JPH06134110A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JPH06134110A
JPH06134110A JP4312909A JP31290992A JPH06134110A JP H06134110 A JPH06134110 A JP H06134110A JP 4312909 A JP4312909 A JP 4312909A JP 31290992 A JP31290992 A JP 31290992A JP H06134110 A JPH06134110 A JP H06134110A
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JP
Japan
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symbol display
game
winning
variable display
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JP4312909A
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English (en)
Inventor
Kichihei Niiyama
吉平 新山
Koji Ito
広司 伊東
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Sophia Co Ltd
Original Assignee
Sophia Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 可変表示ゲームを行う遊技機において、遊技
者に大きな期待感を抱かせることができるようにするこ
とを目的とする。 【構成】 図柄同調制御手段D(CPU806)によっ
て、可変表示装置103の各図柄表示部104,10
5,106の図柄を順次整列させると共に、その各図柄
を整列した状態で互いに同期させて変動表示させ、図柄
停止制御手段T(CPU806)によって、所定時間経
過後に一斉に静止表示させて静止図柄配列を完成するよ
うになっているので、可変表示ゲーム中に遊技者は当り
が発生するか否かは判断できても、如何なる図柄配列の
当りかは図柄が静止表示されるまで判らないので、可変
表示ゲームに対する期待感が高まり、遊技機の興趣を向
上させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、入賞領域を形成する
遊技部に設けた特定入賞口に遊技球が入賞したことを条
件に開始される可変表示ゲームの所定の結果に基づい
て、遊技球が入賞し易い状態に変換する遊技機に係り、
特に所謂フィーバータイプ或いはデジパチと称せられる
第1種パチンコ遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来一般の第1種パチンコ遊技機にあっ
ては、入賞領域を形成する遊技盤の遊技部に、遊技球が
入賞する特定入賞口と、可変表示ゲームが可能な可変表
示装置と、遊技球が入賞し易い状態に切換可能な変動入
賞装置等が設けられる。そして、特定入賞口に遊技球が
入賞すると、可変表示装置は三つの窓部にそれぞれ数種
類の図柄を変動表示させる可変表示ゲームを行い、可変
表示装置に所定の当たり図柄が整列すると、即ち、所定
の当たり図柄配列(例えば、「1,1,1」,「2,
2,2」,「3,3,3」,「4,4,4」,「5,
5,5」,「6,6,6」,「7,7,7」等のぞろ目
の数字、或いは「☆,☆,☆」,「◆,◆,◆」等の同
じ記号や同じ模様図柄など)が形成されると、変動入賞
装置を遊技者にとって有利な状態に切り換えて所謂特別
遊技を実行し、遊技者に多くの賞品球獲得の機会を与え
て遊技者の興趣をつなぐと共に、遊技店の一定の利潤を
確保できるようにしている。
【0003】ところで、上述したような第1種パチンコ
遊技機(以下、単にパチンコ遊技機と称する)は、一般
に、特定入賞口に遊技球が入賞した際に乱数を生成し、
この乱数と当たり判定値とを比較してその比較結果に基
づき可変表示装置に表示すべき図柄配列(停止パター
ン)を決定する。そして、この停止パターンに基づき可
変表示装置は各窓部の図柄が、例えば左図柄→中図柄→
右図柄の順で所定の時間間隔で停止表示され、この可変
表示装置の左図柄と中図柄とが当たり図柄と一致した場
合(例えば、「7,7,□」(但し、「□」は、右図柄
が変動表示中であり、未だ停止表示されていない状態を
表すものとする。)等)、即ち一般的にいう、”リー
チ”が掛かった状態となった際に、右図柄に「7」が出
る可能性を示唆し、遊技者の期待感を膨らませて、スリ
ル溢れる遊技感を得ることができるように、前記遊技盤
の前面部に配設したランプやLED等の発光素子を派手
に点滅させて視覚的にリーチ状態を報知したり、或いは
スピーカーから軽快なメロディーや音声(例えば、「リ
ーチガ、カカッテイマス」等)などの効果音を流して、
所謂”当り予告”を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
