JPH06133239A - モニタ装置 - Google Patents
モニタ装置Info
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- JPH06133239A JPH06133239A JP30322292A JP30322292A JPH06133239A JP H06133239 A JPH06133239 A JP H06133239A JP 30322292 A JP30322292 A JP 30322292A JP 30322292 A JP30322292 A JP 30322292A JP H06133239 A JPH06133239 A JP H06133239A
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- Japan
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- video
- signal
- signal processing
- video signal
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 画像設定や音声設定が映像信号の内容に合わ
せて自動的に設定され、ユーザーがわざわざ調整しなく
ても最適な視聴状態が得られるようにする。 【構成】 モニタ装置において、映像信号の垂直ブラン
キング期間の所定位置に重畳されている映像内容のジャ
ンルを示す映像付加情報を検出する付加情報検出手段と
２３，２４、映像信号や音声信号に対して各種信号処理
を行なう信号処理手段１４，２０，１０と、検出された
映像付加情報に基づいて各種設定情報を出力し、信号処
理手段１４，２０，１０における映像、音声信号の各種
信号処理動作を制御する制御手段２２を設ける。
せて自動的に設定され、ユーザーがわざわざ調整しなく
ても最適な視聴状態が得られるようにする。 【構成】 モニタ装置において、映像信号の垂直ブラン
キング期間の所定位置に重畳されている映像内容のジャ
ンルを示す映像付加情報を検出する付加情報検出手段と
２３，２４、映像信号や音声信号に対して各種信号処理
を行なう信号処理手段１４，２０，１０と、検出された
映像付加情報に基づいて各種設定情報を出力し、信号処
理手段１４，２０，１０における映像、音声信号の各種
信号処理動作を制御する制御手段２２を設ける。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は映像信号の垂直ブランキ
ング期間に所定のデータを重畳して伝送する伝送システ
ムに対応できるモニタ装置に関するものである。
ング期間に所定のデータを重畳して伝送する伝送システ
ムに対応できるモニタ装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】一般に、テレビジョン受像機等のモニタ
装置では、映像信号に対してブライトネス、ピクチャ
ー、ヒュー、カラー、シャープネス、色温度等を調整で
きるようになされており、ユーザーは好みに応じてこれ
らを調整している。
装置では、映像信号に対してブライトネス、ピクチャ
ー、ヒュー、カラー、シャープネス、色温度等を調整で
きるようになされており、ユーザーは好みに応じてこれ
らを調整している。
【０００３】ところで、これらの画像設定は映像の内容
によっても各種変更した方が、その内容に好適な画像を
得ることができる。例えば、ニュース、映画、スポーツ
等のジャンルに応じてそれぞれ画像設定を行なうと、例
えば映画の場合は臨場感のある画像が、またニュースの
場合はおちついた画像が得られるなど、それぞれ最適な
画像状態を演出できる。音声についても同様で、番組等
の内容に応じてサラウンド音声設定をボーカルモード、
スポーツモード、シアターモード等に切り換えることに
より、最適な音場感を得ることができる。
によっても各種変更した方が、その内容に好適な画像を
得ることができる。例えば、ニュース、映画、スポーツ
等のジャンルに応じてそれぞれ画像設定を行なうと、例
えば映画の場合は臨場感のある画像が、またニュースの
場合はおちついた画像が得られるなど、それぞれ最適な
