JPH06111484A - ディジタル信号記録装置 - Google Patents

ディジタル信号記録装置

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JPH06111484A
JPH06111484A JP28227792A JP28227792A JPH06111484A JP H06111484 A JPH06111484 A JP H06111484A JP 28227792 A JP28227792 A JP 28227792A JP 28227792 A JP28227792 A JP 28227792A JP H06111484 A JPH06111484 A JP H06111484A
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JP
Japan
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circuit
quantization
code
digital signal
recording
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JP28227792A
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Tadaaki Yoshinaka
忠昭 吉中
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Sony Corp
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  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 ディジタルビデオ信号を8×8画素毎にブロ
ック化し、DCT回路13によってこのブロック単位で
DCTし、このDCTにより得られたDCT係数データ
を量子化回路14で量子化する装置であり、量子化回路
14からの量子化値を拡張ビットと情報ビットからなる
2ビットを1単位とすると共にいかなる量子化値の組み
合わせに対しても“0”の最大つながり個数が6個以下
となる変換表にしたがって符号化する可変長符号化回路
15と、符号化したコードをNRZI変調するNRZI
変調回路17とを設けてなる。 【効果】 相関性がなくてもよく、高データレートで高
密度記録ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、入力ディジタル信号を
直交変換して量子化した後に、記録変調を施して記録媒
体への記録信号を得るディジタル信号記録装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】ディジタル信号記録装置の一例としての
ディジタルビデオテープレコーダやディジタルオーディ
オテープレコーダ等のテープヘッド系に適したディジタ
ル変調方式としては、現在までに数多くの方式が提案さ
れ実用化されている。すなわち、上記ディジタルVTR
やディジタルオーディオテープレコーダ等のように、原
理的に直流成分の再生ができない巻線形磁気ヘッドを使
用するディジタル信号記録装置においては、ディジタル
ビデオ信号やディジタルオーディオ信号等のディジタル
信号を直流成分が少ない符号に変換して記録することが
行われている。この変換方式を大別すると、以下のよう
な3種類の変換方式が考えられる。
【0003】第1の変換方式としては、例えば、いわゆ
るM2 変調や8−10変換、8−14変換等のように、
符号の変化点の数を制限する方式がある。また、第2の
変換方式としては、いわゆる8−8変換等のように、例
えば画像等の相関性を利用する方式がある。さらに、第
3の変換方式としては、いわゆるスクランブルドNRZ
(non-return-to-zero) 等のように、符号をランダム化
する方式がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記第1の
変換方式は、最大磁化反転間隔が一義的に決められてお
り、直流成分の抑圧と言う点では、上記第2,第3の変
換方式に優るものである。しかし、検出窓幅が狭くなる
(クロック周波数が高くなる)ため、高ビットレート記
録では非常に不利になる。例えば、現在商品化されてい
る高精細度(HD)ディジタルVTRにおいては、14
8Mbps/1CHの記録(8−8変換)がなされてお
り、これを例えばM2 変調すればクロックは約300M
Hz(検出窓幅は3.33ns)にもなり、一般の素子
では扱えないようになる。
【0005】また、上記第2の変換方式では、画像(デ
ータ)に相関性がない場合、例えばビットレートリダク
ションされた画像データ等の場合には、利用できないと
