JPH06126541A - 放電加工装置 - Google Patents

放電加工装置

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Publication number
JPH06126541A
JPH06126541A JP14763492A JP14763492A JPH06126541A JP H06126541 A JPH06126541 A JP H06126541A JP 14763492 A JP14763492 A JP 14763492A JP 14763492 A JP14763492 A JP 14763492A JP H06126541 A JPH06126541 A JP H06126541A
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JP
Japan
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electric discharge
substrate
discharge machining
lower substrate
upper substrate
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Application number
JP14763492A
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English (en)
Inventor
Kunio Takeda
邦雄 武田
Hiroyuki Kirishima
洋行 桐島
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】放電加工油槽内の底部に固定された基台と、基
台の上方で昇降可能なラムと、基台上に固定されるワー
クの上面に対向して前記ラムに固定される放電電極とを
備える放電加工装置において、放電加工油槽外で段取り
作業の殆どを行なうことを可能として稼働率の向上を図
る。 【構成】基台11に取付けられる下基板13の上面にワ
ークW1 が取付けられ、ラム12に取付けられる上基板
14の下面に放電電極E1 が取付けられ、ワークW1
取付けられた状態にある下基板13と放電電極E1 が取
付けられた状態にある上基板14とをそれらの相対位置
を一定とするとともに相互の間隔を一定として放電加工
油槽10外で仮に保持する状態と、その保持状態を放電
加工油槽10内で解除して上基板14の下基板13への
近接を可能とする状態とを切換可能な保持手段40が、
下基板13および上基板14間に設けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、放電加工油槽内の底部
に固定された基台と、基台の上方で昇降可能なラムと、
基台上に固定されるワークの上面に対向して前記ラムに
固定される放電電極とを備える放電加工装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、かかる放電加工装置では、ワーク
を放電加工油槽内の基台上に直接位置決め固定するとと
もに、放電電極をラムに直接位置決め固定するようにし
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
ものでは、放電加工油槽内で段取り作業を行なうので、
その段取り作業の作業性が劣るとともに作業時間が長く
なり、それにより放電加工装置の稼働率低下を来してい
た。
【0004】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、放電加工油槽外で段取り作業の殆どを行なう
ことを可能として、稼働率の向上を図った放電加工装置
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明によれば、基台に着脱可能に取
付けられる下基板の上面にワークが着脱可能に取付けら
れ、ラムに着脱可能に取付けられる上基板の下面に放電
電極が着脱可能に取付けられ、ワークが取付けられた状
態にある下基板と放電電極が取付けられた状態にある上
基板とをそれらの相対位置を一定とするとともに相互の
間隔を一定として放電加工油槽外で仮に保持する状態
と、その保持状態を放電加工油槽内で解除して上基板の
下基板への近接を可能とする状態とを切換可能な保持手
段が、下基板および上基板間に設けられる。
【0006】また請求項2記載の発明によれば、上記請
求項1記載の発明の構成に加えて、保持手段は、下基板
および上基板のいずれか一方に一端が連結される支柱
と、該支柱に対応した位置で下基板および上基板のいず
れか他方に設けられる保持孔と、下基板および上基板の
いずれか他方を支持して前記保持孔に嵌合されるべく前
記支柱の他端に設けられる保持部材とを備えて、下基板
