JPH06128671A - 耐応力腐食割れ性に優れた合金 - Google Patents

耐応力腐食割れ性に優れた合金

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JPH06128671A
JPH06128671A JP27762492A JP27762492A JPH06128671A JP H06128671 A JPH06128671 A JP H06128671A JP 27762492 A JP27762492 A JP 27762492A JP 27762492 A JP27762492 A JP 27762492A JP H06128671 A JPH06128671 A JP H06128671A
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JP
Japan
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alloy
resistance
less
stress corrosion
corrosion cracking
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JP27762492A
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English (en)
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Kazuo Yamanaka
和夫 山中
Haruhiko Kajimura
治彦 梶村
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Nippon Steel Corp
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Sumitomo Metal Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 耐応力腐食割れ性に優れた合金を提供する。 【構成】 (1) 重量%で、C:0.07%以下、Si: 1.0%
以下、Mn: 1.0%以下、Cr:38〜45%、Ni:40〜57%、
Al: 0.5%以下、Ti: 0.5%以下、Mg: 0.1%以下およ
び必要に応じてMo、WおよびVの1種または2種以上の
成分を合計で 0.5〜5.0 重量%を含有し、残部がFeおよ
び不可避不純物からなる耐応力腐食割れ性に優れた合
金。 (2) 使用に先立ってクロム炭化物の析出と、それに伴っ
て生成するクロム欠乏層をなくする処理が施されている
(1) の合金。 【効果】 濃厚なアルカリ環境下における耐応力腐食割
れ性と共に、鉛を含有している高温水中の耐応力腐食割
れ性にも優れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、厚板、丸棒、パイプ等
の形態で高温高圧水環境の下で用いられる合金、特に化
学工業プラントや原子炉の熱交換器伝熱管として使用可
能な、耐食性および耐応力腐食割れ性に優れたNi−Cr合
金に関する。
【0002】
【従来の技術】高温高圧の環境下に曝される化学プラン
トや原子力プラントの熱交換器における伝熱管用の材料
として、Alloy 690(商品名、60%Ni−30%Cr−9%Fe合
金、すべて重量%) などのNi基合金に代表されるCrが25
〜35重量%(以下、単に%と記す)でNiが40〜70%の合
金が使用されている。このような合金は、例えば特開昭
59−232246号公報や同60−50134 号公報等に開示されて
いる。
【0003】しかしながら、実際のプラントで使用され
る水質環境は 280℃でpHが 9.2〜9.5 というような高温
高アルカリ環境であったりするので、伝熱管と管支持板
との隙間部でアルカリ濃縮が起こることがある。このよ
うな高温で高濃度のアルカリが存在する環境下では、前
述の合金であっても耐全面腐食性や耐応力腐食割れ性が
万全ではない。また、コンデンサーリークなどによって
系内にPb (鉛) が混入した場合には前記の合金であって
も応力腐食割れが発生する。
