JPH06113823A - 生菌数検出用培地及び検出方法 - Google Patents

生菌数検出用培地及び検出方法

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JPH06113823A
JPH06113823A JP3238440A JP23844091A JPH06113823A JP H06113823 A JPH06113823 A JP H06113823A JP 3238440 A JP3238440 A JP 3238440A JP 23844091 A JP23844091 A JP 23844091A JP H06113823 A JPH06113823 A JP H06113823A
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JP
Japan
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medium
bacillus
heat
bacillus coagulans
spores
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JP3238440A
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Hiranori Nakajiyou
均紀 中條
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HORINOUCHI KANZUME CO Ltd
HORINOUCHI KANZUME KK
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HORINOUCHI KANZUME CO Ltd
HORINOUCHI KANZUME KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】耐熱性バチルス コアギュランス胞子菌の選択
計数法を求める。 【構成】フィトンを含みpH 4からpH 5好ましくはpH4.6
に調整されたm-TAA 培地に、試料液を沸騰水中で30分間
加熱処理し、混釈平板培地で培養し、形成集落数を測定
する。 【効果】フィトンを含みm-TAA 培地をpH 4からpH 5好ま
しくはpH4.6 に調整し、試料液を沸騰水中で30分間加熱
処理し、混釈平板培地を用い55℃、 5日間培養すること
により、耐熱性バチルス コアギュランス胞子菌の形成
集落を測定でき、加工食品原材料中の耐熱性バチルス
コアギュランス胞子菌による汚染を正確に把握すること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は生菌数検出用培地及び検
出方法に関するものである。さらに詳しくは密封包装詰
食品製造における有害菌検出用培地及び検出方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】バチルス コアギュランス(Bacillus c
oagulans)は、通性高温性有胞子細菌でガスを産生せず
にpHを低下させることから密封包装詰食品のフラットサ
ワー型変敗の原因菌として知られている。変敗した低酸
性食品から分離されるバチルスコアギュランスのなかに
は、D110C値(110 ℃における最小加熱致死時間)92分
にも達する、異常に強い耐熱性を持つ胞子を形成するも
のがあるため、低酸性密封包装詰食品の殺菌条件を決定
するための重要な指標菌の一つとなっている。また、砂
糖、小麦粉、澱粉、香辛料などの粉末加工原材料から検
出される本種の胞子も同様に強い耐熱性を有することが
知られている。
【0003】これらの菌により原料および機械装置・器
具が汚染されれば、従来行われているボツリヌス菌を対
象とする 120℃ 4分程度の加熱殺菌処理を施している製
品は、殺菌不足となる可能性がある。しかし、耐熱性バ
チルス コアギュランス胞子菌を殺滅し得る殺菌加熱条
件を設定すると、食品の官能的品質が著しく損なわれ、
食用には耐えなくなる。このようなことから、密封包装
詰食品製造において前記の原料等の細菌学的な検査を行
い、十分に管理する必要があった。
【0004】従来は、バクトトリプトン10g、ブドウ糖
5g、寒天15g、ブロムクレゾールパープル(B.C.P.)
0.04gを水1,000mlに加熱溶解後、pH7.5 に調整し、1
21℃、15分高圧滅菌した、このデキストロース・トリプ
トン寒天培地(以下 DTA培地という)に試料(原材料)
を接種し、55℃で3日間培養した後にフラットサワー型
変敗菌の集落の特徴を識別して測定していた。
【0005】また、プロテオースペプトン10g、酵母エ
キス 5g、ブドウ糖 5g、リン酸二カリウム 4gを 500
