JPH06124255A - ネットワーク計算機システム - Google Patents

ネットワーク計算機システム

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Publication number
JPH06124255A
JPH06124255A JP4271937A JP27193792A JPH06124255A JP H06124255 A JPH06124255 A JP H06124255A JP 4271937 A JP4271937 A JP 4271937A JP 27193792 A JP27193792 A JP 27193792A JP H06124255 A JPH06124255 A JP H06124255A
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JP
Japan
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computer
network
address
network address
identifier
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Pending
Application number
JP4271937A
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English (en)
Inventor
Masahiko Yamauchi
雅彦 山内
Satoshi Yoshizawa
聡 吉沢
Hideki Murayama
秀樹 村山
Takehisa Hayashi
林  剛久
Masatsugu Shinozaki
雅継 篠崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP4271937A priority Critical patent/JPH06124255A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】ネットワーク103を通じ転送されるデータ・
パケットをネットワーク・インタフェース202aを通
じパケット取込部211で受信する計算機102に於い
て、要求解析部213で受信データがネットワーク・ア
ドレス割付要求であると判定した場合に、ホスト識別子
テーブル204より割付可能なホスト識別子を取得、ア
ドレス生成部215がネットワーク・アドレスを生成、
パケット送信部216がインタフェース202aからネ
ットワーク103aを通じて割付要求した計算機に対し
送信、ネットワークに新に接続された計算機に対し、ア
ドレスを自動的に割りつける。計算機を取り外し後、そ
の計算機に送られた処理方法をテーブル204に登録。 【効果】ネットワーク・アドレスが過去に割り当てられ
たものと異なるため、他の計算機宛のメッセージを誤っ
て受信することがなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,ネットワーク計算機シ
ステムに於いて、特に可搬型の計算機をネットワークに
接続したりネットワークから取り外したりする際に、ま
た計算機を異なるネットワークに移動して接続し直す際
に有効な、ネットワーク・アドレス割付制御方式に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の技術に於いては、ネットワークに
接続された計算機の識別は、文献「UNIX 4.3BSD の設計
と実装;S.J.LEFFLER 等著,中村明等訳(丸善出版)」
12章にある様に、インターネット・アドレス(以下、
IP(Internal Protocol)アドレスと記す)と呼ばれる
ネットワーク・アドレスを、各計算機に対して計算機の
管理者が静的に、また重複することの無い様に、各計算
機に登録しておくことによって行われている。
【0003】従来使用されているIPアドレスは、それ
を付与された計算機が接続されたネットワークを識別す
るネットワーク識別子と、そのネットワーク内で計算機
を識別するホスト識別子より構成される。従って、計算
機を移動して異なるネットワークに接続し直す際には、
IPアドレスを、新たに接続するネットワークの識別子
を持つものに変更し、その計算機に登録し直す必要があ
る。更にIPアドレスの変更は、移動先のネットワーク
でホスト識別子が重複しないように、ホスト識別子が未
使用であるものを選択して行う必要がある。
【0004】そのため、計算機を移動して異なるネット
ワークに接続し直す作業は、煩雑であり、またネットワ
ークや計算機管理に関する専門的な知識を必要とするも
のであり、特に一般ユーザにとっては困難な作業であ
る。
【0005】これに対し、特開平3−36835号公報
には、ネットワークに接続される端末(移動機)に対し
て、データ転送時に端末の識別子として機能する論理番
号を割り付ける場合、その端末に固有の固有番号を基に
その端末に論理番号(ネットワーク・アドレスに相当)
を付加する技術を開示している。
【0006】また、特開平4−46431号公報には、
ネットワークに接続され情報の入出力を行うためのポー
トにプラグイン方式でノードを接続するシステムにおい
て、ポート識別子とネットワーク・アドレスとの対応表
を設けることにより、ノードがどのポートに接続される
かに応じて当該ノードに予め定めたネットワーク・アド
レスを割り付ける技術を開示している。
【0007】特開平3−6146号公報には、ローカル
エリアネットワーク(LAN)において、アドレスの付
与を要求する端末は、一時的に既定の特定アドレスを持
ち、ホスト端末にアドレス要求パケットを送信すること
により正式アドレスの割付を要求し、これに応答してホ
スト端末はアドレスを要求する端末に対しアドレス供給
パケットを返すことにより正式アドレスを通知付与する
技術を開示している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、携帯
型計算機が普及するにつれて、頻繁に計算機を移動する
ことが予想される。携帯型計算機を移動した後に、その
携帯型計算機に向けて送られたメッセージは、本来なら
ばその携帯型計算機の移動先に届ける必要がある。
【0009】しかし、上記従来の技術における運用形態
では、そのようなメッセージを取り扱う方法は存在しな
かった。
【0010】本発明の目的は、ネットワーク計算機シス
テムにおいて、ネットワーク識別子の違いや、ホスト識
別子が接続しようとするネットワークで既に使用されて
いるか否か等を意識すること無く、複数のネットワーク
に対する計算機の脱着を、容易に行える様にするととも
に、携帯型計算機の移動で、行き先を失ったメッセージ
に対して適切な処置を取れるネットワーク計算機システ
ムを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明によるネットワーク計算機システムは、複数
の計算機がネットワークに接続され、各計算機に付与さ
れたネットワークアドレスを用いて計算機間のデータ通
信が行なわれるネットワーク計算機システムにおいて、
少なくとも1台の計算機に、前記ネットワークに新たに
接続された他の計算機からのアドレス割付要求に応じて
