JPH06112941A - 複数の第1の固定ビット速度チャンネルを有する通信システムによって伝送されるデジタル信号をビット速度の可変にする方法および装置 - Google Patents

複数の第1の固定ビット速度チャンネルを有する通信システムによって伝送されるデジタル信号をビット速度の可変にする方法および装置

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JPH06112941A
JPH06112941A JP4180285A JP18028592A JPH06112941A JP H06112941 A JPH06112941 A JP H06112941A JP 4180285 A JP4180285 A JP 4180285A JP 18028592 A JP18028592 A JP 18028592A JP H06112941 A JPH06112941 A JP H06112941A
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ジョン・ウォルター・バーレン
Alan Pound
アラン・ポンド
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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    • H04J3/00Time-division multiplex systems
    • H04J3/16Time-division multiplex systems in which the time allocation to individual channels within a transmission cycle is variable, e.g. to accommodate varying complexity of signals, to vary number of channels transmitted
    • H04J3/1682Allocation of channels according to the instantaneous demands of the users, e.g. concentrated multiplexers, statistical multiplexers
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q11/00Selecting arrangements for multiplex systems
    • H04Q11/04Selecting arrangements for multiplex systems for time-division multiplexing
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  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
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  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ISDN網の通常のデータレートより高く、
また可変ビットレートのチャネルを提供する。 【構成】 高ビット可変レート入出力ポート15とオク
テット信号インタフェース14を有するコンピュータ1
3とISDN網10に接続するターミナル11から成
る。コンピュータ13では、プロセッサ180,190
はストア領域173,183を用い、プロセッサ18
1,191はインタフェース14間でデータ、オクテッ
トを授受する。2つのステーション間での動作のため、
少なくとも第1固定ビットチャネルを備える第2可変ビ
ットレートチャネルを開き、要求時には、第2チャネル
にデータを送信しながら変化させるステップを含み、ま
た、予め定めた関係を有する時間において第2チャネル
から除かれる第1チャネル中の1つで送信を停止し、更
に予め定めた固有列の受信と第2設定時間において、1
つの第1チャネルで第2チャンルの任意データを省く。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、デジタルネットワーク
のためのチャネル、例えば、統合サービスデジタルネッ
トワーク(ISDN)に対して、当該ネットワークの通
常のデータキャリングチャネルより高く、また、可変で
あるビットレイトを提供することに関する。
【0002】
【従来の技術】ISDNは、国際電信電話諮問委員会
(CCITT)により定義され、勧告された標準は、ボ
イスデータつまり電話がネットワーク上を伝送される輸
送(traffic)の中で最も重要なものの1つであ
るとの仮定に基づいている。アナログボイスデータをデ
ジタル形式に変換する標準的手段は、毎秒8000回信
号のサンプルを取ることであり、但し、各サンプルは8
ビットのデータを有する。よって、ISDNにおける通
常のデータキャリングチャネルは、各方向に64Kbi
t/secを伝送する双方向のチャネルである。
【0003】2048Kbit/secで動作する「プ
ライマリレイト」ベアラチャネル(キャリア)もまた定
義されている。このタイプのチャネルは、私的なブラン
チ交換をネットワークに接続し、32サブチャネルに多
重送信された時分割(time division)で
ある。時分割フレームは、各サブチャネルから1オクタ
ット(8ビット)で、32オクタットのデータから成っ
ており、連続の流れにおいて送られる。この明細書で
は、時間フレームの32の位置は、「スロット」と呼ば
れる。各フレームにおいて、第1のスロットは、フレー
ムの開始を確認するために用いられ、別の1つ(Dチャ
ネルとして知られている)が、ネットワークにルーティ
ングインストラクションを提供するために保存される。
残りの30スロット(Bチャネルとして知られている)
は、データまたはデジタル化されたボイスのために用い
られうる。
【0004】プライマリレイトチャネルは、毎秒800
0フレームを伝送し、よって、システムを通して64K
bit/secの信号を送るために、継続的なフレーム
の同一のスロットに挿入されるオクタットに分けられ
る。
【0005】毎秒8000のフレームが利用されている
にもかかわらず1フレームが24スロットと更に1スタ
ートビットから構成され、1544Kbit/secの
プライマリレイトを与えているアメリカ合衆国では、異
なったISDNが用いられている。
【0006】あるスロットにおけるデータは、そのソー
スから目的地まで、1つまたは複数のスイッチングセン
タを経由してネットワークを通り流れていく。これらの
スイッチングセンタのそれぞれでは、任意の、あるスロ
ットからのデータは、抽出されて、目的地へのルートに
沿って移動するフレームの中の別のスロットに置かれ
る。ソースを出発して継続的なフレームの中の同一のス
ロットに置かれたオクタットは、全く同一の様態でネッ
トワークの中を移動し、目的地に到着するフレーム中の
与えられたスロットのオクタットとして次々に到着す
る。しかし、目的地におけるキャリアフレーム内部のス
ロット位置は、一般に、送信機におけるスロット位置と
は同一ではない。
【0007】前述のISDNの不利な点は、64Kbi
t/secよりも高いレイトでのデータ輸送に適さない
ことである。この問題点は、PCT特許明細書WO85
/04300に説明されているシステムによって、ある
程度まで克服されうる。この明細書では、一群の64K
bit/secのデータチャネルが集合して、より高い
ビットレートを有するチャネルを形成している。各チャ
ネルの遅延がモニタされて、次に、等化遅延がチャネル
に加えられ、送信中のチャネルに渡って列状に分布され
たデータが、受信の際に同一の順序で集合する。しかし
ながら、当該システムは、全体としてチャネルの群を設
定することに依存し、完全に再設定されずには変更され
えない。
【0008】高いビットレイトのチャネルがデータパケ
ットの送信に用いられる場合には、ロケーション間で要
求されるビットレイトは、頻繁に変化する可能性があ
り、したがって、集められるチャネルの数は頻繁に変化
させなければならない。
【0009】この明細書では、同一ビット(bit−s
ynchronised)デジタルデータネットワーク
とは、予め定められたビットレイトでの、2地点間また
は3以上の地点の中の任意の2地点間の送信チャネルを
提供するネットワークであり、それぞれのチャネルは、
送信前にしかしチャネル内の送信情報とは無関係に確立
される。当該ネットワークは、すべてのチャネルに対し
て同一であってすべてのチャネル間で同期化された周波
数を維持する。この周波数の1周期の中で、データを伝
送するチャネルは、1つの位置において予め定められた
ビット数を受け、別のロケーションにおいて同一のビッ
ト数を発する。
【0010】提案されたISDN標準は、このタイプの
ネットワークを定義し、そこでは、前記周波数は8キロ
ヘルツであり、また、この理由で、全体で8キロヘルツ
(have 8 kilohertz integri
ty)であるといわれる。ビットが同一化され同一エン
ドポイントを有するデジタルデータネットワークにおけ
る2つのチャネルに対して、ネットワークを横断する信
号遅延は、当該2つのチャネルで異なりうるが、基本周
波数の任意の与えられた数の周期において、全く同一の
ビット数が当該2つのチャネルの配送される。
【0011】英国特許2196512及び、米国特許4
805167は、ISDNと共に用いられ、可変数のス
ロットが統合されて、Uチャネルとして知られISDN
スロットよりも高いビットレイトを有するチャネルを提
供する方法及び装置を説明している。ここでのビットレ
イトは、統合されて1つのUチャネルを形成するスロッ
トの数を変動させることで、変動可能である。任意のU
チャネルにおけるスロットの数は、輸送の必要により要
求されることで変動する。この場合、通常の区間でのU
チャネルによって送信される同期化信号の使用により、
Uチャネルにおける伝送は妨げられることはない。同期
化信号は、Uチャネルにおけるスロットの開閉に信号を
送り、新たなスロットにおけるデータの同一化を与える
のに用いられる。しかしながら、そのような配列は、U
チャネルを形成するチャネルの容量を運ぶ全体のデータ
が、同期化信号の通常の送信により減少するという不利
な点を有し、更に、Uチャネル手法を用いるISDN回
路の同期において、問題が起こりうる。
