JPH0612422Y2 - 空気浄化型冷房装置 - Google Patents

空気浄化型冷房装置

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JPH0612422Y2
JPH0612422Y2 JP1988092492U JP9249288U JPH0612422Y2 JP H0612422 Y2 JPH0612422 Y2 JP H0612422Y2 JP 1988092492 U JP1988092492 U JP 1988092492U JP 9249288 U JP9249288 U JP 9249288U JP H0612422 Y2 JPH0612422 Y2 JP H0612422Y2
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JP
Japan
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air
screen
water
cooling
cooling device
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JP1988092492U
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徳親 甲斐
征孜 福田
祥三 金子
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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  • Air Humidification (AREA)
  • Separation Of Gases By Adsorption (AREA)
  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は湿度調整を含めた空気浄化装置を具備する冷房
装置に関する。
〔従来の技術〕
従来の冷房装置、特に水の蒸発潜熱を利用する冷房装置
には、通過空気の湿度及び吐出空気のガス(CO,CO2,N2
等)濃度を調整する機能は付与されていない。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記従来の冷房装置には解決すべき次の課題があった。
即ち、水の蒸発熱を応用した従来のたとえば簡易冷房装
置では冷却効果は、雰囲気の相対湿度に大きく影響され
る。
即ち、高温で湿度が低い場合には、蒸発が盛んであるた
め蒸発熱が奪われ、温度降下が大きいが、相対湿度が大
きい場合には、殆んど気温は下らない。
このため、最も冷房が必要とされる梅雨時から盛夏にか
けての高温多湿時に、この種の冷房装置は効果を発揮出
来ない。
又、比較的に同じ空気の循環を繰返す冷房時にあって
は、室内居住者の呼吸や喫煙によるCO,CO2,N2ガスの濃
度の高まりが人の健康に好ましからざる影響を及ぼすと
いう問題も懸念される。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は上記課題の解決手段として、エア・フィルタを
経た空気を加湿スクリーンを通過させて冷却する冷房装
置において、上記エア・フィルタの後流より空気を取入
れ少くとも上記加湿スクリーンの上流に放出可能に設け
た流路と、同流路の中途に介装された圧力スイングガス
分離装置とを具備してなることを特徴とする空気浄化型
冷房装置を提供しようとするものである。
〔作用〕
本考案は上記のように構成されるので次の作用を有す
る。
たとえば気温30℃における飽和湿り空気の絶対湿度は2
7.2g/kg空気であり、この状態で冷房装置の加湿スク
リーンに送風しても、水は、蒸発しないため、気温は下
らない。しかし、加湿スクリーンを通る前の空気を圧力
スイングガス分離装置に通すと空気中の水分が除去され
るので、加湿スクリーンを通過する空気の含水能が高ま
り、水の蒸発が盛んになる。この結果,気温の降下が増
す。又、空気を圧力スイングガス分離装置に通すことに
より水分の他、CO,CO2,N2ガスが除去され、衛生的な空
気が得られる。
〔実施例〕
本考案の一実施例を第1図により説明する。なお、第1
図において後述するフィルタ1ないし風向調節器10迄が
冷房装置の部分をなし、吸着筒11ないし出口管23が圧力
スイングガス分離装置の部分をなす。先ず、冷房装置の
部分から説明する。
室内空気はフィルタ1により除じんされた後、吸込ダク
ト2を経て、送風ファン3により、出口ダクト4及び風
向調節器10を通り、室内を循環しつつ、除じんされる。
出口ダクト4にはすだれ状のスクリーン5が設置され、
このスクリーン5には、入口管寄せ7より、水が供給さ
れるが、この水は、前述の送風機3により送られてきた
空気により蒸発され気温を下げる。余剰の水は下部タン
ク6に入り、循環ポンプ8を経て、連絡管9により再び
上部管寄せ7に戻される。
一方、フィルタ1の出口に設置された圧力スイングガス
分離装置の吸込管13により循環空気の一部が、ポンプ15
を通り吸着筒11に入り、水分,CO2,CO,N2を除去されて
