JPH06128428A - ノンハロゲン難燃性組成物及びチューブ - Google Patents

ノンハロゲン難燃性組成物及びチューブ

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JPH06128428A
JPH06128428A JP4303160A JP30316092A JPH06128428A JP H06128428 A JPH06128428 A JP H06128428A JP 4303160 A JP4303160 A JP 4303160A JP 30316092 A JP30316092 A JP 30316092A JP H06128428 A JPH06128428 A JP H06128428A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ハロゲン系難燃剤不含でも難燃性、機械的特
性に優れたEVAを主成分とする、ノンハロゲン難燃性
組成物、特にチューブ、熱収縮チューブを提供。 【構成】 (A)酢酸ビニル含有量20重量%以上の
エチレン−酢酸ビニル系共重合体と、(B)エステル結
合を持つモノマーとエチレンモノマーとを含み、該エス
テル結合モノマー含有量20重量%以上の共重合体又は
(B’)主鎖にエステル結合を持つものとエステル結合
とエーテル結合を持つ繰り返し単位からなり、ビカット
軟化点150℃以下のポリエステルから構成され、かつ
(A)と(B)又は(B’)の重量比が1〜10であ
り、金属水和物が150〜250重量部含まれるノンハ
ロゲン難燃性組成物。そのチューブ。熱収縮チュー
ブ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電線(ケーブル)等の
末端部の絶縁被覆或いは電子部品の保護などに用いられ
る、チューブ、特に熱収縮チューブの構成材の改良に関
するものである。特に、本発明は、ハロゲン系難燃剤等
を含まなくとも非常に優れた難燃性と共に機械的特性に
も優れているEVAを主成分とする、ノンハロゲン難燃
性組成物、特に成形品、例えばチューブ、熱収縮チュー
ブの構成材の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ポリマーの難燃化は、ハロゲン
(塩素、臭素など)を分子中に含んだ化合物を難燃剤と
してベース樹脂に配合することにより容易にできる。し
かし、近年、該ハロゲン化合物の燃焼時に発生する有毒
なガスが問題となってきている。
【0003】このために、ポリマーの難燃化をノン
(非)ハロゲン化で行う方法として、金属水和物等をポ
リマーに配合する手法が採用されている。これは、ポリ
エチレン、エチレン共重合体などのポリオレフィンに水
酸化アルミニウム、水酸化マグネシウムなどの金属水和
物が配合されたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ポリオレフィンの中で
もEVAの限界酸素指数は大きい。これは燃焼時の脱酢
酸によるものである。しかし、EVAの限界酸素指数が
大きくても、UL94垂直燃焼試験やチューブのUL2
24のVW−1燃焼試験のように、下部から垂直方向に
燃焼させた場合に、樹脂の垂れ落ち及び殻作りに乏しく
燃え易い問題がある。
【0005】また、EAやポリエステルなどに金属水和
物を配合した系の場合、機械的特性や難燃性などにおい
て充分でない。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記種々の
課題について検討した結果、EVA、EA、ポリエステ
ル単独では金属水和物を配合しても難燃性に劣るが、
(A)EVAと、エステル結合を持つ樹脂、即ち(B)
特定の式(I)を有するEA又は(B’)式(II)の
繰り返し単位を持つポリエステルとの配合物にした場合
に、予期せずして難燃性が向上することを見出し、本発
明を完成するに至った。
【0007】すなわち、本発明は: (A)酢酸ビニル含有量20重量%以上を有するエ
チレン−酢酸ビニル系共重合体(以下EVAと称する)
と、(B)下記式(I)で示されるエステル結合を持つ
モノマーとエチレンモノマーとを含み、該エステル結合
を持つモノマー含有量20重量%以上を有する共重合体
(以下EAと略称する)から少なくとも構成され、かつ
(A)と(B)の重量比が1〜10であり、金属水和物
がベース樹脂100重量部当たり150〜250重量部
含まれる、ノンハロゲン難燃性組成物である。
【0008】
【化3】 (ただし、R1 はH又はCH3 であり、R2 はCH3