および上基板間に複数組設けられる。
【0007】請求項3記載の発明によれば、上記請求項
2記載の発明の構成に加えて、前記保持孔は上基板に設
けられ、該保持孔に対応して下基板に立設される支柱の
外径は、少なくとも上基板の下基板への近接による放電
加工時に保持孔に挿通される範囲では保持孔内面への当
接を回避し得る程度に設定され、前記保持部材は該支柱
の上端に着脱可能に取付けられる。
【0008】請求項4記載の発明によれば、上記請求項
2または3記載の発明の構成に加えて、支柱の一端は、
下基板および上基板のいずれか一方に着脱可能に連結さ
れる。
【0009】
【実施例】以下、図面により本発明の一実施例について
説明する。
【0010】図1ないし図8は本発明の一実施例を示す
ものであり、図1は縦断側面図であって図2および図3
の1−1線に沿う断面図、図2は図1の2−2線断面
図、図3は図1の3−3線断面図、図4は図2の4−4
線拡大断面図、図5は図2の5−5線拡大断面図、図6
は図3の6−6線拡大断面図、図7は図1の7−7線に
沿う拡大分解断面図、図8は図1の8−8線拡大断面図
である。
【0011】先ず図1、図2および図3において、この
放電加工装置は、一対のワークとしての金型素材W1
2 に、それらに対応した放電電極E1 ,E2 による型
彫りを施して相互に対をなす一対の金型を得るためのも
のであり、両金型素材W1 ,W2 は、油面Lまでオイル
が充填される放電加工油槽10内の底部に固定された基
台11上にそれぞれ固定され、両放電電極E1 ,E
2 は、基台11の上方で昇降可能なラム12に前記両金
型素材W1 ,W2 の上面に対向するようにしてそれぞれ
固定される。
【0012】金型素材W1 ,W2 は、図示しないクラン
プ手段で基台11上に着脱可能に取付けられる下基板1
3の上面に着脱可能に取付けられるものであり、また放
電電極E1 ,E2 は、図示しないクランプ手段でラム1
2に着脱可能に取付けられる上基板14の下面に着脱可
能に取付けられる。
【0013】下基板13は長方形の平板状に形成されて
おり、横断面形状を長方形状としたブロック状である両
金型素材W1 ,W2 は、下基板13上に並列配置され
る。而して両金型素材W1 ,W2 の相互に対向する内側
面下部は、下基板13上の幅方向(図2の上下方向)略
中央部に固着された一対のガイド部材15,15に当接
される。また下基板13上の前記幅方向に沿う両端部に
は一対ずつ2組の支持部材16,16…が固着されてお
り、前記幅方向に沿う進退を可能として各支持部材1
6,16…に螺合されたクランプねじ17,17…の先
端が金型素材W1 ,W2 の外側面下部にそれぞれ当接さ
れる。したがって各クランプねじ17,17…を締付け
ることにより、下基板13の幅方向に沿う両金型素材W
1 ,W2 の位置が定まる。
【0014】図4を併せて参照して、金型素材W1 の長
手方向に沿う一端には、その幅方向全長にわたる係止溝
18が設けられる。一方、下基板13上には、金型素材
1の前記一端下部に当接するガイド部材19が、該ガ
イド部材19および係止溝18の下面間にわたるクラン
プ部材20とともに一対のねじ部材21,21により締
結される。これにより、金型素材W1 の長手方向に沿う
一端が、下基板13上に位置決め固定されることにな
る。
【0015】図5を併せて参照して、金型素材W1 の長
手方向に沿う他端には、その幅方向全長にわたる係止溝
22が設けられる。この係止溝22の下縁には、略L字
状の係止部材23が係合され、該係止部材23に対応し
て下基板13に固着される支持部材24と係止部材23
との間に楔部材25が差込まれる。すなわち係止部材2
3の外側面には、外方に向かうにつれて下方に傾斜した
傾斜面23aが設けられており、支持部材24の係止部
材23側には鉛直面24aが形成される。また楔部材2
5は、前記傾斜面23aおよび鉛直面24aに対応した
面25a,25bを両側に備えるものであり、係止部材
23および支持部材24間に差込まれた楔部材25に挿
通されるねじ部材26を下基板13に螺合して締付ける
ことにより、金型素材W1 の長手方向に沿う他端が、下
基板13上に位置決め固定されることになる。
【0016】金型素材W2 の長手方向に沿う両端は、上
記金型素材W1 の位置決め固定構造と同様の構造で、下
基板13上に位置決め固定される。
【0017】上基板14は、下板14aと、該下板14
aの上方に位置する上板14bとが、連結板14cを介
して連結されて成るものであり、ラム12の下端に設け
られている取付板12aに上板14bが着脱可能にクラ
ンプされ、下板14aの下面に放電電極E1 ,E2 が位
置決め固定される。
【0018】図6を併せて参照して、上基板14の下板
14a下面には、両放電電極E1 ,E2 が下基板13上
の両金型素材W1 ,W2 に対応して並列配置される。而
して両放電電極E1 ,E2 間で下板14aの下面には、
