JPH0610845B2 - デジタル磁気記録再生装置 - Google Patents
デジタル磁気記録再生装置Info
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- JPH0610845B2 JPH0610845B2 JP59029117A JP2911784A JPH0610845B2 JP H0610845 B2 JPH0610845 B2 JP H0610845B2 JP 59029117 A JP59029117 A JP 59029117A JP 2911784 A JP2911784 A JP 2911784A JP H0610845 B2 JPH0610845 B2 JP H0610845B2
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- G—PHYSICS
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- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/465—Arrangements for demagnetisation of heads
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/02—Recording, reproducing, or erasing methods; Read, write or erase circuits therefor
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Description
【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、磁気デイスク駆動装置等の磁気記録再生装置
に関し、更に詳細には、記録再生兼用磁気ヘツドを有す
るデジタル磁気記録再生装置に関する。
に関し、更に詳細には、記録再生兼用磁気ヘツドを有す
るデジタル磁気記録再生装置に関する。
従来技術 従来の磁気デイスク駆動装置は、第１図に示す如く、磁
気デイスク(1)をデイスク回転機構(2)で回転させ、記録
再生兼用磁気ヘツド(3)でデジタル信号の記録又は再生
を行うように構成されている。磁気ヘツド(3)は、コア
(4)に第１及び第２の巻線(5)(6)を巻き回し、ギヤツプ
(7)にて記録又は再生を行うように構成され、更にコア
(8)と巻線(9)とから成る消去ヘツドを有する。このヘツ
ド(3)の上面は第２図に示すように形成され、中央に記
録再生ギヤツプ(7)この左右に消去ギヤツプ(10)(11)を
有し、消去ギヤツプ(10)(10)によつて記録トラツクのト
リミングを行うように構成されている。第１及び第２の
巻線(5)(6)はセンタタツプ形式に接続され、センタタツ
プが接地共通ライン(12)に接続されている。
気デイスク(1)をデイスク回転機構(2)で回転させ、記録
再生兼用磁気ヘツド(3)でデジタル信号の記録又は再生
を行うように構成されている。磁気ヘツド(3)は、コア
(4)に第１及び第２の巻線(5)(6)を巻き回し、ギヤツプ
(7)にて記録又は再生を行うように構成され、更にコア
(8)と巻線(9)とから成る消去ヘツドを有する。このヘツ
ド(3)の上面は第２図に示すように形成され、中央に記
録再生ギヤツプ(7)この左右に消去ギヤツプ(10)(11)を
有し、消去ギヤツプ(10)(10)によつて記録トラツクのト
リミングを行うように構成されている。第１及び第２の
巻線(5)(6)はセンタタツプ形式に接続され、センタタツ
プが接地共通ライン(12)に接続されている。
第１及び第２の巻線(5)(6)に接続された記録電流供給回
路(13)は、ＮＯＴ回路(14)、Ｄ型フリツプフロツプ(1
5)、第１及び第２のＮＡＮＤゲート(16)(17)、第１及び
第２のトランジスタ(18)(19)を含む。記録データライン
(20)はＮＯＴ回路(14)を介してフリツプフロツプ(15)の
