JPH0594531A - 2値化フイルタ装置 - Google Patents

2値化フイルタ装置

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JPH0594531A
JPH0594531A JP3280564A JP28056491A JPH0594531A JP H0594531 A JPH0594531 A JP H0594531A JP 3280564 A JP3280564 A JP 3280564A JP 28056491 A JP28056491 A JP 28056491A JP H0594531 A JPH0594531 A JP H0594531A
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Takayasu Ito
貴康 伊藤
Takashi Hamashima
隆史 浜島
Kazuyoshi Izumi
和芳 泉
Takeshi Yanome
毅 矢野目
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Abstract

(57)【要約】 【目的】簡単な構成でイメージデータのノイズ成分を除
去する2値化フィルタを得る。 【構成】入力イメージデータを、ヒステリシス特性を持
ったフィルタに通し、この出力を2値化することで微小
なノイズ成分に関しては固定ノイズ成分とランダムノイ
ズ成分を共に除去した出力結果を得るようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外部から入力された文
字、映像等のイメージデータ中に含まれるノイズ成分
を、ヒステリシス特性を備えたフィルタを用いることで
除去することを特徴とする2値化フィルタ装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、入力されたイメージデータ中に含
まれるノイズ成分を除去し、2値化する方法としては図
4に示すような方法が用いられている。これは、入力機
器の特性により入力された入力イメージデータ1中の特
定位置に現れる固定ノイズ成分2を信号処理系に設けら
れた固定ノイズ成分記憶メモリ3に予め記憶させ、差分
回路8で入力された固定ノイズ成分2が含まれる入力イ
メージデータ1と記憶された基準固定ノイズ成分4の差
分を取ることで固定ノイズ成分2を含まない出力イメー
ジデータ5を得て、これを2値化するものである。
【0003】この装置では、使用に先立ち固定ノイズ成
分記憶メモリ3に基準固定ノイズ成分4を登録する必要
がある。これはイメージデータ取込装置6に対して、本
来その出力が一様に丁度0となるような対象を入力し、
この時の得られる入力イメージデータ1を基準固定ノイ
ズ成分4として固定ノイズ成分記憶メモリ3に登録する
ことで行われる。基準固定ノイズ成分4は、イメージデ
ータ取込装置6の出力信号である入力イメージデータ1
中のどの位置に現れたものかを加味しながら固定ノイズ
成分記憶メモリ3に登録される。
【0004】ノイズ除去と2値化の動作は次の手順で行
われる。入力イメージデータ1はその位置がイメージデ
ータ取込装置6のどの位置に該当するかを示した位置情
報7と共に入力される。この入力された位置情報7は固
定ノイズ成分記憶メモリ3に与えられ、固定ノイズ成分
記憶メモリ3は上記の動作により記憶させた該当位置の
基準固定ノイズ成分4を差分回路8に出力する。上記入
力イメージデータ1も同様に差分回路8に入力され、差
分回路8は入力された入力イメージデータ1と基準固定
ノイズ成分4の差を取り、この結果の出力イメージデー
タ5を2値化回路9に入力する。2値化回路9は与えら
れた信号の2値化を行い、最終結果10を得る。
【0005】次に図5を用いて、従来技術の動作説明を
行う。説明の簡単化のために、イメージデータ取込装置
6をラインセンサとし、その長さをデータ数で8個分、
出力値が0〜7、固定ノイズ成分2は2の大きさで操作
方向に対して、 0 0 +2 0 0 -2 0 0 として現れるものとする。イメージデータ取込装置6に
本来その出力が 2 2 2 2 5 5 5 5 となる対象を入力した場合、入力イメージデータ1は固
定ノイズ成分2が加えられ、 2 2 4 2 5 3 5 5 となる値を取る。
【0006】この入力イメージデータは差分回路8に入
力されるが、それと同時に固定ノイズ成分記憶メモリ3
に予め記憶された 0 0 +2 0 0 -2 0 0 なる基準固定ノイズデータ4も差分回路8に入力され、
差分回路8は入力イメージデータ1と基準固定ノイズ成
分4との差分を取り 2 2 2 2 5 5 5 5 なる出力イメージデータ5を得て、これを2値化回路9
