JPH06110536A - ファクトリーオートメーションシステム - Google Patents

ファクトリーオートメーションシステム

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JPH06110536A
JPH06110536A JP26122092A JP26122092A JPH06110536A JP H06110536 A JPH06110536 A JP H06110536A JP 26122092 A JP26122092 A JP 26122092A JP 26122092 A JP26122092 A JP 26122092A JP H06110536 A JPH06110536 A JP H06110536A
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JP
Japan
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data
central processing
processing unit
numerical control
crt
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Application number
JP26122092A
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English (en)
Inventor
Hideki Shimizu
日出樹 清水
Minoru Kato
稔 加藤
Takeshi Asano
剛 浅野
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Okuma Corp
Original Assignee
Okuma Machinery Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 少ない情報量で数値制御工作機械の詳細な状
況を把握し得ると共に書き換えたデータを中央処理装置
側で確認でき、かつコンピュータと数値制御工作機械と
の間の距離に制限されないFAシステムを提供する。 【構成】 数値制御装置2のCRT12に表示されてい
る画像データをデータ送信装置15よりデータ転送回線
9へ送出し、その画像データにより数値制御工作機械の
稼働状況を中央処理装置1により監視する。また、中央
処理装置1からの操作により数値制御装置2のCRT1
2に表示されている文字データを編集操作し、数値制御
装置2のCRT12に表示されている稼働実績やアラー
ム履歴データなどを中央処理装置1の外部記憶装置6に
登録する。数値制御装置2に表示されたファイル名の加
工プログラムデータを中央処理装置1の外部記憶装置6
に登録された加工プログラムファイル名の一覧表から選
択してデータ転送手段により転送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の数値制御工作機
械のそれぞれを数値制御する複数の数値制御装置と、そ
れらの数値制御装置を統括管理する中央処理装置とで構
成されるファクトリーオートメーション(以下、「F
A」と略す)システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の数値制御工作機械のそれぞ
れを数値制御する複数の数値制御装置と、それらの数値
制御装置を統括管理する中央処理装置とで構成されるF
Aシステムが知られているが、このFAシステムにおい
ては、中央処理装置としてパーソナルコンピュータ(以
下、「パソコン」という)やFAコンピュータを使用し
て各数値制御装置とシリアル通信やI/O回線を使用し
てデータ通信を行い、数値制御装置の運転中やアラーム
中などの稼働状況をリアルタイムに受けとり、各数値制
御工作機械の監視をしたり、数値制御工作機械で加工し
たワークの実績データを受けとって実績管理したり、数
値制御装置からの要求で加工プログラムを中央処理装置
と数値制御装置間で送受信したりするFAシステムが実
用化されている。
【0003】図4は、従来のFAシステムを示すブロッ
ク図である。このFAシステムは、中央処理装置1と、
数値制御工作機械を制御する数値制御装置2と、中央処
理装置1と数値制御装置2とを接続するデータ転送回線
9とから構成されている。そして、中央処理装置1は、
データ転送や各種制御を行うCPU3を有しており、C
PU3には、制御プログラムやデータを格納するメモリ
7と、画像や文字を表示するCRT4と、入力を行うキ
ーボード5と、プログラムやデータを保管登録する外部
記憶装置6と、データ転送回線9に接続されて数値制御
装置2とデータ転送を行う通信制御装置8とが接続され