当該要求を発行した計算機に割り付けるネットワーク・
アドレスを生成する手段と、該生成されたネットワーク
・アドレスを前記アドレス要求を発行した計算機へ通知
する手段とを設け、前記生成する手段は、前記ネットワ
ークから取り外された計算機に割り付けられていたいず
れのネットワーク・アドレスとも異なる新たなネットワ
ーク・アドレスを生成するようにしたものである。
【0012】前記ネットワーク・アドレスを割り付ける
手段は、例えば、予め用意された複数の計算機識別子の
うち不使用中の計算機識別子を選択し、該選択した計算
機識別子にシステムにおいて一意なトランザクション識
別子を付加することにより、前記ネットワーク・アドレ
スを生成する。
【0013】また、前記トランザクション識別子には、
前記アドレス割付け要求を発行した計算機にネットワー
ク・アドレスが割り付けられた時刻の情報を含めること
ができる。
【0014】前記少なくとも1台の計算機は、好ましく
は、前記ネットワークから取り外された各計算機につい
て、該取外し後に発信された当該計算機宛のメッセージ
の処理方法を定める動作定義を記憶する手段と、該動作
定義にしたがって前記メッセージの処理を行う手段とを
有する。
【0015】
【作用】本発明によれば、ネットワークに計算機を接続
すると、その計算機がネットワーク・アドレスの割付け
要求をブロードキャストにより発行し、該要求に応答し
て、予め定められた計算機が自動的にネットワーク・ア
ドレスの割り付けを行い、そのネットワーク・アドレス
を要求発行元の計算機へ通知する。以後、この計算機
は、当該ネットワーク・アドレスを用いて他の計算機と
の間でデータ通信が行える。
【0016】従って、異なる識別子(ネットワーク識別
子)を持つネットワークに計算機を接続し直す場合に於
いても、新規にネットワーク・アドレスを選択して登録
するという、煩雑かつ専門的な作業を行うことが不要と
なる。
【0017】ネットワーク・アドレスには、トランザク
ション識別子等を付加することにより、新たに接続され
た計算機に対しては、過去にネットワークに接続されそ
の後取り外された計算機に割り当てられていたネットワ
ーク・アドレスのいずれとも異なる新たなネットワーク
・アドレスが割り付けられることが保証される。したが
って、ネットワークから取り外された後に発行されたそ
の計算機宛のメッセージを、偶然同じネットワークアド
レスが割り付けられた他の計算機が誤って受信するとい
う不都合が解消される。
【0018】ネットワーク・アドレスの生成に用いる計
算機識別子(ホスト識別子)は、予め定めた有限個の中
から選択して用いることができる。ネットワークから取
り外された計算機識別子は、開放され、再利用される。
ただし、同じ計算機識別子が使用されても前述のよう
に、異なるトランザクション識別子の付加により生成さ
れるネットワーク・アドレスは異なる。
【0019】さらに、ネットワークから取り外された各
計算機について、該取外し後に発信された当該計算機宛
のメッセージの処理方法を定める動作定義を記憶してお
き、該動作定義にしたがって前記メッセージの処理を行
うことによって、通信途中にネットワークから計算機を
切断しても、その計算機に送信されたメッセージを失う
ことなく、別の計算機に送信したり、別の計算機に保存
しておくなどの指定が可能になる。従って、メッセージ
の処理方法さえ指定しておけば計算機を不意にネットワ
ークから切断した場合でも信頼性が向上する。
【0020】また、ネットワークから取り外された計算
機が再度接続されたとき、あるいは、取り外された時刻
(開放時刻)等から所定時間経過後に、当該計算機につ
いての動作定義を無効にし、あるいは消去することによ
り、保存しておく動作定義が徒らに増加するのを防止す
ることができる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を基に説
明する。
【0022】図1は、本発明の一実施例を示すネットワ
ーク計算機システムのブロック図である。図1に於い
て、基幹ネットワーク101は、ゲートウェイ計算機
(ネットワーク・アドレス管理計算機)102a及びb
を通じて、それぞれローカルエリア・ネットワーク(以
下、LANと記す)に接続されている。LAN103a
及びbはそれぞれ異なるネットワーク識別子を持つ。L
ANソケット104は、LAN103(aおよびbの添
字なしの参照番号は各添字の番号を総称)上に複数設け
られた計算機接続用のコネクタである。LANソケット
104を通じて携帯型計算機105aがLAN103に
接続されている。尚、接続される計算機は、携帯型に限
定されるものでは無い。計算機106は、LAN103
に固定的に接続されている計算機である。
【0023】本発明によるネットワーク・アドレス割付
制御方式は、例えば携帯型計算機105aを、図中、L
AN103aの105aの位置からLAN103bの1
05bの位置に移動して接続し直した際に適用されるも
のである。具体的には、LAN103bのネットワーク
識別子を持ち、かつホスト識別子が未使用である新たな
IPアドレスが、105bの位置に接続された計算機に
対して自動的に割り付けられる。
【0024】図2は、本発明に於ける携帯型計算機の運
用形態の一例を示す状態遷移図である。携帯型計算機に
は、状態501で示されるネットワークに接続した状
態、及び状態502で示されるネットワークから切断し
た状態がある。状態501を、さらに詳細化すると、状
態503、504、505、506になる。
【0025】状態503は、携帯型計算機をネットワー
クに接続したが、まだネットワーク・アドレスを割り付
けられていない状態である。状態504は、ゲートウェ
イ計算機102によって、ネットワーク・アドレスを割
り付けられた状態である。状態505は、携帯型計算機
がネットワーク・アドレス管理計算機に動作定義を登録
した状態である。「動作定義」とは、携帯型計算機をネ
ットワークから切断した場合に於いて、携帯型計算機に
送信されたメッセージの処理方法を記述したものであ
る。状態506は、携帯型計算機をネットワークから移
動することを宣言した状態である。
【0026】状態502の切断状態に遷移するとき、必
ずしも状態506に遷移する必要はない。即ち、ネット
ワークから切断することを宣言してもしなくてもよい。
また、携帯型計算機をネットワークから切断したのを検
知するために、ネットワーク・アドレス管理計算機10
2が、定期的に携帯型計算機の接続を確認するためのメ
ッセージを送信してもよい。
【0027】図3は、ネットワークに新たに計算機が接
続された際にゲートウェイ計算機102で行う、本発明
によるネットワーク・アドレス割付制御方式の処理の流
れの一例を示す図である。尚、本処理は、LAN103
に接続されている如何なる計算機によっても実行可能な
処理であり、ゲートウェイ計算機の処理に限定されるも
のでは無い。また、図中の実線の矢印は制御の流れを示
し、破線の矢印はデータの流れを示す(図4、図5にお
いても同様)。
【0028】ゲートウェイ計算機102は、内部にシス
テム・バス201を有し、ネットワーク・インタフェー
ス202a及び202bを通じて、それぞれLAN10
3と基幹ネットワーク101とに接続される。また磁気
ディスク203には、ホスト識別子管理テーブル204
を持つ。ホスト識別子管理テーブル204の詳細につい
ては後述する。ホスト識別子管理テーブル204を、予
