JPH06103430B2 - 文字処理装置 - Google Patents

文字処理装置

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JPH06103430B2
JPH06103430B2 JP60015264A JP1526485A JPH06103430B2 JP H06103430 B2 JPH06103430 B2 JP H06103430B2 JP 60015264 A JP60015264 A JP 60015264A JP 1526485 A JP1526485 A JP 1526485A JP H06103430 B2 JPH06103430 B2 JP H06103430B2
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則之 坂口
幸治 井川
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は文字処理装置、たとえばワードプロセッサや翻
訳装置などに適合する文字処理装置に関する。
従来技術 文字処理装置は一般に、文書全体を編集し、校正するの
に有利に使用される。編集、校正中の文書は表示装置に
可視表示され、また、編集、校正中の文書は、所望によ
り印刷装置などの出力装置により、記録紙などの記録媒
体に可視情報として出力される。
しかし一般に、表示装置における文書表示と印刷装置に
おける印字ヘッドの動きは実時間で対応していない。し
たがって操作者は、表示装置に表示されたカーソルの位
置を印刷装置における印字位置に対応させて把握するの
は容易でない。そこで、所定の書式フォームの所定の位
置に文字を印刷する打込み印刷や、差込み印刷を行なう
場合、外部記憶を利用したり、キー操作にて印字位置を
合わせるなどの膨雑な機能、操作を必要としていた。
目 的 本発明はこのような従来技術の欠点を解消し、外部記憶
や複雑な機能、操作を必要とすることなく、打込み印刷
や差込み印刷が可能な文字処理装置を提供することを目
的とする。
構 成 本発明は上記の目的を達成させるため、文字列を入力す
る文字キー、および特定の制御符号を入力する第1の機
能キーを有する入力手段と、文字を表示する表示手段
と、入力された文字列を編集して文書を作成し、表示手
段に表示させる制御手段と、文書を記録媒体に可視情報
として出力する出力手段とを有し、制御手段は、第1の
機能キーに応動して制御符号を表示手段に表示されてい
る文書の中に表示させ、出力手段による文書の出力が制
御符号にさしかかったときは、その出力動作を停止さ
せ、入力手段によるキーの操作を待つ文字処理装置を特
徴としたものである。以下、本発明の一実施例に基づい
て具体的に説明する。
なお本明細書において用語「文字」は、数字、句読点、
記号、図形などの可視表示を含む広義に解釈するものと
する。
第1図を参照すると、本発明の実施例は、カナ、アルフ
ァベット、数字、記号、などの文字キー、およびカーソ
ルキーなどの機能キーを有するキーボードを含む入力部
10を有し、これから入力された入力データは入力制御部
12に取り込まれる。入力制御部12は、入力部10のキー状
態を走査し、入力データを取り込んで対応するコードデ
ータに変換する機能を有する。
入力制御部12から出力されるコードデータに含まれる文
字データは、中央処理装置14の制御により編集部16を通
して記憶部18に転送され、そこにテキストデータとして
蓄積される。中央処理部14は、本装置全体を制御、統括
する制御部である。編集部16は、たとえばかな漢字変
換、センタリングなど、テキストの編集処理を行なう処
理部である。
入力制御部12から出力されるコードデータに含まれる印
刷命令は、中央処理装置14の制御により印刷制御部20に
転送される。印刷制御部20は、この印刷命令に応じて記
憶部18からテキストデータを読み込み、印字データとし
て印刷部22に出力するとともに、印字ヘッドや給紙の制
御も行なう。印刷部22は、この印字データを記録紙に可
視情報として印字する印字装置である。
本装置はまた、液晶ディスプレイなどの表示装置を含む
表示部24を有し、これは、表示制御部26によって制御さ
れる。表示制御部26は、入力制御部12から出力されるコ
ードデータに含まれる表示命令を中央処理装置14の制御
