JPH06129707A - 空気調和機の吹出口構造 - Google Patents

空気調和機の吹出口構造

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Publication number
JPH06129707A
JPH06129707A JP4304760A JP30476092A JPH06129707A JP H06129707 A JPH06129707 A JP H06129707A JP 4304760 A JP4304760 A JP 4304760A JP 30476092 A JP30476092 A JP 30476092A JP H06129707 A JPH06129707 A JP H06129707A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flap plate
flap
stopper
air
plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4304760A
Other languages
English (en)
Inventor
Kaneyuki Nakamura
謙之 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyotomi Kogyo Co Ltd
Toyotomi Co Ltd
Original Assignee
Toyotomi Kogyo Co Ltd
Toyotomi Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyotomi Kogyo Co Ltd, Toyotomi Co Ltd filed Critical Toyotomi Kogyo Co Ltd
Priority to JP4304760A priority Critical patent/JPH06129707A/ja
Publication of JPH06129707A publication Critical patent/JPH06129707A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
  • Air-Flow Control Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 送風方向がスィングする空気調和機の吹出口
において、いつも設定した送風方向が得られるようにす
る。 【構成】 空気調和機の枠体1内に送風ファン2を取り
付け、送風ファン2の風を吹き出す吹き出し口3には送
風方向をスィングするフラップ板5を設け、該フラップ
板5にクラッチ付き駆動機構を介して駆動モータ6を取
り付ける。駆動モータ6はフラップ板5の往復可動角度
を一方を大きく設定し、大きく可動する側にフラップ板
5の作動を止めるストッパー9を設け、該フラップ板5
がストッパー9に当接することによってスィングする位
置を常に同じとする。異物によって途中でクラッチが作
動しても、取り除かれれば自動的に設定位置に復帰す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は送風方向がスィングす
る空気調和機の吹出口に関する。
【0002】
【従来の技術】枠体の内部に取り付けた送風ファンによ
って、温風や冷風を吹出口から枠体外に吹き出す空気調
和機がある。そして、吹出口から吹き出す温風や冷風の
吹き出し方向が常に一定であると、空気の流れが一定と
なって、空気調和機を使用する室内の各部の温度差が大
きい状態で保持されて均一になりにくいものである。ま
た、多人数で冷風・温風に直接当たって快感を得ること
は出来ず、吹出口の正面の小人数の人達のみ対応できる
ものであった。
【0003】この為、空気調和機の吹出口内に風向きを
変化させるフラップ板を取り付け、該フラップ板を駆動
モータで往復運動させることによって、吹き出し口から
吹き出す風向きをスィングさせる構造が実用化された。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の駆動モータとフ
ラップ板との組み合わせで、吹出口から吹き出す冷風・
温風の風向きを変化するものでは、吹出口から異物が差
し込まれるなどによって、フラップ板の可動が強制的に
止められると、フラップ板やフラップ板の駆動機構に異
常な力がかかり、これを壊してしまう場合がある。
【0005】この様なトラブル防止手段として、駆動機
構にクラッチを取り付けて、異常な力を逃す構造が知ら
れているが、空気調和機の吹出口のフラップ板にこの機
構を取り付けると、異物が取り除かれて再びフラップ板
が往復運動を始めた時には、希望した風向きと全く違っ
た方向を中心に往復運動する様になり、クラッチは安全
装置としてのみ機能しており、風向きが正しい方向にな
るよう修正する必要があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、異物が取り
除かれて、希望した風向きと全く違った方向に送風して
いても、自動的に希望した風向きに復帰するもので、枠
体1内に送風ファン2を取り付け、かつ、送風ファン2
の吹出口3を枠体1外にのぞませ、該吹出口3には回転
軸4を中心に回動するフラップ板5を設け、該フラップ
板5には一定角度の往復運動させる駆動モータ6を取り
付け、吹き出し口3の送風方向をスィングさせる空気調
和機において、フラップ板5と駆動モータ6との間に設
けた駆動機構7にはクラッチ8を取り付け、駆動モータ
6によるフラップ板5の可動角度は往復角度の一方を大
に設定し、大きく可動する側のフラップ板5にはフラッ
プ板5の回動を止めるストッパー9を形成したものであ
る。
【0007】
【作用】この発明は、フラップ板5の回動角度を従来品
のように往復運動角度を同一角度とせず、一方の角度の
み少し大きくしており、フラップ板5の正常な往復運動
では可動角度の大きい方に設けたストッパー9によっ
て、大きくフラップ板5が可動しようとしても動きが止
まる構造となっている。
【0008】この為、小さい可動角度側にフラップ板5
が可動する時は設定角度回転でき、次にストッパー9に
向かって大きい可動角度側にフラップ5が可動する時は
設定角度終了付近でストッパー9に当接し、クラッチ8
によって駆動モータ6が空転する様になった。
【0009】従ってフラップ板5の正常な往復運動で
は、ストッパー9を基準に小さい可動角度で往復運動し
ており、前記の様に異物によってフラップ板5の回動が
狂った時には、大きい可動角度時でもストッパー9に届