めメモリ205上に展開しておくことによって、その参
照・更新処理を高速化しても良い。
【0029】また、図中211から216に於いて行わ
れる各処理は、ソフトウェア的、またはハードウェア
的、またはその組み合わせによって行われるものであ
る。ソフトウェア的に行われる部分の処理については、
そのプログラムは磁気ディスク203に格納されている
ものであり、システム・バス201に接続されたメモリ
205上に展開され、演算処理装置によって実行され
る。
【0030】LANソケット104を通じて計算機10
5がLAN103に接続されると、計算機105は、ネ
ットワーク・アドレス割付要求パケットをLAN103
にブロードキャストする。ブロードキャストとは、ひと
つの物理ネットワークに接続した計算機すべてにパケッ
トを送信することをいう。ネットワーク・アドレス割付
要求パケットは、ネットワーク・インタフェース202
aを通じて、パケット取込部211によってメモリ20
5上に取り込まれる。
【0031】受信したパケットは、次にアドレス検査部
212により、ブロードキャストされたものであると判
定される。次に要求解析部213で、そのパケットがア
ドレス割付を要求するものであると判定する。アドレス
割付要求は、ホスト識別子管理テーブル参照・更新部2
14に渡される。
【0032】ホスト識別子管理テーブル参照・更新部2
14は、ホスト識別子管理テーブル204を参照し、未
使用のホスト識別子を取得し、ネットワーク・アドレス
生成部215に転送する。この際、取得したホスト識別
子を「使用中」としてホスト識別子管理テーブル204
を更新する。
【0033】ホスト識別子を取得する際に、取得可能な
候補が複数ある場合には、例えばLRU法(Least Rece
ntly Used)等により、最も長い間使用されていなかっ
た識別子を選択して取得することもできる。
【0034】ネットワーク・アドレス生成部215で
は、転送されてきたホスト識別子を基にネットワーク・
アドレスを生成する。ネットワーク・アドレスのデータ
構造については後述する。生成されたデータは、パケッ
ト送信部216、ネットワーク・インタフェース202
a、LAN103を通じて、携帯型計算機105に対し
て転送する。携帯型計算機105では、受信したパケッ
トから割り付けられたネットワーク・アドレスを読み出
し、自システム内に設定する。以後、通信したい計算機
に対して自ネットワーク・アドレスを送信することによ
り、ネットワークを通じた双方向のデータ通信をするこ
とができる。
【0035】尚、ホスト識別子管理テーブル参照・更新
部214が未使用のホスト識別子を取得しようとした時
に、未使用のホスト識別子が全く無い場合には、「ネッ
トワーク接続拒否」を示すパケットを、パケット送信部
216から送出し、携帯型計算機105に対して転送す
る。
【0036】図4は、ネットワークから計算機が取り外
された際にゲートウェイ計算機102(ネットワーク・
アドレス管理計算機)で行う、本発明によるネットワー
ク・アドレス割付制御方式の処理の流れの一例を示す図
である。
【0037】携帯型計算機105をLAN103より取
り外す際には、ネットワーク・アドレス解放要求パケッ
トを送出する。ゲートウェイ計算機102では、前述と
同様にそのパケットを取り込み、要求解析部213でそ
の要求内容を解析し、解放要求をホスト識別子管理テー
ブル参照・更新部214に送る。ホスト識別子管理テー
ブル参照・更新部214は、該当するホスト識別子が
「未使用」であることを示すよう、ホスト識別子管理テ
ーブル214を更新する。これにより、そのホスト識別
子は次に計算機がLAN103に接続された際に使用可
能となる。前述した様にLRU法によって未使用の識別
子を管理する場合には、ここで解放された識別子が選択
される優先度は、未使用識別子の中で最低となる。
【0038】識別子を解放する(使用フラグを“0”と
する)際に、あるいは、使用フラグが“0”であるエン
トリが直前に割り当てられた計算機と異なる計算機に割
り当てられる際、このエントリのネットワーク・アドレ
ス等を、後述する旧ホスト管理テーブルに登録しておく
こともできる。これにより、同計算機が再び同ネットワ
ークに接続された時に、該当するホスト識別子が未使用
であれば、再び同じ識別子を割り付けることが可能とな
る。同じ識別子を割り付けることのできる可能性は、L
RU法を用いた管理を行うことによって高めることが可
能である。
【0039】図5は、ネットワークから既に取り外され
た計算機に対する通信データのパケットを受信した際に
ゲートウェイ計算機102で行う、本発明によるネット
ワーク・アドレス割付制御方式の処理の流れの一例を示
す図である。
【0040】前述のネットワーク・アドレス解放要求時
に、計算機をLAN103から取り外した後にその計算
機宛にデータ・パケットが到着した場合の処理を、ホス
ト識別子管理テーブル204および旧ホスト管理テーブ
ル311(図6)内に動作定義として記述しておく。ゲ
ートウェイ計算機102のアドレス検査部212では、
到着したデータ・パケットの宛先アドレスと、旧ホスト
管理テーブル311に書き込まれたネットワーク・アド
レスとを比較し、合致するものがあれば動作定義に従い
処理を行う。動作定義としては、例えばデータの転送先
を指定したり、データが送信されてきた旨を伝える電子
メールを送信すること等が可能である。
【0041】図6は、本発明に於けるホスト識別子管理
テーブル204の一例を示す図である。ホスト識別子管
理テーブル204は、ゲートウェイ計算機102が割り
付けることの可能なホスト識別子の項目301数分のエ
ントリによって構成される。各ホスト識別子301に対
応して、使用中/未使用を示す使用フラグ302、使用
中ホスト識別子については、割付時刻303aと、割り
付けたネットワーク・アドレス304を保持する。
【0042】本実施例では、ホスト識別子管理テーブル
204に、接続中の計算機に予め付与されている別名3
05を保持する。これにより、他の計算機から別名を使
用したデータ転送を行うことが可能となる。即ち、別名
を使って、ネットワーク・アドレス管理計算機102か
ら携帯型計算機のネットワーク・アドレスを調べること
ができる。
【0043】また、各計算機に固有の物理アドレス30
6を保持する。これにより、過去にあるホスト識別子に
基づいてネットワーク・アドレスを割り付けた携帯型計
算機に対して、その携帯型計算機が再度ネットワークに
接続されたとき、同じホスト識別子が使用中でなければ
そのホスト識別子を割り付けることができる。
【0044】各ホスト識別子301について、旧ホスト
管理テーブル311の格納位置を示す旧ホスト・ポイン
タ308を保持する。これにより、同ホスト識別子が過
去に割り付けられた複数の計算機に関するテーブル情報
を保持しておくことができ、図5を用いて説明した計算
機取り外し後にデータ・パケットが到着した際の処理を
行うことが可能となる。この計算機取外し後にどのよう
な処理を行うかは、テーブル情報のうちの動作定義30
7に定める。開放されたホスト識別子については、上記
のテーブル情報の他、開放時刻303bを保持する。
【0045】図7に、ホスト識別子管理テーブル204
の各エントリにおける旧ホスト・ポインタ308により
指示される旧ホスト管理テーブル311の一例の構造を
示す。旧ホスト管理テーブル311は、ネットワーク・