クロツク端子(C)に接続されている。記録時間に対応し
て例えば高レベルの信号を与えるための記録ゲート信号
ライン(21)はフリツプフロツプ(15)のリセツト端子(R)
に接続されていると共に、一対のＮＡＮＤゲート(16)(1
7)の一方の入力端子にそれぞれ接続されている。フリツ
プフロツプ(15)のＱ出力端子は第１のＮＡＮＤゲート(1
6)の他方の入力端子に接続され、出力端子は第２のＮ
ＡＮＤゲート(17)の他方の入力端子に接続されていると
共にフリツプフロツプ(15)の入力端子(D)に接続されて
いる。第１及び第２のＮＡＮＤゲート(16)(17)は第１及
び第２のＰＮＰ型トランジスタ(18)(19)のベースに接続
されている。従つて、ＮＡＮＤゲート(16)(17)の出力が
低レベルの時にトランジスタ(18)(19)はオンになる。第
１及び第２のトランジスタ(18)(19)は、電源ライン(22)
と第１及び第２の巻線(5)(6)の一端との間にそれぞれ接
続されている。従つて、トランジスタ(18)(19)がオンの
期間にのみ巻線(5)(6)に電流が流れる。第１及び第２の
巻線(5)(6)には、再生モード時に再生出力を得るための
再生回路(23)も接続されている。
路(13)は、ＮＯＴ回路(14)、Ｄ型フリツプフロツプ(1
5)、第１及び第２のＮＡＮＤゲート(16)(17)、第１及び
第２のトランジスタ(18)(19)を含む。記録データライン
(20)はＮＯＴ回路(14)を介してフリツプフロツプ(15)の
クロツク端子(C)に接続されている。記録時間に対応し
て例えば高レベルの信号を与えるための記録ゲート信号
ライン(21)はフリツプフロツプ(15)のリセツト端子(R)
に接続されていると共に、一対のＮＡＮＤゲート(16)(1
7)の一方の入力端子にそれぞれ接続されている。フリツ
プフロツプ(15)のＱ出力端子は第１のＮＡＮＤゲート(1
6)の他方の入力端子に接続され、出力端子は第２のＮ
ＡＮＤゲート(17)の他方の入力端子に接続されていると
共にフリツプフロツプ(15)の入力端子(D)に接続されて
いる。第１及び第２のＮＡＮＤゲート(16)(17)は第１及
び第２のＰＮＰ型トランジスタ(18)(19)のベースに接続
されている。従つて、ＮＡＮＤゲート(16)(17)の出力が
低レベルの時にトランジスタ(18)(19)はオンになる。第
１及び第２のトランジスタ(18)(19)は、電源ライン(22)
と第１及び第２の巻線(5)(6)の一端との間にそれぞれ接
続されている。従つて、トランジスタ(18)(19)がオンの
期間にのみ巻線(5)(6)に電流が流れる。第１及び第２の
巻線(5)(6)には、再生モード時に再生出力を得るための
再生回路(23)も接続されている。
このように構成された記録回路では、ライン(20)から供
給される例えばＭＦＭ方式又はＦＭ方式の記録データが
第１のレベル（例えば高レベル）から第２のレベル（例
えば低レベル）に転換する毎にフリツプフロツプ(15)の
出力状態が転換する。ライン(21)から供給される記録ゲ
ート信号は、記録期間に高レベルになるので、ＮＡＮＤ
ゲート(16)(17)は、フリツプフロツプ(15)の出力を記録
期間のみ通過させる。従つて、ＮＡＮＤゲート(16)(17)
の出力は、フリツプフロツプ(15)の出力状態の変化に対
応して記録データが入力する毎に転換し、一方が高レベ
ルの時には他方が低レベルとなる。第１及び第２のトラ
ンジスタ(18)(19)も、フリツプフロツプ(15)の出力状態
の転換に応答して交互にオン・オフする。この結果、例
えば、第１番目の記録データによつて第１のトランジス
タ(18)がオンになり、第１の巻線(5)に矢印で示す向き
電流Ｉ1が流れ、第２番目の記録データによつて第２の
トランジスタ(19)がオンになり、第２の巻線(6)に矢印
で示す向きの電流Ｉ2が流れる。即ち、記録データ毎に
ヘツド(3)の電流の向きが交互に変化する。
給される例えばＭＦＭ方式又はＦＭ方式の記録データが
第１のレベル（例えば高レベル）から第２のレベル（例
えば低レベル）に転換する毎にフリツプフロツプ(15)の
