JPH06108226A - 鋼製部品の浸炭熱処理方法 - Google Patents

鋼製部品の浸炭熱処理方法

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JPH06108226A
JPH06108226A JP26146692A JP26146692A JPH06108226A JP H06108226 A JPH06108226 A JP H06108226A JP 26146692 A JP26146692 A JP 26146692A JP 26146692 A JP26146692 A JP 26146692A JP H06108226 A JPH06108226 A JP H06108226A
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steel
temperature
quenching
carburizing
temp
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Toshimitsu Kimura
村 利 光 木
Kunio Namiki
木 邦 夫 並
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Daido Steel Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 耐ピッティング性,転動特性,疲労特性に優
れた鋼製部品を短いトータル熱処理時間で提供する。 【構成】 浸炭処理により表面炭素濃度を0.8%以上
とした鋼製部品をこの浸炭処理後300℃以下の温度ま
で0.1℃/sec以上の冷却速度で冷却し、次いで、
鋼のAC1変態温度よりも50℃高くかつ150℃低い
温度域に鋼製部品を加熱した後同温度で保持し、更に、
10℃/sec以下の加熱速度で心部がオーステナイト
単相ないしはオーステナイトとフェライトの2相であっ
てフェライト面積率が30%以下となる温度まで昇温し
て保持した後、直接焼入れを行うかもしくは所定の焼入
れ温度まで温度を下げたあと焼入れを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鋼製部品の浸炭熱処理
方法に係わり、とくに、表面近傍に炭化物を析出させた
耐ピッティング性,転動特性,疲労特性に優れた鋼製部
品を得るのに好適な鋼製部品の浸炭熱処理方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、鋼製部品の耐ピッティング性,転
動特性,疲労特性を向上させるために、浸炭処理によっ
て鋼製部品の表面近傍に炭化物を析出させた後、引続い
て、この炭化物を球状化させるようにするための技術が
種々開発されてきた。
【0003】そして、このような耐ピッティング性,転
動特性,疲労特性を向上させるための浸炭熱処理技術と
しては、例えば、次の(1)〜(3)に示すものがあっ
た。すなわち、 (1)浸炭処理を行って鋼製部品の表面近傍に炭化物を
析出させた後、引続いて、前記炭化物を球状化するため
に鋼のAC1変態温度以上の温度に加熱する球状化処理
を行ったあと徐冷し、さらに再加熱して焼入れを行う方
法。
【0004】(2)浸炭処理を行って鋼製部品の表面近
傍に炭化物を析出させた後、引続いて、高周波加熱によ
り急速加熱して再焼入れ温度で短時間保持したあと、焼
入れを行う方法。
【0005】(3)浸炭処理を行って鋼製部品の表面近
傍に炭化物を析出させた後、引続いて、再焼入れする温
度までの加熱速度をコントロールしそしてまた鋼のA
C1変態温度以上の温度域を鋼のACM変態温度以上の
高炭素濃度雰囲気で処理したあと、焼入れを行う方法。
【0006】があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、(1)
の方法では、浸炭処理後に、炭化物の球状化処理工程が
加わることとなるため、トータルの処理時間の増大を招
くこととなって、コストがかかるという問題点があっ
た。
【0008】また、(2)の方法では、急速加熱して再
焼入れ温度で短時間保持するため、鋼製部品の内部まで
の均熱化を十分に行うことができず、心部硬さの低下を
招くことがあるという問題点があった。
【0009】さらに、(3)の方法では、例えば鋼のA
C1変態温度以上の温度域である750℃から850℃
までの温度域で鋼のACM変態温度以上の高炭素濃度雰
囲気で加熱するようにしているが、このようにした場
合、鋼製部品の表面で煤(すす)の堆積が顕著となるこ
とがあり、このため、焼入れむらや焼入れ時の冷却速度
の低下を招くことがあって、不完全焼入れ層を生ずるこ
とがあるという問題点があった。
【0010】したがって、上述した不具合を伴うことな
く、耐ピッティング性,転動特性,疲労特性に優れた鋼
製部品を得ることが可能である浸炭熱処理方法の開発が
望まれているという課題があった。
【0011】