言う欠点がある。
【0006】さらに、上記第3の変換方式は、ディジタ
ル記録の基本的なもので検出窓幅や最小磁化反転間隔の
点で優れているが、直流成分の抑圧の点で確率的な要素
があり、例えば、最大磁化反転間隔は一義的には決まら
ない。
【0007】そこで本発明は、相関性がなくてもよく、
さらに、高データレートでかつ高密度記録に適した変調
方式を用いたディジタル信号記録装置を提供することを
目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のディジタル信号
記録装置は、上述の目的を達成するために提案されたも
のであり、例えばビデオ信号等の入力ディジタル信号を
離散コサイン変換(DCT)等の直交変換手段により直
交変換(DCT)し、この直交変換手段での直交変換に
より得られた係数データを量子化手段で量子化するディ
ジタル信号記録装置であって、量子化値を拡張ビットと
情報ビットからなる2ビットを1単位とする変換表にし
たがって符号化する符号化手段と、上記符号化手段で符
号化したコードをNRZI(non-return-to-zero ident
ical length)変調するNRZI変調手段とを設け、上記
NRZI変調手段からの出力を記録媒体への記録信号と
するようにしたものである。
【0009】ここで、上記符号化手段の上記変換表は、
いかなる量子化値の組み合わせに対しても“0”の最大
つながり個数が6個以下となる符号の組み合わせからな
る表となされている。
【0010】また、本発明のディジタル信号記録装置
は、上記符号化手段の出力に応じて上記量子化手段での
量子化幅を制限する量子化幅制限手段をも設けてなるも
のである。
【0011】すなわち、本発明のディジタル信号記録装
置に適用される記録変調方式は、1バイトのデータを
“1”と“0”の発生頻度の異なるデータ(例えばいわ
ゆるB2符号に準ずるデータ)に変換し、その変換され
たデータを発生頻度の多い符号(“1”又は“0”)で
極性反転させるNRZI変調を行ったとき、ランレング
ス(Tmax)が制限できるように構成したディジタル
記録変調方式である。
【0012】
【作用】本発明のディジタル信号記録装置によれば、い
かなる量子化値の組み合わせに対しても“0”の最大つ
ながり個数が6個以下となる符号の組み合わせからなる
変換表にしたがって量子化値を符号化するようにしてい
るため、最大磁化反転間隔が6より大きくなることはな
い。
【0013】
【実施例】以下、本発明のディジタル信号記録装置の実
施例について図面を参照しながら説明する。
【0014】本発明の実施例のディジタル信号記録装置
の概略構成を図1に示す。なお、最近は、ディジタル画
像データを圧縮して伝送又は記録することが試みられて
おり、本実施例ではその一例として直交変換に離散コサ
イン変換(DCT)を使い、そのDCT係数データを圧
縮する構成を例に挙げている。
【0015】すなわち、この図1に示す本実施例のディ
ジタル信号記録装置は、例えばディジタルビデオ信号を
8×8画素毎にブロック化し、DCT回路13によって
このブロック単位で離散コサイン変換(DCT)し、こ
のDCTにより得られたDCT係数データを量子化回路
14で量子化するディジタル信号記録装置であって、上
記量子化回路14からの量子化値を拡張ビットと情報ビ
ットからなる2ビットを1単位とする変換表にしたがっ
て符号化する可変長符号化回路15と、上記可変長符号
化回路15で符号化したコードをNRZI変調するNR
ZI変調回路17とを設け、上記NRZI変調回路17
からの出力を記録媒体への記録信号とするようにしたも
のである。
【0016】ここで、上記可変長符号化回路15の上記
変換表は、いかなる量子化値の組み合わせに対しても
“0”の最大つながり個数が6個以下となる符号の組み
合わせからなる表となされている。
【0017】先ず、図1に示す本実施例のディジタル信
号記録装置の具体的な説明に先立ち、本実施例装置にお
いて用いる変調方式から説明する。
【0018】上記可変長符号化としては、例えば表1の
表(1) に示すようないわゆるB2符号が知られている。
なお、この表(1) において、表中dは“0”又は“1”
であり、0*nはn個の“0”の連続を示している。
【0019】
【表1】
【0020】本実施例のようにDCT係数データを量子
化する場合に当てはめると、上記B2符号は、DCT係
数データの量子化最大値を±127とし、“0”の繋が
るランレングスの最大値を63とし、これにDCTのブ
ロックの終わりを示すEOB(end of block) を加えた
符号であり、その最大の符号長は14ビットである。ま
た、当該B2符号は、2ビット(XYとする)をペアと
して、Xを拡張ビット、Yを情報ビットとするもので、
X=0になるまで2ビットづつ符号が拡張される。ただ