出力状態が転換する。ライン(21)から供給される記録ゲ
ート信号は、記録期間に高レベルになるので、ＮＡＮＤ
ゲート(16)(17)は、フリツプフロツプ(15)の出力を記録
期間のみ通過させる。従つて、ＮＡＮＤゲート(16)(17)
の出力は、フリツプフロツプ(15)の出力状態の変化に対
応して記録データが入力する毎に転換し、一方が高レベ
ルの時には他方が低レベルとなる。第１及び第２のトラ
ンジスタ(18)(19)も、フリツプフロツプ(15)の出力状態
の転換に応答して交互にオン・オフする。この結果、例
えば、第１番目の記録データによつて第１のトランジス
タ(18)がオンになり、第１の巻線(5)に矢印で示す向き
電流Ｉ1が流れ、第２番目の記録データによつて第２の
トランジスタ(19)がオンになり、第２の巻線(6)に矢印
で示す向きの電流Ｉ2が流れる。即ち、記録データ毎に
ヘツド(3)の電流の向きが交互に変化する。
ところで、ライン(20)に入力するデータは一般に不特定
のデータである。従つて、記録終了時のフリツプフロツ
プ(15)の出力状態も不特定になる。この結果、磁気ヘツ
ド(3)の残留磁化方向も不特定となる。このように、残
留磁化方向が不特定に変化すれば、再生時における再生
波形のピーク点も不特定に変化し、データの再現が困難
になる。
のデータである。従つて、記録終了時のフリツプフロツ
プ(15)の出力状態も不特定になる。この結果、磁気ヘツ
ド(3)の残留磁化方向も不特定となる。このように、残
留磁化方向が不特定に変化すれば、再生時における再生
波形のピーク点も不特定に変化し、データの再現が困難
になる。
発明の目的 そこで、本発明の目的は、磁気ヘツドの残留磁化によつ
て、再生波形が不特定に変化することを阻止し且つ残留
磁化を減少させることが出来るデジタル磁気記録再生装
置を提供することにある。
て、再生波形が不特定に変化することを阻止し且つ残留
磁化を減少させることが出来るデジタル磁気記録再生装
置を提供することにある。
発明の構成 上記目的を達成するための本発明は、記録及び再生用の
ギヤツプを有する記録再生用磁気コアとこの記録再生用
コアに巻き回された第１及び第２の巻線とから成る記録
再生磁気ヘッドと、前記記録再生用磁気コアに並べて配
置された消去用コアとこの消去用コアに巻き回された消
去用巻線とから成る消去ヘツドと、デジタル記録信号が
第１のレベルから第２のレベルに転換する毎に出力状態
が転換して前記第１及び第２の巻線に磁束発生方向の異
なる電流を交互に供給する記録電流供給回路とから成る
デジタル磁気記録再生装置において、前記デジタル記録
信号の記録終了後に、前記第１の巻線と前記第２の巻線
との内の特定された一方に、前記記録再生用コアの前記
消去用コアに隣接している部分における磁束の向きを前
記消去用コアの磁束の向きと逆にすることが出来る方向
性を有する電流を供給するように前記記録電流供給回路
を制御する制御回路を設けたことを特徴とする磁気記録
再生装置に係わるもである。
ギヤツプを有する記録再生用磁気コアとこの記録再生用
コアに巻き回された第１及び第２の巻線とから成る記録
再生磁気ヘッドと、前記記録再生用磁気コアに並べて配
置された消去用コアとこの消去用コアに巻き回された消
去用巻線とから成る消去ヘツドと、デジタル記録信号が
第１のレベルから第２のレベルに転換する毎に出力状態
が転換して前記第１及び第２の巻線に磁束発生方向の異
なる電流を交互に供給する記録電流供給回路とから成る
デジタル磁気記録再生装置において、前記デジタル記録
信号の記録終了後に、前記第１の巻線と前記第２の巻線
との内の特定された一方に、前記記録再生用コアの前記
消去用コアに隣接している部分における磁束の向きを前
記消去用コアの磁束の向きと逆にすることが出来る方向
性を有する電流を供給するように前記記録電流供給回路
を制御する制御回路を設けたことを特徴とする磁気記録
再生装置に係わるもである。
発明の作用効果 本発明は次の作用効果を有する。
(イ) 記録終了時に第１及び第２の巻線の内の特定され
た一方に電流が流れるので、残留磁化方向が一定にな
