JPH06121911A - 空気調和装置 - Google Patents
空気調和装置Info
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- JPH06121911A JPH06121911A JP4272706A JP27270692A JPH06121911A JP H06121911 A JPH06121911 A JP H06121911A JP 4272706 A JP4272706 A JP 4272706A JP 27270692 A JP27270692 A JP 27270692A JP H06121911 A JPH06121911 A JP H06121911A
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- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24F—AIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
- F24F3/00—Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems
- F24F3/12—Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling
- F24F3/14—Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling by humidification; by dehumidification
- F24F3/1411—Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling by humidification; by dehumidification by absorbing or adsorbing water, e.g. using an hygroscopic desiccant
- F24F3/1423—Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling by humidification; by dehumidification by absorbing or adsorbing water, e.g. using an hygroscopic desiccant with a moving bed of solid desiccants, e.g. a rotary wheel supporting solid desiccants
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- F24F—AIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
- F24F2203/00—Devices or apparatus used for air treatment
- F24F2203/10—Rotary wheel
- F24F2203/1004—Bearings or driving means
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- F24F2203/10—Rotary wheel
- F24F2203/1016—Rotary wheel combined with another type of cooling principle, e.g. compression cycle
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- F24F2203/1084—Rotary wheel comprising two flow rotor segments
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 冷却器に結露が生じないようにし、カビ等の
雑菌の発生を防止することのできる空気調和装置を提供
する。 【構成】 室内空気通風路１内の蒸発器３の空気流入側
に吸着材８を収容した吸着器７を設け、蒸発器３に送風
される空気中の水分を吸着材８に吸着させることによ
り、蒸発器３に送風される空気の絶対湿度を低下させ、
