JPH06130151A - 放射線線量当量インテリジェント表示装置 - Google Patents

放射線線量当量インテリジェント表示装置

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JPH06130151A
JPH06130151A JP15623591A JP15623591A JPH06130151A JP H06130151 A JPH06130151 A JP H06130151A JP 15623591 A JP15623591 A JP 15623591A JP 15623591 A JP15623591 A JP 15623591A JP H06130151 A JPH06130151 A JP H06130151A
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radiation
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JP15623591A
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Yoshihiro Atsumi
美 至 弘 渥
Yoshio Hasegawa
谷 川 芳 夫 長
Motomi Nose
瀬 も と み 野
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Atomic Power Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 放射線作業環境において簡便に放射線レベル
を感知でき、また、現場における作業者個人のその場に
おける積算被曝線量を表示すると共に必要に応じて、電
子音声スピーカで人工音声による警告を発することがで
き、人間の五感に訴えて多様に情報発信を行う、軽量、
コンパクトな上に安価な放射線検出や計測と表示の手段
を備えた放射線線量当量インテリジェント表示器を提供
することを目的とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は原子力産業、放射線医
療、非破壊検査、放射光施設などの放射線や、放射性物
質を用いる産業及び研究機関において、放射線の有無の
検知やその量の測定およびその表示方法の放射線線量当
量インテリジェント表示器に関する。
【0002】
【従来技術】放射線の検出や計測をする場合に、従来採
用されている技術は、放射線感応半導体や小型GM計数
管を用いた読取り型のポケット線量計や、液晶文字表示
またはLEDを用いた壁掛け型の線量率表示パネルなど
が各種実用化されている。また、シンチレータと放射線
感応半導体とを組合せた素子も実用化されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これら従来の
放射線検出や計測とその表示方法は、放射線線量当量率
(μSv/Hr)が一般的であり、作業者の直接の被曝
量を表示するものではない。被曝量は、ポケット線量計
を別の積算演算器にかけて処理しなければならず、従っ
て現場で被曝量を確認することはできない。また、放射
線線量当量率は数値で表現されるために、相対的に高
い、低いの判断は作業者が考えなければならない。
【0004】この発明は上記のごとき事情に鑑みてなさ
れたものであって、放射線作業環境において簡便に放射
線レベルを感知でき、また、現場における作業者個人の
その場における積算被曝線量を表示すると共に必要に応
じて、電子音声スピーカで人工音声による警告を発する
ことができ、人間の五感に訴えて多様に情報発信を行
う、軽量、コンパクトな上に安価な放射線検出や計測と
表示の手段を備えた放射線線量当量インテリジェント表
示器を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、電池電源1及び主電源スイッチ2と、人
体検出連動タイマ4と、前記電池電源1に直接接続され
常時動作し、接近する人体を感知したとき前記主電源ス
イッチ2をオンにし、前記人体検出連動タイマ4をスタ
ートさせる人体検出手段3と、磁気カード18に記憶さ
れた作業者ID情報の読取及び更新書込を行う磁気カー
ド読取・書込手段17と、放射線検出手段6と、作業者
のID情報メモリ装置10と、前記放射線検出手段6か
