JPH06125425A - 画像読み取り部を備えた装置 - Google Patents

画像読み取り部を備えた装置

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JPH06125425A
JPH06125425A JP4273292A JP27329292A JPH06125425A JP H06125425 A JPH06125425 A JP H06125425A JP 4273292 A JP4273292 A JP 4273292A JP 27329292 A JP27329292 A JP 27329292A JP H06125425 A JPH06125425 A JP H06125425A
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JP
Japan
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optical system
dew condensation
scanner
power supply
equipment
Prior art date
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Pending
Application number
JP4273292A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Kawashima
保宏 川嶋
Hideki Tanaka
秀樹 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 本発明は、画像読み取り部を備えた装置に関
し、結露防止用ヒータを設けないで光学系の結露防止を
行うことができ、装置の消費電力及び装置コストを低減
することができる画像読み取り部を備えた装置を提供す
ることを目的とする。 【構成】 光学系と該光学系を収納する収納部材12と
を有する画像読み取り部を備えた装置において、該収納
部材下側に該光学系の結露を防止するとともに、該装置
の電源となる電源部13を配置してなるように構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像読み取り部を備え
た装置に係り、詳しくは、ファクシミリ、コピア、イメ
ージスキャナー等に適用することができ、特に、結露防
止用ヒータを設けないで光学系の結露防止を行うことが
でき、装置の消費電力及び装置コストを低減することが
できる画像読み取り部を備えた装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は従来のファクシミリ装置の装置全
体を示す外観斜視図である。図5において、31はファク
シミリ装置上部に設けられた自動原稿搬送装置(AD
F)であり、32は自動原稿搬送装置31上部に設けられた
原稿テーブルであり、33はファクシミリ装置本体であ
り、このファクシミリ装置本体33には上部にスキャナー
部(画像読み取り部)33aと下部にプロッター部33bと
が設けられている。そして、34はプロッター部33b下部
に設けられた記録紙カセットであり、35はプロッター部
33b上部側面に設けられた記録紙トレイである。なお、
ファクシミリ装置の電源部(図示せず)は記録紙カセッ
ト34と対向するようにプロッター部3b下部裏側に設け
られている。
【0003】次に、図6は図5に示すスキャナー部33a
の構成を示す図である。図6において、図5と同一符号
は同一又は相当部分を示し、36は自動原稿搬送装置31下
のスキャナー部33a上部に設けられたコンタクトガラス
であり、このコンタクトガラス36上に置かれた原稿を、
第1走行体37に備えた光源にて露光し、その反射光を第
1,第2走行体37,38のミラー50を介してレンズ39を通
し、CCD40に結像させる。そして、第1走行体37と第
2走行体38を適宜移動させて原稿を読み取る。
【0004】ところで、従来のファクシミリ装置では、
特に寒冷地の朝等の装置が低温状態になっている状態か
ら装置を動作(ファクシミリ受信・送信等)させようと
すると、スキャナー部33aが冷えているところにプロッ
ター部33bの定着部(図示せず)の熱が上昇してくるた
め、コンタクトガラス36やミラー50等の光学系が結露
し、画質を低下させることがあるという問題が知られて
いる。このため、このような問題を解決するために、従
来では、図6に示す如く、スキャナーベース41底板上に
結露防止用ヒータ42を設け、装置を動作させる前に予め
結露防止用ヒータ42を通電して、この通電された結露防
止用ヒータ42の熱によって予めスキャナ部33a内のコン
タクトガラス36やミラー50等の光学系の温度を上げてお
くことにより、コンタクトガラス36やミラー50等の光学
系に結露を生じさせないようにしている。なお、結露防
止用ヒータ42は通常装置の電源部が通電されている間は
常時通電されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のファク
シミリ装置では、スキャナー部33aのスキャナベース41
内のコンタクトガラス36やミラー50等の光学系に結露を
生じさせないようにするために、通常装置の電源部を通
電している際はたえず結露防止用ヒータ42を通電してお
り、しかも、結露防止用ヒータ42の消費電力は装置全体
の消費電力に占める割合が比較的大きなものであった。
このように、ファクシミリ受信、送信等の装置自身に必
要な消費電力に更に上記の結露防止用ヒータ42の消費電
力が加わるため、装置全体の消費電力が大きくなってし
まうという問題を残していた。特に、寒冷地等の結露し
易い地域では、結露し難い地域よも結露防止用ヒータ42
の容量を上げなければならず、上記問題は顕著になって
いた。
【0006】また、結露防止用ヒータ42は通常スキャナ
ベース41底板上に複数個(図6では2個)設けなければ
ならず、比較的部品の中で部品コストが高いうえ、その
取り付けも面倒で取り付けコストも掛かる等、その結果
装置コストが高くなってしまうという問題を残してい
た。そこで本発明は、結露防止用ヒータを設けないで光
学系の結露防止を行うことができ、装置の消費電力及び
装置コストを低減することができる画像読み取り部を備
えた装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
光学系と該光学系を収納する収納部材とを有する画像読
み取り部を備えた装置において、該収納部材下側に該光
学系の結露を防止するとともに、該装置の電源となる電
源部を配置してなることを特徴とするものである。
【0008】請求項2記載の発明は、上記請求項1記載
の発明において、前記収納部材底板に通気孔を設けるこ
とを特徴とするものである。請求項3記載の発明は、上
記請求項1乃至2記載の発明において、前記収納部材内
を送風する送風手段を設けることを特徴とするものであ
る。請求項4記載の発明は、上記請求項2乃至3の何れ
かを用いることを特徴とするものである。
【0009】
【作用】請求項1記載の発明では、光学系と該光学系を
収納する収納部材とを有する画像読み取り部を備えた装
置において、該収納部材下側に該光学系の結露を防止す
るとともに、該装置の電源となる電源部を配置してなる
ように構成するため、電源部を通電することで電源部を
