JPH0596847U - スライドアップスクリーン - Google Patents

スライドアップスクリーン

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Publication number
JPH0596847U
JPH0596847U JP043431U JP4343192U JPH0596847U JP H0596847 U JPH0596847 U JP H0596847U JP 043431 U JP043431 U JP 043431U JP 4343192 U JP4343192 U JP 4343192U JP H0596847 U JPH0596847 U JP H0596847U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screen
slide
storage box
gas cylinder
pantograph link
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP043431U
Other languages
English (en)
Inventor
渡辺  勝
貞雄 植松
実 高橋
幸一 長南
美智子 根津
和夫 下山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Victor Company of Japan Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd, Victor Company of Japan Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP043431U priority Critical patent/JPH0596847U/ja
Publication of JPH0596847U publication Critical patent/JPH0596847U/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Overhead Projectors And Projection Screens (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 スライドアップスクリーン1の収納箱2に、
ほぼ水平に折り畳まれたパンタグラフリンク4を上方に
蹴り上げる初動用キック部材11を備える。 【効果】 初動用キック部材を備えたので、収納状態の
パンタグラフリンクをガスシリンダが効きやすい角度ま
で立ち上げることができる。よって、従来不安定であっ
て立ち上げ初期の動作が安定し、スクリーンのセットが
容易になっる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はスライドアップスクリーンの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
図8は従来のスライドアップスクリーンの背面図であり、スクリーン100は 横長の収納箱101に回転自在に収められたスクリーン巻取パイプ102は巻回 され、スクリーン100の一端(上端)がガスシリンダ103,103で駆動さ れるパンタグラフリンク104の上端に係止されていている。
【0003】 上記ガスシリンダ103は高圧のガスが封入されていて、ピストンロッド10 3aがシリンダに押込まれる(以下、「退動」という)と封入ガスが圧縮され、 ピストンロッド103aを押出そうとする(以下、「進動」という)。
【0004】 図において、P1で示した使用状態のスクリーン100を収納箱101に収納 するには、電動機(図示せず)でスクリーン巻取パイプ102を巻取方向に回転 する。すると、スクリーン100は引下げられ、結果、パンタグラフリンク10 4はP2の状態を介して、P3の如く折り畳まれる。P3ではガスシリンダ10 3,103に大きなエネルギが蓄えられる。
【0005】 収納されているスクリーン100を使用のために吊り上げるには、P3→P2 →P1の順で立ち上げればよい。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
上記P3においてガスシリンダ103はごく水平に近い。収納箱101の高さ 寸法を小さくする課程でそうなった訳である。 しかし、ガスシリンダ103がごく水平に近いと不要な水平分力が大きく、肝 心の垂直分力は小さくなり、その結果、P3→P2間のスクリーン100の立ち 上りが遅く、不安定になる。
【0007】 ガスシリンダ103の傾斜を確保すると、収納箱101の高さが増大するいう 不都合がある。 そこで本考案の目的は、収納箱の高さが小さいにもかかわらず、スクリーンの 初期立ち上りが円滑であるスライドアップスクリーンを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案は、スライドアップスクリーンの収納箱に、 ほぼ水平に折り畳まれたパンタグラフリンクを上方に蹴り上げる初動用キック部 材を備えたことを特徴とする。
【0009】
【作用】
ほぼ水平状態のパンタグラフリンクを初動用キック部材で上方に蹴り上げるこ とでパンタグラフリンクを立ち上げる。やや立ち上がったパンタグラフリンクは ガスシリンダで以降容易に立ち上げることができる。
【0010】
【実施例】
本考案の実施例を添付図面に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向 きに見るものとする。
【0011】 図1は本考案のスライドアップスクリーンの背面図であり、スライドアップス クリーン1は、上面が開口した収納箱2の内部中央にブラケット3を起設し、こ のブラケット3に菱形パンタグラフリンク4(下部リンク4a,4aと上部リン ク4b,4bとからなる。)の下部をピン係止し、パンタグラフリンク4の上端 にブラケット5を介して上蓋6を取付け、この上蓋6の側面にスクリーン7の上 縁を固定し、一方、収納箱2の内部に別のブラケット8,8を介して、スクリー ン巻取パイプ9を回転可能に水平保持し、且つ、下部リンク4a,4aの下部に ガスシリンダ10,10を配置するとともに、下部リンク4a,4aの下方に初 動用キック部材としての圧縮ばね11,11を配置してなる。
【0012】 図2は本考案のスライドアップスクリーンの側面図であり、スクリーン巻取パ イプ9に回巻きされているスクリーン7は上蓋6でセット状態まで引き上げられ る。
【0013】 図3は図1の要部拡大図であり、ブラケット3にピン13が起設され、このピ ン13に前記初動用の圧縮ばね11が嵌め込まれている。従って、圧縮ばね11 はピン13でガイドされ、図左右方向にずれる心配はない。
【0014】 上記圧縮ばね11の位置は下部リンク4aの係止ピン14とガスシリンダ10 の後端10aとの間、好しくはほぼ中間としている。 上記位置であれば圧縮ばね11のストロークは小さくてすみ、また当然ながら ガスシリンダ10と干渉する恐れも無い。