パチンコ遊技機にあっては、可変表示装置にリーチ図柄
配列が形成された段階、即ち、前記例に従うならば、窓
部の左図柄と中図柄の配列が決定(例えば、「1,1,
□」,「☆,☆,□」,「7,7,□」等)し、右図柄
のみが変動表示されている状態で、前記”当たり予告”
を行っているため、遊技者にとっては、全ての図柄の配
列が完全に整列する前に、揃うであろう図柄配列は既に
明かであり(即ち、「1,1,1」,「☆,☆,☆」或
いは「7,7,7」となることは明かである。)、例え
ば「7」が所謂ラッキーナンバーであり、図柄配列が
「7,7,7」となったときに限って遊技者に特に有利
となるゲーム状態(所謂大当り状態等)が発生するよう
に設定されている場合などには、遊技者に対して「7,
7,□」の状態ではゲームに大きな期待感を与えること
ができる反面、「1,1,□」,「☆,☆,□」などの
場合には、既にラッキーナンバーでの大当りとなる可能
性はないため期待感は薄く、興趣を高めることができな
いといった欠点があった。また、可変表示装置にリーチ
図柄配列が整列する前であっても、左図柄表示部に
「7」以外の図柄(例えば、「3」や「☆」等)が停止
表示された段階で、それ以降に中図柄表示部や右図柄表
示部に如何なる図柄が停止表示されても大当り状態を発
生する図柄配列(即ち、「7,7,7」)にならないこ
とは明白であるから、左図柄表示部の図柄が静止表示さ
れた時点で遊技者のゲームに対する興趣が損なわれてし
まう虞があった。
【0005】特に、近年では、可変表示装置に特定の図
柄(例えば、「7,7,7」)が停止表示された場合に
特別遊技状態が連続して発生する可能性を高くするパチ
ンコ遊技機、即ち、所謂”連チャン”が可能なパチンコ
遊技機が提案されているが、このような連チャンが可能
なパチンコ遊技機にあっては、上述のようにリーチ図柄
が配列された後に”当り予告”を行っても、連チャンが
可能な当たりであるか否かは既に判明しているため、遊
技者に期待感を持たせることができず客に飽きられる遠
因ともなり、延いては遊技店の客数の減退を招く虞もあ
った。
【0006】この発明は、上記事情に鑑みてなされたも
ので、遊技者に大きな興趣を与えることができる遊技
機、特に、所謂”連チャン”が可能な機種に適用した場
合により大きな期待感や興趣を与えることができる遊技
機を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、入賞領域を形成する遊技部に、遊技球が
入賞する特定入賞口と、当該特定入賞口への遊技球の入
賞を条件に複数種類の図柄を可変表示する可変表示ゲー
ムを行う可変表示装置と、遊技者にとって有利な第1状
態と、遊技者にとって不利な第2状態とに変換可能な変
動入賞装置とが設けられ、前記特定入賞口への遊技球の
入賞に基づいて前記可変表示装置の各図柄表示部の図柄
の変動表示を開始し、所定の条件の充足によって各図柄
表示部に図柄を静止表示させて図柄の配列を完成させ、
この図柄の配列が予め設定された当り図柄配列と一致し
た場合に前記変動入賞装置を第1状態に切り換えて特別
遊技を実行するように構成された遊技機において、前記
可変表示装置の静止図柄配列が完成される前に、前記各
図柄表示部の各図柄を順次整列させると共に、その各図
柄を整列した状態で互いに同期させて変動表示させる図
柄同調制御手段と、当該図柄同調制御手段によって互い
に同期して変動表示されている各図柄表示部の図柄を、
所定時間経過後に一斉に静止表示させて静止図柄配列を
完成する図柄停止制御手段とを備えたことを特徴として
いる。
【0008】尚、この発明の遊技機は、前記図柄表示部
の図柄の変動表示速度を所定の図柄表示部から順次低下
させる態様に構成可能である。
【0009】
【作用】この発明に係る遊技機は、図柄同調制御手段
(例えば、プログラム制御されるCPU)によって、可
変表示装置の静止図柄配列が完成される前に、各図柄表
示部の各図柄を順次整列させると共に、その各図柄を整
列した状態で互いに同期させて変動表示され、また、図
柄停止制御手段(例えば、前記同様に、プログラム制御
されるCPU)によって、互いに同期して変動表示され
ている各図柄表示部の図柄は、所定時間経過後に一斉に
静止表示されて静止図柄配列を完成するように構成され
ているので、遊技者には当たりが発生することは判明し
ても、如何なる図柄配列の当たりが発生するかは判別で
きため、遊技者の大当り発生に対する期待感を持続で
き、興趣に富む可変表示ゲームを行うことができる。
【0010】特に、この発明を、所謂”連チャン”可能
な機種に適用した場合、可変表示ゲーム実行中に、通常
の当たりであるか、或いは”連チャン”状態発生を含む
特別大当たりであるかの期待感を遊技者に抱かせること
ができ、より興趣に富む遊技を提供することができる。
【0011】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照して説
明する。図1から図12は本発明の一実施例に係るパチ
ンコ遊技機を示し、図1が遊技盤の正面図、図2が同遊
技盤の通過型チャッカの正面図、図3が同通過型チャッ
カの斜視図、図4が同通過型チャッカの分解斜視図、図
5が同遊技盤の一般入賞口の斜視図、図6が同入賞口の
分解斜視図、図7が制御系のブロック図、図8から図1
