JPH06107279A - Rovの制御方法及び装置 - Google Patents

Rovの制御方法及び装置

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JPH06107279A
JPH06107279A JP27767092A JP27767092A JPH06107279A JP H06107279 A JPH06107279 A JP H06107279A JP 27767092 A JP27767092 A JP 27767092A JP 27767092 A JP27767092 A JP 27767092A JP H06107279 A JPH06107279 A JP H06107279A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rov
target value
controller
movement
neural network
Prior art date
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Pending
Application number
JP27767092A
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English (en)
Inventor
Yuuki Yoshida
有希 吉田
Yoshiaki Takahashi
義明 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 オペレータによって行っていたROVの変化
する動きを自動的に行わせるようにする。 【構成】 ニューラルネットワークで構築したコントロ
ーラ4をROV1に接続する。コントローラ4からの指
令信号Bを入力してROVの動きを予測するニューラル
ネットワークで構築されたROV出力予測部5を備え
る。該ROV出力予測部で予測されたROVの動きが目
標値7に近付いているか否かの評価をする評価部6を設
ける。ROVの予測された動きが目標値に近付いていな
いと、コントローラで学習させて指令信号Bを修正させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はROVに自律的な運動を
行わせるようにする制御方法及び装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】洋上からの遠隔操縦によって水中を航行
させられる無人潜水機(ROV:Remotely Operater Ve
hicle )は、従来より各種用途別に開発されているが、
その一例を示すと、図4及び図5に示す如く、水平方向
と上下方向に3個宛のスラスタ2を備え、洋上の船舶等
の海洋構造物とケーブル3で接続された構成のROV1
がある。
【0003】かかる構成のROV1の動きを制御させる
従来の一般的な制御方法は、図6に示す如く、ROV1
のコントローラ4に制御目標値Zを入力し、この制御目
標値Zが零になるようにROV1のスラスタを制御させ
る、いわゆる定値制御(レギュレータ問題)であるが、
このレギュレータ問題は、フィードバック制御において
制御目標値が固定されているものであるため、ROV1
は予め決められた動きしかできない。たとえば、海底面
から一定高度で航行するよう制御目標値をコントローラ
4に入力すると、ROV1は海底面からの高度を一定に
保って航行することができるが、海底面からの高度を変
更するような動きをさせることはできない。
【0004】一方、人間の動作等を読みとり自分で学習
して覚える機能を有するニューラルネットワーク(neur
al net work )を一般のコントローラに適用すること自
体は、たとえば、OCR(光学文字読取り装置)に見ら
れるように公知である。
【0005】上記ニューラルネットワークをROV1の
コントローラ4に適用した例は従来ない。これは、ニュ
ーラルネットワークをそのままROV1の制御に適用し
ても、一旦システムを組んでしまうと(たとえば、海底
面から常に1mの高さで動きなさいという信号を入れる
と)、レギュレータ問題の制御であるためその動きしか
できず、ROV1を制御目標値による動き以外の動きを
させることができないからである。そのため、従来で
は、ROVの制御において、スラスタの故障発生の如き
予期せぬ外乱や運動特性の未知な対象に対し適応させる
動きはオペレータの手作業によっているのが実情であ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、ROVの制
御において、上記予期しない外乱に対して適応させた
り、あるいは、未知な運動対象に対し適応させるための
動きをオペレータの手作業で行わせることは、エペレー
タの疲労が増大するおそれがあり、又、かかるROVの
制御にニューラルネットワークを適用した場合、オペレ
ータの手作業による動きを覚えて自動的にその動きをす
ることになるが、オペレータによる手作業は或る値に見
当をつけて操作するものであり、目標値からは離れたも
のとなっているため、この値をコントローラに制御目標
値として入力してROVを制御させても、ROVはニュ
ーラルネットワークが覚えた動きしかできない。
【0007】そこで、本発明は、ROVに与えられる一
定の指令による動きとは別の動きをニューラルネットワ
ークで学習させて自動的に行わせるようにしてオペレー
タの疲労を軽減するようにしようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、ニューラルネットワークで構築したコン
トローラに、一定の目標値と変化する目標値を制御目標
値として入力し、上記一定の目標値が変化する目標値に
なるように指令するコントローラからの信号でROVを
制御させる方法とし、又、ROVに指令を与えるコント
ローラからの指令を入力してROVの動きを予測する予
測部と、予測したROVの動きが目標値に対してどれだ
け近付いているかの評価をし且つ目標値に近付くように
上記コントローラのパラメータを調整させるようにする
評価部とを備えた構成とする。
【0009】
【作用】ROVのコントローラに、ROVに一定の動き
をさせる目標値のほかに、刻々と変化する目標値を制御
目標値として入力すると、コントローラからの指令でR
OVが動作させられる。このROVの動きが目標値に対
してどけだけ近付いているかを評価して、目標値に近付
くように、上記一定の動きをさせる目標値を刻々変化さ
せるように調整することにより、これまでオペレータが
手作業で行っていた動きを自動的に行わせることができ