ている。また、数値制御装置2は、工作機械の制御やデ
ータ編集等を行うCPU14を有しており、CPU14
には、制御プログラムやデータを格納するメモリ11
と、機械操作やデータ表示等を行うCRT12と、加工
プログラムや制御プログラムを保管登録する外部記憶装
置13と、データ転送回線9に接続されて中央処理装置
1と通信を行う通信制御装置10とが接続されている。
【0004】一方、中央処理装置1のCPU3は、図5
に詳示するように、通信制御装置8に接続されたデータ
受信部50と、データ送信部57とを有しており、デー
タ受信部50には、受信したデータがどのような種類の
データかを識別するデータ識別部51が接続されてい
る。そして、データ識別部51には、識別したデータが
稼働状況を示すデータであった場合にそのデータを登録
処理する監視データ登録部52と、識別したデータが稼
動時間等の実績データであった場合にそのデータを登録
処理する実績データ登録部54と、識別したデータが加
工プログラムのファイル名要求であった場合にそのファ
イル名を判定するファイル名認識部56とが並列に接続
されている。更に、監視データ登録部52には監視デー
タ表示部53が接続されており、実績データ登録部54
には実績データ表示部55が接続されており、ファイル
名認識部56にはデータ転送部44が接続されている。
また、データ送信部57にはメモリ書換指令部58が接
続されており、メモリ書換指令部58にはメモリ書換完
了部59が接続されている。次に動作について説明す
る。数値制御装置2は、稼働中やアラーム中などの機械
稼働状態が変化した時点で中央処理装置1にその状態を
データ転送回路9を介してデータ転送し、また数値工作
機械が所定ワークを加工したときに切削中時間や主軸回
転中時間などを演算し、実績データとして中央処理装置
1にデータ転送回路9を介して転送する処理が行われ
る。すなわち、中央処理装置1が受信待ちしている状態
で、数値制御装置2からデータ受信部50がデータを受
信すると、データ識別部51は、受信したデータの内容
を識別し、数値制御工作機械の稼働状況が変化したデー
タか、稼動時間などの実績データか、あるいは加工プロ
グラムの転送要求かなどの判別を行い、稼働状況を示す
データであれば、監視データ登録部52は通信制御装置
8で受信したデータをメモリ7に受けとり、そのデータ
を外部記憶装置6に保管する。更に、監視データ表示部
53は、そのデータをリアルタイムにCRT4に表示
し、これによりオペレータは数値制御工作機械の稼働状
況を離れた場所に設置した中央処理装置1で監視でき
る。
【0005】また、データ識別部51が識別したデータ
が稼動時間などの実績データであれば、実績データ登録
部54はそのデータを外部記憶装置6に登録し、また実
績データ表示部55は各数値制御工作機械の稼働率や進
捗状況などの実績管理したデータをCRT4に表示す
る。更に、データ識別部51が識別したデータが加工プ
ログラムのファイル名要求であれば、ファイル名認識部
56は、そのファイル名を判定し、数値制御装置2への
送信要求であれば中央処理装置1の外部記憶装置6に要
求されたファイル名が存在するか否か判断する。そし
て、そのファイル名が存在した場合、データ転送部44
は中央処理装置1の通信制御装置8からデータ転送回線
9を介して数値制御装置2へ加工プログラムデータを転
送する。それから、その加工プログラムデータを受信し
た数値制御装置2の通信制御装置10はメモリ11を介
して外部記憶装置13に登録し、数値制御装置2からの
受信要求であれば、数値制御装置2から送信された加工
プログラムデータをデータ転送回線9を介して中央処理
装置1の通信制御装置8へ送出し、メモリ7に一時格納
した後、外部記憶装置6に登録する。また、データ送信
部57においては、中央処理装置1が数値制御装置2に
対して数値制御装置2のメモリ11や外部記憶装置13
に保存されているデータを書き換えるために、メモリ書
換指令部58は、書き換えたいデータを中央処理装置1
から数値制御装置2へ転送し、数値制御装置2は通信制
御装置10で受信したデータをメモリ11に受け渡し、
メモリ11の内容あるいは外部記憶装置13の内容を書
き換え、メモリ書換完了部59は書き換えが完了したこ
とを中央処理装置1へ通知する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のFAシステム
は、中央処理装置と数値制御装置間をシリアルラインな
どのデータ転送回線を使用して接続し、文字データやバ
イナリデータを通信制御装置やメモリを介して数値制御
装置の外部記憶装置との受け渡しやCRTへの表示など
を行い、加工プログラムの転送、機械の稼働状況の監視
や実績データ管理などを行っているため、離れて設置し
た中央処理装置で数値制御工作機械の詳細な状況を把握