かず、フラップ板5は大きな設定角度でストッパー9に
向かって動くので、やがて何回か往復運動している間に
ストッパー9に当接し、正常な往復運動になるものであ
る。
【0010】
【実施例】室内の壁面に取り付ける空気調和機の室内機
の実施例によって説明すると、1は空気調和機の枠体、
10は枠体1への室内空気取入口、3は枠体1内に入っ
た空気の吹出口、2は枠体1内に設置した送風ファンで
あり、該送風ファン2よりも室内空気取入口10側に熱
交換機11を配置しており、送風ファン2が回転すると
室内空気取入口10から枠体1内に入った空気は熱交換
機11によって冷却または加熱され、吹出口3から室内
へ吹き出すものである。
【0011】5は吹出口3に取り付けたフラップ板、4
はフラップ板5の回転軸、6は回転軸4を介してフラッ
プ板5を往復運動させる駆動モータであり、該駆動モー
タ6は回転制御しやすいパルス制御のステッピングモー
タで構成している。7は駆動モータ6とフラップ板5の
回転軸4との間に設けた減速歯車で構成した駆動機構、
8は駆動機構7の最終段の減速歯車7aと回転軸4との
間にマサツ板で構成したクラッチであり、回転軸4に強
い負荷がかからない正常運転中は最終段の減速歯車7a
と回転軸4とが一体となって回転する。そして回転軸4
に強い負荷がかかるとクラッチ8が滑り、回転軸4が止
まったまま駆動モータ6と駆動機構7はそのまま動き、
故障の原因を作らない様にしている。
【0012】9は吹出口3の端面で構成したフラップ板
5のストッパーであり、駆動モータ6は正転時の回転数
量と、逆転時の回転数量が異なるように設定してあり、
該ストッパー9はフラップ板5が大きく駆動する側に位
置しており、フラップ板5とストッパー9とが当接する
関係にある。
【0013】尚、駆動モータ6の回転数量を正転時と逆
転時に変えることで、フラップ板5の回転角度が、一方
が他方に比べて大きくなる様に設定している。また回転
数量は駆動モータ6にステッピングモータを使うことで
正確な制御ができ、冷風時・温風時・送風時のフラップ
板5の回転角度を最適角度に変更して設定出来る様にな
った。
【0014】
【発明の効果】以上のようにこの発明は、吹出口3から
吹き出す送風方向をスィングさせるフラップ板5を設
け、駆動モータ6でフラップ板5を往復運動させる時、
駆動機構7にクラッチ8を取り付けたから、フラップ板
5が回動時にフラップ板5に異物が触れてもクラッチ8
が滑り、駆動機構7などが壊れる恐れがなくなった。
【0015】また、フラップ板5の往復運動角度は一方
を大に設定し、大きく動く側にストッパー9を設けたか
ら、通常はストッパー9を基準に小さく動く側の可動角
度でスィングしており、異物が触れてスィングする風向
きが変化しても、フラップ板5は往復運動のたびに少し
ずつストッパー9に近づき、やがては正常のスィング位
置に戻るものであり、クラッチを用いる構成の最大欠点
である目的外の方向に向けて吹出風をスィングし続ける
欠点が、始めて防止できた実用的な発明である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例である空気調和機の断面図で
ある。
【図2】この発明の実施例である空気調和機の要部を示
す断面図である。
【図3】この発明の実施例である駆動モータ部分の断面
図である。
【符号の説明】
1 枠体 2 送風ファン 3 吹出口 4 回転軸 5 フラップ板 6 駆動モータ 7 駆動機構 8 クラッチ 9 ストッパー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 枠体1内に送風ファン2を取り付け、か
    つ、送風ファン2の吹出口3を枠体1外にのぞませ、該
    吹き出し口3には回転軸4を中心に回動するフラップ板
    5を設け、該フラップ板5には一定角度の往復運動させ
    る駆動モータ6を取り付け、吹出口3の送風方向をスィ
    ングさせる空気調和機において、フラップ板5と駆動モ
    ータ6との間に設けた駆動機構7にはクラッチ8を取り
    付け、駆動モータ6によるフラップ板の可動角度は往復
    角度の一方を大に設定し、大きく可動する側のフラップ
    板5には、フラップ板5の回動を止めるストッパー9を
    形成したことを特徴とする空気調和機の吹出口構造。
JP4304760A 1992-10-16 1992-10-16 空気調和機の吹出口構造 Pending JPH06129707A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4304760A JPH06129707A (ja) 1992-10-16 1992-10-16 空気調和機の吹出口構造

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JP4304760A JPH06129707A (ja) 1992-10-16 1992-10-16 空気調和機の吹出口構造

Publications (1)

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JPH06129707A true JPH06129707A (ja) 1994-05-13

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ID=17936905

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JP4304760A Pending JPH06129707A (ja) 1992-10-16 1992-10-16 空気調和機の吹出口構造

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JP (1) JPH06129707A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0943875A3 (en) * 1998-03-16 2001-08-16 Fujitsu General Limited Air conditioner
JP2007010193A (ja) * 2005-06-29 2007-01-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd 空気調和機の制御方法およびそれを用いた制御装置
WO2017057229A1 (ja) * 2015-09-29 2017-04-06 日本電産サンキョー株式会社 ルーバー装置

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