により受けて、記憶部18から表示用のテキストデータを
読み込み、表示命令に従って表示部24にこれを出力す
る。
本装置はまた、外部記憶部28として、たとえばフロッピ
ーディスクなどの外部記憶装置が接続可能である。これ
は、入力制御部12から出力されるコードデータに含まれ
る外部記憶制御命令を中央処理装置14の制御により受け
て、記憶部18から文書データや外字データを読み出し、
外部記憶制御部30の制御によって外部記憶部28に蓄積す
る。また、外部記憶命令に従って外部記憶部28から文書
データや外字データを読み込み、これを記憶部18に転送
して蓄積する機能を有する。
このような基本的構成の本装置は、たとえば第2図に示
すような処理システムによって有利に構成される。なお
以下の図において、同様の構成要素は同じ参照符号にて
示されている。図示のように本実施例では、中央処理装
置(CPU)100に接続されたシステムバス110に、プログ
ラム用ROM102,かな漢字変換辞書としてのROM 104,文字
発生機能(CG)を実現するROM 106,プログラム用RAM108
などの記憶装置が接続されている。
システムバス110にはまた、結晶ディスプレイ(LCD)か
らなる表示部24が表示制御部26を通して接続されてい
る。表示制御部26は、本実施例では図示のように、LCD
制御装置(LCDC)112とビデオRAM(VRAM)114とを有す
る。また、印字部22としてのプリンタは、プリンタコン
トローラ20を通してバス110に接続されている。同様
に、入力部10に含まれるキーボードは、キーボードイン
タフェース116を介してバス110に接続されている。
本実施例は、オプションとしてプロッピーディスク(F
D)装置28が接続可能であり、これは、FDインタフェー
ス118を介してバス110に接続される。フロッピーディス
ク装置28は、フロッピーディスクデッキ(FDD)120と、
その制御装置(FDC)122とからなる。
第3図を参照すると、入力制御部12の機能構成が概念的
に示されている。キーボード10からキー入力されたキー
データは、キー入力制御部200がキーボード10の各キー
の状態を走査してその状態を読み取ることによって取り
込まれる。制御部200は、コード変換部204を制御してキ
ーデータを対応するコードデータに変換させ、入力デー
タ格納エリア202に蓄積させる。
コード変換器204は、変換コード格納エリアを有し、キ
ーボード10からキー入力制御部200を通して転送された
キーデータを対応するコードデータに変換する機能を有
する。キー入力制御部200は、キーボード10のキーの状
態を走査し、複数のキーの同時動作はロックアウトし、
チャッタリングは除去するなどのキー入力制御を行な
う。また、リピートを許容するキーについては、所定の
タイミングにて周期的に走査し、キーデータを取り込
む。また、コード変換部204に対するコード変換の指
示、および入力データ格納エリア202へのコードデータ
の書込み、およびそれからの読出しの制御も行なう。
入力データ格納エリアに蓄積された入力データは、割込
みにて入力データ判別部206に転送される。ここでは、
コードデータのシフトおよびコードに応じて、文字デー
タであるか、機能キーデータであるかが判別される。判
別されたデータは、その判別結果に従って、入力モード
制御部208,全半角変換部210,ローマ字変換部212,および
機能キー変換部214に転送されるとともに、コードデー
タ格納エリア216にも転送されて蓄積される。
本装置の入力モードは基本的には、ひらがな入力モード
と、英数・記号入力モードの2種類がある。したがっ
て、カタカナ入力モードはない。これは、後述のよう
に、入力文字列を分節単位でかな漢字変換する際、カタ
カナに相当する入力文字列はカタカナに変換するように
構成されているためである。また、ひらがな入力モード
については、かな入力方式とローマ式入力方式とがあ
る。また文字の大きさについては、全角文字入力モード
と、半角文字入力モードとがある。また、システムのデ
フォルトとしては、入力されたデータをテキストに順次
購入してゆく挿入モードをとっている。
これらの入力モードは、入力モード制御部208にて制御
される。入力モード制御部208は、入力モード情報格納