する場合は、膨大な情報を転送する必要があり、また中
央処理装置からの指令で数値制御装置のデータを書き換
える場合、一端その情報を数値制御装置に転送した後、
数値制御装置がメモリ内容を書き換えてCRTに表示す
るなど、書き換えたデータを中央処理装置側で確認でき
ないという問題点があった。更に、遠隔地に設置した中
央処理装置(コンピュータ)から数値制御工作機械の監
視や数値制御工作機械の状況を判断することが困難であ
るという問題点があった。
【0007】この発明は、上記のような課題を解消する
ためになされたもので、本発明の目的は、少ない情報量
で数値制御工作機械の詳細な状況を把握し得ると共に書
き換えたデータを中央処理装置側で確認でき、かつ中央
処理装置と数値制御工作機械との間の距離に制限されな
いFAシステムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述事情に鑑
みなされたものであって、この発明に係るFAシステム
は、数値制御装置に設けられたCRTに表示されている
画像データを送出するデータ送信装置と、データ送信装
置に接続されたデータ転送回線と、中央処理装置に設け
られかつデータ転送回線に接続されたデータ受信装置
と、中央処理装置からの指令により稼働中の数値制御装
置のCRTに表示されている画像情報をデータ送信装置
及びデータ転送回線を介し転送して数値制御工作機械の
稼働状況を監視する監視手段と、中央処理装置からの操
作によりデータ送信装置及びデータ転送回線を介して数
値制御装置のCRTに表示されている文字データを編集
操作するデータ編集操作手段と、数値制御装置のCRT
に表示されている稼働実績やアラーム履歴データなどを
中央処理装置からの指令によりデータ送信装置及びデー
タ転送回線を介して中央処理装置の外部記憶装置に登録
するデータ登録手段と、数値制御装置に表示された中央
処理装置の外部記憶装置に登録された加工プログラムフ
ァイル名の一覧表から選択されたファイル名の加工プロ
グラムデータを転送するデータ転送手段とを備えること
を特徴とするものである。また、この発明に係るFAシ
ステムは、中央処理装置に設けられかつ公衆電話回線に
接続された第1の変復調装置と、第1の変復調装置に公
衆電話回線を介して接続された第2の変復調装置を有す
るコンピュータと、コンピュータからの指令により前記
中央処理装置に接続する回線接続手段と、回線接続手段
が中央処理装置に回線接続したことを検知する接続検知
手段と、接続した中央処理装置からの指令によりデータ
転送回線及びデータ送信装置を介して前記数値制御装置
のCRTに表示されている画像情報を中央処理装置に転
送する画像情報転送手段と、画像情報を公衆電話回線を
介して遠隔地に設置したコンピュータに転送する画像情
報遠隔転送手段と、コンピュータの指令により前記中央
処理装置を経由してデータ転送回線及びデータ送信装置
を介して前記数値制御装置の表示画面の切り換えや表示
文字データの編集操作等を行う遠隔編集操作手段とを備
えることを特徴とするものである。
【0009】更に、この発明に係るFAシステムは、複
数のファクトリーオートメーションシステムを公衆電話
回線で接続した場合、複数のコンピュータの内の一つを
ホストコンピュータとし、複数の中央処理装置とホスト
コンピュータとの間で電子メールの相互の送受信を行う
電子メール転送手段と、前記ホストコンピュータに記憶
したデータを中央処理装置から公衆電話回線を介して読
み出して中央処理装置のCRTに表示するデータ表示手
段と、読み出したデータを中央処理装置の外部記憶装置
に記憶するデータ記憶手段と、を備えることを特徴とす
るものである。
【0010】
【作用】上述構成に基づき、この発明におけるFAシス
テムは、数値制御装置のCRTに表示されている画像デ
ータをデータ送信装置よりデータ転送回線へ送出し、デ
ータ転送回線に接続された中央処理装置のデータ受信装
置によりその画像データを受信し、その画像データによ
り数値制御工作機械の稼働状況を監視手段により監視
し、中央処理装置からの操作により数値制御装置のCR
Tに表示されている文字データをデータ編集操作手段に
より編集操作し、数値制御装置のCRTに表示されてい
る稼働実績やアラーム履歴データなどをデータ登録手段
により中央処理装置の外部記憶装置に登録し、数値制御
装置に表示された中央処理装置の外部記憶装置に登録さ
れた加工プログラムファイル名の一覧表から選択された
ファイル名の加工プログラムデータをデータ転送手段に
より転送することにより中央処理装置や遠隔地に設置し
たコンピュータから数値制御工作機械の詳細な状況監
視、数値制御装置のCRTに表示された内容の編集操
作、数値制御装置のCRTに表示される実績データ管理
や加工プログラム転送などを容易に行える。