画像状態を演出できる。音声についても同様で、番組等
の内容に応じてサラウンド音声設定をボーカルモード、
スポーツモード、シアターモード等に切り換えることに
より、最適な音場感を得ることができる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところが、実際にはテ
レビジョン放送を視聴していて番組毎に画像設定や音声
設定を変更するということは非常に面倒であり、通常ユ
ーザーがこれを行なうことはまれである。即ち、従来の
モニタ装置では、ユーザーが画像設定や音声設定を行な
うことにより、より好適な視聴状態が得られるにも関わ
らず、その設定の面倒からこれらの機能が生かされない
という問題があった。また、実際に設定しようとして
も、どのように調整レベルを設定したり、音声モードは
何が最適か等がわからない場合が多く、最適な設定が実
現できない場合もあるという問題もあった。
レビジョン放送を視聴していて番組毎に画像設定や音声
設定を変更するということは非常に面倒であり、通常ユ
ーザーがこれを行なうことはまれである。即ち、従来の
モニタ装置では、ユーザーが画像設定や音声設定を行な
うことにより、より好適な視聴状態が得られるにも関わ
らず、その設定の面倒からこれらの機能が生かされない
という問題があった。また、実際に設定しようとして
も、どのように調整レベルを設定したり、音声モードは
何が最適か等がわからない場合が多く、最適な設定が実
現できない場合もあるという問題もあった。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような問題
点に鑑みてなされたもので、画像設定や音声設定が映像
信号の内容に合わせて自動的に設定されるようにし、ユ
ーザーがわざわざ調整しなくても最適な視聴状態が得ら
れるようにすることを目的とする。
点に鑑みてなされたもので、画像設定や音声設定が映像
信号の内容に合わせて自動的に設定されるようにし、ユ
ーザーがわざわざ調整しなくても最適な視聴状態が得ら
れるようにすることを目的とする。
【０００６】このためにモニタ装置として、映像信号の
垂直ブランキング期間の所定位置に重畳されている映像
内容のジャンルを示す映像付加情報を検出する付加情報
検出手段と、映像信号に対して各種信号処理を行なう映
像信号処理手段と、付加情報検出手段によって検出され
た映像付加情報に基づいて各種設定情報を出力し、映像
信号処理手段における映像信号の各種信号処理動作を制
御する制御手段を設ける。
垂直ブランキング期間の所定位置に重畳されている映像
内容のジャンルを示す映像付加情報を検出する付加情報
検出手段と、映像信号に対して各種信号処理を行なう映
像信号処理手段と、付加情報検出手段によって検出され
た映像付加情報に基づいて各種設定情報を出力し、映像
信号処理手段における映像信号の各種信号処理動作を制
御する制御手段を設ける。
【０００７】また、同じく映像内容のジャンルを示す映
像付加情報を検出する付加情報検出手段と、映像信号と
ともに伝送された音声信号に対して各種信号処理を行な
う音声信号処理手段と、付加情報検出手段によって検出
された映像付加情報に基づいて各種設定情報を出力し、
音声信号処理手段における音声信号の各種信号処理動作
を制御する制御手段とを設ける。
像付加情報を検出する付加情報検出手段と、映像信号と
ともに伝送された音声信号に対して各種信号処理を行な
う音声信号処理手段と、付加情報検出手段によって検出
された映像付加情報に基づいて各種設定情報を出力し、
音声信号処理手段における音声信号の各種信号処理動作
を制御する制御手段とを設ける。
【０００８】また、ユーザーが所望のとおりに設定した
状態を示す各種設定情報や、新たに映像内容のジャンル
を示す付加情報を、例えばＶＴＲ装置において映像信号
とともに記録したり、他のモニタ装置で自動制御できる
ようにするため、供給された映像信号について映像信号
及び／又は音声信号の各種信号処理の各種設定情報、又
は映像内容のジャンルを示す映像付加情報を入力するこ
とができる入力手段と、この入力手段によって入力され
た各種設定情報、又は映像付加情報を、映像信号に対し
てその垂直ブランキング期間の所定位置に重畳し、映像
信号出力端子に供給することができる映像出力手段とを
