JPH06105336A - デジタル画像前解析方法 - Google Patents

デジタル画像前解析方法

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JPH06105336A
JPH06105336A JP5120652A JP12065293A JPH06105336A JP H06105336 A JPH06105336 A JP H06105336A JP 5120652 A JP5120652 A JP 5120652A JP 12065293 A JP12065293 A JP 12065293A JP H06105336 A JPH06105336 A JP H06105336A
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JP
Japan
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Application number
JP5120652A
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English (en)
Inventor
Kurishiyunamaashii Suretsushiyu
スレッシュ・クリシュナマーシー
Ee Makoomitsuku Robaato
ロバート・エー・マコーミック
Efu Koon Kenesu
ケネス・エフ・コーン
Rii Buraun Geirii
ゲイリー・リー・ブラウン
Daburiyuu Buraianto Ronarudo
ロナルド・ダブリュー・ブライアント
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tektronix Japan Ltd
Original Assignee
Sony Tektronix Corp
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Publication date
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N17/00Diagnosis, testing or measuring for television systems or their details
    • H04N17/02Diagnosis, testing or measuring for television systems or their details for colour television signals

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)
  • Color Television Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】デジタル画像データをテレビジョンの標準方式
等に変換する前に適切に変換し得るか否かを予め解析可
能な方法を提供すること。 【構成】デジタル画像データの特定の変換処理の際に、
歪の発生する可能性のある画像領域を、上記特定の変換
処理の前に検出するデジタル画像前解析方法であって、
上記デジタル画像データを特定のデジタル・ビデオ形
式でフレーム・バッファ・メモリに記憶し(ステップ1
00)、上記特定の変換処理に応じて、予め定めた複数
の解析関数から1つの解析関数を選択し(ステップ10
2)、この選択された解析関数に基づいて、上記フレー
ム・バッファ・メモリに記憶された画像データを解析し
(ステップ104)、エラー画像データを検出し(10
6)、該エラー画像データに対応する画像部分を識別表
示する(ステップ108)。 【効果】デジタル画像データの変換処理の前に、変換後
エラー部分となる可能性のある箇所を明確に認識するこ
とが可能となり、デジタル画像データを対話的に試験及
び調整することが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータ・アニメ
ーションにおけるデジタル画像データが、変換される予
定のテレビジョン放送の標準方式を満足するか否かを変
換処理の前に予め解析し得るデジタル画像前解析方法に
関する。
【0002】
【従来技術及び発明が解決しようとする課題】テレビジ
ョン産業でコンピュータ・アニメーションを作成する際
に、アーチストはコンピュータ・ワークステーションを
使ってR(赤)、G(緑)及びB(青)のデジタル方式
で作業するのが一般的である。ワークステーションの表
示は、ノンインターレース方式のビットマップ表示であ
る。ビットマップにおける各ビットは、ピクセル(画
素)に対応しており、RGB方式の場合、各色成分毎に
8ビットを割り当て、全部で24ビットのデジタル・ワ
ードで各ピクセルのデータを表すのが普通である。よっ
て、各色成分毎に、0〜255(256諧調)の値の範