mlの水に溶解し、pH 5.0に調整した。別に寒天20gを
水 500mlに加熱溶解した。それぞれ121 ℃、15分高圧
滅菌した。使用時に両者を混合したサーモアシッドラン
ス寒天培地(以下 TAA培地という)に試料(原材料)を
接種し、55℃で3日間培養した後に形成集落数を計算す
ることによりフラットサワー型変敗菌を測定していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来行
われていた検査方法には次のような問題点があった。
【0007】DTA培地では、バチルス コアギュランス
の他にバチルス ステアロサーモフィラス(Bacillus s
tearothrmophilus),バチルス リッチニフォーミス
(Bac-illus licheniformis ),バチルス ズブチリス
(Bacillus subtilis )などのバチルス属の他種の類似
の集落が形成されるため、正確な測定が困難である。
【0008】また TAA培地は、 DTA培地に比べバチルス
コアギュランスの出現率はよいが、 DTA培地と同様に
一部のバチルス属の他種の類似の集落が形成されるた
め、正確な測定が困難であった。さらに TAA培地に含ま
れるプロテオースペプトンは培地を若干白濁させるため
形成集落測定する際に見づらい欠点があった。
【0009】そこで、本発明は、フラットサワー型変敗
の原因菌である耐熱性バチルス コアギュランス胞子菌
を選択的に生育させ、正確に判定することができる耐熱
性バチルス コアギュランス胞子菌検出用培地及び検出
方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、pH 4からpH 5
に調整したフィトンペプトンを含んだものであることを
特徴とする生菌数検出用培地を提供するものである。
【0011】また、本発明は、フィトンペプトンを調整
した培地で被検試料を50〜60℃、 4〜 6日間培養し、形
成集落数を計算することにより生菌数を検出することを
特徴とする生菌数検出方法を提供するものである。
【0012】
【実施例】本発明者はフラットサワー型変敗菌の一種で
ある耐熱性バチルス コアギュランス胞子菌の検出用培
地及び検出方法として、使用されている DTA培地混釈平
板培養法と TAA培地混釈平板培養法が広く利用されてい
る点に着目し、これらの培地及び方法を改良すれば耐熱
性バチルス コアギュランス胞子菌を選択的に測定し得
るのではないかと考え、鋭意研究の結果、耐熱性バチル
ス コアギュランス胞子菌と同じバチルス属に属する他
の種の特性を培養温度、pH値、組成成分、胞子液の加熱
処理について試験を行い、本発明を完成するに至った。
【0013】試験例では、耐熱性バチルス コアギュラ
ンス胞子菌を選択的に測定するという観点から、後述す
る菌株、培地、方法を用いた。
【0014】バチルス ステアロサーモフィラス(B.st
earothrmophilus )ATCC 12980、バチルス コアギュラ
ンス(B.coagulans )IAM 1115,1212 および1241、バチ
ルスサーキュランス(B.circulans )ATCC 451B 、バチ
ルス リッチニフォーミス(B.licheniformis )、バチ
ルス ズブチリス(B.subtilis)IAM 1026、バチルス
セレウス(B.cereus) ATCC 14579 、バチルス マセラ
ンス(B.macerans)IAM 1227 、バチルス ブレビス
(B.brevis)およびバチルス プミルス(B.p-umilus)
を用い、バチルス ステアロサーモフィラスおよびバチ
ルス コアギュランスは55℃、他は45℃でブドウ糖ブイ
ヨン培地中で24時間培養し、培養液1滴をマンガン加普
通寒天培地(普通寒天培地(栄研科学(株)製)に硫酸
マンガン50mg/lを加えたもの)に滴下し、滅菌コン
ラージ氏棒で塗抹した。これを前記温度で 2〜 5日間培
養し、顕微鏡観察により胞子の形成を確認した後、得ら
れた菌体を滅菌0.1 %ペプトン水で懸濁した。懸濁液は
使用時に、胞子数約105 /mlになるように、滅菌0.1
%ペプトン水で希釈した後、栄養細胞を殺滅し、胞子を
活性化させるため、沸騰水中で加熱した。胞子数の測定
は、混釈平板培養法により測定した。平板は前記温度で
5日間培養した。 1希釈段階に平板 2枚を供し、形成集
落数(以下 CFUという)の平均値に基づき胞子数を求め
た。
【0015】試験例1 再生用培地のpHおよび培養温度
がバチルス属細菌の CFUに及ぼす影響について検討し
た。沸騰水中で数分間の加熱に耐え、かつ50℃以上の高
温で発育し得るバチルス属細菌にはバチルス コアギュ
ランスのほか、バチルス ステアロサーモフィラス,バ
チルス サーキュランス,バチルス リッチニフォーミ