【0011】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図を用いて説明
する。
【0012】(1)請求項1記載の発明の実施例 図1は、請求項1記載の発明に係るFAシステムの構成
を示すブロック図である。FAシステムは、中央処理装
置1と、中央処理装置1から離れた場所に設置されてい
る数値制御工作機械を制御する数値制御装置2と、中央
処理装置1と数値制御装置2とを接続するデータ転送回
線9とから構成されている。そして、中央処理装置1
は、データ転送や各種制御を行うCPU3を有してお
り、CPU3には、制御プログラムやデータを格納する
メモリ7と、画像や文字を表示するCRT4と、入力を
行うキーボード5と、プログラムやデータを保管登録す
る外部記憶装置6と、データ転送回線9に接続されて数
値制御装置2とデータ転送を行うデータ受信装置として
の通信制御装置8とが接続されている。
【0013】また、数値制御装置2は、工作機械の制御
やデータ編集等を行うCPU14を有しており、CPU
14には、制御プログラムやデータを格納するメモリ1
1と、機械操作やデータ表示等を行うCRT12と、デ
ータ入力や画面切り換えなどを行うキーボード17と、
加工プログラムを読み込んだり出力したりするテープリ
ーダ/パンチャー(以下、「PTP/PTR」と略す)
18と、加工プログラムや制御プログラムを保管登録す
る外部記憶装置13と、CRT12、キーボード17及
びPTP/PTR18を数値制御装置2からの操作で行
うかあるいは遠隔地に設置した中央処理装置1からデー
タ送信装置15を介して操作するかを切り換える分配器
16とが接続されている。このデータ送信装置15は、
特開平1−134510号に示したCRT12やキーボ
ード17を遠隔地から操作できるデータ送信装置と同様
のデータ送信装置である。
【0014】一方、中央処理装置1のCPU3は、図2
に詳示するように、CRT4及びキーボード5を介して
数値制御工作機械の稼働状況の監視を行ったりするなど
のモード切り換え操作を行う手段としてのモード選択部
30を有しており、モード選択部30には、データ転送
回線9を介して数値制御装置2のデータ送信装置15が
受信したデータを解析して画像情報の呼び出し指令であ
る場合に分配器16を介してCRT12と接続する回線
接続手段としての画像情報指令部31と、数値制御工作
機械の暴走や数値制御装置2のオペレータとの干渉を避
けるために数値制御装置2のキーボード17の入力やN
C起動などの操作を禁止するインターロック指令を行う
インターロック指令部35と、数値制御装置2からの送
信か受信かあるいはDNCの終了かのメニュー画面を送
信するDNCメニュー送信部40とが並列に接続されて
いる。そして、画像情報指令部31には、数値制御装置
2からの文字データやバイナリデータを受信する接続検
知手段としての画像情報受信部32が接続されており、
画像情報受信部32には、受信した文字データやバイナ
リデータをメモリに展開して再変換して画像情報に戻す
画像情報表示部33と、受信したデータを外部記憶装置
6に登録するデータ登録手段及びデータ記憶手段として
の画像情報登録部34とが並列に接続されている。
【0015】また、インターロック指令部35には、キ
ー操作指令により分配器16を介してCRT12及びキ
ーボード17と接続するキー操作部36が接続されてお
り、キー操作部36には、画像情報指令部31、画像情
報受信部32及び画像情報表示部33により中央処理装
置1のCRT4に表示された画像情報を元にキーボード
5で変更すべきデータの位置にカーソルを合わせた後に
データを変更するデータ編集操作手段としてのデータ編
集部37が接続されている。更に、データ編集部37に
は、数値制御装置2のCRT12に表示された画像情報
の内で変更されたデータの位置と内容がデータ転送回線
9を介してデータ送信装置15に送る編集データ送信部
38が接続されており、編集データ送信部38には、デ
ータ送信装置15及びデータ転送回線9を介して受信し
た書き換った数値制御装置2のCRT17の画像情報
(文字データまたはバイナリデータ)を再変換して画像
情報に戻してCRT4に再表示するデータ表示手段とし
ての再表示部39が接続されている。
【0016】一方、DNCメニュー送信部40には、オ
ペレータがキーボード17を操作してメニュー選択した
場合にそのメニューを中央処理装置1の外部記憶装置6
に記憶されているメニュー画面より選択するメニュー画
面選択部41が接続されており、メニュー画面選択部4
1には、オペレータがファイル名を選択すると、CRT
12に表示されたファイル名の内で選択されたファイル
名の番号を中央処理装置1へ送るファイル名送信部42
が接続されている。そして、ファイル名送信部42に
