JPH06100068A - テーピング電子部品連 - Google Patents
テーピング電子部品連Info
- Publication number
- JPH06100068A JPH06100068A JP4251153A JP25115392A JPH06100068A JP H06100068 A JPH06100068 A JP H06100068A JP 4251153 A JP4251153 A JP 4251153A JP 25115392 A JP25115392 A JP 25115392A JP H06100068 A JPH06100068 A JP H06100068A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- package
- reel
- electronic component
- taping
- interlayer sheet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Automatic Assembly (AREA)
- Packages (AREA)
- Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
- Packaging Frangible Articles (AREA)
- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
- Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 パッケージ内での電子部品の安定性がよく、
かつ、電子部品用自動挿入機に余分な構成を付加する必
要のないテーピング電子部品連を提供すること。 【構成】 テーピング電子部品３０を巻回したリール２
０をパッケージ１０に回転自在に収納した。パッケージ
１０は上面片１６が切れ目１７で引き裂かれ、この開口
部からテーピング電子部品３０が引き出されていく。
かつ、電子部品用自動挿入機に余分な構成を付加する必
要のないテーピング電子部品連を提供すること。 【構成】 テーピング電子部品３０を巻回したリール２
０をパッケージ１０に回転自在に収納した。パッケージ
１０は上面片１６が切れ目１７で引き裂かれ、この開口
部からテーピング電子部品３０が引き出されていく。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、テーピング電子部品
連、詳しくは、コンデンサ、圧電フィルタ、サーミスタ
等の電子部品をキャリアテープに連設し、パッケージに
収納したものに関する。
連、詳しくは、コンデンサ、圧電フィルタ、サーミスタ
等の電子部品をキャリアテープに連設し、パッケージに
収納したものに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、テーピング電子部品連としてはフ
ラットパッケージタイプとリールタイプとが提供されて
いる。フラットパッケージタイプは、多数の電子部品を
キャリアテープに連設したテーピング電子部品をパッケ
ージにつずら折り状態で収納したものである。しかし、
このフラットパッケージタイプにあっては、電子部品が
比較的ルーズに収納されているため、輸送時の衝撃等に
より端子部分に曲がりが発生したり、電子部品どおしが
からむという問題点を有している。一方、リールタイプ
はテーピング電子部品をリールに多層に巻き付けたもの
で、電子部品にずれ等は生じない。しかし、電子部品の
自動挿入機にリールを取り付けるための軸部材を設けた
り、テーピング電子部品の間に介在されている層間紙を
処理する機構が必要となる。
ラットパッケージタイプとリールタイプとが提供されて
いる。フラットパッケージタイプは、多数の電子部品を
キャリアテープに連設したテーピング電子部品をパッケ
ージにつずら折り状態で収納したものである。しかし、
このフラットパッケージタイプにあっては、電子部品が
比較的ルーズに収納されているため、輸送時の衝撃等に
より端子部分に曲がりが発生したり、電子部品どおしが
からむという問題点を有している。一方、リールタイプ
はテーピング電子部品をリールに多層に巻き付けたもの
で、電子部品にずれ等は生じない。しかし、電子部品の
自動挿入機にリールを取り付けるための軸部材を設けた
り、テーピング電子部品の間に介在されている層間紙を
処理する機構が必要となる。
【０００３】即ち、従来のフラットパッケージタイプは
自動挿入機の設備費は安価であるが、パッケージ内での
電子部品の安定性に欠けていた。また、従来のリールタ
イプはリールに巻かれている状態での電子部品の安定性
に優れているが、自動挿入機の設備費が高価であった。
自動挿入機の設備費は安価であるが、パッケージ内での
電子部品の安定性に欠けていた。また、従来のリールタ
イプはリールに巻かれている状態での電子部品の安定性
に優れているが、自動挿入機の設備費が高価であった。
【０００４】
【発明の目的、構成、作用、効果】そこで、本発明の目
