JPH06106096A - 静電塗装装置 - Google Patents

静電塗装装置

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Publication number
JPH06106096A
JPH06106096A JP28373292A JP28373292A JPH06106096A JP H06106096 A JPH06106096 A JP H06106096A JP 28373292 A JP28373292 A JP 28373292A JP 28373292 A JP28373292 A JP 28373292A JP H06106096 A JPH06106096 A JP H06106096A
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JP
Japan
Prior art keywords
conveyor belt
electrostatic coating
control electrode
coating pattern
coating
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP28373292A
Other languages
English (en)
Inventor
Junji Kutsuzawa
潤司 沓沢
Tomomoto Horigome
智基 堀米
Kenji Tazawa
賢二 田沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Ohka Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Ohka Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 静電塗装装置の塗装パターンをコントロール
する。 【構成】 塗布パターン制御電極20はスプレーガン8
の胴部8aに固着されるリング部21と、このリング部
21から斜め下方に伸びる脚部22と、この脚部22下
端に取り付けられたバー状電極23とからなる。バー状
電極23は被塗装体Wの搬送方向と直交方向に水平に伸
びている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプリント基板等の被塗装
体表面にホトレジスト等を塗布する静電塗装装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】静電塗装方法によるホトレジストの塗布
は、ロールコータ法やスクリーン印刷法等に比べて、均
一な被膜を形成できるとともにプリント基板のスルーホ
ールをホトレジストで閉塞することがないので、最近で
は広く利用されている。
【0003】斯かる静電塗装を行なう装置は、塗装ブー
ス内の上部にスプレーガンを、下部にアース板を配置
し、このアース板の直上を搬送ベルト(ペーパーベル
ト)が走行するような構造とし、スプレーガンから噴出
せしめられた塗料粒子を負に帯電させることで、塗料粒
子がアース板に静電的に引き付けられるようにして、ア
ース板の直上を搬送ベルトとともに通過する被塗装体表
面に塗料粒子を付着させるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の装置に
あっては、スプレーガンから噴出せしめられた塗料粒子
は負に帯電しているため、互いに反発して四方に飛散す
る傾向にある。この四方への飛散を抑制して、効率良く
被膜を形成するためにアース板を設けているのである
が、スプレーガンから噴出した塗料粒子のうち多くは被
塗装体表面に達することなくブース内面等に付着する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく本
願の第1発明にあっては、負の電源に接続された塗布パ
ターン制御電極をスプレーガン近傍等に配置し、また本
願の第2発明にあっては、アース板の前後の側端部上で
且つ搬送ベルトの走行方向に沿った位置にサイドプレー
トを配置した。
【0006】
【作用】塗布パターン制御電極或いはサイドプレートを
設けることで、塗布パターンの走行方向或いは幅方向へ
の広がりを抑制することができる。
【0007】
【実施例】以下に本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。ここで、図1は本発明に係る静電塗装装置の
正面図であり、ボックス状をなす塗装ブース1には被塗
装体であるプリント基板Wの入口2及び出口3が形成さ
れ、これら入口2及び出口3間に搬送用のペーパーベル
ト4が設けられている。このペーパーベルト4はブレー
キ機構を備えた巻き出しロール5からモータにて回転せ
しめられる巻き取りロール6に向けて走行し、これによ
