JPH06114804A - 携帯用丸鋸 - Google Patents

携帯用丸鋸

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JPH06114804A
JPH06114804A JP4289575A JP28957592A JPH06114804A JP H06114804 A JPH06114804 A JP H06114804A JP 4289575 A JP4289575 A JP 4289575A JP 28957592 A JP28957592 A JP 28957592A JP H06114804 A JPH06114804 A JP H06114804A
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JP
Japan
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handle
motor
circular saw
motor housing
blade
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JP4289575A
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English (en)
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Inventor
Nobumasa Nomura
信正 野村
Katsumi Okochi
克己 大河内
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Makita Corp
Original Assignee
Makita Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 携帯用丸鋸のハンドルの向きを作業条件に合
わせて変向して作業する。 【構成】 モータ9が内部に収納されたモータハウジン
グ8にハンドル固定ねじ24によって解放可能にハンド
ル20を締結する。ハンドル固定ねじ24の取付け部2
0bには、モータ9のモータ軸9aの軸心を中心として
円弧状に調整孔23を貫設し、モータ軸9aの回りへの
ハンドル20の回動変位を可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は木材の切削加工や溝切
り加工などに適用される携帯用丸鋸に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術としては例えば特公昭46−
7156号公報、特開昭59−167202号公報等が
ある。特公昭46−7156号公報には鋸刃を安全カバ
ーとともに回動させて切削深度を調整する機構を有する
丸鋸が開示され、また特開昭59−167202号公報
にはベースと取手とに対して鋸刃を備えた本体ケースを
回動自在に連結し、切り込み深さの調整に際し、取手が
本体ケースとともに動くことがないようにした丸鋸が開
示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ハンドルが定位置に固
定された従来の上記丸鋸ではハンドルの向きを作業位置
(高さ)や作業者の姿勢や身長等の作業条件に合わせて
作業者の使い勝手が良い向きに変えることができないの
で、作業条件によってはハンドルの使い勝手が悪くなっ
てハンドルの握り方が不自然となる問題点がある。例え
ば、図9に示すように丸鋸mを低い位置に設置して中腰
の低い姿勢で床上のワークwを切削する場合にはハンド
ルhを握った手の手首tが折れ曲がった状態で作業する
必要があるので、作業性が非常に悪くなって適確な切削
作業が困難となり、丸鋸mを切断方向へ押送する力をハ
ンドルhに対して充分に加えにくい問題点がある。本発
明の課題はハンドルの向きを作業条件に合わせて使い勝
手が良い向きに変えることができる携帯用丸鋸を提供す
ることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、鋸刃を回転駆
動するモータが内部に収納されたモータハウジングと、
このモータハウジングに前記鋸刃を覆った状態で結合さ
れたブレードケースと、前記モータを起動、停止させる
スイッチが取付けられたハンドルとを備えた丸鋸であっ
て、前記モータハウジングには前記ハンドルを前記モー
タのモータ軸の回りへの回動変位可能に固定した構成を