【0012】
【本発明の要旨】本発明の第1の特徴によれば、複数の
第1の固定ビットレイトのチャネルを使用する通信シス
テムによって送信されるデジタルデータに使用可能なビ
ットレイトを変動させる方法が提供されて、この方法
は、2つのステーション間の動作のために、少なくても
1つの第1チャネルを具備する可変ビットレイトの第2
チャネルを開くステップと、動作の経過で必要となるこ
とにより、第2チャネルを具備する第1チャネルの数
を、第2チャネルにデータを送信し続けながら、変化さ
せるステップと、を含み、第2チャネルを形成する第1
チャネルの数を、必要な場合には、第2チャネルにおい
て、デジタル信号の予め定められた固有の列を、2つの
ステーションの中の1つから送信して、但し、予め定め
られた固有の列は、当該通信システムによって送信され
るべきデータにおいて生起する可能性のないものであ
り、予め定められた固有の列の送信と第1の予め定めら
れた関係を有する時間において、第2チャネルから除か
れる第1チャネルの中の1つで、送信を停止し、更に、
前記他方のステーションにおいて、予め定められた固有
の列の受信と第2の予め定められた関係を有する時間に
おいて、前記1つの第1チャネルで第2チャネルの出力
から受信した任意のデータを削除する、ことにより減少
させる。
【0013】第1のチャネルは、ISDNのスロットで
ありえ、当該チャネルは二重であり、第1及び第2のチ
ャネルは、一連のフレームで送信される。
【0014】予め決められたシーケンスの使用は、同期
化信号の規則的な送信を省くことを許す。本発明の1つ
の実施例において用いるシステムは、上述の英国及び米
国の特許に説明されたものと同様であり、Uチャネルの
両端のステーションは、同期化信号がいつ生ずるかを示
す信号を発生し、その時に前記の予め決められたシーケ
ンスを検出する手順を実行する。本発明の他の1つの実
施例において、予め決められたシーケンスは任意のIS
DNフレームで送ることが可能であり、各Uチャネルの
各スロットは受信端で予め決められたシーケンスの有無
を検査される。
【0015】予め決められた弁別的なシーケンスは、上
述のように実際上非常に異なって生ずるように特別に選
ばれ、例えばISDNにおいては、通常のトラフィック
においてこのシーケンスが生ずる確立が非常に小さいよ
うに、少なくとも48ビット、好適には64ビットまた
は64バイトを有する。一般に、通常のトラフィックに
おいてこのシーケンスが生ずる確立は、例えば100年
に1回、好適には1000年以上に1回の程度であるべ
きである。
【0016】一見して、予め決められたシーケンスを送
ることは、(第2チャネルである)Uチャネルのビット
レートを下げるだろうと思われるが、このような減少が
生じても、厳しくいってもスロットがUチャネルから取
り去られるときに生ずるUチャネルのビットレートの減
少に比較して問題となるものではない。
【0017】両方の実施例において、同期化信号はデジ
タル信号の他の予め決められたシーケンスの形式で、U
チャネルをあけるために用いられ、例えばデータを運ん
でいないこと、即ちアイドル状態であるとき、スロット
の状態を信号する。
【0018】本発明の第2の実施例によれば、可変ビッ
トレートのデジタル信号を送受信するための装置が提供
され、該装置は、第2地点に対して通信するため、第1
地点で複数の固定ビットレートの第1の2重チャネルを
操作する手段と、可変ビットレートの第2のチャネルを
提供するために可変数の前記第1のチャネルを組み合わ
せる手段と、操作中の必要に応じて第2のチャネルを形
成するために、前記第1のチャネルの数を変更する手段
であって、第2のチャネルを形成する第1のチャネルの
数を減少させるとき、第1の地点から、第2のチャネル
によって送信されるデータにおいて起こり得ないもので
ある予め決められた弁別的シーケンスのデジタル信号を
送信する手段を含むものと、第2の地点から受信したと
き、前記予め決められた弁別的シーケンスを検出する手
段と、からなり、前記第1のチャネルを組み合わせる手
段は、前記第1のチャネルの内の、前記予め決められた
弁別的シーケンスの送信と第1の予め決められた関係を
有する時刻に前記第2のチャネルから外される、1つに
おけるデータ送信をやめるように、そして前記予め決め
られた弁別的シーケンスの受信と第2の予め決められた
関係を有する時刻に前記第2のチャネルの出力からの前
記第1のチャネルの1つにおいて受け取られたデータを
省くように構成されている。
【0019】好適には、本発明のこの第2の形態の種々
の手段は、マイクロプロセッサーやパーソナルコンピュ
ータ(PC)のようなプログラムされた計算機によって
構成されている。
【0020】第1と第2のチャネルが直列のフレームで
伝送されているとき、前記第1の予め決められた関係
は、送信が次のフレームで前記1つのチャネルにおいて
止められることであり得る。その代わりとして、同期化
信号が生じたときを示す信号が発生された場合、前記第
1の予め決められた関係は、前記特別のシーケンスが受
け取られた後に次の同期化に続くフレームで前記第1の
チャネルの1つにおいて送信が止められることであり得
る。前記第2の予め決められた関係は、前記1つの第1
のチャネルからのデータが、前記特別のシーケンスが受
け取られた後に次のフレームにおいて前記第2のチャネ
ルの出力から省かれることであり得る。その代わりとし
て、同期化信号が生じたときを示す信号が発生された場
合、前記第2の予め決められた関係は、前記特別のシー
ケンスが受け取られた後に次の同期化に続くフレームで
前記1つのチャネルからのデータが前記第2のチャネル
の出力から省かれることであり得る。
【0021】本発明について、図を参照して例を用いて
説明する。
【0022】
【実施例】図1において、ISDNの一部を構成する双
方向直列デジタルリンク10が、ISDN標準に従う公
知の構成のターミナル11に接続されている。動作にお
いて、ターミナル11は遠隔地の同様なターミナルに対
して(交換局を含む)ISDN網を介して(スロットで
ある)64Kbit/secチャネルのパスを通して要
求をする。接続を通る要求の情報は、マイクロプロセッ
サーであることが望ましい、シグナリング計算機12に
よってターミナル11に与えられ、ルーティング及び宛
て先情報は、上述のISDNフレームのDチャネルに入
力される。ISDNリンクも、ターミナル11によって
抽出されたDチャネルを介して、遠隔端で初期化がされ
たチャネルである、入力チャネルを識別する情報と共に
計算機12に与えられる。ターミナル11はリンク10
上を伝送する全ISDNフレーム内のスロットに対する
チャネルの割り当てを完全に制御するが、上述のよう
に、スロットのフレームが交換局に達すると、単一の入
力フレーム内のスロットが交換局から異なるフレームに
おいて異なる宛て先に送信されるように、フレームが通
常分割される。単一のターミナルからの単一のフレーム
内の種々のスロットが同一の宛て先に送信されるべき場
合でも、スロット内の信号は種々のルートを通り得、そ
れらのスロットが発信されたターミナルにおける順番と
異なる順番で宛て先に届く現象を生じる、相対的な遅延
を受け得る。しかしながら、受信において、チャネルへ
のスロットの割り当てを与える情報がDチャネルで送ら
れるので、一般的にスロット位置が送信で用いられたも
のと異なっていても、特定のスロット位置は特定のチャ
ネルに有るものとして判る。
【0023】更に別のコンピュータ13は、双方向イン
ターフェースでターミナル11のそれら接続部に接続
し、そしてそれら接続部は、その諸スロット内への挿入
のための信号を受信するのに割り当てまたそれらスロッ
ト内に受信した信号を送信するのに割り当てている。本
例では、コンピュータ13は、ローカル・エリア・ネット
ワークとの間でデータ信号を送受するが、そのネットワ
ークは、主として、各コンピュータ(例えば、ケンブリ
ッジ・リングまたはイーサネット)間で、そのネットワ
ークにそれ自体が接続された更に別のコンピュータ(図
示せず)に接続の可変レートの双方向デジタル入出力ポ
ート15でデータの授受を行うためのものである。一般
に、ポート15でのビットレートは、そのISDNシス
テムの1スロットでのそれよりも高い。
【0024】上記の各ローカル・エリア・ネットワーク
は、データビットのオクテット・グループから成るパケ
ットを送出する。その各パケットは、1つのパケットの
開始を示す1オクテットで始まり、そしてそのパケット
長は、通常は、何らかの方法(例えば、その開始オクテ
ットに続く幾つかのオクテットの内容により指定)で叙
述する。また、このパケットは、これの宛先に関する情
報も含んでいる。アイドル・オクテットは、情報オクテ
ットと同じとなることのあるある特有のビットパターン
をもっており、データ信号とアイドル信号とのその違い
は、そのオクテットがパケットの内側にあるか否かによ
り決まる。
【0025】コンピュータ13は、パケットをポート1
5を介して受け取り、そして送出のためそれらパケット
を宛先に従ってソートし、そしてそれらをターミナル1
1に対し、それらが含む情報が多数の互いに関係のない
スロットに沿って渡されるような形式で印加し、これに
より各パケットが単一スロットよりもより高ビットレー
トをもつことができるようにする。各スロットはまた、
同期信号を固定のインターバルにてそれが使用状態にさ
れている最中の時に搬送し、そしてそれらは、図1のし
かしある遠隔ロケーションにあるものと類似の構成によ
って、各スロットをその正しい順序に組み立てられるよ
うにする。こうして、その遠隔ロケーションにあるコン
ピュータ13は、受けた諸パケットを組み立て、そして
これらをそのポート15及びローカル・エリア・ネットワ
ークによってそれらの宛先に回す。同期信号は、使用し
ているスロット数に変更がないときには、送ることはし
ない。
【0026】コンピュータ13は、ISDNシステムが
高ビットレートであるため、高速で機能しなければなら
ない。この理由で、コンピュータ13は、多数のINM
OSトランスピュータ型IMS T414又はT800
で構成することができる。1例として、2つのトランス
ピュータで送出のための1コンピュータ部分13aを形
成し、また更に別の2つのトランスピュータで受け取り
のためのもう1つのコンピュータ部分13b形成するよ
うにすることができる。その各トランスピュータは、4
つの10 Mbits/secの二重シリアル・リンクをもち、こ
れで、並行メッセージ授受能力を提供する。これらのリ
ンクは、各トランスピュータを相互接続したり、また、