【発明の目的】本発明は、上記した従来の課題にかんが
みてなされたものであって、浸炭層に析出する炭化物を
均一かつ微細にすることが可能であると共に、焼入れむ
らや不完全焼入れなどの不具合が生じず、心部硬さの低
下を防止して、耐ピッティング性,転動特性,疲労特性
の向上を図ることが可能であり、球状化処理を別途必要
としないためトータル処理時間の短縮をはかることが可
能である鋼製部品の浸炭熱処理方法を提供することを目
的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に係わる鋼製部品
の浸炭熱処理方法は、浸炭処理により表面炭素濃度を
0.8%以上とした鋼製部品をこの浸炭処理後300℃
以下の温度まで0.1℃/sec以上の冷却速度で冷却
し、連続処理の場合にはこれに引続いて、また、バッチ
処理の場合にはそれに必要な時間をおいて、鋼のAC1
変態温度よりも50℃高くかつ150℃低い温度域に鋼
製部品を加熱した後同温度で保持し、更に、10℃/s
ec以下の加熱速度で心部がオーステナイト単相ないし
はオーステナイトとフェライトの2相であってフェライ
ト面積率が30%以下となる温度まで昇温して保持した
後、直接焼入れを行うかもしくは所定の焼入れ温度まで
温度を下げたあと焼入れを行う構成としたことを特徴と
しており、このような鋼製部品の浸炭熱処理方法に係わ
る発明の構成をもって前述した従来の課題を解決するた
めの手段としている。
【0013】図1は、本発明に係わる鋼製部品の浸炭熱
処理方法の実施態様を示すものであって、図1に示す時
間TからTまでの間での浸炭処理により鋼製部品の
表面炭素濃度を0.8%以上とした後、この鋼製部品を
300℃以下の温度まで0.1℃/sec以上の冷却速
度で冷却し、連続処理の場合にはこれに引続いて、ま
た、バッチ処理の場合にはそれに必要な時間をおいて、
再加熱を開始し、図1に示す時間TからTまでの間
で鋼のAC1変態温度よりも50℃高くかつ150℃低
い温度域に鋼製部品を加熱した後同温度で保持し、更
に、図1に示す時間TからTまでの間で10℃/s
ec以下の加熱速度で心部がオーステナイト単相ないし
はオーステナイトとフェライトの2相であってフェライ
ト面積率が30%以下となる温度まで昇温して図1に示
す時間TからTまでの間で保持した後、直接焼入れ
を行うかもしくは所定の焼入れ温度まで温度を下げたあ
と焼入れを行う。
【0014】
【発明の作用】本発明に係わる鋼製部品の浸炭熱処理方
法の構成は上述したとおりのものであるが、次に、その
限定理由について説明する。
【0015】まず、鋼製部品は、図1に示す時間T
の間で浸炭処理が施されることによって、表面炭素
濃度が0.8%以上となるように処理される。この場
合、鋼製部品の表面炭素濃度が0.8%よりも少ない
と、炭化物の析出量が少なく、耐ピッティング性,転動
特性,疲労特性の向上が期待できなくなるので好ましく
ない。
【0016】このとき採用される浸炭処理は、とくに限
定されないものであり、鋼製部品の表面炭素濃度を0.
8%以上にできるものであればかまわないが、例えば、
ガス浸炭,滴注式浸炭,プラズマ浸炭などが用いられ
る。
【0017】また、本発明が適用される鋼製部品の素材
としては、クロム鋼(SCr),クロム・モリブデン鋼
(SCM),ニッケル・クロム・モリブデン鋼(SNC
M)などの一般的なはだ焼鋼はもちろんのこと、これの
みならず、そのほか、炭化物形成元素であるCr,M
o,V,W,Nb,Ta,Tiなどを含有していてもか
まわない。また、工具鋼などであってもよく、さらには
必要に応じて被削性向上元素などを含んでいてもかまわ
ない。
【0018】次に、このようにして、浸炭処理により表
面炭素濃度を0.8%以上とした鋼製部品をこの浸炭処
理後300℃以下の温度まで0.1℃/sec以上の冷
却速度で冷却するが、この冷却において、300℃を超
える温度までの冷却では、浸炭層に多量の残留オーステ
ナイトが残存することとなるので好ましくない。ここ
で、浸炭層に多量の残留オーステナイトが残存している
と、次工程での再加熱において上記残留オーステナイト
を分解させるのに長時間を必要とすることとなるので、
トータルの処理時間を短縮することにならないことか
ら、好ましくない。また、残留オーステナイトを分解さ
せずに再焼入れ温度まで加熱して焼入れすると、残留オ
ーステナイトの影響で浸炭層の軟化を招くこととなるの
で好ましくない。
【0019】そして、300℃以下の温度まで冷却する
ことによって、オーステナイトをマルテンサイト,ベイ
ナイト,フェライトと炭化物に変態させて上記問題を回
避することが可能となる。
【0020】このときの冷却方法は、とくに限定されな
いが、例えば、焼入れ,ガス冷却,空冷,炉冷のいずれ
を適用してもかまわない。
【0021】ただし、この冷却において、冷却速度が
0.1℃/secよりも遅いと、浸炭層中に炭化物が粗
大に成長するため、耐ピッティング性,転動特性,疲労
特性を向上させることができがたくなることから、0.