ス,バチルス ズブチリスがある。バチルス コアギュ
ランスには高温かつ低いpHの環境下で発育し得る特徴が
あるので、培地のpHを低下させ、高温で培養すれば、本
種のみを選択的に発育させることができると予測され
た。そこで、培地のpHと培養温度を変えて、それぞれの
種の胞子数を測定し、差異を調べた。培地はTAA培地と
比較対照のためDTA 培地を用い、pH値についてはDTA 培
地はpH7.0 にTAA培地はpH5.0 , 4.8, 4.6および 4.5に
調整し、培養温度を50,55 および60℃とした。
【0016】結果を表1に示す。
【0017】
【表1】
【0018】表から明らかなように、DTA 培地では、培
養温度50℃および55℃で、すべての供試種が十分の再生
を示したが、60℃では、バチルス サーキュランス,バ
チルス リッチニフォーミスおよびバチルス ズブチリ
スが再生せず、バチルス コアギュランスとバチルス
ステアロサーモフィラスのみが十分な再生をした。バチ
ルス コアギュランスは50℃,55℃および60℃のいずれ
においても再生したが、形成した集落数は、より低温で
多かった。 TAA培地では、pHが低くなるにしたがいバチ
ルス コアギュランス以外の種の再生が阻害され、pH
4.6ではまったく再生できなかった。しかし、このpH値
ではバチルス コアギュランスの再生も阻害され供試 3
株中の 2株では、 CFUが著しく減少した。この結果から
培養温度は55℃、培地はpH 4.6が有効であると認められ
た。
【0019】試験例2 前記試験例の結果より培養温度
は55℃、培地はpH 4.6にすればバチルス コアギュラン
スのみを選択的に検出できる。しかし、バチルス コア
ギュランスの検出率が低いため、検出率を高めるために
再生用培地の組成成分の影響について検討した。 TAA培
地には、プロテオースペプトン( 5g/l)が添加され
ているが、これをバクトペプトン、ソイトン、トリプチ
ケース、トリプトンまたはフィトンに置き換えバチルス
コアギュランス胞子の CFUを比較した。結果を表2に
示す。
【0020】
【表2】
【0021】表から明らかなように、フィトン(10g/
l)が最も勝れ、プロテオースペプトンの10〜 100倍の
CFUを得た。
【0022】その他の成分についても比較したところ、
ブドウ糖( 5g/l)の代わりにデキストリン( 5g/
l)を加えると、CFU が増加することがわかった。
【0023】これら組成分を変えた培地(pH 4.6)で
は、バチルス ステアロサーモフィラス,バチルス サ
ーキュランス,バチルス リッチニフォーミスおよびバ
チルスズブチリスは集落を形成しなかった。
【0024】この結果からプロテオースペプトンの代わ
りにフィトンに変更し、更にブドウ糖の代わりにデキス
トリンを加えることが有効であると認められた。
【0025】サーモアシッドランス寒天改良培地(以下
m- TAA培地という)の培地の調整フィトンペプトン10
g、酵母エキス 5g、デキストリン 5g、リン酸二カリ
ウム4g、を 500mlの水に溶解し、pH 4.6に調整し
た。別に寒天20gを水 500ml加熱溶解した。それぞれ
121 ℃、15分高圧滅菌した。使用時に両者を混合した。
【0026】試験例3 胞子の液の加熱処理の影響につ
いて検討した。バチルス コアギュランスには、耐熱性
が比較的弱いものと強いものがある。低酸性食品缶詰の
加熱殺菌において問題になるのは耐熱性が非常に強いも
のだけであるから、原材料の検査においては、これらの
みを検出する必要がある。そこで、加熱処理がバチルス
コアギュランス胞子の再生に及ぼす影響について検討
した。加熱の温度は容易に得られる一定温度という意味
で、沸騰点に決めた。
【0027】耐熱性の弱いバチルス コアギュランス 4
株(D105C値, 5分以下)と強いもの 6株(D110C値,
11〜92分)の胞子液を試験管に収容し、沸騰水中で5,15
および30分間加熱処理した後、m-TAA 培地(pH 4.6)で
胞子数を測定した。結果を表3に示す。
【0028】
【表3】
【0029】表から明らかなように、耐熱性の弱い群
は、加熱30分で、 5分に比較して10-3〜10-4CFU /ml
減少したが、強い群は変わらなかった。この結果から、
原材料のバチルス コアギュランス胞子による汚染を検
査するには、培養に先立ち、試料液を沸騰水中で30分間
加熱処理することにより耐熱性の弱いバチルス コアギ
ュランス胞子菌胞子を排除でき、さらに表2より明らか
なように、m-TAA 培地を用いることにより、本種以外の
耐熱性バチルス属細菌胞子を排除できると認められる。
【0030】試験例4 この検出用培地及び検出方法の
選択能を耐熱性の強い胞子を形成するバチルス コアギ
ュランス21株と、食品原材料および自然環境に一般的に