インターフェース14、ポート15及び信号コンピュー
タ12へ接続するのに使うことができる。例えば図1に
示すように、プロセッサ180及び190は、ストア領
域173及び183を使い、プロセッサ181及び19
1は、インターフェース14との間でデータ・オクテッ
トを授受する(これらのプロセッサは、1つのトランス
ピュータである)。
【0027】各トランスピュータは、32ビットの1つ
のワードを、単一のオクテットの場合とほとんど同じ程
速く取り扱うことできるため、コンピュータ13は、デ
ータを4オクテットから成るワードで扱い、そして送出
側のトランスピュータ181と受け取り側のトランスピ
ュータ191とが、それらワードを各オクテットへ、ま
たそれらオクテットを各ワードへとそれぞれ形成する。
【0028】送出側では、30個のワードから成る1フ
レームを生成し、そしてトランスピュータ181は、最
初に各ワードの第1バイト、次に各ワードの第2バイ
ト、という具合にバイトを取り出すことにより、オクテ
ットの4つのフレームを生成する。
【0029】本例では、データはワード単位で取り扱う
ため、例えば10個のワードから各々形成した各アイド
ル・パケット(アイドル・オクテットではない)を使う。
これらのパケットの形態は、受信側が、受け取ったオク
テット内のどのバイトが1パケット内の第1のバイトで
あるかを確立できるようにするものである。従って、そ
のアイドル・パケットは、バイト1(全てゼロ)、バイ
ト2,3,4(全て1)の形態をもつようにすることが
できる。
【0030】受信側では、それに対応するトランスピュ
ータ191がオクテット・フレームを受け、そしてこれ
らをワード・フレームに変換する。各スロットに関し
て、そのスロットの使用を開始すると、トランスピュー
タ191は、どのバイトがそれらワードの第1のバイト
であるか確立する。これは、そのアイドル・パケットが
正しく受け取ったものである、ということを確かめるこ
とにより行う。
【0031】図1の動作について更に説明すると、デー
タは、“ワード単位(words)”であると考える
が、ここで理解されなければならないことは、今丁度説
明したようなプロセスが、オクテット・フレームへの変
換またはそれからの変換を行うことである。
【0032】図1において、諸パケットは、宛先に従っ
て各グループに分け、そして各グループを高ビットレー
トの信号へと形成し、そしてこれをその他の高ビットレ
ート信号と同時に送出する。
【0033】各高ビットレート信号は、本明細書ではU
チャンネルとして知られているもの(これは、多数のI
SDNスロットを使い、これらスロットが一緒になっ
て、その所要のビットレートを与える)によって送出さ
れている、と考える。その諸Uチャンネルは、コンピュ
ータ13がISDNフレームに組み立て、これにより、
各ISDNフレームがその高ビットレート信号全部のイ
ンターバルを含むようにする。ある1つのISDN1次
レート・チャンネルの30個の利用可能なスロットは、
30個もしくはこれ以下の使用しているスロットの総数
と合致する方法で、Uチャンネルへと分割する。即ち、
30個のスロットの1つの単一のUチャンネル、あるい
は別の極端な例では、1個のスロットを各々もつ30の
Uチャンネルとすることができる。ここで提示する例で
は、5つのアクティブなUチャンネルの場合について考
えることにする。
【0034】上記ISDNスロットは、二重(dupl
ex)形式で使い、どの1つのスロットについての送出
及び受取も、同じ2つのロケーションの間でのものであ
る。一般には、そのような各スロットは、それらロケー
ションの各々におけるISDNフレーム内の同一の位置
にはない。
【0035】Uチャンネルをセットアップし、使用中の
Uチャンネルの数を変更するプロセスは、変更が何時で
も行えるという意味で、継続したものである。初めに
は、ある1つのコマンドを送って1つのUチャンネルを
ある所与のロケーションへセットアップし、またこのコ
マンドは、先程簡単に説明した方法でインプリメント
し、またその動作は、その詳細が図2,3,4,7,8
のフローチャートから理解できるはずである。コマンド
は、トラヒック要件に従って外部で生成し、そしてこれ
らコマンドは通常、マネージメント機能を実行するコン
ピュータ(あるいは可能性のあるものとしてオペレー
タ)で生成する。
【0036】1つの新たなUチャンネルを2つのロケー
ション間で開始させるべき時、あるいは、もう1つのス
ロットを既存の1つのUチャンネルに付加すべきときに
は、その近端及び遠端の双方が、その各信号コンピュー
タ12から、ある1つのISDNスロットを使用すべき
であるという命令を受け取る。次に、それら近端及び遠
端は双方とも、同期信号をそのスロット内であるインタ
ーバルにて送出する。スロットは、使用中でない時には
“アイドル”信号を搬送し、従って、それら同期信号が
最初に送るものであるときには、それら同期信号は、あ
るインターバルにて送る(それらの間のアイドル信号の
比較的長いインターバルを伴う)。また、それら近端及
び遠端は一般には同期状態にされていないため、このプ
ロセスは通常、1端においてその他端よりも前に始ま
る。例えば遠端がそのスロットにおいて同期信号を受け
取ると、その遠端は、第1同期フラグを送出し、そし
て、この第1フラグを近端で受信すると、これは、当該
チャンネルが同期しており従ってデータを送ることがで
きる、という信号となる。従って、その第1フラグを受
け取った時、近端は、第2のデータフラグ及びこの直後
のデータを適当なスロットで送る。そのスロットを1つ
のUチャンネルから除外すべきとき、または1つのUチ
ャンネルをそのスロットをクローズすることによりクロ
ーズダウン(close down)するときには、上
記近端及び遠端の2つの端部が、そのUチャンネルにお
けるある1つのパケットの開始部分で、特別な64ビッ
トの他と区別できるクロージング・シーケンスを送出
し、それは、クローズすべきそのスロットの番号も含ん
でいる。このようにして、このパケットは、受信端での
認識時に、そのスロットをクローズすべきであるという
ことを指示し、またそのスロットでこれ以上データを送
らない、とうことを示す。
【0037】記憶エリア173はフレームバッファ17
2を含み、そしてISDNスロットが単一のISDNフ
レームを構成するためのワードを保持する。プロセッサ
180は、そのフレームを満たすように毎フレームに一
度、図2のフローチャートを繰り返し実行する。テスト
18が、もしスロットが初期設定されるべきならばその
スロットに同期信号を挿入するのに正しい時間であるか
どうかを決定するために、最初に行われる。そのような
信号は通常のインターバルによって分離された時間、言
ってみれば初期設定の間の100又は200の新しいフ
レームごと、にのみ挿入され得り、そして、テスト18
はISDNカウントがインターバルリミット(例えば1
00)に届いたかどうかを決定することによって行われ
る。ISDNカウントはフレームカウントとして保持さ
れ、そして、もしそのカウントが同期信号のための正し
い時間ではないということを示すと、オペレーション1
9においてフレームカウントが1だけ増分されるが、そ
のような信号のための正しい時間であれば、フレームカ
ウントはリセットされる(オペレーション29)。次
に、後に説明するが、入って来るパケットからの記憶さ
れたデータを保持し、そして5つのUチャンネルに対応
する、コンピュータ13のメモリの5つのキューエリア
174乃至178からのデータは、オペレーション20
又は21において(テスト18の結果に依存する)IS
DNスロットに対応する位置のバッファ172を満たす
ように用いられる。すべてのUチャンネルに対するスロ
ットが満たされ、そしてUチャンネルのために使用され
ていないスロットが1つ又はそれ以上の遊んでいるパケ
ットを形成するワードで満たされたとき、バッファ17
2の内容は、オペレーション22において、前記で述べ
たように、伝送のために割り当てられたトランスピュー
タ(transputer)リンクのうちの1つによっ
てターミナル11に送られる。
【0038】一般に、使用しているUチャンネルの数
は、前記で述べたように、0から30まで変化すること
ができ、よってキューの数もまた変化可能である。
【0039】各Uチャンネルに対するISDNバッファ
のスロットを満たす互換的なオペレーション20及び2
1はここで説明され、そして、これらのオペレーション
のうちの1つを行うために、図3のフローチャート又は
図4が入力から出口まで、各フレームに対して一度完了
される。各ISDNスロットが割り当てられるUチャン
ネルは、「スロットマップ」として知られるアレーに記
憶される。その一例は表1で与えられている。スロット
マップの一部分のみが示されていて、そしてISDNス
ロットの番号は伝送のために利用可能なスロットに帰
し、実際のISDNの番号ではない。
【0040】
【表1】 ISDNスロット番号 0 1 2 3 −−−−− 27 28 29 Uチャンネル × × 5 4 −−−−− 5 3 2 状態 1 1 4 5 −−−−− 4 3 4 [注: ×は使用されていないことを示す] 各チャンネルの状態は以下のようにコード化される。
【0041】1)使用されていない。
【0042】2)Uチャンネルに割り当てられている
が、遠い端はそれが同期信号にロックされていることを
示しいていない。
【0043】3)Uチャンネルに割り当てられていて、
遠い端はそれが同期信号にロックされていることを示し
ているが、まだデータのために使用されていない。
【0044】4)Uチャンネルに割り当てられていてそ
してデータのために使用されている。
【0045】5)Uチャンネルに割り当てられていてそ
してデータのために使用されているが、同期信号に対す
る次の正しい時間にUチャンネルから除去されるべきで
ある。
【0046】図3の最初のオペレーション35では、も
し同期信号を入力するための正しい時間でないならば行
われ、スロット番号カウントは0にセットされ、そして
次に、スロットがデータのために使用されているかどう
かをスロットマップから決定するためにテスト36が行
われる。もし使用されていなければ、「遊んでいる(i
dle)」ワードがフレームバッファ172に入力され
る(オペレーション92)。もし、スロットはデータの
ために使用されていることをテスト3が示すと、そのU
チャンネルに対するキューからの次のワードがフレーム
バッファに入力される(オペレーション39)。次に、
今入力されたワードはパケット内の最後のワードかどう
