JPH0595493A - 垂直帰線消去回路 - Google Patents

垂直帰線消去回路

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JPH0595493A
JPH0595493A JP25356091A JP25356091A JPH0595493A JP H0595493 A JPH0595493 A JP H0595493A JP 25356091 A JP25356091 A JP 25356091A JP 25356091 A JP25356091 A JP 25356091A JP H0595493 A JPH0595493 A JP H0595493A
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JP
Japan
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vertical
blanking
circuit
pulse
signal
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Pending
Application number
JP25356091A
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English (en)
Inventor
Yoichi Yoshikawa
陽一 吉川
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication of JPH0595493A publication Critical patent/JPH0595493A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 テレビ受像機、CRTディスプレイ等に用い
られる垂直帰線回路において、全ラスター期間の垂直帰
線を確実に消去することを目的とする。 【構成】 垂直偏向出力増幅器から得られる垂直パルス
を入力して、帰線消去信号の後縁部を規定する帰線消去
信号の一部を得る第1回路1〜5と、垂直フライバック
パルスの立ち上がりよりも位相の進んでいる垂直同期信
号を入力して、帰線消去信号の前縁部を規定する帰線消
去信号の一部を得る第2回路30〜39と、その第1回
路1〜5及び第2回路30〜39からの出力信号を合成
する合成回路6とを備え、トランジスタ8のエミッタホ
ロアでインピーダンス変換したのち映像増幅器、あるい
はCRTのG1に印加し帰線消去を行うように構成され
た帰線消去回路である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビジョン受像機や
ディスプレイモニター等における垂直帰線消去回路に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】ブラウン管(以後CRTと記す)を用い
たテレビジョン受像機やCRTディスプレイにおいて
は、CRTにブランキング信号を加えないと、偏向電流
のフライバック期間に掃引ラスター上に帰線が生じ見苦
しいため、帰線消去信号をCRTに加え、帰線が出ない
ようにするのが一般的である。とくにアンダースキャン
で表示されることの多いディスプレイモニターの場合に
はラスターの最上端、最下端に極僅かの帰線が生じて
も、それが見えてしまうため好ましくなく、完全に帰線
を消去する必要がある。
【0003】以下図面を参照しながら、従来の垂直帰線
消去回路について説明する。図4は従来の垂直帰線消去
回路を示す。1は垂直偏向出力回路(図示せず)からの
垂直フライバックパルスの入力端であり、ここに入力さ
れた垂直フライバックパルスは各第一、第二の増幅回路
21、22にそれぞれ印加される。
【0004】その第一の増幅回路21では、この垂直パ
ルスは抵抗2を通った後コンデンサー3で必要量積分さ
れ、抵抗4、5で分圧されてトランジスタ6のベースへ
印加され、パルス増幅される。7はトランジスタ6、お
よび18の共通のコレクタ抵抗、8はトランジスタでエ
ミッタ抵抗9とともにエミッタホロアを形成しインピー
ダンス変換を行うようになっている。10は抵抗、11
は結合コンデンサであり、12は出力端である。増幅回
路21は、入力回路のコンデンサ3による積分効果によ
り帰線消去パルスの後縁を広げるように作用するため、
画面の中央部以外に、特に画面上部の帰線の消去を確実
に行えるように構成されている。
【0005】他方第二の増幅回路22に入力された垂直
フライバックパルスは、抵抗13を通った後コンデンサ
15で微分され、トランジスタ18のベースへ印加され
反転増幅される。抵抗14は入力パルスの波形調整用で
ある。17はトランジスタ18のベースのバイアス抵