2が本発明に係るパチンコ遊技機の可変表示ゲームの処
理手順を表すフローチャートである。
【0012】図1において、100は遊技盤を示し、図
示および説明は省略するが、この遊技盤100は遊技機
の機枠に対してフレームおよびヒンジ等を介して取り付
けられている。
【0013】遊技盤100には遊技領域101が設定さ
れ、この遊技領域101には打球発射装置(図示省略)
によって発射されたパチンコ玉がガイドレール102に
案内されて流入するようになっている。前記遊技部10
1の略中央部には、大当り遊技(特別遊技)の権利の発
生のための可変表示ゲームを行う特別図柄表示装置(可
変表示装置)103が設置されている。
【0014】この特別図柄表示装置103の略中央部に
は、可変表示ゲームを行うための特別図柄表示部となる
左図柄表示部104、中図柄表示部105、右図柄表示
部106が設けられている。そして、後述する本パチン
コ遊技機の制御システムにより前記左図柄表示部10
4、中図柄表示部105、右図柄表示部106の夫々
に、「0,1,2,3,4,5,6,7,8,9,A,
P,T,C,?」の15種の図柄がこの順序で、遊技者
が目で追えない程度の速度で変動表示されるようになっ
ている。また、前記特別図柄表示装置103の上方に
は、後述の特定始動口への入賞記憶を四つまで表示する
入賞記憶表示器107が配設されている。
【0015】前記特別図柄表示装置103の直上には天
入賞口と呼ばれる一般入賞口108が設けられ、又、左
右両側には一対の通過型チャッカ109,110が設け
られ、特別図柄表示装置103の下方には、入賞調整装
置を構成する電動役物111を備えた始動口112が配
設されている。尚、前記通過型チャッカ109,110
および前記始動口112の内部には、それらの中に入賞
したパチンコ玉を検出する近接サンサS(特定入賞検出
器)が内蔵されている。また、遊技領域101の複数箇
所には、流入したパチンコ玉を所定方向へ誘導する周知
の風車等で構成される転動誘導部材113,113・・
・が設けられている。
【0016】遊技領域101の中央下部には、変動入賞
装置114が設けられ、さらにその下方の中央位置には
アウト球回収口115が配置されている。そして、前記
変動入賞装置114の上部中央には大入賞口116が設
置され、該大入賞口116には、ソレノイド等をアクチ
ュエーターとして上端側が手前に傾倒してその大入賞口
116を開放する開閉扉117が取り付けられており、
この大入賞口116中には継続スイッチSW(図示省
略)及びカウントスイッチSW(図示省略)が配設され
ている。また、前記大入賞口116の左右両側には一般
入賞口118a,118bが隣設され、その下方には普
通図柄表示装置119が設けられている。また、その変
動入賞装置114の左右の斜め上方位置には、始動口1
20,121が設けられ、これら始動口120,121
の中には入賞したパチンコ玉を検出する近接センサS
(図には現れていない。)が設置されている。
【0017】本実施例に係るパチンコ遊技機100は概
略上記のように構成されていて、遊技中、遊技領域10
1の始動口112,120,121のいずれかにパチン
コ玉が入賞すると、その入賞がそれらの始動口中の近接
センサSに検出されて役物制御装置800に記憶され、
その記憶個数分だけ入賞個数表示器107内のLEDが
点灯されるようになっている。そして、その記憶に基づ
いて、前記特別図柄表示装置103の左図柄表示部10
4,中図柄表示部105,右図柄表示部106の図柄
(数字、記号、図柄なども含む。)の変動表示が所定時
間なされた後に停止表示される可変表示ゲームが行われ
る。その可変表示ゲームの開始毎に、前記役物制御装置
800の入賞記憶が「1」ずつディクリメントされて入
賞個数表示器107内のLEDの点灯が一つずつ左へ移
動された状態となる。
【0018】この可変表示ゲームが繰り返し行われ、そ
の結果、左図柄表示部104、中図柄表示部105、右
図柄表示部106の停止図柄が例えば、「5,5,
5」,「6,6,6」,「7,7,7」等のぞろ目の数
字、或いは「☆,☆,☆」,「◆,◆,◆」等の同じ記
号、或いは同じ図柄になると、大当りが発生する。この
大当りが発生すると、変動入賞装置114の開閉扉11
7が所定時間ずつ所定サイクル開放される特別遊技が行
なわれる。尚、次のサイクルの継続要件としては、各サ
イクル中その大入賞口116への入賞球がその大入賞口
116中の継続スイッチSWに検出されることが要求さ
れる。その各サイクル中の所定時間が経過する前に大入
賞口116中に球が所定個数以上流入したときは、その
時点でそのサイクルを終了するようになっている。ここ
で、前記可変表示ゲームについて詳しく説明すると、前
記三つの図柄表示部(左図柄表示部104、中図柄表示
部105、右図柄表示部106)の図柄表示が夫々独立
に緩急を付けられて次々と変動表示されて所定時間経過
後に変動が停止されるような図柄表示の変動ゲームとし
て行われ、具体的には左図柄表示部104の図柄の変動
の開始後所定時間経過するか、又はストップボタン(図
外)が押された後に、先ず左図柄表示部104が変動表
示を停止する。その停止までの態様は、停止図柄のいく