かをテスト41が決定し、そして、もしそうならキュー
内のパケットの数を指定するカウントが決定される(オ
ペレーション42)。Uチャンネルがクローズされるの
で又はそのようなチャンネルのビット伝送速度が減らさ
れるので、の何れかによって、スロットはもはや要求さ
れていないものとして示されている。このために、テス
ト30はスロットは状態5を有しそして削除されたかど
うか決定するために表1を問い合わせ、そしてもしそう
ならば特別の独特の64ビットのクローズするシーケン
スがパケット内に置かれる。それはまたスロットを識別
する情報を含み、そしてUチャンネルのためにパケット
はキューの頭で挿入される(オペレーション34)。そ
のUチャンネルは削除されるスロットを含んでいる。こ
の独特のシーケンスが受信機によって受信されたとき
に、削除されたスロットが含まれるUチャンネル内のそ
の削除されたスロットによって、もうデータが送られな
い、という表示がある。よって、パケットは、同期信号
が次に受信されることができた時間から、そのスロット
からのデータなしで形成されなければならない。もしテ
スト30が、スロットの削除が必要ないことを示すなら
ば、テスト37は、送るための適当なキュー内にパケッ
トがあるかどうかを決定するために行われ、もしないな
らば、遊んでいるパケットがキューの頭で入力される
(オペレーション38)。キュー内の次のワードの位置
を示すポインタを増分することがここで必要であり、こ
れはオペレーション43において行われる。このオペレ
ーションにおいては、次のパケットの開始にポインタを
動かすことが必要であり得る。
【0047】オペレーション37又は43の何れかに続
いて、テスト44は、フレーム内のすべてのスロットに
対して図3が縦走されたかどうかを決定する。もしされ
ていなければ、スロット番号は増分され(オペレーショ
ン45)、テスト26に帰るループが現れる。そうでな
ければ図2のテスト23に戻る。
【0048】もし現在の時間が同期信号が入力されるこ
とができる時間であるならば、図4のフローチャートは
図3のものの代わりに実行される。オペレーション35
は、図3のように行われ、その後にテスト36が続き、
テスト36は、スロットが状態4又は5を有しそしてデ
ータのために使用されているかどうかを表1から決定
し、もしそうならばオペレーション及びテスト30、3
4、37乃至39、41乃至43が図3のように行われ
る。もしスロットがデータのために使用されていなけれ
ば、テスト90は、スロットがオープンされているプロ
セスにあるかどうかを表1から決定し、もしそうならば
適当な同期信号がフレームバッファに送られる(オペレ
ーション91)。もしテスト90が否定(negati
ve)であれば、遊んでいるワードがフレームバッファ
に送られる(オペレーション92)。
【0049】オペレーション43、91、又は92の何
れの後にも、テスト31は、表1のスロットの状態がオ
ペレーション32において状態1に変更されるべきかど
うかを、前のテスト46、48及びオペレーション4
7、49(以下で説明)から決定するために行われる。
もしそのような変更がなされたら、図3のテスト36は
送られる次のフレームにおいてこの変更を反映する。図
4に復帰すると、テスト44はここで行われ、もし適切
ならば、テスト36へのジャンプバックをもつテスト4
5が後に続く。
【0050】図2のフローチャートの次の部分はポート
15からのパケット信号を記憶すること、及びUチャン
ネルを満たすためにそれらを準備することに関係する。
コンピュータ13の記憶部の部分179はポート15か
ら受けたパケットを保持するように割り当てられてい
る。テスト23は、記憶のために待っているどのような
パケットも記憶部分179に保持されているかどうかを
決定し、もしそうならばオペレーション25が行われ、
そこにおいてパケットヘッダが読まれ、そして次にパケ
ットはヘッダを用いて適切なキューに転送され、そして
部分179に対するポインタは調節される(オペレーシ
ョン26)。 次に、テスト46は、スロット・マップ
内のスロットの状態の変化が要求されていることの指示
をコンピュータ13bのプロセッサが受けたかどうか、
例えば、特別のクロージング・パケットが受信されたか
どうか(図7のテスト93を参照)をチェックする。も
しそうであれば、スロット・マップの適切なスロットの
状態がオペレーション47において5に変更される。次
に、チェック48が実行され、1つのスロットをUチャ
ンネルの1つに加え、あるいはそれから除去する指令が
受信されたかどうかを判定する。もしそうであれば、ス
ロット・マップの状態がオペレーション49において5
に変更される。テスト46及び48とオペレーション4
7及び49の結果によって、同期化パターンの前の伝送
以来、ISDNスロットのUチャンネルへの割付が変化
したかどうかを判定する。この情報は、シグナリング・
コンピュータによって行われた要求に応答してISDN
ネットワークによって指示されたように使用されるべき
ISDNスロットの変化の結果として、コンピュータ1
2によって与えられる。例えば、新しいUチャンネルが
セットアップされパケットを新しいデステネーションに
伝送されるべき場合には、新しいスロット配列(即ち、
新しいスロット・マップ)が要求される。Uチャンネル
に対するビット・レートの変更がそのチャンネルに必要
なISDNスロットの数の変更を必要とする場合にも、
新しいスロット・マップが必要になる。
【0051】表2は、スロットがオープンにされるべき
とき、前述したように、スロット15〜18に対し適切
な時間に送られる同期化信号の一例である。
【0052】
【表2】 ISDN 同期化フレームで スロット位置 伝送されるデータ 第1 第2 第3 第4 オクテット オクテット オクテット オクテット 15 X 15 Y 11 16 X 16 Y 10 17 X 17 Y 11 18 X 18 Y 00 列3の数は、データのシーケンスを維持するため受信ス
ロット内のデータがどのように再配列されるべきかを受
信器が決定するのを可能とする伝送スロット位置を示
す。最後の列は、スロットが使用中かどうかを第1ビッ
トが示す形式の第1フラッグと、スロットが同期化され
ているかどうかを第2ビットが示す形式の第2フラッグ
を含んでいる。この例において、フラッグは、スロット
15及び17が使用中及び同期状態、スロット16が同
期状態でまだ使用中ではない、そしてスロット18が使
用中ではないことを示している。X及びYは2つの固定
オクテット値で、それらは同期化信号がアイドル・ワー
ドから区別できるように選択される。オペレーション4
7及び49は現在のスロットに対するスロット・マップ
を更新する。Uチャンネル及び個々のスロットが開始さ
れているとき、同期化信号は、前述のインターバル・リ
ミットに達する毎に、送出される。特定のUチャンネル
に関連する同期化信号はUチャンネルのデステネーショ
ンで受信され、そこで情報はそのUチャンネルで受信さ
れたデータを正しいワード・シーケンスにリアセンブル
するのに使用される。
【0053】受信のために、トランスピュータ190は
多数の受信フレームを保持するブッファ領域182、1
組のパケット・アセンブリ・ブッファ184〜188
(各チャンネルに1つ)、及び完全な受信パケットがポ
ート15を介する最終デステネーションへのデスパッチ
を待機するパケット・デスパッチ・ブッファ189を含
むように割付された記憶領域183を使用する。
【0054】ターミナル11に到達するISDNスロッ
トで伝送されるデータはコンピュータ13に通過し、バ
ッフア182に完全な30ワードのフレームとして置か
れる。そのような多数のフレーム、例えば5フレームが
一度に保持される。受信スロットと発信位置との関連の
指示は、コンピュータ12によってチャンネル16(D
チャンネル)のISDNネットワークから受信され、そ
れによってコンピュータ12はどのスロットが特定のU
チャンネルに属するかをコンピュータ13に知らせるこ
とができる。前述のように、スロットはデュプレックス
方式で使用されるが、一端におけるスロットの付番は通
常他端とは異なっている。従って、各スロットは通常一
端と他端では異なる数を有する。
【0055】図5及び図6はUチャンネル内のスロット
がどのように遅延され、送信と受信の間でそれらの順序
が変更されるかを示している。図示のUチャンネルは送
信時にISDNフレーム中のスロット4、8、11を使
用し、オクテットは送信に関係する図5中の番号1〜1
2によって与えられる順序でこれらのスロット入れられ
る。受信時には、このUチャンネルISDNフレームの
スロット3、7、9を使用し、オクテット1〜11が受
信される順序が示されている。図5及び図6の両方は、
到達順序に図示の4つのISDNフレームに分割され、
図6においてオクテットは、2、1、5、4、8、3、
7、11の順序で到着することがわかる。
【0056】次の情報コードは受信部13bによって各
スロット毎に記憶される。
【0057】(1)状態−スロットがアクテブ、初期化
中、またはインアクテブか。
【0058】初期化中、3状態の1つを示すコードもま
た記憶される。(a)そのUチャンネルに現れる第1同
期化信号を探す、(b)受信同期化信号中のセットされ
るべき「ファー・エンド同期化」フラッグを待機する、
(c)受信同期化信号中のセットされるべき「ファー・
エンド送信データ」フラッグを待機する。更に、スロッ
トが同期化信号に対する次の正しい時間に除去されるべ
きとき、状態コード(d)が使用される。
【0059】(2)スロットが関連するUチャンネル。
【0060】(3)スロットに対するスキュー・オフセ
ット。即ち、「現在」として指定されたフレームに対し
てスロットが現れるフレーム。
【0061】(4)スロットに対する同期化信号カウン
ト。スロットが開始されるとき同期化信号は送信される
だけであるが、カウントは各スロットが受信される回数
に維持され、それによってスロットはクローズされると
きUチャンネルから正しく除去される。
【0062】受信時、完全なフレームを形成するスロッ
トは一度に1つ読み出され、それらがデータを含むと
き、そのデータはパケット・アセンブリ・バッファ18
4〜185の適切な方に送られる。スロットが読み出さ
れる順序は受信フレームに現れる順序ではなく、スロッ
トが送信された順序が使用される。従って、データがそ
れぞれスロット3及び5で送信され、スロット20及び
2で受信されると、スロット20がスロット2よりも前
に読み出される。スロットが読み出される順序は受信部
13bによって受信スロット・マップとして記憶され、