抗、16は入力パルスの負方向成分のクリップ用のダイ
オードである。この増幅回路22ではコンデンサ15に
よる微分効果により、入力された垂直フライバックパル
スの位相が進み、帰線消去パルスの前縁を広げる様に作
用するため、とくに画面下部の帰線の消去が行えるよう
に構成されている。
【0006】各帰線消去パルス増幅回路21、22の出
力点であるトランジスタ6、18の各コレクタは端子1
9で共通接続され、上記両帰線消去パルスはここで合成
される。この合成された負極性の帰線消去パルスはトラ
ンジスタ8と抵抗9とで構成されるエミッタホロアでイ
ンピーダンス変換された後、抵抗10および結合コンデ
ンサ11を通してCRTのG1に印加され、その期間C
RTをカットオフし、帰線消去動作を行う。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来技術に於いては、帰線消去パルスの後縁を広げる
ことは積分回路により比較的容易に行えるため、ラスタ
ー上部の垂直帰線は消去できるが、垂直帰線パルスの前
縁の拡大は入力パルスの微分による位相シフトでは限度
があり、垂直偏向回路の違い、垂直周期の違い等によっ
て同期信号の前縁から垂直フライバックパルスの立ち上
がりまでの時間には微妙な差ができ、垂直帰線消去パル
スの前縁方向の幅が不足してラスター最下部の帰線を完
全には消去できない場合がある。
【0008】本発明は、このような従来の帰線消去技術
の課題を考慮し、確実に帰線を消去できる垂直帰線消去
回路を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、垂直偏向出力
増幅器よりの垂直パルスを増幅、波形整形等を行い帰線
消去信号として、映像増幅器、あるいはCRTのG1電
極等に加え、帰線期間の間CRTをカットオフして、垂
直の帰線を消去する垂直帰線消去回路において、垂直偏
向出力増幅器から得られる垂直パルスを入力して、帰線
消去信号の後縁部を規定する帰線消去信号の一部を得る
第1回路と、垂直同期信号を入力して、帰線消去信号の
前縁部を規定する帰線消去信号の一部を得る第2回路
と、その第1回路及び第2回路からの出力信号を合成す
る合成回路とを備えた垂直帰線消去回路である。
【0010】
【作用】本発明の垂直帰線消去回路によれば、垂直帰線
消去パルスの前縁を広げるため、垂直フライバックパル
スの立ち上がりよりも必ず位相の進んで立ち上がってい
る垂直同期信号を帰線消去信号の一部として利用してい
るので、十分前縁部が広がっている帰線消去信号が得ら
れる。従って、垂直偏向回路の違い、垂直周期、ビデオ
入力信号のタイミング等の違いの如何によらず、垂直帰
線を確実に消去することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0012】図1は、本発明の一実施例にかかる帰線消
去回路を示す図である。同図に於いて、従来の図4の回
路の部分と同じ、又は対応する部分には同じ符号を付
し、説明は省略する。
【0013】25はダイオード、30は垂直同期信号の
入力端子、31、32、33、34は抵抗、35、36
はコンデンサー、37はトランジスター、38はダイオ
ードである。垂直フライバックパルス入力端1には図2
(b)に示すような、垂直偏向出力増幅器(図示せず)
からの垂直フライバックパルスが印加され、抵抗2、お
よびコンデンサ3で構成される積分回路で適度の積分を
受けた後、結合抵抗4、ダイオード25を経てエミッタ
接地のトランジスタ6のベースへ加わり、このトランジ
スタ6のコレクタ19には反転増幅された出力が現れ
る。これら手段が第1回路を構成する。
【0014】他方、端子30には、図2(a)に示すよ
うな負の垂直同期パルスが印加され、この垂直同期パル
スは抵抗31と比較的小容量のコンデンサー35で構成
される遅延回路で若干の遅延をうけた後、コンデンサ3
6を通してエミッタ接地のPNPトランジスタ37のベ
ースへ印加され、反転増幅された出力がこのトランジス
タ37のコレクタ39に現れる。この反転増幅された垂
直同期信号は結合抵抗34、ダイオード34を経て(こ
れら手段が第2回路を構成する)、前記トランジスタ6
のベースへ同じく印加され、これらの二つのパルスは合
成され(合成回路)、前記トランジスタ6で反転増幅さ
れた後、トランジスタ8、抵抗9からなるエミッタホロ
アでインピーダンス変換され、抵抗10、結合コンデン
サー11を経て端子18に垂直帰線消去パルスとして出
力され、CRTのG1(図示せず)へ印加され帰線消去
動作を行う。なお、上記垂直同期信号の遅延用のコンデ
ンサー35は必ずしも必要ではない。
【0015】さらに詳しい説明を図2の波形図によりお
こなう。同図(a)は端子30へ印加される垂直同期信
号の波形、同図(b)は端子1に印加される垂直フライ