的は、パッケージ内での電子部品の安定性がよく、か
つ、電子部品の自動挿入機に余分な構成を付加する必要
のないテーピング電子部品連を提供することにある。以
上の目的を達成するため、本発明に係るテーピング電子
部品連は、多数の電子部品をキャリアテープに連接した
テーピング電子部品と、このテーピング電子部品を多層
に巻回したリールと、このリールを回転自在に収納した
パッケージとを備えている。
的は、パッケージ内での電子部品の安定性がよく、か
つ、電子部品の自動挿入機に余分な構成を付加する必要
のないテーピング電子部品連を提供することにある。以
上の目的を達成するため、本発明に係るテーピング電子
部品連は、多数の電子部品をキャリアテープに連接した
テーピング電子部品と、このテーピング電子部品を多層
に巻回したリールと、このリールを回転自在に収納した
パッケージとを備えている。
【０００５】テーピング電子部品はリールに巻き付けら
れているため、パッケージ内に安定性よく収納され、電
子部品の端子が曲がったり、電子部品どおしがからんだ
りすることがない。また、パッケージをその一部を開放
して自動挿入機へセットすれば、リールがパッケージ内
で回転して、従来のフラットパッケージタイプと同様に
テーピング部分をパッケージから引き出すことができ、
ことさら自動挿入機にリールを取り付けるための軸部材
を設ける必要がない。また、自動挿入機に既にリール取
付け軸が設置されているのであれば、リールをパッケー
ジから取り出して取付け軸に装着すれば従来のリールタ
イプとしても使用できる。
れているため、パッケージ内に安定性よく収納され、電
子部品の端子が曲がったり、電子部品どおしがからんだ
りすることがない。また、パッケージをその一部を開放
して自動挿入機へセットすれば、リールがパッケージ内
で回転して、従来のフラットパッケージタイプと同様に
テーピング部分をパッケージから引き出すことができ、
ことさら自動挿入機にリールを取り付けるための軸部材
を設ける必要がない。また、自動挿入機に既にリール取
付け軸が設置されているのであれば、リールをパッケー
ジから取り出して取付け軸に装着すれば従来のリールタ
イプとしても使用できる。
【０００６】さらに、本発明に係るテーピング電子部品
連においては、電子部品が直接接触することのないよう
に、層間シートをテーピング電子部品と重ねてリールに
巻回すことが好ましい。この場合、リールから引き出さ
れた層間シートを収納する収納部をパッケージ内に設け
る。リールから引き出された層間シートはパッケージ内
に収納され、自動挿入機に層間シートを処理するための
機構を設ける必要がなくなる。このような層間シート収
納部はリールをパッケージの中心よりは若干偏心した位
置に取り付けることにより確保することができる。さら
に、パッケージへの収納時に層間シートの先端を予め前
記収納部に固着しておけば、テーピング電子部品をリー
ルから引き出す操作に伴って層間シートが自動的に収納
部に収納され、作業性が良好となる。
連においては、電子部品が直接接触することのないよう
に、層間シートをテーピング電子部品と重ねてリールに
巻回すことが好ましい。この場合、リールから引き出さ
れた層間シートを収納する収納部をパッケージ内に設け
る。リールから引き出された層間シートはパッケージ内
に収納され、自動挿入機に層間シートを処理するための
機構を設ける必要がなくなる。このような層間シート収
納部はリールをパッケージの中心よりは若干偏心した位
置に取り付けることにより確保することができる。さら
に、パッケージへの収納時に層間シートの先端を予め前
記収納部に固着しておけば、テーピング電子部品をリー
ルから引き出す操作に伴って層間シートが自動的に収納
部に収納され、作業性が良好となる。
【０００７】
【実施例】以下、本発明に係るテーピング電子部品連の
実施例につき、添付図面を参照して説明する。図１にお
いて、テーピング電子部品連１はパッケージ１０とリー
ル２０とテーピング電子部品３０とで構成されている。
テーピング電子部品３０は従来から使用されているもの
で、図６に示すように、電子部品、例えば端子３２，３
２を備えた多数のコンデンサ３１を、その端子３２，３
２をキャリアテープ３３に固着して連設したものであ
る。キャリアテープ３３はベーステープ３３ａと粘着テ
ープ３３ｂとからなり、両者で端子３２，３２を挟着し
ている。また、キャリアテープ３３には搬送／位置決め
用のパイロット孔３３ｃが穿孔されている。
実施例につき、添付図面を参照して説明する。図１にお
いて、テーピング電子部品連１はパッケージ１０とリー
ル２０とテーピング電子部品３０とで構成されている。
テーピング電子部品３０は従来から使用されているもの
で、図６に示すように、電子部品、例えば端子３２，３
２を備えた多数のコンデンサ３１を、その端子３２，３
２をキャリアテープ３３に固着して連設したものであ
る。キャリアテープ３３はベーステープ３３ａと粘着テ
ープ３３ｂとからなり、両者で端子３２，３２を挟着し
ている。また、キャリアテープ３３には搬送／位置決め
用のパイロット孔３３ｃが穿孔されている。