つか前の図柄(例えば、四つ前の図柄)から変動の速度
が緩やかになって停止表示されるようになっている。ま
た、前記中図柄表示部105も同様に、停止図柄のいく
つか前の図柄(例えば、四つ前の図柄)から変動が緩や
かになって停止されるようになっている。この中図柄表
示部105の図柄の変動が停止した時点で、該中図柄表
示部105の停止図柄が、左図柄表示部104の停止図
柄と一致していない場合(特別遊技発生の可能性のある
リーチ状態になっていない場合)には、その中図柄の停
止後、速やかに、右図柄表示部106の図柄変動の停止
が、前記左図柄及び右図柄の変動の停止と同様にして行
われる。一方、前記中図柄表示部105の停止図柄が、
左図柄表示部104の停止図柄と一致している場合(即
ち、所謂リーチ状態になっている場合)には、後述の制
御システムによって、可変表示ゲームの開始時点から、
リーチ状態であることを遊技者に報知するランプやLE
D等の視覚的報知装置や、後述するスピーカー92等の
聴覚的報知装置が作動するように成っている。
【0019】このように、特別図柄表示装置103は、
始動口112,120,121のいずれかへのパチンコ
玉の入賞で可変表示ゲームを開始し、役物制御装置80
0によって決定された図柄を各表示部に表示(即ち、図
柄の配列を生成)する。そして、この配列が同一図柄で
あれば当たりとなり、また、特に所定の図柄の配列(例
えば、「7,7,7」等)であれば大当たりが発生し、
この大当たりでは連続して当たりが発生する可能性が高
い状態、所謂連チャン状態が得られる。
【0020】また、普通図柄表示装置119は、1つの
図柄表示部122を有し、特別図柄表示装置103と同
様に役物制御装置800により制御される。この普通図
柄表示装置119は、通過型チャッカ109,110の
パチンコ玉の通過で図柄表示部122に複数の図柄(例
えば、「0」〜「9」までの数字)を可変表示する可変
表示ゲームを開始し、この表示部122に特定の図柄
(例えば、「3」または「7」)が静止すれば当たりが
発生し、電動役物111の誘導開閉部材111a,11
1bが所定時間開放する。
【0021】通過型チャッカ109は、図2,図3およ
び図4に示すように、遊技盤100に固定されたチャッ
カ本体109aに蓋体109bを組み付けて構成され、
これらチャッカ本体109aと蓋体109bとの間に近
接センサSが取り付けられる。チャッカ本体109aに
は部分円弧状の誘導部109cが一体的に形成され、こ
の誘導部109cによってチャッカ本体109aと蓋体
109bとの間に湾曲した玉通路123が形成される。
この玉通路123は、上部に入口123aが開口し、ま
た、誘導開閉部材111aに向かって出口123bが開
口し、入口123aに入ったパチンコ玉Pを電動役物1
11の前記誘導開閉部材111aに向かって導くように
なっている。
【0022】前記近接センサSは、入口123aの付近
に配設され、玉通路123を通過するパチンコ玉Pを電
磁的に検出する。この近接センサSは、役物制御装置8
00に接続線124を介して接続され、パチンコ玉Pの
検出信号が入力されて、前述のように普通図柄表示装置
119を駆動して可変表示ゲームが行われ、特定の図柄
が整列すると始動口112の電動役物111の誘導開閉
部材111a,111bが開口する。尚、図示は省略し
たが、通過型チャッカ110はパチンコ玉を導く方向は
逆になるものの、前記通過型チャッカ109と同一の構
造を有している。
【0023】また、入賞調整装置を構成する電動役物1
11は、図5および図6に示すように、遊技盤100の
表面に役物本体125がビス等で固設され、この役物本
体125の前面側上方には樋部材126が設けられ、
又、その下方には玉通路画成部材127が夫々設けられ
ている。そして、役物本体125の裏面側(即ち、遊技
盤100を挟んで対向する位置)に入賞球処理機構12
8とアクチュエータ129とが設けられている。
【0024】前記役物本体125の樋部材126は、上
方が開口した断面半円弧状を成し、前方側端部が遊技領
域101に対して始動口112として開口し、後方側端
部が前記入賞球処理機構128に対してパチンコ玉の受
け渡しを可能に連結し、始動口112に入賞したパチン
コ玉が入賞球処理機構128に送り出されるように構成
されている。
【0025】また、前記玉通路画成部材127には、役
物本体125との間に1対の誘導開閉部材111a,1
11bが図示しない回動軸を介して開閉可能に支持さ
れ、又、上方に開口した断面形状が略半円弧状の樋部1
27aが一体的に形成されている。各誘導開閉部材11
1a,111bは、各回動軸が玉通路画成部材127内
の図示しないクランク機構に連結し、そのクランク機構
は、作動子を構成する”コ”の字状の係合部材127b
を介して前記アクチュエータ129側に連結される。ア
クチュエータ129は、ソレノイド130とそのプラン
ジャ130aの先端側に取付られる係合片130bとか
ら構成され、アクチュエータ129全体は、入賞処理機
構128の裏側に形成される格納部131内に嵌設され
る。そして、役物本体125側の前記”コ”の字状の係
合部材127bは、アクチュエータ129側の係合片1
30bと係合して、ソレノイド130の駆動力がクラン