らの検出信号と前記人体検出連動タイマ4からの積算時
間及び前記磁気カード読取・書込手段17からの作業者
のID情報を入力し、ID−有報記憶メモリ10にある
前記作業者の被曝量も含めて、所定の処理演算を行う演
算手段11と、前記人体検出連動タイマ4の積算時間を
表示する積算時間表示器5と、放射線線量当量率表示器
7とそのレベルを段階的に表示するレベル表示素子群8
及び作業時間中の積算放射線線量当量表示器9と、表示
器の表示パターンメモリ装置12と、前記演算手段11
からの演算結果に従って、前記表示パターン記憶メモリ
12から表示パターンを選択し、前記放射線線量当量率
表示器7とそのレベルを表示する前記表示素子群8及び
前記積算放射線線量当量表示器9を逐次それぞれに出力
させる表示器制御手段13とから構成されることを特徴
とする。
【0006】上記構成に、次の構成を付加してもよい。
すなわち、電子音声スピーカ14と、前記電子音声ス
ピーカ14を動作させる音声表現パターンメモリ装置1
5と、前記演算手段11の演算結果を入力し、必要に応
じて前記音声表現パターン記憶メモリ15から音声表現
パターンを選択し、前記電子音声スピーカ14を作動さ
せる電子音声制御手段16とを付加する構成としてもよ
い。
【0007】上記2つの構成において、それぞれ、磁気
カード読取・書込手段17に代えて、作業者の持つ送受
信無線機からのID情報を送受信できるID情報信号送
受信手段を具備した構成としてもよい。
【0008】
【作用】上記構成を有することにより、次に示すように
なる。図1に基づき説明すると、本発明の放射線線量当
量インテリジェント表示装置(以下インテリジェント表
示装置と呼ぶ)が設置されている施設に最初作業者がい
ない無人の状態においては、インテリジェント表示装置
は電池電源1に直接接続されている人体検出手段3に係
わる回路・装置にのみ電力が供給され作動しており、常
時作業者の接近を監視している。この状態はインテリジ
ェント表示装置の主電源スイッチ2をオフとしてあるの
で、電力消費は必要最小限にとどまる。作業者が接近し
人体検出手段3が検知すると、初めて主電源スイッチ2
がオンとなりインテリジェント表示装置のマイクロコン
ピュタを始めとする回路全体が作動状態に入る。人体検
出連動タイマ4が作動スタートし、作業者の滞留時間が
逐次積算時間表示器5に表示される。また、放射線検出
手段6が動作し、作業者のID磁気カード読込・書込手
段17が動作状態となる。マイクロコンピュタの演算手
段11により、これらのデータを含めて放射線検出数と
時刻を入力して表示に必要な処理を行う。
【0009】放射線線量当量率レベル表示素子群8はそ
のレベル量に応じた表示素子を点灯(点滅でもよい)し
て表す。そのレベル以下の表示素子も点灯させる。すな
わち、レベルが高くなるに従って点灯する素子が増加す
る。従って、高いレベルでは多数の素子が点灯する。表
示素子にELD(エレクトロ・ルミネッセンス・ディス
プレイ)を採用し、レベルに応じて発光色を変えてもよ
い。消費電力も少なくなる。放射線線量当量率表示器7
はデジタル表示とする。また、作業者の作業時間中の積
算放射線線量当量表示器9も人体検出連動タイマ4と連
動して一定間隔で表示器でデジタル表示する。以上のデ
ィジタル表示器にLCD(液晶装置)を採用すれば消費
電力は少ない。従って、インテリジェント表示装置は小
容量の電池電源で安定に長時間動作する。また、表示シ
ンボル、輝度や点滅等の設定や変更を容易にする。さら
に、電源のケーブル配線など不要となり、軽量コンパク
トの装置にする。
【0010】作業者が持つID情報カード18(個人番
号と被曝歴)からの読込あるいはID発信器からのID
情報を受信し、必要に応じID情報メモリ装置10から
個人別の過去の被曝歴を加えた積算線量を電子音声スピ
ーカ14から作業者に知らせる。
【0011】
【実施例】以下の本発明のインテリジェント表示装置の
一実施例について図面に基ずいて動作を説明する。図3
はその外観の斜視図である。 図2において、20はマ
イクロコンピュタの基本的な部分であり、CPU21、
RAM22、ROM23より構成している。ROM23
にはマイクロコンピュタを制御するプログラム(後述す
る)があり、CPU21はこのプログラムに従って、メ
モリ装置24,25,26やインタフェース回路27,
28,29,30を通じ放射線線量関連の計算に必要な