は、ファイル名の番号を認識してそれに対応するファイ
ル名を読み出すファイル名選択部43が接続されてお
り、ファイル名選択部43には、読み出したファイル名
に対応した加工プログラムデータを通信制御装置8及び
データ転送回路を介して数値制御装置2へ転送するデー
タ転送手段としてのデータ転送部44が接続されてい
る。
【0017】次に、本実施例の作用について説明する。
モード選択部30は、中央処理装置1のCRT4及びキ
ーボード5を介して数値制御工作機械の稼働状況の監視
を行ったり、数値制御装置2の画像情報を読み出して中
央処理装置1の外部記憶装置6に登録するか、数値制御
装置2のCRT12に表示されたデータの編集を行う
か、加工プログラムの転送を行うかなどのモード切り換
え操作を行う。そして、数値制御装置2のCRT12に
表示された画像情報を中央処理装置1に呼び出す場合、
画像情報指令部31は、データ転送回線9を介して数値
制御装置2のデータ送信装置15が受信したデータを解
析して画像情報の呼び出し指令であるか否かを判別し、
呼び出し指令である場合、分配器16を介してCRT1
2と接続する。それから、画像情報受信部32は、デー
タ送信装置15によりCRT12の信号を文字データや
バイナリデータに変換し、中央処理装置1へデータ転送
回線9を介して送信する。更に、画像情報表示部33
は、中央処理装置1の通信制御装置8によりデータを受
信した後、受信したデータをメモリに展開し、受信した
文字データやバイナリデータを再変換して画像情報に戻
し、CRT4に表示する。
【0018】また、画像情報登録部34は、受信したデ
ータを外部記憶装置6に登録する。これにより、中央処
理装置1が要求する毎に数値制御装置2のCRT12の
画面と同じ情報が中央処理装置1のCRT4に表示さ
れ、数値制御工作機械の稼働状況が詳細に把握でき、数
値制御工作機械の監視を離れて設置された中央処理装置
1により行える。更に、画像情報を中央処理装置1の外
部記憶装置6に登録することにより数値制御装置2のC
RT12に表示されたアラーム履歴や稼働実績などを収
集して、実績管理を行う。また、数値制御装置2のCR
T12に表示されたデータを編集する場合、インターロ
ック指令部35は、離れて設置された中央処理装置1か
ら数値制御装置2が保有するデータを編集するため、数
値制御工作機械の暴走や数値制御装置2のオペレータと
の干渉を避けるために数値制御装置2のキーボード17
の入力やNC起動などの操作を禁止するインターロック
指令を行い、キー操作部36は、中央処理装置1からキ
ー操作を行うための指令をデータ転送回線9を介してデ
ータ送信装置15により受取り、そのデータを解析して
キー操作指令であれば、分配器16を介してCRT12
及びキーボード17と接続する。そして、データ編集部
37は、画像情報指令部31、画像情報受信部32及び
画像情報表示部33により中央処理装置1のCRT4に
表示された画像情報を元にキーボード5で変更すべきデ
ータの位置にカーソルを合わせた後にデータを変更し、
編集データ送信部38は、数値制御装置2のCRT12
に表示された画像情報の内で変更されたデータの位置と
内容をデータ転送回線9を介してデータ送信装置15へ
送り、データ送信装置15は接続されたキーボード17
を経由して数値制御装置2のCRT12に表示された画
像情報を書き換える処理を行う。それから、再表示部3
9は書き換った数値制御装置2のCRT12の画像情報
をデータ送信装置15及びデータ転送回線9を介して中
央処理装置1の通信制御装置8に送り、中央処理装置1
は受信した文字データやバイナリデータを再変換して画
像情報に戻してCRT4に再表示する。これにより、中
央処理装置1で編集した内容が数値制御装置2で書き換
わり、その結果が中央処理装置1に送られるため、中央
処理装置1のCRT4で常に新しい画像情報がリフレッ
シュされ、変更データを確認することができる。
【0019】一方、モード選択部30においてDNCモ
ードが選択された場合、DNCメニュー送信部40は、
数値制御装置2からの送信か受信かあるいはDNCの終
了かのメニュー画面を中央処理装置1から数値制御装置
2に送信し、データ送信装置15はその画像情報を分配
器16を介して数値制御装置2のCRT12に表示し、
メニュー画面選択部41は、オペレータがキーボード1
7を操作してメニュー選択した場合、どのメニューを選
択したか否かの情報をデータ送信装置15及びデータ転
送回線9を介して中央処理装置1に送る。例えば、数値
制御装置2が加工プログラムを要求する場合、中央処理
装置1の外部記憶装置6に登録されている加工プログラ
ムのファイル名が中央処理装置1からデータ転送回線9
及びデータ送信装置15を介して数値制御装置2のCR
T12に表示され、ファイル名送信部42は、オペレー