るようになる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0011】図1は本発明の制御装置の概要を示すもの
で、1は制御対象となるROV、4は制御目標値Aが入
力されると自ら学習して所定の指令信号Bを出力するよ
うにニューラルネットワークで構築されているコントロ
ーラで、該コントローラ4からの指令信号Bに基づきR
OV1が動作させられる。5は指令信号Bを入力して該
指令信号Bに基づくROV1の出力(動き)を予測する
ようにニューラルネットワークで構築されたROV出力
予測部、6は目標値7に対してROVの出力予測値がど
れだけ近付いているかを評価し且つROVの出力予測値
が目標値に近付くようにコントローラ4のパラメータを
調整させて学習させるように評価結果をコントローラ4
に送るようにする評価部である。
【0012】ROV1の制御に際して、コントローラ4
に、制御目標値Aとして、従来のレギュレータ問題の場
合と同様な一定の目標値Zのほかに、刻々変化するサー
ボ問題としての目標値Z0 を入れてZ−Z0 として入力
し、この制御目標値Z−Z0が零となるように、すなわ
ち、ZがZ0 となるようにROV1を動作させるための
指令信号Bをコントローラ4から出力し、ROV1に入
力させる。たとえば、上記一定の目標値Zを、海底から
一定の高さで動くように指令する。目標値とし、Z0
時間とともに刻々高度を変化するよう指令する目標値と
すると、ROV1はZがZ0 となるような指令信号Bに
より刻々と高度を変化させて行く動作をする。上記変化
する目標値Z0 を水平方向に変化するようにする目標値
にすると、ROV1は左右方向へ刻々変化しながら航行
することになり、たとえば、海底に敷設させたケーブル
位置を見付ける作業に適用すれば、ケーブルの位置を容
易に検出できることになる。
【0013】上記コントローラ4からROV1に与えら
れた指令信号Bは、同時にニューラルネットワークで構
築されているROV出力予測部5に入力され、ここから
ROV1の動きと同じ動きが出力され、この予測された
ROVの動きが目標値7に近付いているか否かについて
の評価が評価部6でなされ、ROV1の動きが目標値に
近付いていないときは、コントローラ4に対し目標値に
近付くようパラメータを調整させ、学習させるようにす
る。この操作を適宜繰り返すことによりコントローラ4
で目標値に合った値に修正された指令信号が出力され、
ROV1は自動的に目標値に沿った動きをすることにな
る。
【0014】因に、刻々変化する目標値Z0 を、図2に
示す如く、たとえば、深度が40秒ごとに0.8と1.
0の間で変化するように定めた場合、オペレータが手動
でZ0 の動きをさせると、ニューラルネットワークは、
このZ0 の動きを覚えてその動作を自動的に行わせるこ
とが可能となる。しかし、上記オペレータが手動でZ0
の動きをさせるのは一応の見当をつけて行うものである
ため、図2に示す如く曲線の位置の如く、目標値の深度
0.8と1.0から離れたものとなっている。したがっ
て、このZ0 をコントローラ4に入力させてコントロー
ラ4からの指令信号BでROV1を動作させたのでは、
ROV1は図2に示す曲線の如き動きしかできないこと
になる。
【0015】この点、コントローラ4のパラメータを調
整させて何回も学習させることにより、図3に示す目標
値の線上で動きをさせることができることになる。
【0016】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明のROVの制御
方法及び装置によれば、ROVに一定の動きをさせるた
めの目標値のほかに、変化する動きをさせるための目標
値を制御目標値として、ニューラルネットワークで構築
されているコントローラに入力させ、該コントローラで
制御目標値が零となるようにROVを動作させるための
指令を求め、このコントローラからの指令信号でROV
を動作させるようにするので、ROVをレギュレータ問
題の一定の動きしか自動的に行わせることができなかっ
た従来においてオペレータが手作業でROVに未知な動
作をさせていたことを自動的に行わせることができて、
オペレータの疲労を軽減することができるような自律的
制御を行わせることができると共に、オペレータがスラ
スタの故障等の予期しない外乱に遭遇した場合でも自律
的に適応させることができる、等の優れた効果を奏し得
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す概要図である。
【図2】学習しないときの目標値と動きの位置関係を示
す図である。
【図3】学習したときの目標値と動きの位置関係を示す
図である。
【図4】ROVの一例を示す側面図である。
【図5】図4の平面図である。
【図6】従来のROV制御方式の概略図である。
【符号の説明】
1 ROV 4 コントローラ 5 ROV出力予測部 6 評価部 7 目標値 A 制御目標値 B 指令信号

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ニューラルネットワークで構築したコン
    トローラに、変化しない一定の目標値と変化する目標値
    を制御目標値として入力し、該コントローラで上記一定
    の目標値が上記変化する目標値となるようにROVを動
    作させる指令信号を出力させ、この指令信号によりRO
    Vを動作させることを特徴とするROVの制御方法。
  2. 【請求項2】 ニューラルネットワークで構築したコン
    トローラと、該コントローラからの指令信号により動作
    させられるROVと、ニューラルネットワークで構築さ
    れて上記コントローラからの指令信号を入力しROVの
    動きを予測するROV出力予測部と、該ROV出力予測
    部で予測されたROVの動きが目標値にどれだけ近付い
    ているかを評価してその結果を上記コントローラに送る
    ようにする評価部とからなることを特徴とするROVの
    制御装置。
JP27767092A 1992-09-24 1992-09-24 Rovの制御方法及び装置 Pending JPH06107279A (ja)

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JP27767092A JPH06107279A (ja) 1992-09-24 1992-09-24 Rovの制御方法及び装置

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JPH06107279A true JPH06107279A (ja) 1994-04-19

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