設ける。
状態を示す各種設定情報や、新たに映像内容のジャンル
を示す付加情報を、例えばＶＴＲ装置において映像信号
とともに記録したり、他のモニタ装置で自動制御できる
ようにするため、供給された映像信号について映像信号
及び／又は音声信号の各種信号処理の各種設定情報、又
は映像内容のジャンルを示す映像付加情報を入力するこ
とができる入力手段と、この入力手段によって入力され
た各種設定情報、又は映像付加情報を、映像信号に対し
てその垂直ブランキング期間の所定位置に重畳し、映像
信号出力端子に供給することができる映像出力手段とを
設ける。
【０００９】さらに、各種設定情報が付加されている場
合に対応して、映像信号の垂直ブランキング期間の所定
位置に重畳されているその映像信号についての各種設定
情報を検出する設定情報検出手段と、映像信号に対して
各種信号処理を行なう映像信号処理手段と、映像信号と
ともに伝送された音声信号に対して各種信号処理を行な
う音声信号処理手段と、設定情報検出手段によって検出
された設定情報に基づいて映像信号処理手段及び／又は
音声信号処理手段における各種信号処理動作を制御する
制御手段とを設ける。
合に対応して、映像信号の垂直ブランキング期間の所定
位置に重畳されているその映像信号についての各種設定
情報を検出する設定情報検出手段と、映像信号に対して
各種信号処理を行なう映像信号処理手段と、映像信号と
ともに伝送された音声信号に対して各種信号処理を行な
う音声信号処理手段と、設定情報検出手段によって検出
された設定情報に基づいて映像信号処理手段及び／又は
音声信号処理手段における各種信号処理動作を制御する
制御手段とを設ける。
【００１０】
【作用】近年、映像信号の垂直ブランキング期間を利用
して例えば文字多重信号やキャプション信号、テレテキ
スト信号、ビデオＩＤ等の各種のデータを伝送すること
が行なわれている。
して例えば文字多重信号やキャプション信号、テレテキ
スト信号、ビデオＩＤ等の各種のデータを伝送すること
が行なわれている。
【００１１】これらのデータのうち、例えば垂直ブラン
キング期間における第２０ライン目又は第２８３ライン
目に重畳されるビデオＩＤのフォーマットは図２のよう
になっており、水平同期信号ＨS 、カラーバーストＣＢ
に続いて例えばビデオＩＤであることを示すリファレン
スパルスＲＰが存在し、さらに続いて所定ビット数（２
０ビット）のデータ信号ＤＴが設けられる。例えば、こ
のビデオＩＤを利用すれば映像信号のジャンルや各種設
定値を映像信号とともに伝送することができ、従ってこ
の信号をモニタ装置において検出すれば、例えばその番
組のジャンルや調整のための各種値を判別することがで
きる。その場合、ジャンルを示す映像付加情報や設定値
に応じて信号処理の自動設定が可能になる。
キング期間における第２０ライン目又は第２８３ライン
目に重畳されるビデオＩＤのフォーマットは図２のよう
になっており、水平同期信号ＨS 、カラーバーストＣＢ
に続いて例えばビデオＩＤであることを示すリファレン
スパルスＲＰが存在し、さらに続いて所定ビット数（２
０ビット）のデータ信号ＤＴが設けられる。例えば、こ
のビデオＩＤを利用すれば映像信号のジャンルや各種設
定値を映像信号とともに伝送することができ、従ってこ
の信号をモニタ装置において検出すれば、例えばその番
組のジャンルや調整のための各種値を判別することがで
きる。その場合、ジャンルを示す映像付加情報や設定値
に応じて信号処理の自動設定が可能になる。
【００１２】
【実施例】以下、本発明のモニタ装置の実施例を説明す
る。図１は本発明がテレビジョン受像機として構成され
た場合のブロック図を示しており、１はアンテナ、２は
チューナ、３は音声検波部を示す。また、４，５，６は
外部入力端子を示し、それぞれＬ，Ｒ音声信号、及びコ
ンポジット映像信号Ｓｖが外部機器から入力される。７
は音声入力切換部、８は主画面映像入力切換部、９は子
画面映像入力切換部である。
る。図１は本発明がテレビジョン受像機として構成され
た場合のブロック図を示しており、１はアンテナ、２は
チューナ、３は音声検波部を示す。また、４，５，６は
外部入力端子を示し、それぞれＬ，Ｒ音声信号、及びコ
ンポジット映像信号Ｓｖが外部機器から入力される。７