データを読込み、また、RAM23に一時記録してある
1回前の検出結果を読み出し、表示器の出力に必要なデ
ータの演算処理を行う。演算結果はインタフェース回路
30,31,32,33,34,35を通じて出力され
る。更に、次の検出結果の演算に必要なデータをRAM
23に一時記録する。これら回路の間はデータ、アドレ
ス、制御線のバス36で結ばれている。このインテリジ
ェント表示装置に作業者が接近するまでは、主電源スイ
ッチ42はOFFの状態に設定してあるので、人体検出
回路43を除いて、前記マイクロコンピュタを含む全て
の回路や検出器・表示器などに電玄が供給されていな
い。人体検出回路43だけは専用スイッチSW(常時O
N)を通じて電池電源に直接接続されているので、常時
人体の接近を監視している。
【0012】作業者がインテリジェント表示装置に接近
すると、人体から出ている赤外線を赤外線センサ44が
検出する。人体からのエネルギーは微弱なため反射鏡や
プラスチックレンズなどで赤外線を集光して感度を向上
させる。また微分型センサなのでセンサの前にチョッパ
機構を設ける。チョッパの開閉周波数は1Hz程度とす
る。信号出力を増幅器45で増幅し、この出力電圧と人
体接近と判断される基準電圧とをコンパレータ46で比
較し、基準電圧より大きい場合のみタイマ回路47を通
して、フリップフロップ回路40のS端子にセット信号
を送りQ端子からONの信号が出力し、リレー駆動回路
41をONとし、主電源スイッチ42はONとなる。タ
イマ回路47は赤外線検出回路の電源投入後の不安定な
約2分間程度出力を0として、不安定な信号を送らない
様にしている。フリップフロップ回路40のセット信号
で、リレーが駆動し主電源スイッチ42がONの状態の
場合、人体検出回路43からの信号がOFFとなって
も、フリップフロップ回路40のQ端子はONの状態を
維持するので、主電源スイッチ42はONの状態を維持
する。主電源スイッチ42をOFFにするにはフリップ
フロップ回路40のR端子にインタフェース回路27か
らリセットを信号送ればよい。人体検出回路43からの
ONの信号は同時に予め人体検出連動タイマ49とマイ
クロコンピュタのインターフェース回路27に送ってお
く。主電源がONとなりマイクロコンピュタを始めとし
て総てが動作状態となると、人体検出連動タイマ49が
スタートし、マイクロコンピュタはROM23のプログ
ラムに従って、先ず、人体検出回路43からのONの信
号を再度読込み確認してから後で述べる所定のプログラ
ムによる動作に入る。
【0013】メモリ装置24は前回までの各作業者のI
D情報が格納してある。メモリ装置25には表示器6
2,63,64の表示パターンが格納されている。メモ
リ装置26には音声表現パターンが格納されている。こ
れらメモリ装置は例えばハードディスクなどでよい。イ
ンタフェース回路28は人体検出連動タイマ49から検
出時刻を読み込む。インタフェース回路29は、放射線
検出回路50で検出したパルスをパルスカウンタ51で
読込み所定時間毎にその数nを読込む。シリアルイン
タフェース回路30はIDカードリーダ53を介してI
D磁気カードからのシリアルデータの読込みを行う。こ
れは割れ込み線37によって割り込みプログラムで読み
込まれる。また、作業者の更新した情報をカードへの更
新書込みも行う。
【0014】インタフェース回路31は放射線線量当量
率レベル表示素子群61の8個のELD表示素子の中の
演算レベルに適合した素子に点灯信号を出力する。イン
タフェース回路32は人体検出連動タイマ49からの積
算時間tとその表示パターンを積算時間表示器62に
出力する。インタフェース回路33は放射線線量当量率
とその表示パターンを表示器62に出力する。イン
タフェース回路34は作業時間中の積算放射線線量当量
とその表示パターンを表示器64に出力する。シリ
アルインタフェース回路35は音声出力パターンを電子
音声スピーカ65に出力する。
【0015】図3は以上のインテリジェント表示器を壁
掛型として設置したときの外観正面図を示す。外枠は高
さ300mm,幅250mm,厚さ30mm,程度の大
きさである。この中にマイクロコンピュタを始めとする
検出回路や表示器が収容される。積算放射線線量当量率
レベル表示素子群61は図3のように左側縦に次の8素
子の(ELD)が配置され、以下のように点滅する。 1.線量当量率が 1μSv/H以下は素子10