それらの放電電極E1 ,E2の長手方向に沿う両端部に
対応して一対のガイド部材30,30が、下板14aに
一対ずつ植設される位置決めピン31,31;31,3
1によって位置決め配置される。
【0019】両ガイド部材30,30および放電電極E
1 の内側面の対向部には、ねじ部材32,32で上板1
4aに締結される係合部材33,33がそれぞれ係合さ
れる。係合部材33は、円筒部33aの上端に半径方向
外方に張出す鍔部33bが設けられてなるものであり、
該係合部材33に挿通されるねじ部材32が上板14a
に螺合される。一方、ガイド部材30,30の放電電極
1 への対向端部には、係合部材33,33の略半周に
対応した係合凹部34,34が設けられ、放電電極E1
の内側面には、係合部材33,33の残余の略半周に対
応した係合凹部35,35が設けられており、係合部材
33,33を係合凹部34,34;35,35に係合さ
せるようにしてねじ部材32,32を締付けることによ
り、放電電極E1 の内側部が上板14aに位置決め固定
されることになる。
【0020】放電電極E1 の外側端下部(図6では上
部)には、内方に向かうにつれて下方に傾斜した傾斜面
36aを有する一対の係合切欠き36,36が放電電極
1 の長手方向に間隔をあけて設けられる。一方、下板
14aには、係合切欠き36,36に対応する部分に支
持部材37,37が固着されており、係合切欠き36,
36に係合する楔部材38,38が放電電極E1 および
支持部材37,37間に差込まれる。この楔部材38
は、支持部材37の放電電極E1 側に設けられた鉛直面
37aおよび前記傾斜面36aに対応した面38a,3
8bを両側に備えるものであり、両楔部材38,38に
挿通されるねじ部材39,39を下板14aに螺合して
締付けることにより、放電電極E1 の外側端が、下板1
4aに位置決め固定されることになる。
【0021】放電電極E2 の両側端は、上記放電電極E
1 の位置決め固定構造と同様の構造で、上基板14の下
板14aに位置決め固定される。
【0022】下基板13および上基板14間には、金型
素材W1 ,W2 が取付けられた状態にある下基板13と
放電電極E1 ,E2 が取付けられた状態にある上基板1
4とをそれらの相対位置を一定とするとともに相互の間
隔を一定として、放電加工油槽10外で仮に保持し得る
保持手段40が設けられる。
【0023】図7を併せて参照して、保持手段40は、
下基板13および上基板14の対角線上で2組設けられ
るものであり、下基板13に立設される支柱41と、該
支柱41に対応した位置で上基板14の下板14aに設
けられる保持孔42と、該保持孔42に下方から嵌合し
て上基板14を支持することを可能として支柱41の上
端に着脱可能に装着される保持部材43とを備える。
【0024】保持孔42は、下方に向かうにつれて大径
となるテーパ部42aを少なくとも下部に有して上基板
14の下板14aに穿設される。一方、保持部材43
は、テーパ部42aに下方から嵌合する円錐台部43a
と、前記下板14aの下面に当接可能として円錐台部4
3aの下端から半径方向外方に張出す支持鍔部43bと
を有してキャップ状に形成されるものであり、支柱41
の上端に被せられる。
【0025】しかも支柱41の外径D1 は、保持手段4
0による下基板13および上基板14間の間隔保持を解
除した状態での放電加工時に上基板14が下基板13に
近接する際に、少なくとも保持孔42に挿通される範囲
では保持孔42の最小内径D 2 よりも小径に設定される
ものであり、それにより放電加工時に支柱41が保持孔
42の内面に接触して下基板13および上基板14間が
電気的に短絡することが回避される。
【0026】図8を併せて参照して、2組の保持手段4
0が設けられる対角線と交差する対角線上で、下基板1
3上には一対の補助支柱44,44が立設され、それら
の補助支柱44,44の上端を挿入させる挿通孔45が
上基板14の下板14aにそれぞれ穿設される。しかも
挿通孔45の内径は、補助支柱44が挿通孔45内に挿
入されたときに補助支柱44の外面との接触を回避し得
る程度に、補助支柱44の外径よりも大きく設定され
る。また各補助支柱44,44の上端部には、挿通孔4
5の周縁で下板14aの下面に当接して上基板14を支
持するための止め輪46,46が着脱可能に装着され
る。
【0027】次にこの実施例の作用について説明する
と、この放電加工装置で金型素材W1,W2 への型彫り
加工を行なうにあたっては、放電加工油槽10外におい
て、下基板13上に一対の金型素材W1 ,W2 をそれぞ
れ位置決め固定するとともに、上基板14に一対の放電
電極E1 ,E2 をそれぞれ位置決め固定し、2組の保持
手段40,40により下基板13および上基板14の相
対位置および相互間の間隔を一定に保持するとともに、
止め輪46を上端部にそれぞれ装着した一対の補助支柱
44,44で下基板13および上基板14間の間隔を補