見られる、その他のバチルス属細菌 7種の胞子菌胞子を
用い調べた。
【0031】まず供試胞子液を、沸騰水中で30分間加熱
した後、 DTA培地(pH7.0 )とm-TAA 培地(pH4.6 )で
CFU を求めた。結果は、それぞれCFU の対照に対する比
(%)で示した。前者の比率により加熱処理に対する選
択能が、後者のそれにより培地による選択能がわかる。
得られた結果を表4に示した。
【0032】
【表4】
【0033】表から明らかなように、耐熱性バチルス
コアギュランス胞子菌は、m-TAA 培地で得られたCFU の
対照に対する比率が平均値99%、最小値46%、最大値 2
40%であった。つまり、上記の方法によれば最悪の場合
でも耐熱性バチルス コアギュランス胞子の約50%を捕
捉できるといえる。
【0034】他種のバチルス属細菌胞子ではまったく集
落の形成は認められなかったが、これは、ひとつには、
培養前の加熱処理によって殺滅された可能性もある。こ
の点を調べたところバチルス ステアロサーモフィラ
ス,バチルス サーキュランス,バチルス リッチニフ
ォーミスおよびバチルス ズブチリスの胞子は沸騰水中
30分間の加熱処理後にかなり生き残るが、バチルス セ
レウス,バチルス マセランス,バチルス ブレビスお
よびバチルス プミルスはほとんど生き残らないことが
わかった。
【0035】以上試験例の結果より、培地組成はフィト
ンペプトン10g、酵母エキス 5g、デキストリン 5g、
リン酸二カリウム 4g、を 500mlの水に溶解し、pH
4.6に調整した。別に寒天20gを水 500mlに加熱溶解
した。それぞれ121 ℃、15分高圧滅菌した。使用時に両
者を混合し、培養検査に先立ち、試料液を沸騰水中で30
分間加熱処理することにより、耐熱性の強いバチルス
コアギュランス胞子菌のみを選択的に培養できると認め
られた。
【0036】さらに、本発明を実施例により具体的に説
明する。
【0037】食品加工用原材料中の耐熱性バチルス コ
アギュランス胞子数の測定。
【0038】原材料は食肉,野菜,調味料などを試料と
した。試料(肉はチョッパーで細切した)10gを滅菌ホ
モゲナイザーカップにとり、滅菌0.1 %ペプトン水90m
lを加えてホモゲナイズした。この約10mlを滅菌試験
管に取り、沸騰水中 5または30分間加熱した後、水で急
冷した。この液中の胞子数を混釈平板培養法により測定
した。
【0039】ここでは、耐熱性バチルス コアギュラン
スの胞子数のほか、中温性細菌胞子数および高温性細菌
胞子数も測定した。耐熱性バチルス コアギュランス測
定用培地(m- TAA)を用い、55℃、 5日間培養した。中
温性細菌胞子のためには、標準寒天培地(栄研科学
(株)製)を用い、35℃、 3日間培養した。高温性細菌
胞子数のためには、DTA 培地を用い、55℃、 3日間培養
した。結果を表5に示す。
【0040】
【表5】
【0041】表から明らかなように、耐熱性バチルス
コアギュランス胞子菌と推定される集落は脱脂粉乳,大
豆蛋白および調味料Aに出現した。
【0042】さらにバチルス コアギュランス測定用選
択培地で得られた集落は、確認のため、それぞれ2個ず
つを純粋分離し、生物学的性状を調べ同定したところい
ずれも耐熱性バチルス コアギュランス胞子菌に合致し
た。結果を表6に示す。
【0043】
【表6】
【0044】これらの結果から、m-TAA 培地をpH 4.6に
調整して、食品加工原材料を含む試料液を沸騰水中で30
分間加熱処理し、混釈平板培養法で培養することによ
り、耐熱性の強いバチルス コアギュランス胞子菌のみ
を測定できる。
【0045】
【発明の効果】本発明の培地は、pH 4からpH 5に調整し
たフィトンペプトンを含んだもので耐熱性バチルス コ
アギュランス胞子菌を選択的に培養できる。
【0046】また本発明の方法は、フィトンペプトンを
調整した培地で食品加工原材料を含む試料液を沸騰水中
で30分間加熱処理し、55℃、 5日間混釈平板培養するこ
とより、低酸性密封包装詰食品の加熱殺菌の指標菌であ
る耐熱性バチルス コアギュランス胞子菌の形成集落を
測定でき、食品加工原材料の耐熱性バチルス コアギュ
ランス胞子菌による汚染を容易に、かつ正確に判定でき
る。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 pH 4からpH 5に調整したフィトンペプト
    ンを含んだものであることを特徴とする生菌数検出用培
    地。
  2. 【請求項2】 フィトンペプトンを調整した培地で被検
    試料を50〜60℃、 4〜 6日間培養し、形成集落数を計算
    することにより生菌数を検出することを特徴とする生菌
    数検出方法。
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