間の接合部の位置における部分が示
されている。
【００１９】前側のフランジないしウェブ１２を有する
荷重を受ける建築物のフレームないし構造体１０は複数
の個々に取外し可能及び相互に交換可能なパネル１４の
取付け体として用いられる。荷重を受けるフレームはパ
ネルの装着のため１つのフランジが前面に露出したＬ
形、Ｕ形またはＨ形の断面のいかなる数の平行で間隔を
おいた細長い外形部分からなるようにもできる。各々の
パネル１４はパネルの縁部をなすプロフィールを堅固に
する上側及び下側の水平方向のフランジ２０に係合する
回転可能な部材１６及びねじファスナー１８によって装
着される。
【００２０】パネル自体は第１の外側のシート状金属製
のパン２２、第２の内側のシート状金属製のパン２４、
軽量のコア構造部材２６、水平方向及び垂直方向の中間
の補強プロフィール２８及び３０からなる。水平方向の
フランジ２０は水平方向のプロフィール２８と一体的に
なっている。また番号３４で概略的に示される充填部材
のプロフィールが係合し得る外方に開いた外側の溝３２
がプロフィール２８及び３０の各々と一体的になってい
る。充填部材のプロフィール３４は弾性のガスケット３
６と、剛性のシート状金属製の溝形の外側帯状体ないし
本体３８とからなる。
【００２１】パネル１４の荷重ヲ受ける構造１０への装
着は部材１６及びファスナー１８によって行なわれ、そ
れによって図２〜５ｂにより明確に示されるように回転
可能な部材の後面にフランジ２０の隆条部４２上に係合
するようにした平行な凹溝４０が設けられている。
【００２２】凹溝４０の横方向の断面の寸法は熱膨張及
び熱収縮の際のある程度の寸法の差違及び許容度を与え
るようにするため隆条部４２の断面幅を超えるような形
状にになっている。概略的に円形の回転可能な部材１６
は、設置の際に他のプロフィールを保持しながらプロフ
ィールを通過させられるようにするため１つのフランジ
２０に合致するように回転させられる平坦な側部４４を
有している。この特徴は特に図５ａ及びｂに示されてお
り、この図で明確にするためにねじファスナー及び荷重
を受ける構造は省略されている。
【００２３】図４はパネル１４及び充填部材のプロフィ
ール３４が適切に設置されている水平方向の充填部材の
断面を詳細に示している。実施例において示されるねじ
ファスナー１８は単一の操作でいくつかのステップを行
なうように穿孔端部４６及び自動タッピングねじ４８を
有する型のものである。部材１６を荷重を受ける構造上
に保持しながら隆条部４２の上方で緩め回転させられる
だけの十分な長さのねじ４８があるならば、いかなる種
類のねじファスナーも用いられることは明らかであろ
う。
【００２４】また充填部材のプロフィール３４が中間の
プロフィール２８の外方に露出した溝に係合する状態が
図４に示されている。この構造をさらに説明するため
に、垂直方向の充填部材の断面を示す図６と、充填部材
のプロフィール自体を示す図５ｃとを参照する。図６と
図４とを比較すると垂直方向の充填部材にパネルの取付
け体がないことがすぐに明らかになる。
【００２５】充填部材のプロフィール３４は構造の外側
から圧し込まれ、ガスケット３６及び剛性の本体３８は
両方とも隣接するパネルの溝３２の間のある程度可変の
間隔となるわずかな建築の許容差に適合するだけ十分に
弾性を有している。図５ｃに示されるガスケット３６は
外側のパンの第１の内方に向いた縁側フランジ５２に対
し風雨に対するシールを行なう外方に偏倚した横方向の
翼体５０を有している。ガスケットのプロフィールはま
た充填部材のプロフィール３４を所定位置に保持するよ
うに外方に開いた溝３２においてリブ５６の後方に把持
する内方に向いたリップ５４が設けられている。
【００２６】図５ｃは緩めた形の充填部材のプロフィー
ルを示している。図６は垂直方向の填部材の断面を示
し、また図４は水平方向の充填部材の断面を示してい
る。また図４及び図６から、垂直方向及び水平方向のパ
ネルの縁部が相互に異なっていることがわかる。図４に
示される水平方向のパネル縁部におけるシート状金属製
の外側パン２２は横方向に突出する縁部５８を有する内
方に向いた縁側フランジ５２を有することがわかる。
【００２７】水平方向の中間のプロフィール２８は外方
に開いた溝３２における隆条部６０の形の内方に向いた
接合部が設けられ、この隆条部は外側のパンの横方向に
突出した縁部５８の上方で係合しこれを保持することが
できる。これにより外側のパンが荷重を受ける構造によ
って確実に保持されるのでカーテンウォール構造が過度
の風の吸入力にも耐えられるようになる。かくして外側
のパンの荷重を受ける構造への連結部は、外側のシート