ク機構を介して誘導開閉部材111a,111bに伝達
され、当該誘導開閉部材111a,111bの開放時
(図5中に鎖線で示す状態)には、パチンコ玉が入賞し
易い状態が生成される。尚、前記プランジャ130a
は、スプリング130cにより図中上方に付勢され、ソ
レノイド130の励磁で下方に吸引されて変位するよう
になっている。また、役物本体125側の樋部127a
は、遊技盤100の裏面側で入賞球処理機構128にパ
チンコ玉を受け渡し可能に連結し、誘導開閉部材111
a,111bを介して電動役物111に入賞したパチン
コ玉を入賞球処理機構128に送り出すように構成され
ている。
【0026】入賞球処理機構128は、図6に示すよう
に、遊技盤100の裏面に機構本体132が固定され、
この本体132に入賞球を判別するセーフセンサ133
と前記アクチュエータ129とが組み付けられる。機構
本体132には、パチンコ玉の二系統の流入口134,
135が形成されると共に、一系統の出口136が形成
され、これら入口134,135と出口136との間に
は玉通路137が形成されている。そして、前記各入口
134,135には、上述した樋部材126および樋部
127aの先端側が接続し、又、出口136の近傍位置
には近接センサで構成されるセーフセンサ133が嵌設
され、出口136から排出されるパチンコ玉を検出し、
接続線138を介して役物制御装置800に検出信号が
入力される。
【0027】図7には、後述の制御プログラム(フロー
チャート)を実行可能な制御システムの一実施例が示さ
れている。この制御システムは、役物制御装置800と
それに接続される確率設定装置801,外部情報端子板
802,賞球排出制御装置803,各種信号入力SW8
04,音生成装置805等から構成されている。そし
て、該役物制御装置800は、中央演算処理装置(CP
U)806と、各種データやプログラムを記憶する記憶
装置(ROM,RAM)と、一度書き込んだデータやプ
ログラムを電気的パルスの入力によって書換え可能な記
憶装置(EEPROM)及びクロック信号に基づいて所定のタ
イミング信号を生成する分周回路と各装置に駆動電力を
供給する電源回路等から構成されている。また、確率設
定装置801は、確率設定SW,確率設定表示SW,確
率設定表示器等から構成され、該確率設定装置によって
設定された設定乱数値によって特別遊技が行われるよう
になっている。また、役物制御装置800からの設定値
信号や設定装置作動信号及び賞球排出制御装置803か
らの賞球データ信号等が外部情報端子板802に出力さ
れるように成っており、さらに役物制御装置800には
始動口112,120,121の近接センサS,大入賞
口入賞カウントSW,入賞球を判別するセーフセンサ1
33等の各種信号を入力する信号入力SW804が接続
されている。さらに、該役物制御装置800には、特別
図柄表示装置(可変表示装置)103,大入賞口116
の開閉を行うソレノイドSOL−A,作動表示ランプ8
07及びLED808等と、アンプ及びスピーカー92
に接続される音生成装置805が接続され、役物制御装
置800から各装置に対応した制御信号やデータ信号が
出力されるように成っている。
【0028】そして、始動口112,120,121の
いずれかへのパチンコ玉の入賞によって近接センサSか
らパチンコ玉の検出信号が役物制御装置800に入力さ
れ、役物制御装置800のCPU806は、確率設定装
置801で設定された所定の確率値に基づいて、例え
ば、大当り(所謂連チャン状態の発生を含む)或いは通
常の当りであるか否か(即ち、当り図柄配列とするか否
か)を判定する。この判定結果が大当り或いは通常の当
りである場合には、CPU806の制御によって特別図
柄表示装置103で可変表示ゲームの実行中の所定時期
に、役物制御装置800から所定の制御信号が発せら
れ、その制御信号に基づいて前記作動表示ランプ807
及びLED808が大当り或いは通常の当りの視覚的報
知装置として作動すると共に、前記スピーカー92が大
当りの聴覚的報知装置として作動し、遊技者に対して大
当り或いは通常の当りの発生する可能性を報知するよう
に構成される。
【0029】また、前記判定結果が大当り或いは通常の
当りとなって特別図柄表示装置103で可変表示ゲーム
が開始されると、前記CPU806とROM等で構成さ
れる図柄同調制御手段Dと、図柄停止制御手段Tによっ
て、各図柄表示部104,105,106に静止図柄配
列が完成される前に、当該図柄表示部104,105,
106に各図柄を順次整列させ(例えば、「7,□,
□」,「7,7,□」,「3,□,□」,「3,3,
□」等のように整列させ(尚、先にもことわった様に、
「□」は当該図柄表示部の図柄が未だ決定していない状
態を表すものとする。))、その各図柄を整列した状態
で互いに同期させて変動表示され(即ち、「7,7,
□」の様なリーチ状態であれば、左図柄表示部104の
15種の図柄「0,1,2・・・C,?」と中図柄表示
部105の15種の図柄「0,1,2・・・C,?」の
夫々の図柄が常に揃った状態で同一速度で回転され
る)、且つ、所定時間経過後(例えば、3秒後)に各図
柄表示部104,105,106の図柄を一斉に静止表
示させて静止図柄配列(例えば、「7,7,7」等)を