る。この結果、再生時における残留磁化に基づく波形の
ずれも一定になり、この補正を容易に行うことが出来
る。
た一方に電流が流れるので、残留磁化方向が一定にな
る。この結果、再生時における残留磁化に基づく波形の
ずれも一定になり、この補正を容易に行うことが出来
る。
(ロ) 記録終了時に、記録再生用コアの磁束の向きを消
去用コアの磁束の向きに対して逆にするので、磁束の打
ち消し合いが生じ、記録再生用コアの残留磁化を減少さ
せることが出来る。
去用コアの磁束の向きに対して逆にするので、磁束の打
ち消し合いが生じ、記録再生用コアの残留磁化を減少さ
せることが出来る。
実施例 次に、本発明の実施例に係わる磁気デイスク駆動装置を
第３図及び第４図を参照して説明する。但し、第３図に
於いて、(1)〜(23)で示す部分は、第１図で同一符号で
示した部分と実質的に同一であるので、その説明を省略
する。
第３図及び第４図を参照して説明する。但し、第３図に
於いて、(1)〜(23)で示す部分は、第１図で同一符号で
示した部分と実質的に同一であるので、その説明を省略
する。
第３図の装置では、記録電流制御回路としての遅延回路
(24)が、記録ゲート信号ライン(21)とＮＡＮＤゲート(1
6)(17)との間に接続されている。この遅延回路(24)は抵
抗Ｒ1とコンデンサＣ1とを含んで、第４図(C)に示す如
く記録ゲート信号を例えば約４μsec遅延させてＮＡＮ
Ｄゲート(16)(17)に供給するものである。なお、遅延時
間ＴDは磁束反転間隔（８μsec）の1/3（2.6μsec）程
度以上であればよい。
(24)が、記録ゲート信号ライン(21)とＮＡＮＤゲート(1
6)(17)との間に接続されている。この遅延回路(24)は抵
抗Ｒ1とコンデンサＣ1とを含んで、第４図(C)に示す如
く記録ゲート信号を例えば約４μsec遅延させてＮＡＮ
Ｄゲート(16)(17)に供給するものである。なお、遅延時
間ＴDは磁束反転間隔（８μsec）の1/3（2.6μsec）程
度以上であればよい。
今、記録データ〔１０１０００〕をＭＦＭ方式で記録す
るために、第４図(A)に示す如くデータとクロツクとの
混合記録信号が供給され、この信号がｔ1、ｔ2、ｔ3、
ｔ4時点でＨで示す高レベル（第１レベル）からＬで示
す低レベル（第２のレベル）転換すれば、フリツプフロ
ツプ(15)の出力は第４図(D)(E)に示す如く、ｔ1、ｔ2、
ｔ3、ｔ4で反転する。記録ゲート信号は、第４図(B)に
示す如くｔ5時点まで高レベルに保たれ、その遅延信号
は第４図(C)に示す如くｔ6時点まで高レベルに保たれ
る。従つて、第４図(F)(G)に示すＮＡＮＤゲート(16)(1
7)の出力は、ｔ6時点までフリツプフロツプ(15)の出力
に対応したものとなる。もし、遅延回路(24)が設けられ
ていなければ、即ち、第１図の回路の場合は、ｔ4〜ｔ5
期間に示すフリツプフロツプ(15)の出力状態に対応して
第１の巻線(5)に電流が流れた後に記録電流が遮断され
る。また、ｔ3〜ｔ4期間で記録電流が遮断されたとすれ
ば、第２の巻線(6)に最後の電流が流れることになる。
従つて、従来の回路では、最後の記録電流が、第１及び
第２の巻線(16)(17)に対して不特定に流れる。
るために、第４図(A)に示す如くデータとクロツクとの
混合記録信号が供給され、この信号がｔ1、ｔ2、ｔ3、
ｔ4時点でＨで示す高レベル（第１レベル）からＬで示
す低レベル（第２のレベル）転換すれば、フリツプフロ
ツプ(15)の出力は第４図(D)(E)に示す如く、ｔ1、ｔ2、
ｔ3、ｔ4で反転する。記録ゲート信号は、第４図(B)に
示す如くｔ5時点まで高レベルに保たれ、その遅延信号
は第４図(C)に示す如くｔ6時点まで高レベルに保たれ
る。従つて、第４図(F)(G)に示すＮＡＮＤゲート(16)(1
7)の出力は、ｔ6時点までフリツプフロツプ(15)の出力
に対応したものとなる。もし、遅延回路(24)が設けられ
ていなければ、即ち、第１図の回路の場合は、ｔ4〜ｔ5
期間に示すフリツプフロツプ(15)の出力状態に対応して
