JPH0612549Y2 - バッテリ劣化検出回路 - Google Patents

バッテリ劣化検出回路

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JPH0612549Y2
JPH0612549Y2 JP881189U JP881189U JPH0612549Y2 JP H0612549 Y2 JPH0612549 Y2 JP H0612549Y2 JP 881189 U JP881189 U JP 881189U JP 881189 U JP881189 U JP 881189U JP H0612549 Y2 JPH0612549 Y2 JP H0612549Y2
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Japan
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battery
voltage
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voltage detector
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JP881189U
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JPH02101287U (ja
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則昭 後藤
毅 岩田
Original Assignee
愛知電子株式会社
株式会社三陽電機製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は無停電電源装置などのシール形鉛バッテリに
適用され、バッテリの劣化を検出するバッテリ劣化検出
回路に関する。
「従来の技術」 電解液入りのバッテリでは電解液の比重を測定してバッ
テリの劣化を判断していた。シール形鉛バッテリでは電
解液の比重を測定できないため、バッテリを2〜3CA
程度(Cは定格放電容量に該当する値)の大電流で短時
間放電させ、バッテリ電圧の瞬間電圧降下幅にて劣化検
出を行っていた。この方法では大電流、例えば24Ah
のバッテリでは50〜70Aを放電させるため、放電抵
抗器や放電スイッチ素子が大きくなり、また発熱量も多
く実用的でなかった。
またバッテリの開放電圧から劣化を推定する方法では劣
化したバッテリの端子電圧が時間とともに変化し、短時
間の検出では劣化検出精度が得られなかった。
「課題を解決するための手段」 この考案によれば充電回路の電圧が所定値より高くなる
と第1電圧検出器で検出され、第1電圧検出器の検出出
力により繰返しタイマ回路が起動される。その繰返しタ
イマ回路の出力により単安定マルチバイブレータが駆動
され、その単安定マルチバイブレータの出力によりリレ
ーが駆動され、そのリレーが駆動されると、そのリレー
接点により充電回路がバッテリから切り離される。その
バッテリと並列に放電抵抗器が接続され、その放電抵抗
器の電圧が所定値以下になると第2電圧検出器で検出さ
れ、その第2電圧検出器の検出出力によりフリップフロ
ップがセットされてバッテリ劣化信号が出力される。
つまりバッテリが満充電になってから充電回路がバッテ
リから切り離され、バッテリは放電抵抗器を通じて1/20
0CA程度の微少電流で放電する。充電打切り直後から
のバッテリ電圧の変動幅よりバッテリの劣化程度を判定
する。充電打切り直後のバッテリ電圧はバッテリが劣化
している程、低下する。充電打切り直後にバッテリ電圧
が所定値以下になるとフリップフロップがセットされて
バッテリ劣化信号が出力される。
「実施例」 第1図はこの考案の実施例を示す。充電回路11はリレ
ー接点12、逆流阻止ダイオード13を通じてバッテリ
14に接続される。充電回路11に第1電圧検出器15
が接続され、第1電圧検出器15は充電回路11の電圧
が所定値Vを超えると出力が高レベルより低レベルに
反転する。その反転により無安定マルチバイブレータよ
りなる繰返しタイマ回路16が駆動され、繰返しタイマ
回路16の出力の立上りごとに単安定マルチバイブレー
タ17が駆動される。繰返しタイマ回路16の出力と単
安定マルチバイブレータ17の出力の論理積がゲート1
8でとられ、ゲート18の出力はトランジタ19のベー
スへ供給される。トランジスタ19のコレクタはリレー
21を通じて充電回路11の一端に接続され、エミッタ
は充電回路11の他端に接続される。リレー21は駆動
されるとそのリレー接点12をオフとする。
バッテリの両端間に放電抵抗器22が接続される。この
放電抵抗器22の抵抗値は、満充電で充電回路11がバ
ッテリ14から切り離された時に、バッテリ14から1/
200CA程度の微少電流が放電抵抗器22に流れるよう
に選定されてある。放電抵抗器22の両端間に第2電圧
検出器23が接続される。第2電圧検出器23はバッテ
リ電圧が所定値V以下になると出力が低レベルから高
レベルに反転するものである。第2電圧検出器23の出