し、最大の符号長である14ビット長の符号のみ、最後
のXを情報ビットとして扱う。
【0021】さらに、上記B2符号は、拡張ビットと情
報ビットの位置がはっきりしているため、それらを取り
違えることはない。また、拡張ビットが誤ると、一つの
符号が二つに誤ったり、二つの符号が一つに誤ったりす
るが、上記EOBが正しく検出される限り、誤りが次の
DCTブロックに伝搬することはない。
【0022】ここで、上記表(1) のコードを見ると、拡
張ビットに“1”が発生する確率が非常に大きいことが
わかる。したがって、B2符号によって符号化されたデ
ータと、NRZI変調とを組み合わせればランレングス
が制限されてなおかつNRZ系の長所である検出窓幅や
最短反転間隔の保存された記録変調方式が得られる可能
性がある。
【0023】ただし、表(1) のテーブルで符号化した場
合には、ランレングスは制限できない(ソースデータが
−1で連続した場合)。もちろん、“00”という符号
を使用しないようにすれば、これは防ぐことができ、こ
の場合の最大磁化反転間隔(Tmax)は4になる。し
かし、2ビットの可変長コードを捨てるということは符
号化利得の観点から好ましくない。
【0024】そこで、本実施例では、表(1) の変換表に
以下の変更を加えるようにしている。
【0025】すなわち、第1の変更として、表(1) の変
換表において−1と0*1の可変長符号を交換する。こ
れにより、Tmaxは6になる。
【0026】また、第2の変更として、表(1) の変換表
において1と0*2の可変長符号を交換する。これによ
り、Tmaxは5になる。なお、0*1と0*2は連続
しない。
【0027】さらに、第3の変更として、表(1) の変換
表において可変長符号の終わりが“000”のコードを
0*3〜0*63のソースコードに割り当てる。これに
より、Tmaxは3になる。なお、0*nと0*1又は
0*2は連続しない。ただし、表(1) の可変長符号で終
わりが“000”になるものは63個ある。しかし、上
述のように、0*1と0*2にはそれぞれ“00”、
“01”を割り当ててあるので2個余る。本実施例では
このコードを使用禁止にする。このように使用禁止とし
たとしても、14ビット符号は余っているのでこのコー
ドを捨てても問題ない。
【0028】上述のようにB2符号とソースコードを適
当にマッピングし、その符号列をNRZI変調すること
により、最大磁化反転間隔(Tmax)を制限できる記
録信号を得ることができるようになる。
【0029】また、本実施例装置に適用される上述した
ディジタル記録変調方式は、以下の特徴を持っている。
【0030】先ず、第1の特徴としては、ビットレート
リダクションされた画像信号(相関性の無い信号)に適
用することができる。第2の特徴としては、検出窓幅が
広くとれ、高精細度のビデオ信号等の高データレート記
録に非常に有利である(クロック周波数がデータレート
と同じ)。第3の特徴としては、最小磁化反転間隔が狭
くならない(データレートと同じ)。第4の特徴として
は、最大磁化反転間隔が制限される(Tmax3)。
【0031】すなわち、本実施例装置に適用される変調
方式と、従来の変調方式とを比較すると、表2の表(2)
に示すようになり、本実施例における変調方式がTma
x,Tmin,検出窓幅の組み合わせにおいて従来の記
録変調方式よりも優れていることが判る。
【0032】
【表2】
【0033】上述したようなことから、本実施例の記録
変調方式を用いれば、NRZ(NRZI)記録の長所が
そのまま保存されると共に、最大磁化反転間隔が制限さ
れた記録符号が得られるようになり、この記録変調方式
を使用することにより、高密度、高データレートのディ
ジタル信号記録装置(例えばVTR)を実現することが
できるようになる。
【0034】次に、図1に戻って、上述した記録変調方
式を適用した本実施例のディジタル信号記録装置(ビッ
トレートリダクションを行うVTR)の詳細について説
明する。
【0035】この図1において、入力端子10に供給さ
れたアナログの入力ビデオ信号は、A/D(アナログ/
ディジタル)変換回路11によって、適当なビット数
(例えば8ビット)及びサンプリング周波数で量子化さ
れディジタル信号に変換される。当該A/D変換回路1
1からのディジタル信号は、上記DCTのブロックを構
成するためのブロック化回路12に送られる。当該ブロ
ック化回路12では、図2に示すように、上記ディジタ
ル信号の時系列を例えばメモリ等を用いて、1フィール
ド内の隣接する水平方向の8画素と垂直方向の8画素が
連続して出力されるように変換(ブロック化)する。
【0036】上記ブロック化回路12によって時系列変
換された例えば図3に示すようなデータ(8×8)の6
4サンプルは、2次元DCTを行うDCT回路13に送
られる。当該DCT回路13で2次元DCTを行うこと