は音声入力切換部、８は主画面映像入力切換部、９は子
画面映像入力切換部である。
【００１３】アンテナ１で受信されチューナ２でチュー
ニングされて中間周波信号として取り出されたコンポジ
ット映像信号からは、音声検波部３において音声信号が
取り出されて音声入力切換部７のＴ1 端子に供給され
る。また、コンポジット映像信号は主画面映像入力切換
部８のＴ1 端子、及び子画面映像入力切換部９のＴ5 端
子に供給される。
ニングされて中間周波信号として取り出されたコンポジ
ット映像信号からは、音声検波部３において音声信号が
取り出されて音声入力切換部７のＴ1 端子に供給され
る。また、コンポジット映像信号は主画面映像入力切換
部８のＴ1 端子、及び子画面映像入力切換部９のＴ5 端
子に供給される。
【００１４】また、外部入力端子４，５，６から入力さ
れた音声信号もそれぞれ音声入力切換部７のＴ2 〜Ｔ4
端子に供給され、さらに外部入力端子４，５，６から入
力されたコンポジット映像信号Ｓｖはそれぞれ主画面映
像入力切換部８のＴ2 〜Ｔ4端子及び子画面映像入力切
換部９のＴ6 〜Ｔ8 に供給される。
れた音声信号もそれぞれ音声入力切換部７のＴ2 〜Ｔ4
端子に供給され、さらに外部入力端子４，５，６から入
力されたコンポジット映像信号Ｓｖはそれぞれ主画面映
像入力切換部８のＴ2 〜Ｔ4端子及び子画面映像入力切
換部９のＴ6 〜Ｔ8 に供給される。
【００１５】主画面映像入力切換部８と音声入力切換部
７はその端子Ｔ1 〜Ｔ4 が連動して切換制御され、主画
面となる映像信号とその音声信号が取り出される。選択
された音声信号はサラウンド処理部１０においてそのと
きのモード設定に応じて所定の処理が施され、増幅部１
１を介してスピーカ１２に供給され、音声として出力さ
れる。また、例えばビデオ機器に接続して録画を行なう
際に、音声信号を供給するため、音声入力切換部７の出
力はオーディオ出力端子１３にも供給される。
７はその端子Ｔ1 〜Ｔ4 が連動して切換制御され、主画
面となる映像信号とその音声信号が取り出される。選択
された音声信号はサラウンド処理部１０においてそのと
きのモード設定に応じて所定の処理が施され、増幅部１
１を介してスピーカ１２に供給され、音声として出力さ
れる。また、例えばビデオ機器に接続して録画を行なう
際に、音声信号を供給するため、音声入力切換部７の出
力はオーディオ出力端子１３にも供給される。
【００１６】主画面映像入力切換部８で選択されたコン
ポジット映像信号は、Ｙ／Ｃ処理部１４に供給される。
Ｙ／Ｃ処理部１４ではＹ／Ｃ分離、輝度信号処理、色差
信号処理等が実行された後、Ｒ，Ｇ，Ｂ信号に復調され
る。そしてピクチャーインピクチャー（以下Ｐ−Ｐとい
う）処理部１５を介してビデオ出力部１６に供給され、
ＣＲＴ１７において映像出力される。また主画面映像入
力切換部８の出力はビデオ機器に対して録画信号として
出力されるように、ＩＤ付加処理部１８を介してビデオ
出力端子１９に供給される。
ポジット映像信号は、Ｙ／Ｃ処理部１４に供給される。
Ｙ／Ｃ処理部１４ではＹ／Ｃ分離、輝度信号処理、色差
信号処理等が実行された後、Ｒ，Ｇ，Ｂ信号に復調され
る。そしてピクチャーインピクチャー（以下Ｐ−Ｐとい
う）処理部１５を介してビデオ出力部１６に供給され、
ＣＲＴ１７において映像出力される。また主画面映像入
力切換部８の出力はビデオ機器に対して録画信号として
出力されるように、ＩＤ付加処理部１８を介してビデオ
出力端子１９に供給される。
【００１７】また、子画面映像入力切換部９はＰ−Ｐモ
ードとされた際にユーザーに指定された入力信号が供給
されている端子が選択され、その選択されたコンポジッ
ト映像信号はＹ／Ｃ処理部２０に供給される。そしてＹ
／Ｃ処理部２０でＹ／Ｃ分離、輝度信号処理、色差信号
処理等が実行された後、Ｒ，Ｇ，Ｂ信号に復調され、Ｐ
−Ｐ処理部１５に供給され、主画面映像内に重畳されて
ビデオ出力部１６に供給される。そしてＣＲＴ１７にお
いて主画面映像内の所定位置に所定のサイズの子画面映
像として出力される。
ードとされた際にユーザーに指定された入力信号が供給
されている端子が選択され、その選択されたコンポジッ
ト映像信号はＹ／Ｃ処理部２０に供給される。そしてＹ
／Ｃ処理部２０でＹ／Ｃ分離、輝度信号処理、色差信号