アドレス312、別名313、割付時刻314、解放時
刻315、動作定義316等により構成される。また、
物理アドレス317や、アクセス時刻318を追加して
もよい。
【0046】旧ホスト管理テーブル311のエントリの
消去は、例えば本テーブル内に書き込まれた計算機が再
びネットワークに接続された時や、ある一定時間経過後
に行ってもよい。再びネットワークに接続された時に
は、その計算機に固有な物理アドレスをホスト識別子管
理テーブル204の使用フラグが“0”のエントリの物
理アドレス306および旧ホスト管理テーブル311の
物理アドレス317と比較し、以前に割り付けられてい
たか否かを調べる。当該計算機の物理アドレスと一致す
る物理アドレス306があれば、そのエントリのホスト
識別子を当該計算機に割り付け、その使用フラグを
“1”とする。当該計算機の物理アドレスと一致する物
理アドレス317がある場合には、同様にそのエントリ
のホスト識別子を割り付けるとともに、旧ホスト管理テ
ーブル311の該当するエントリを消去し、ホスト識別
子管理テーブル204の当該エントリの内容を旧ホスト
管理テーブル311に退避する。また、解放時刻315
の示す時刻から一定時間が経過した、旧ホスト管理テー
ブル311のエントリも消去する。解放時刻315の代
わりにアクセス時刻318を基準にしてもよい。このよ
うに、旧ホスト管理テーブル311のエントリを所定の
基準に基づいて消去することにより、旧ホスト管理テー
ブル311のエントリが徒らに増加するのを防止でき
る。
【0047】図8と図9に、本発明に於けるネットワー
ク・アドレスのデータ構造の一例を示す。
【0048】図8に示した様に、ネットワーク・アドレ
ス401は、IPアドレス402と、トランザクション
識別子403によって構成される。IPアドレス402
は、ネットワーク識別子402bと、ホスト識別子40
3cと、これらの識別子のそれぞれのデータ長を示すフ
ィールド402aによって構成される。
【0049】トランザクション識別子403は、前述し
たネットワーク・アドレス解放後にデータ・パケットが
到着した場合に、解放されたホスト識別子が別の計算機
に既に割り付けられていた場合に、データ・パケットが
誤ってその計算機によって読み込まれない様にするため
の識別子である。トランザクション識別子403は、シ
ステム内で一意なものである必要がある。例えば、図9
に示すように、トランザクション識別子403は、ゲー
トウェイ計算機102に割り付けられたゲートウェイホ
スト識別子を用いるフィールド404と、ネットワーク
・アドレス401を割り付けた時刻を用いるフィールド
405によって構成することができる。
【0050】図10は、本発明に於けるネットワーク計
算機システムの一例を示すブロック図である。以下この
図を基にして、携帯型計算機105をLAN103に接
続し、処理を実行した後、ネットワークから切断するま
でに、ゲートウェイ計算機102(ネットワーク・アド
レス管理計算機)と携帯型計算機105で実行する処理
の流れを説明する。
【0051】図11は、本発明に於けるネットワーク・
アドレス管理計算機のメイン処理の一例を示す流れ図で
ある。
【0052】ステップ1101では、携帯型計算機10
5が送信するパケットを受信する。ステップ1102で
は、受信したパケットがネットワーク・アドレス割付要
求か否かを判定する。割付要求の場合、ステップ110
3で、ネットワーク・アドレスを割り付けるための処理
を実行する。
【0053】ステップ1104では、受信したパケット
がネットワーク・アドレス解放要求か否かを判定し、解
放要求の場合、ステップ1105で、ネットワーク・ア
ドレスを解放するための処理を実行する。
【0054】ステップ1106では、受信したパケット
が動作定義の登録要求か否かを判定し、登録要求の場合
には、ステップ1107で、動作定義をネットワーク・
アドレス管理計算機のホスト識別子管理テーブル204
に登録する処理を実行する。
【0055】ステップ1108では、受信したパケット
が動作定義の参照要求か否かを判定し、参照要求の場合
には、ステップ1109で、ネットワーク・アドレス管
理計算機のホスト識別子管理テーブル204から動作定
義を参照する処理を実行する。
【0056】図12は、携帯型計算機105が図2の状
態504に遷移するとき、即ち、ネットワーク・アドレ
スを獲得する際に携帯型計算機105で実行する処理の
一例を示す流れ図である。
【0057】まず、ステップ1201で携帯型計算機1
05自身の物理アドレスを含んだネットワーク・アドレ
ス割付要求パケットをネットワークにブロードキャスト
する。ブロードキャストする理由は、携帯型計算機10
5をネットワークに接続した時点では、ネットワーク・
アドレス管理計算機102の論理アドレス(IPアドレ
ス)が不明なためである。また、携帯型計算機105自
身の物理アドレスをパケットに含めることで、ネットワ
ーク・アドレス管理計算機102はその携帯型計算機1
05に応答することができる。
【0058】ステップ1202では、ネットワーク・ア
ドレス管理計算機102からのパケットを受信する。そ
のパケットには、ネットワーク・アドレスやネットワー
ク・アドレス管理計算機102の論理アドレスが含まれ
ている。
【0059】ステップ1203では、図2の状態505
や状態506の処理で必要となるネットワーク・アドレ
ス管理計算機102の論理アドレスを記憶する。
【0060】ステップ1204では、ネットワーク・ア
ドレス管理計算機102が割り付けたネットワーク・ア
ドレスを携帯型計算機105内に記憶する。ネットワー
ク・アドレスは、携帯型計算機105が通信する際に必
要となるものである。
【0061】図13は、図11で説明したネットワーク
・アドレス管理計算機102のメイン処理のステップ1
103を詳細化した流れ図である。即ち、携帯型計算機
105がネットワーク・アドレス割付要求を出した際、
ネットワーク・アドレス管理計算機102で実行する処
理の一例を示す流れ図である。
【0062】ステップ1301に於いてホスト識別子管
理テーブル204(図6)の使用フラグ302を調べ、
使用可能なホスト識別子のリストを作成する。ステップ
1302において、そのリストが空か否かを判定する。
リストが空の場合には、ネットワーク・アドレスを割り
付けられないので、ステップ1303で携帯型計算機に
接続拒否パケットを応答する。
【0063】リストが空でない場合には、ステップ13
04において、そのリスト中から以前に同じ物理アドレ
スを持つ携帯型計算機105に割り付けたホスト識別子
の存在を確認する。存在する場合、ステップ1305に
おいて、同じホスト識別子を使用することを決定する。
存在しない場合、ステップ1306において、割り付け
るホスト識別子を決定する。候補が複数ある場合には、
例えばLRU法等により、最も長い間使用されていなか
った識別子を選択することもできる。
【0064】ステップ1307では、ステップ1306
で使用を決定したホスト識別子のエントリにある携帯型
計算機の情報、即ち、割付時刻や動作定義などの情報を
破壊しないように旧ホスト管理テーブル311へ退避す
る。
【0065】ステップ1308では、新たにネットワー
ク・アドレスを割り付けるために、ホスト識別子管理テ
ーブル204のエントリを初期化する。使用フラグ30