第１の巻線(5)に電流が流れた後に記録電流が遮断され
る。また、ｔ3〜ｔ4期間で記録電流が遮断されたとすれ
ば、第２の巻線(6)に最後の電流が流れることになる。
従つて、従来の回路では、最後の記録電流が、第１及び
第２の巻線(16)(17)に対して不特定に流れる。
これに対して、第３図の回路では、ｔ5でフリツプフロ
ツプ(15)がリセツトされた後も、遅延回路(24)を通して
高レベルの信号がｔ6時点までＮＡＮＤゲート(16)(17)
に供給される。このため、遅延回路(24)から第４図(C)
に示す如く高レベル信号が出力されているｔ6時点まで
は第２のＮＡＮＤゲート(17)の出力が低レベルになる。
従つて、このｔ5〜ｔ6の期間に第２のトランジスタ(19)
がオンになり、第２の巻線(6)に電流が流れる。ｔ6時点
になると、第４図(C)の遅延信号が低レベルになるの
で、２つのＮＡＮＤゲート(16)(17)の出力はいずれも高
レベルになり、第１及び第２の巻線(5)(6)の電流が遮断
される。ｔ5時点で記録ゲート信号が低レベルに転換せ
ずに、例えば、ｔ3〜ｔ4期間で転換しても、フリツプフ
ロツプ(15)のリセツト後の一定遅延時間ＴDは第２のＮ
ＡＮＤゲート(17)の出力が低レベルとなり、第２の巻線
(6)に電流が流れる。
ツプ(15)がリセツトされた後も、遅延回路(24)を通して
高レベルの信号がｔ6時点までＮＡＮＤゲート(16)(17)
に供給される。このため、遅延回路(24)から第４図(C)
に示す如く高レベル信号が出力されているｔ6時点まで
は第２のＮＡＮＤゲート(17)の出力が低レベルになる。
従つて、このｔ5〜ｔ6の期間に第２のトランジスタ(19)
がオンになり、第２の巻線(6)に電流が流れる。ｔ6時点
になると、第４図(C)の遅延信号が低レベルになるの
で、２つのＮＡＮＤゲート(16)(17)の出力はいずれも高
レベルになり、第１及び第２の巻線(5)(6)の電流が遮断
される。ｔ5時点で記録ゲート信号が低レベルに転換せ
ずに、例えば、ｔ3〜ｔ4期間で転換しても、フリツプフ
ロツプ(15)のリセツト後の一定遅延時間ＴDは第２のＮ
ＡＮＤゲート(17)の出力が低レベルとなり、第２の巻線
(6)に電流が流れる。
上述から明らかな如く本実施例の磁気デイスク駆動装置
は次の利点を有する。
は次の利点を有する。
(A) 記録の終了時に必ず特定された一方の巻線(6)に電
流が流れるので、残留磁化の状態を一定にすることが出
来る。この結果、再生時に、ヘツド(3)から得られる再
生波形の残留磁化によるずれが一定になり、再生波形の
ピーク点を正確に検出することが出来る。
流が流れるので、残留磁化の状態を一定にすることが出
来る。この結果、再生時に、ヘツド(3)から得られる再
生波形の残留磁化によるずれが一定になり、再生波形の
ピーク点を正確に検出することが出来る。
(B) この実施例では、最後に第２の巻線(6)に電流が流
れ、第３図でφFで示す向きの磁束が生じる。一方、消
去巻線(9)にはφEで示す向きの磁束が生じるように電流
が供給される。このため、第２の巻線(6)による磁束φF
と消去巻線(9)による磁束φEとが互いに逆になり、残留
磁化が減少させることが出来る。なお、φEとφFとの干
渉量は、消去電流、記録電流を変化させることによつて
制御することが出来る。
れ、第３図でφFで示す向きの磁束が生じる。一方、消
去巻線(9)にはφEで示す向きの磁束が生じるように電流
が供給される。このため、第２の巻線(6)による磁束φF
と消去巻線(9)による磁束φEとが互いに逆になり、残留
磁化が減少させることが出来る。なお、φEとφFとの干
渉量は、消去電流、記録電流を変化させることによつて
制御することが出来る。
変形例 本発明は上述の実施例に限定されるものではなく、例え
ば次の変形例が可能なものである。
ば次の変形例が可能なものである。
(a) 遅延回路(24)の代りに、第５図に示す如く単安定
マルチバイブレータ(25)とＯＲゲート(26)とから成る制
御回路を設け、単安定マルチバイブレータ(25)から得ら
れる一定時間(TD)のパルスと記録ゲート信号とをＯＲゲ