エリアを有し、入力データのうち入力モードに関するデ
ータに従って本装置の入力モードを制御する機能を有す
る。これらの入力モード情報は、入力モード制御部208
から全半角変換部210,およびローマ字変換部212に送ら
れ、また、表示制御部26のガイダンス表示制御部300
(第4図)にも転送される。
全半角変換部210は、半角文字情報格納エリアを有す
る。これは、半角文字を許容する文字のテーブルを備
え、コードデータ格納エリア216に転送されるコードデ
ータに、入力モード制御部208から指示される全角文字
入力モードか半角文字入力モードかに応じ全角、半角の
区別情報を付加する。
ローマ字変換部212は、ローマ字情報格納エリアを有
し、ローマ字入力モードの場合、入力データ判別部206
から転送される文字コードデータを対応するかなデータ
に変換する。変換されたかなデータがコード入力データ
格納エリア216に格納される。
機能キー変換部214は、機能キーデータ格納エリアを有
し、モードキー、全角・半角キー以外の機能キーのデー
タに応動して機能キーコードを作成し、コードデータ格
納エリア216へ転送してこれに格納する。こうしてコー
ドデータ格納エリア216には、キーボード10から入力さ
れたキーの入力コードデータが格納される。
表示部24は、第6図に示すように、3つの表示画面、す
なわち編集画面500,ガイダンス表示画面502,およびレイ
アウト表示画面504を有する。これらの画面全体の大き
さは、たとえば横472ドット、縦64ドットである。編集
画面500は、テキストおよびケイ線が全角で17文字分表
示可能であり、ここに入力文字列からかな漢字変換され
た文字列が表示され、これを見ながらキーボード10を操
作して編集操作を行なうことができる。第7図に示す表
示例では、文字列「あいうえお」と「くけこ」が全角
で、同「ABCD」が半角で、また同「かき」が倍角で
それぞれ領域500に表示されている。
アンダライン、カーソルは編集画面500に表示され、ス
ケール表示領域506にスケートと左、右端が表示され
る。編集画面500に表示されるカーソルは、その現在位
置の文字の全角、半角、倍角などの属性に従って該当桁
数分移動する。移動後は、移動先の文字の先頭桁位置を
占める。
ガイダンス表示画面502は、やはり全角17文字の表示容
量を有し、通常状態では、入力モード、カーソルの現在
位置(頁、行、桁)、用紙サイズ、最大文字数、最大行
数、全/半角などの様々なガイダンスを文字に表示する
領域である。たとえば第7図の表示例では左から、ひら
がな入力モード「平」、全角入力「全」、用紙サイズ
「A4」、最大文字数「48字」、最大行数「40行」、カー
ソルの現在位置「1」頁「15」行「20」桁を示してい
る。
またガイダンス表示画面502には、必要に応じて、作業
ガイダンス、エラーメッセージなどの表示がなされる。
さらに、単漢字変換、記号入力、外字入力などの際に選
択される候補、ローマ字入力モードにおいて入力された
英文字、拡大文字設定の際の拡大サイズの指定などもガ
イダンス表示画面502に表示される。
ガイダンス表示画面502の下部には印刷条件を表示する
領域508がある。領域508の下方には、図示のような印象
条件が文字や記号511にて表記され、それらに対応して
液晶表示画領域508には矩形の指示マーク510が選択的に
表示される。印刷条件は、文字間隔、行間隔、印刷種別
(モード)、および縦・横書きについて現在設定されて
いる状態が表示される。文字間隔および行間隔について
はそれぞれ、広、中、狭が表示可能であり、印刷モード
については、通常印刷、逐次印刷、途中停止印刷が表示
可能である。第7図の表示例では、行間隔および文字間
隔が中で通常印刷の横書きを示している。
レイアウト表示画面504には、本装置では常時、文書の
書式レイアウトが表示される。1文字が1ドットで表示
され、カーソル位置はそのドットをブリングさせること
によって表示される。また、ケイ線も文字と同様にドッ
トで表示されるが、本装置ではレイアウト表示に関し
て、文字とケイ線を共に表示するモードと、ケイ線のみ
を表示するモードとがある。
このような様々な表示は表示制御部26によって制御され
るが、第4図には、表示制御部26の詳細な機能構成が示
されている。たとえば文字表示制御部302などの様々な