【0015】 以上の構成からなるスライドアップスクリーンの作用を次に述べる。 図2において、昇降スイッチ15のダウンボタン16を押せば、図示せぬモー タが始動し、スクリーン巻取パイプ9は図右回転し、スクリーン7は収納箱2に 収納される。この間にガスシリンダ10には反発の為のエネルギが蓄えられ、且 つ、初動用の圧縮ばね11は図3に示す通りに縮んでエネルギを蓄える。
【0016】 収納箱2からスクリーン7を立ち上げるには図2の昇降スイッチ15のアップ ボタン17を押し、スクリーン巻取パイプ9を図左回転する。 この時は図3に示す通り、ガスシリンダ10の反発力Fの垂直分力F1はごく 小さい。しかし、初動用の圧縮ばね11の弾発力fで下部リンク4aが蹴り上げ られるので、下部リンク4aは図右回転方向に揺動し、起こされる。
【0017】 図4は図3の作用図であり、下部リンク4aがある程度上昇するとガスシリン ダ10の垂直分力F1は充分に増大し、もって図1のパンタグラフ4は滑らかに 立ち上がる。 この様に本実施例は、収納中のガスシリンダ10がほぼ水平であっても、初動 用の圧縮ばね11が下部リンク4aを蹴り上げることを特徴とし、もって収納箱 2の高さ寸法を充分に小さくすることができる。 また、上蓋6が収納箱2に嵌る直前に、初動用の圧縮ばね11,11がショッ クアブソーバの役目をするので、上蓋6が静かに閉り、安全上好ましい。
【0018】 図5は本考案のスライドアップスクリーンの別実施例図であり、このスライド アップスクリーン20はパンタグラフリンクが鼓形である以外は図1のスライド アップスクリーン1と同様なので図1の符号を流用し、構成の説明は省略する。
【0019】 図6は図5の要部拡大図であり、下部リンク4aは初動用の圧縮ばね11で蹴 り上げられる。 図7は図6の作用図であり、ある程度下部リンク4aが立ち上がると、ガスシ リンダ10の垂直分力F1が増大して、下部リンク4aは容易に立ち上がる。
【0020】 本実施例では初動用キック部材11に圧縮ばねを採用したが、これに限らず板 ばね若しくはガスシリンダ10と同構造でストロークの短いガスシリンダでもよ く、各種ばねやガスシリンダであれば下部リンク4aの下降動作でエネルギが充 填されるので格別の電気、油圧、空気圧等の外部エネルギを要しないという特徴 がある。
【0021】 しかし、初動用キック部材11にソレノイド、電動カム、空・油圧シリンダを 採用することは差し支えなく、要はスクリーンの上昇初期にパンタグラフリンク を蹴り上げるものであればよい。
【0022】
【考案の効果】
以上に述べた通り本考案は、収納箱にほぼ水平に折り畳まれたパンタグラフリ ンクを上方に蹴り上げる初動用キック部材を備えたので、収納状態のパンタグラ フリンクをガスシリンダが効きやすい角度まで立ち上げることができる。よって 、従来不安定であって立ち上げ初期の動作が安定し、スクリーンのセットが容易 になる。 パンタグラフリンクを充分に水平に折り畳めるので収納箱の高さ寸法を小さく することができる。
【0023】 また、初動用キック部材に各種のばねやガスシリンダを採用すれば、使用後に スクリーンを収納する場合にそれがショックアブソーバとなり、下降末期のショ ックを和らげるなど、装置の損傷を防止することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のスライドアップスクリーンの背面図
【図2】本考案のスライドアップスクリーンの側面図
【図3】図1の要部拡大図
【図4】図3の作用図
【図5】本考案のスライドアップスクリーンの別実施例
【図6】図5の要部拡大図
【図7】図7は図6の作用図
【図8】従来のスライドアップスクリーンの背面図
【符号の説明】
1,20…スライドアップスクリーン、2…収納箱、4
…パンタグラフリンク、7…スクリーン、9…スクリー
ン巻取パイプ、10…ガスシリンダ、11…初動用キッ
ク部材(圧縮ばね)。
フロントページの続き (72)考案者 渡辺 勝 神奈川県横浜市神奈川区守屋町3丁目12番 地 日本ビクター株式会社内 (72)考案者 植松 貞雄 神奈川県横浜市神奈川区守屋町3丁目12番 地 日本ビクター株式会社内 (72)考案者 高橋 実 神奈川県横浜市神奈川区守屋町3丁目12番 地 日本ビクター株式会社内 (72)考案者 長南 幸一 神奈川県横浜市神奈川区守屋町3丁目12番 地 日本ビクター株式会社内 (72)考案者 根津 美智子 東京都新宿区市谷加賀町1丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)考案者 下山 和夫 大阪府大阪市西成区南津守6丁目5番53号 株式会社オーエス内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 収納箱にスクリーンが巻回されたスクリ
    ーン巻取パイプを収納し、上記スクリーンをパンタグラ
    フリンクで吊り上げることで使用状態にするところのス
    ライドアップスクリーンにおいて、このスライドアップ
    スクリーンは前記収納箱にほぼ水平に折り畳まれたパン
    タグラフリンクを上方に蹴り上げる初動用キック部材を
    備えていることを特徴とするスライドアップスクリー
    ン。
JP043431U 1992-05-29 1992-05-29 スライドアップスクリーン Pending JPH0596847U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP043431U JPH0596847U (ja) 1992-05-29 1992-05-29 スライドアップスクリーン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP043431U JPH0596847U (ja) 1992-05-29 1992-05-29 スライドアップスクリーン

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0596847U true JPH0596847U (ja) 1993-12-27

Family

ID=12663512

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP043431U Pending JPH0596847U (ja) 1992-05-29 1992-05-29 スライドアップスクリーン

Country Status (1)

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JP (1) JPH0596847U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020003916A (ko) * 2000-06-26 2002-01-16 노주석 휴대용 스크린장치

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0534826A (ja) * 1991-08-01 1993-02-12 Mitsubishi Electric Corp スクリーン構造
JPH0555143B2 (ja) * 1985-03-25 1993-08-16 Unitika Ltd

Patent Citations (2)

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