JPH06124646A - 漏電遮断器 - Google Patents
漏電遮断器Info
- Publication number
- JPH06124646A JPH06124646A JP27003792A JP27003792A JPH06124646A JP H06124646 A JPH06124646 A JP H06124646A JP 27003792 A JP27003792 A JP 27003792A JP 27003792 A JP27003792 A JP 27003792A JP H06124646 A JPH06124646 A JP H06124646A
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- JP
- Japan
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- earth leakage
- cover
- main cover
- base
- auxiliary
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 付属装置の着脱時に漏電遮断器の充電部が露
出しない安全な漏電遮断器を提供する。 【構成】 ベース16aとこのベースに固定される主カ
バー16bとからなると共に遮断機構および漏電引外し
装置19を内蔵する遮断器ケース16と、主カバーのベ
ースとは反対側の面161に形成されて前記遮断機構の
付属装置15を収容する凹所17と、主カバーに取付け
られて凹所を閉塞する補助カバー18とを備え、かつ漏
電引外し装置19のボタン11,13等を外部に突出さ
せるために、主カバー16bおよび補助カバー18の両
者にあるいは主カバー16bのみに穴21を設けた。
出しない安全な漏電遮断器を提供する。 【構成】 ベース16aとこのベースに固定される主カ
バー16bとからなると共に遮断機構および漏電引外し
装置19を内蔵する遮断器ケース16と、主カバーのベ
ースとは反対側の面161に形成されて前記遮断機構の
付属装置15を収容する凹所17と、主カバーに取付け
られて凹所を閉塞する補助カバー18とを備え、かつ漏
電引外し装置19のボタン11,13等を外部に突出さ
せるために、主カバー16bおよび補助カバー18の両
者にあるいは主カバー16bのみに穴21を設けた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、配電路の漏電を検出
する機能を有する漏電遮断器に関するものである。
する機能を有する漏電遮断器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5,図6は例えば特開平3−1528
22号公報に示された従来の漏電遮断器を示す図で、図
5は外観斜視図、図6はカバーを外した正面図である。
図5において、遮断器1の外観はベース2aとカバー2
bとからなる遮断器ケース2により構成されており、カ
バー2bの正面の略中央には窓枠3が形成されている。
この窓枠3の開口部3aからは外部に突出した手動ハン
ドル4が設けられている。さらに、窓枠3には漏電表示
部11として、例えば漏電時にランプが点灯する電気式
表示部,またはボタンが突出する機械式表示部が設けら
れている。また、窓枠3には漏電表示部11のリセット
用としてのリセットボタン12と、模擬的な漏電動作の
確認をするときに使用するテストボタン13が設けられ
ている。遮断器ケース2の両端には負荷側端子部5及び
電源側端子部6がそれぞれ設けられており、側面からは
漏電警報リード線14が導出されている。
22号公報に示された従来の漏電遮断器を示す図で、図
5は外観斜視図、図6はカバーを外した正面図である。
図5において、遮断器1の外観はベース2aとカバー2
bとからなる遮断器ケース2により構成されており、カ
バー2bの正面の略中央には窓枠3が形成されている。
この窓枠3の開口部3aからは外部に突出した手動ハン
ドル4が設けられている。さらに、窓枠3には漏電表示
部11として、例えば漏電時にランプが点灯する電気式
表示部,またはボタンが突出する機械式表示部が設けら
れている。また、窓枠3には漏電表示部11のリセット
用としてのリセットボタン12と、模擬的な漏電動作の
確認をするときに使用するテストボタン13が設けられ
ている。遮断器ケース2の両端には負荷側端子部5及び
電源側端子部6がそれぞれ設けられており、側面からは
漏電警報リード線14が導出されている。
【0003】図6において、各負荷側端子部5からそれ
ぞれ導出された三相の電路導体は零相変流器7の内側を
通過して開閉機構部10に接続されている。この開閉機
構部10は手動ハンドル4の略裏側に配置されており、
電源側及び負荷側接触子を接離する機構を有している。
この遮断器1は開閉機構部10から離れた位置に主回路
の三相の電路に貫通された零相変流器7が配設されてい
る。この零相変流器7で検出された漏電信号は、増幅部
9で増幅されて漏電リレー8を駆動するように構成され
ている。外部に設けられた警報部は漏電警報リード線1
4を介してこの漏電信号を受信して、警報を発するもの
である。なお、前記警報は回路内部で電気的にラッチさ
れているので、リセットボタン12を押すか,主回路の
電源が無くなるまで警報状態は保持される。図6におい
て省略されているが、外部から電圧を印加して遮断器を
トリップさせる電圧引外し装置の如き付属装置15は、
図中想像線で示す位置に取付けられている。
ぞれ導出された三相の電路導体は零相変流器7の内側を