1 が点滅 2.線量当量率が 1〜10μSv/Hは素子10
1〜102が点滅 3.線量当量率が 10〜30μSv/Hは素子10
1〜103が点滅 4.線量当量率が 30〜100μSv/Hは素子10
1〜104が点滅 5.線量当量率が100〜200μSv/Hは素子10
1〜105が点滅 6.線量当量率が200〜300μSv/Hは素子10
1〜106が点滅 7.線量当量率が300〜500μSv/Hは素子10
1〜107が点滅 8.線量当量率が 500μSv/H以上は素子10
1〜108が点滅 但し、素子101〜102は緑、103〜105は橙、
106〜108は赤で点滅する。右側には上から順に人
体検出連動タイマ積算時間表示器62、放射線線量当量
率表示器63、作業時間積算放射線線量当量表示器64
のLCDが配置される。下側中央部には放射線検出回路
50があるが、外側から見えない。その右側にはIDカ
ードリーダ53が設置されている。下側には赤外線セン
サ44と電子音声スピーカ65が設置されている。
【0016】次に、このインテリジェント表示装置の動
作をROM23に書かれた図4〜図6のプログラムに従
って説明する。人体検出回路43からのONの信号によ
り主電源が入ると、マイクロコンピュタが動作を開始
し、ROM23に書かれたプログラム命令を順次読み込
み図4のように実行を開始する。先ず、インタフェース
回路などに初期化の命令を送った後、ステップ(ア)
で、人体検出回路43からのONの信号をマイクロコン
ピュタがインターフェス回路27から入力し再度確認す
る。ここで人体検出の判定は一定時間内にON信号の数
が所定の一定値以下になった時に不在と判断する。ステ
ップ(イ)では、人体検出連動タイマの時刻を読み取
り、これを第1回目の検出開始時刻T。とする。同時に
放射線検出パルスカウンタ51を0にリセットする。ス
テップ(ウ)では、各回毎の放射線検出時間の所定の最
小値Δt、すなわち、検出時刻の最小間隔Δt(分
単位程度に設定しておく)をROM23の予め決められ
たアドレスからCPU21のレジスタに読み込む。RA
M22の検出回iのチェック用アドレスを第1回目とし
て1にする。ステップ(エ)では、人体検出連動タイマ
49からインターフェース回路28を通してi回目の検
出時刻Tを読み込む。ここでiは検出回であり、図6
までの一回の放射線検出に関する一連の仕事が全部終了
すると検出回iが一つ増加してステップ(エ)の始めに
戻る。ステップ(オ)では、一つ前の検出時刻Ti−1
からの時間Δt、すなわち、(T−Ti−1)がΔ
より少なければステップ(エ)の始めに戻りΔt
時間越えたら、T時刻とΔt時間が確定して、次の
ステップに進む。
【0017】ステップ(カ)では、Δt時間中の放射
線検出数nをインタフェース回路29を通してパルス
カウンタ51から読み取り、0にリセットする。放射線
検出i回目の次の演算を行う。ここでαは出力パルス数
を線量当量率に変換する係数。 1.単位時間あたりの放射線検出数 n/Δt 2.放射線線量当量率 r=αn/Δt 3.積算放射線線量当量 N=rΔt+Ni−1 4.rの変化率 Δr=r−ri−1 以上の結果をT時刻のデータとして、RAM22に保
存する。
【0018】ステップ(キ)では、人体検出連動タイマ
49の時刻T、放射線線量当量率のrおよび作業時
間積算放射線線量当量Nの値を、それぞれインタフェ
ース回路32、33、34を通じて、LCD表示器6
2、63、64に出力する。CPU21はこの際表示パ
ターンメモリ装置25よりそれぞれの表示パターンを参
照する。
【0019】ステップ(ク)では、図5に示すように、
時刻の放射線線量当量率rの値によって、8個の
ELD表示素子の中の所定素子を点滅させる。これら各
素子の点滅条件はROM23を書き換えることによって
容易に変更できる。
【0020】ステップ(ケ)では、図6に示すように、
作業者がID磁気カードをIDカードリーダ53に挿入
し、そのID情報がRAM22に記録されているかを調
べる。これはIDカードリーダ53からのシリアルデー
タはシリアルインタフェース回路30を通じて割り込み
でRAM22へ転送し、IDカードによる情報を読み込
んだかのチェック用のアドレスを1にする(初期値は0
とする)。これは割り込みプログラムで行う(図示して
ない)。IDカードの読み込みがあればステップ(コ)
に進む。