力と単安定マルチバイブレータ17の出力との論理積が
ゲート24でとられ、ゲート24の出力はフリップフロ
ップ25のセット端子Sへ供給される。フリップフロッ
プ25のリセット端子Rには繰返しタイマ回路16の出
力が微分回路26を通じて供給される。フリップフロッ
プ25の出力は端子26にバッテリ劣化信号を出力す
る。
第2図Aに示すよう充電回路11の電圧が上昇するに従
ってバッテリ14の電圧も第2図Bに示すように上昇す
る。充電回路11の電圧が所定値Vに達すると、これ
が第1電圧検出器15で検出され、その時点tに繰返
しタイマ回路16は第2図Cに示すように発振を開始す
る。繰返しタイマ回路16の周期は充電所要時間よりも
長く設定されてある。繰返しタイマ回路16の出力はそ
の1/2周期で高レベルとなり、これにより単安定マルチ
バイブレータ17が駆動され、その出力が第2図Dに示
すように得られる。単安定マルチバイブレータ17はこ
れが駆動されると、約1分程度の高レベルを1回のみ出
力する。タイマ回路16の出力、単安定マルチバイブレ
ータ17の出力が同時に高レベルの時にリレー21が動
作し、リレー接点12がオフとなって充電回路11はバ
ッテリ14から切り離される。
従ってバッテリ14から放電抵抗器22に1/200CA程
度の微少電流が流れる。この場合第3図Bに示すように
バッテリが劣化している程、バッテリ電圧は大きく低下
する。バッテリ電圧が所定値V以下に低下するとこれ
が第2電圧検出器23で検出され、第2図Eに示すよう
にゲート24より出力が生じ、この出力によりフリップ
フロップ25はセットされ、第2図Fに示すようにバッ
テリ劣化信号が出力される。なおフリップフロップ25
は繰返しタイマ回路16の出力の立上りでリセットされ
る。バッテリ放電電流が大きい場合は第3図Cに示すよ
うにバッテリの劣化に拘らずバッテリ電圧は公称電圧に
近い電圧に急激に低下するため、バッテリ劣化を検出す
ることは困難である。また放電電流がない場合は第3図
Aに示すように電圧低下傾向はあるが、電圧が安定する
まで時間がかかる。
バッテリ電圧が所定値V以上で、単安定マルチバイブ
レータ17が低レベルになるとリレー21は復帰し、充
電が再開される。以降繰返しタイマ回路16の1周期ご
とにバッテリ放電が繰返され、バッテリ14の劣化が常
時監視される。
放電抵抗器22と直列にリレー21のメーク接点を接続
すれば、放電時のみ放電抵抗器22を接続し、充電時に
切り離すこともできる。
「考案の効果」 この考案によれば、微少電流を充電所用時間より長い繰
返し周期により放電させることによりバッテリの劣化を
検出する。ここで、劣化を検出するために流通する電流
を微少電流にしたことにより1回毎の検出に要する電力
損失は極く僅かである。そして、劣化の検出を充電所用
時間より長い繰返し周期毎に実施することにより検出回
数は比較的に少なくなる。結局、バッテリ劣化検出によ
り発生する電力損失は僅かであるので格別の放熱器はこ
れを必要とはせず、バッテリ劣化検出回路装置全体を小
型化することができる。わずかな回路部品でバッテリの
劣化が事前に判明するため、バッテリ劣化による無停電
電源装置の停電バックアップができないほどの重大なト
ラブルを未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例を示すブロック図、第2図は
その動作例を示すタイムチャート、第3図は24Ah1
2Vのバッテリを4個直列にしたものについて充電を停
止した時のバッテリ電圧変動特性を示す図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】充電回路の電圧が所定値より高くなるとこ
    ろを検出する第1電圧検出器と、 第1電圧検出器の検出出力により起動される充電所用時
    間より長い繰返し周期により発振する繰返しタイマ回路
    と、 繰返しタイマ回路の出力により駆動される単安定マルチ
    バイブレータと、 単安定マルチバイブレータの出力により駆動されるリレ
    ーと、 リレーが動作すると充電回路をバッテリから切り離すリ
    レー接点と、 バッテリと並列に接続された微少電流を放電する放電抵
    抗器と、 放電抵抗器の電圧が所定値以下になるとこれを検出する
    第2電圧検出器と、 第2電圧検出器の検出出力によりセットされてバッテリ
    劣化信号を出力するフリップフロップとを具備するバッ
    テリ劣化検出回路。
JP881189U 1989-01-27 1989-01-27 バッテリ劣化検出回路 Expired - Lifetime JPH0612549Y2 (ja)

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JPH02101287U JPH02101287U (ja) 1990-08-13
JPH0612549Y2 true JPH0612549Y2 (ja) 1994-03-30

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