2を使用中にしたり、割付時刻303などを記入する処
理などを実行する。
【0066】ステップ1309では、新たに生成したネ
ットワーク・アドレスとネットワーク・アドレス管理計
算機102の論理アドレスを携帯型計算機105に応答
する。
【0067】図14と図15は、携帯型計算機105と
計算機106間で通信する際、携帯型計算機105で実
行する処理の一例を示す流れ図である。
【0068】携帯型計算機は、ネットワーク・アドレス
獲得後、他の計算機と通信する。これにより、携帯型計
算機105自身の処理能力が低くても、ネットワークを
介して他の計算機の処理能力を利用することができる。
【0069】図14は、携帯型計算機が他の計算機と通
信する際のパケット送信処理の一例を示す流れ図であ
る。
【0070】ステップ1401でパケットを作成し、ス
テップ1402でパケットにネットワーク・アドレスを
付加し、ステップ1403でパケットを送信する。
【0071】図15は、携帯型計算機105が他の計算
機と通信する際のパケット受信処理の一例を示す流れ図
である。
【0072】ステップ1501で、受信したパケットの
ネットワーク・アドレスを調べる。ステップ1502
で、自システムのネットワーク・アドレスと比較判定す
る。ネットワーク・アドレスは、異なる携帯型計算機に
おいても、同じ論理アドレス(IPアドレス)を用いる
ことがあるので、各携帯型計算機は、論理アドレスのみ
でなくトランザクション識別子も含めて、パケットの宛
先を確認する必要がある。但し、同時に複数の携帯型計
算機が同じ論理アドレスを使用することはありえない。
判定の結果、異なる場合にはステップ1503でエラー
を返す。同じ場合には、ステップ1504でパケットを
受理する。
【0073】図16は、図11で説明したネットワーク
・アドレス管理計算機のメイン処理のステップ1107
を詳細化した流れ図である。即ち、携帯型計算機が動作
定義登録を要求した際、ネットワーク・アドレス管理計
算機が実行する処理の一例を示す流れ図である。
【0074】ステップ1601では、ホスト識別子管理
テーブル204を携帯型計算機105のネットワーク・
アドレスをキーとして検索する。ステップ1602で
は、該当する携帯型計算機105の存在を確認する。存
在しない場合にはステップ1603においてエラーを返
す。存在する場合には、ホスト識別子管理テーブル20
4の動作定義の項目に指定された動作定義を登録する。
この動作定義において、携帯型計算機105をネットワ
ークから切断した際に、その後に携帯型計算機105に
送信されるメッセージの処理方法を指定しておくことに
より、携帯型計算機を不意にネットワークから切断する
場合でも信頼性が向上する。
【0075】図17は、図11で説明したネットワーク
・アドレス管理計算機のメイン処理のステップ1105
を詳細化した流れ図である。即ち、携帯型計算機がネッ
トワーク・アドレスの解放を要求した際、ネットワーク
・アドレス管理計算機が実行する処理の一例を示す流れ
図である。
【0076】ステップ1701では、ホスト識別子管理
テーブル204を携帯型計算機105のネットワーク・
アドレスをキーとして検索する。ステップ1702で
は、該当する携帯型計算機105の存在を確認する。存
在しない場合にはステップ1703でエラーを返す。存
在する場合には、ステップ1704で使用フラグ302
を未使用にし、解放時刻303bを記入するなどの解放
処理を実行する。
【0077】図18は、図11で説明したネットワーク
・アドレス管理計算機のメイン処理のステップ1109
を詳細化した流れ図である。即ち、他の計算機が携帯型
計算機の指定した動作定義を参照する際、ネットワーク
・アドレス管理計算機が実行する処理の一例を示す流れ
図である。
【0078】携帯型計算機105をネットワークから切
断している状態において、切断する前まで携帯型計算機
105と通信していた計算機Aが携帯型計算機105に
メッセージを送信する。計算機Aは、送信したメッセー
ジに対して携帯型計算機105から応答がないので、そ
の携帯型計算機105のネットワーク・アドレスを管理
する計算機に動作定義参照を要求し、メッセージの処理
方法を決定する。メッセージの処理方法には、メッセー
ジを他の計算機に転送する「フォーワード処理」、メッ
セージを他の計算機にメイルする「メイル処理」などが
ある。詳しくは後述する。
【0079】計算機Aから、ネットワーク・アドレス管
理計算機102への動作定義参照要求は、ブロードキャ
ストしてもよいし、予め携帯型計算機105から、ネッ
トワーク・アドレス管理計算機105の論理アドレスを
獲得しておいてもよい。
【0080】ステップ1801では、ホスト識別子管理
テーブル204を携帯型計算機105のネットワーク・
アドレスをキーとして検索する。ステップ1802で
は、該当する携帯型計算機105の存在を確認する。存
在しない場合にはステップ1803でエラーを返す。存
在する場合には、ステップ1804でホスト識別子管理
テーブル204の動作定義の項目から動作定義を参照し
て計算機Aに返す。
【0081】図19、20、21、22は、携帯型計算
機105とネットワーク・アドレス管理計算機102
間、ネットワーク・アドレス管理計算機102と他の計
算機106間などで送受信するパケット構造の一例を示
す図である。
【0082】これらのパケット構造では、1901、2
001、2101、2201に各パケットの内容を識別
する識別子が入れられている。例えば、図11のネット
ワーク・アドレス管理計算機102のメイン処理のステ
ップ1102、1104、1106、1108では、1
901、2001、2101、2201でパケットの種
類を判定する。
【0083】図19は、携帯型計算機105がネットワ
ーク・アドレス割付をネットワーク・アドレス管理計算
機102に要求する際に使用するパケット構造の一例で
ある。
【0084】このパケットは、パケット構造を示す項目
1901、送り先物理アドレス1902、送り先論理ア
ドレス(IPアドレス)1903、送り先トランザクショ
ン識別子1904、送り元物理アドレス1905、送り
元論理アドレス(IPアドレス)1906からなる。
【0085】携帯型計算機105がネットワーク・アド
レスを要求する時には、送り先物理アドレス1902に
ブロードキャストを意味する特殊なアドレスを指定し、
送り元物理アドレス1905に携帯型計算機自身の物理
アドレスを指定して送信する。
【0086】ネットワーク・アドレス管理計算機102
がネットワーク・アドレスを応答する時には、送り先物
理アドレス1902には、携帯型計算機105の物理ア
ドレスを指定し、送り先論理アドレス1903と送り先
トランザクション識別子1904にネットワーク・アド
レスを指定し、送り元物理アドレス1905と送り元論
理アドレス1906には、ネットワーク・アドレス管理
計算機102の物理アドレスと論理アドレスを指定して
送信する。
【0087】図20は、携帯計算機105が動作定義登
録をネットワーク・アドレス管理計算機102に要求す
る際に使用するパケット構造の一例である。このパケッ
ト構造は、他の計算機がネットワーク・アドレス管理計
算機102から動作定義を参照する際にも使用する。
【0088】このパケットは、パケット構造を示す項目
2001、送り元論理アドレス2002、送り元トラン
ザクション識別子2003、送り先論理アドレス200