【0021】ステップ(コ)では、割り込みによって記
録された所定のアドレスから、作業者の前歴の線量当量
データにrΔtを加算し、RAM22のデータを更
新する。ステップ(サ)では、その作業者の更新された
線量当量が計画された値の範囲内に収まっているかを演
算する。所定の範囲に収まっていなければ、ステップ
(シ)で、その作業者個人に対して電子音声スピーカ6
5により警告をする。例えば次のように警告する。「線
量率が変化しました。速やかに作業を完了して下さ
い。」「Aさんは、作業の計画時間をオーバしていま
す。注意して下さい。」
【0022】IDカードの読み込みがない場合とIDカ
ードの読み込みがあっても線量当量が所定の範囲内の場
合はステップ(ス)に移る。ステップ(ス)では、個人
ではなく、作業者全員に音声回路による以下の項目の警
告を行う。 1.線量当量率の変化 Δr 2.線量当量率 r 3.線量当量 N 4.メッセージ
【0023】ステップ(セ)では、人体検出信号がイン
タフェース回路27を通して入力を継続しているかを調
べる。もし継続していなければ、フリップフロップ回路
40へリセット信号を送り主電源スイッチ42をOFF
とする。継続していれば、次のステップ(ソ)に移り、
IDカードが引き抜かれているかを調べる。引き抜かれ
ていなければ、ステップ(ナ)に移り、IDカードへ更
新されたRAM22内の線量当量を書き込み更新する。
引き抜かれていればステップ(ナ)は飛ばして、最後の
ステップ(ニ)に移る。ステップ(ニ)では、検出回i
を1つ増やして、図4のステップ(エ)に戻り、以下同
じことを繰り返す。この繰り返しは人体検出信号の判定
がNOとなるまで継続する。ステップ(エ)に戻る前
に、RAM22に一時記録されているT時刻のデータ
,r,N,ΔrをTi−1時刻のデータのあ
るアドレスに移す。T時刻1のアドレスは新しいデー
タで更新されてもよいようにしておく。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明の放射線線量
当量インテリジェント表示装置によれば、以下に記載さ
れるような効果を奏する。放射線作業環境に置いて、一
定の時間ごとに、作業時間、放射線線量当量率、積算放
射線線量当量、をLCD表示器に出力し、更に、放射線
線量当量率のレベルに対応して、大きさと色の異なるE
LD表示素子群を点滅させるので、現場における放射線
レベルの感知は従来より一段と容易になった。更に、現
場における作業者個人のその場における積算被曝線量を
演算し、所定の範囲を越えれば、電子音声スピーカで作
業者個人に対して警告し、人間の五感に訴えて従来より
大幅に注意を喚起出来るようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のクレ−ム対応図である。
【図2】本発明の一実施例である。
【図3】本発明実施例の外観斜視図である。
【図4】本発明実施例のRAMに書かれたプログラムで
ある。
【図5】図4のプログラムの続きである。
【図6】図5のプログラムの続きである。
【符号の説明】
1 電池電源 2,42 主電源スイッチ 3 人体検出手段 4,49 人体検出連動タイマ 5 積算時間表示器 6 放射線検出手段 7 放射線線量当量率表示器 8 放射線線量当量率レベル表示素子群 9 積算放射線当量表示器 10 ID情報メモリ装置 11 演算手段 12 表示パタ−ンメモリ装置 13 表示器御手段 14 電子音声スピ−カ 15 音声表現パタ−ンメモリ装置 16 電子音声制御手段 17 ID磁気カ−ド読取書込手段 18 IDカ−ド 19 SW 20 マイクロコンピュタ基本部 21 CPU 22 RAM 23 ROM 24 ID情報メモリ装置 25 表示パタ−ンメモリ装置 26 音声表現パタ−ンメモリ装置 27〜29 インタフェ−ス回路 31〜34 インタフェ−ス回路 30,35 シリアルインタフェ−ス回路 36 デ−タ、アドレス、制御線のバス 37 割り込み線 40 フリップフロップ回路 41 リレ−駆動回路 43 人体検出回路 44 赤外線センサ 45 増幅器 46 コンパレ−タ 47 タイマ回路 50 放射線検出回路 51 パルスカウンタ 53 IDカ−ドリ−ダ 61 放射線線量当量率レベル表示素子群 62 人体検出連動タイマ積算時間表示器 63 放射線線量当量率表示器 64 作業時間積算放射線線量当量表示器 65 電子音声スピ−カ 100 インテリジェント表示装置の外枠 101 図3で1の表示素子 102 図3で10の表示素子 103 図3で30の表示素子 104 図3で100の表示素子 105 図3で200の表示素子 106 図3で300の表示素子 107 図3で500の表示素子 108 図3でHの表示素子