により、上記ブロックの64サンプルのデータは例えば
図4に示すような2次元の空間周波数成分に分解され
る。これらの周波数成分は、例えば、統計的エネルギの
高い順番に決められており、例えば図5に示すいわゆる
ジクザグスキャンによって当該決められた順序(低い周
波数成分から高い周波数成分に)で走査されて出力され
る。
【0037】上記DCT回路13によってDCTされた
データは、次の量子化回路14に送られる。当該量子化
回路14では、上記各周波数成分毎に異なった重み付け
で量子化(再量子化)を行う。具体的には、低周波数成
分は密に、高周波数成分は粗く量子化(所定の定数で割
り算)する処理がなされる。
【0038】すなわち、当該量子化回路14では、図6
のAに示すように、上記DCT回路13におけるジグザ
グスキャンによって得られた上記低い周波数成分から高
い周波数成分へのDCT出力に対して、上記低い周波数
成分から高い周波数成分に行くにしたがって大きな定数
での割り算を行い、その結果(量子化出力)を得るよう
な処理がなされる。
【0039】当該量子化回路14の量子化出力が、上記
可変長符号化回路15に送られる。当該可変長符号化回
路15では、上述した本実施例のB2符号を一部変更し
た変換表を使用して可変長符号を行うことにより、デー
タ量を削減する。すなわち、元々一般の画像信号は高い
周波数成分のレベルが低く、また量子化回路14では大
きな定数で割り算が行われるため、“0”データの続く
確率が高くなる。したがって、“0”データの連続を1
つの符号で表せば(すなわちランレングス符号化)、さ
らにデータ量の削減が可能となる。
【0040】また、本実施例装置には、上記可変長符号
化回路15の出力に応じて上記量子化回路14での量子
化幅を制限する量子化幅制限手段としての量子化制限回
路18をも設けている。
【0041】すなわち、可変長符号によって画像信号を
符号化した場合、通常その絵柄により発生データ量は変
化するようになる。しかし、本実施例装置のようなVT
Rにおいては、1フィールド又は1フレーム単位での編
集が必要であるため、この単位以下でデータ量を一定に
する必要がある。したがって、上記量子化制限回路18
は、上記量子化回路14における重み付けの定数を変え
ることにより、発生データ量をコントロールする(一定
にする)ようにしている。
【0042】具体的に言うと、例えばビデオデータの1
/4の圧縮を実現するには、64サンプル(8ビットの
1DCTブロック)のビデオデータを、16サンプル
(8ビデオの1DCTブロック)のデータにする必要が
ある。本実施例の上記量子化制限回路18では、可変長
符号化後のデータをnDCTブロック(n=100)カ
ウントし、そのビット数がn×16×8ビット(基準
値)より多いか少ないかにより、上記量子化回路(割算
回路)14の量子化幅(割算の除数)を切り換えるよう
にしている。
【0043】本実施例装置においては、このように量子
化回路14に対して量子化制限回路18を介したフィー
ドバックをかけることにより、発生データ量を目標値に
略合わせることができるようになる。なお、この場合、
当該量子化制限回路18における量子化幅のコントロー
ル情報(除数)はIDとして記録信号と共に記録する必
要がある。
【0044】次に、上記1フィールド或いは1フレーム
単位となった上記可変長符号化回路15からのデータに
は、エラー訂正符号付加回路16によってエラーコレク
ションコードが付加されると共に、適当なサンプル数で
シンクブロックが構成される。
【0045】当該エラー訂正符号付加回路16からのI
D,SYNCが付加されたデータ系列は、上述したよう
な本実施例におけるNRZI変調を行うNRZI変調回
路17に送られる。当該NRZI変調回路17は、上記
エラー訂正符号付加回路16からのデータ系列の可変長
符号化されたデータ部分に、上述した本実施例の処理を
行うことにより、Tmaxの制限された記録ビット系列
を得る。
【0046】なお、上記エラーコレクションコードはT
maxが制限されないが、このデータは高々記録データ
の10%程度であるため大きな問題ではない。もちろ
ん、このデータを例えば8−10変換等することによ
り、Tmaxを制限することは可能である。
【0047】上記NRZI変調回路17からの記録ビッ
ト系列は、記録媒体に送られる記録信号として出力端子
19を介して図示を省略する記録アンプ,記録ヘッド等
の後段の構成に送られる。
【0048】次に、上述した図1に示した本実施例のデ
ィジタル信号記録装置に対応する再生装置の構成を図7
に示す。
【0049】この図7において、図示を省略する再生ヘ
ッド,再生アンプ等によって記録媒体から再生された再
生データは、端子39を介して、NRZI復調回路37
に送られる。当該NRZI復調回路37では、図1のN