有する。
【0005】
【作用】モータが収納されたモータハウジングに固定さ
れるハンドルを前記モータのモータ軸の回りに回動変位
させ、ハンドルの向きを作業条件に合わせて調整してモ
ータハウジングに固定する。
【0006】
【発明の効果】本発明は前記したように構成してあるの
で、ハンドルを作業位置や作業者の姿勢等の作業条件に
合わせて回動変位させてハンドルの向きを作業者の使い
勝手が最も良い向きに変向することができる。従って、
ハンドルを握る手の形態を常に自然な形態にして作業を
行うことができ、作業条件が異なっても、携帯用丸鋸を
切断方向へ押送する力をハンドルに対して常に効果的に
加えて切断作業を正確化および能率化することができ
る。
【0007】
【実施例】次に、本発明の第1実施例を図1〜図5にし
たがって説明する。携帯用丸鋸Mにおいて、ほぼ長方形
板状のベース1には長孔状の刃口1aが開設されるとと
もに、ベース1の前端部にはこの前端部上に設置された
支軸4によって上下方向への傾動可能に支持されたブレ
ードケース3の前端部が連結されている。
【0008】ブレードケース3の前端部付近には側方へ
横出されたグリップ5が取付けられるとともに、ブレー
ドケース3の外端部には円筒状のギヤハウジング6が突
合わせ状に結合されている。
【0009】ギヤハウジング6の外方には円筒状の胴部
8aと、この胴部8aの外端に連接された蓋板8bとを
有するモータハウジング8が同心状で突合わせ状に設置
されている。
【0010】モータハウジング8の胴部8aの内端下部
には前後1対の下突片8cが突設され、この両下突片8
cにはモータハウジング8をギヤハウジング6に締結す
るねじ7がそれぞれ貫挿されている。
【0011】モータハウジング8の胴部8aの内端上部
には前後1対の上突片8dが突設され、前後の上突片8
dにはモータハウジング8の中心を円弧中心とする円弧
上に配設された通し孔8eおよびねじ孔8fが形成され
ている。
【0012】モータハウジング8内にはこのモータハウ
ジング8と同心状に設置されたモータ軸9aを有するモ
ータ9が横向き状に収納され、モータ軸9aにはピニオ
ン10が形成されている。
【0013】モータ9のモータ軸9aの下方には1対の
ベアリング12によって回転可能に支持された鋸刃軸1
1がモータ軸9aと並行に設置され、この鋸刃軸11の
基端付近にはピニオン10と噛合った伝動ギヤ13が固
定されている。
【0014】鋸刃軸11の先端にはこの先端に締結され
た内外1対の挟止部材15を介して円板状の鋸刃16が
ブレードケース3によってほぼ上半分が覆われた状態で
共転可能に固定されている。
【0015】ベース1の後部上に前上り姿勢で立設され
た固定部材17には支軸4を中心として円弧状に湾曲さ
れた長孔状のガイド孔17aが貫設され、このガイド孔
17a内にはブレードケース3に貫挿されたねじ18が
挿通されている。
【0016】ブレードケース3を任意の傾動位置へ傾動
させた状態で固定する締結レバ19はその基端部がねじ
18に螺嵌された状態で後方へ延出されている。
【0017】締結レバ19を上方へ傾動して螺退させた
状態でブレードケース3を支軸4を支点として上下方向
へ傾動調整すると、ベース1の下面から突出した鋸刃1
6の突出量を調整して鋸刃16による切削深さを調整す
ることができ、調整後締結レバ19を下方へ傾動してブ
レードケース3を所望の傾動位置で締結レバ19によっ
て固定部材17に締結することができる。
【0018】モータハウジング8に固定されてモータハ
ウジンング8のほぼ半径方向へ突出されたハンドル20
はハンドル本体21とハンドルカバー22とがビスによ
って突合わせ状に結合されて中空状に形成されている。
ハンドル20には側面形状がほぼC形状で作業者によっ
て握持される握り部20aが形成されるとともに、握り
部20aの内端にはハンドル本体21の内端部によって
形成されて側面形状が円弧状に湾曲された取付け部20
bが連接され、この取付け部20bにはモータ9のモー
タ軸9aの軸心を中心として約180°の範囲にわたっ
て円弧状に湾曲された長孔状の調整孔23が貫設されて
いる。
【0019】ハンドル20はハンドル本体20の調整孔
23およびモータハウジング8の上突片8dの通し孔8
eに貫挿されたギヤハウジング6のねじ孔6aに螺嵌さ
れた前側のハンドル固定ねじ24と、調整孔23に貫挿
されてモータハウジング8のねじ孔8fに螺嵌された後
側のハンドル固定ねじ24とによってモータハウジング