蒸発器３の結露を防止する。また、室内空気通風路１に
高温空気通風路２を付設し、吸着器７を各通風路１，２
内に略半分ずつ位置させるとともに、吸着器７の回転に
より、室内空気通風路１内に位置する部分と高温空気通
風路２内に位置する部分とを交互に移動させることによ
り、吸着材８の吸着及び再生が連続的に行われる。
雑菌の発生を防止することのできる空気調和装置を提供
する。 【構成】 室内空気通風路１内の蒸発器３の空気流入側
に吸着材８を収容した吸着器７を設け、蒸発器３に送風
される空気中の水分を吸着材８に吸着させることによ
り、蒸発器３に送風される空気の絶対湿度を低下させ、
蒸発器３の結露を防止する。また、室内空気通風路１に
高温空気通風路２を付設し、吸着器７を各通風路１，２
内に略半分ずつ位置させるとともに、吸着器７の回転に
より、室内空気通風路１内に位置する部分と高温空気通
風路２内に位置する部分とを交互に移動させることによ
り、吸着材８の吸着及び再生が連続的に行われる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば車両，船舶，住
棟等に設置される空気調和装置に関するものである。
棟等に設置される空気調和装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の空気調和装置としては、
空気圧縮式等の冷却装置を備えるとともに、冷却装置の
冷却器に室内の空気を通風することにより、室内を冷房
するようにしたものが知られている。
空気圧縮式等の冷却装置を備えるとともに、冷却装置の
冷却器に室内の空気を通風することにより、室内を冷房
するようにしたものが知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記空気調
和装置においては、冷却器に空気が通風する際、冷却器
の温度が空気の露点温度よりも低いと空気中の水分が冷
却器に結露し、ドレン水となる。このため、運転停止時
等において冷却器に水分が付着したままになっていると
冷却器にカビ等の雑菌が発生し、これが原因で運転開始
時等に室内に悪臭が吹出して室内の人員に不快感を与え
るという問題点があった。
和装置においては、冷却器に空気が通風する際、冷却器
の温度が空気の露点温度よりも低いと空気中の水分が冷
却器に結露し、ドレン水となる。このため、運転停止時
等において冷却器に水分が付着したままになっていると
冷却器にカビ等の雑菌が発生し、これが原因で運転開始
時等に室内に悪臭が吹出して室内の人員に不快感を与え
るという問題点があった。
【０００４】本発明は前記問題点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、冷却器に結露が生じ
ないようにし、カビ等の雑菌の発生を防止することので
きる空気調和装置を提供することにある。
であり、その目的とするところは、冷却器に結露が生じ
ないようにし、カビ等の雑菌の発生を防止することので
きる空気調和装置を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、請求項１の空気調和装置は、室内側の空気
を流通する室内空気通風路と、室内空気通風路内の空気
を冷却する冷却器と、高温空気を流通する高温空気通風
路と、一部を室内空気通風路内における冷却器の空気流
入側に、他の一部を高温空気通風路内にそれぞれ位置さ
せ、室内空気通風路内に位置する部分と高温空気通風路
内に位置する部分とを交互に移動させる通気性の吸着器
と、該吸着器内に収容され室内空気通風路内の空気に接
することにより該空気中の水分を吸着し、高温空気通風
路内の高温空気によって加熱されることにより吸着した
水分を放出する吸着材とを備えている。
するために、請求項１の空気調和装置は、室内側の空気
を流通する室内空気通風路と、室内空気通風路内の空気
を冷却する冷却器と、高温空気を流通する高温空気通風
路と、一部を室内空気通風路内における冷却器の空気流
入側に、他の一部を高温空気通風路内にそれぞれ位置さ
せ、室内空気通風路内に位置する部分と高温空気通風路
内に位置する部分とを交互に移動させる通気性の吸着器
と、該吸着器内に収容され室内空気通風路内の空気に接
することにより該空気中の水分を吸着し、高温空気通風
路内の高温空気によって加熱されることにより吸着した
水分を放出する吸着材とを備えている。
【０００６】また、請求項２の空気調和装置は、前記冷