囲があることになる。この結果得られる画像はデジタル
方式なので、色レベル間の遷移状態は急峻である。この
ような一連の画像をアニメーション・データとしてコン
ピュータのメモリにファイルとして記憶しても良い。
【0003】別の方法として、アーチストは、デジタル
・コンポーネント方式で作業することも出来る。このデ
ジタル・コンポーネント方式では、画像の各ピクセル
は、ルミナンス(輝度)成分Y並びに2つのクロミナン
ス(色)成分Cr及びCbで表される。この信号の場合
もデジタル方式なので、画像の色間の遷移状態が急峻で
ある。また、Y、Cr及びCbの各成分値の組み合わせ
によっては、RGB方式では表すことが出来ない色を生
成することも可能である。よって、1つの色方式から別
の色方式へ変換すると最終方式の画像において色の値が
無効になることも起こり得る。
【0004】デジタル・コンポーネント方式のルミナン
ス成分Yは、RGB方式によって以下の式で定義されて
いる。 Y=0.299R+0.587G+0.114B また、各クロミナンス成分は、Cr=R−Y及びCb=
B−Yと夫々定義されている。テレビジョン放送におい
てコンピュータ・アニメーションを利用する際に、デジ
タル・コンポーネント方式のビデオ信号は、所謂コンポ
ジット・ビデオ信号に変換される。このコンポジット信
号では、一方の色成分で色副搬送波信号を変調し、他方
の色成分で90度位相の異なる色副搬送波を変調し、両
変調信号が後で合成される。このコンポジット・クロミ
ナンス信号に更にルミナンス信号が加算される。放送用
テレビジョン標準方式における帯域幅の制限によって、
色成分信号又は輝度成分信号の急峻な遷移は、コンポジ
ット・ビデオ・モニタやビデオ・レシーバ等においてリ
ンギングを生じる原因となり、画像表示の際に観測可能
な「ゴースト現象」を発生させることがある。ビデオ信
号部分が振幅変調であるのに対し、放送信号の音声部分
は周波数変調であるので、ルミナンス成分又はクロミナ
ンス成分のレベルが高すぎると、バズ音その他の音声効
果が発生することになる。画像の内容は、色副搬送波周
波数に近い周波数で変化しており、ビデオ・モニタ/レ
シーバがルミナンス信号をクロミナンス信号と混同する
ことにより、「レインボー効果」と呼ばれるようなカラ
ー表示状態の乱れが生じることもある。
【0005】アーチストは、アニメーションを作成する
と、通常、デジタル・コンポーネント形式の画像データ
として放送局やプロダクション・スタジオ等に持って行
く。このデジタル・コンポーネント方式のビデオ・アニ
メーション・データを放送用のビデオ信号に変換した時
に初めて上述の問題が発生するかも知れない。この時点
で問題が発生すると、今更アニメーション・データを変
更するには遅すぎるし、発生した歪を除去するようにア
ーチストがアニメーション・データを修正するには多大
の時間と労力がかかる結果ともなる。
【0006】従って、本発明の目的は、デジタル画像デ
ータをテレビジョンの標準方式等に変換する前に適切に
変換し得るか否かを予め解析可能な方法を提供すること
である。
【0007】
【課題を解決する為の手段】本発明のデジタル画像前解
析方法は、デジタル画像データの特定の変換処理の際
に、歪の発生する可能性のある画像領域を、上記特定の
変換処理の前に検出し、表示するもので、以下のステッ
プを含んでいる。デジタル画像データを特定のデジタル
・ビデオ形式でフレーム・バッファ・メモリに記憶し、
上記特定の変換処理に応じて、予め定めた複数の解析関
数から1つの解析関数を選択し、この選択された解析関
数に基づいて、上記フレーム・バッファ・メモリに記憶
された画像データを解析し、エラー画像データを検出
し、該エラー画像データに対応する画像部分を識別表示
する。
【0008】
【実施例】図2は、本発明の一実施例の構成を示すブロ
ック図である。コンピュータ・システム又はワークステ
ーション10は、コンピュータ本体12、表示装置1
4、キーボードやマウスのようなインタフェース装置1
6を含んでいる。デジタル処理システムDSP20がコ
ンピュータ・システム10に接続されている。このDS
P20は、少なくとも1つのフレーム・バッファ・メモ
リを含んでいる。このDSP20には、ビデオ・レコー
ダ22が接続され、ビデオ・レコーダ22にはコンポー
ネント・ビデオ・モニタ24が接続されている。アーチ
スト、即ち操作者は、アニメーションの一部分としての
画像をコンピュータ・システム10を用いてRGB方式
の画像データとして作成する。RGB画像データは、コ
ンピュータ・システム10のメモリに記憶される。前解
析を実行する為に、RGB画像データは、デジタル・コ
ンポーネント画像データに変換され、DSP20のフレ
ーム・バッファ・メモリに記憶される。このデジタル・
コンポーネント画像データは、ビデオ・レコーダ22に
格納した後にコンポーネント・ビデオ・モニタ24上に
表示して観測しても良いし、別のコンピュータ・システ
ムのフレーム・バッファ・メモリに出力しても良い。D
