JPH0611235Y2 - 耕耘機等における前照灯装置 - Google Patents

耕耘機等における前照灯装置

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JPH0611235Y2
JPH0611235Y2 JP1989126264U JP12626489U JPH0611235Y2 JP H0611235 Y2 JPH0611235 Y2 JP H0611235Y2 JP 1989126264 U JP1989126264 U JP 1989126264U JP 12626489 U JP12626489 U JP 12626489U JP H0611235 Y2 JPH0611235 Y2 JP H0611235Y2
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JP1989126264U
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JPH0268234U (ja
Inventor
寛 明石
Original Assignee
セイレイ工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は、耕耘機等における前方照射装置の改良に関す
るものである。
(ロ)従来の技術 従来の耕耘機等における前方照射装置は、第5図に示し
ているように、透光板を備えて単体独立に構成されるラ
イト(10)を、ボンネット(12)の前面から凹入した状態で
取付けるタイプのものが多いが、なかには、ライトの反
射板と照射レンズを別体にして、反射板の方はボンネッ
ト側に設け、照射レンズはボンネットの前面に装着する
ようにしたもの(実開昭58−23738号公報参照)
や、エンジン前部に装備するライトを覆う筒状カバーの
前縁から下縁にかけての部分を透光板で形成して足下部
をも照らすようにしたもの(実公昭49−14461号
公報参照)もみられる。
(ハ)考案が解決しようとする課題 第5図の従来技術にあっては、同図中に破線で示されて
いるように照射範囲が機体前方の狭い範囲に限られ、耕
耘機等において必要とする車輪直前部の地面および機体
の左右側方の照射ができなかった。
また、前者刊行物にみられるものは、透光レンズがボン
ネットの前縁から凹入してないので、前者に比べると機
体前方の照射範囲は稍々広くなるけれども、車輪直前部
の地面および機体の左右側方の照射ができないという点
では、第5図のものと変わらないものであった。
その点、後者刊行物にみられるものは、エンジン前部に
装備するライトでもって足下部をも照らすことが意図さ
れており、前二者に比べると耕耘機等の照射装置として
好都合なものとなってはいるが、機体の進行方向最先端
部に突出して位置する筒状カバーの前縁から下縁部が透
光板で形成されて、その部分が他物に対して剥き出し状
態になるため、運行中に他物に触れて透光板が損傷する
などの事故が起き易い問題があった。
(ニ)課題を解決するための手段 本考案は、上述した従来技術の実状に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、機体の前方のみな
らず、車輪直前部の地面及び左右側方照射もできる照射
装置でありながら、堅牢で機体運行中に他物に触れて損
傷するなどの事故が起きることのない耕耘機等における
前方照射装置を提供することにある。
そして、この目的を達成するために、本考案における前
方照射装置は、ボンネット16の前面18の左右方向全
幅と左右側面20、22の一部とを側面視でコ状を呈す
るように切欠開口し、この切欠開口部24を閉塞する状
態に透光板26を嵌め込み装備し、透光板26後方のボ
ンネット内に、反射鏡42とその前面に位置する電球2
8とからなるライトLを収容設置して構成される前方照
射装置であって、前記切欠開口部24の前面及び左右側
面部分を閉塞する透光板26を一枚物に形成し、該透光
板26の左右側面部分の後端部と、前記切欠開口部24
の後端部24aとを、平面視で前記反射鏡42の前方左
右側端より後方に位置させ、前記透光板26と切欠開口
部24の後縁近くに配置する反射鏡42とで電球28収
容部を形成し、反射鏡42による照射が透光板26の前
面および左右側面部分の全域から行われるようにしたも
のである。
(ホ)考案の作用及び効果 本考案における前方照射装置は、上述のように構成され
ているので、ライトからの光が透光板26の前面全幅の
みならず左右側面部分26a、26bからも同時照射さ
れることとなって、左右側面部分からの照射光によって
耕耘機等で必要な車輪直前部の地面および左右側方もが
良好に照射され、安全で且つ能率的な点灯運行が図れ
る。
そして、前面前幅からの前方照射に加え、車輪直前部の
地面及び左右側方照射もできる照射装置でありながら、
透光板26は側面視でコ状を呈する切欠開口部24に嵌
め込み装備されて、周囲がボンネット形成部材に囲ま
れ、且つ、それに固持されるので、組付け状態での透光
板26の堅牢性が良好であるとともに、他物と接触する
ことがないように防護される。
(ヘ)実施例 つぎに、本考案の実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図は本考案装置の斜視図、第2図はその要部の平面
図、第3図は第2図のIV−IV断面図、第4図は第3図の
V−V断面図、第5図は従来例の一つを示す説明図であ
る。
第1図〜第4図において、16は耕耘機等のボンネッ
ト、14はボンネットの上面、18はボンネットの前
面、20、22はボンネットの左右側面であり、上記前
面18の上部は、全幅に亘って後方に傾斜され、その左
右両端部が彎曲状に左右側面20、22に連なり、前縁
18及び左右側面20、22の上方には上面14が連な
っている。
上記ボンネット16における前面18の後傾部の左右方
向全幅と、左右側面20、22の一部には、側面視でコ
状を呈する切欠開口部24が開設され、その切欠開口部
24には後傾部の左右全幅及び左右側面に亘る透光板2
6が嵌め込み装備される。
つまり、透光板26は、ボンネットの前面全幅に亘る前
面部分26cと、前面部分26cの両端から後方に屈曲
して一体に連なる左右側面部分26a、26bとからな
り、切欠開口部に嵌め込み装備された状態で、前面部分
及び左右側面部分の外面が、ボンネット16の外面に一
致するものとなっている。
そして、透光板26は、レンズ部30とレンズ部の上下
延長部34と、レンズ部の背面に一体に突設される筒状
突部36とを備えており、上記筒状突部36が、ライト
Lの電球を囲繞するようになっている。
また、透光板26は、上下の延長部において切欠開口部
24周縁のボンネット内面に重り合わせられ、左右側面
部分26a、26bにおいてボンネット16の側面2
0、22にビス38で止められる。
透光板26の後方には、ライトLが位置している。この
ライトLは、電球28とソケット40と反射鏡42から
なり、反射鏡42の前端縁42aが、第4図にみられる
ように、切欠開口部24の後端縁24aよりも前方で透
光板の前面部分26cよりは後方に位置させられ、透光
板の左右側面部分26a、26bからの側方照射を可能
にしている。
換言すると、切欠開口部24の後端縁24aと該縁部に
嵌装される透光板26の左右側面部分の後端部が、平面
視で前記反射鏡42の前方左右側端より後方に位置し、
反射鏡42による照射が透光板26の前面および左右側
面部分の全域から行われるようになっている。
なお、ライトLの電球28は上記レンズ部30の真後ろ
の反射鏡42前方に位置し、反射鏡42が上記透光板の
筒状突部36を覆い且つ筒状補強突部の周縁に嵌合され
ている。
ライトLは、反射鏡42の下部突片44をボンネットの
左右の左右側面20、22間を繋ぐ梁部材46にボルト
・ナット48で係止することによって固着され、また、
透光板26及びライトLの下方には上記ボルト・ナット
48で梁部材46に共締めに締結固定されるアンダープ
レート50が位置している。
アンダープレート50は、透光板26の下部を覆う程度
の面積を有し、上面に光反射用塗料が塗布されたものと
なっており、このアンダープレートによって透光板26
およびライトLの下方を保護するとともに、下方からの
泥水や粉塵の侵入を阻止し、且つ下方への光の漏洩を防
止するようになっている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置の斜視図、第2図はその要部の平面
図、第3図は第2図のIV−IV断面図、第4図は第3図の
V−V断面図、第5図は従来構造説明図である。 16……ボンネット、18……前面 20、22……左右側面、24……切欠開口部 24a……切欠開口部の後端縁 26……透光板 26a、26b……透光板の左右側面部分