そのマップはスロットが送信された順序で入れられ、読
み出されるべき受信フレームにおいてISDNスロット
を出力側で供給する。このスロット・マップは図8に関
連して後述するように、各スロットに対する情報コード
のいくつかが得られそして記憶されるように構成され
る。フレーム・ストア182は受信の順序で5フレーム
を保持する。受信の順序で第3フレームは「現在」フレ
ームとして指定され、スロットに対するスキュー・オフ
セットが現在フレームとの関連で決定され、そのスロッ
トに対する情報コード(3)として記憶される。後述す
るように、同期化信号が受信されるとき、オフセットが
決定される。データが受信されているとき、フレーム・
ストア182内の5つのブッファのうちの適切なもの
が、オフセットに従って読み出され、読み出されている
スロットのデータを見つける。
【0063】トランスピュータ190は,フレームが受
信される毎に1回,図7及び図8のフロー図で与えられ
る処理を行う。最初に,処理50が実行され,受信スロ
ット・マップから第1のスロットの数を得る。次いで,
テスト51により,スロットがインアクティブであるか
どうかをチェックし,もしインアクティブでなければ,
テスト52により,スロットが初期化されるかどうかを
チェックする。これらのテストは蓄積情報コードについ
て実行される。スロットが初期化されていれば,処理5
7において,情報コード(3)を使用してスロットに対
するオフセット・ワードを記憶装置182での適宜のフ
レームから取得する。次に,テスト56は,パケット・
アッセンブリ・バッファ84−88毎に保持されている
計数から,受信データが受信中のパケットの中央にある
かどうかを決定する。処理61において,オフセット・
ワードを適宜のパケット・アッセンブリ・バッファ18
4−188へ転送する。テスト58において,パケット
計数を調べることにより,パケットが完全かどうかを決
定し,完全であれば,テスト95を実行し,受信された
パケットがアイドル・パケットかどうかを決定し,アイ
ドル・パケットでなければ,テスト93において,受信
パケットにおける独自の特別終了文の存在又は不存在を
検出する。終了文が検出されると,処理94において,
スロット・ステータスを(コード(d))削除にセット
する。しかし,検出されないと,処理60において,パ
ケットをパケット・アッセンブリ・バッファの適宜の1
つからパケット・ディスパッチ・バッファ189へ送
る。
【0064】テスト56により,調べているスロットに
おけるデータがパケットの中央にないことがわかると,
受信ワードを新たなパケットの第1のワードとしてパケ
ット・アッセンブリ・バッファ184−188の適宜の
1つに蓄積する(処理63)。
【0065】テスト52により,スロットが初期化され
ていないことがわかると,処理は図8のフロー図へ移
る。最初に,蓄積された情報コードが読み取られ,スロ
ットがステータス(a)を有するかどうかを決定する
(テスト65)。有するならば,受信スロット・マップ
を用いて“現在の”フレームから当該スロットでのワー
ドを読み取る(処理66)。このワードがテスト67に
より指示された同期信号でなければ,図7へ戻り,処理
64(後述する)が実行される。処理64への戻りは
“End”が表示された図8の全部の点でなされる。受
信ワードが同期信号であれば,テスト70により,この
信号がUチャンネルで受信されるべき第1のスロットに
あるかどうかを決定する。あれば,このスロットに対す
る情報コード(3)はゼロにセットされ,このスロット
が生じるフレームを,他のスロットに対するオフセット
を計算するためのデータとしてセットする(処理71,
72)。テスト70により,受信された同期信号が関連
のUチャンネルで受信される第1の信号でなければ,デ
ータ・フレームと現在のフレームとの間のオフセットを
処理73で計算し,当該スロットに対する情報コード
(3)として蓄積する。処理72又は73の後に,スロ
ット位置を受信スロット・マップに入力し(処理7
4),送信機部13aのプロセッサ180は,同期信号
が受信されたことを示すために,デュープレックス・チ
ャンネルの対応する片方の同期信号における第1のフラ
グを変更するように信号を送る(処理75)。この変更
は図2のテスト46及び処理47において実行され,更
新された同期信号を処理92において送出する。処理7
6において,このスロットのステータスに関係する情報
コードを(b)に変更し,テスト77を実行して同期信
号における第2のフラグをチェックする。フラグがセッ
トされていなければ,図7の処理64へ戻るが,セット
されていれば,スロット・ステータスを(c)に変更し
(処理78),送信プロセッサは,データがまさに送出
されようとしていることを示す第2のフラグが処理92
において送出される信号にセットされるように信号する
(処理79)。この場合,送信機は,図2及び図3のフ
ロー図の適宜の点に到達すると,デュープレックス・リ
ンクの対応するスロットでデータを送り始める。
【0066】図8の冒頭のテスト65に戻って,蓄積さ
れたステータスが,フラグ信号が待機されていることを
示すと,テスト81が実行され,同期信号計数によって
指示されるこの時点に同期信号がこのスロットに生じ得
るかどうかを決定する。生じ得るならば,テスト82を
用いて,スロットのステータスが(b)であるかどうか
を指示する。即ち,受信機はセットされるべき第1のフ
ラグ(同期されたファーエンド)を待っている。スロッ
トがこのステータスを持つならば,受信同期信号を調
べ,第1のフラグがセットされているかどうかを確かめ
(テスト83),セットされていれば,このスロットの
蓄積情報コードを(c)に変更し(処理84),送信プ
ロセッサは,送信機が第2のフラグをセットして(図2
のフロー図の処理47,33)図3により決定されたデ
ータの送出を開始することを示すように信号を送る(処
理85)。テスト82又は処理85に続いて,別のテス
ト86により,第2のフラグがこのスロットに対する受
信同期信号にセットされているかどうかをチェックし,
セットされていれば,蓄積情報コード(1)を変更して
スロットがアクティブであることを指示させる(処理8
7)。
【0067】図8のフロー図により実行される初期化の
終了時に続いて,又は,処理60,94,93,テスト
58からの否定,テスト95からの肯定のいずれかに続
いて,テスト53により,情報コード(4)を調べ,こ
のスロットが同期信号計数により指示されるこの時点で
同期信号を含むことができるかどうかをチェックする。
同期信号が生じ得るならば,テスト54及び処理55に
より,スロット・ステータスが(コード(d))削除に
セットされているかどうかをチェックし,セットされて
いれば,スロット・ステータス(情報コード(1)をイ
ンアクティブとしてセットする(処理55)。
【0068】処理55の後,又は,テスト53が同期信
号が生じないことを,又は,テスト54が削除のステー
タスがセットされていないことを示すならば,処理54
が実行され,負の受信同期信号計数(コード4)を増
し,テスト68を実行してスロット・マップでの最後の
スロットを処理したかどうかを決定する。処理が完了し
ていなければ,調べるべき次のスロットの番号をスロッ
ト・マップから得て,テスト51へ戻る。その他の場
合,フレーム走査を終了し,他のフレームについて反復
する。
【0069】図3,図4及び図7は,スロットを閉じよ
との指令が与えられると,指令が与えられるエンドでの
送信側により特別終了文が送信される,ということを示
している。特別終了文を受信し検出する(テスト93,
処理94)と,他方のエンドの送信機はテスト46及び
処理47により特別終了文を送信し,指令が与えられた
エンドで特別終了文が受信されると,受信機はステータ
ス・コード(d)を入力する。両方の受信機はステータ
ス・コード(d)を持ち,両方の送信機はステータス5
を持つので,同期信号が生じ得る次の時点で,処理32
は送信機のステータスを1へ変更させ,処理55は受信
機のステータスを「インアクティブ」にセットする。
【0070】パケット・アッセンブリ・バッファの数は
例示として5個として示されているが,実際には,Uチ
ャンネル毎に1個のこうしたバッファがあり,前記のと
おり,Uチャンネルの数は0から30まで変動する。
【0071】ここで,本発明の他の実施例を図9,図1
0,図11及び図12を参照して説明する。図9におい
て,PC 205は例えばローカル・エリア・ネットワ
ーク又はビデオ・コーデックスからデータを受信する。
その結果のビット・ストリームは1以上のUチャンネル
によりISDN上で伝送され,それぞれのUチャンネル
は一群のISDNスロットにより構成される。マイクロ
プロセッサ202と関連するPC 205はデューアル
ポートRAM 203に複数の制御ブロック(Uチャン
ネル毎に1個ずつのブロック)を確立する。
【0072】これらのブロックの例は207から209
までに図示されているが実際にはより多くのこのブロッ
クを使用することができる。このようなUチャネルのコ
ントロールブロックによって保持される情報は、Uチャ
ネルの行先と、必要とされるISDNスロットの数と、
セッション番号(すなわち、そのUチャネルに対する指
定番号)とを含む。更に、このような各ブロックは、R
AM203の6個の部分(その中の3個はそのUチャネ
ルに対する転送バッファを形成し、他の3個は受信バッ
ファを形成する)を指定する情報を含む。そのUチャネ
ルコントロールブロック207に対する転送バッファと
受信バッファとは各々210a,210b,210c、
と211a,211b,211cとによって図示されて
いる。
【0073】マイクロプロセッサ202は、リアルタイ
ムの応答(これは勿論不可欠である)のために十分な処
理速度を与えるためにアセンブリ言語で書かれ、かつ電
気的にプログラム可能な読取り専用メモリ(EPRO
M)212に記憶されていて、プログラムの制御下にあ
る。例えばインテル(Intel)の80960CAR
ISC プロセッサであってよいが、スロット制御用の
RAM213を使用し、これは本実施例では、8ビット
・オクテットのデータを、デュアルポートRAM203
から転送フレーム記憶装置206へ転送するのを制御す
るために使用される。ISDNフレームの各βスロット
はRAM213の各別々の部分を割り当てられる。
【0074】ISDN伝送の準備のできた多数のフレー
ムは、フレーム記憶装置206によって保持され、マイ
クロプロセッサ202の制御下に、ポインタを使用し
て、記憶装置内の異なったフレーム位置へ順次に読み出