1℃/sec以上の冷却速度で冷却する必要がある。
【0022】次いで、連続処理を行う場合には上記30
0℃以下の温度までの冷却に引続いて、また、バッチ処
理を行う場合には次の工程に入るまでの所要時間を経過
して、上記冷却後の鋼製部品を図1の時間Tまでの間
で鋼のAC1変態温度よりも50℃高くかつ150℃低
い温度域に加熱したのち図1に示す時間TからT
での間において同温度で保持する。
【0023】この場合、鋼製部品の加熱温度が鋼のA
C1変態温度よりも50℃超過のより高い温度である
と、微細炭化物が再固溶して炭化物成長の核が消失する
ため、耐ピッティング性,転動特性,疲労特性の向上に
寄与する炭化物析出量を確保できなくなるため、好まし
くない。
【0024】他方、鋼製部品の加熱温度が鋼のAC1
態温度よりも150℃未満のより低い温度であると、微
細炭化物の成長に寄与する炭素の拡散速度が小さくな
り、成長を促すための保持時間が著しく増大することか
ら、結果的にトータル処理時間の短縮とならないため好
ましくない。
【0025】このように、鋼製部品を鋼のAC1変態温
度よりも50℃高くかつ150℃低い温度域に加熱して
同温度に保持したのち、図1に示す時間TからT
での間で10℃/sec以下の加熱速度で加熱するが、
このとき、鋼製部品の加熱速度が10℃/secよりも
大きいと、鋼製部品の均熱化が不十分となり、熱処理変
形を生じやすくなるため好ましくない。
【0026】そして、鋼製部品を10℃/sec以下の
加熱速度で加熱して、心部がオーステナイト単相ないし
はオーステナイトとフェライトの2相であってフェライ
ト面積率が30%以下となる温度まで昇温するが、この
とき、フェライト面積率が30%を超えると心部強度が
低下して疲労特性が劣化することとなるので好ましくな
い。
【0027】このようにして、鋼製部品を10℃/se
c以下の加熱速度で心部がオーステナイト単相ないしは
オーステナイトとフェライトの2相であってフェライト
面積率が30%以下となる温度まで昇温して図1に示す
時間TからTまでの間で保持した後、直接焼入れを
行うか、もしくは所定の焼入れ温度まで温度を下げたあ
と焼入れを行うことによって、浸炭層に析出する炭化物
が均一かつ微細となった耐ピッティング性,転動特性,
疲労特性に優れた鋼製部品、例えば歯車,軸受,軸,ジ
ョイント,変速機部品などを得る。
【0028】この再加熱・焼入れに際しては、真空炉で
行うことが望ましいが、鋼のACM変態温度以下の雰囲
気炭素濃度に保たれた浸炭炉を用いてもかまわない。
【0029】
【実施例】実施例1 この実施例1では、鋼製部品の素材として、クロム・モ
リブデン系はだ焼鋼(SCM420)をベースに炭化物
形成元素として0.11%のVを含有させた低合金鋼を
用いた。そして、この素材としては、直径25mmの丸
棒を用いた。
【0030】また、耐ピッティング性,転動特性,疲労
特性を評価するために、試験部径26mmのローラーピ
ッティング試験片,直径12mmのラジアル型円柱試験
片,平行部径8mmの回転曲げ試験片を上記クロム・モ
リブデン系はだ焼鋼から作製して同様に以下に示す浸炭
熱処理に供した。
【0031】浸炭処理に際してはプラズマ浸炭炉を用
い、浸炭処理によって鋼製部品および各種試験片の表面
炭素濃度を1.2%とし、浸炭処理後300℃以下の温
度まで0.1℃/sec以上の冷却速度で冷却するよう
に、浸炭処理後に油冷した。
【0032】続いて、再加熱することにより670℃で
2時間保持したのち、加熱速度0.1℃/secで87
0℃まで加熱して30分保持し、850℃に温度を下げ
て10分保持した後、同温度から油冷して焼入れを行っ
た。
【0033】その後、180℃に1時間保持した後、空
冷する焼もどしを行った。
【0034】上記工程において、加熱,保持,焼入れ温
度での保持には真空炉を用いた。
【0035】比較例1 この比較例1では、鋼製部品の素材として、実施例1と
同じクロム・モリブデン系鋼を用い、鋼製部品のほか