出口弁20を経て三方弁21に向う。除去された上部物質
は、弁14,17を閉じ、弁16を開いて吸着筒11内の流路を
逆にして管19,排出弁18を経て、室外に排出する。な
お、清浄空気は、出口弁20,三方弁21を経て、排出管22
により、スクリーン5の入口部、即ち、上流に送入され
る。この空気はドライエヤであるためスクリーン5入口
の空気の相対湿度は低下し、水分が蒸発を促進し、室温
の降下を加速する。又、室内が充分に乾燥しており、か
つ、より乾燥させたい場合は三方弁21を操作し、出口管
23により空気を循環する。
暖房の必要がない場合は、循環ポンプ8を停止すること
によりスクリーン5への水は供給されなくなり、直ちに
冷房を停止できる。
冷房が必要とされる場合は第2図のごとくスクリーン5
の出口に電熱コイル24を設け、空気中に熱放射を行なう
ことにより加温する。なお、この電熱コイル24の放射熱
によりスクリーン5の水の蒸発は促進され冬季の低温下
においても室内は充分に加湿される。
更にスクリーン5への水供給は水道水から直接配管によ
り行なうことができる。この場合、第3図に示すごと
く、下部タンク6のレベルコントローラ27により給水入
口弁26をコントロールする。
尚、圧力スイングガス分離装置のポンプ15は通風出口ダ
クト中に設け、強制冷却する。因みに上記実施例を用い
た冷房の実際についてみると、仮りに室温を26℃に下げ
る場合、相対湿度100%下において絶対湿度は21.4g/k
g空気であるから1NM3/mmで空気を循環した場合、蒸発
する水分量は1時間では1NM3/mm×60mm×21.4g/kg×
1.28kg/NM3=1,642g/Hrとなる。蒸発潜熱を600Kcal/k
gとすれば1,642×600=986Kcal/Hrである。
この程度の熱量であれば10M2程度の室内は充分に冷房可
能である。
以上の通り、本実施例によれば、フィルタ1の下流で取
入れた空気をスクリーン5の上流に圧力スイングガス分
離装置を通して乾燥空気として、放出することができる
ため、スクリーン5の水の蒸発が盛んになって気化熱が
充分に奪われ、冷却効果の高い冷房装置を得ることがで
きる。又、圧力スイングガス分離装置を通して水分以外
にもCO,CO2,N2ガスを除去した空気を吐出するのできわ
めて衛生的な冷房装置が得られる。
〔考案の効果〕
本考案は上記のように構成されるので次の効果を有す
る。即ち、圧力スイングガス分離装置により空気の水分
を除去して、相対湿度を下げ、加湿スクリーンでの蒸発
可能量を増加することにより空気温度を下げることがで
きる。
吐出空気の相対湿度を下げたい場合は加湿スクリーンへ
の水供給を止めることにより達成できる。又、圧力スイ
ングガス分離装置により、除湿の他,CO,CO2,N2ガス濃
度の低い衛生的な雰囲気エアーを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の系統図、第2図は本考案の
別の実施例の部分図、第3図は本考案の更に別の実施例
の部分図である。 1……フィルタ,2……吸込ダクト, 3……送風ファン,4……出口ダクト, 5……スクリーン,6……下部タンク, 7……上部管寄せ,8……循環ポンプ, 9……連絡管,10……風向調節器, 11……吸着筒,13……吸込管, 14……弁,15……ポンプ, 16,17……弁,18……排出弁, 19……管,20……出口弁, 21……三方弁,22……排出管, 23……出口管,24……電熱コイル, 26……給水入口弁,27……レベルコントローラ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】エア・フィルタを経た空気を加湿スクリー
    ンを通過させて冷却する冷房装置において、上記エア・
    フィルタの後流より空気を取入れ少くとも上記加湿スク
    リーンの上流に放出可能に設けた流路と、同流路の中途
    に介装された圧力スイングガス分離装置とを具備してな
    ることを特徴とする空気浄化型冷房装置。
JP1988092492U 1988-07-14 1988-07-14 空気浄化型冷房装置 Expired - Lifetime JPH0612422Y2 (ja)

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JPH0216925U JPH0216925U (ja) 1990-02-02
JPH0612422Y2 true JPH0612422Y2 (ja) 1994-03-30

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JP4651417B2 (ja) * 2005-03-09 2011-03-16 株式会社テクノ菱和 水膜を備えた空気調和装置及び水膜への純水供給方法

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JPH0216925U (ja) 1990-02-02

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