SP20の中のフレーム・バッファ・メモリは、デジタ
ル・コンポーネント画像データの1フル・フレーム(ノ
ンインタレースの2フィールド)分の記憶容量を有す
る。このデジタル・コンポーネント画像データは、後で
所望のビデオ形式、例えば、コンポーネント・アナログ
・データや放送用コンポジット・データ等に変換され、
伝送、処理、モニタ上への表示等に利用される。
【0009】デジタル・コンポーネント画像データにつ
いてビデオ信号の前解析を実行する為には、先ず最初
に、操作者がコンピュータ・システム10の画像メモリ
にアクセスしてDSP20のフレーム・バッファ・メモ
リにデジタル画像データをロードする。その後、操作者
は複数の前解析関数の中の1つを選択して実行させ、そ
の前解析関数に従って、放送用ビデオ標準方式に変換し
た際に色歪(エラー)が発生するか否かをフレーム・バ
ッファ・メモリ内のデジタル画像について解析する。前
解析関数の選択状況は、コンピュータ・システム10の
表示装置14のスクリーン上に表示される。この表示例
の1つを図3に示している。なお、前解析関数の選択
は、予め設定したプログラムに従って自動的に実行して
も良い。
【0010】図3において、フレーム・バッファ・メモ
リの中の画像は、パネル表示30の表示ウインドウ32
に表示されている。選択された解析関数に対応する波形
は、波形ウインドウ34に表示されている。画像ウイン
ドウ32上には、特定のライン及びそのライン上の特定
のピクセルを指示するカーソル36が表示されている。
ウインドウ32及び34の下には、複数のステータス・
ウインドウ37が表示されている。一番上の「POS」
は、画像の基準点(原点)に対するカーソル36の指示
するピクセル位置の座標(X,Y)を表す。次の「YB
R」は、カーソル36で指示されたピクセルのデジタル
・コンポーネント値(YBR)であり、Yは、0〜10
0までのIRE値、B及びRは、−50%〜50%のク
ロミナンス成分のパーセント値を表している。「SA
T」は、そのピクセルの飽和度をIRE単位で表してい
る。「RGB」は、そのピクセルのRGBの各色成分の
値を0〜255の範囲で示している。「PIXEL」
は、そのピクセルと同じ水平ライン上のそのピクセルを
含む部分の色見本を表している。ウインドウ32及び3
4の中央部の下側には、前解析制御部38が表示されて
いる。この前解析制御部38に含まれる選択制御部40
は、画像ウインドウ32に表示された画像の飽和度、周
波数及び振幅についての解析を実行するものである。画
像全体のエラー及び各ライン毎のエラーは、共に各テス
ト毎のウインドウに夫々表示される。画像解析の走査の
%値は「%SCAN」のウインドウに表示される。画像
の走査が完了した時、「PREV」又は「NEXT」の
ボタンによってカーソル36を、同じ種類のエラーを起
こしている前のピクセル又は次のピクセルに移動させる
ことが出来る。
【0011】図4は、解析表示の際の別の表示例を示し
ている。この例では、エラー画像ウインドウ42をグレ
イ・スケールの表示と共に表示している。右側のレバー
44は、グレイ・スケール値を0〜140IREの範囲
で調整する。レバー44で設定した選択した色(例えば
マゼンタ)のIREレベルを超えるレベルの全てのピク
セルは、そのレベルを超える画像の変調部分46として
エラー画像ウインドウ42内に表示される。この方法に
よれば、画像の輝度の指示を参照しながら画像のエラー
部分をグラフィック表示して視覚的に観察出来る。
【0012】振幅をチェックする際に、操作者は、前解
析パネル30の振幅モジュールを選択する。この振幅モ
ジュールは、画像データがRGB方式からデジタル・コ
ンポーネント方式に変換された時に信号のエラーが発生
したか否かをチェックする。振幅モジュールのチェック
動作は、チェック・コマンドによって起動され、画像が
走査される。画像のテスト走査につれて、振幅モジュー
ルは、デジタル・コンポーネント画像データを1ピクセ
ルずつRGB画像データに戻し変換を行う。これで得ら
れたRGB画像方式の各ピクセルの各成分は、各レベル
が所定の限界範囲以内か否かがチェックされる。各色成
分当たり8ビットのデジタル・ワードがあるので、0〜
255の範囲の値を取り得るが、この値を0〜1までの
値に正規化する。もし、このデジタル・コンポーネント
方式からRGB方式に戻す変換をした際に、オーバーフ
ロー又はアンダーフローが生じたり、正規化した値から
外れた場合、例えば、1より大きな値となったり、0よ
り小さな値になったりすると、振幅エラーの発生が検出
される。ピクセルの座標位置にはフラグが立てられ、変
換したピクセルのRGB値が表示され、エラー・ライン
・カウンタ及び画像カウンタがインクリメントされる。
エラー・ライン・カウンタは各ラインの後でリセットさ
れ、そのラインにおけるエラーのカウント値は記憶され
る。画像の走査が完了すると、操作者は、NEXTコマ
ンド及びPREVコマンドを用いて個々のピクセルを視