【０００８】リール２０は樹脂製であり、軸部２１と一
対のフランジ２２，２２とで構成されている。フランジ
２２，２２の間には前記テーピング電子部品３０が層間
シート３５（図５参照、紙または樹脂シートからなる）
と重ねて巻回されている。パッケージ１０は、紙製であ
り、図３に示すように、正面部と背面部に軸受１１，１
１が形成されている。リール２０はテーピング電子部品
３０及び層間シート３５を巻回した状態で、このパッケ
ージ１０に、軸部２１を軸受１１，１１に挿入すること
により収納される。パッケージ１０はリール２０を収納
した状態で閉じられ、側片１２を側片１３に接着し、か
つ、舌片１４ａ，１４ｂを側片１５ａ，１５ｂに接着す
ることにより完成される。
対のフランジ２２，２２とで構成されている。フランジ
２２，２２の間には前記テーピング電子部品３０が層間
シート３５（図５参照、紙または樹脂シートからなる）
と重ねて巻回されている。パッケージ１０は、紙製であ
り、図３に示すように、正面部と背面部に軸受１１，１
１が形成されている。リール２０はテーピング電子部品
３０及び層間シート３５を巻回した状態で、このパッケ
ージ１０に、軸部２１を軸受１１，１１に挿入すること
により収納される。パッケージ１０はリール２０を収納
した状態で閉じられ、側片１２を側片１３に接着し、か
つ、舌片１４ａ，１４ｂを側片１５ａ，１５ｂに接着す
ることにより完成される。
【０００９】また、パッケージ１０の上面片１６の両側
には断続した切れ目１７，１７が形成され、この切れ目
１７，１７に沿って上面片１６を引き裂くことにより、
テーピング電子部品３０をパッケージ１０から引き出す
ことが可能となる。以上の構成からなるテーピング電子
部品連１は、前記上面片１６を引き裂いて電子部品用自
動挿入機の所定位置にパッケージ１０ごとセットする。
そして、上面片１６の開口部からテーピング電子部品３
０を引き出し（図４参照）、キャリアテープ３３を自動
搬送装置にセットする。テーピング電子部品３０は自動
搬送装置によってパッケージ１０から繰り出され、この
ときリール２０は軸部２１を支点として矢印ｄ方向に追
随して回転する。
には断続した切れ目１７，１７が形成され、この切れ目
１７，１７に沿って上面片１６を引き裂くことにより、
テーピング電子部品３０をパッケージ１０から引き出す
ことが可能となる。以上の構成からなるテーピング電子
部品連１は、前記上面片１６を引き裂いて電子部品用自
動挿入機の所定位置にパッケージ１０ごとセットする。
そして、上面片１６の開口部からテーピング電子部品３
０を引き出し（図４参照）、キャリアテープ３３を自動
搬送装置にセットする。テーピング電子部品３０は自動
搬送装置によってパッケージ１０から繰り出され、この
ときリール２０は軸部２１を支点として矢印ｄ方向に追
随して回転する。
【００１０】ところで、本実施例において、図５に示す
ように、リール２０は軸部２１がパッケージ１０の中心
高さＡよりも若干上方に偏心した高さＢの位置に取り付
けられている。そして、パッケージ１０内の下方のスペ
ースは層間シート３５の収納部１８とされている。層間
シート３５はテーピング電子部品３０と共にリール２０
から繰り出され、そのまま放置すればパッケージ１０の
周囲にちらばり、その処理が煩雑である。しかし、最初
に層間シート３５の先端をパッケージ１０の下部の収納
部１８へ導いておけば、以後テーピング電子部品３０の
繰り出しに応じて層間シート３５が収納部１８へ溜まっ
ていくこととなり、最後にパッケージ１０と共に廃棄す
ればよい。また、層間シート３５の先端を、例えばＣ点
で、予めパッケージ１０の内側に固着しておけば、最初
に層間シート３５の先端を収納部１８へ導く手間が不要
となる。
ように、リール２０は軸部２１がパッケージ１０の中心
高さＡよりも若干上方に偏心した高さＢの位置に取り付
けられている。そして、パッケージ１０内の下方のスペ
ースは層間シート３５の収納部１８とされている。層間
シート３５はテーピング電子部品３０と共にリール２０
から繰り出され、そのまま放置すればパッケージ１０の
周囲にちらばり、その処理が煩雑である。しかし、最初
に層間シート３５の先端をパッケージ１０の下部の収納
部１８へ導いておけば、以後テーピング電子部品３０の
繰り出しに応じて層間シート３５が収納部１８へ溜まっ
ていくこととなり、最後にパッケージ１０と共に廃棄す
ればよい。また、層間シート３５の先端を、例えばＣ点
で、予めパッケージ１０の内側に固着しておけば、最初
に層間シート３５の先端を収納部１８へ導く手間が不要
となる。
【００１１】なお、本発明に係るテーピング電子部品連
は前記実施例に限定するものではなく、その要旨の範囲
内で種々に変更できる。例えば、パッケージの材料や組
立て方法は任意である。また、リールを回転自在に収納
する形態も、リールの中央に孔を形成し、この中央孔に
パッケージを貫通する軸部材を挿通させてもよい。
は前記実施例に限定するものではなく、その要旨の範囲
内で種々に変更できる。例えば、パッケージの材料や組
立て方法は任意である。また、リールを回転自在に収納