ってプリント基板Wは入口2から出口3に搬送される。
【0008】また、塗装ブース1には窓部7が設けら
れ、この窓部7を通して視認できる位置に回転カップ式
のスプレーガン8が配置されている。このスプレーガン
8はペーパーベルト4の走行方向と直交する幅方向のレ
ール9に沿って往復動するシリンダユニット10の下端
に取り付けられ、更にスプレーガン8のノズル近傍には
ノズルから噴出する塗料粒子11を負に帯電せしめる電
極を設け、また、塗装ブース1の底部には排気用ブロワ
ー12を設けている。
【0009】更に、本発明に係る静電塗装装置は負の電
源に接続され塗布パターン制御電極20、プリント基板
Wの寸法に対応可能なアース板30及び塗布パターンの
余分な広がりを抑制するサイドプレート40を備えてい
る。
【0010】先ず、塗布パターン制御電極20を図2乃
至図6に基づいて説明する。ここで、図2は塗布パター
ン制御電極の正面図、図3は図2のA方向矢視図であ
り、塗布パターン制御電極20はスプレーガン8の胴部
8aに固着されるリング部21と、このリング部21か
ら斜め下方に伸びる脚部22と、この脚部22下端に取
り付けられたバー状電極23とからなる。バー状電極2
3はプリント基板Wの搬送方向と直交方向に水平に伸び
ている。尚、電極23からの放電を容易にするために電
極下面に突起を形成してもよい。
【0011】また、図4は別実施例に係る塗布パターン
制御電極の正面図、図5は図4のB方向矢視図、図6は
更なる別実施例に係る塗布パターン制御電極の平面図で
あり、図4及び図5に示す実施例にあっては、バー状電
極23を垂直方向に設けるとともに先端を尖らせ、図6
に示す実施例にあっては、4本のバー状電極23をプリ
ント基板Wの搬送方向及びプリント基板Wの搬送方向と
直交する方向に2本づつ延出し、塗布パターンを図の想
像線で示すようにプリント基板Wの形状に近い形状にし
ている。
【0012】一方、アース板30は塗装ブース1内のフ
レーム31に固定された中央アース板32と、ペーパー
ベルト4の走行方向に沿って中央アース板32の両側に
設けられた3本の外側アース板33,34,35からな
り、これら外側アース板33,34,35はフレーム3
1から伸びるブラケットに立設したシリンダユニット3
6,37,38のロッド先端に取り付けられ、各シリン
ダユニットの作動により独立して昇降動する構成となっ
ている。
【0013】尚、各シリンダユニットの伸び切り状態で
中央アース板32、外側アース板33,34,35及び
ペーパーベルト4の側端部の垂れを防止する外側ガイド
39が面一となるようにしている。また、前記中央アー
ス板32の前後にはフレーム31に固定される内側ガイ
ド50を設けている。
【0014】そして、外側アース板33と34の間およ
び外側アース板34と35の間には仕切板51,52を
設けている。これら仕切板51,52はステンレス板、
テフロン樹脂等の絶縁体等からなり、その高さは中央ア
ース板31と略等しくなるように設定されている。
【0015】このように、アース板30を中央アース板
32と外側アース板33,34,35に分割すること
で、プリント基板Wの幅が小さい時にはシリンダユニッ
ト36,37,38を全て圧縮して外側アース板33,
34,35を下方に下げて中央アース板32のみがアー
ス板として作用するようにし、プリント基板Wの幅が大
きくなるにしたがってシリンダユニット36,37,3
8を順次伸長せしめて所定の外側アース板を上昇せしめ
て、プリント基板Wの幅にアース板の幅を合わせる。
【0016】ところで、いずれかの外側アース板33,
34,35を下げた場合でも、仕切板51,52が残っ
ているので、走行するペーパーベルト4が垂れ下がって
外側ガイド39から外れることがない。
【0017】一方、サイドプレート40はアース板30
の前後の側端部上で搬送ベルト4の走行方向に沿って配
置され、且つシリンダユニット41の作動により搬送ベ
ルト4の走行方向と直交方向に進退動可能とされてい
る。このサイドプレート40は塗布パターンの余分な広
がりを抑制するためのものであり、したがって、図9に
示すように中央アース板32と外側アース板33のみを
アース板として作用させる場合には、シリンダユニット
41を駆動して図に示す位置よりも更に中央位置、つま
り外側アース板33の外端部位置近くまでサイドプレー
ト40を前進せしめる。
【0018】以上において、スプレーガン8から負に帯
電した塗料粒子11…を噴出し、この塗料粒子11…を
静電的にアース板14に向けて集束させ、ペーパーベル
ト4に載置されて入口2から出口3に向かっている被塗
装体であるプリント基板W表面に塗料粒子11を付着さ
せる。そしてこの時、負に帯電した塗料粒子11…は上
方においては塗布パターン制御電極20にて反発せしめ
られて絞られ、また下方においてはサイドプレート40
