JPH06133503A - 回転電機の重ね巻巻線の巻線法 - Google Patents

回転電機の重ね巻巻線の巻線法

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JPH06133503A
JPH06133503A JP30457992A JP30457992A JPH06133503A JP H06133503 A JPH06133503 A JP H06133503A JP 30457992 A JP30457992 A JP 30457992A JP 30457992 A JP30457992 A JP 30457992A JP H06133503 A JPH06133503 A JP H06133503A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
winding
taping machine
pitch winding
long
Prior art date
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Application number
JP30457992A
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English (en)
Inventor
Akiko Inada
昭子 稲田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 重ね巻フルコイル巻線において、長節巻を採
用することにより、コイルスパンを長くし、コイルをテ
ーピングマシンにかけることを可能にする。 【構成】 回転電機の重ね巻のフルコイルにおいて、テ
ーピングマシンのヘッドの半径よりもコイルスパンが大
きい長節巻を採用した。 【効果】 コイルスパンが長くなることにより、コイル
をテーピングマシンにかけることが可能となり、工数低
減及び自動化が達成できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電気機器において、
重ね巻を行うフルコイル巻線法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は短節巻による重ね巻フルコイルの
巻線時の状態を示すもので、重ね巻フルコイル2のコイ
ルスパンの短いものをテーピングマシンにかけようとし
た場合、コイルのスパンS2がテーピングマシンヘッド
3の許容範囲Sより小さいので、テーピングマシンにか
けることが不可能となり、手巻作業をせざるを得ず、こ
のため工数増となり、また自動化が困難となる。
【0003】ここで、全節巻、短節巻、長節巻について
説明する。図4において、全節巻とは、b図に示すよう
に、電気的に180°相離れたコイル辺を接続して、その
中に生じる電圧が完全に同方向に相加わるようにしたも
のである。また、短節巻とは、a図に示すように、電気
角が180°よりθ°少ないコイル辺と接続するものであ
る。この時のコイルスパン寸法をS2とする。さらに、
長節巻とは、c図に示すように、電気角が180°よりθ
°多いコイル辺と接続するものである。この時のコイル
スパン寸法をS1とする。ところで上記短節巻では、全
節巻に比して有効導体数は減るが、次のような利点があ
る。 (1) 磁束分布が正弦波に近づき、高調波を減らせる、
(2) 銅材を節約できる、(3) コイルエンドが短くなるの
で、電動機の全長が短くなる、これらの利点があること
で、約80%ピッチの短節巻が用いられることが多い。
これに対し長節巻は、上記短節巻の効果(1)は同様に出
せるが、(2),(3)は逆となって、コイルエンドが長くな
り、銅材が全節巻より余分に必要となるので、一般的に
は用いられることは殆どない。しかし、本発明はこの長
節巻の欠点を補って、なお余りある利点を見出したこと
により成されたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】回転電機の重ね巻フル
コイルで短節巻を採用した場合、図4aに示すようにコ
イルスパンがS2と短くなり、テーピングマシンにかけ
られるヘッドの制限を下回り、自動化・原低化が制限さ
れる場合が出てくる。
【0005】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、同一機器でも長節巻を採用する
ことにより、図4cに示すように、コイルスパンがS1
と長くなり、テーピングマシンを使用するためのヘッド
3の制限寸法Sより大きくなることにより、自動化、原
低化の推進を図ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る重ね巻フ
ルコイル巻線の巻線法は、コイルスローを多くし、短節
巻を長節巻とすることで、コイルスパンを長くしようと
するものである。
【0007】
【作用】この発明による重ね巻フルコイル巻線の巻線法
では、コイルスローを多くし、短節巻を長節巻とするこ
とで、コイルスパンが長くなり、テーピングマシンの使
用が可能となる。
【0008】
【実施例】実施例1.以下この発明の一実施例を図につ
いて説明する。図1はテープマシン1に長節巻にした重
ね巻フルコイル2をセットしたものである。長節巻のコ
イルスパンS1がテーピングマシンヘッド3の許容寸法
Sより大きくなっているため、テーピングマシンの使用
が可能となったものである。図2はテーピングマシンヘ
ッド3とコイル2のスパンS1との関係を示す図であ
る。
【0009】さらに具体的に説明すれば、短節巻で採用
していたコイルスローの数を多くし長節巻とすることで
ある。例えば、3相、8極、48スロットの場合、全節
巻の場合は(コイルスロー −1)/(相数×毎極毎相
コイル数)=1.0 のため、コイルスローは1〜7とな
り、短節巻はそれ以下のコイルスロー、例えば1〜5又
は1〜6にすることであり、長節巻は例えば1〜8とす
ることである。
【0010】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、同一機
器においても短節巻を長節巻とすることにより、コイル
スパンを長くし、テーピングマシンにかけることがで
き、自動化及び工数低減に寄与する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を説明する重ね巻フルコイ
ルのテーピングマシン使用の図である。
【図2】図1の長節巻採用によるテーピングマシン使用
時の側面図である。
【図3】短節巻でテーピングマシンに使用しようとする
時の側面図である。
【図4】短節巻a、全節巻b、長節巻cを示す図であ
る。
【符号の説明】
1 テーピングマシン 2 重ね巻フルコイル 3 テーピングマシンヘッド S1 長節巻時コイルスパン長

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転電機の重ね巻のフルコイルにおい
    て、テーピングマシンのヘッドの半径よりもコイルスパ
    ンが大きい長節巻を採用したことを特徴とする回転電機
    の重ね巻巻線の巻線法。
JP30457992A 1992-10-16 1992-10-16 回転電機の重ね巻巻線の巻線法 Pending JPH06133503A (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH06133503A true JPH06133503A (ja) 1994-05-13

Family

ID=17934693

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JP (1) JPH06133503A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102684418A (zh) * 2012-05-24 2012-09-19 永济新时速电机电器有限责任公司 风电转子线圈全自动数控包扎机

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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