4、送り先トランザクション識別子2005、動作定義
内容2006からなる。
【0089】携帯計算機105が動作定義登録を要求す
る時には、送り元論理アドレス2002と送り元トラン
ザクション識別子2003で携帯計算機105自身のネ
ットワーク・アドレスを指定し、送り先論理アドレス2
004にネットワーク・アドレス管理計算機102の論
理アドレスを指定し、動作定義内容2006に登録する
動作定義を指定して送信する。
【0090】図21は、携帯計算機105がネットワー
ク・アドレス解放をネットワーク・アドレス管理計算機
102に要求する際に使用するパケット構造の一例であ
る。
【0091】このパケットは、パケット構造を示す項目
2101、送り元論理アドレス2102、送り元トラン
ザクション識別子2103、送り先論理アドレス210
4、送り先トランザクション識別子2105からなる。
【0092】図22は、携帯計算機105が他の計算機
と通信する際に使用するパケット構造の一例である。
【0093】このパケットは、パケット構造を示す項目
2201、送り元論理アドレス2202、送り元トラン
ザクション識別子2203、送り先論理アドレス220
4、送り先トランザクション識別子2205、通信内容
2206からなる。
【0094】図23は、IPアドレスを利用する計算機
上の既存のネットワークプロトコル階層を示す図であ
る。
【0095】これに関しては、文献「Internetworking
With TCP/IP Principles,Protocols, and Architecture
Volume 1」Douglas Comer , Prentice-Hall, Inc.にそ
の詳細が述べられているが、以下にその概要を簡単に説
明する。
【0096】IPアドレスとは、ネットワーク・インタ
フェースの物理アドレスを抽象化した論理アドレスであ
る。IPアドレスは、ネットワークの管理者によって各
計算機に固有のアドレスとして割り振られている。
【0097】IPアドレスが論理アドレスである理由
は、IPアドレスをパケットの送受信に使用することに
よって、経路制御などを可能にするためである。例え
ば、Internetでは、一般的に一つの物理ネットワークに
接続できる計算機の数は限られているので、ゲートウェ
イ計算機と呼ばれる二つの物理ネットワークの橋渡しを
する計算機を設けてネットワークを拡張する。異なる物
理ネットワーク上にある計算機同士が通信する場合、相
手の物理アドレスを直接的に指定できず、ゲートウェイ
計算機を介して間接的にパケットを送る必要がある。こ
の時、アドレスに何の意味付けもない物理アドレスでは
効率的に経路制御をすることができないので、各計算機
の物理アドレスや物理ネットワークを抽象化した論理ア
ドレスが有効である。
【0098】IP2301は、IPアドレスを基に信頼
性のないコネクションレスのパケット配送を提供するプ
ロトコルである。ARP2302は、IPアドレスを使
って、実際に通信する計算機の物理アドレスを求めるプ
ロトコルである。RARP2303は、ARPとは逆に
物理アドレスを使って、静的に決められたIPアドレス
を求めるプロトコルである。TCP2304は、IPの
機能を用いて、信頼性のあるストリーム配送をユーザプ
ロセスに提供するプロトコルである。UDP2305
は、機能的にはIPとほとんど同じである。信頼性のな
いコネクションレスのパケット配送をユーザプロセスに
提供している点が異なる。
【0099】図24は、本発明によるネットワーク・ア
ドレス割付制御方式を利用する計算機上のネットワーク
プロトコル階層の一例を示す図である。本発明では、図
23で説明した論理アドレスを基本として、動的に論理
アドレスを割り付けるプロトコルDAP(Dynamic Addr
ess Protocol)2401と、DARP(Dynamic Addres
s Resolution Protocol)2402を提供する。
【0100】DARPは計算機の論理アドレスと物理ア
ドレスを意識し、DAPは物理アドレスを意識せずに論
理アドレスのみを意識する。DARPは、各計算機(ネ
ットワーク・インタフェース)に固有な物理アドレスを
使用して、動的にネットワーク・アドレスを獲得する。
ネットワーク・アドレスは、論理アドレスとトランザク
ション識別子からなる。ネットワーク・アドレスは、ネ
ットワーク・アドレス管理計算機によって動的に決定さ
れる。DAPは、DARPによって獲得したネットワー
ク・アドレスを基に通信を行うプロトコルである。
【0101】図25は、本発明に於けるDAPのパケッ
ト構造の一例である。パケットは、ヘッダ部分2501
とデータ部分2502からなる。図26は、ヘッダ部分
2501を詳細化したものである。トランザクション識
別子とポート番号の組が、送り先と送り元についてそれ
ぞれ存在する(2061〜2064)。ヘッダ2501
には、プロトコルの信頼性や効率をあげるためにチェッ
クサムやシーケンス番号などを入れてもよい。ここで、
ポートについて簡単に説明する。各計算機上には、複数
のプログラムがTSSなどにより見掛け上、並行に実行
されており、それらをプロセスと呼ぶ。ネットワークを
またがる通信は、このプロセス間で行われる。しかし、
各計算機には、一つの論理アドレスしか割り付けられて
いないので、論理アドレスだけではどのプロセスに対す
る通信かを区別することができない。これを区別するの
がポートである。ポートには一連の番号が振られてお
り、これをポート番号と呼ぶ。
【0102】図24で示したように、本発明のネットワ
ーク・アドレス割付制御方式は、既存の静的アドレスと
共存可能である。静的アドレスの内、ネットワーク10
3に設けられたソケット104の数だけ、動的アドレス
のために予約しておいてもよい。もしくは、すべてのア
ドレス管理をこの動的アドレスで行うこともできる。
【0103】図27と図28は、本発明に於けるDAP
を利用する計算機上のアプリケーションプログラムの一
例を示す流れ図である。
【0104】LANに接続された計算機上のプロセスA
がサービスを提供するプロセスとなり、携帯計算機10
5上のプロセスBがサービスを利用するプロセスとな
る。LANに固定的に接続された計算機106がサービ
スを提供し、携帯計算機105がそれを利用する。ま
た、携帯計算機同士が通信する形態でもよい。携帯計算
機同士が通信する場合には、お互いの論理アドレスを獲
得する手段として、図6のホスト識別子管理テーブル2
04の別名305を利用する。すなわち、各携帯計算機
がネットワーク・アドレス管理計算機にネットワーク・
アドレス割付を要求した後、各携帯計算機はネットワー
ク・アドレス管理計算機102に名前(別名)を指定し
て、通信相手の携帯計算機のネットワーク・アドレスを
獲得する。
【0105】図27は、プロセスAで実行するサービス
提供プロトコルの一例を示す流れ図である。
【0106】まず、ステップ2701に於いてプロセス
Aは、予め決められたポート番号で、プロセスBからの
要求を待つ。次にステップ2702に於いてプロセスB
のネットワーク・アドレスとポート番号、及び、プロセ
スBからのサービス要求を受け取る。ステップ2702
は、サービス利用者の要求受付処理を迅速にするために
プロセスAがフォークして、プロセスAの子プロセスが
実行してもよい。親プロセスであるプロセスAは、また
サービス利用プロセスの要求を待つためにステップ27