が単に接着剤で保持固定されている場合のように化学的
劣化を受けることはない。
【００２８】図６に示されるような垂直方向のパネルの
縁部の内方に向いた縁側フランジ５２は横方向に突出す
る縁部がないように形成されている。
【００２９】図７は若干単純化し破断した形態のパネル
を示している。内側および外側のパンの内側の主面の実
質的に全体を被覆し接着剤で相互に連結するコア部材２
６は図７に示されていないが、組立てられた構造の一部
となろう。
【００３０】しかしながら組立てられたパネルの剛性も
比較的薄い壁状の外面の平坦度も特にコアとの一様な連
結とその構造的剛性とによる。図７の目的は内側及び外
側のパンと水平方向及び垂直方向の中間の補強プロフィ
ールとの組立て体を説明することである。
【００３１】水平方向及び垂直方向の中間のプロフィー
ル２８及び３０は断面が実質的に同じであるが、長さと
端部の形状とが異なっている。
【００３２】図７に示されるように、中間のプロフィー
ルの各々は、組立てられたときに外側のパン２２の内方
に向いたフランジ５２の内面に係合する外側の主面６２
を有している。中間のプロフィールにも、組立てられた
ときに内側のパン２４の第２の内方に向いた縁側フラン
ジ６６の外面に係合する内側の主面６４が設けられてい
る。内側のシート状金属製パン２４は中心部分２５を有
しているが、これは外側のシート状金属製パン２２の中
心部分２３と形状が同様であるが、内側のパンが外側の
パンの内方に向いたフランジ５２の内方に嵌合して中間
のプロフィール２８、３０のための空間を与えるように
若干小さい面積を覆う。
【００３３】中間のプロフィール２８、３０にはまた内
側のパンの内方に向いたフランジ６６に向かって開いて
いる内側の溝６８が各々に設けられている。内側及び外
側の両方のパンの内方に向いたフランジ６６の自由端部
は各々６８または３２のような溝に係合しているが、内
側及び外側のパンにかかる荷重及び力が中間のプロフィ
ールに伝えられ、それによって荷重を受ける構造に伝え
られる。
【００３４】安全性の見地から、特に建築物のカーテン
ウォールのような比較的メンテナンスフリーとなる構造
において、構造の結合部は容易に化学的劣化の作用を受
けるのでその結合部に接着剤材料だけを用いるようには
しないほうが好ましいのは明らかである。本発明による
建築物のパネルは特に前述のようにして荷重を受ける構
造に取付けられたときにその全ての部分の確実な機械的
係止を行なう。
【００３５】この点に関し特に重要なのはパネルの組立
て順序であり、以下のようになる。すなわち最初に水平
方向の中間の外形部分２８に外側のパン２２の対応する
水平方向のフランジ５２が取付けられる。これは水平方
向のプロフィール２８を縦方向の軸を中心として回転さ
せることによって横方向の縁部５８を溝３２の隆条部６
０の後方に導き入れることによってなされる。
【００３６】図７に示されるように、水平方向の外形部
分２８の内側の溝６８は部分７０の上側のプロフィール
の他の部分より短く切断されている。凹部７０は隣接す
る垂直方向の外形部分３０の内側の溝６８の対向する端
部に合せられる。
【００３７】垂直方向のプロフィール３０を対向する水
平方向の外形部分２８の間に挿入した後に、水平方向の
プロフィール２８はもはや縁部５８との係合を外されな
い。水平方向及び垂直方向のプロフィール２８、３０が
外側のパン上に配置された後に、好ましくは軽量のコア
構造を中間の部材によって形成される外側のパン２２の
内側部分に挿入する準備が完了される。このコア構造は
図７には示されていないが、発泡ポリスチレン、発泡ポ
リウレタン、鉱物質ウール、あるいは他の適当な材料の
予め形成されたブロックまたはスラブのようないずれか
の適当な発泡体でも、またハニカム構造等のような予め
形成されたセル形のコアでもよい。
【００３８】「サンドイッチ体」を完成するために、縁
側フランジ６６の自由端部が外側パンの縁側フランジ５
２の自由端部に面し、また中間のプロフィールの内側の
溝６８内に入るようにして内側のパンが挿入される。内
側のパンの中心の面２５はコアに、またそれによって外
側のパンの主面２３に接着され、組立て体全体を一体的
に保持する。このようなサンドイッチ構造は重量級の金
属製プレートを用いることなく大面積のパネルにするこ
とが可能になるので非常に有利である。
【００３９】大面積のパネルは通常平坦度が重要であ
り、これは欠陥のある場合に壁のクラッディングの視覚
的な面に直接支障を与える。本発明サンドイッチ状パネ
ルは平坦度を与えるとともに、設置を強化し支持構造の
経費を減少させるように軽量である。