却器の温度を検出する冷却温度検出器と、前記吸着器を
通過した空気の露点温度を検出する露点温度検出器とを
備え、冷却温度検出器の検出温度が露点温度検出器の検
出温度まで低下したとき冷却器の温度を上昇させるよう
構成している。
却器の温度を検出する冷却温度検出器と、前記吸着器を
通過した空気の露点温度を検出する露点温度検出器とを
備え、冷却温度検出器の検出温度が露点温度検出器の検
出温度まで低下したとき冷却器の温度を上昇させるよう
構成している。
【０００７】
【作用】請求項１の空気調和装置によれば、室内空気通
風路内に吸入された空気は吸着器を通過した後、冷却器
に送風される。その際、空気中の水分が吸着器の吸着材
に吸着されることから、冷却器に送風される空気の絶対
湿度が低下し、冷却器に結露が生ずることはない。ま
た、吸着器の室内空気通風路側に位置していた部分が高
温空気通風路内に移動することにより、水分を吸着した
吸着材が高温空気通風路内の空気によって加熱され、該
吸着材が水分を放出して再生される。
風路内に吸入された空気は吸着器を通過した後、冷却器
に送風される。その際、空気中の水分が吸着器の吸着材
に吸着されることから、冷却器に送風される空気の絶対
湿度が低下し、冷却器に結露が生ずることはない。ま
た、吸着器の室内空気通風路側に位置していた部分が高
温空気通風路内に移動することにより、水分を吸着した
吸着材が高温空気通風路内の空気によって加熱され、該
吸着材が水分を放出して再生される。
【０００８】また、請求項２の空気調和装置によれば、
請求項１の作用を有するとともに、冷却器の温度が吸着
器を通過した空気の露点温度まで低下したときには冷却
器の温度が上昇することから、冷却器の結露が確実に防
止される。
請求項１の作用を有するとともに、冷却器の温度が吸着
器を通過した空気の露点温度まで低下したときには冷却
器の温度が上昇することから、冷却器の結露が確実に防
止される。
【０００９】
【実施例】図１及び図２は本発明の第１の実施例を示す
もので、図１は本発明を車両用空気調和装置に適用した
例を示す概略構成図である。即ち、１は室内空気通風
路、２は高温空気通風路、３は冷却器をなす蒸発器、４
は圧縮機、５は凝縮器、６は熱交換器、７は吸着器、８
は吸着材である。
もので、図１は本発明を車両用空気調和装置に適用した
例を示す概略構成図である。即ち、１は室内空気通風
路、２は高温空気通風路、３は冷却器をなす蒸発器、４
は圧縮機、５は凝縮器、６は熱交換器、７は吸着器、８
は吸着材である。
【００１０】室内空気通風路１及び高温空気通風路２は
一体のダクト９によって形成され、各通風路１，２の間
は断熱壁１０によって仕切られている。室内空気通風路
１は、図示していないが両端を車両の室内に開口してお
り、内部に設けたシロッコファン１１によって室内空気
を一端から吸入し、他端から吹出すようになっている。
シロッコファン１１の下流側には吸着器７の一部が配置
され、吸着器７の下流側には蒸発器３が配置されてい
る。また、シロッコファン１１の上流側には断熱壁１０
を介して高温空気通風路２内に連通する外気導入口１２
が設けられ、室内空気通風路１側に設けたダンパ１３を
開くことにより、高温空気通風路２内の外気を室内空気
通風路１内に導入できるようになっている。一方、高温
空気通風路２は、図示していないが両端を車両の外部に
開口しており、その内部に設けた送風ファン１４によっ
て外気を一端から吸入し、他端から排出するようになっ
ている。送風ファン１４の下流側には凝縮器５が配置さ
れるとともに、凝縮器５の下流側には熱交換器６が配置
され、熱交換器６の下流側には吸着器７の他の一部が配
置されている。
一体のダクト９によって形成され、各通風路１，２の間
は断熱壁１０によって仕切られている。室内空気通風路
１は、図示していないが両端を車両の室内に開口してお
り、内部に設けたシロッコファン１１によって室内空気
を一端から吸入し、他端から吹出すようになっている。
シロッコファン１１の下流側には吸着器７の一部が配置
され、吸着器７の下流側には蒸発器３が配置されてい
る。また、シロッコファン１１の上流側には断熱壁１０
を介して高温空気通風路２内に連通する外気導入口１２
が設けられ、室内空気通風路１側に設けたダンパ１３を
開くことにより、高温空気通風路２内の外気を室内空気
通風路１内に導入できるようになっている。一方、高温