処理等が実行された後、Ｒ，Ｇ，Ｂ信号に復調され、Ｐ
−Ｐ処理部１５に供給され、主画面映像内に重畳されて
ビデオ出力部１６に供給される。そしてＣＲＴ１７にお
いて主画面映像内の所定位置に所定のサイズの子画面映
像として出力される。
【００１８】２１はユーザーが受信チャンネル操作や各
種モード操作、入力切換操作などを行なうための操作キ
ーが設けられた操作入力部を示し、また２２は当該テレ
ビジョン受像機の各部の動作を制御するマイクロコンピ
ュータによってなるコントローラを示す。コントローラ
２２は操作入力部２１からの操作情報及び内部プログラ
ムに応じて各種制御動作を行なう。例えばチューナ部２
に対する同調チャンネル制御や、入力切換部７，８，９
の切換制御、サラウンド処理部１０における音声信号処
理、Ｙ／Ｃ処理部１４，２０における各種映像信号処
理、Ｐ−Ｐ処理部１５における子画面サイズや挿入位置
の制御等を実行する。
種モード操作、入力切換操作などを行なうための操作キ
ーが設けられた操作入力部を示し、また２２は当該テレ
ビジョン受像機の各部の動作を制御するマイクロコンピ
ュータによってなるコントローラを示す。コントローラ
２２は操作入力部２１からの操作情報及び内部プログラ
ムに応じて各種制御動作を行なう。例えばチューナ部２
に対する同調チャンネル制御や、入力切換部７，８，９
の切換制御、サラウンド処理部１０における音声信号処
理、Ｙ／Ｃ処理部１４，２０における各種映像信号処
理、Ｐ−Ｐ処理部１５における子画面サイズや挿入位置
の制御等を実行する。
【００１９】２３，２４はそれぞれ主画面映像信号、子
画面映像信号について、垂直ブランキング期間に重畳さ
れているビデオＩＤをデコードするＩＤ検出部を示す。
ＩＤ検出部では例えば垂直同期信号及び水平同期信号を
抽出してカウント処理を行なうことにより垂直ブランキ
ング期間における第２０ライン（２０Ｈ）を判別し、そ
のタイミングでデータをレジスタに取り込むことによっ
てビデオＩＤを検出している。検出したビデオＩＤはコ
ントローラ２２に供給される。
画面映像信号について、垂直ブランキング期間に重畳さ
れているビデオＩＤをデコードするＩＤ検出部を示す。
ＩＤ検出部では例えば垂直同期信号及び水平同期信号を
抽出してカウント処理を行なうことにより垂直ブランキ
ング期間における第２０ライン（２０Ｈ）を判別し、そ
のタイミングでデータをレジスタに取り込むことによっ
てビデオＩＤを検出している。検出したビデオＩＤはコ
ントローラ２２に供給される。
【００２０】ビデオＩＤは、映像内容のジャンルを示す
情報とされて数ビットを用いてコード化されており、そ
のコードより番組内容が映画、ニュース、スポーツ等で
あることの識別ができるようになされている。
情報とされて数ビットを用いてコード化されており、そ
のコードより番組内容が映画、ニュース、スポーツ等で
あることの識別ができるようになされている。
【００２１】本実施例のテレビジョン受像機では、コン
トローラ２２はＩＤ検出部２３，２４から供給された映
像内容のジャンルを示す映像付加情報を用いて各種制御
ができるようになされている。
トローラ２２はＩＤ検出部２３，２４から供給された映
像内容のジャンルを示す映像付加情報を用いて各種制御
ができるようになされている。
【００２２】例えば、主画面映像信号について、ＩＤ検
出部２３によって現在の番組が映画であると検出された
とすると、コントローラ２２は映像がシアターモードの
状態となるようにブライトネス、ピクチャー、ヒュー、
カラー、シャープネス、色温度等をコントロールする制
御信号をＹ／Ｃ処理部１４に対して出力し、映像状態を
設定する。また、そのシアターモードとしての音声状態
となるように、サラウンド処理部１０に対して制御信号
を出力し、サラウンド音声処理がなされるようにする。
これらの制御により、臨場感あふれる映像及び音声が得
られることになる。
出部２３によって現在の番組が映画であると検出された
とすると、コントローラ２２は映像がシアターモードの
状態となるようにブライトネス、ピクチャー、ヒュー、
カラー、シャープネス、色温度等をコントロールする制
御信号をＹ／Ｃ処理部１４に対して出力し、映像状態を
設定する。また、そのシアターモードとしての音声状態
