JPH059822Y2 - - Google Patents

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JPH059822Y2
JPH059822Y2 JP1987001464U JP146487U JPH059822Y2 JP H059822 Y2 JPH059822 Y2 JP H059822Y2 JP 1987001464 U JP1987001464 U JP 1987001464U JP 146487 U JP146487 U JP 146487U JP H059822 Y2 JPH059822 Y2 JP H059822Y2
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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案はピンコンタクトと4点で接触するよ
うにした多接点コンタクトに関する。
「従来の技術」 従来のこの種の多接点コンタクトは第9図に示
すように、金属板を四角筒状に折曲げてその中間
部の角を細長く切落して四つのばね片11を形成
し、そのばね片11の中間部を互に内側に折曲げ
て、その折曲げた内周面の突出した部分をそれぞ
れ接点部12としている。この四角筒状のコンタ
クトに相手のピンコンタクトを挿入すると、四つ
のばね片の互に押し出し形成された四つの接点部
12とそれぞれ弾性的に接触する。
このような多接点コンタクトは一般には絶縁材
のコネクタ本体内に多数配列保持される。それら
多数の多接点コンタクトに対し相手ピンコンタク
トがそのピツチに合せて挿入される。その相手ピ
ンコンタクトは第10図に示すように複数のピン
コンタクトが同一ピツチで配列されているが、こ
のようなピンコンタクトは1枚の金属板を打抜い
て同時に作られる。その元の金属板の板面はいわ
ゆるロール面14であり、打抜きによつて形成さ
れた面は抜き面15であり、ピンコンタクトの断
面を拡大して第11図に示すように、ロール面1
4は滑らかな平らな面であるが、抜き面15は比
較的凹凸のある面である。
この二つのロール面14と二つの抜き面15と
が第9図の四つの接点部12にそれぞれ接触する
ことになり、その抜き面15と接触する接点部は
ピンコンタクトの挿脱繰返すうちに接点部を傷つ
け、例えばそのメツキを剥してしまうおそれがあ
つた。またピンコンタクト13は同一ピツチで作
られているが、製造上ピツチずれが生じ、第10
図に2点鎖線で示すように等間隔でないものが生
じたりすると、このようなピンコンタクト群を第
9図の多接点コンタクト群に押込むとそのピツチ
ずれが生じたピンコンタクトによつて接点部12
が過剰に変位されたり、或は接触しないものが生
じたりするなどの欠点があつた。
そこでピンコンタクトのロール面だけを4点接
触させるものとして、従来において第12図に示
すものが提案されている。即ちコンタクト基部1
7がほぼコ字状に折曲げて構成され、そのコ字状
の脚部の一側縁においてそれぞれ2本のばね片1
8,19,21,22が同一方向に延長され、ば
ね片18,19と21,22は対向され、そのば
ね片18,21の遊端部は互に内側に接近するよ
うに折曲げられて接点部23,24とされてい
る。一方ばね片19,22はばね片18,21よ
りも長く延ばされ、その接点部23,24上に折
曲げ延長されてその折曲げ延長端部は互に内側に
弯曲接近されて接点部25,26とされている。
従つてピンコンタクトを多接点コンタクトに挿
入すると、四つの接点部23乃至26がピンコン
タクトと接触するが、そのピンコンタクトの相対
向した2面においてそれぞれ接触し、従つてその
二つの面をピンコンタクトのロール面とすれば、
その挿脱によつて接点部を傷つけるようなことが
ない。またピツチずれがあつてもその接点部との
接触位置がずれるだけであつて、接点部はある程
度の幅があるため、接点部を過剰に折曲げたり、
接点部と接触しないようなおそれは生じない。
しかしこの第12図に示した従来の多接点コン
タクトを細くすると、その四つのばね片18,1
9,21,22の幅が著しく狭くなり、これに伴
つて接点部23乃至26の幅も小さくなり、接触
の信頼性が低下するおそれが生じる。
一方、特開昭50−391号公報には短さく状のベ
ースの一端部の両側に一端部が一体に連結され、
ベースの他端側に延長された対向する接片を設