制御部は、コードデータ格納エリア216に蓄積されてい
るコードデータに従ってそれに対応する制御動作を行な
う。
文字表示制御部302は、コードデータ格納エリア216に蓄
積のテキストコードデータに従って、文字パターン格納
エリア304に蓄積されている文字パターンを読み出し、
表示部24に表示する、たとえばドットパターンなどの表
示データとしてテキスト表示データ格納エリア306に転
送する。
本装置は倍角文字を設定できる。これは、キーボード10
により倍角文字が設定されると、カーソルの現在位置の
文字を倍角にして表示部24に表示し、カーソルを次の位
置に移動させるものである。この倍角操作は、機能キー
変換部214によって識別され、コードデータ格納エリア2
16に格納されたコードデータに従って倍角表示制御部30
8によって行なわれる。倍角表示制御部308は、文字パタ
ーン格納エリア304から全角又は半角の文字パターンデ
ータを読み出し、各ドットを横方向に2ドットに拡張す
ることにより、倍各のパターンデータを作成し、テキス
ト表示データ格納エリア306に格納する。
アンダライン、カーソル、ケイ線、用紙の左右端(マー
ジン、スケール)などの表示はそれぞれ、アンダライン
制御部310,カーソル表示制御部312,ケイ線表示制御部31
4,および左右端表示制御部316によって行なわれる。そ
れらの表示データはそれぞれ、アンダライン表示データ
格納エリア318,カーソル表示データ格納エリア320,ケイ
線表示データ格納エリア322,およびスケール表示データ
格納エリア324に蓄積される。
これらの表示データ格納エリア306,318,320,322,および
324に蓄積された表示データは、表示データ作成部326で
合成され、蓄積される。表示データ作成部326は、テキ
スト、ケイ線、カーソル、およびスケールのデータにつ
いて最大1行分、すなわち本実施例では最大104桁の記
憶容量を有する。
キーボード10から入力されたコードデータ格納エリア21
6に格納された表示画面のスクロール指示は、スクロー
ル制御部328に取り込まれ、後者は、表示データ作成部3
26にスクロール指示を与えて表示データにスクロール情
報を付加する。こうして、表示部24における表示画面に
対応する表示データが表示データ作成部326にて形成さ
れ、表示データ格納エリア330に蓄積される。表示デー
タ格納エリア330は、表示部24の表示画面に対応する記
憶領域を有し、VRAM 114(第2図)に対応したVRAMコピ
ーを形成している。このVRANコピーは、表示部24に表示
するデータを保持するものである。表示データの修正
は、このVRAMコピーの内容を修正することによって行な
われ、修正されたデータはVRAM114に一括して転送され
る。
ガイダンス表示画面502に表示される文字情報は、文字
表示制御部302からの文字表示データ、および入力モー
ド制御部208からの入力モードに従ってガイダンス表示
制御部300で作成され、やはり表示データ格納エリア330
に蓄積される。その際、表示文字の白黒反転は、白黒反
転制御部336によってガイダンス表示制御部300に指示さ
れる。印刷条件を指示するマーク510は、入力モード制
御部208からの印刷条件についての入力データに基づい
てガイダンス制御部300が対応する印刷条件表記511の位
置のドットを矩形状に黒とすることによって可視化され
る。
レイアウト表示制御部332は、テキスト表示データ格納
エリア306,カーソル表示データ格納エリア320,およびケ
イ線表示データ格納エリア322の蓄積データを基にレイ
アウト表示用データを形成し、これを表示データ格納エ
リア330に格納する。こうして表示データ格納エリア330
に蓄積された表示データは、VRAM変更部334を経て表示
部24に読み出され、表示部24に表示される。
ところで印刷部22による印刷のモードには、通常印刷、
逐次印刷および途中停止印刷の3つがある。通常印刷、
現在の頁の先頭から末尾までに含まれる全文字およびケ
イ線を印刷するモードである。逐次印刷では、装置が入
力モードにあって改行または改頁が実行される字に、そ
の1文が印刷される。すなわち、カーソルの現在位置以
前でこれに最も近い改行もしくは改頁の次の文字、もし
くは改行がないときはその頁の先頭からから現カーソル
