JPH0613213Y2 - サンバイザー - Google Patents

サンバイザー

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Publication number
JPH0613213Y2
JPH0613213Y2 JP1990060337U JP6033790U JPH0613213Y2 JP H0613213 Y2 JPH0613213 Y2 JP H0613213Y2 JP 1990060337 U JP1990060337 U JP 1990060337U JP 6033790 U JP6033790 U JP 6033790U JP H0613213 Y2 JPH0613213 Y2 JP H0613213Y2
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JP
Japan
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locking
head
insertion hole
eaves
sun visor
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Application number
JP1990060337U
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English (en)
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JPH0418620U (ja
Inventor
正夫 武井
Original Assignee
株式会社武井文進堂
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、主として頭部に被着して日光の陽射しを防
ぐために使用されるサンバイザーに関するものである。
(従来の技術) 従来のサンバイザーは、紙材や合成樹脂材等の様々な素
材にて比較的簡易に形成されるも、最初から立体的にひ
さし部と係止帯部とが形成され、この係止帯部は、例え
ば、頭部の形状に応じて伸縮自在な輪状に形成された
り、ひさし部の両端から帯状に突出して互いに適宜係止
できるように形成されていた。
また、一部では、可撓性を有する略半月形のシートの後
部に切目を設け、この切目を境にして前側の大きい方を
庇部とし、且つ後側の小さい方をバンド部としたり(例
えば実開昭59-9047号公報)、或いは可撓性を有する2
枚の扇形の板体を用意し、この一方の板体の両端縁部に
適数個の突片及び雌ホックを設け、且つ他方の板体の両
端縁部に適数個の細長孔及び雄ホックを設けて、これら
の板体を、突片と細長孔、及び雌ホックと雄ホックを夫
々介して接続するようにしたり(例えば実開昭60-17273
1号公報)、更には円形のシート材料の中心部に切れ目
を設け、この切れ目を境にして前側の前頭部とし、且つ
後側を後頭部としたり(例えば実開昭63-110513号公
報)するものが提案されていた。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、前者のサンバイザーにあっては、比較的
簡易に形成されるといっても、そのひさし部やひさし部
から突き出た係止帯部を形成するのに手間がかかって面
倒であり、しかも、係止帯部の部分が邪魔になって携帯
しずらいものであった。しかも、頭部に被着して日光の
陽射しを防ぐためのサンバイザーにしか使用することが
できず、用途が狭い問題があった。
また、後者の実開昭59-9047号公報のものは、可撓性を
有する略半月形のシートから成形されているため、簡易
な構成で大量生産向きで、且つ携帯に便利ではあるが、
サンバイザーのみにしか使用することができず、用途が
狭い問題があった。実開昭60-172731号公報のものは、
可撓性を有する2枚の扇形の板体から成形されているた
め、携帯には便利ではあるが、構成が複雑で大量生産に
不向きで、且つメガホン及び帽子としては使用可能であ
るが、サンバイザーとしては使用できない問題があっ
た。実開昭63-110513号公報のものは、円形のシート材
料から成形されているため、簡易な構成で大量生産向き
で、且つ携帯に便利ではあるが、帽子のみにしか使用す
ることができず、用途が狭い問題があった。
更に、前記実開昭59-9047号公報のものは、バンド部が
単なる同一幅の帯状に成形されているため、サンバイザ
ーとして使用時に被着する際に、同一幅のバンド部の長
手方向中央部が後頭部に単なる当接するため、サンバイ
ザーとしての被着状態が悪い問題があった。
そこで、この考案は、従来存した叙上のような課題を解
決すべく案出されたもので、極めて簡易な構成で安価に
て大量生産でき、且つ携帯に便利にするばかりでなく、