空気通風路２は、図示していないが両端を車両の外部に
開口しており、その内部に設けた送風ファン１４によっ
て外気を一端から吸入し、他端から排出するようになっ
ている。送風ファン１４の下流側には凝縮器５が配置さ
れるとともに、凝縮器５の下流側には熱交換器６が配置
され、熱交換器６の下流側には吸着器７の他の一部が配
置されている。
【００１１】圧縮機４は車両のエンジンＥによって回転
するようになっており、冷媒吸入側を蒸発器３に、冷媒
吐出側を凝縮器５及び膨張弁１５を介して蒸発器３にそ
れぞれ接続されている。即ち、圧縮機４の回転によって
蒸発器３に低温低圧の冷媒が流入し、蒸発器３に送風さ
れた空気が冷却されるようになっている。
するようになっており、冷媒吸入側を蒸発器３に、冷媒
吐出側を凝縮器５及び膨張弁１５を介して蒸発器３にそ
れぞれ接続されている。即ち、圧縮機４の回転によって
蒸発器３に低温低圧の冷媒が流入し、蒸発器３に送風さ
れた空気が冷却されるようになっている。
【００１２】熱交換器６にはエンジンＥの冷却水（高
温）がポンプ１６によって循環するようになっており、
その放熱によって熱交換器６に送風された空気が加熱さ
れるようになっている。
温）がポンプ１６によって循環するようになっており、
その放熱によって熱交換器６に送風された空気が加熱さ
れるようになっている。
【００１３】吸着器７は、図２に示すように円筒状に形
成され、その内部には吸着材８が収容されている。吸着
材８は空気中の水分を吸着する物質、例えばシリカゲル
等からなり、約７０℃以上に加熱することにより吸着し
た水分を放出するようになっている。また、吸着器７の
表面には多数の通気孔７ａが設けられ、各通風路１，２
内の空気が吸着器７内を通過できるようになっている。
吸着器７は断熱壁１０を貫通して各通風路１，２内にそ
の略半分ずつを位置させており、その円周と矩形のダク
ト９との隙間は仕切壁９ａによって閉塞されている。ま
た、吸着器７の中心軸７ｂにはモータ１７が連結され、
モータ１７によって吸着器７が回転することにより、室
内空気通風路１内に位置する部分と高温空気通風路２内
に位置する部分とが交互に移動するようになっている。
成され、その内部には吸着材８が収容されている。吸着
材８は空気中の水分を吸着する物質、例えばシリカゲル
等からなり、約７０℃以上に加熱することにより吸着し
た水分を放出するようになっている。また、吸着器７の
表面には多数の通気孔７ａが設けられ、各通風路１，２
内の空気が吸着器７内を通過できるようになっている。
吸着器７は断熱壁１０を貫通して各通風路１，２内にそ
の略半分ずつを位置させており、その円周と矩形のダク
ト９との隙間は仕切壁９ａによって閉塞されている。ま
た、吸着器７の中心軸７ｂにはモータ１７が連結され、
モータ１７によって吸着器７が回転することにより、室
内空気通風路１内に位置する部分と高温空気通風路２内
に位置する部分とが交互に移動するようになっている。
【００１４】以上の構成により、室内空気通風路１内に
吸入された空気は吸着器７を通過した後、蒸発器３に送
風され、蒸発器３によって冷却される。その際、吸着器
７に送風された空気中の水分が吸着材８に吸着されるこ
とから、蒸発器３に送風される空気の絶対湿度が低下
し、蒸発器３に結露が生ずることはない。また、吸着器
７の回転により、吸着器３の室内空気通風路１内に位置
していた部分が高温空気通風路２内に移動することか
ら、水分を吸着した吸着材８が高温空気通風路２内の高
温空気に接して加熱され、吸着材８が水分を放出して再
生される。
吸入された空気は吸着器７を通過した後、蒸発器３に送
風され、蒸発器３によって冷却される。その際、吸着器
７に送風された空気中の水分が吸着材８に吸着されるこ
とから、蒸発器３に送風される空気の絶対湿度が低下
し、蒸発器３に結露が生ずることはない。また、吸着器
７の回転により、吸着器３の室内空気通風路１内に位置
していた部分が高温空気通風路２内に移動することか
ら、水分を吸着した吸着材８が高温空気通風路２内の高
温空気に接して加熱され、吸着材８が水分を放出して再
生される。
【００１５】このように、本実施例の空気調和装置によ
れば、蒸発器３の空気流入側に吸着材８を収容した吸着
器７を設け、蒸発器３に送風される空気中の水分を吸着
材８に吸着させるようにしたので、蒸発器３に結露が生
ずることがなく、カビ等の雑菌の発生を確実に防止する
ことができる。また、室内空気通風路１に高温空気通風