01を実行する。
【0107】ステップ2703で、プロセスBからのサ
ービス要求を処理して結果を出す。ステップ2704
で、ステップ2702で受け取ったネットワーク・アド
レスとポート番号を基に処理した結果をプロセスBに応
答する。
【0108】ステップ2705では、ステップ2704
でプロセスBに送信した結果にプロセスBが応答するか
否かを判定し、結果受理の応答の場合には、次のサービ
ス利用プロセスの要求を待つためにステップ2701に
戻る。応答がないか、もしくはエラー応答の場合には、
ステップ2706でネットワーク・アドレス管理計算機
から携帯計算機が指定した動作定義を得て、処理方法を
決定する。処理結果を携帯計算機に転送中に携帯計算機
をネットワークから切断しても、結果受理の応答がない
ので、その場合にもステップ2706を実行する。
【0109】図28は、プロセスBで実行するサービス
利用プロトコルの一例を示す流れ図である。
【0110】ステップ2801では、まずプロセスB
は、携帯計算機上のプロセスであるため、ネットワーク
・アドレス管理計算機からネットワーク・アドレスを獲
得する。
【0111】ステップ2802では、双方からの通信を
可能にするためにステップ2801で獲得したネットワ
ーク・アドレスとプロセスBで使用しているポート番号
をプロセスAに送信する。
【0112】ステップ2803では、携帯計算機をネッ
トワークから切断したときのために、動作定義をネット
ワーク・アドレス管理計算機に登録する。
【0113】ステップ2803は、携帯計算機をネット
ワークに接続している時であれば、いつ実行してもよ
い。
【0114】ステップ2804に於いて、プロセスBが
プロセスAに対してサービスを要求する。ステップ28
04からステップ2805の間に、携帯計算機を異なる
ネットワークへ移動する可能性がある。ステップ280
5に於いて携帯計算機は、ステップ2803で指定した
動作定義に従って、依頼したサービスの結果を受け取
る。サービスの結果を受け取る方法には、フォーワー
ド、メイル、プール、エラーやこれらの指定を組合わせ
たものなどがある。
【0115】「フォーワード処理」は、別の計算機に対
してフォーワードすることを意味する。フォーワード先
の計算機は、携帯計算機でもよいが、その場合、移動し
た後に割り付けられたネットワーク・アドレスを動作定
義を管理しているネットワーク・アドレス管理計算機に
送信する必要がある。「メイル処理」は、ネットワーク
に固定された計算機に対して、電子メイルで送ることを
意味する。この場合、処理結果を電子メイルで受け取る
ので、携帯計算機が処理結果を受け取る必要はない。
「プール処理」は、携帯計算機の依頼を処理した計算機
か、もしくはネットワーク・アドレス管理計算機が、処
理結果を保存することを意味する。携帯計算機は、移動
した後に処理結果を受け取るために結果を蓄えている計
算機と通信する(サーバの論理アドレス、ポート番
号)。「エラー処理」は、携帯計算機がなんらかの理由
で結果を必要としない場合などに処理結果を捨て去るこ
とを意味する。
【0116】
【発明の効果】本発明によれば、ネットワーク計算機シ
ステムに於いて、特に携帯型の計算機をネットワークに
接続したり、ネットワークから取り外す際に、また計算
機を異なるネットワークに移動して接続し直す際に、ネ
ットワーク・アドレスが自動的に割り付けられるので、
上記作業をネットワークや計算機管理に関する専門的な
知識を有しない一般ユーザにも、容易に行うことが可能
となる。のみならず、ネットワーク・アドレスが過去に
割り当てられたものと異なるため、他の計算機宛のメッ
セージを誤って受信することがなくなる。また、取り外
された携帯計算機に向けたメッセージの取り扱いを予め
ユーザが指定しておくことによって、携帯計算機を移動
後、他の場所でその処理結果を受け取ることができるよ
うになる。この機能によって、携帯計算機の信頼性が上
がり、ネットワーク上の計算機を有効に利用することが
できる。
【0117】また、一般ユーザが携帯計算機を自由に持
ち歩き、ある場所で大規模なデータベース検索などを必
要とする処理をネットワーク上の計算機に依頼する。処
理を依頼した後、ユーザは処理結果を非同期に受け取る
ことができる。即ち、その場所に留まっている必要性は
ない。他の場所へ移動した後に処理結果を受け取ること
ができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のネットワーク計算機システ
ムのブロック図である。
【図2】本発明に於ける携帯計算機の状態遷移の一例を
示す図である。
【図3】本発明によるネットワーク・アドレス割付制御
方式の処理の流れの一例を示す図である。
【図4】本発明によるネットワーク・アドレス割付制御
方式(計算機取外し時)の処理の流れの一例を示す図で
ある。
【図5】本発明によるネットワーク・アドレス割付制御
方式(取り外した計算機へのパケット受信時)の処理の
流れの一例を示す図である。
【図6】図3に示したホスト識別子管理テーブルの一例
を示す図である。
【図7】図6に示した旧ホスト管理テーブルの一例を示
す図である。
【図8】本発明に於けるネットワーク・アドレスのデー
タ構造の一例を示す図である。
【図9】図8の一部の詳細を示す図である。
【図10】本発明によるネットワーク計算機システムの
ブロック図である。
【図11】本発明によるネットワーク・アドレス管理計
算機のメイン処理の一例を示す流れ図である。
【図12】本発明による携帯計算機のネットワーク接続
処理の一例を示す流れ図である。
【図13】本発明によるネットワーク・アドレス管理計
算機のネットワーク・アドレス割付処理の一例を示す流
れ図である。
【図14】本発明による携帯計算機の通信パケット送信
処理の一例を示す流れ図である。
【図15】本発明による携帯計算機の通信パケット受信
処理の一例を示す流れ図である。
【図16】本発明によるネットワーク・アドレス管理計
算機の動作定義登録処理の一例を示す流れ図である。
【図17】本発明によるネットワーク・アドレス管理計
算機のネットワーク・アドレス解放処理の一例を示す流
れ図である。
【図18】本発明によるネットワーク・アドレス管理計
算機の動作定義参照処理の一例を示す流れ図である。
【図19】本発明に於けるネットワーク・アドレス割付
のパケット構造の一例を示す図である。
【図20】本発明に於ける動作定義登録(参照)のパケ
ット構造の一例を示す図である。
【図21】本発明に於けるネットワーク・アドレス解放
のパケット構造の一例を示す図である。
【図22】本発明に於ける通信パケット構造の一例を示
す図である。
【図23】既存の静的アドレス割付のプロトコル階層図
である。
【図24】本発明による動的アドレス割付のプロトコル
階層の一例図である。
【図25】本発明に於けるDAPのパケット構造の一例を
示す図である。
【図26】本発明に於けるDAPヘッダ構造の一例を示す
図である。
【図27】本発明によるDAPサービス提供プロトコルの
一例を示す流れ図である。
【図28】本発明によるDAPサービス利用プロトコルの
一例を示す流れ図である。
【符号の説明】
101…基幹ネットワーク、102…ゲートウェイ計算
機、103…ローカルエリア・ネットワーク(LA
N)、104…LANソケット、105…携帯型計算
機、106…据付型計算機、202…ネットワーク・イ