位置までの文字、または、現カーソル位置からそれ以降
の最も近い改行、改頁もしくは頁末までの文字が印刷さ
れる。
本装置は特定のキーによって「印刷停止文字」を入力す
ることができる。途中停止印刷では、現カーソル位置か
らこの印刷停止文字の直前の文字、または頁末までが印
刷される。ここまで印刷すると、キーボード10から文字
をキー入力可能な状態に復帰する。
第5図を参照すると、このような印刷制御を行なう印刷
制御部20の詳細な構成が示され、印刷制御部20は印刷モ
ード制御部400を有する。これは、コードデータ格納エ
リア216から入力データを読み込んで印刷制御部20を起
動するものである。印刷モード制御部400は、印刷モー
ド格納エリアを有し、印刷範囲制御部406に対してはそ
の起動を指示し、また、ヘッド移送制御部402に対して
印字ヘッドの移動を、給紙制御部404に対しては給紙を
それぞれ指示する。
印刷範囲制御部406は、ヘッド移送制御部402から印字ヘ
ッドの現在位置の情報を受け、また、カーソル表示制御
部312からはカーソルの現在位置情報を受けて、印刷対
象範囲を算出する機能を有する。これによって、前述の
逐次印刷の「改行」コードの検出などが行なわれる。
印刷範囲制御部406によって形成された印刷範囲情報
は、テキスト展開部408およびケイ線データ展開部410に
送られる。テキスト展開部408は、コードデータ格納エ
リア216におけるテキストデータ格納エリア412からテキ
ストデータを読み込み、印字領域の算出などを行なって
これをその内部にあるテキスト展開エリアに展開する。
その際、縦書き印刷モードであれば、縦書き制御部414
によって90゜回転禁止の文字か否かを判定し、回転指示
情報をこれに付加する。
印刷部22の印字ヘッドの移送は、ヘッド移送制御部402
によって制御され、また、現在のヘッド位置を示す情報
は印刷範囲制御部406に入力される。また、印刷部22の
記録媒体を給送する給紙機構は、給紙制御部404によっ
て制御され、記録紙の前送りおよび戻しが制御される。
これらヘッド移送制御部402および給紙制御部404は、書
式作成部416の制御下にある。書式作成部416は、コード
データ格納エリア216の行間隔・文字間隔格納エリアお
よび左右端情報格納エリアからの行間隔、文字間隔、お
よび左右端についての入力情報を取り込み、印刷書式を
形成する。行情報はテキスト展開部408に提供され、印
字領域の算出に利用される。給紙制御部404は、書式作
成部416から行間隔情報を受け、印刷部22の給紙方向と
給紙量を制御する。またヘッド移送制御部402は、書式
作成部416から文字間隔情報を受け、印字ヘッドの給送
方向と給送量を制御する。
ケイ線データ展開部410は、ケイ線データ格納エリアを
有し、印刷範囲制御部406から印刷範囲情報を受けてケ
イ線のパターンデータをケイ線パターン展開エリア418
に展開する。
テキスト展開部408に展開されたテキストデータは、文
字パターン取込制御部420によって読み出され、文字パ
ターン格納エリア304より読み出された対応するパター
ン情報の形で文字パターン展開エリア422に展開され
る。
こうして文字パターン展開エリア422およびケイ線パタ
ー展開エリア418に展開された文字およびケイ線パター
ンは、印刷用データ作成部424によって印刷書式に従っ
た印刷データとして印刷用データ格納エリア426に格納
される。その際、間隔補正制御部428は、印刷データ格
納エリア426に格納される印刷データに対してケイ線や
アンダラインの相互の間隙を連続させる行間印刷、文字
間印刷などの間隔補正を行なう。同様に拡大処理部430
は、印刷されるパターンを拡大して、行間を連続させた
り、スペースを拡大したりするなどの拡大処理を行な
う。拡大されたパターンデータはその中の拡大データ展
開エリアに展開され、最終的には印刷用データ格納エリ
ア426に格納される。
印刷用データ格納エリア426に格納された印刷データ
は、印刷部22の印字ヘッドに供給され、これによって印
字出力される。
前述のように本実施例では、印刷種別として通常印刷、
逐次印刷および途中停止印刷の3種がある。これらは、
キーボード10の特定のキーにて選択的に指定することが
できる。また印刷および編集のための書式については、
用紙サイズ、行間隔、文字間隔および縦・横書きなど