はC2 5 である。)
【0009】また、 (A)酢酸ビニル含有量20重
量%以上を有するエチレン−酢酸ビニル系共重合体(以
下EVAと略称する)と、(B’)下記式(II)で示
される、主鎖にエステル結合を有する2種の繰り返し単
位からなり、ビカット軟化点(ASTM−1525)1
50℃以下のポリエステルから少なくとも構成され、か
つ(A)と(B’)の重量比が1〜10であり、金属水
和物がベース樹脂100重量部当たり150〜250重
量部含まれる、ノンハロゲン難燃性組成物である。
【0010】
【化4】 (ただし、nは6〜40である)
【0011】さらに、 前記又はに記載の組成物
よりなるチューブでもある。また 前記記載のチューブが架橋されてなる熱収縮チュ
ーブである、熱収縮チューブでもある。
【0012】以下、本発明を詳細に説明する。本発明に
おいて、(A)のEVAとは、酢酸ビニル含有量20重
量%以上を有するエチレン−酢酸ビニル系共重合体であ
る。すなわち、本発明に用いるEVAは、酢酸ビニル含
有量20重量%以上、好ましくは20〜70重量%、よ
り好ましくは25〜40重量%を有し、少なくともエチ
レンモノマーと酢酸ビニルモノマーとを基本構成単位と
する共重合体である。
【0013】従って、該EVAには、エチレンモノマー
と酢酸ビニルモノマー以外に、EVAの性格を損なわな
い限り、他のエチレン性不飽和モノマー、例えばプロピ
レン、ブテン、ペンテン、ヘキセン、(メタ)クリル
酸、(メタ)クリル酸メチル、(メタ)クリル酸エチル
など少量を共重合させたものも含むものである。
【0014】該EVA中の酢酸ビニル含有量が20重量
%未満と少ない場合には、ポリエチレンと似た難燃性を
示すため難燃レベルが低い。燃焼時に脱酢酸の効果を高
めるためには、EVA中の酢酸ビニル含有量20重量%
以上であることが望ましい。
【0015】本発明において、上記EVAに配合する樹
脂としては、EVAとの相溶性、難燃性の観点からエス
テル結合を有する樹脂、即ち(B)のEA又は(B’)
のポリエステルを用いることが必要である。
【0016】該(B)のEAとは、下記式(I)で示さ
れるエステル結合を持つモノマーとエチレンモノマーと
を含み、該エステル結合を持つモノマー含有量20重量
%以上を有する共重合体である。
【0017】
【化5】 (ただし、R1 はH又はCH3 であり、R2 はCH3
はC2 5 である。)
【0018】すなわち、本発明に用いるEAは上記
(I)で示されるエステル結合を持つモノマーの含有量
20重量%以上、好ましくは25重量%以上、より好ま
しくは40重量%以上を有し、少なくともエチレンモノ
マーと上記(I)で示されるエステル結合を持つモノマ
ーとを基本構成単位とする共重合体である。
【0019】EAを構成する上記(I)で示されるエス
テル結合を持つモノマーとしては、例えばアクリル酸、
メタクリル酸、アクリル酸メチル、メタクリル酸メチル
などを挙げることができる。
【0020】さらに、該EAには、エチレンモノマーと
酢酸ビニルモノマー以外に、EVの性格を損なわない限
り、他のエチレン性不飽和モノマー、例えばプロピレ
ン、ブテン、ペンテン、ヘキセンなど少量を共重合させ
たものも含むものである。
【0021】該EA中の上記(I)で示されるエステル
結合を持つモノマーの含有量が20重量%未満と少ない
場合には、EVAとの相溶性を欠き、該組成物からの成
形品の機械的特性が劣るばかりか、難燃性も不十分とな
る。エステル結合を持つモノマーの含有量20重量%以
上が望ましい。
【0022】また、EA単独に金属水和物を配合した場
合に、該組成物からの成形品の抗張力が低下し、機械的
強度が不足する。組成物中のEVAとEAとの配合割合
は、難燃性、燃焼時の垂れ落ちを考慮すると、EVA/
EAの重量比で1〜10、好ましくは1〜6が良い。
【0023】該(B’)のポリエステルとは、下記式
(II)で示される、主鎖にエステル結合を有する2種
の繰り返し単位からなり、ビカット軟化点(ASTM−
1525)150℃以下のポリエステルである。
【0024】
【化6】 (ただし、nは6〜40である)
【0025】本発明に用いる(B’)のポリエステル
は、(B)のEAの場合と同様の構成で同様の効果が有
ることが分かった。特に、(B’)のポリエステルが、
上記(II)で示される構造を持ち、かつ(A)のEV
Aとの相溶性、加工性の観点からEVA中の酢酸ビニル
含有量が20重量%以上であり、ポリエステルのビカッ
ト軟化点(ASTM D−1525)が150℃以下、
好ましくは60〜120℃であることが望ましい。
【0026】(B’)のポリエステルは、一般的には、