ート(26)で加算して、第３図のＮＡＮＤゲート(16)(17)
に送るようにしてもよい。
マルチバイブレータ(25)とＯＲゲート(26)とから成る制
御回路を設け、単安定マルチバイブレータ(25)から得ら
れる一定時間(TD)のパルスと記録ゲート信号とをＯＲゲ
ート(26)で加算して、第３図のＮＡＮＤゲート(16)(17)
に送るようにしてもよい。
(b) 遅延回路(24)の代りに、データの繰返し周期より
も長い出力パルスを生するリトリガ単安定マルチバイブ
レータを設け、これをライン(20)の記録データでトリガ
するようにしてもよい。なお、この場合は、フリツプフ
ロツプ(15)のリセツト時点よりも後までリトリガ単安定
マルチバイブレータの出力が高レベルになるように設計
する。
も長い出力パルスを生するリトリガ単安定マルチバイブ
レータを設け、これをライン(20)の記録データでトリガ
するようにしてもよい。なお、この場合は、フリツプフ
ロツプ(15)のリセツト時点よりも後までリトリガ単安定
マルチバイブレータの出力が高レベルになるように設計
する。
(c) フリツプフロツプ(15)をＲＳ型フリツプフロツプ
構成してもよい。
構成してもよい。
(d) 磁気テープ記録再生装置にも勿論適用可能であ
る。
る。
第１図は従来の磁気デイスク駆動装置を示すブロツク
図、第２図は第１図のヘツドの平面図、第３図は本発明
の実施例に係わる磁気デイスク駆動装置を示すブロツク
図、第４図は第３図のＡ〜Ｇ点の状態を示す波形図、第
５図は制御回路の変形例を示すブロツク図である。 (1)……デイスク、(2)……回転機構、(3)……磁気ヘツ
ド、(4)……コア、(5)……第１の巻線、(6)……第２の
巻線、(7)……ギヤツプ、(13)……記録電流供給回路、
(15)……Ｄ型フリツプフロツプ、(16)(17)……ＮＡＮＤ
ゲート、(18)(19)……トランジスタ、(20)……データラ
イン、(21)……ゲート信号ライン、(23)……再生回路、
(24)……遅延回路。
図、第２図は第１図のヘツドの平面図、第３図は本発明
の実施例に係わる磁気デイスク駆動装置を示すブロツク
図、第４図は第３図のＡ〜Ｇ点の状態を示す波形図、第
５図は制御回路の変形例を示すブロツク図である。 (1)……デイスク、(2)……回転機構、(3)……磁気ヘツ
ド、(4)……コア、(5)……第１の巻線、(6)……第２の
巻線、(7)……ギヤツプ、(13)……記録電流供給回路、
(15)……Ｄ型フリツプフロツプ、(16)(17)……ＮＡＮＤ
ゲート、(18)(19)……トランジスタ、(20)……データラ
イン、(21)……ゲート信号ライン、(23)……再生回路、
(24)……遅延回路。
Claims (1)
- 【請求項１】記録及び再生用のギャップを有する記録再
生用磁気コアとこの記録再生用コアに巻き回された第１
及び第２の巻線とから成る記録再生磁気ヘッドと、前記
記録再生用磁気コアに並べて配置された消去用コアとこ
の消去用コアに巻き回された消去用巻線とから成る消去
ヘツドと、デジタル記録信号が第１のレベルから第２の
レベルに転換する毎に出力状態が転換して前記第１及び
第２の巻線に磁束発生方向の異なる電流を交互に供給す
る記録電流供給回路とから成るデジタル磁気記録再生装
置において、 前記デジタル記録信号の記録終了後に、前記第１の巻線
と前記第２の巻線との内の特定された一方に、前記記録
再生用コアの前記消去用コアに隣接している部分におけ
る磁束の向きを前記消去用コアの磁束の向きと逆にする
ことが出来る方向性を有する電流を供給するように前記
記録電流供給回路を制御する制御回路を設けたことを特
徴とする磁気記録再生装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59029117A JPH0610845B2 (ja) | 1984-02-18 | 1984-02-18 | デジタル磁気記録再生装置 |
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