バックパルスの波形であり、この垂直フライバックパル
スの立ち上がりは一般的に該垂直同期信号の立ち上がり
より若干の遅れが生じている。同図(c)は、抵抗4、
ダイオード25を通してトランジスタ6のベースへ印加
された上記垂直フライバックパルスのみをトランジスタ
6で反転増幅したとき(端子30の垂直同期信号入力の
無い場合)の出力波形を示すが、抵抗2、およびコンデ
ンサ3からなる積分回路の作用により上記波形cの後縁
は波形bより広がっている。同図(d)は端子30に印
加された負の垂直同期信号をトランジスタ37で反転増
幅し得られたコレクタ39での波形である。この波形d
は抵抗31、コンデンサー35による遅延回路の作用に
より入力波形aよりも若干遅延している。もっとも、波
形cよりも進んでいる。同図(e)は上記垂直同期信
号、および上記垂直フライバックパルスをトランジスタ
6のベースで合成し、同トランジスタ6で反転増幅後の
コレクタ19の垂直帰線消去用のパルスである。このパ
ルスの前縁は波形dの前縁に等しく、見かけ上垂直フラ
イバックパルスを反転増幅して得た波形cの前縁を広げ
たことに等しい。同図(f)は垂直偏向電流波形を示
す。走査線は波形bに示されるフライバック期間に帰線
の動作を行うがその帰線動作中にはCRTに帰線消去信
号を加え、CRTをカットオフしないと画面に斜めの所
謂垂直帰線が現れる。この垂直帰線の内ラスター上部の
帰線は帰線消去パルスの後縁部分に対応しており、この
部分の帰線消去は上記端子1に入力の垂直フライバック
パルスとその上記抵抗2とコンデンサー3による積分回
路により比較的容易に消去できる。そして、ラスター下
部の帰線は帰線消去パルスの前縁部分に対応しており、
上記端子30に印加した垂直同期信号により上述のよう
に、帰線消去パルスの前縁を広げることにより、確実に
帰線を消去することができる。
【0016】図3は別の実施例であり、正の垂直同期信
号を端子30に印加し、垂直同期信号用の増幅回路2
2’でパルス増幅した後、その出力を端子19で増幅回
路21の出力に重畳して前記実施例1と同様に垂直帰線
消去信号としている。
【0017】この増幅回路22’では、正の垂直同期信
号に対応して、コンデンサー35と抵抗32とは接地さ
れ、端子19に印加される出力はトランジスタ37のエ
ミッター端子から取り出される。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明は、垂直偏向出力増
幅器から得られる垂直パルスを入力して、帰線消去信号
の後縁部を規定する帰線消去信号の一部を得る第1回路
と、垂直フライバックパルスの立ち上がりよりも位相の
進んでいる垂直同期信号を入力して、帰線消去信号の前
縁部を規定する帰線消去信号の一部を得る第2回路と、
その第1回路及び第2回路からの出力信号を合成する合
成回路とを備えるので、極めて簡単で安価な回路構成で
ラスター上の垂直帰線の消去を最上端から最下端まで確
実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における垂直帰線消去回路を
示す図である。
【図2】同垂直帰線消去回路の各部の動作波形図であ
る。
【図3】本発明の別の実施例を示す垂直帰線消去回路の
図である。
【図4】従来例の垂直帰線消去回路を示す図である。
【符号の説明】 1 垂直フライバックパルスの入力端 6 パルス増幅用トランジスタ 8 インピーダンス変換用トランジスタ 21 第一の垂直パルスの増幅回路 22 第二の垂直パルスの増幅回路 30 垂直同期信号の入力端 37 垂直同期信号の増幅用トランジスタ 38 垂直同期信号の結合用ダイオード

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 垂直偏向出力増幅器よりの垂直パルスを
    増幅、波形整形等を行い帰線消去信号として、映像増幅
    器、あるいはCRTのG1電極等に加え、帰線期間の間
    CRTをカットオフして、垂直の帰線を消去する垂直帰
    線消去回路において、前記垂直偏向出力増幅器から得ら
    れる垂直パルスを入力して、帰線消去信号の後縁部を規
    定する帰線消去信号の一部を得る第1回路と、前記垂直
    フライバックパルスの立ち上がりよりも位相の進んでい
    る垂直同期信号を入力して、帰線消去信号の前縁部を規
    定する帰線消去信号の一部を得る第2回路と、その第1
    回路及び第2回路からの出力信号を合成する合成回路と
    を備えたことを特徴とする垂直帰線消去回路。
JP25356091A 1991-10-01 1991-10-01 垂直帰線消去回路 Pending JPH0595493A (ja)

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