上記(II)で示される構造を持ち、その中主鎖にエス
テル結合を有する繰り返し単位aと主鎖にエステル結合
とエーテル結合とを有する繰り返し単位bからなる(a
b)n 型のマルチブロック共重合体の構造を呈する。
【0027】該(B’)のポリエステルを製造するに
は、一般に、上記繰り返し単位aと繰り返し単位bとを
所望の割合でマルチブロック共重合化できればよく、ポ
リエステルの製造に用いられる公知の原料モノマーを、
常法に従って(エステル交換法、エステル化法、重縮合
法など)重縮合触媒の存在下で処理することにより得る
ことができる。
【0028】本発明に用いる金属水和物としては、例え
ばアルミニウム水和物、マグネシウム水和物など2価金
属の含水金属化合物(含む金属水酸化物)が利用でき
る。該金属水和物の配合量としては、ベース樹脂100
重量部当たり150〜〜250重量部、好ましくは17
0〜230重量部が望ましい。
【0029】該金属水和物の配合量が150重量部未満
では、UL94のV−0垂直燃焼試験やUL224のV
W−1燃焼試験において、難燃性が充分に得られない
し、また、250重量部を越えると該組成物からの成形
品の機械的強度、伸びが低下する。
【0030】本発明のノンハロゲン難燃性組成物は、ベ
ース樹脂として上記(A)のEVAと(B)のEA又は
(B’)のポリエステルとを本質的構成とするが、この
組成物の性能を損なわない限り、他の熱可塑性樹脂を少
量配合しても構わない。
【0031】本発明のノンハロゲン難燃性組成物には、
上記金属水和物の他に任意の添加剤、例えばタルク、シ
リカ、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、ほう酸塩な
どの充填剤;三酸化アンチモンなどの難燃助剤;リン系
化合物、窒素含有化合物、シリコン含有化合物などや;
多官能性モノマーや;アミン系やヒンダードフェノール
系安定剤などの酸化防止剤;ベンゾフェノン系化合物、
ベンゾトリアゾール系化合物やヒンダードアミン系化合
物などの光安定剤;加工助剤、顔料などを配合すること
ができる。
【0032】これらの添加剤ならびに本発明に係る金属
水和物とは、ベース樹脂に混練等の手段により配合させ
てペレットなどの成形粉に加工して後、各種成形手段に
よりノンハロゲン難燃性成形品にする。具体的には、本
発明のノンハロゲン難燃性組成物は、公知成形手段例え
ば押出被覆、押出成形、射出成形、プレス成形などの手
段により各種成形品、例えばチューブ、熱収縮チューブ
などにする。
【0033】本発明において、得られたノンハロゲン難
燃性成形品は、耐熱性、機械的強度などを向上させるた
めに、或いは熱収縮チューブとするために、その後公知
の電離性放射線(電子線など)の照射により架橋して、
架橋成形品にする。この場合、架橋促進剤としてトリメ
チロールプロパントリメリテート、トリアリルシアヌレ
ート、トリアリルイソシアヌレート等の多官能性モノマ
ーを好適には予かじめ添加するとよい。
【0034】また、上記架橋には、電離性放射線照射の
他に、ジクミルパーオキサイド、3−ビス(t−ブチル
パーオキシイソプロピル)ベンゼンなどの有機過酸化物
の配合後の熱架橋も可能である。また、本発明の成形品
の場合、特に以下のような成形手段などにより各種成形
物にすることができる。すなわち、
【0035】本発明のノンハロゲン難燃性組成物を押出
成形によりチューブとすることができる。また、該チュ
ーブを例えば電離性放射線を照射することにより架橋
後、加熱条件下で成形品の内部に圧縮空気を送り込む等
の方法により拡径して冷却固定する方法で、熱収縮チュ
ーブとすることもできる。
【0036】ここで、熱収縮チューブとは、架橋結合に
より予め形状を記憶させたチューブ形状物を、該チュー
ブ形状物の融点以上に加熱し、チューブ形状物を拡大し
急冷することにより得られるものである。このようにし
て作製した熱収縮チューブを融点以上に加熱することに
より、予め記憶させたチューブ形状物に復元するもので
ある。
【0037】また、銅などの導体からなる単芯或いは複
数本の絶縁電線の多芯撚り絶縁電線の外周に、本発明の
ノンハロゲン難燃性組成物を押出被覆などの成形手段に
より被覆し、更に電離性放射線を照射し架橋して、絶縁
ケーブルとすることもできる。
【0038】
【実施例】本発明を下記の実施例により説明するが、こ
れらは本発明の範囲を制限するものではない。 (実施例1〜3及び比較例1〜11)実施例、比較例に
おいて、シート作製後、10Mrdの照射量で電子線照
射にて架橋した。これらのシートについて、抗張力、伸
び、難燃性を評価して下記表1に示した。