サンバイザーとしては勿論のこと、メガホン、扇子、人
文字等にも使用できるようにして、用途を極めて広くな
るようにし、更に、サンバイザーとしての被着状態も頗
る良好なサンバイザーを提供するものである。
(課題を解決するための手段) この考案は、叙上のような目的を達成するために、可撓
性を有する適宜形状の板材の一隅部近傍に、被着時に頭
部に差込む頭部差込孔を、両端部に切込みを夫々介して
開口自在に穿設して、この頭部差込孔を境にして大きい
側をひさし部とし、且つ小さい側を係止帯部とすると共
に、前記ひさし部の一方の切込み近傍には1個又は複数
個の係止孔を穿設し、且つひさし部の他方の切込み近傍
には、前記係止孔に係脱自在に係止する係止片を、切込
みを介して設け、更に、前記係止帯部の長手方向中央部
には、被着時に後頭部に当接する後頭部当接片を突設し
たものである。
(作用) そして、叙上のような技術的手段により、サンバイザー
として使用する際は、頭部差込孔を、ひさし部と係止帯
部とが各切込みを境にして引離されるように開口し、こ
の開口された頭部差込孔を頭部に、ひさし部が頭部前方
に突出されるように上方から差込んで被着するようにす
る。また、メガホンとして使用する際は、ひさし部の係
止孔に、切込みを介して若干切起した係止片を係止し
て、ひさし部5を持って頭部差込孔2を口に当てるよう
にする。更に、扇子として使用する際は、ひさし部の頭
部差込孔近傍をこの頭部差込孔内から持って扇ぐように
する。更に、人文字として使用する際は、ひさし部の頭
部差込孔近傍を、係止帯部の後頭部当接片が手の甲に当
接されるように頭部差込孔内から持って、大勢の人が所
定位置に並んで掲げるようにする。それに、サンバイザ
ーとして使用する際に、頭部差込孔を頭部に、係止帯部
の後頭部当接片が後頭部に当接するように被着できるよ
うにする。
(実施例) 以下、この考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
この考案のサンバイザー1は、第1図乃至第4図に示す
ように、先ず、軟質合成樹脂材、厚紙材、この厚紙材に
合成樹脂材をコーティングした合成材等の可撓性を有す
る略扇形状の板材の要部分近傍に、被着時に頭部Aに差
込む頭部差込孔2を、両端部に要側の両斜辺3に沿った
直線状の切込み4を夫々介して開口自在に突設して、こ
の頭部差込孔2を境にして末広がり側をひさし部5と
し、且つ要側を係止帯部6とする。
そして、前記ひさし部5の一方の切込み4近傍には2個
の長方形状の係止孔7を適宜間隔に直列に穿設し、且つ
ひさし部5の他方の切込み4近傍には、前記各係止孔7
に若干切起して係脱自在に係止する2個の略半円形状の
係止片8を、略半リング状の切込み9を介して適宜間隔
に直列に配設する。更に、前記係止帯部6の長手方向中
央部には、被着時に後頭部Bに当接する略楕円形状の後
頭部当接片10を突設したものである。
尚、前記頭部差込孔2の各切込み4の先端には小孔11
が夫々穿設されており、この各切込み4を境にしてひさ
し部5と係止帯部6とを引離しても、各切込み4の先端
が切り裂けないようになっている。しかも、このように
小孔11を設けておくことで、ひさし部5と係止帯部6
とを引離した際にこの小孔11の部分で弾力性を保持で
きるから、ひさし部5と係止帯部6とがより頭部Aにぴ
ったりと適合できると共に、頭部Aの形状に対応させる
ことができる。また、前記各係止片8の切込み9の両端
にも小孔12が夫々穿設されており、各係止孔7への係
止時に若干切起しても、各切込み9の両端が切り裂けな
いようになっている。
ところで、このサンバイザー1は、略扇形状に成形する
ように説明及び図示されているが、これに何等限定され
るものでないことは勿論であり、可撓性を有する適宜形
状の1枚の板材に、ひさし部5と係止帯部6とを区画す
るための頭部差込孔2及び切込み4が設けてあればよ
く、適宜の形状を任意に選択できるものである。
(考案の効果) この考案のサンバイザー1は、叙上のように、可撓性を
有する適宜形状の板材の一隅部近傍に頭部差込孔2を、
両端部に切込み4を夫々介して開口自在に穿設して、こ
の頭部差込孔2を境にして大きい側をひさし部5とし、
且つ小さい側を係止帯部6とすると共に、前記ひさし部
5の一方の切込み4近傍に1個又は複数個の係止孔7を
穿設し、且つひさし部5の他方の切込み4近傍には係止
片8を、切込み9を介して設けたから、使用時において
は、第2図に示すように、頭部差込孔2を、ひさし部5
と係止帯部6とが各切込み4を境にして引離されるよう
に開口し、この開口された頭部差込孔2を頭部Aに、ひ
さし部5が頭部A前方に突出されるように上方から差込
んで被着すれば、日光の陽射しを防ぐサンバイザーとし
て使用することができる。また、第3図に示すように、
ひさし部5の係止孔7に、切込み9を介して若干切起し
た係止片8を係止して、ひさし部5を持って頭部差込孔