通過して開閉機構部10に接続されている。この開閉機
構部10は手動ハンドル4の略裏側に配置されており、
電源側及び負荷側接触子を接離する機構を有している。
この遮断器1は開閉機構部10から離れた位置に主回路
の三相の電路に貫通された零相変流器7が配設されてい
る。この零相変流器7で検出された漏電信号は、増幅部
9で増幅されて漏電リレー8を駆動するように構成され
ている。外部に設けられた警報部は漏電警報リード線1
4を介してこの漏電信号を受信して、警報を発するもの
である。なお、前記警報は回路内部で電気的にラッチさ
れているので、リセットボタン12を押すか,主回路の
電源が無くなるまで警報状態は保持される。図6におい
て省略されているが、外部から電圧を印加して遮断器を
トリップさせる電圧引外し装置の如き付属装置15は、
図中想像線で示す位置に取付けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記した従来の漏電遮
断器では、必要に応じて客先において付属装置15を取
付けたり,取外したりすることがあるが、このときカバ
ー2bを開くと、漏電遮断器の充電部が裸になって危険
であるという問題点があった。
断器では、必要に応じて客先において付属装置15を取
付けたり,取外したりすることがあるが、このときカバ
ー2bを開くと、漏電遮断器の充電部が裸になって危険
であるという問題点があった。
【0005】この発明はかかる問題点を解消するために
なされたもので、付属装置の着脱時に漏電遮断器の充電
部が露出しない安全な漏電遮断器を得ることを目的とす
る。
なされたもので、付属装置の着脱時に漏電遮断器の充電
部が露出しない安全な漏電遮断器を得ることを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る漏電遮断
器は、ベースとこのベースに固定される主カバーとから
なると共に遮断機構および漏電引外し装置を内蔵する遮
断器ケースと、前記主カバーの前記ベースとは反対側の
面に形成されて前記遮断機構の付属装置を収容する凹所
と、前記主カバーに取付けられて前記凹所を閉塞する補
助カバーとを備え、かつ前記漏電引外し装置のボタン等
を外部に突出させるために、前記主カバーおよび補助カ
バーの両者にあるいは前記主カバーのみに穴を設けたも
のである。
器は、ベースとこのベースに固定される主カバーとから
なると共に遮断機構および漏電引外し装置を内蔵する遮
断器ケースと、前記主カバーの前記ベースとは反対側の
面に形成されて前記遮断機構の付属装置を収容する凹所
と、前記主カバーに取付けられて前記凹所を閉塞する補
助カバーとを備え、かつ前記漏電引外し装置のボタン等
を外部に突出させるために、前記主カバーおよび補助カ
バーの両者にあるいは前記主カバーのみに穴を設けたも
のである。
【0007】
【作用】この発明においては、漏電遮断器の充電部を覆
う主カバーを外さずに、補助カバーのみを外すだけで付
属装置の取付け,取外しができるので、付属装置の取付
け,取外し時に漏電遮断器の充電部が露出しない。
う主カバーを外さずに、補助カバーのみを外すだけで付
属装置の取付け,取外しができるので、付属装置の取付
け,取外し時に漏電遮断器の充電部が露出しない。
【0008】
実施例1.この発明の一実施例を図1〜図3について説
明する。図1は外観斜視図、図2は図1の線II−IIの要
部断面図、図3は補助カバーを外した図であり、前記従
来のものと同一または相当部分には同一符号を付して説
明を省略する。図において、16はベース16aとこの
ベース16aに着脱自在に固定される主カバー16bと
からなりかつ遮断機構(図示せず)を内蔵する遮断器ケ
ース、17は主カバー16bのベース16aとは反対側
の面161に形成されて付属装置15を収容する凹所、
18は凹所17を閉塞する補助カバーで、主カバー16
bに着脱自在に取付けられる。19は遮断器ケース16
内に配置される漏電遮断器で、切換ボタン20を有して
いる。21は補助カバー18に設けた各種ボタン11,
13,20の貫挿穴である。
明する。図1は外観斜視図、図2は図1の線II−IIの要
部断面図、図3は補助カバーを外した図であり、前記従
来のものと同一または相当部分には同一符号を付して説
明を省略する。図において、16はベース16aとこの
ベース16aに着脱自在に固定される主カバー16bと
からなりかつ遮断機構(図示せず)を内蔵する遮断器ケ
ース、17は主カバー16bのベース16aとは反対側
の面161に形成されて付属装置15を収容する凹所、
18は凹所17を閉塞する補助カバーで、主カバー16
bに着脱自在に取付けられる。19は遮断器ケース16
内に配置される漏電遮断器で、切換ボタン20を有して
いる。21は補助カバー18に設けた各種ボタン11,
13,20の貫挿穴である。
【0009】図1,図2に示す状態において、付属装置
15を取付けたい場合には、図3に示すように補助カバ
ー18を外す。図3に示すように補助カバー18を取外
した状態では、漏電遮断器の充電部が主カバー16bに
より覆われているので、凹所17内に付属装置15を取
付ける作業が安全である。
15を取付けたい場合には、図3に示すように補助カバ
ー18を外す。図3に示すように補助カバー18を取外
した状態では、漏電遮断器の充電部が主カバー16bに
より覆われているので、凹所17内に付属装置15を取
付ける作業が安全である。
【0010】実施例2.実施例1では補助カバー18と
して漏電引外し装置19の側も覆う全幅サイズのものを
示したが、図4に示すように凹所17のみを覆う半分サ
イズの補助カバー18Aとしてもよい。