完成させるようになっているので、遊技者は可変表示ゲ
ーム中に、前述のような報知装置による当りの予告や、
各図柄表示部104,105,106における各図柄の
同期した変動表示状態等から判断して当りが発生する可
能性を知得することはできるが、その当りが果して”大
当り”(連チャン発生を含む)であるのか或いは”通常
の当り”であるのかは、全ての図柄が静止表示されるま
で確実には判らないので、この可変表示ゲームの開始か
ら終了までの全般に亘って遊技者の期待感を維持するこ
とができ、結果的にパチンコ遊技機の興趣を高めること
が可能になる。
【0030】図8は、前記役物制御装置800のCPU
806によって実行される可変表示ゲーム処理の制御手
順を示すフローチャートである。ここに、可変表示ゲー
ム処理とは、概略的には特別図柄表示装置103の各図
柄表示部104,105,106に所定のパターンとタ
イミングで図柄を変動表示させ、その図柄を所定のタイ
ミングで一斉に静止表示させる処理である。尚、この可
変表示ゲーム処理は、所定時間毎に繰り返し実行され
る。
【0031】この処理において、まずステップS1では
特定入賞検出器(近接センサS)がオン状態か否か(即
ち、パチンコ玉の入賞を検出したか否か)が判定され
る。そして、パチンコ玉の入賞を検出しない場合には、
そのままこの処理を終了(HALT)してリセット信号が入
るまで待機し、また、特定入賞検出器がオン状態となり
パチンコ玉の入賞が検出された場合には、次のステップ
S2に移行する。
【0032】ステップS2では、特定入賞記憶数が4未
満であるか否かが判定され、特定入賞記憶数が4以上で
あると判定した場合には、ステップS3からステップS
6の処理を行うことなく処理を終了(HALT)し、また、
特定入賞記憶数が4未満であると判定した場合には、ス
テップS3に進んで特定入賞記憶数を更新し(即ち、”
1”インクリメントし)、次のステップS4に移行す
る。ステップS4では、前記確率設定装置801による
確率設定に基づいて指定される前記役物制御装置800
内のROMに格納された所定の乱数テーブルを用いて、
CPU806による乱数の抽出と記憶が行われ、その後
に次のステップS5に進む。
【0033】ステップS5では、特定入賞の検出音の出
力要求がCPU806によって行われ、その要求信号に
基づいて前記音生成装置805からスピーカー92に対
して入賞音の出力が行われ、次のステップS6に移行す
る。ステップS6では、前記特別図柄表示装置103の
各特定図柄表示部104,105,106に図柄を可変
表示すると共に、所定の配列で図柄を停止表示する回転
処理のサブルーチンが実行された後、この可変表示ゲー
ム処理を終了(HALT)し、リセット信号が入るまで待機
する。
【0034】前記ステップS6の回転処理は、本発明の
根幹に関わる処理であり、図9から図12に示すディテ
ール・フローチャートに基づいて詳細に説明する。先
ず、ステップS601では、特定入賞記憶の有無が判定
され、特定入賞記憶が無いと判定した場合には図8の処
理に戻り、特定入賞記憶が有ると判定した場合には、次
のステップS602に移行する。ステップS602で
は、特定入賞記憶数を”1”ディクリメントしてからス
テップS603に進み、前記ステップS4で抽出された
乱数値が当り値であるか否かが判定される。そして、抽
出された乱数値が当り値であると判定した場合(即ち、
抽出された乱数値が予め設定された当り判定値と一致し
た場合)には、ステップS604に移行し、前記特別図
柄表示装置103の停止表示図柄を当り図柄配列(例え
ば、「7,7,7」等)に設定してからステップS60
6に進む。また、前記ステップS604で、抽出された
乱数値が当り値でない(即ち、ハズレの状態)と判定し
た場合には、ステップS605に移行して前記特別図柄
表示装置103の停止表示図柄をハズレ図柄配列(例え
ば、「7,7,3」或いは「5,2,4」等)に設定し
てからステップS606に進む。
【0035】ステップS606では、可変表示装置10
3の回転情報を高回転速度に設定(例えば、図柄が次の
図柄へ移行するのに要する時間を5msに設定)してか
ら、次のステップS607に移行し、図柄の変動表示中
にスピーカー92から出力される回転音の出力要求を設
定してから、ステップS608に進む。
【0036】ステップS608では、左図柄表示部10
4の図柄の回転速度切り換えのタイミングであるか否か
が判定され、切り換えのタイミングでないと判定した場
合(即ち、左図柄表示部104の図柄の変動表示開始か
ら未だ所定時間に達していないと判定した場合)には、
切り換えタイミングになるまで当該ステップS608を
繰り返し、また、切り換えタイミングであると判定した
場合(即ち、左図柄表示部104の図柄の変動表示開始
から所定時間に達したと判定した場合)には、ステップ
S609に移行する。
【0037】ステップS609では、左図柄表示部10
4の図柄の回転情報を低回転速度に設定(例えば、図柄
が次の図柄に移行するのに要する時間を500msに設
定)してから、ステップS610に移行して中図柄表示
部105の図柄の回転速度切り換えのタイミングである
か否かが判定され、切り換えのタイミングでないと判定