となるように、サラウンド処理部１０に対して制御信号
を出力し、サラウンド音声処理がなされるようにする。
これらの制御により、臨場感あふれる映像及び音声が得
られることになる。
【００２３】また、番組がニュースであると検出された
場合は、例えば全体のピクチャーをおとすようにＹ／Ｃ
処理部１４に対して制御を行なうとともに、サラウンド
処理部１０を制御して所定の音声状態、例えば中域に絞
り込んだ音声とし、落ち着いた映像や音声が得られるよ
うにする。
場合は、例えば全体のピクチャーをおとすようにＹ／Ｃ
処理部１４に対して制御を行なうとともに、サラウンド
処理部１０を制御して所定の音声状態、例えば中域に絞
り込んだ音声とし、落ち着いた映像や音声が得られるよ
うにする。
【００２４】これらの処理によってユーザーが各種調節
操作を実行しなくても、番組に応じて自動的に最適な映
像、音声を得ることができる。子画面映像に対しても同
様でＩＤ検出部２４による検出に応じてコントローラ２
２はＹ／Ｃ処理部２０の制御を行なう。
操作を実行しなくても、番組に応じて自動的に最適な映
像、音声を得ることができる。子画面映像に対しても同
様でＩＤ検出部２４による検出に応じてコントローラ２
２はＹ／Ｃ処理部２０の制御を行なう。
【００２５】ところで、映像信号にビデオＩＤとしての
信号が重畳されていない場合はもちろんこのような制御
を実行することはできないため、このような場合はユー
ザーが自分で調整することとなるが、この場合、その各
種調節を行なった設定値はコントローラ２２はエンコー
ド処理を行なってＩＤ付加部１８に供給する。ＩＤ付加
部１８では映像信号の垂直ブランキング期間における第
２０ラインにそのエンコードデータを重畳して出力す
る。
信号が重畳されていない場合はもちろんこのような制御
を実行することはできないため、このような場合はユー
ザーが自分で調整することとなるが、この場合、その各
種調節を行なった設定値はコントローラ２２はエンコー
ド処理を行なってＩＤ付加部１８に供給する。ＩＤ付加
部１８では映像信号の垂直ブランキング期間における第
２０ラインにそのエンコードデータを重畳して出力す
る。
【００２６】従って、この映像信号を例えば外部ビデオ
機器で録画した場合、その再生時には再生映像信号の第
２０ラインからはそのユーザーが調整した設定値の情報
が得られることになり、そのときにコントローラ２２は
検出された設定値情報に応じてＹ／Ｃ処理部１４やサラ
ウンド処理部１０をコントロールし、ユーザーの好みで
行なった映像状態又は音声状態に設定することができ
る。このように付加する情報は実際の設定値の情報や番
組内容（ジャンル）を示す映像付加情報のいづれであっ
てもよく、ビデオＩＤとしての第２０ラインの用い方の
設定に応じて実行されればよい。
機器で録画した場合、その再生時には再生映像信号の第
２０ラインからはそのユーザーが調整した設定値の情報
が得られることになり、そのときにコントローラ２２は
検出された設定値情報に応じてＹ／Ｃ処理部１４やサラ
ウンド処理部１０をコントロールし、ユーザーの好みで
行なった映像状態又は音声状態に設定することができ
る。このように付加する情報は実際の設定値の情報や番
組内容（ジャンル）を示す映像付加情報のいづれであっ
てもよく、ビデオＩＤとしての第２０ラインの用い方の
設定に応じて実行されればよい。
【００２７】なお、実施例ではテレビジョン受像機を例
にあげたが、本発明は映像信号を入力して所定の処理を
行なう機器であれば如何なる機器にも適用できる。
にあげたが、本発明は映像信号を入力して所定の処理を
行なう機器であれば如何なる機器にも適用できる。
【００２８】
【発明の効果】以上説明したように本発明のモニタ装置
は、映像信号の垂直ブランキング期間の所定位置に重畳
された番組内容を示す情報又は各種調節設定値の情報に
応じて映像信号や音声信号の処理が自動的に実行される
ように構成したため、ユーザーがわざわざ調整を実行し
なくとも番組に応じた最適の映像状態及び音声状態を得
ることができるという効果がある。また、ユーザーが自
分の好みの映像状態や音声状態を設定した場合、その映
像信号をビデオ録画して再生した際には、その設定どお
りの映像又は音声状態が再現されるという効果もある。