路２を付設し、吸着器７を各通風路１，２内に略半分ず
つ位置させるとともに、室内空気通風路１内に位置する
部分と高温空気通風路２内に位置する部分とを交互に移
動させるよう構成したので、吸着材８の吸着及び再生を
連続的に行うことができ、実用化に際して極めて有利で
ある。
れば、蒸発器３の空気流入側に吸着材８を収容した吸着
器７を設け、蒸発器３に送風される空気中の水分を吸着
材８に吸着させるようにしたので、蒸発器３に結露が生
ずることがなく、カビ等の雑菌の発生を確実に防止する
ことができる。また、室内空気通風路１に高温空気通風
路２を付設し、吸着器７を各通風路１，２内に略半分ず
つ位置させるとともに、室内空気通風路１内に位置する
部分と高温空気通風路２内に位置する部分とを交互に移
動させるよう構成したので、吸着材８の吸着及び再生を
連続的に行うことができ、実用化に際して極めて有利で
ある。
【００１６】図３は本発明の第２の実施例を示すもの
で、前記第１の実施例と同等の構成部分には同一の符号
を付して示す。即ち、１は室内空気通風路、２は高温空
気通風路、３は蒸発器、４は圧縮機、５は凝縮器、６は
熱交換器、７は吸着器、８は吸着材である。
で、前記第１の実施例と同等の構成部分には同一の符号
を付して示す。即ち、１は室内空気通風路、２は高温空
気通風路、３は蒸発器、４は圧縮機、５は凝縮器、６は
熱交換器、７は吸着器、８は吸着材である。
【００１７】本実施例では、圧縮機４の冷媒吐出側と蒸
発器３の冷媒流入側とを接続するバイパス経路１８が設
けられ、バイパス経路１８にはこれを開閉する電磁弁１
９が設けられている。また、室内空気通風路１内には吸
着器７を通過した空気の露点温度を検出する露点温度セ
ンサ２０が設けられ、冷媒回路には蒸発器３の冷媒流入
側の冷媒温度を検出する冷媒温度センサ２１が設けられ
ている。即ち、冷媒温度センサ２１の検出温度が露点温
度センサ２０の検出温度まで低下すると、バイパス経路
１８の電磁弁１９が開くよう構成されている。尚、露点
温度センサ２０は露点温度検出器を、冷媒温度センサ２
１は冷却温度検出器をなす。
発器３の冷媒流入側とを接続するバイパス経路１８が設
けられ、バイパス経路１８にはこれを開閉する電磁弁１
９が設けられている。また、室内空気通風路１内には吸
着器７を通過した空気の露点温度を検出する露点温度セ
ンサ２０が設けられ、冷媒回路には蒸発器３の冷媒流入
側の冷媒温度を検出する冷媒温度センサ２１が設けられ
ている。即ち、冷媒温度センサ２１の検出温度が露点温
度センサ２０の検出温度まで低下すると、バイパス経路
１８の電磁弁１９が開くよう構成されている。尚、露点
温度センサ２０は露点温度検出器を、冷媒温度センサ２
１は冷却温度検出器をなす。
【００１８】ところで、室内空気通風路１内の空気は吸
着器７を通過することにより絶対湿度が大きく低下する
が、完全な乾燥空気ではないため、蒸発器３の温度が極
端に低いと蒸発器３に結露を生ずる。そこで、本実施例
では、冷媒温度センサ２１の検出温度が露点温度センサ
２０の検出温度まで低下した場合、バイパス経路１８の
電磁弁１９が開き、圧縮機４の冷媒吐出側の高温冷媒が
バイパス経路１８を通じて蒸発器３の冷媒流入側に流入
することから、蒸発器３に流入する冷媒の温度が上昇
し、蒸発器３の温度が露点温度センサ２０の検出温度よ
りも高く保持される。従って、蒸発器３の結露を確実に
防止することができる。
着器７を通過することにより絶対湿度が大きく低下する
が、完全な乾燥空気ではないため、蒸発器３の温度が極
端に低いと蒸発器３に結露を生ずる。そこで、本実施例
では、冷媒温度センサ２１の検出温度が露点温度センサ
２０の検出温度まで低下した場合、バイパス経路１８の
電磁弁１９が開き、圧縮機４の冷媒吐出側の高温冷媒が
バイパス経路１８を通じて蒸発器３の冷媒流入側に流入
することから、蒸発器３に流入する冷媒の温度が上昇
し、蒸発器３の温度が露点温度センサ２０の検出温度よ
りも高く保持される。従って、蒸発器３の結露を確実に
防止することができる。
【００１９】図４は本発明の第３の実施例を示すもの
で、前記第１及び第２実施例と同等の構成部分には同一
の符号を付して示す。即ち、１は室内空気通風路、２は
高温空気通風路、４は圧縮機、５は凝縮器、６は熱交換
器、７は吸着器、８は吸着材、２０は露点温度センサで
ある。
で、前記第１及び第２実施例と同等の構成部分には同一