助的に保持する。すなわち2組の保持手段40,40に
おいて、支柱41の上端部に装着された保持部材43を
上基板14の保持孔42に嵌合することにより、下基板
13および上基板14の相対位置が一定に定まるととも
に、下基板13および上基板14間の間隔が一定に保持
され、その状態が両補助支柱44,44で補助される。
【0028】このように、保持手段40,40で相対位
置および相互間隔を一定に保持された下基板13および
上基板14は、それら13,14に取付けられている金
型素材W1 ,W2 および放電電極E1 ,E2 とともに、
放電加工油槽10内に搬入される。
【0029】而して、放電加工油槽10内で、基台11
に下基板13を固定し、またラム12の取付板12aに
上基板14を固定した状態て、ラム12により上基板1
4を上昇させる。これにより、保持手段40,40によ
る上基板14の支持状態が解除されるので、両支柱4
1,41の上端から保持部材43,43を取外すととも
に、補助支柱44,44の上端部から止め輪46,46
を取外す。
【0030】これにより、放電加工を行なうにあたって
の段取り作業がほぼ終了したことになり、ラム12の降
下により放電電極E1 ,E2 が金型素材W1 ,W2 の上
面への型彫りを行ない得る位置まで降下することができ
る。この際、支柱41,41および補助支柱44,44
が上金型14に接触することはなく、下基板13および
上基板14間の電気的短絡は回避される。
【0031】このように放電加工油槽10外で段取り作
業の殆どを行なうができるので、放電加工油槽10内で
全ての段取り作業を行なっていた従来のものと比べる
と、作業性に劣る放電加工油槽10内での作業を従来の
たとえば1/10程度に短くし、作業性の向上を図ると
ともに作業時間の短縮を図ることができ、その結果、放
電加工装置の稼働率を向上することができる。
【0032】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の
範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の小設
計変更を行なうことが可能である。
【0033】たとえば保持手段40における支柱41
は、下基板13に着脱可能に装着されるものであっても
よく、その場合、保持部材43が支柱41に固着されて
いても支柱41を下基板13から取外すことにより、放
電加工時の上基板14の下基板13への近接を許容する
ことができる。また支柱の上端が上基板14に着脱可能
に連結されていてもよく、その場合、下基板13に設け
られる保持孔に嵌合される保持部材が支柱の下端に設け
られていればよい。
【0034】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、基台に着脱可能に取付けられる下基板の上面にワ
ークが着脱可能に取付けられ、ラムに着脱可能に取付け
られる上基板の下面に放電電極が着脱可能に取付けら
れ、ワークが取付けられた状態にある下基板と放電電極
が取付けられた状態にある上基板とをそれらの相対位置
を一定とするとともに相互の間隔を一定として放電加工
油槽外で仮に保持する状態と、その保持状態を放電加工
油槽内で解除して上基板の下基板への近接を可能とする
状態とを切換可能な保持手段が、下基板および上基板間
に設けられるので、放電加工油槽内での放電加工作動に
支障を来すことなく、段取り作業の殆どを放電加工油槽
外に行なうことができ、それにより作業性の向上および
作業時間の短縮を図り、稼働率を向上することができ
る。
【0035】また請求項2記載の発明によれば、上記請
求項1記載の発明の構成に加えて、保持手段は、下基板
および上基板のいずれか一方に一端が連結される支柱
と、該支柱に対応した位置で下基板および上基板のいず
れか他方に設けられる保持孔と、下基板および上基板の
いずれか他方を支持して前記保持孔に嵌合されるべく前
記支柱の他端に設けられる保持部材とを備えて、下基板
および上基板間に複数組設けられるので、保持部材の保
持孔への嵌合により、下基板および上基板間の相互間隔
および相対位置を簡単に定めることができる。
【0036】請求項3記載の発明によれば、上記請求項
2記載の発明の構成に加えて、前記保持孔は上基板に設
けられ、該保持孔に対応して下基板に立設される支柱の
外径は、少なくとも上基板の下基板への近接による放電
加工時に保持孔に挿通される範囲では保持孔内面への当
接を回避し得る程度に設定され、前記保持部材は該支柱
の上端に着脱可能に取付けられるので、保持部材を支柱
から外すことにより、放電加工油槽内での放電加工作動
に支障を来すことがなく、しかも下基板および上基板間
の電気的短絡も回避される。
【0037】さらに請求項4記載の発明によれば、上記
請求項2または3記載の発明の構成に加えて、支柱の一
端は、下基板および上基板のいずれか一方に着脱可能に
連結されるので、支柱を取外すことにより、放電加工油
