JPH06117116A - エアーカーテンによる建設工事の防風雨方法 - Google Patents
エアーカーテンによる建設工事の防風雨方法Info
- Publication number
- JPH06117116A JPH06117116A JP26730192A JP26730192A JPH06117116A JP H06117116 A JPH06117116 A JP H06117116A JP 26730192 A JP26730192 A JP 26730192A JP 26730192 A JP26730192 A JP 26730192A JP H06117116 A JPH06117116 A JP H06117116A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rain
- wind
- air curtain
- air
- construction work
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 建設工事において、作業場内へ風や雨が入る
のを防止する。 【構成】 横方向から風や雨Ａが入り込む部位ａにエア
ーカーテンＢを施す。
のを防止する。 【構成】 横方向から風や雨Ａが入り込む部位ａにエア
ーカーテンＢを施す。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、全天候型の建設工法、
建築工法などにおいて、横方向から侵入する雨や風を防
ぐ防風雨方法に関する。
建築工法などにおいて、横方向から侵入する雨や風を防
ぐ防風雨方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】建築工事においては、ビルを囲うように
シートを張ったり、また全天候型の建築工法において
は、仮設屋根と囲いによって防風雨している。
シートを張ったり、また全天候型の建築工法において
は、仮設屋根と囲いによって防風雨している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし従来の防風雨方
法には次の欠点があった。
法には次の欠点があった。
【０００４】ａ． シートや囲いがうける横風を支持す
るための構造上の補強が必要である。 ｂ． 全天候型の建築工法においては、囲いにより揚重
作業へ制限がでてくる。 ｃ． 囲いにより採光が不十分になり照明等設備がふえ
る。
るための構造上の補強が必要である。 ｂ． 全天候型の建築工法においては、囲いにより揚重
作業へ制限がでてくる。 ｃ． 囲いにより採光が不十分になり照明等設備がふえ
る。
【０００５】本発明は、従来の前記欠点を解決し、横方
向からの風や雨を防ぐことのできる建設、建築工事にお
ける防風雨方法を提供することを目的としてなされたも
のである。
向からの風や雨を防ぐことのできる建設、建築工事にお
ける防風雨方法を提供することを目的としてなされたも
のである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、建設、建築工事において、横方向から風
や雨が侵入する部位に上方から下方に向って流れるエア
ーカーテンを施す。
め、本発明は、建設、建築工事において、横方向から風
や雨が侵入する部位に上方から下方に向って流れるエア
ーカーテンを施す。
【０００７】本発明の実施に際しては、風や雨の量及び
向きを検出し、それに基づきエアーカーテンの風量及び
向きを制御し効率を高めるようにする。
向きを検出し、それに基づきエアーカーテンの風量及び
向きを制御し効率を高めるようにする。
【０００８】
【作用】横や斜め上、下方から吹いてくる風や雨を上方
から下方に向って流れるエアーカーテンによって下方に
向きを変えることにより、作業場内に侵入する風や雨を
断ち、又は工事に影響のない程度まで減少させる。
から下方に向って流れるエアーカーテンによって下方に
向きを変えることにより、作業場内に侵入する風や雨を
断ち、又は工事に影響のない程度まで減少させる。
【０００９】
【実施例】図１及び図２は、横方向からの風や雨が作業
場に侵入するのをエアーカーテンにより防ぐ原理を示
す。図１は矢印Ａで示す雨や風が作業場である防風、防
雨エリアａに真横から吹き込む例であり、また図２は斜
め上方から吹き込む例であり、いずれの場合も、架構ｂ
に設けたエアーカーテンシャフトｃから吹き出る矢印Ｂ
で示す上方から下方に向って流れるエアーカーテンによ
り、雨や風Ａは矢印Ｃで示すように下方に向きを変えら
れ、防風、防雨エリアａに侵入する風や雨を断ち、又は
工事に影響のない程度まで減少せさる。
場に侵入するのをエアーカーテンにより防ぐ原理を示
す。図１は矢印Ａで示す雨や風が作業場である防風、防