覚的に指定出来る。また、カウンタの内容を表示する
と、画像当たりのエラーの総数又はカーソルで指定した
ライン上のエラーの総数が求まる。その画像に関して自
動比較動作を実行し、エラーの総数が限界しきい値を超
えている場合には自動的に警報を発生するように設定し
ても良い。更に、限界しきい値との比較に先立ってRM
S平均フィルタ又は類似の低域通過フィルタをエラー信
号に適用することにより、デジタル形式のデータの帯域
を制限し、通常の符号化のバラツキを許容するようにエ
ラー検出を行っても良い。
【0013】飽和度モジュールは、デジタル・コンポー
ネント画像をY+S、SAT及びY−Sの値に関してチ
ェックする。飽和度Sは、クロミナンス成分Cr及びC
bの2乗の和の平方根と定義されている。例えば、NT
SCテレビジョン方式の場合、クロミナンス成分はI及
びQなので、S=SQRT(I**2+Q**2)となる。こ
こで、「SQRT()」及び「**2」は、夫々平方根及
び平方の演算を表す。操作者は、飽和度モジュールを選
択し、チェック・コマンドを入力して走査を起動する。
再度、フレーム・バッファ・メモリ内の画像データを走
査して、両隣のピクセルのクロミナンス成分を組み合わ
せ、各ピクセルの飽和度の値を得る。飽和度Sを対応す
るルミナンス値Yに対して加算及び減算してY+S及び
Y−Sの値を得る。飽和度S及びY+Sの値は、0〜1
40の間のIREスケールで測定され、他方、Y−Sの
値は、−40〜100の間のIREスケールで測定さ
れ、120IREを超える値及び−20IREより下の
値にエラーとしてフラグを立てる。これらのエラーのピ
クセルがカウントされ、その結果が画面上に表示され
る。
【0014】図5は、本発明に係る周波数解析モジュー
ルの一実施例を示すブロック図である。この周波数解析
モジュールは、デジタル・コンポーネント方式の画像デ
ータが放送用のテレビジョン標準形式(NTSC、PA
L等)に信号周波数に関して適合しているか否かをチェ
ックする。このモジュールがチェックする対象は、レシ
ーバのフィルタでリンギングを発生させて「ゴースト」
の発生原因となる急峻なトランジションの部分である。
画像を構成している各成分信号は、順番に処理される。
処理中の特定の成分信号が高域通過フィルタHPF50
に入力される。このフィルタのカットオフ周波数は、処
理中の特定成分信号によって決まる。例えば、この高域
通過フィルタのカットオフ周波数は、ルミナンス成分信
号の場合には4.2MHzとなり、クロミナンス成分の
場合には、1.6MHzとなる。この高域通過フィルタ
を実現する1つの方法は、例えば、当業者には周知のI
IRデジタル・フィルタの係数を調整して所望のカット
オフ周波数を得るようにしても良い。あまり変化率が急
峻でないトランジション部分は、このフィルタを通過せ
ず、急峻なトランジションはこのフィルタのカットオフ
周波数以上の周波数成分を持っているのでフィルタを通
過する。このフィルタ50の出力信号は、ピーク検出器
54及びカウンタ56の直列回路を含むエラー検出器5
2に入力される。ピーク検出器54がノイズしきい値を
超えるフィルタ50からの出力を局部的に検出すると、
その信号はカウンタ56に供給され、累積カウントされ
る。カウンタ56は、各ライン毎に及び各画像毎にエラ
ーをカウントする。また、フィルタ50からのサンプル
を平方平均平方根回路に入力して、その測定値が判別レ
ベルを超えているか否かによってエンコード処理の際に
問題となり得るか否かを判断するようにしても良い。
【0015】フレーム・バッファ・メモリに読出しアド
レスを供給するアドレス発生器58は、ロギング回路6
0にもアドレスを供給する。局部的な最大値をピーク検
出器54が検出すると、問題の生じる可能性のある画像
の近似位置を特定する為のピクセル・ポインタとしてア
ドレスがロギング回路60に記憶される。ロギング回6
0は、エラー検出結果の表示を制御する表示プロセッサ
62に接続されている。また、カウンタ56の出力は、
比較器64に供給され、エラー・カウント値がしきい値
と比較される。この比較器64の出力も表示プロセッサ
62に供給される。
【0016】図5の回路のフィルタリング及び判別技法
は、フレーム間のフリッカの発生、ドットの変動、又は
副搬送波のエイリアシング等の問題の発生可能性を判断
する為に、画像の垂直方向に適用したり、対角線方向に
適用したり、2次元的に同時に適用しても良い。画像の
ルミナンス成分の中の何らかの原因により生じた色歪を
検出する為に、高域通過フィルタ50と共に帯域通過フ
ィルタも使用して画像の周波数領域を限定して問題の種
類を更に特定するように構成しても良い。このような問
題が発生するのは、複数の対角方向の線が接近して表示
されたり、アニメーションの中で画像を圧縮した場合等
であるが、これも当業者には周知の事実である。
【0017】図4の表示パネルは、過飽和エラーを表示
するのに役立つ。この表示パネルでは、画像のY+S飽
和度の値を表示するのに、しきい値のIRE値をスライ