は、映像信号の垂直ブランキング期間の所定位置に重畳
された番組内容を示す情報又は各種調節設定値の情報に
応じて映像信号や音声信号の処理が自動的に実行される
ように構成したため、ユーザーがわざわざ調整を実行し
なくとも番組に応じた最適の映像状態及び音声状態を得
ることができるという効果がある。また、ユーザーが自
分の好みの映像状態や音声状態を設定した場合、その映
像信号をビデオ録画して再生した際には、その設定どお
りの映像又は音声状態が再現されるという効果もある。
【図１】本発明の実施例のブロック図である。
【図２】ビデオＩＤの説明図である。
１０ サラウンド処理部 １４，２０ Ｙ／Ｃ処理部 １８ ＩＤ付加部 ２１ 操作入力部 ２２ コントローラ ２３，２４ ＩＤ検出部
Claims (4)
- 【請求項１】 映像信号の垂直ブランキング期間の所定
位置に重畳されている映像内容のジャンルを示す映像付
加情報を検出する付加情報検出手段と、 前記映像信号に対して各種信号処理を行なう映像信号処
理手段と、 前記付加情報検出手段によって検出された映像付加情報
に基づいて各種設定情報を出力し、前記映像信号処理手
段における映像信号の各種信号処理動作を制御する制御
手段と、 を有して構成されることを特徴とするモニタ装置。 - 【請求項２】 映像信号の垂直ブランキング期間の所定
位置に重畳されている映像内容のジャンルを示す映像付
加情報を検出する付加情報検出手段と、 前記映像信号とともに伝送された音声信号に対して各種
信号処理を行なう音声信号処理手段と、 前記付加情報検出手段によって検出された映像付加情報
に基づいて各種設定情報を出力し、前記音声信号処理手
段における音声信号の各種信号処理動作を制御する制御
手段と、 を有して構成されることを特徴とするモニタ装置。 - 【請求項３】 供給された映像信号について映像信号及
び／又は音声信号の各種信号処理の各種設定情報、又は
映像内容のジャンルを示す映像付加情報を入力すること
ができる入力手段と、 前記入力手段によって入力された各種設定情報、又は映
像付加情報を、前記映像信号に対してその垂直ブランキ
ング期間の所定位置に重畳し、映像信号出力端子に供給
することができる映像出力手段と、 を有して構成されることを特徴とするモニタ装置。 - 【請求項４】 映像信号の垂直ブランキング期間の所定
位置に重畳されているその映像信号についての各種設定
情報を検出する設定情報検出手段と、 前記映像信号に対して各種信号処理を行なう映像信号処
理手段と、 前記映像信号とともに伝送された音声信号に対して各種
信号処理を行なう音声信号処理手段と、 前記設定情報検出手段によって検出された設定情報に基
づいて前記映像信号処理手段及び／又は音声信号処理手
段における各種信号処理動作を制御する制御手段と、 を有して構成されることを特徴とするモニタ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30322292A JPH06133239A (ja) | 1992-10-16 | 1992-10-16 | モニタ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30322292A JPH06133239A (ja) | 1992-10-16 | 1992-10-16 | モニタ装置 |
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Family
ID=17918352
Family Applications (1)
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| JP30322292A Pending JPH06133239A (ja) | 1992-10-16 | 1992-10-16 | モニタ装置 |
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-
1992
- 1992-10-16 JP JP30322292A patent/JPH06133239A/ja active Pending
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