雨エリアａに真横から吹き込む例であり、また図２は斜
め上方から吹き込む例であり、いずれの場合も、架構ｂ
に設けたエアーカーテンシャフトｃから吹き出る矢印Ｂ
で示す上方から下方に向って流れるエアーカーテンによ
り、雨や風Ａは矢印Ｃで示すように下方に向きを変えら
れ、防風、防雨エリアａに侵入する風や雨を断ち、又は
工事に影響のない程度まで減少せさる。
【００１０】図３から図８は、全天候型建築工法におい
て、周りの囲いの代りにエアーカーテンによって防風、
雨する例である。
て、周りの囲いの代りにエアーカーテンによって防風、
雨する例である。
【００１１】架構支持マット２で支持された架構１に
は、エアーポンプ又はファン３が設けられている。図３
および図４の例ではエアーカーテンシャフト４Ａが架構
１１に沿って設けられている。また、図５および図６の
例では複数本のエアーカーテンシャフト４Ｂが架構１か
ら下方に向けて設けられている。また図７および図８の
例ではステー５に支持されて複数本のエアーカーテンシ
ャフト４ｃが設けられている。
は、エアーポンプ又はファン３が設けられている。図３
および図４の例ではエアーカーテンシャフト４Ａが架構
１１に沿って設けられている。また、図５および図６の
例では複数本のエアーカーテンシャフト４Ｂが架構１か
ら下方に向けて設けられている。また図７および図８の
例ではステー５に支持されて複数本のエアーカーテンシ
ャフト４ｃが設けられている。
【００１２】図５および図６ないし図７および図８の例
では、エアーカーテンを四方に囲いつくすように発生さ
せることにより防風雨する。また、図３、図４の例で
は、エアーカーテンで雨や風の向きを変える作用を利用
することによってある程度の防風雨効果を発生させる。
では、エアーカーテンを四方に囲いつくすように発生さ
せることにより防風雨する。また、図３、図４の例で
は、エアーカーテンで雨や風の向きを変える作用を利用
することによってある程度の防風雨効果を発生させる。
【００１３】図９は雨量や風向きによってエアーカーテ
ンの風量や向きを変える例を示す。雨センサ、風センサ
６により雨量及び風向きを検出し、センサ６からの検出
信号を制御盤７に入力して演算器により風量及び向きを
演算し、制御盤７からの制御信号によりエアーポンプ若
しくはファン３をオン・オフしたりエアーカーテンシャ
フト４を回動したりして、エアーカーテンの風量及び向
きを制御する。これにより効率的な防風、防雨効果が得
られる。
ンの風量や向きを変える例を示す。雨センサ、風センサ
６により雨量及び風向きを検出し、センサ６からの検出
信号を制御盤７に入力して演算器により風量及び向きを
演算し、制御盤７からの制御信号によりエアーポンプ若
しくはファン３をオン・オフしたりエアーカーテンシャ
フト４を回動したりして、エアーカーテンの風量及び向
きを制御する。これにより効率的な防風、防雨効果が得
られる。
【００１４】
【発明の効果】本発明によれば、風や雨が作業場に入り
込むのが防止されるので、作業場環境をよくすることが
できる。その際、シートや囲いによらないので、それ等
が受ける横風を支持するための構造上の補強を必要とし
ない。また囲いにより揚重作業へ制限がでてくる不都合
は解消される。さらに囲いにより採光が不十分になり照
明等の設備がふえることもない。
込むのが防止されるので、作業場環境をよくすることが
できる。その際、シートや囲いによらないので、それ等
が受ける横風を支持するための構造上の補強を必要とし
ない。また囲いにより揚重作業へ制限がでてくる不都合
は解消される。さらに囲いにより採光が不十分になり照
明等の設備がふえることもない。
【図１】エアーカーテンによる防風、防雨原理を示す説
明図。
明図。
【図２】エアーカーテンによる防風、防雨原理を示す説
明図。
明図。
【図３】本発明の第１実施例の正面図。
【図４】図３の側面図。
【図５】本発明の第２実施例の正面図。
【図６】図５の側面図。
【図７】本発明の第３実施例の正面図。
【図８】図７の側面図。
【図９】本発明のさらに別の実施例を示すブロック図。
１・・・架構 ２・・・架構支持マスト ３・・・エアーポンプ ４・・・エアーカーテンシャフト
Claims (2)
- 【請求項１】 建設、建築工事において、横方向から風
や雨が侵入する部位に上方から下方に向って流れるエア
ーカーテンを施し、そのエアーカーテンにより横方向か
らの風や雨の侵入を防ぐことを特徴とするエアーカーテ
ンによる建設工事の防風雨方法。 - 【請求項２】 風や雨の量及び向きを検出し、それに基
づきエアーカーテンの風量及び向きを制御することを特
徴とする請求項１記載のエアーカーテンによる建設工事