【００４０】垂直方向及び水平方向の中間のプロフィー
ルのとる位置の隅の詳細部分がさらに図８に示されてい
る。図１〜６の好ましい実施例の特定の（より精巧な）
外形部分に見られるような水平方向の中間のプロフィー
ル２８及び垂直方向の中間のプロフィール３０の異なる
端部がさらにそれぞれ図９ａ及びｂに示されている。
【００４１】図１０はパネルの変更例を示し、これは矩
形ではなく、この例では六角形である。パネルの組立て
体の形態は図７の実施例と同様であるが、この例では、
「水平」型の３つのプロフィールと「垂直」型の３つの
プロフィールとがパネルの６つの周囲のフランジに沿っ
て交互になっている。
【００４２】他の形態が図１１に示されており、この組
立て体は、内側のパンの２つの対向する内方に向いた縁
側フランジ６６が外側の溝３２とある程度同様な形状の
中間のプロフィール３０の内側の溝７４を有するように
組立てられる内方に向いた縁部７２を有するという点で
図７のものと異なっている。
【００４３】明らかに後者の変更例は、「垂直」型のプ
ロフィール３０がここでは内側のパン３４と一体的に組
立てられるという点において、組立ての手順にわずかの
調整を必要とする。
【００４４】図１２及び図１３は装着の構造が図１〜４
のものと異なる他の実施例を示している。図１２及び図
１３は垂直方向の充填部材の水平方向及び垂直方向の断
面を示している。この実施例の形態は、垂直な荷重を受
ける構造１１０が垂直方向の充填部材に一致しパネルが
最初に説明した実施例のように水平方向の充填部材でな
くて垂直方向の充填部材に取付けられるようになってい
る。
【００４５】異なる中間の外形部分１２０を有するのと
は別に、パネルの内側及び外側の皿体はまた９０°だけ
方向を変えられて、水平方向の縁部を垂直方向の縁部に
し、またその逆にする。
【００４６】図１２は横方向の縁部５８及び隆条部１６
０が垂直方向の充填部材に配置されていることを示して
いる。
【００４７】図１３は図１２において直線ＸIII−ＸIII
に沿った断面図であるが、パネル１１４が下降してボル
ト１１５上に取付けられている。ボルト１１５には中間
のプロフィール１２０の切込まれた凹溝１２１に嵌合す
る大きくした頭部１１９によってパネル１１４に連結さ
れたフック状の部材１１７が係合している。
【００４８】フック状の部材１１７は図１３に示される
ようにファスナー１２３によって切込まれた凹溝１２１
に保持できる。
【００４９】がたつかずぴったりとした嵌合い連結とす
るために、さらに弾性部材１２５を設けることができ、
これはボルト１１５にスナップ嵌合しまたさらにフック
状の部材１１７の戻り止め１２９の後方にも係合するた
めの付加的手段１２７を有するようにしてもよい。
【００５０】支持構造１１０はシルクハットの形状であ
りパネルの後面を支持するための横方向の面１１２を有
するのが好ましい。
【００５１】帯状体１１３の形の弾性パッディングが面
１１２と内側のパネルの面との間に設けられるようにし
てもよい。
【００５２】図１２及び図１３の実施例は矩形のパネル
がその長い方向を垂直方向にして配置される設置状態に
関して一般的に好まく、また図１〜４の実施例は水平方
向の矩形パネルに関して好ましいであろう。
【００５３】図１４〜１７は図１〜４のものと概略的に
同様な中間の外形部分と図１２及び図１３のものと概略
的に同様な装着形態とに変更を加えた本発明の他の実施
例を示している。
【００５４】詳細には支持構造２１０は図１２のものと
非常に類似しており、渡しボルト２１５を含む。第１の
パン２２２、第２のパン２２４及びコア２２６を有する
２枚のパネルが相互に近接して装着されて示されており
（図１５）、各々本体部分２１７、大きくなった頭部２
１８及びボルト２１５上に係合可能な下方に延びる切欠
２１９を含むファスナー２１６（図１６）によって対接
して保持される。
【００５５】図１５から頭部２１８が対応する中間のプ
ロフィール２２８の凹部２２７に係合し、この凹部は頭
部２１８の下側に係合するための内方に向いたリム２２
９を含むことがわかるであろう。
【００５６】頭部２１８には少なくとも１つのねじ孔２
５０がが設けられ、これに係止部材２５２が螺合して、
係止部材２５２が内方に螺合したときに中間のプロフィ
ール２２８に係合してこの中間のプロフィールとファス
ナー２１６との間で相対的に移動が生じないように係止
する。図１６からわかるように、２つのファスナーのね
じ孔２５０は頭部の縦方向に相互に偏倚している。これ
により係止部材でのスパナの操作が容易になる。このよ
うにして各々のパネル２１４の実際に高さ及び位置が特
定の必要に適合するように調節できる。この形態の他の