【0039】
【表1】
【0040】 EVA1:酢酸ビニル含有量25重量%、MI=1.5 EVA2:酢酸ビニル含有量15重量%、MI=3 EA1:R1 =H、R2 =C2 5 のモノマー含有量2
5重量%、MI=4 EA2:R1 =H、R2 =CH3 のモノマー含有量50
重量%、MI=6.7 ポリエステル1:MI=14g/10分、ビカット軟化
点68℃ ただし、MI値は190℃、2.16kgf下でAST
M D−1238により測定した。
【0041】EVA、EA単独では、抗張力、伸び、難
燃性の何れかが少なくとも劣るが、EVAとEAとを配
合することにより、これらの物性を満たすことが予期せ
ず認められた。実施例4、比較例11、12では、チュ
ーブを押出機で作製し、相溶性、難燃性などを調べた。
【0042】(実施例4)EVA1を185重量部に上
記ポリエステル1を15重量部、水酸化アルミニウムを
160重量部配合し、2軸押出機で混練り後、内径3m
m、外径4.5mmのチューブを押出機で押出した。外
観、伸びの良好なチューブが得られた。
【0043】このチューブを電子線照射(10MRD)
により架橋させた後、150℃下で内圧をかけ、急冷し
て熱収縮チューブを得た。130℃で熱収縮させた後、
UL224 VW−1燃焼試験を実施した。試験数5点
全てが合格した。
【0044】(比較例11)EVA1を80重量部にビ
カット軟化点170℃、MI=9のポリエステルを20
重量部、水酸化アルミニウムを160重量部配合し、2
軸押出機で混練り後、内径3mm、外径4mmのチュー
ブを押出機で押出した。チューブの外観は凹凸が激し
く、かつ伸びも少なく相溶性に劣っていた。
【0045】(比較例12)EVA2を80重量部にポ
リエステル1を20重量部、水酸化アルミニウムを16
0重量部配合し、2軸押出機で混練り後、内径3mm、
外径4mmのチューブを押出機で押出した。EVA2と
の相溶性が悪くチューブが得られなかった。
【0046】
【発明の効果】本発明においては、EA又は特定のポリ
エステルを配合したので、EVAに金属水和物を配合し
たノンハロゲン難燃性組成物の機械的強度を低下させず
に、垂直燃焼試験における難燃性を高めたノンハロゲン
難燃性組成物を提供すると共に、燃焼時に有毒のハロゲ
ンガスの発生がなく、ノンハロゲンが要求されるケーブ
ルの絶縁保護用チューブなどの利用に適している。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // H01B 7/34 B 7244−5G

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)酢酸ビニル含有量20重量%以上
    を有するエチレン−酢酸ビニル系共重合体(以下EVA
    と称する)と、(B)下記式(I)で示されるエステル
    結合を持つモノマーとエチレンモノマーとを含み、該エ
    ステル結合を持つモノマー含有量20重量%以上を有す
    る共重合体(以下EAと略称する)から少なくとも構成
    され、かつ(A)と(B)の重量比が1〜10であり、
    金属水和物がベース樹脂100重量部当たり150〜2
    50重量部含まれることを特徴とする、ノンハロゲン難
    燃性組成物。 【化1】 (ただし、R1 はH又はCH3 であり、R2 はCH3
    はC2 5 である。)
  2. 【請求項2】 (A)酢酸ビニル含有量20重量%以上
    を有するエチレン−酢酸ビニル系共重合体(以下EVA
    と略称する)と、(B’)下記式(II)で示される、
    主鎖にエステル結合を有する2種の繰り返し単位からな
    り、ビカット軟化点(ASTM−1525)150℃以
    下のポリエステルから少なくとも構成され、かつ(A)
    と(B’)の重量比が1〜10であり、金属水和物がベ
    ース樹脂100重量部当たり150〜250重量部含ま
    れることを特徴とする、ノンハロゲン難燃性組成物。 【化2】 (ただし、nは6〜40である)
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の組成物よりなる
    ことを特徴とする、チューブ。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のチューブが架橋されてな
    る熱収縮チューブであることを特徴とする、熱収縮チュ
    ーブ。
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