2を口部Cに当てれば、声を拡大するメガホンとしても
使用することができる。更に、第4図に示すように、ひ
さし部5の頭部差込孔2近傍をこの頭部差込孔2内から
持って扇げば、扇子としても使用することができる。そ
れに、図示はしてないが、ひさし部5の頭部差込孔2近
傍を、係止帯部6の後頭部当接片10が手の甲に当接さ
れるように頭部差込孔2内から持って、大勢の人が所定
位置に並んで掲げれば、人文字としても使用することが
できる。
したがって、頭部差込孔2の開口手段や、ひさし部5の
係止孔7と係止片8との係止手段等の容易な操作で、サ
ンバイザーやメガホン等として使用できるばかりでな
く、そのままの状態でも、扇子や人文字等として使用で
きるため、用途が極めて広いのである。
しかも、係止帯部6の長手方向中央部に、被着時に後頭
部Bに当接する後頭部当接片10を突設したことによっ
て、サンバイザーとして使用する際に、頭部差込孔2を
頭部Aに、係止帯部6の後頭部当接片10が後頭部Bに
当接するように被着できるため、サンバイザーとしての
被着状態が頗る良好である。
それに、この考案のサンバイザー1は可撓性を有する1
枚の平面的な板材から形成されていて、従来のようにひ
さし部の両端から係止帯部が突出することがなく、しか
も、予めひさし部と係止帯部とを立体的に形成しておく
必要もないから、極めて簡単に形成でき、安価にて大量
生産することができる。
更には、従来のように係止帯部が突出することがないの
で携帯にも便利であり、且つひさし部3に適宜広告等を
記載してサービス品として配ったりできる等、その利用
価値は極めて高いものである。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示すもので、第1図は平面
図、第2図はサンバイザーとして使用時の側面図、第3
図はメガホンとして使用時の斜視図、第4図は扇子とし
て使用時の斜視図である。 1…サンバイザー、2…頭部差込孔、3…斜辺、4…切
込み、5…ひさし部、6…係止帯部、7…係止孔、8…
係止片、9…切込み、10…後頭部当接片、11…小
孔、12…小孔、 A…頭部、B…後頭部、C…口部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】可撓性を有する適宜形状の板材の一隅部近
    傍に、被着時に頭部に差込む頭部差込孔を、両端部に切
    込みを夫々介して開口自在に穿設して、この頭部差込孔
    を境にして大きい側をひさし部とし、且つ小さい側を係
    止帯部とすると共に、前記ひさし部の一方の切込み近傍
    には1個又は複数個の係止孔を穿設し、且つひさし部の
    他方の切込み近傍には、前記係止孔に係脱自在に係止す
    る係止片を、切込みを介して設け、更に、前記係止帯部
    の長手方向中央部には、被着時に後頭部に当接する後頭
    部当接片を突設したことを特徴とするサンバイザー。
JP1990060337U 1990-06-07 1990-06-07 サンバイザー Expired - Lifetime JPH0613213Y2 (ja)

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JP1990060337U JPH0613213Y2 (ja) 1990-06-07 1990-06-07 サンバイザー

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JP1990060337U JPH0613213Y2 (ja) 1990-06-07 1990-06-07 サンバイザー

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JPH0418620U JPH0418620U (ja) 1992-02-17
JPH0613213Y2 true JPH0613213Y2 (ja) 1994-04-06

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Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS599047U (ja) * 1982-07-05 1984-01-20 株式会社大丸 サンバイザ−
JPS60172731U (ja) * 1984-04-20 1985-11-15 冨田 光男 団扇、メガホン兼用帽子
JPS63110513U (ja) * 1987-01-08 1988-07-15

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0418620U (ja) 1992-02-17

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