面は図４に示されるのと同様であり、組立て体にまた充
填部材のプロフィール２３４及びガスケット２３６が設
けられているのがわかるであろう。これらは係止部材２
５２が適当なスパナによって締めたり緩めたりされるよ
うに取外しできる。
【００５７】この形の締付けは図示した型の構造にだけ
用いられるのではなく、ファスナーの頭部が係合及び係
止可能な何らかの形の縁側の外形部分を有していれば他
のパネルにも同等に適用可能であることがわかるであろ
う。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明による建築物のパネル組立て体の１つの
実施例の外方から見た概略的な透視図ある。
【図２】内側から見た同様な図である。
【図３】ねじファスナーを取付けた回転可能な部材をよ
り明確に詳細に示す図である。
【図４】間に充填帯状体を有する本発明による２枚の隣
接する建築物のパネルの拡大した断面図である。
【図５】ａ，ｂ；２つの異なる位置でファスナーを取付
けた回転可能な部材を示す、充填部材を省略した同様な
図である。 ｃ；充填部材の拡大図である。
【図６】充填帯状体が挿入された対応するパネルの他の
２つの側部を示す図４と同様な図である。
【図７】図１〜６のパネルの破断した図である。
【図８】隅部において接合する２つの中間のプロフィー
ルを示す図である。
【図９】ａ，ｂ；本発明の中間のプロフィールの２つの
部分を示す概略的な透視図である。
【図１０】六角形のパネルを示す図７と同様な図であ
る。
【図１１】矩形のパネルの変更した構造を示す破断した
図である。
【図１２】他の変更したパネルの図４と同様な図であ
る。
【図１３】図１２の直線ＸIII−ＸIII上にとった拡大し
た断面図である。
【図１４】本発明による建築物のパネル組立て体の他の
実施例の透視図である。
【図１５】図１４のパネルの部分的な上側平面図であ
る。
【図１６】図１４及び図１５の組立て体の１対の締付け
部材の透視図である。
【図１７】図１４の直線ＸVII−ＸVIIに沿ってとった断
面図である。
【符号の説明】
１０ 支持構造 １８ ファスナー ２２ 第１のパン ２３ 第１の中心部分 ２４ 第２のパン ２５ 第２の中心部分 ２６ コア構造 ２８ 中間のプロフィール ３０ 中間のプロフィール ５２ 縁側フランジ ６０ 接合部 ６６ 縁側フランジ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 多角形の周辺をなす第１の中心部分（２
    ３）と多角形の周辺の各々の辺における第１の内方に向
    いた縁側フランジ（５２）とを有する第１のシート状金
    属製パン（２２）と、上記第１のパンと同様の形状であ
    るが覆う面積がより小さい第２の中心部分（２５）と上
    記第１のパンの第１の内方に向いたフランジ（５２）に
    沿って密接して嵌合する寸法の多角形の周辺の各々の辺
    における第２の内方に向いた縁側フランジ（６６）とを
    有する第２のシート状金属製パン（２４）と、上記第１
    及び第２の中心部分（２３，２５）と上記第２の内方に
    向いたフランジ（６６）とによって形成される内側部分
    を実質的に充填するコア構造（２６）と、上記第１及び
    第２の内方に向いた縁側フランジ（５２，６６）に相互
    に係合し位置決めする周辺の中間のプロフィール（２
    ８，３０）と、からなり、上記第１及び第２の内方に向
    いたフランジの一部が、好ましくはそのパンの中心部分
    に概略平行な、対応するフランジの横方向に突出する縁
    部を有し、相補的な第２または第１の縁側フランジが実
    質的にこのような突出する縁部を有していないようにし
    たことを特徴とする多角形の建築物パネル。
  2. 【請求項２】 上記中間のプロフィールが対応するパン
    及び中間のプロフィールを相互に所定位置に保持するよ
    うにその辺の上記縁部（５０）に係合する横方向に突出
    する接合部（６０）を含むことを特徴とする請求項１に
    記載のパネル。
  3. 【請求項３】 上記相補的な内方に向いたフランジ（６
    ６，５２）に上記中間のプロフィール（２８，３０）の
    一部が内方及び外方の両方から係合するようにしたこと
    を特徴とする請求項１または２に記載のパネル。
  4. 【請求項４】 上記中間のプロフィール（２８，３０）
    が上記パネルを支持構造（１０）に締付けるために用い
    られるファスナー（１８）が係合可能な部分（４２）を