RZI変調回路19での変調に対応するNRZIの復調
がなされる。
【0050】このNRZI復調回路39の出力は、再生
信号の時間軸を基準信号に合わせるような時間軸補正を
行うTBC(time base correction) 回路38を介し、
エラーコレクションを行うエラー訂正回路36を介して
逆変換回路35に送られる。当該逆変換回路35では、
図1の可変長符号化回路15の可変長符号の逆変換が行
われる。
【0051】この逆変換回路35の出力は、図1の量子
化回路14での量子化に対応する逆量子化を行う逆量子
化回路34に送られる。すなわち、当該逆量子化回路3
4では、図1の量子化回路14における割り算とは逆の
操作として、割った数で掛け算を行う処理が行われる。
この逆量子化回路34を介することで、もとの値に近似
する復元値(DCTブロック)が得られるようになる。
【0052】このようにして逆量子化回路34で得られ
たDCTブロックの各周波数成分は、逆DCT回路33
によって図8に示すような8×8の2次元の画像信号に
変換される。上記逆DCT回路33からの8×8の画素
は、メモリ等で構成され当該8×8のブロックを解く逆
ブロック化回路32に送られ、この逆ブロック化回路3
2によって通常のテレビジョン信号の時系列に変換され
る。その後、ディジタル/アナログ変換を行うD/A変
換回路31によってアナログ信号に変換された後、出力
ビデオ信号として出力端子30から出力される。
【0053】
【発明の効果】上述のように、本発明のディジタル信号
記録装置においては、拡張ビットと情報ビットからなる
2ビットを1単位とすると共に、いかなる量子化値の組
み合わせに対しても“0”の最大つながり個数が6個以
下となる符号の組み合わせからなる変換表にしたがって
量子化値を符号化し、この符号化したコードをNRZI
変調して、記録媒体への記録信号とするようにしたこと
により、相関性がなくてもよく、さらに、高データレー
トでかつ高密度記録を行うことができるようになる。
【0054】また、本発明のディジタル信号記録装置に
おいては、符号化出力に応じて量子化幅を制限するよう
にしているため、発生データ量を一定にすることが可能
となっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例のディジタル信号記録装置の概略
構成を示す図である。
【図2】ブロック化を説明するための図である。
【図3】8×8の原画素を示す図である。
【図4】DCT後の各周波数成分を示す図である。
【図5】ジグザグスキャンを説明するための図である。
【図6】量子化及び逆量子化の際の割り算及び掛け算を
説明するための図である。
【図7】本発明実施例のディジタル信号記録装置に対応
する再生装置の概略構成を示す図である。
【図8】8×8の復元画素を示す図である。
【符号の説明】
11・・・・A/D変換回路 12・・・・ブロック化回路 13・・・・DCT回路 14・・・・量子化回路 15・・・・可変長符号化回路 16・・・・エラー訂正符号付加回路 17・・・・NRZI変調回路 18・・・・量子化制限回路 31・・・・D/A変換回路 32・・・・逆ブロック化回路 33・・・・逆DCT回路 34・・・・逆量子化回路 35・・・・逆変換回路 36・・・・エラー訂正回路 37・・・・NRZI復調回路 38・・・・TBC回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力ディジタル信号を直交変換手段によ
    り直交変換し、この直交変換手段での直交変換により得
    られた係数データを量子化手段で量子化するディジタル
    信号記録装置において、 量子化値を拡張ビットと情報ビットからなる2ビットを
    1単位とする変換表にしたがって符号化する符号化手段
    と、 上記符号化手段で符号化したコードをNRZI変調する
    NRZI変調手段とを設け、 上記NRZI変調手段からの出力を記録媒体への記録信
    号とすることを特徴とするディジタル信号記録装置。
  2. 【請求項2】 上記符号化手段の上記変換表は、いかな
    る量子化値の組み合わせに対しても0の最大つながり個
    数が6個以下となる符号の組み合わせからなる表とする
    ことを特徴とする請求項1記載のディジタル信号記録装
    置。
  3. 【請求項3】 上記符号化手段の出力に応じて上記量子
    化手段での量子化幅を制限する量子化幅制限手段を設け
    てなることを特徴とする請求項1記載のディジタル信号
    記録装置。
JP28227792A 1992-09-29 1992-09-29 ディジタル信号記録装置 Withdrawn JPH06111484A (ja)

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