ンタフェース、203…磁気ディスク、204…ホスト
識別子管理テーブル、205…メモリ、211…パケッ
ト取込部、212…アドレス検査部、213…要求解析
部、214…ホスト識別子管理テーブル参照・更新部、
215…ネットワーク・アドレス生成部、216…パケ
ット送信部、301−307…ホスト識別子管理テーブ
ル管理項目、311…旧ホスト管理テーブル、312−
318…旧ホスト管理テーブル管理項目、401…ネッ
トワーク・アドレス、402…インターネット・アドレ
ス(IPアドレス)、403…トランザクション識別
子、501−506…携帯計算機の状態、1101−1
109…ネットワーク・アドレス管理計算機のメイン処
理ステップ、1201−1204…携帯計算機ネットワ
ーク接続時の処理ステップ、1301−1309…11
03の詳細ステップ、1401−1403…携帯計算機
の送信処理ステップ、1501−1504…携帯計算機
の受信処理ステップ、1601−1604…1107の
詳細ステップ、1701−1704…1105の詳細ス
テップ、1801−1804…1109の詳細ステッ
プ、1901−1906…ネットワーク・アドレス割付
要求パケット構成要素、2001−2006…動作定義
登録(参照)要求パケット構成要素、2101−210
5…ネットワーク・アドレス解放要求パケット構成要
素、2201−2206…通信パケット構成要素、23
01…IP、2302…RARP、2303…ARP、2304
…TCP、2305…UDP、2401…DAP、2402…DAR
P、2501…DAPパケットヘッダ、2502…DAPパケ
ットデータ、2601−2604…DAPヘッダ構成要
素、2701−2706…サービス提供プロトコルのス
テップ、2801−2805…サービス利用プロトコル
のステップ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 林 剛久 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 篠崎 雅継 神奈川県海老名市下今泉810番地 株式会 社日立製作所オフィスシステム設計開発セ ンタ内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の計算機がネットワークに接続され、
    各計算機に付与されたネットワークアドレスを用いて計
    算機間のデータ通信が行なわれるネットワーク計算機シ
    ステムにおいて、 少なくとも1台の計算機に、前記ネットワークに新たに
    接続された他の計算機からのアドレス割付要求に応じて
    当該要求を発行した計算機に割り付けるネットワーク・
    アドレスを生成する手段と、該生成されたネットワーク
    ・アドレスを前記アドレス要求を発行した計算機へ通知
    する手段とを設け、前記生成する手段は、前記ネットワ
    ークから取り外された計算機に割り付けられていたいず
    れのネットワーク・アドレスとも異なる新たなネットワ
    ーク・アドレスを生成することを特徴とするネットワー
    ク計算機システム。
  2. 【請求項2】前記ネットワーク・アドレスを生成する手
    段は、予め用意された複数の計算機識別子のうち不使用
    中の計算機識別子を選択し、該選択した計算機識別子に
    システムにおいて一意なトランザクション識別子を付加
    することにより、前記ネットワーク・アドレスを生成す
    ることを特徴とする請求項1記載のネットワーク計算機
    システム。
  3. 【請求項3】前記トランザクション識別子は、前記アド
    レス割付け要求を発行した計算機にネットワーク・アド
    レスが割り付けられた時刻の情報を含むことを特徴とす
    る請求項2記載のネットワーク計算機システム。
  4. 【請求項4】前記少なくとも1台の計算機は、前記ネッ
    トワークから取り外された各計算機について、該取外し
    後に発信された当該計算機宛のメッセージの処理方法を
    定める動作定義を記憶する手段と、該動作定義にしたが
    って前記メッセージの処理を行う手段とを有することを
    特徴とする請求項1または2記載のネットワーク計算機
    システム。
  5. 【請求項5】前記記憶された動作定義は、該動作定義が
    定められた計算機が再びネットワークに接続された際、
    無効化または消去されることを特徴とする請求項4記載
    のネットワーク計算機システム
  6. 【請求項6】前記生成する手段は、一度ネットワークよ
    り取り外された計算機が再びネットワークに接続された
    際に、該計算機に対して割り付けられたことのある計算
    機識別子のうち、不使用中の計算機識別子を用いてネッ
    トワーク・アドレスを生成することを特徴とする請求項
    2記載のネットワーク計算機システム。
  7. 【請求項7】前記アドレス割付要求を発行する計算機
    は、該アドレス割付要求の発行時に当該計算機に固有の
    物理アドレスを当該要求に付加し、前記少なくとも1台
    の計算機は、前記ネットワーク・アドレスが割り付けら
    れた計算機が取り外された後も前記計算機識別子ごとに
    前記物理アドレスを記憶しておき、前記一度ネットワー
    クより取り外された計算機が再び接続されたか否かは、
    当該計算機の物理アドレスと前記記憶された物理アドレ
    スとを比較することにより判断することを特徴とする請
    求項6記載のネットワーク計算機システム。
  8. 【請求項8】前記少なくとも1台の計算機は、前記ネッ
    トワーク・アドレスが割り付けられた計算機が取り外さ
    れた開放時刻、または前記計算機の持つ前記取り外され
    た計算機に関する情報にアクセスした時刻を前記計算機
    識別子ごとに記憶しておき、前記開放時刻または前記ア
    クセス時刻から予め定めた時間が経過した計算機につい
    て定められた動作定義を無効化または消去することを特
    徴とする請求項4または5記載のネットワーク計算機シ
    ステム。
  9. 【請求項9】前記少なくとも1台の計算機は、ネットワ
    ークに接続された他の計算機について、当該他の計算機
    に割り付けられたネットワーク・アドレスとともに、各
    計算機に予め付与された別名を管理する手段を有し、該
    別名を指定することによってデータ通信を行えることを
    特徴とする請求項1または2記載のネットワーク計算機
    システム。
  10. 【請求項10】前記トランザクション識別子は、前記ア
    ドレス割付要求を受ける計算機の識別子を含むことを特
    徴とする請求項2記載のネットワーク計算機システム。
  11. 【請求項11】第1のネットワークと第2のネットワー
    クとが第3のネットワークを介して接続されたネットワ
    ーク計算機システムにおいて、前記ネットワーク・アド
    レスには、前記計算機識別子およびトランザクション識
    別子に加えて前記第1および第2のネットワークを識別
    するネットワーク識別子を含むことを特徴とする請求項
    2記載のネットワーク計算機システム。
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