槽内での放電加工作動に支障を来すことがなく、しかも
下基板および上基板間の電気的短絡も回避される。
【図面の簡単な説明】
【図1】縦断側面図であって図2および図3の1−1線
に沿う断面図である。
【図2】図1の2−2線断面図である。
【図3】図1の3−3線断面図である。
【図4】図2の4−4線拡大断面図である。
【図5】図2の5−5線拡大断面図である。
【図6】図3の6−6線拡大断面図である。
【図7】図1の7−7線に沿う拡大分解断面図である。
【図8】図1の8−8線拡大断面図である。
【符号の説明】
10 放電加工油槽 11 基台 12 ラム 13 下基板 14 上基板 40 保持手段 41 支柱 42 保持孔 43 保持部材 E1 ,E2 放電電極 W1 ,W2 ワークとしての金型素材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放電加工油槽(10)内の底部に固定さ
    れた基台(11)と、基台(11)の上方で昇降可能な
    ラム(12)と、基台(11)上に固定されるワーク
    (W1 ,W2 )の上面に対向して前記ラム(12)に固
    定される放電電極(E1 ,E2 )とを備える放電加工装
    置において、基台(11)に着脱可能に取付けられる下
    基板(13)の上面にワーク(W1 ,W2 )が着脱可能
    に取付けられ、ラム(12)に着脱可能に取付けられる
    上基板(14)の下面に放電電極(E1 ,E2 )が着脱
    可能に取付けられ、ワーク(W1 ,W2 )が取付けられ
    た状態にある下基板(13)と放電電極(E1 ,E2
    が取付けられた状態にある上基板(14)とをそれらの
    相対位置を一定とするとともに相互の間隔を一定として
    放電加工油槽(10)外で仮に保持する状態と、その保
    持状態を放電加工油槽(10)内で解除して上基板(1
    4)の下基板(13)への近接を可能とする状態とを切
    換可能な保持手段(40)が、下基板(13)および上
    基板(14)間に設けられることを特徴とする放電加工
    装置。
  2. 【請求項2】 保持手段(40)は、下基板(13)お
    よび上基板(14)のいずれか一方に一端が連結される
    支柱(41)と、該支柱(41)に対応した位置で下基
    板(13)および上基板(14)のいずれか他方に設け
    られる保持孔(42)と、下基板(13)および上基板
    (14)のいずれか他方を支持して前記保持孔(42)
    に嵌合されるべく前記支柱(41)の他端に設けられる
    保持部材(43)とを備えて、下基板(13)および上
    基板(14)間に複数組設けられることを特徴とする請
    求項1記載の放電加工装置。
  3. 【請求項3】 前記保持孔(42)は上基板(14)に
    設けられ、該保持孔(42)に対応して下基板(13)
    に立設される支柱(41)の外径は、少なくとも上基板
    (14)の下基板(13)への近接による放電加工時に
    保持孔(42)に挿通される範囲では保持孔(42)内
    面への当接を回避し得る程度に設定され、前記保持部材
    (43)は該支柱(41)の上端に着脱可能に取付けら
    れることを特徴とする請求項2記載の放電加工装置。
  4. 【請求項4】 前記支柱(41)の一端は、下基板(1
    3)および上基板(14)のいずれか一方に着脱可能に
    連結されることを特徴とする請求項2または3記載の放
    電加工装置。
JP14763492A 1992-06-08 1992-06-08 放電加工装置 Pending JPH06126541A (ja)

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JP14763492A JPH06126541A (ja) 1992-06-08 1992-06-08 放電加工装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6407356B1 (en) * 2000-09-08 2002-06-18 Ton-Shih Lai Electrical discharge machining device
US7378611B2 (en) * 2004-03-19 2008-05-27 General Electric Company Apparatus and method for electrical discharge machining
KR20170061931A (ko) * 2015-11-27 2017-06-07 주식회사다스 치가공용 금형의 방전가공용 지그와 이를 이용한 방전가공 방법

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