ドさせ、しきい値の関数として表示している。画像表示
の右側に示したスライダによって設定されたしきい値レ
ベルを超えた違反ピクセルは、特定の色相、例えば画像
のルミナンス値で変調したマゼンタ等で表示する。他
方、画像の残りの部分は、無彩色のグレイ・スケールに
より表示する。
【0018】図1は、本発明の前解析方法の手順の一実
施例を示す流れ図である。先ず、RGBデジタル画像デ
ータをデジタル・コンポーネント形式の画像データに変
換し、図2のDPS20の中のフレーム・バッファ・メ
モリに記憶する(ステップ100)。次に、デジタル画
像データに対して実行される変換処理に応じて、予め定
めた複数の解析関数から1つの解析関数を操作者(アー
チスト)が図3のパネル表示上で選択する(ステップ1
02)。勿論、この解析関数をプログラムによって自動
的に選択するように構成しても良い。この選択された解
析関数に従って、例えば、上述の振幅解析モジュール、
周波数解析モジュール等の解析動作を実行することが出
来る。この解析動作をフレーム・バッファ・メモリに記
憶された画像データに対して実行し(ステップ10
4)、データ変換処理によって色歪(エラー)を発生す
る可能性の高いエラー画像データを検出する(ステップ
106)。この結果に応じて、エラー画像データに対応
する画像のピクセルを、例えば図4に示したように、識
別表示する(ステップ108)。
【0019】以上本発明の好適実施例について説明した
が、本発明はここに説明した実施例のみに限定されるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱することなく必要に応
じて種々の変形及び変更を実施し得ることは当業者には
明らかである。
【0020】
【発明の効果】本発明のデジタル画像前解析システム
は、多数の解析関数から1つの解析関数を選択し、画像
データを走査して、画像の各ピクセル・データを選択さ
れた解析関数に基づいて解析し、解析の結果得られたエ
ラー画像データを蓄積し、エラー画像データに相当する
部分を視覚的に表示することにより、操作者(アーチス
ト)は、デジタル画像データの変換処理の前に、変換後
エラー部分となる可能性のある箇所を明確に認識するこ
とが可能となり、デジタル画像データを対話的に試験及
び調整することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデジタル画像前解析方法の手順の一実
施例を示す流れ図である。
【図2】本発明を利用するのに好適なデジタル画像処理
システムの構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の解析方法に関連してスクリーンに表示
した表示パネルの一表示例である。
【図4】上記表示パネルの別の表示例である。
【図5】本発明に係る前解析処理の1つである周波数解
析モジュールの処理の一実施例を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
10 コンピュータ・システム 12 コンピュータ本体 14 表示装置 16 インタフェース装置 20 デジタル処理システム(DSP) 22 ビデオ・レコーダ 24 コンポーネント・ビデオ・モニタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ケネス・エフ・コーン アメリカ合衆国オレゴン州97225 ポート ランド サウス・ウェスト エイティー・ シックスス・アベニュー 3390 (72)発明者 ゲイリー・リー・ブラウン アメリカ合衆国オレゴン州97035 レイ ク・オスウェゴ サウス・ウェスト オー チャード・ヒル・プレイス 2935 (72)発明者 ロナルド・ダブリュー・ブライアント アメリカ合衆国オレゴン州97362 マウン ト・エンジェル イースト カレッジ・ロ ード 1245

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタル画像データの特定の変換処理の
    際に、歪の発生する可能性のある画像領域を、上記特定
    の変換処理の前に検出するデジタル画像前解析方法であ
    って、 上記デジタル画像データを特定のデジタル・ビデオ形式
    でフレーム・バッファ・メモリに記憶し、 上記特定の変換処理に応じて、予め定めた複数の解析関
    数から1つの解析関数を選択し、 この選択された解析関数に基づいて、上記フレーム・バ
    ッファ・メモリに記憶された画像データを解析し、エラ
    ー画像データを検出し、 該エラー画像データに対応する画像部分を識別表示する
    ことを特徴とするデジタル画像前解析方法。
JP5120652A 1992-04-27 1993-04-23 デジタル画像前解析方法 Pending JPH06105336A (ja)

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