タがファイル名を選択すると、CRT17に表示された
ファイル名の内で選択されたファイル名の番号を中央処
理装置1に送る。そして、ファイル名選択部43は、フ
ァイル名の番号を認識してそれに対応するファイル名を
読み出し、データ転送部44は、読み出したファイル名
に対応する加工プログラムデータを通信制御装置8及び
データ転送回路9を介して数値制御装置2へ転送する。
それから、そのファイル名を受信した数値制御装置2の
データ送信装置15は、分配器16を介してPTP/P
TR18に読み込まれ、メモリ11を介して外部記憶装
置13に登録する。
【0020】(2)請求項2及び3記載の発明の実施例 図3は、請求項2及び3記載の発明に係るFAシステム
の構成を示すブロック図であり、図1と同一構成部分に
は同一符号を付して説明を省略する。複数の中央処理装
置1は、画像情報遠隔転送手段及び電子メール転送手段
としての通信制御装置76と第1の変復調装置としての
モデム75により公衆電話回線77に接続されており、
公衆電話回線77には、数値制御装置2の画像情報や編
集操作を遠隔地で行うために設置されたコンピュータ6
0が通信制御装置66と第2の変復調装置としてのモデ
ム67を介して接続されており、かつホスト局として設
置したホストコンピュータ61が通信制御装置73とモ
デム74を介して接続されている。そして、コンピュー
タ60は、遠隔編集操作手段としてのCPU62、CR
T63、キーボード64、外部記憶装置65及び通信制
御装置66から構成されており、ホストコンピュータ6
1は、CPU68、メモリ69、外部記憶装置71及び
通信制御装置73から構成されており、外部記憶装置7
1は、電子メールを保管するメールボックス72及びデ
ータベース70を保有している。
【0021】次に、本実施例の作用について説明する。
コンピュータ60が数値制御装置2のCRT12の画像
情報を要求した場合、コンピュータ60は、中央処理装
置1に対して回線を接続する指令を出し、回線が接続す
ると、中央処理装置1はデータ転送回路9を介して数値
制御装置2のCRT12に表示された画像情報をデータ
送信装置15を経由して中央処理装置1に転送し、その
画像情報を通信制御装置76及びモデム75を介して公
衆電話回線77へ送出する。そして、コンピュータ60
は、公衆電話回線77へ送出された画像情報をモデム6
7及び通信制御装置66を介して受信し、CRT63に
表示し得るデータ形式に変換して表示を行う。なお、必
要であればその画像情報を外部記憶装置65に保管登録
する。
【0022】また、数値制御装置2のCRT12に表示
された画面を操作する場合も上述動作と同様に、遠隔地
に設置されたコンピュータ60から中央処理装置1を経
由して数値制御装置2に指令し、編集した後に変更され
た画像情報が中央処理装置1を経由してコンピュータ6
0に送られ、そのデータを元にCRT63に再表示され
る。一方、ホストコンピュータ61は中央処理装置1か
ら転送された電子メールをメールボックス72に保管
し、他の中央処理装置1からそのデータを読み出せる。
更に、ホストコンピュータ61のデータベース70に登
録されたデータを公衆電話回線77を介して中央処理装
置1が受けとり、CRT4に表示したり、外部記憶装置
6に登録し得る。
【0023】
【発明の効果】以上のように、本発明のFAシステムに
よれば、数値制御装置の画像情報を中央処理装置または
コンピュータに転送するように構成したので、少ない情
報量で数値制御工作機械の詳細な状況を把握することが
でき、また書き換えたデータを中央処理装置側で確認す
ることができ、更に中央処理装置と数値制御工作機械と
の間の距離に制限されることが無くなるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1記載の発明に係るFAシステムの構成
を示すブロック図である。
【図2】請求項1記載の発明に係る中央処理装置のCP
Uの構成を示すブロック図である。
【図3】請求項2及び3記載の発明に係るFAシステム
の構成を示すブロック図である。
【図4】従来のFAシステムの構成を示すブロック図で
ある。
【図5】従来の中央処理装置のCPUの構成を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
1 中央処理装置 2 数値制御装置 8 通信制御装置 9 データ転送回線 4、12、62、68 CRT 15 データ送信装置 31 画像情報指令部 32 画像情報受信部 34 画像情報登録部 37 データ編集部 39 再表示部 44 データ転送部 60 コンピュータ 61 ホストコンピュータ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の数値制御工作機械のそれぞれを数