される。このポインタは1個のフレームが読み出される
度に増分される。記憶装置内の全フレームが読み出され
た時、ポインタの増分は記憶装置の始めに戻り、またフ
レームが循環的に読み出されるようにされる。この転送
フレーム記憶装置206は、ISDNネットワークに接
続されている市販のISDN回路200に接続される。
【0075】フレーム記憶装置を介する同じ循環処理
は、データがデュアルポートRAM203からフレーム
記憶装置206へ転送された時、実行される。フレーム
記憶装置のスロットは、ISDNへ転送されつつある位
置の数フレーム位置後方の地点へ充填される。マイクロ
プロセッサ202はRAM213の各スロットの部分を
介して循環する。これらの各部分は、充填されるべきス
ロットを特定するデータと適当なUチャネルコントロー
ル207から209までへのポインタとを含んでいる。
このUチャネルコントロールは、次に読み出されるべき
バッファの部分、例えばバッファ210aから210c
までの部分、に対するポインタを特定するデータを含ん
でいるので、そのRAM213の部分がマイクロプロセ
ッサ202によって使用される。スロットは、デュアル
ポートRAM203内の好適なバッファからのデータに
よって充填される。Uチャネルコントロール207内の
バッファポインタが部分210a,210b,210c
の1つの終わりに到達した時、コントロール207は、
この部分にデータを入れるように、PC205に信号を
送る。ポインタのラップラウンド構成が使用されている
ので、部分210cが転送フレーム記憶装置に対して読
み出された時、次に読み出されるべき部分は部分210
aとなり、これらの部分が同じくラップラウンド循環の
方法で充填される。他の転送バッファも同様に作動す
る。
【0076】不十分なデータが特定のUチャネル上に受
信されしかもこれが誤りであると見なされる場合には、
これはデータではなく、受信時に捨てられるものである
ということを示すパターンを送信することが好ましい。
後述する各種の特別の終了パケットがこの目的のために
使用される。
【0077】ISDN回路200によって処理済のIS
DN入力信号は、各フレームが読まれる毎に増分される
ポインタの制御下に、受信フレーム記憶装置204に読
み込まれる。最後の記憶位置が到達してポインタが増分
されて最初の位置を指示するまで継続したフレームが継
続した位置に入力されるので、この記憶装置もラップラ
ウンド方式で使用される。
【0078】受信フレーム記憶装置204は考えられる
最大のフレームスキュウ(Nフレーム)を収容するのに
十分な大きさでなければならないが、これはISDNに
於いて同一のISDNフレームで発信されたスロットに
よって経験される異なった遅延によって発生することが
ある。このためには、受信フレーム記憶装置204は、
2×4フレームに、システムラテンシーのための多少の
余裕(Mフレーム)をプラスしたものを収容できれば十
分である。
【0079】データはフレーム記憶装置の2点に於いて
スロットから読み出される。すなわち、増分されたポイ
ンタによって示されるように1フレームが入力されたば
かりの記憶装置の位置に非常に近い第1の点と、後述す
るスキュウ計算によって示されるように、記憶装置内に
保持される最新のフレームと最古のフレームとのおおよ
そ中間にある第2の点とである。第1の点からのデータ
は、Uチャネル内のスロットの数を変更するのに必要な
信号に使用され、第2の点からのデータはRAM213
の内容の制御下で、デュアルポートRAM203内の受
信バッファに転送される。Uチャネル内のスロット数を
変更するための外に、第1の位置からマイクロプロセッ
サに供給された情報は、スキュウを計算するのにも使用
される。
【0080】各スロットが第2の位置に読み出される
と、マイクロプロセッサ202によってスロット制御R
AM213の適当な部分に対して照会がなされ、これが
そのスロットがどのUチャネルに属すべきかとUチャネ
ル制御部分207〜209とを指定し、これがデータが
転送されるべき受信バッファとデータを受信すべきバッ
ファ内の場所とを指定する。更に、スロット制御部分は
スキュウ情報を含んでいるので、データは記憶装置20
4内の正しいフレーム位置から読み出される。更に、新
しいスロットがUチャネルに加えられると、第2の点か
らの情報はSYNC2パケットの到着をつきとめるのに
使用され、それにより受信データの始点がつきとめられ
る。
【0081】Uチャネルのセットアップ動作をはじめ簡
単に、次に図10,11,12を参照して詳細に説明す
る。
【0082】ラインをオフにすると、ISDNの各スロ
ットは、ISDNサービスによって要求されるアイドル
データ値(IDLE0)を発信する。地方のISDN交
換局が回路200に対してスロット接続ができたことを
表示した時、各スロット端の装置は異なった値(IDL
E1)を発信し、一端の装置がこのIDLE1の値を受
信すると、その発信を他の値(IDLE2)に変更す
る。このようにして、一端がIDLE2を受信した時、
他端がその発信を受信しつつあり、かつ前記一端が他端
からの発信を受信しつつある、ということが明らかとな
る。
【0083】本実施例に於ては、Uチャネルは一時に1
スロットずつ開閉され、新しいスロットが開かれる時、
データ(SYNC1)の「パケット」が、IDLE2値
が受信された後で、新しいスロットに発信される。この
SYNC1パケットは、3個の任意の大文字(IDLE
値、および後述するSYNC2パケットと類似しないよ
うに選択される)から成り、Uチャネル番号、発信端に
於けるUチャネル内のスロットの順序、使用される通信
のモードを示す文字が続き、更に、現在まだ特定の意味
を与えられていないものとチェックサムをあらわすもの
とからなる2文字がこれに続く。本実施例に於ては、各
端に於けるマイクロプロセッサ202は各Uチャネル番
号を記憶しているので、新しいスロットが追加されたり
SYNC1信号が受信されたりした時は、その新しいス
ロットは既存のUチャネルの一部の可能性があると認識
される。可能とされ各種の通信のモードが、例えば長短
の送電接続(地上線又は衛星接続等)によるスロットの
受信に於ける各種の延長を許容している。通信のモード
はまたデータがパケット化されているか連続的なデータ
の流れとして送信されているか、又はエラー訂正が含ま
れているか、をも示している。
【0084】データ同期は、IDLE値及び時間基準を
搬送する3つのキャラクタが追従するSYNC1と異な
り、3つの初期キャラクタより成るSYNC2パケット
によって達成され、時間基準は、同じ伝送フレームで送
られるスロットによって、ISDNシステムで生ずる種
々の遅延を考慮するようにフレーム・タイミング・スキ
ューを計算するために使用される。時間基準値(TF)
の次には、それを確認するためにチェック合計と、その
直後に次のフレームにおいて、新しいスロット内のデー
タ流がこのスロットによって正に接合されたUチャネル
の一部として後に続く。
【0085】スロットはまた一度に一回だけ閉鎖され、
このために、この実施例では好ましくは、特別の64バ
イトの区別された閉鎖パケットが閉鎖されるべきスロッ
ト内で送られる。マイクロプロセッサ202は、Uチャ
ネルの任意のスロット内の特別の閉鎖パケットを検出す
るようにプログラムされ、これは、パケットの始まりで
生ずるあるキャラクタ、通常はわずかに使用される制御
キャラクタが検出される際に、サブルーチンを動作させ
ることによって実行される。パケットがこの特別のキャ
ラクタと共にスタートし且つ閉鎖パケットの他の全ての
キャラクタを含むとすると、問題のスロットは、次のフ
レームにおいてUチャネルから直ちに削除され、このス
ロットからのデータはUチャネルの出力の一部としても
はや含まれない。代替として、特別の閉鎖パケットは、
閉鎖されるべきスロットの番号が閉鎖パケットの後に送
られるときに、閉鎖されるべきスロットを含むUチャネ
ルの一部で送ることができる。
【0086】図9の装置が初めにISDNに接続される
と、マイクロプロセッサ202のためのソフトウエアの
フレーム・カウンタ形成部が開始され、ISDNフレー
ムを受け取る度毎に増分される。カウンタは、最大可能
なフレーム・スキューより大きなカウンタ値を可能にす
る多数のビットを有する。この数は32ビットが好まし
いが、場合により16ビットまで減少できる。図9に示
されたタイプの2つの異なる装置のカウンタは、たいて
い同じカウンタ値を有することはなく、動作中に、それ
らのカウンタは常に正確に同じ差を維持する。その理由
は、それらのカウンタは共にISDNネットワーク・ク
ロックにロックされているためである。
【0087】前述のように、スロットは、ISDNを介
して別のルートに追従したために、同一フレーム内の同
一Uチャネルで伝送された別のスロットより多くの又は
少ない遅延を受け得る。このように、1フレーム内で伝
送されるスロットは拡張したフレームに到達可能であ
り、Uチャネル・データを正確な順序で組立てることが
できるようにフレーム間の相対的遅延を計算することが
必要である。
【0088】スロットの遠隔エンド及びローカル・エン
ドでのフレーム・カウンタがRTF及びLTFのフレー
ム・カウンタをそれぞれ有していると、カウンタ間の差
は次式で与えられる。
【0089】REF=RTF−LTF Uチャネルで受取られるべき最初のスロットに対して、
SYNC2が受取られると、TFは受取りスロット・エ
ンド・プロセッサ202によって読取られ、REFが計
算され且つ記憶される。SYNC2が後で受取られるス
ロットに到達すると、ローカル・フレーム・カウンタの
値もまたS_LTFとして記憶されるときに、TFは、
最初の読出しポイントで引き出され、且つS_RTFと
して記憶される。
【0090】データをフレーム記憶204からデュアル
・ポートRAM203の受信バッファに伝送するため
に、データは、ISDNから受信したデータによって満
たされたばかりのロケーションより後方の特定数のフレ
ーム(約フレーム・ロケーションの総数の半分)である
フレーム・ロケーションで、記憶204から名目的に読
出される。実際に読出されるフレーム・ロケーションは
読出されているスロットに対するスキューに依存し、前
記の特定数のフレーム・ロケーションが公称フレーム遅
延(NOM_FRAME_DELAY)に対応すると、
読出されるべきロケーションは、この値と送信(S_R
TF)と受信(S_LTF)の回数の間の差との和から
計算されるが、遠隔フレーム・カウンタとローカル・フ
レーム・カウンタとの間の差(REF)に対しても許容