の符号を付して示す。即ち、１は室内空気通風路、２は
高温空気通風路、４は圧縮機、５は凝縮器、６は熱交換
器、７は吸着器、８は吸着材、２０は露点温度センサで
ある。
【００２０】本実施例では、水，ブライン等の冷却水を
収容する冷却槽２２を備え、冷却槽２２内の冷却水をポ
ンプ２３によって室内空気通風路１内の空気熱交換器２
４に循環するようになっている。冷媒回路には冷却槽２
２内に配置された蒸発コイル２５が設けられ、圧縮機４
の回転によって蒸発コイル２５に低温冷媒を流入させる
ことにより、冷却槽２２内の冷却水を冷却するようにな
っている。また、空気熱交換器２４の冷却水流入側には
冷却水の温度を検出する冷却水温度センサ２６が設けら
れ、冷却水温度センサ２６の検出温度が露点温度センサ
２０の検出温度まで低下すると、圧縮機４の駆動が停止
するよう構成されている。尚、空気熱交換器２４は冷却
器を、冷却水温度センサ２６は冷却温度検出器をなす。
収容する冷却槽２２を備え、冷却槽２２内の冷却水をポ
ンプ２３によって室内空気通風路１内の空気熱交換器２
４に循環するようになっている。冷媒回路には冷却槽２
２内に配置された蒸発コイル２５が設けられ、圧縮機４
の回転によって蒸発コイル２５に低温冷媒を流入させる
ことにより、冷却槽２２内の冷却水を冷却するようにな
っている。また、空気熱交換器２４の冷却水流入側には
冷却水の温度を検出する冷却水温度センサ２６が設けら
れ、冷却水温度センサ２６の検出温度が露点温度センサ
２０の検出温度まで低下すると、圧縮機４の駆動が停止
するよう構成されている。尚、空気熱交換器２４は冷却
器を、冷却水温度センサ２６は冷却温度検出器をなす。
【００２１】即ち、冷却水温度センサ２６の検出温度が
露点温度センサ２０の検出温度まで低下した場合、圧縮
機４の駆動が停止することから、冷却槽２２内の冷却水
の温度が上昇し、空気熱交換器２４の温度が露点温度セ
ンサ２０の検出温度よりも高く保持される。従って、前
記第２の実施例と同様、空気熱交換器２４の結露を確実
に防止することができる。
露点温度センサ２０の検出温度まで低下した場合、圧縮
機４の駆動が停止することから、冷却槽２２内の冷却水
の温度が上昇し、空気熱交換器２４の温度が露点温度セ
ンサ２０の検出温度よりも高く保持される。従って、前
記第２の実施例と同様、空気熱交換器２４の結露を確実
に防止することができる。
【００２２】
【発明の効果】以上説明したように、請求項１の空気調
和装置によれば、冷却器に結露が生ずることがないの
で、カビ等の雑菌の発生を確実に防止することができ
る。また、吸着材の吸着及び再生を連続的に行うことが
できるので、実用化に際して極めて有利である。
和装置によれば、冷却器に結露が生ずることがないの
で、カビ等の雑菌の発生を確実に防止することができ
る。また、吸着材の吸着及び再生を連続的に行うことが
できるので、実用化に際して極めて有利である。
【００２３】また、請求項２の空気調和装置によれば、
請求項１の効果を達成し得るとともに、冷却器の結露を
より確実に防止することができる。
請求項１の効果を達成し得るとともに、冷却器の結露を
より確実に防止することができる。
【図１】本発明の第１の実施例を示す空気調和装置の概
略構成図
略構成図
【図２】図１のＡ−Ａ線方向矢視断面図
【図３】本発明の第２の実施例を示す空気調和装置の概
略構成図
略構成図
【図４】本発明の第３の実施例を示す空気調和装置の概
略構成図
略構成図
１…室内空気通風路、２…高温空気通風路、３…蒸発
器、７…吸着器、７ａ…通気孔、８…吸着材、２０…露
点温度センサ、２１…冷媒温度センサ、２４…空気熱交
換器、２６…冷却水温度センサ。
器、７…吸着器、７ａ…通気孔、８…吸着材、２０…露
点温度センサ、２１…冷媒温度センサ、２４…空気熱交
換器、２６…冷却水温度センサ。
Claims (2)
- 【請求項１】 室内側の空気を流通する室内空気通風路
と、 室内空気通風路内の空気を冷却する冷却器と、 高温空気を流通する高温空気通風路と、 一部を室内空気通風路内における冷却器の空気流入側
に、他の一部を高温空気通風路内にそれぞれ位置させ、
室内空気通風路内に位置する部分と高温空気通風路内に
位置する部分とを交互に移動させる通気性の吸着器と、 該吸着器内に収容され室内空気通風路内の空気に接する
ことにより該空気中の水分を吸着し、高温空気通風路内
の高温空気によって加熱されることにより吸着した水分