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電池電源(1) 及び主電源スイッチ(2) と、 人体検出連動タイマ(4) と、 前記電池電源(1) に直接接続され常時動作し、接近する
    人体を感知したとき前記主電源スイッチ(2) をオンに
    し、前記人体検出連動タイマ(4) をスタートさせる人体
    検出手段(3) と、 磁気カード(18)に記憶された作業者ID情報の読取及び
    更新書込を行う磁気カード読取・書込手段(17)と、 放射線検出手段(6) と、 作業者のID情報メモリ装置(10)と、 前記放射線検出手段(6) からの検出信号と前記人体検出
    連動タイマ(4) からの検出時刻及び前記磁気カード読取
    ・書込手段(17)からの作業者のID情報を入力し、ID
    情報記憶メモリ(10)にある前記作業者の被曝量も含め
    て、所定の処理演算を行う演算手段(11)と、 前記人体検出連動タイマ(4) の積算時間を表示する積算
    時間表示器(5) と、 放射線線量当量率表示器(7) とそのレベルを段階的に表
    示するレベル表示素子群(8) 及び作業時間中の積算放射
    線線量当量表示器(9) と、 表示器の表示パターンメモリ装置(12)と、 前記演算手段(11)からの演算結果に従って、前記表示パ
    ターン記憶メモリ(12)から表示パターンを選択し、前記
    放射線線量当量率表示器(7) とそのレベルを表示する前
    記表示素子群(8) 及び前記積算放射線線量当量表示器
    (9) に逐次それぞれ出力させる表示器制御手段(13)とか
    ら構成されることを特徴とする放射線線量当量インテリ
    ジェント表示装置。
  2. 【請求項2】電子音声スピーカ(14)と、 前記電子音声スピーカ(14)を動作させる音声表現パター
    ンメモリ装置(15)と、 前記演算手段(11)の演算結果を入力し、必要に応じて前
    記音声表現パターン記憶メモリ(15)から音声表現パター
    ンを選択し、前記電子音声スピーカ(14)を作動させる電
    子音声制御手段(16)とを有する請求項1記載の放射線線
    量当量インテリジェント表示装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の放射線線量当量イ
    ンテリジェント表示装置において、磁気カード読取・書
    込手段(17)に代えて、作業者の持つ送受信無線機か
    らのID情報を送受信できるID情報信号送受信手段を
    備えた放射線線量当量インテリジェント表示装置。
JP15623591A 1991-05-31 1991-05-31 放射線線量当量インテリジェント表示装置 Withdrawn JPH06130151A (ja)

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JP15623591A Withdrawn JPH06130151A (ja) 1991-05-31 1991-05-31 放射線線量当量インテリジェント表示装置

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008224442A (ja) * 2007-03-13 2008-09-25 Sd Giken:Kk 放射能測定装置
JP2009524016A (ja) * 2006-01-13 2009-06-25 アンフォース,トマス 放射線を感知及び表示する装置及び機器
KR101223229B1 (ko) * 2012-07-09 2013-01-17 유영검사 주식회사 방사선 비파괴 검사기의 방사선원 노출 관리장치
JP2013113844A (ja) * 2012-03-27 2013-06-10 Techno Link Co Ltd 個人線量計

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