の防風雨方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26730192A JPH06117116A (ja) | 1992-10-06 | 1992-10-06 | エアーカーテンによる建設工事の防風雨方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26730192A JPH06117116A (ja) | 1992-10-06 | 1992-10-06 | エアーカーテンによる建設工事の防風雨方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06117116A true JPH06117116A (ja) | 1994-04-26 |
Family
ID=17442930
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26730192A Pending JPH06117116A (ja) | 1992-10-06 | 1992-10-06 | エアーカーテンによる建設工事の防風雨方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06117116A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101422762B1 (ko) * | 2012-09-28 | 2014-07-24 | 삼성중공업 주식회사 | 차량의 에어커튼 시스템 및 방법 |
| JP2015156538A (ja) * | 2014-02-19 | 2015-08-27 | 富士通株式会社 | 送風制御プログラム、送風制御方法、送風制御装置および監視カメラシステム |
-
1992
- 1992-10-06 JP JP26730192A patent/JPH06117116A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101422762B1 (ko) * | 2012-09-28 | 2014-07-24 | 삼성중공업 주식회사 | 차량의 에어커튼 시스템 및 방법 |
| JP2015156538A (ja) * | 2014-02-19 | 2015-08-27 | 富士通株式会社 | 送風制御プログラム、送風制御方法、送風制御装置および監視カメラシステム |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6129628A (en) | Roof vent | |
| US20100330898A1 (en) | Roof ventilation system | |
| KR102260055B1 (ko) | 배수 기능이 구비된 천장 일체형 태양광 발전 지붕 구조 | |
| JPH06117116A (ja) | エアーカーテンによる建設工事の防風雨方法 | |
| JPH05195515A (ja) | ヘリポート | |
| CN105421642B (zh) | 一种错位式通风散热气楼屋顶 | |
| JP2016133282A (ja) | ルーフベンチレータ | |
| JPH04222737A (ja) | 騒音防止用建屋の屋根を形成するための構造要素 | |
| WO1994028269A1 (en) | Venting apparatus | |
| AU673749B2 (en) | Venting apparatus | |
| JPH0421955Y2 (ja) | ||
| KR20230167548A (ko) | 차양 면적 조절이 가능한 캐노피 장치 | |
| JPH0694724B2 (ja) | 作業足場 | |
| JP5065751B2 (ja) | 小屋裏の換気構造 | |
| JP3108753B2 (ja) | 日射遮蔽構造 | |
| CN2144270Y (zh) | 一种三元流屋顶通风器 | |
| KR20220081634A (ko) | 빗물 유입 방지 기능을 갖는 방충망 장치 | |
| KR200262067Y1 (ko) | 이동식 차양 | |
| US2553123A (en) | Metal awning | |
| KR20240117343A (ko) | 빌딩풍 저감을 위한 이동식 방풍 펜스 | |
| JPH04202935A (ja) | 屋根の軒先換気構造 | |
| JP2022033965A (ja) | 太陽電池アレイの支持構造 | |
| JPH1122205A (ja) | 降雨遮蔽装置 | |
| JP4447064B2 (ja) | 庇 | |
| JPH0640277Y2 (ja) | 構造物壁面の養生装置 |