け、ベースの他端部の両側に一端部が一体に連結
され、ベースの上記一端側に延長された対向する
接片を設け、ベースの長手方向の何れの方向から
もピンコンタクトを挿入することができ、かつ何
れの場合もピンコンタクトの相対向した2面にお
いて4点接触するようにしたものが示されてお
り、この多接点コンタクトによれば接点部の幅が
大きいため、接触の信頼性を低下させることなく
多接点コンタクトを細くすることができる。しか
し、この多接点コンタクトではピンコンタクトの
挿入方向に2対の接片が順次配列されているた
め、ピンコンタクトの挿入方向の長さを短くする
ことができないという欠点がある。
「問題点を解決するための手段」 この考案によれば保持部が断面U字状に折曲げ
られており、その保持部の一端におけるU字状の
脚部より一体に第1,第2ばね片が対向してその
保持部の延長方向に延長され、その第1,第2ば
ね片の遊端部は互に接近して第1,第2接点部と
され、また保持部の同一端のU字の中間部から一
体に第1,第2ばね片側においてU字の中間部の
板面を含む面内で保持部の近くに達する切込みに
より分割配列された一対の第3ばね片が同様に延
長され、その一対の第3ばね片の遊端部は第1接
点部,第2接点部側に折曲げられて、その延長上
に第3接点部,第4接点部が形成される。
このようにこの考案によればその保持部の対向
脚部からのみならず、中間部からもばね片が延長
形成されているため、その各ばね片を比較的幅を
広くすることができ、細いコンタクトとしても各
ばね片の接点部、つまり第1乃至第4接点部の幅
を比較的広くすることができ、またピンコンタク
トの挿入方向の長さを比較的短かくすることがで
き、しかもピンコンタクトの二つのロール面との
みこれら接点部が接触するように構成することが
できる。
「実施例」 第1図及び第2図はこの考案による多接点コン
タクトの一例を示す。保持部31はほぼ断面U字
状に折曲げられており、つまり脚部31a,31
bこれら脚部を連結する中間部31cよりなる。
保持部31の一端において31a,31bより第
1,第2ばね片32,33が保持部31の延長方
向において一体に延長され、その遊端部は互に内
側に弯曲されて第1接点部34、第2接点部35
が構成されている。
一方、保持部31のばね片32,33が延長さ
れた側の中間部31cの一端よりその中間部31
cの板面を含む面内で保持部31の近くに達する
切込み39により分割配列された一対の第3ばね
片36が一体に延長され、一対の第3ばね片36
は第1ばね片32,第2ばね片33よりも長く延
長され、その延長端は第1接点部34、第2接点
部35の延長上に折曲げ延長位置されて、それぞ
れ第3接点部37、第4接点部38が構成されて
いる。
この例では一対の第3ばね片36の遊端部が第
1接点部34、第2接点部35の延長線上に折曲
げ延長された後、更にその延長線上に延ばされ内
側に互に接近されて第3接点部37、第4接点部
38が構成され、いわゆるフオーク接点とされて
いる。この第3接点部37、第4接点部38の対
向線と第1接点部34、第2接点部35の幅方向
の中心は同一線41上に位置している。
この中心線41上においてピンコンタクトをこ
の実施例の多接点コンタクトに挿入すると、ピン
コンタクトはまずフオーク接点部の第3接点部3
7、第4接点部38の間に弾性的に押込まれ、更
にこれより押込むと第1接点部34、第2接点部
35の間に押込まれてそのピンコンタクトの両面
がそれぞれ2点接触し、つまり全体で4点接触す
る。その4つの接点部と接触する二つの面をピン
コンタクトのロール面とすれば、これら接点部を
傷つけるおそれはない。
第3図はこの考案の多接点コンタクトの他の例
を示し、第1図及び第2図と異なる点は一対の第
3ばね片36の遊端部の両側縁部が一体にほぼ直
角に接点部34,35上に折曲げ延長して延長部
43,44とされ、その延長部43,44の上
端、つまり接点部34,35と反対側の部分が互
に両側に折返し延長されて互に接近する第3接点
部37及び第4接点部38が構成された場合であ
る。
この第3図に示した多接点コンタクトを収容し
たコネクタの断面図を第4図及び第5図に示す。
コネクタ本体46に、前後に貫通したコンタクト
収容孔47が行及び列に形成され、そのコンタク
ト収容孔にそれぞれ第3図に示した多接点コンタ
クト48がそれぞれ収容されている。その場合そ
のピンコンタクト挿入圧を弱くするために、その
多接点コンタクト配列の各行に応じて多接点コン