に、実施例1と同じローラーピッティング試験片,ラジ
アル型円柱試験片,回転曲げ試験片をも以下に示す浸炭
熱処理に供した。
【0036】浸炭処理に際しては、ガス浸炭炉を用い、
浸炭処理によって鋼製部品および各種試験片の表面炭素
濃度を1.1%としたのち、油冷した。
【0037】続いて、870℃に保持したソルト浴中に
装入し(このときの加熱速度は、径25mmの丸棒で2
0℃/sec)、均熱後直ちに870℃に保持したガス
浸炭炉中に上記鋼製部品および各種試験片を装入した。
このガス浸炭炉においてカーボンポテンシャルは1.0
%とした。そして、ここで30分保持し、850℃に温
度を下げて10分保持した後、同温度から油冷して焼入
れを行った。
【0038】その後、180℃に1時間保持した後、空
冷する焼もどしを行った。
【0039】評価例1 上記浸炭熱処理後の鋼製部品において、表面から0.0
5mm深さの硬さ、心部硬さ、有効硬化層深さ、炭化物
形態を調べたところ、表1に示す結果であった。
【0040】また、各種試験片の動的特性評価におい
て、浸炭方法の違いによる浸炭異常層などの影響を除く
ため、ローラーピッティング試験片の転送部、ラジアル
型円柱試験片の転送部、回転曲げ試験片の平行部をそれ
ぞれ研削加工で50μm,研削加工で50μm,電解研
磨で20μmずつ最表層から除去した。
【0041】そして、ローラーピッティング試験片を用
いたローラーピッティング試験では、面圧3500MP
a,すべり−35%の条件で行うことによってピッティ
ング発生までの回数を測定し、ラジアル型円柱試験片を
用いたラジアル型転動試験では、面圧5500MPa,
タービン油(#68)使用の条件で行うことによってL
10寿命を測定し、回転曲げ試験片を用いた回転曲げ試
験では、10回の回転曲げ疲れ限度を測定した。これ
らの結果を表1に示す。
【0042】
【表1】
【0043】表1に示すように、本発明実施例の場合に
は、浸炭層に析出する炭化物を球状でかつ均一・微細な
ものとすることが可能であり、耐ピッティング性,転動
特性,疲労特性に優れたものとなっていることが認めら
れた。
【0044】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、浸炭処理により表面炭素濃度を0.8%以上の鋼製
部品としたのち、この鋼製部品を再加熱・再焼入れする
際の熱処理条件を最適化するようにしたから、浸炭熱処
理後において、浸炭層に析出した炭化物を均一かつ微細
なものとすることが可能であり、焼入れむらや不完全焼
入れなどの不具合が生じがたいと共に、心部硬さの低下
が防止されることによって、耐ピッティング性,転動特
性,疲労特性に優れた鋼製部品を得ることが可能であ
り、球状化処理工程を別途用いないためトータルの処理
時間を短縮することが可能であるという著しく優れた効
果がもたらされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる鋼製部品の浸炭熱処理方法の実
施態様における鋼製部品の温度と時間との関係を示す説
明図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浸炭処理により表面炭素濃度を0.8%
    以上とした鋼製部品をこの浸炭処理後300℃以下の温
    度まで0.1℃/sec以上の冷却速度で冷却し、次い
    で、鋼のAC1変態温度よりも50℃高くかつ150℃
    低い温度域に鋼製部品を加熱した後同温度で保持し、更
    に、10℃/sec以下の加熱速度で心部がオーステナ
    イト単相ないしはオーステナイトとフェライトの2相で
    あってフェライト面積率が30%以下となる温度まで昇
    温して保持した後、直接焼入れを行うかもしくは所定の
    焼入れ温度まで温度を下げたあと焼入れを行うことを特
    徴とする鋼製部品の浸炭熱処理方法。
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