して漏電引外し装置19の側も覆う全幅サイズのものを
示したが、図4に示すように凹所17のみを覆う半分サ
イズの補助カバー18Aとしてもよい。
【0011】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば付属装
置の着脱時に漏電遮断器の充電部が露出しない安全なも
のが得られるという効果がある。
置の着脱時に漏電遮断器の充電部が露出しない安全なも
のが得られるという効果がある。
【図1】この発明の実施例1を示す外観斜視図である。
【図2】図1の線II−IIの要部断面図である。
【図3】補助カバーを外した図である。
【図4】この発明の実施例2を示す外観斜視図である。
【図5】従来の漏電遮断器を示す外観斜視図である。
【図6】カバーを外した正面図である。
11,13 ボタン 15 付属装置 16 遮断器ケース 16a ベース 16b 主カバー 161 主カバーのベースとは反対側の面 17 凹所 18 補助カバー 19 漏電引外し装置 21 穴
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年2月15日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】
【実施例】 実施例1.この発明の一実施例を図1〜図3について説
明する。図1は外観斜視図、図2は図1の線II−IIの要
部断面図、図3は補助カバーを外した図であり、前記従
来のものと同一または相当部分には同一符号を付して説
明を省略する。図において、16はベース16aとこの
ベース16aに着脱自在に固定される主カバー16bと
からなりかつ遮断機構(図示せず)を内蔵する遮断器ケ
ース、17は主カバー16bのベース16aとは反対側
の面161に形成されて付属装置15を収容する凹所、
18は凹所17を閉塞する補助カバーで、主カバー16
bに着脱自在に取付けられる。19は遮断器ケース16
内に配置される漏電引外し装置で、切換ボタン20を有
している。21は補助カバー18に設けた各種ボタン1
1,13,20の貫挿穴である。
明する。図1は外観斜視図、図2は図1の線II−IIの要
部断面図、図3は補助カバーを外した図であり、前記従
来のものと同一または相当部分には同一符号を付して説
明を省略する。図において、16はベース16aとこの
ベース16aに着脱自在に固定される主カバー16bと
からなりかつ遮断機構(図示せず)を内蔵する遮断器ケ
ース、17は主カバー16bのベース16aとは反対側
の面161に形成されて付属装置15を収容する凹所、
18は凹所17を閉塞する補助カバーで、主カバー16
bに着脱自在に取付けられる。19は遮断器ケース16
内に配置される漏電引外し装置で、切換ボタン20を有
している。21は補助カバー18に設けた各種ボタン1
1,13,20の貫挿穴である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 義昭 福山市緑町1番8号 三菱電機株式会社福 山製作所内
Claims (1)
- 【請求項1】 ベースとこのベースに固定される主カバ
ーとからなると共に遮断機構および漏電引外し装置を内
蔵する遮断器ケース、前記主カバーの前記ベースとは反
対側の面に形成されて前記遮断機構の付属装置を収容す
る凹所、および前記主カバーに取付けられて前記凹所を
閉塞する補助カバーを備え、 かつ前記漏電引外し装置のボタン等を外部に突出させる
ために、前記主カバーおよび補助カバーの両者にあるい
は前記主カバーのみに穴を設けたことを特徴とする漏電
遮断器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27003792A JPH06124646A (ja) | 1992-10-08 | 1992-10-08 | 漏電遮断器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27003792A JPH06124646A (ja) | 1992-10-08 | 1992-10-08 | 漏電遮断器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06124646A true JPH06124646A (ja) | 1994-05-06 |
Family
ID=17480654
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27003792A Pending JPH06124646A (ja) | 1992-10-08 | 1992-10-08 | 漏電遮断器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06124646A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018146181A (ja) * | 2017-03-07 | 2018-09-20 | 三菱電機株式会社 | 給湯機 |
-
1992
- 1992-10-08 JP JP27003792A patent/JPH06124646A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018146181A (ja) * | 2017-03-07 | 2018-09-20 | 三菱電機株式会社 | 給湯機 |
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