を放出する吸着材とを備えたことを特徴とする空気調和
装置。 - 【請求項２】 前記冷却器の温度を検出する冷却温度検
出器と、 前記吸着器を通過した空気の露点温度を検出する露点温
度検出器とを備え、 冷却温度検出器の検出温度が露点温度検出器の検出温度
まで低下したとき冷却器の温度を上昇させるよう構成し
たことを特徴とする請求項１記載の空気調和装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4272706A JPH06121911A (ja) | 1992-10-12 | 1992-10-12 | 空気調和装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4272706A JPH06121911A (ja) | 1992-10-12 | 1992-10-12 | 空気調和装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06121911A true JPH06121911A (ja) | 1994-05-06 |
Family
ID=17517655
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4272706A Pending JPH06121911A (ja) | 1992-10-12 | 1992-10-12 | 空気調和装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06121911A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008070060A (ja) * | 2006-09-14 | 2008-03-27 | Mayekawa Mfg Co Ltd | デシカント空調機の処理空気温度制御方法及び装置 |
| JP2009208001A (ja) * | 2008-03-04 | 2009-09-17 | Hitachi Plant Technologies Ltd | 除湿機、除湿機の制御方法、及び空調システム |
| JP2010253411A (ja) * | 2009-04-27 | 2010-11-11 | Panasonic Corp | 除湿装置 |
| CN103090479A (zh) * | 2011-11-01 | 2013-05-08 | 勤益科技大学 | 被动式窗型能量转换与换气装置 |
| CN103090480A (zh) * | 2011-11-01 | 2013-05-08 | 勤益科技大学 | 主动式窗型能量转换与换气装置 |
| CN103090481A (zh) * | 2011-11-01 | 2013-05-08 | 勤益科技大学 | 建筑物能量转换与换气装置 |
| CN103363796A (zh) * | 2012-04-10 | 2013-10-23 | 多乐空气处理设备（苏州）有限公司 | 半天然制冷及低温除湿方法及*** |
| JP2017020715A (ja) * | 2015-07-10 | 2017-01-26 | ダイダン株式会社 | 排熱利用型除湿システム |
-
1992
- 1992-10-12 JP JP4272706A patent/JPH06121911A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| CN103090479A (zh) * | 2011-11-01 | 2013-05-08 | 勤益科技大学 | 被动式窗型能量转换与换气装置 |
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| CN103090481A (zh) * | 2011-11-01 | 2013-05-08 | 勤益科技大学 | 建筑物能量转换与换气装置 |
| CN103363796A (zh) * | 2012-04-10 | 2013-10-23 | 多乐空气处理设备（苏州）有限公司 | 半天然制冷及低温除湿方法及*** |
| JP2017020715A (ja) * | 2015-07-10 | 2017-01-26 | ダイダン株式会社 | 排熱利用型除湿システム |
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