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ボンネット(16)の前面(18)の左右方向全幅
    と左右側面(20)(22)の一部とを側面視でコ状を呈するよ
    うに切欠開口し、この切欠開口部(24)を閉塞する状態に
    透光板(26)を嵌め込み装備し、透光板(26)後方のボンネ
    ット内に、反射鏡(42)とその前面に位置する電球(28)と
    からなるライト(L)を収容設置して構成される前方照射
    装置であって、前記切欠開口部(24)の前面及び左右側面
    部分を閉塞する透光板(26)を一枚物に形成し、該透光板
    (26)の左右側面部分の後端部と、前記切欠開口部(24)の
    後端部(24a)とを、平面視で前記反射鏡(42)の前方左右
    側端より後方に位置させ、前記透光板(26)と切欠開口部
    (24)の後縁近くに配置する反射鏡(42)とで電球(28)収容
    部を形成し、反射鏡(42)による照射が透光板(26)の前面
    および左右側面部分の全域から行われるようにしてある
    ことを特徴とする耕耘機等の前方照射装置。
JP1989126264U 1989-10-26 1989-10-26 耕耘機等における前照灯装置 Expired - Lifetime JPH0611235Y2 (ja)

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0268234U JPH0268234U (ja) 1990-05-23
JPH0611235Y2 true JPH0611235Y2 (ja) 1994-03-23

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ID=31377626

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JP1989126264U Expired - Lifetime JPH0611235Y2 (ja) 1989-10-26 1989-10-26 耕耘機等における前照灯装置

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JPH0268234U (ja) 1990-05-23

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