した場合(即ち、中図柄表示部105の図柄の変動表示
開始から未だ所定時間に達していないと判定した場合)
には、切り換えタイミングになるまで当該ステップS6
10を繰り返し、また、切り換えタイミングであると判
定した場合(即ち、中図柄表示部105の図柄の変動表
示開始から所定時間に達したと判定した場合)には、ス
テップS611に移行する。
【0038】ステップS611では、中図柄表示部10
5の図柄の回転情報を低回転速度に設定(例えば、図柄
が次の図柄に移行するのに要する時間を500msに設
定)してから、ステップS612に進む。
【0039】ステップS612では、左図柄表示部10
4の左図柄と中図柄表示部105の中図柄との回転を同
調させる(例えば、前記ステップS603で当りと判定
され、前記ステップS604で設定された停止図柄配列
が「7,7,7」である場合には、左図柄表示部104
の15種の図柄「0,1,2・・・C,?」と中図柄表
示部105の15種の図柄「0,1,2・・・C,?」
の夫々の図柄が常に揃った状態、即ち「0,0,□」,
「1,1,□」・・・「C,C,□」,「?,?,□」
の状態で同一速度(500ms)で回転される)。した
がって、遊技者はこの可変表示装置103の各図柄表示
部104,105,106の図柄の可変表示状態から当
り発生の可能性は判断できても、どの図柄配列の当りで
あるか(例えば、前記例によれば「7,7,7」の当り
図柄配列である)は判らないため、大当り(所謂連チャ
ン発生状態を含む)の発生の対する期待感を可変表示ゲ
ームの終了時まで維持することができ、パチンコ遊技機
の興趣を高めることができる。また、遊技店の係員にと
っても、可変表示装置103に可変表示される図柄の状
態から当り或いは大当りが発生する可能性が分かるた
め、多量の賞品球の払い出しに備えて賞品球貯留箱の用
意等を余裕をもって行うことができるようになる。
【0040】続いて、ステップS613では、右図柄表
示部106の図柄の回転速度切り換えのタイミングであ
るか否かが判定され、切り換えのタイミングでないと判
定した場合(即ち、右図柄表示部106の図柄の変動表
示開始から未だ所定時間に達していないと判定した場
合)には、切り換えタイミングになるまで当該ステップ
S613を繰り返し、また、切り換えタイミングである
と判定した場合(即ち、右図柄表示部106の図柄の変
動表示開始から所定時間に達したと判定した場合)に
は、ステップS614に移行する。
【0041】ステップS614では、左図柄表示部10
4の図柄と中図柄表示部105の図柄が同一図柄である
か否かが判定され、同一図柄であると判定した場合(即
ち、「7,7,□」や「?,?,□」等のリーチ状態の
場合)には、ステップS615に移行して、リーチ時の
右図柄表示部106の図柄の回転情報を低回転速度に設
定(例えば、図柄が次の図柄に移行するのに要する時間
を500msに設定)してからステップS616に進
み、リーチ状態を報知するリーチ音出力要求を設定して
ステップS617に移行する。一方、前記ステップS6
14で同一図柄でないと判定した場合には、前記ステッ
プS615,S616を実行することなくステップS6
18に移行して、右図柄表示部106の図柄の回転情報
を500msに設定してからステップS617に進む。
【0042】ステップS617では、左図柄表示部10
4,中図柄表示部105と右図柄表示部106の各図柄
の回転を同調させ(即ち、当りの場合には、「7,7,
7」,「8,8,8」・・・「5,5,5」,「6,
6,6」の図柄配列で同期回転させ、ハズレの場合に
は、例えば「7,7,3」,「8,8,4」・・・
「5,5,1」,「6,6,2」等の図柄配列で同期回
転させる)て、次のステップS619に移行する。
【0043】ステップS619では、可変表示装置10
3の停止タイミングであるか否かが判定され、停止タイ
ミングでないと判定した場合(例えば、前記ステップS
617の実行から未だ所定時間に達していない場合)に
は、停止タイミングとなるまで当該ステップS619を
繰り返し、また、停止タイミングであると判定した場合
(即ち、ステップS617の実行から所定時間に達した
場合)には、ステップS620に進んで、可変表示装置
103の停止情報を設定してからステップS621に移
行し、音出力要求設定を行い、停止する図柄配列が当り
図柄配列である場合には音生成装置805からスピーカ
92に対して当り状態を表すメロディーや合成音声が出
力され、また、停止する図柄配列がハズレ図柄配列であ
る場合には、ハズレ状態を表すメロディーや合成音声が
出力される。そして、ステップS622で、当りの再確
認を行う判定処理を実行してから図8の処理に戻る。
【0044】尚、本実施例では、可変表示装置103の
各図柄表示部104,105,106に可変表示される
図柄の回転速度を高回転速度(一周5ms)と低回転速
度(一周500ms)の二段階に切り換える場合につい
て説明したが、これに限らず複数段階に亘って除々に回
転速度を遅くするようにもでき、その場合には遊技者に
とって通常の当りであるか或いは大当りであるかが、除
々に判明するので可変表示ゲームの進行につれて期待感
も高まり、パチンコ遊技機の興趣を一層高めることもで