加熱し、この加熱された電源部の熱により収納部材を加
熱することができる。このため、この加熱された収納部
材からの熱によりコンタクトガラスやミラー等の光学系
を加熱することができるので、光学系に結露を生じさせ
ないようにすることができる。従って、結露防止用ヒー
タを設けないで装置自身の電源部により光学系の結露防
止を行うことができるので、従来の結露防止用ヒータを
設ける場合よりも装置の消費電力及び装置コストを低減
することができる。
【0010】請求項2記載の発明では、前記収納部材底
板に前記光学系側に通じる通気孔を設けるように構成す
るため、通電時加熱された電源部の熱を収納部材底板に
設けた通気孔を介して光学系に伝えることができる。こ
のため、通気孔を設けない場合よりも速く光学系を加熱
することができるので、結露防止を速く行って装置動作
(送信、受信等)の立ち上げ時間を速くすることができ
る。
【0011】請求項3記載の発明では、前記収納部材内
を送風する送風手段を設けるように構成するため、収納
部材内を送風することによって送風手段を設けない場合
よりも収納部材内の温度を速く均一にすることができ
る。このため、光学系を速く均一に加熱することができ
るので、結露防止を速く均一に行うことができる。ま
た、該送風とともに電源部の熱を収納部材内に送り込む
ようにすれば、更に効率良く光学系の結露防止を行うこ
とができる。
【0012】請求項4記載の発明では、上記請求項2乃
至3の何れかを用いるように構成するため、上記請求項
2又は3と同様な作用効果を得ることができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。図
1は本発明の一実施例に則したファクシミリ装置の装置
全体を示す外観斜視図である。図1において、1はファ
クシミリ装置上部に設けられた自動原稿搬送装置(AD
F)であり、2は自動原稿搬送装置1上部に設けられた
原稿テーブルであり、3はファクシミリ装置本体であ
り、このファクシミリ装置本体3には上部にスキャナー
部(画像読み取り部)3aと下部にプロッター部3bと
が設けられている。そして、4はプロッター部3b下部
に設けられた記録紙カセットであり、5はプロッター部
3b上部側面に設けられた記録紙トレイである。
【0014】次に、図2は図1に示すスキャナー部3a
の構成を示す図である。図2において、図1と同一符号
は同一又は相当部分を示し、6は自動原稿搬送装置1下
のスキャナー部3a上部に設けられたコンタクトガラス
であり、このコンタクトガラス6上に置かれた原稿を、
第1走行体7に備えた光源にて露光し、その反射光を第
1,第2走行体7,8のミラー9を介してレンズ10を通
し、CCD11に結露させる。そして、第1走行体7と第
2走行体8を適宜移動させて原稿を読み取る。
【0015】ところで、前述した如く、特に寒冷地の朝
等の装置が低温状態になっているところから装置を動作
させようとすると、スキャナー部3aが冷えているとこ
ろにプロッター部3bの定着部(図示せず)の熱が上昇
してくるため、コンタクトガラス6やミラー9等の光学
系が結露し、画質を低下させることがあるので、本実施
例では、図2に示す如くスキャナーベース12下側にファ
クシミリ装置の電源となる電源部13を設け、電源部13を
通電して電源部13を加熱し、この加熱された電源部13の
熱によってスキャナベース12を加熱することができる。
このため、スキャナベース12の熱によりコンタクトガラ
ス6やミラー9等の光学系の温度を上げておくことがで
きるので、コンタクトガラス6やミラー9等の光学系に
結露を生じさせないようにしている。
【0016】このように、本実施例では、スキャナー部
3aのスキャナーベース12下側にコンタクトガラス6や
ミラー9等の光学系の結露を防止するとともに、装置自
身の電源となる電源部13を配置してなるように構成する
ため、電源部13を通電することで電源部13を加熱し、こ
の加熱された電源部13の熱によりスキャナーベース12を
加熱することができる。このため、この加熱されたスキ
ャナーベース12からの熱によりコンタクトガラス6やミ
ラー9等の光学系を加熱することができるので、光学系
に結露を生じないようにすることができる。従って、結
露防止用ヒータを設けないで装置自身の電源部13により
光学系の結露防止を行うことができるので、従来の結露
防止用ヒータを設ける場合よりも装置の消費電力及び装
置コストを低減することができる。
【0017】なお、上記実施例では、電源部13の熱によ
り通孔穴を設けていないスキャナーベース12を加熱する
場合について説明したが、本発明においては、図3に示
す如く、前記スキャナーベース12底板に光学系側に通じ
る通気孔15を設けるように構成してもよく、この場合、
通気孔15を介して電源部13の熱を光学系に伝えることが
できるため、通気孔を設けない場合よりも速く光学系を
加熱することができる。このため、結露防止を速く行っ
て装置動作(送信、受信等)の立ち上げ時間を速くする
ことができる。なお、図3において、16はスライドレー
ルである。
【0018】上記実施例は、スキャナーベース12内をダ
クトやファン等で送風しない状態で光学系を加熱する場
合について説明したが、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、本発明においては、図4に示す如く、スキャ
ナーベース12内を送風するようにファン18及びダクト19
等を設けるように構成してもよく、この場合、スキャナ
ーベース12内を送風することによってファンやダクトを
設けない場合よりもスキャナベース12内の温度を速く均
一にすることができるため、光学系を速く均一に加熱す
ることができる。このため、結露防止を速く均一に行う
ことができる。しかも、送風とともに電源部13の熱をス
キャナベース12内に送り込んでいるため、効率良く光学
系の結露防止を行うことができる。
【0019】上記実施例では、ファクシミリ装置に適用
する場合について説明したが、本発明はこれに限定され
るものではなく、要は本発明の特徴を有するスキャナー
部を備えた装置であればよく、例えば本発明の特徴を有
するコピア、イメージスキャナー等にも適用することが
できる。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、結露防止用ヒータを設
けないで光学系の結露防止を行うことができ、装置の消
費電力及び装置コストを低減することができるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に則したファクシミリ装置の
全体構成を示す外観斜視図である。
【図2】図1のスキャナー部の構成を示す図である。
【図3】本発明に適用できるスキャナーベースを示す図
である。
【図4】本発明に適用できるスキャナーベースに設けた
ファン、ダクト及び電源部を示す図である。
【図5】従来例のファクシミリ装置の全体構成を示す外
観斜視図である。
【図6】図5のスキャナー部の構成を示す図である。
【符号の説明】
1 自動原稿搬送装置 2 原稿テーブル 3 ファクシミリ装置本体 3a スキャナー部 3b プロッター部 4 記録紙カセット 5 記録紙トレイ 6 コンタクトガラス 7 第1走行体 8 第2走行体 9 ミラー 10 レンズ 11 CCD 12 スキャナーベース 13 電源部 15 通気孔 16 スライドレール 18 ファン 19 ダクト