が、やはり特定のキーにて指定可能である。用紙サイズ
についてはA4およびB5が選択できる。文字間隔について
は、隣接する2つの文字のドット形成領域の間の間隙
が、たとえば0.28mm,0.56mm,および1.41mmの3種類から
選択可能であり、行間隔については、隣接する2つの行
のドット形成領域の間の間隙が、たとえば0.85mm,2.96m
m,および5.08mmの3種類から選択可能である。
このような書式条件は、印刷用書式については印刷制御
部20の書式作成部416の制御によって、また編集用書式
については編集部16と表示制御部26の左右端表示制御部
316の制御によって入力モードで変更することができ
る。印刷モードの変更は、印刷種別の如何にかかわら
ず、選択された行間隔、文字間隔および縦・横書きにつ
いてのデータが印刷用としてセットされる。
通常印刷モードを選択すると、用紙サイズが含むすべて
の項目について選択を行なうことができる。また、選択
された項目は、印刷および編集の両方の書式に対して反
映され、これに従ってテキストおよびレイアウトの再編
集が行なわれる。逐次印刷および途中停止印刷モードを
選択すると、用紙サイズ以外の項目について選択を行な
うことができる。したがって、通常印刷のときに選択し
た行間隔および文字間隔で入力データを編集させ、逐次
印刷または途中停止印刷を選択してこれと異なった行間
隔および(または)文字間隔で印刷させることができ
る。なお、選択された項目は、印刷書式に対して反映さ
れ、編集には影響を及ぼさない。
次に、途中停止印刷モードの動作について詳細に説明す
る。このモードでは、印刷停止文字が入力されたテキス
トデータを印刷中、その印字位置が、テキストデータに
含まれる印刷停止文字にさしかかると、印刷動作を中断
し、編集状態に復帰する。
より詳細には、キーボード10の特定のキーを操作する
と、途中停止印刷が起動され、現カーソル位置の文字か
ら印刷停止文字の直前の文字までが印刷され、そこで印
刷動作を中止し、文字をキー入力可能な状態となる。印
刷停止文字がないときはその頁の末尾までが印刷され、
同様の状態となる。印刷停止文字は、特定のキーで入力
され、表示部24には、特定のマーク、たとえば6角形で
囲まれた「S」が表示される。印刷停止文字は印刷され
ない。
印刷停止文字を含む文書を作成し、途中印刷起動、印刷
停止、文字入力、途中印刷起動を繰り返すことにより、
一部が異なるが他の大部分が同じであるテキストの文書
を複数出力する作業を効率的に行なうことができる。
途中停止印刷は主として印刷モード制御部400,書式作成
部416およびテキスト展開部408によって制御され、その
模様を概念的に示したのが第8図である。現ヘッド位置
データ650および左右端データ644によって行フォーマッ
ト、すなわちその行の印刷用左右端情報が作成される
(646)。この行フォーマットに従って現カーソル位
置、すなわち展開開始文字アドレスから、印刷停止文字
を含むテキストデータ640がテキスト展開される(64
2)。
展開されたテキストデータは途中停止印刷処理部656に
与えられる。ここでは、印刷種別648が途中停止印刷を
規定していると、印刷停止文字を全角スペースに置換
し、順次その展開データを印刷データ出力部660に供給
する。
テキスト展開642はまた、展開開始文字から桁対応アド
レステーブルを作成し、そのテキスト行に含まれる印刷
停止文字のアドレスがケイ線データ補正部658に与えら
れる。一方、ケイ線データ展開部654には、ケイ線デー
タ652と印刷用左右端情報が与えられ、展開開始文字か
ら印刷停止文字を含む桁位置までのケイ線データが形成
される。ケイ線データ補正部658は、印刷停止文字の直
前までのケイ線データを印刷データ出力部660に供給す
る。こうして印刷データ出力部660は、途中停止印刷処
理部656に展開されているテキストの文字を順次、印刷
部22に出力し、印刷停止文字に達すると、印刷停止命令
を出力する。ここで、系はキーボードから文字をキー入
力可能な状態となる。このような途中停止印刷処理の具
体的な動作フローを第9A図および第9B図に示す。
本実施例ではこのように、文書テキストに特定の制御文
字、すなわち印刷停止文字を含ませることにより、途中
停止印刷を行なうことができる。これによって、所定の