きる。また、上記実施例に係るパチンコ遊技機に、プリ
ペイドカードを適用して該カードから有価データを読み
出したり、書き込みを行うカードリードライターを備え
た玉貸機を組み込んだカード式遊技機として実施するこ
とも可能である。
【0045】
【発明の効果】本発明に係る遊技機によれば、図柄同調
制御手段によって、可変表示装置の静止図柄配列が完成
される前に、各図柄表示部の各図柄を順次整列させると
共に、その各図柄を整列した状態で互いに同期させて変
動表示され、また、図柄停止制御手段によって、互いに
同期して変動表示されている各図柄表示部の図柄は、所
定時間経過後に一斉に静止表示されて静止図柄配列を完
成するように構成されているので、遊技者には当たりが
発生することは判明しても、如何なる図柄配列の当たり
が発生するかは判別できため、遊技者の大当り発生(特
に、ラッキーナンバーでの大当り発生)に対する期待感
を持続でき、興趣に富む可変表示ゲームを提供すること
ができるという優れた効果がある。
【0046】特に、この発明を、所謂”連チャン”可能
な機種に適用した場合には、可変表示ゲーム実行中に、
通常の当たりであるか、或いは”連チャン”状態発生を
含む特別大当たりであるかの期待感を遊技者に抱かせる
ことができ、より一層興趣に富む遊技を提供することが
できるという効果もある。また、可変表示ゲームの進行
具合いによって、遊技店の係員等は大当りや連チャン状
態の発生の可能性を予め余裕をもって知ることができる
ので、賞球貯留箱等の準備などが容易となるという効果
もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ遊技機の遊技盤の正面図である。
【図2】パチンコ遊技機の通過型チャッカの正面図であ
る。
【図3】同通過型チャッカの斜視図である。
【図4】同通過型チャッカの分解斜視図である。
【図5】同遊技盤の一般入賞口の斜視図である。
【図6】同入賞口の分解斜視図である。
【図7】パチンコ遊技機の制御システムの一例を示す制
御ブロック図である。
【図8】パチンコ遊技機の可変表示ゲーム処理の処理手
順を示すフローチャートである。
【図9】図8の処理のうちステップS6に示す回転処理
の制御処理手順を示すフローチャートである。
【図10】同回転処理の制御処理手順を示すフローチャ
ートである。
【図11】同回転処理の制御処理手順を示すフローチャ
ートである。
【図12】同回転処理の制御処理手順を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
100 パチンコ遊技機 101 遊技領域 112 120 121 始動口 107 入賞個数表示器 103 特別図柄表示装置(可変表示装置) 104 左図柄表示部 105 中図柄表示部 106 右図柄表示部 111 変動入賞装置 116 大入賞口 800 役物制御装置 806 CPU(図柄同調制御手段D,図柄停止制御手
段T) 92 スピーカー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入賞領域を形成する遊技部に、遊技球が入
    賞する特定入賞口と、当該特定入賞口への遊技球の入賞
    を条件に複数種類の図柄を可変表示する可変表示ゲーム
    を行う可変表示装置と、遊技者にとって有利な第1状態
    と、遊技者にとって不利な第2状態とに変換可能な変動
    入賞装置とが設けられ、前記特定入賞口への遊技球の入
    賞に基づいて前記可変表示装置の各図柄表示部の図柄の
    変動表示を開始し、所定の条件を満たすことによって各
    図柄表示部に図柄を静止表示させて図柄の配列を完成さ
    せ、この図柄の配列が予め設定された当り図柄配列と一
    致した場合に前記変動入賞装置を第1状態に切り換えて
    特別遊技を実行するように構成された遊技機において、 前記可変表示装置の静止図柄配列が完成される前に、前
    記各図柄表示部の各図柄を順次整列させると共に、その
    各図柄を整列した状態で互いに同期させて変動表示させ
    る図柄同調制御手段と、 当該図柄同調制御手段によって互いに同期して変動表示
    されている各図柄表示部の図柄を、所定時間経過後に一
    斉に静止表示させて静止図柄配列を完成する図柄停止制
    御手段と、 を備えたことを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】前記図柄同調制御手段が、前記図柄表示部
    の図柄の変動速度を所定の図柄表示部から順次低下させ
    るように構成されたことを特徴とする請求項1に記載の
    遊技機。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002272953A (ja) * 2001-03-14 2002-09-24 Heiwa Corp パチンコ機
JP2005253577A (ja) * 2004-03-10 2005-09-22 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
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