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光学系と該光学系を収納する収納部材とを
    有する画像読み取り部を備えた装置において、該収納部
    材下側に該光学系の結露を防止するとともに、該装置の
    電源となる電源部を配置してなることを特徴とする画像
    読み取り部を備えた装置。
  2. 【請求項2】前記収納部材底板に通気孔を設けることを
    特徴とする請求項1記載の画像読み取り部を備えた装
    置。
  3. 【請求項3】前記収納部材内を送風する送風手段を設け
    ることを特徴とする請求項1乃至2記載の画像読み取り
    部を備えた装置。
  4. 【請求項4】上記請求項2乃至3の何れかを用いること
    を特徴とする画像読み取り部を備えた装置。
JP4273292A 1992-10-13 1992-10-13 画像読み取り部を備えた装置 Pending JPH06125425A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4273292A JPH06125425A (ja) 1992-10-13 1992-10-13 画像読み取り部を備えた装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP4273292A JPH06125425A (ja) 1992-10-13 1992-10-13 画像読み取り部を備えた装置

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JPH06125425A true JPH06125425A (ja) 1994-05-06

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ID=17525824

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JP4273292A Pending JPH06125425A (ja) 1992-10-13 1992-10-13 画像読み取り部を備えた装置

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JP (1) JPH06125425A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012155145A (ja) * 2011-01-26 2012-08-16 Kyocera Document Solutions Inc 画像形成装置
JP2017059973A (ja) * 2015-09-16 2017-03-23 富士ゼロックス株式会社 画像読取り装置および画像形成装置

Cited By (3)

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JP2017059973A (ja) * 2015-09-16 2017-03-23 富士ゼロックス株式会社 画像読取り装置および画像形成装置
CN106547185A (zh) * 2015-09-16 2017-03-29 富士施乐株式会社 图像读取设备与图像形成设备

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