されなければならない。このように、ISDNによって
満たされたばかりのフレーム・ロケーションに関して記
憶204に読込まれるべきフレームの位置は、Uチャネ
ル内の各スロットに対してプロセッサ20によって以下
のように計算される。
【0091】S_FRAME_DELAY=NOM_F
RAME_DELAY−(REF−(S_RTF−S_
LTF)) このオフセットが一度計算されると、それはRAM13
内の適当なスロット制御ロケーションに記憶され、それ
は、このRAMがフレームを読出すように操作される度
に使用され、データを適当なUチャネル・バッファに伝
送する。
【0092】ビット速度が新しいスロットの加算又は減
算によって変更されるべきであるということがUチャネ
ルの呼出しエンドで決定されるかも知れないが、それ
は、受信エンドで、ビット速度のそのような変更が受容
し得ないような場合であり得る。この情況は図11のフ
ロー図で考慮されており、新しいスロットに対する要求
を開始することのないエンドがこの要求を受容し又は拒
否することができる。
【0093】図10のフロー図において、本システムの
第2の実施例の送信手順によって実行されるオペレーシ
ョンが示されている。スロットが接続されたということ
をISDN交換が示したとき、システムの送信手順は予
定の数のIDLE1信号を送り、次いでスロットに結合
された受信機がIDLE1信号を受信したがどうかを決
定するために、テスト221が実行される。予定の数の
IDLE1信号が再度送信されずにIDLE1信号が受
信されると、予定の数のIDLE2信号がオペレーショ
ン222で送信される。次に、条件218によって示さ
れるように、手順が新しいスロットを開始するスロット
・エンドで実行されていると、テスト224は、IDL
E2信号が当該スロットで受信されたかどうかを決定
し、或は、そうでなければ、テスト219はSYNC1
信号が受信されたかどうかを決定し、呼出しが受容され
る(以下参照)。いずれのテストも肯定でなければ、ジ
ャップを生じてオペレーション222に戻り、IDLE
2信号を再度送ることができ、さもなければSYNC1
信号が送信される(オペレーション225)。
【0094】新しいスロットが依然として要求されるこ
とをチェックするためのテスト227の後に、テスト2
27は、条件228によって示されたように呼出しが開
始されたスロットのエンドで送信手順によって実行され
る。SYNC1信号が受信されなかったということをテ
スト227が示すと、IDLE2信号が送られ、ジャッ
プを生じてテスト226に戻り、SYNC1信号が受信
されるまでIDLE2信号が更に送り続けられ、或は、
スロットが他方のエンドで受入れられず且つSYNC1
信号がこのために送られないと(以下参照)、スロット
が要求されていないということをテスト226が示す。
(条件228によって示さてたように)新しいスロット
が開始されなかったエンドで、テスト230が実行さ
れ、SYNC2信号が受信されてこの信号がSYNC1
信号がそこで受信されるまで他方のエンドから送信され
なかったかどうかを決定する。そうでなければ、IDL
E2信号を送るためのオペレーション229が実行さ
れ、続いてジャンプを生じてテスト226に戻り、ID
LE2信号は、SYNC2信号が受信されるまで送り続
けられる。
【0095】SYNC1信号が呼出しを開始するエンド
で受信され、或は、SYNC2信号が他方のエンドで受
信されると、SYNC2信号はオペレーション231で
送信される。従って、呼出しを開始するエンドは、それ
が、他方のエンドが新しいスロットを受入れたことを意
味するSYNC1を受信するときに、SYNC2を送
り、そして、開始しないエンドは、それが他方のエンド
からSYNC2を受信するときに、SYNC2を送る。
【0096】データは、前述のような方法で、特別の削
除パケットが送られるときに(オペレーション23
4)、特別のスロットによって更に送られるべきデータ
がなくなるまで、次のフレーム内のUチャネルの一部と
して、送信フレーム記憶206に入れられる(オペレー
ション232)。種々の信号、IDLE1,IDLE
2,SYNC1及びSYNC2、がマイクロプロセッサ
202によって記憶206内の適当なフレームに入れら
れるということが理解されるであろう。テスト226に
よって示されたように、新しいスロットがもはや要求さ
れないと、図10の手順は終了する。
【0097】図11のフローチャートの受信手順は3個
のIDLE1信号が受信されたかを決定する為にテスト
236で開始される。信号がこのテストはIDLE1が
受信されたことを示す転送手順に送られる時にそのよう
な信号が受信されるまで継続される(動作237)。次
いで、受信手順はテスト238の3個のIDLE2信号
を検索し、該信号がスロットコネクション(コネクショ
ン240として示されている)を初期化する最後で受信
された時に転送側はIDLE2信号が受信されたことを
通知する(動作247)。与えられた新しいスロットが
まだ要求されていれば(テスト242)、受信側はテス
ト243によって示されたSYNC1信号の到着を検索
する。もしこの信号が受信されなければ、ノンーインデ
ィケーティング終了が新しいスロットを容認しないこと
を表示する(後述されるテスト251及び動作252と
動作225を参照)。もし、そうであれば、テスト24
2の結果はネガテブになり、ENDへの飛び越しが生じ
る。普通はSYNC1信号が受信され、次いで転送側は
動作244において通知し、テスト245がSYNC2
信号の到着を決定するために実行される。そのような信
号が受信された後に、テスト247に示される如きデレ
ットパケットが受信されるまで動作246のUチャンネ
ルの一部としてスロットからデータが取られる。
【0098】条件240に戻ると、スロットがスロット
の初期化の終わりでなければ、テスト248が実行さ
れ、動作250がマネージメントプロセスを通知するの
に使用される時にSYNC1信号の到着を決定する(動
作250)。マネージメントプロセスがUチャンネルま
たは新しいUチャンネルの存在のために別のスロットを
容認するために準備されまた準備されない。
【0099】しかしながら、テスト251により示され
るように新しいスロットを受け入れることが決定される
場合には、送信側は、SYNC1がオペレーション25
2において受け取られたことを知らされる。テスト25
3はSYNC2の到達を示すため用いられ、このことが
生じると、送信側は、オペレーション254において知
らされ、削除パケットがテスト247により示されるよ
うに到達するまで、次のフレームからデータがスロット
においてUチャンネルの一部として受け取られる(オペ
レーション246)。
【0100】図12は、オペレーション246をより詳
細に示すフロー図である。新しく開かれたスロットを含
む第1フレームが受信フレーム・ストアに受信される
と、オペレーション255が実行され、RAM 213
のスロット制御部分に対する第1読出し点で情報を抽出
する。この情報は、SYNC1(スロットのUチャンネ
ル番号とスロットの時間順序)とSYNC2(TF)と
に含まれている。次に、マイクロプロセッサ202は、
受信機で時刻SYNC2において読出されたフレーム・
カウントと、SYNC1及びSYNC2から抽出された
情報とから前述の要領で前記のスロットのスキューを計
算し(オペレーション257)、そのスキューをRAM
213の適当な部分に記憶する。受信バッファにより
保持されたスロットからの次のデータが、計算されたス
キューを用いて第2読出し点で読出される(オペレーシ
ョン258)。次に、テスト247(図11にも図示)
が実行され、削除パケットが存在しない場合には、テス
ト259は、IDLE(アイドル)パケットが存在する
か決定する。IDLEパケットが存在しない場合には、
読出されたデータが、RAM 213と制御ブロック2
07ないし209との中のデータを用いて前述の要領
で、Uチャンネル内の他のスロットからのデータと組み
合わせられる。削除パケットが存在する場合には、送信
側は、オペレーション261において、送信側がまた削
除パケットを次のフレームにおいて送る時を知らされ
る。
【0101】本発明は、詳細に前述した方法から離れた
多くの種々の方法で実施できることは明らかであろう。
他の同期化パターンと、コンピュータのハードウエア及
びアルゴリズムの他の形態とを明らかに用い得る。アル
ゴリズムを実行するのに用いられる言語はコンピュータ
及びマイクロプロセッサのタイプに従う。
【0102】本発明は、詳細に記述されたISDNのみ
でなくいずれのビット同期化したデータネットワークに
も用い得る。適当なネットワークが必ずしも時間多重化
されることなく、従属信号がチャンネル上をいずれかの
順序で送信され得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第2の形態による装置を含むブロック
図である。
【図2】図1の計算機13の送信における動作を説明す
るためのフロー図である。
【図3】図2の動作21をより詳細に示すフロー図であ
る。
【図4】図2の動作20をより詳細に示すフロー図であ
る。
【図5】本発明の動作で用いられるタイムスロットが送
信中にいかにしてその順序を変更されるかを示す図。
【図6】本発明の動作で用いられるタイムスロットが送
信中にいかにしてその順序を変更されるかを示す図。
【図7】図8と共に図1の計算機13の受信における動
作を説明するためのフロー図である。
【図8】図7と共に図1の計算機13の受信における動
作を説明するためのフロー図である。
【図9】本発明の第2の形態による装置の他の1つの実
施例を含むブロック図である。
【図10】図9のマイクロプロセッサー202の動作を
説明するためのフロー図である。
【図11】図9のマイクロプロセッサー202の動作を
説明するためのフロー図である。
【図12】図9のマイクロプロセッサー202の動作を
説明するためのフロー図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アラン・ポンド イギリス国ベッドフォードシャー エルユ ー7・8エイビー,レイトン・バザード, ヒース・ロード 24

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の第1の固定ビット速度チャンネル
    を有する通信システムによって伝送されるデジタル信号
    をビット速度を可変にする方法において、 少なくとも1つの前記第1のチャンネルを含む可変ビッ
    ト速度の第2のチャンネルに2つのステーション間で動