にて広がりを抑制され、効率良くプリント基板Wの表面
に塗布される。
【0019】
【発明の効果】以上に説明したように本願の第1発明に
よれば、負の電源に接続された塗布パターン制御電極を
スプレーガン近傍等に配置したので、スプレーガンから
噴出した塗料粒子の広がりを被塗装体形状に合せて任意
に調整することができる。特にスプレーガンが幅方向に
往復動する場合に、スプレーガンと一体的に塗布パター
ン制御電極も往復動させることで、被塗装体搬送方向に
おける塗布パターンのコントロールを正確に行なうこと
ができる。
【0020】本願の第2発明によれば、アース板の前後
の側端部上で且つ搬送ベルトの走行方向に沿った位置に
サイドプレートを配置したので、幅方向の塗料粒子の余
分な広がりを抑制でき、更にサイドプレートを幅方向
(搬送ベルトの走行方向と直交方向)に進退動可能とす
ることで、被塗装体の寸法に合わせて効果的に塗料粒子
の余分な広がりを抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る静電塗装装置の正面図
【図2】塗布パターン制御電極の正面図
【図3】図2のA方向矢視図
【図4】別実施例に係る塗布パターン制御電極の正面図
【図5】図4のB方向矢視図
【図6】別実施例に係る塗布パターン制御電極の平面図
【図7】アース板とサードプレートの平面図
【図8】図7のC方向矢視図
【図9】図7のD方向矢視図
【符号の説明】
1…塗装ブース、4…搬送ベルト、8…スプレーガン、
11…塗料粒子、20…塗布パターン制御電極、30…
アース板、40…サイドプレート、W…被塗装体である
プリント基板。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塗装ブース内を走行する搬送ベルト上に
    被塗装体を載置し、搬送ベルト上方に配置したスプレー
    ガンから噴出する塗料粒子を負に帯電せしめ、負に帯電
    した塗料粒子を搬送ベルト直下のアース板に向けて空中
    を移動せしめて被塗装体表面に付着せしめるようにした
    静電塗装装置において、この静電塗装装置は負の電源に
    接続された塗布パターン制御電極を備えることを特徴と
    する静電塗装装置。
  2. 【請求項2】 前記スプレーガンは搬送ベルトの走行方
    向と直交方向に往復動可能とされ、また前記塗布パター
    ン制御電極もスプレーガンと一体的に往復動可能とされ
    ていることを特徴とする請求項1に記載の静電塗装装
    置。
  3. 【請求項3】 塗装ブース内を走行する搬送ベルト上に
    被塗装体を載置し、搬送ベルト上方に配置したスプレー
    ガンから噴出する塗料粒子を負に帯電せしめ、負に帯電
    した塗料粒子を搬送ベルト直下のアース板に向けて空中
    を移動せしめて被塗装体表面に付着せしめるようにした
    静電塗装装置において、前記アース板の前後の側端部上
    には搬送ベルトの走行方向に沿って塗布パターンの広が
    りを抑制するサイドプレートを配置したことを特徴とす
    る静電塗装装置。
  4. 【請求項4】 前記サイドプレートは搬送ベルトの走行
    方向と直交方向に進退動可能とされていることを特徴と
    する請求項3に記載の静電塗装装置。
JP28373292A 1992-09-29 1992-09-29 静電塗装装置 Withdrawn JPH06106096A (ja)

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JP28373292A JPH06106096A (ja) 1992-09-29 1992-09-29 静電塗装装置

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JPH06106096A true JPH06106096A (ja) 1994-04-19

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ID=17669385

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3275559A1 (en) * 2016-07-27 2018-01-31 Exel Industries Coating system with an ultrasonic spray head and electrostatic field
JP2018534120A (ja) * 2015-07-31 2018-11-22 ナショナル リサーチ カウンシル オブ カナダ 基板にナノ粒子のエアロゾル堆積を行うための装置及び方法

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