【0004】このように、現在知られている合金では、
高濃度のアルカリ溶液中で粒界型の応力腐食割れ(以
下、SCCと記すことがある)を生じ、鉛を含有する高
温水(アルカリ溶液を含む)中では粒内型SCCが発生
してしまう。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、高温で高濃
度のアルカリが存在する環境下でも、またPbを含有する
高温水 (アルカリ溶液を含む) 環境下においても耐応力
腐食割れ性に優れた合金の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、次の
(1)〜(3) にある。
【0007】(1) 重量%で、C:0.07%以下、Si: 1.0
%以下、Mn: 1.0%以下、Cr:38〜45%、Ni:40〜57
%、Al: 0.5%以下、Ti: 0.5%以下、Mg: 0.1%以下
を含有し、残部がFeおよび不可避不純物からなる耐応力
腐食割れ性に優れた合金。
【0008】(2) (1)に記載の成分に加えてさらに、M
o、WおよびVの1種または2種以上を合計で 0.5〜5.0
重量%含み、残部がFeおよび不可避不純物からなる耐
応力腐食割れ性および耐孔食性に優れた合金。
【0009】(3) 使用に先立ってクロム炭化物の析出
と、それに伴って生成するクロム欠乏層を無くする処理
が施されている (1)または(2) の合金。
【0010】
【作用】以下、本発明の合金の化学組成、金属組織およ
び望ましい熱処理条件について説明する。
【0011】(1) 本発明合金の化学組成について 合金中のCr含有量が38%以上であるような極高Cr−高Ni
基合金は、表面に耐食的性質を有するCr酸化物(Cr2O3)
の皮膜を形成するので、高濃度アルカリによる粒界型S
CCも鉛汚染高温水による粒内型SCCも同時に抑制す
ることができる。さらに本発明の合金は、Crを38〜45%
という高い含有率で含むにもかかわらず、Mgを少量含有
しているので熱間加工性にも優れている。
【0012】以下、各合金成分の含有量の限定理由を説
明する。
【0013】炭素(C):0.07%以下 Cは強度上昇に極めて有効であり、伝熱管として必要な
強度を確保するうえで必要不可欠な元素であるが、0.07
%を超えると強度が上昇し過ぎるとともに、伸びの低下
が著しくなり、伝熱管として必要な機械的性質を持たな
くなる。したがって、本発明においてはC量を0.07%以
下とする。
【0014】ケイ素(Si)、マンガン(Mn):それぞ
れ 1.0%以下 Si、Mnはいずれも合金の脱酸剤として作用する元素であ
り、それぞれ、ある程度添加することが必要であるが、
いずれも含有量が 1.0%を超えると合金の溶接性や清浄
度を低下させるので、それぞれの含有量は 1.0%以下と
する。
【0015】クロム(Cr):38〜45% Crは本発明合金に耐全面腐食性および耐SCC性を付与
するために必要不可欠な元素である。この含有量が38%
未満であると、前記のような使用環境において耐食性が
十分でなく、SCCが発生しやすい。一方、Crを45%を
超えて含有すると熱間加工性が大きく低下する。よっ
て、本発明においてはCr含有量を38%以上、45%以下と
する。
【0016】ニッケル(Ni):40〜57% Niは耐食性の向上に有効な元素であって、特に耐酸性及
び塩化物イオン( Cl-) を含有する高温水中における耐
SCC性を向上させる。この効果を奏するためにNiは40
%以上必要である。また上限は特に限定されないが、Cr
等他元素の含有量を考慮して57%以下とする。
【0017】チタン(Ti): 0.5%以下 Tiは熱間加工性を向上させるのに有効な元素であるが、
0.5%を超えて含有してもその効果は飽和するため、上
限は 0.5%とする。
【0018】アルミニウム(Al): 0.5%以下 AlもSi、Mnと同様、脱酸剤として有効であるが、その含
有量が 0.5%を超えると合金の清浄度を低下させるため
0.5%以下とする。
【0019】マグネシウム(Mg): 0.1%以下 Mgは少量添加することにより熱間加工性が非常によくな
る。 0.1%を超えて含有してもその効果は飽和するた
め、上限は 0.1%とする。
【0020】モリブデン(Mo)、タングステン
(W)、バナジウム(V):必要に応じて、これらのう