タクト48が前後方向に第4図に示すようにずら
されて配置された場合である。この多接点コンタ
クト48はコンタクト収容孔に対して圧入により
挿入固定されている。
第6図はこの考案による多接点コンタクトの更
に他の例を示し、第3図と異なる部分は一対の第
3ばね片36の遊端部から折曲げ延長された延長
部43,44より、第1接点部34、第2接点部
35側に向つて第3接点部37、第4接点部38
が互に接近するように延長形成された場合であ
る。その他は第3図の場合と同一である。この第
6図に示した多接点コンタクトを用いたコネクタ
の断面図を第7図及び第8図に、第4図及び第5
図と対応する部分に同一符号を付けて示す。
「考案の効果」 以上述べたようにこの考案による多接点コンタ
クトによれば、保持部31の三つの片より第1ば
ね片32、第2ばね片33、一対の第3ばね片3
6がそれぞれ一体に同一方向に延長されており、
その第3ばね片が第1ばね片、第2ばね片より長
くされて第1接点部34、第2接点部35側に折
曲げ延長されて第3接点部37、第4接点部38
が形成されているため、ピンコンタクトをこの多
接点コンタクトに挿入すると、そのピンコンタク
トの一側の面に第1接点部34と第3接点部37
が、他側の面に第2接点部35と第4接点部38
とが接触し、従つてピンコンタクトの二つのロー
ル面をそれぞれ接点部に接触させることができ、
コンタクトの挿抜によつて接点部を傷つけるおそ
れはない。また特に第3図及び第6図の例におい
ては第1乃至第4接点部34,35,37,38
はその幅方向がピンコンタクトの配列方向となつ
ているため、そのピンコンタクトにずれが多少あ
つても接触不良となるおそれはなく、またこれら
ばね片や接触点を無理に押し曲げてしまうことも
ない。またコンタクトを細くしても比較的広い接
点部とすることができ、高い信頼性の接触が得ら
れる。さらに、ピンコンタクトの挿入方向の長さ
を比較的短かくすることができるため、コンタク
トの細小化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の多接点コンタクトの一例を
示す正面図、第2図は第1図の右側面図、第3図
はこの考案の多接点コンタクトの他の例を示す斜
視図、第4図はその第3図のコンタクトを用いた
コネクタの断面図、第5図は第4図のAA線断面
図、第6図はこの考案による多接点コンタクトの
更に他の例を示す斜視図、第7図は第6図に示し
た多接点コンタクトを用いたコネクタの例を示し
た断面図、第8図は第7図のBB線断面図、第9
図は従来の多接点コンタクトを示す斜視図、第1
0図はピンコンタクト群を示す図、第11図はピ
ンコンタクトの拡大断面図、第12図は従来の改
良された多接点コンタクトを示す斜視図である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 断面U字状に折曲げられた保持部と、 その保持部の一端のU字の脚部より一体に保持
    部の延長方向に対向延長され、遊端部に互に接近
    した第1,第2接点部を持つ第1,第2ばね片
    と、 その第1,第2ばね片と同一側の上記保持部の
    一端のU字の中間部より一体に、これら第1,第
    2ばね片側において保持部の延長方向に延長さ
    れ、かつ上記U字の中間部の板面を含む面内で上
    記保持部の近くに達する切込みにより分割配列さ
    れた一対の第3ばね片と、 その一対の第3ばね片の遊端部に一体に形成さ
    れ、上記第1,第2接点部のほぼ延長上に折曲げ
    延長された第3,第4接点部とを具備する多接点
    コンタクト。
JP1987001464U 1987-01-08 1987-01-08 Expired - Lifetime JPH059822Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN107623205A (zh) * 2016-07-14 2018-01-23 广濑电机株式会社 电连接器

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JP5288851B2 (ja) * 2008-03-21 2013-09-11 第一電子工業株式会社 コネクタ

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