8およびギヤハウジング6に締結され、ハンドル20は
モータハウジング8にモータ9のモータ軸9aの回りへ
の回動変位可能で解放可能に固定されている。両ハンド
ル固定ねじ24を緩めると、ハンドル20をモータ軸8
aの回りに回動変位させてベース1に対するハンドル2
0の角度を握り易い角度に変更することができる。
【0020】ハンドル20の握り部20aの中央部付近
にはハンドル20を握った手によって操作されてモータ
9を起動、停止させるスイッチ25が取付けられてい
る。
【0021】続いて、上記した構成をもつ実施例の作用
と効果を説明する。本例ではモータ9が内部に収納され
たモータハウジング8にハンドル固定ねじ24によって
解放可能に締結されたハンドル20の取付け部20bに
はモータ9のモータ軸9aの軸心を中心として円弧状に
湾曲されてハンドル固定ねじ24が貫挿された調整孔2
3を貫設し、モータ軸9aの回りへのハンドル20の回
動変位を可能にしてある。
【0022】このため、ハンドル20を作業位置や作業
者の姿勢等の作業条件に合わせて回動変位させてハンド
ル20の向きを作業者の使い勝手が最も良い向きに変向
することができる。従って、ハンドル20を握る手の形
態を常に自然な形態にして作業を行うことができ、作業
条件が異なっても、携帯用丸鋸Mを切断方向へ押送する
力をハンドル20に対して常に効果的に加えて切断作業
を正確化および能率化することができる。また、切削深
さの調整によってベース1とモータハウジング8との相
対位置が変化し、ベース1に対するハンドル20の角度
が変化した場合でも、ハンドル20の向きを修正するこ
とができる。
【0023】なお、ハンドル20を固定する手段として
はねじに代えてレバーによる固定手段を採用してもよ
い。
【0024】次に、図6、図7に示す本発明の第2実施
例について説明すると、本例ではハンドル20Aの取付
け部20bAには調整孔23に連通されて調整孔23の
長手方向へ円弧状に配列された多数個の位置決め孔26
が凹設され、一方、モータハウジング8Aの前側の上突
片8dAにはその通し孔8eAの上側に隣設され、位置
決め孔26のうちの1つに選択的に係合してハンドル2
0Aの向きを不連続的に変向するストッパ27が突設さ
れている外は第1実施例と同様に構成されている。
【0025】本例ではハンドル固定ねじ24を緩めてス
トッパ27を位置決め孔26内から脱出させ、ストッパ
27をハンドル20Aの向きが最適となる位置の位置決
め孔26に係合させてハンドル固定ねじ24を締結する
と、ハンドル20Aの向きが固定される。
【0026】従って、本例ではハンドル20Aをハンド
ル固定ねじ24およびストッパ27によって二重に固定
することができるので、作業中ハンドル20Aが不用意
に回動変位したり、位置ずれする不具合を解消すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す携帯用丸鋸の側面図
である。
【図2】同じく、携帯用丸鋸の一部破断正面図である。
【図3】図1のX1−X1線拡大断面図である。
【図4】図1のX2−X2線拡大断面図である。
【図5】ハンドルを前方へ回動変位させた状態を示す携
帯用丸鋸の側面図である。
【図6】ブレードケースを上方へ傾動させてハンドルを
後方へ回動変位させた状態を示す携帯用丸鋸の側面図で
ある。
【図7】本発明の第2実施例を示す要部の平面図であ
る。
【図8】図6のX2−X2線拡大断面図である。
【図9】丸鋸の使用状態を例示する説明図である。
【符号の説明】 1 ベース 3 ブレードケース 8 モータハウジング 9 モータ 9a モータ軸 16 鋸刃 20 ハンドル 25 スイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鋸刃を回転駆動するモータが内部に収納
    されたモータハウジングと、このモータハウジングに前
    記鋸刃を覆った状態で結合されたブレードケースと、前
    記モータを起動、停止させるスイッチが取付けられたハ
    ンドルとを備えた丸鋸であって、前記モータハウジング
    には前記ハンドルを前記モータのモータ軸の回りへの回
    動変位可能に固定したことを特徴とする携帯用丸鋸。
JP28957592A 1992-10-02 1992-10-02 携帯用丸鋸 Expired - Lifetime JP3382980B2 (ja)

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