ちの1種または2種以上を合計で 0.5〜5.0 % これらの元素は耐孔食性の向上に有効な元素である。こ
れらの元素のそれぞれ1種の含有量、または2種以上の
合計含有量が 0.5%未満では表面の不働態皮膜が強化さ
れないので耐孔食性改善の効果が乏しい。したがって、
耐応力腐食割れ性に加えて耐孔食性を必要とするときに
は、これらの元素の少なくとも1種を合計含有量が 0.5
%以上となるように添加するのが良い。一方、これらの
元素の合計含有量が 5.0%を超えても耐孔食性向上の効
果が飽和するうえ、熱間加工性が著しく劣化するので好
ましくない。
【0021】(2) 本発明合金の金属組織について 本発明合金は、上記〜の成分に、必要に応じてさら
にの成分を含み残部がFeおよび不可避不純物からなる
耐食性および耐応力腐食割れ性に優れた合金である。し
かし、このような高Cr合金で比較的C含有量の高いもの
では、焼鈍後の冷却時、溶接施工時あるいは使用中に、
結晶粒界にCr炭化物(Cr23C6)が析出する。このCr炭化物
の析出に伴って、Cr欠乏層が生じると応力腐食割れが発
生しやすくなる。
【0022】このような原因で応力腐食割れが発生する
のを防止するためには、Crを内部から積極的に拡散させ
て、Cr欠乏層の生成を阻止すればよい。例えば、焼鈍後
に熱処理を施して、クロム炭化物の粒界析出と同時にク
ロム欠乏層を回復させれば、高温かつ高濃度のアルカリ
環境下においても粒界型SCCは起こらなくなる。
【0023】(3) 本発明合金の望ましい熱処理について 本発明合金の熱処理には機械的性質を調整するための焼
鈍と、その後必要に応じて施されるCr欠乏層をなくする
熱処理とがある。
【0024】本発明の合金を焼鈍する際の温度は特に限
定されるものではないが、1000〜1200℃で行うのがよ
い。焼鈍温度が1000℃より低いと、引張り強さ、 0.2%
耐力、硬さなどが必要以上に大きくなる。一方、1200℃
を超えた温度では、結晶粒が著しく粗大化するととも
に、引張強さ、 0.2%耐力、硬さなどについて所定の特
性が得られなくなるので、焼鈍は1000〜1200℃の温度域
で行うのがよい。その保持時間は材料の肉厚によっても
異なるが、最低1分以上は必要である。冷却速度は水
冷、空冷、油冷さらには炉冷程度の遅い冷却速度でもよ
く、この点は特に制限されない。
【0025】本発明の合金は、このような焼鈍のままで
も十分に耐食性に優れたものであるが、さらに800 ℃以
下の温度で 0.1時間以上、好ましくは、 3T≧− 200・log t+2200 〔T;加熱温度(℃)、t;温度保持時間(hr)〕 の熱処理を施すとクロム炭化物の粒界析出と同時に、粒
界近傍のクロム欠乏層がなくなるので高温高濃度のアル
カリ存在下においても粒界型SCCは発生しない。この
とき、加熱温度が 800℃を超えるとクロム炭化物の析出
量が減り好ましくない。また、 600℃未満では 100時間
以上保持しなければならないので経済的に好ましくな
い。
【0026】
【実施例1】表1(1) および表1(2) ( 以下まとめて単
に表1と記す)に示す化学組成の合金を真空溶解法で溶
製した後、鍛造、熱間圧延を施して厚さ7mmの板材と
し、次いで冷間圧延によって 4.9mmの厚みとした。その
後、これらの板材をアルゴン雰囲気中で1100℃に加熱し
30分間保持した後で、空冷して焼鈍を施した。
【0027】表1のNo.1〜21は本発明合金、 No.22、23
は比較合金である。これら合金を用いて、(a) アルカリ
SCC試験、(b) 鉛含有高温水SCC試験、(c) 孔食試
験を行った。それぞれの試験条件および試験結果は次の
通りである。
【0028】(a) アルカリSCC試験 厚さ2mm×幅10mm×長さ75mmのSCC試験片を作製し、
エメリー紙 320番で研磨した後、U字型に曲げてボルト
・ナットで拘束し、オートクレーブ内において350℃の
脱気した50%のNaOH水溶液中に1000時間浸漬して、発生
した割れの深さを光学顕微鏡で測定した。その測定結果
を表2に示す。この表から分かるように、Cr含有量がお
よそ30%の比較合金 No.22およびC含有量の多い比較合
金 No.23はSCCを発生しているが、Cr含有量が38%以
上の合金(No.1〜21) はほとんど割れが発生していな