    値制御する複数の数値制御装置と、それらの数値制御装
    置を統括管理する中央処理装置とで構成されるファクト
    リーオートメーションシステムにおいて、 前記数値制御装置に設けられたCRTに表示されている
    画像データを送出するデータ送信装置と、 データ送信装置に接続されたデータ転送回線と、 前記中央処理装置に設けられかつデータ転送回線に接続
    されたデータ受信装置と、 前記中央処理装置からの指令により稼働中の数値制御装
    置のCRTに表示されている画像情報をデータ送信装置
    及びデータ転送回線を介し転送して数値制御工作機械の
    稼働状況を監視する監視手段と、 前記中央処理装置からの操作によりデータ送信装置及び
    データ転送回線を介して数値制御装置のCRTに表示さ
    れている文字データを編集操作するデータ編集操作手段
    と、 前記数値制御装置のCRTに表示されている稼働実績や
    アラーム履歴データなどを中央処理装置からの指令によ
    りデータ送信装置及びデータ転送回線を介して中央処理
    装置の外部記憶装置に登録するデータ登録手段と、 前記数値制御装置に表示された中央処理装置の外部記憶
    装置に登録された加工プログラムファイル名の一覧表か
    ら選択されたファイル名の加工プログラムデータを転送
    するデータ転送手段と、 を備えることを特徴とするファクトリーオートメーショ
    ンシステム。
  2. 【請求項2】 前記中央処理装置に設けられかつ公衆電
    話回線に接続された第1の変復調装置と、 第1の変復調装置に公衆電話回線を介して接続された第
    2の変復調装置を有するコンピュータと、 コンピュータからの指令により前記中央処理装置に接続
    する回線接続手段と、 回線接続手段が中央処理装置に回線接続したことを検知
    する接続検知手段と、 接続した中央処理装置からの指令によりデータ転送回線
    及びデータ送信装置を介して前記数値制御装置のCRT
    に表示されている画像情報を中央処理装置に転送する画
    像情報転送手段と、 画像情報を公衆電話回線を介して遠隔地に設置したコン
    ピュータに転送する画像情報遠隔転送手段と、 前記コンピュータの指令により前記中央処理装置を経由
    してデータ転送回線及びデータ送信装置を介して前記数
    値制御装置の表示画面の切り換えや表示文字データの編
    集操作等を行う遠隔編集操作手段と、 を備えることを特徴とする請求項1記載のファクトリー
    オートメーションシステム。
  3. 【請求項3】 複数のファクトリーオートメーションシ
    ステムを公衆電話回線で接続した場合、複数のコンピュ
    ータの内の一つをホストコンピュータとし、 複数の中央処理装置とホストコンピュータとの間で電子
    メールの相互の送受信を行う電子メール転送手段と、 前記ホストコンピュータに記憶したデータを中央処理装
    置から公衆電話回線を介して読み出して中央処理装置の
    CRTに表示するデータ表示手段と、 読み出したデータを中央処理装置の外部記憶装置に記憶
    するデータ記憶手段と、 を備えることを特徴とする請
    求項2記載のファクトリーオートメーションシステム。
JP26122092A 1992-09-30 1992-09-30 ファクトリーオートメーションシステム Pending JPH06110536A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997004371A1 (fr) * 1995-07-14 1997-02-06 Fanuc Ltd Systeme de gestion d'un controleur numerique par un processeur d'informations equipe d'une fonction de traitement de logiciel
JP2000075907A (ja) * 1998-09-01 2000-03-14 Yokogawa Electric Corp 生産システム
JP2000514220A (ja) * 1996-07-08 2000-10-24 シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト プロセス自動化システム
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CN112558545A (zh) * 2020-11-17 2021-03-26 沈机(上海)智能***研发设计有限公司 基于机床加工的交互***、方法及存储介质

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