する形態も、リールの中央に孔を形成し、この中央孔に
パッケージを貫通する軸部材を挿通させてもよい。
図面は本発明に係るテーピング電子部品連の一実施例を
示す。
示す。
【図１】テーピング電子部品連の斜視図、パッケージを
開けた状態を示す。
開けた状態を示す。
【図２】リールを示し、（Ａ）は正面図、（Ｂ）は側面
図。
図。
【図３】パッケージの斜視図。
【図４】テーピング電子部品連の斜視図、テーピング電
子部品を引き出した状態を示す。
子部品を引き出した状態を示す。
【図５】リールの設置位置と層間シートの収納部を示す
説明図。
説明図。
【図６】テーピング電子部品の正面図。
１…テーピング電子部品連 １０…パッケージ １８…層間シート収納部 ２０…リール ３０…テーピング電子部品
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｈ０５Ｋ 13/02 Ｂ 8509−4Ｅ
Claims (4)
- 【請求項１】 多数の電子部品をキャリアテープに連設
したテーピング電子部品と、 前記テーピング電子部品を多層に巻回したリールと、 前記リールを回転自在に収納したパッケージと、 を備えたことを特徴とするテーピング電子部品連。 - 【請求項２】 前記リールにテーピング電子部品と重ね
て層間シートを巻回したことを特徴とする請求項１記載
のテーピング電子部品連。 - 【請求項３】 前記パッケージ内にリールから引き出さ
れた層間シートを収納する収納部を有することを特徴と
する請求項２記載のテーピング電子部品連。 - 【請求項４】 層間シートの先端が前記パッケージ内の
層間シート収納部に固着されていることを特徴とする請
求項３記載のテーピング電子部品連。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4251153A JPH06100068A (ja) | 1992-09-21 | 1992-09-21 | テーピング電子部品連 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4251153A JPH06100068A (ja) | 1992-09-21 | 1992-09-21 | テーピング電子部品連 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06100068A true JPH06100068A (ja) | 1994-04-12 |
Family
ID=17218468
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4251153A Pending JPH06100068A (ja) | 1992-09-21 | 1992-09-21 | テーピング電子部品連 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06100068A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20120107099A (ko) * | 2009-12-29 | 2012-09-28 | 가부시키가이샤 니콘 | 기판 케이스 및 기판 수용 장치 |
| CN110491688A (zh) * | 2019-08-22 | 2019-11-22 | 中车青岛四方车辆研究所有限公司 | 一种超级电容的封装装置 |
-
1992
- 1992-09-21 JP JP4251153A patent/JPH06100068A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20120107099A (ko) * | 2009-12-29 | 2012-09-28 | 가부시키가이샤 니콘 | 기판 케이스 및 기판 수용 장치 |
| JP2013516049A (ja) * | 2009-12-29 | 2013-05-09 | 株式会社ニコン | 基板ケース及び基板収容装置 |
| US10541160B2 (en) | 2009-12-29 | 2020-01-21 | Nikon Corporation | Substrate case and substrate accommodation apparatus |
| US11342206B2 (en) | 2009-12-29 | 2022-05-24 | Nikon Corporation | Substrate case and substrate accommodation apparatus |
| CN110491688A (zh) * | 2019-08-22 | 2019-11-22 | 中车青岛四方车辆研究所有限公司 | 一种超级电容的封装装置 |
| CN110491688B (zh) * | 2019-08-22 | 2021-09-14 | 中车青岛四方车辆研究所有限公司 | 一种超级电容的封装装置 |
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