い。
【0029】(b) 鉛含有高温水SCC試験 上記(a) と同様のUベンド試験片を、 0.1モル/リット
ルのPbOを含む4%のNaOH脱気水溶液(325℃)の中に10
00時間浸漬して、発生した割れの深さを光学顕微鏡で測
定した。その結果を表2に併記する。
【0030】表2から分かるように、Cr含有量が38%以
上の合金は応力腐食割れの深さが5μm以下と良好なの
に対して、Cr含有量が少ない No.22の合金例では 200μ
m、C含有量の多い No.23の合金例では 120μmのSC
Cが発生している。
【0031】(c) 孔食試験 厚さ2mm×幅30mm×長さ40mmの板状試験片を作製し、エ
メリー紙 320番で研磨した後、500ppmの塩化物イオンを
含む4%のNa2SO4脱気水溶液〔 325℃、pH 3.0(H2SO4
pH調整) 〕中に1000時間浸漬して浸漬後の孔食発生状況
を光学顕微鏡で観察した。その結果を表2に併記する。
【0032】表2から、Cr含有量が38%以上の本発明合
金はCr量の低い比較合金(No.22) に比べて、耐孔食性が
良好であるが、Mo+W+Vを 0.5%以上含有する本発明
合金は孔食の発生がなく、耐孔食性が著しく優れている
ことが分かる。
【0033】
【表1(1)】
【0034】
【表1(2)】
【0035】
【表2】
【0036】
【実施例2】焼鈍まで実施例1と同じ条件で作製した合
金 No.1の試験片に、 500〜850 ℃で 0.1〜100 時間の
低温熱処理を施し、クロム炭化物(Cr23C6)の粒界への析
出に伴う、粒界近傍のクロム欠乏を回復させる熱処理を
行った。その後、実施例1の(a) と同様のアルカリSC
C試験を行った。
【0037】低温熱処理の温度および時間とSCC割れ
深さとの関係を図1に示す。この時の加熱温度をT
(℃)、温度保持時間をt(hr)とすると、図1に示した
ように、 T≦ 800℃ 3T≧− 200・log t+2200 の範囲の条件で処理した試験片には応力腐食割れはな
く、このような条件で低温熱処理を行うと、クロム欠乏
層が生じないことが分かる。
【0038】なお、図中の○印は軽微な粒界腐食は生じ
ているがSCCの発生はないことを示し、△印はSCC
が5〜30μmであることを示し、×印は同じくSCCが
30μmを超えていることを表す。
【0039】
【発明の効果】実施例からも分かる通り、本発明の合金
は濃厚なアルカリ環境下における耐応力腐食割れ(SC
C)性に優れると共に、鉛を含有している高温水中にお
いても耐SCC性に優れる。さらにMo+W+Vを合計で
0.5%〜5.0 %含有する本発明の合金は上記耐アルカリ
SCC性、耐鉛含有高温SCC性と共に耐孔食性にも優
れたものである。
【0040】従って、本発明合金は化学プラントや原子
力プラントの熱交換器伝熱管等の材料として適してい
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】耐アルカリ応力腐食割れ性に対する低温熱処理
の影響をその熱処理の温度および保持時間に対してプロ
ットした図である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】重量%で、C:0.07%以下、Si: 1.0%以
    下、Mn: 1.0%以下、Cr:38〜45%、Ni:40〜57%、A
    l: 0.5%以下、Ti: 0.5%以下、Mg: 0.1%以下を含
    有し、残部がFeおよび不可避不純物からなる耐応力腐食
    割れ性に優れた合金。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の成分に加えてさらに、M
    o、WおよびVの1種または2種以上を合計で 0.5〜5.0
    重量%含み、残部がFeおよび不可避不純物からなる耐
    応力腐食割れ性および耐孔食性に優れた合金。
  3. 【請求項3】使用に先立ってクロム炭化物の析出と、そ
    れに伴って生成するクロム欠乏層を無くする処理が施さ
    れている請求項1または2のいずれかに記載の耐応力腐
    食割れ性に優れた合金。
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