    作を開始させるステップと、 動作のうちに要求された場合に、前記第2のチャンネル
    を通してのデータ伝送が継続される間は第2のチャンネ
    ルを含む第1のチャンネルの数を変更するステップであ
    って、要求があるときは第2のチャンネルを形成する該
    第1のチャンネル数が減少され、 第2のチャンネルにおいて、該2つのステーションの1
    つからのデジタル信号の所定の各々のシーケンスを伝送
    するステップであって、、該所定の各々のシーケンスは
    通信システムによって伝送されるデータにおいて生じそ
    うにないものでること、 該所定の各々のシステムの伝送との第1の所定の関係を
    有する時に第2のチャンネルから取り除かれる前記第1
    のチャンネルにおけるデータの伝送を停止するステップ
    と、 前記他のステーションで、前記所定の各々のシーケンス
    の受信に対する第2の所定の関係を有する時に該第2の
    チャンネルの出力から該第1のチャンネルのあるもで受
    信されるデータを省略するステップと、 を備えたことを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 前記第1および第2のチャンネルが複信
    チャンネルであることを特徴とする請求項1に記載の方
    法。
  3. 【請求項3】 前記可変ビット速度第2のチャンネルを
    開始させるステップまたは前記第2のチャンネルにおけ
    る第1のチャンネルの数を増加させるステップが、 チャンネルがアイドル状態であることを示すデジタル信
    号の第2の所定のシーケンスを搬送する前記第1のチャ
    ンネルに両方のステーションから第1の別の所定のデジ
    タル信号シーケンスを伝送するステップと、 各々のステーションでデジタル信号の該第1の別の所定
    のシーケンスを別々に検出し、各々のステーションでデ
    ータを表しているデジタル信号に続いて第3の別の所定
    のデジタル信号のシーケンスを別々に伝送するステップ
    と、 該第2のチャンネルの出力を与える為に既に第2のチャ
    ンネルを形成している他の第1のチャンネルで受信され
    たデジタル信号に該第3のシーケンスの後に受信された
    デジタル信号を組み合わせるステップと、 を含むことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記第1のチャンネルがISDNシステ
    ムのサブチャンネルであり、該第1のチャンネルは一連
    のフレームで伝送されることを特徴とする請求項1乃至
    3のいずれかに記載の方法。
  5. 【請求項5】 フレームの同じ数だけ互いに離れた各々
    のステーションで一連の同期時間を規定し、前記デジタ
    ル信号の前記第1および第3の所定のシーケンスが同期
    時間でのみ伝送され、受信時に前記第1および第3の所
    定のシーケンスが同期時間でのみ生じることを特徴とす
    る請求項3または4に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記デジタル信号のシーケンスがいつで
    も伝送され、 前記他の第3のシーケンスが、前記第1のチャンネルが
    開放所属されている第2のチャンネルの番号を示すデー
    タ信号に続き、 双方向にデータ信号に対して該第1のチャンネルがレデ
    イ状態の時に、データ信号の伝送時間を示す該データ信
    号に続く第4の別の所定のデータ信号のシーケンスに前
    記第3のシーケンスが続き、第4のシーケンスが次のフ
    レームにおいて第2のチャンネルによって送られるトラ
    フィツクを表すデータ信号に続き、 前記シーケンスの検出が少なくとも前記シーケンスの1
    つで各々のフレームにおいて前記第2のチャンネルにお
    ける第1のチャンネル毎の試験によって実行されるこ
    と、 を特徴とする請求項3に従属した請求項4に記載の方
    法。
  7. 【請求項7】 互いにフレームの同じ数だけ離れた一連
    の同期時間を規定するステップと、 前記あるチャンネルが第2のチャンネルから取り除かれ
    る場合に、所定の特別なシーケンスの受信後に次の同期
    受信に続くフレームで前記あるチャンネルからのデータ
    の組み合わせを停止することを含む請求項4に記載の方
    法。
  8. 【請求項8】 前記あるチャンネルが取り除かれるもの
    である場合に、所定の特別なシーケンスの受信後に次の
    同期時間に続くフレームで前記あるチャンネルにおける
    データの伝送を停止することを含む請求項7に記載の方
    法。
  9. 【請求項9】 第2のチャンネルから前記あるチャンネ
    ルを取り除くために命令が与えられた場合に、該命令の
    受信後に次のフレームに該所定の特別のシーケンスが送
    られ、 該次のフレームで該あるチャンネルに伝送されるデータ
    が停止され、 各々のフレームにおける受信時に前記第2のチャンネル
    における第1のチャンネル毎に試験され所定の特別のシ
    ーケンスが存在するか否かが決定され、 所定の特別のシーケンスの受信に続く次のフレームで第
    2のチャンネルの出力から前記あるチャンネルにおける
    データの受信が省略される、 ことを特徴とする請求項4に記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記所定の特別なシーケンスが少なく
    とも48ビットを有することを特徴とする請求項のいず
    れかに記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記所定の特別のシーケンスが前記あ
    る第1のチャンネルの表示を含む64ビットのシーケン
    スの一部であることを特徴とする請求項のいずれかに記
    載の方法。
  12. 【請求項12】 可変ビット速度デジタル信号の伝送お
    よび受信用の装置において、第1のロケーションで固定
    ビット速度の複数の第1の複通信チャンネルを動作させ
    る手段と、 該第1のチャンネルの可変数を組み合わせて可変ビット
    速度の第2のチャンネルを得る手段と、 動作の間に要求された場合に、第2のチャンネルを形成
    する第1の数を変更する手段であって、第2のチャンネ
    ルを形成する第1のチャンネルの数を減少させるときに
    第1のチャンネルからデジタル信号の所定の特別のシー
    ケンスを伝送する手段を含み、該所定の特別のシーケン
    スが第2のチャンネルによるデータ中であまり生じない
    ものであり、 該所定の特別のシーケンスが第2のロケーションから受
    信された時を検出する手段と、 該所定の特別のシーケンスの伝送に対して第1の所定の
    関係を有する時に第2のチャンネルから取り除かれる第
    1のチャンネルのあるものにおけるデータの伝送を停止
    し、該所定の特別のシーケンスに対して第2の所定の関
    係を有する場合に該第2のチャンネルの出力からの該第
    1のチャンネルにおけるデータの受信を省略するように
    第1のチャンネルを組み合わせる手段と、 を備えたことを特徴とする装置。
  13. 【請求項13】 前記第1のチャンネルを動作させる手
    段が、第1のチャンネルを与える高ビット速度チャンネ
    ルを複式化する時間分割のための複式化手段を備え、該
    第1のチャンネルが一連のフレームで伝送されることを
    特徴とする請求項12に記載の装置。
  14. 【請求項14】 フレームの同じ数だけ互いに離された
    一連の同期時間を規定する手段を含み、前記第1のチャ
    ンネルの数を変更する手段が前記所定の特別のシーケン
    スの受信の後に次の同期時間に続くフレームで前記チャ
    ンネルからのデータの組み合わせを停止する様に構成さ
    れたことを特徴とする請求項13に記載の装置。
  15. 【請求項15】 前記第1のチャンネルの数を変更する
    手段が、前記所定の特別のシーケンスの受信の後に次の
    同期時間に続くフレームで前記チャンネルにおけるデー
    タの伝送を停止する様に構成されたことを特徴とする請
    求項14に記載の装置。
  16. 【請求項16】 前記第1のチャンネルの数を変更する
    手段がいずれのフレームにおいても前記所定の特別のシ
    ーケンスを送り、次のフレームで第1のチャンネルへの
    データの伝送を停止する様に構成され、 前記所定の特別のシーケンスを検出する手段が該所定の
    特別のシーケンスが存在するか否かを検出するために各
    々のフレームで第2のチャンネルにおける第1のチャン
    ネル毎の試験をする様に構成され、 第1のチャンネルの数を変更する手段が、所定の特別の
    シーケンスが検出されたフレームに続く次のフレームに
    おいて前記第1のチャンネルで受信されたデータを第2
    のチャンネルの出力から省略する様に構成された、 ことを特徴とする請求項15に記載の装置。
  17. 【請求項17】 第1のチャンネルの数を変更する前記
    手段が、動作において、少なくとも48ビットのシーケ
    ンスである如き前記所定の特別のシーケンスを伝送する
    ことを特徴とする請求項12から16のいずれかに記載
    の装置。
  18. 【請求項18】 第1のチャンネルの数を変更する前記
    手段が、動作において、クロースされるべき第1のチャ
    ンネルの表示を含む64ビットのシーケンスの一部であ
    る様な該所定の特別のシーケンスを伝送することを特徴
    とする請求項12から17のいずれかに記載の装置。
  19. 【請求項19】 前述した様な複数の固定ビット速度の
    チャンネルを備えた通信システムによって伝送されるデ
    ジタル信号用のビット速度可変方法。
  20. 【請求項20】 図面を参照して前述された可変ビット
    速度信号の伝送に使用される方法。
JP4180285A 1991-05-28 1992-05-28 複数の第1の固定ビット速度チャンネルを有する通信システムによって伝送されるデジタル信号をビット速度の可変にする方法および装置 Pending JPH06112941A (ja)

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