フォームの所定の位置に文字を印刷する打込み印刷や、
差込み印刷が外部記憶や複雑な機能、操作を必要とする
ことなく実現される。
効 果 本発明によればこのように、文書テキストに特定の制御
文字、たとえば印刷停止文字を含ませることにより、途
中停止印刷を行なうことができる。これによって、所定
のフォームの所定の位置に文字を印刷する打込み印刷
や、差込み印刷が外部記憶や複雑な機能、操作を必要と
することなく実現される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による文字処理装置の実施例を示す機能
ブロック図、 第2図は第1図に示す処理装置をコンピュータシステム
にて実現した場合のシステム構成図、 第3図は、第1図に示す入力制御部の構成例を示す機能
ブロック図、 第4図は、第1図に示す表示制御部の構成例を示す機能
ブロック図、 第5図は、第1図に示す印刷制御部の構成例を示す機能
ブロック図、 第6図は、第1図に示す表示部の表示画面の構成例を示
す説明図、 第7図は表示画面の表示例を示す説明図、 第8図は、本実施例における途中停止印刷機能を説明す
る説明図、 第9A図および第9B図は、本実施例における途中停止印刷
機能の動作フローの例を示す動作フロー図である。 主要部分の符号の説明 10……入力部 12……入力制御部 14……中央処理部 16……編集制御部 18……記憶部 20……印刷制御部 22……印刷部 24……表示部 26……表示制御部 28……外部記憶部 30……外部記憶制御部 216……コードデータ格納エリア 300……ガイダンス表示制御部 304……文字パターン格納エリア 312……カーソル表示制御部 314……ケイ線表示制御部 326……表示データ作成部 330……表示データ格納エリア 332……レイアウト表示制御部 400……印刷モード制御部 402……ヘッド移送制御部 404……給紙制御部 408……テキスト展開部 412……テキストデータ格納エリア 416……書式作成部 418……ケイ線パターン展開エリア 422……文字パターン展開エリア 424……印刷データ作成部 428……間隔補正制御部 430……拡大処理部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】全体を制御する制御手段と、 文字列を入力する文字キー、および特定の制御符号を入
    力する第1の機能キーを有する入力手段と、 前記入力された文字列を編集して文書テキストを作成す
    る文書テキスト作成手段と、 前記文書テキスト作成手段によつて編集,作成された文
    書テキストを表示する表示手段と、 前記文書テキスト作成手段によって編集,作成された文
    書テキストを記録媒体に可視情報として出力する出力手
    段とを有し、 前記制御手段は、第1の機能キーにより特定の制御信号
    が入力されて該制御符号が文書テキスト中に設定される
    とき、これに応動して前記制御符号を前記表示手段に表
    示されている文書テキスト中に表示させ、また、前記出
    力手段によって該文書テキストを出力する際、出力動作
    が文書テキストに含まれている制御符号にさしかかった
    ときは、出力手段の出力動作を停止させて、前記入力手
    段の文字キーによる文字列の入力を持つことを特徴とす
    る文字処理装置。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項記載の装置におい
    て、 前記入力手段は、第2の機能キーを有し、 前記制御手段は、第2の機能キーが操作されたときは、
    前記制御符号による前記出力動作の停止を行なわないこ
    とを特徴とする文字処理装置。
JP60015264A 1985-01-31 1985-01-31 文字処理装置 Expired - Lifetime JPH06103430B2 (ja)

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JPH0628024B2 (ja) * 1985-06-14 1994-04-13 株式会社東芝 文書作成装置
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