    有することを特徴とする請求項１〜３のいずれかに記載
    のパネル。
  5. 【請求項５】 上記部分（４２）が、上記ファスナーが
    締付けられたときに上記接合部（６０）を上記横方向に
    延びる縁部（５８）に押付ける方向に上記縁部（５８）
    を押付けるように配置されていることを特徴とする請求
    項４に記載のパネル。
  6. 【請求項６】 対応する座金状の回転可能な部材（１
    ６）を取付けているねじファスナー（１８）の形のファ
    スナーをさらに含むことを特徴とする請求項５に記載の
    パネル。
  7. 【請求項７】 上記座金状の回転可能な部材が上記プロ
    フィールの一部に形成され外方に向いたビード（４２）
    に係合するように少なくとも１つの凹溝（４０）が形成
    され、上記回転可能な部材が、第２のパネルがすでに固
    定されたパネルに近接した位置を容易にとり得る位置ま
    で回転しその後に上記回転可能な部材か上記第２のパネ
    ルの一部に係合するように例えば９０°だけ回転するよ
    うに周辺の部分が（４４）が省略された部分的円形であ
    るようにしたことを特徴とする請求項６に記載のパネ
    ル。
  8. 【請求項８】 上記中間のプロフィールの一部（２２
    ７）に係合可能な外形の頭部（２１８）を有する本体
    （２１７）の形のファスナー（２１６）をさらに含み、
    上記頭部が孔を有していて、これに上記中間の外形部分
    の一部に当接して上記中間のプロフィールを上記ファス
    ナーに対して係止するように締付けられるねじ状の係止
    部材が係合せしめられるようにしたことを特徴とする請
    求項５に記載のパネル。
  9. 【請求項９】 各々の対の隣接したパネルの間に配置さ
    れるようにした充填帯状体（３４）をさらに含み、該充
    填帯状体が溝形の充填部材のフランジの各々の側にガス
    ケット（３６）を取付けた溝形のシート状金属製構造で
    あって、上記充填部材が２枚のパネルの間の空間内に強
    制的に圧し込まれたときに上記ガスケットが最初に対向
    する上記内方に向いたフランジの間に風雨に対するシー
    ルを行ない、次に２つの対応する中間のプロフィールに
    形成された相補的リムの間に係合する係合部分を有する
    ようにしたことを特徴とする請求項１〜８のいずれかに
    記載のパネル。
  10. 【請求項１０】 上記第１及び第２の内方に向いたフラ
    ンジが上記パネルの交互のフランジに形成されているこ
    とを特徴とする請求項１〜９のいずれかに記載のパネ
    ル。
  11. 【請求項１１】 支持構造（１０，１１０，２１０）
    と、各々が多角形の周辺をなす中心部分（２３）及びそ
    の少なくとも１つの辺における第１の内方に向いた縁側
    フランジ（５２）を有する第１のシート状金属製パン
    と、該第１のパンと同様な形状の第２の中心部分（２
    ５）及び多角形の少なくとも１つの辺における第２の内
    方に向いた縁側フランジを有する第２のシート状金属製
    パン（２４）と、上記第２の内方に向いたフランジによ
    って形成される内側部分を実質的に充填するコア構造
    （２６）と、上記第１及び第２の内方に向いた縁側フラ
    ンジ（５２）を相互に係合させ位置決めし内方に向いた
    リム（４２）を有する溝（４０，１２１，２２７）を含
    む周辺の中間のプロフィール（２８，３０，１２０，２
    ２８）と、各々上記溝に係合する頭部（４４，１１９，
    ２１８）及びファスナー本体を含む多数のファスナー
    （１６，１１７，２１６）とからなり、上記溝が上記頭
    部に対して滑動可能であり、上記ファスナー本体が上記
    支持構造（１０，１１０，２１０）に装着された手段
    （１８，１１８，２１５）及び上記ファスナーを上記溝
    に対して係止するための係止手段（１８，１２３，２５
    ２）を有するようにした複数のパネルと、からなること
    を特徴とするパネリングシステム。
JP4343960A 1991-12-24 1992-12-24 建築物パネルおよびパネル構造体 Expired - Lifetime JP2554827B2 (ja)

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GB9127334:2 1991-12-24
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