に入力し、最終結果10を得ることになる。仮に切り捨
て回路の入力範囲0〜7、出力1ビットとすると、最終
結果10は固定ノイズ成分2を除去した場合は 0 0 0 0 1 1 1 1 となり、固定ノイズ成分2を除去しない場合は 0 0 1 0 1 0 1 1 となる。
【0007】図6は、上記の固定ノイズ成分に加えて次
に示すようなランダムノイズが加わった場合のものであ
る。 0 +2 0 0 0 0 0 -2 この場合は、固定ノイズ成分記憶メモリ3に記憶した上
記の固定ノイズ成分2との差分を取るだけでは除去でき
ず、出力イメージデータ5に次のようなノイズが生じ
る。 2 (4) 2 2 5 5 5 (3) また、最終結果10にも次のようなノイズが生ずること
になる。 0 (1) 0 0 1 1 1 (0) なお()内のデータはランダムノイズに影響を受けたデ
ータを示す。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の装置におい
ては、次のような問題がある。第1点は、固定ノイズ成
分記憶メモリ3が必要となることである。固定ノイズ成
分記憶メモリ3は、イメージデータ取込装置6の処理単
位と同じ大きさにする必要があり、イメージデータ取込
装置6がラインセンサならばその長さ方向のデータ数と
同じ大きさの記憶領域が必要であり、エリアセンサであ
ればその中に含まれるデータ数と同じ大きさの記憶領域
が必要となる。
【0009】第2点は、基準固定ノイズ成分4の正確な
登録が必要となることである。基準固定ノイズ成分4の
登録中に図6に示すようなランダムに発生するランダム
ノイズ16の混入等が生ずると、基準固定ノイズ成分4
が誤って登録された場合、入力イメージデータ1と基準
固定ノイズ成分4の差分を取る動作は却ってノイズ成分
を増やすことになり、出力イメージデータ5を劣化させ
る原因となる。
【0010】第3点は、図6に示すように基準固定ノイ
ズ成分4として登録されたノイズ以外のノイズ成分に対
しては全く効果が無いことである。入力イメージデータ
1にランダムノイズ16が加わった場合、このノイズは
固定ノイズ成分記憶メモリ3に記憶されていないため、
差分を取ってもそのまま残ってしまうこととなる。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の問題を解
決するため、外部から入力される文字、映像等のイメー
ジデータを2値化する2値化フィルタ装置において、入
力されたイメージデータに対して、該イメージデータ中
に含まれるノイズ成分を除去するヒステリシス特性を持
ったフィルタを設け、2値化の際の微小ノイズ成分によ
る影響を無くするようにした構成にする。
【0012】また、ノイズ成分を含む入力イメージデー
タを一処理時間遅延させるラッチと、該ラッチからの一
処理時間遅延した入力イメージデータと元の入力イメー
ジデータとの大小を比較する大小比較器と、該大小比較
器で比較した比較データと上記元のイメージデータより
2値化信号を導出するデコーダとを設けた構成にする。
【0013】
【作用】上記の構成によれば、微小なノイズに関しては
固定ノイズ成分記憶メモリ3を使用することもなく、固
定ノイズ成分2を除去することが出来、またランダムノ
イズ16に関しても除去が可能となる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に従って
詳細に説明する。図1は本発明の一実施例の構成図であ
る。本実施例はイメージデータ取込装置6、データ保持
用のラッチ11、大小比較器12及びデコーダ13から
なっている。イメージデータ取込装置6の出力する入力
イメージデータ1はラッチ11、大小比較器12とデコ
ーダ13に入力される。ラッチ11の出力である前入力
イメージデータ14は現在の入力イメージデータ1の直
前の入力イメージデータ1を保持したものであり、入力
イメージデータ1を一処理分だけ遅延させたものであ
る。これは大小比較器12にも入力される。
【0015】大小比較器12の出力である比較結果15
は、入力イメージデータ1と、前入力イメージデータ1
4の大小比較を行った結果であり、入力イメージデータ
1の方が大きければ10、入力イメージデータ1の方が
小さければ01、入力イメージデータ1と前入力イメー
ジデータ14の値が等しければ11となる。比較結果1
5はデコーダ13に入力される。
【0016】デコーダ13は入力イメージデータ1と比
較結果15をもとに、入力イメージデータにヒステリシ
ス特性を持った2値化を行い、その結果を最終結果10
として出力する。
【0017】以下、図2を用いて図1の動作説明を行
う。説明の簡単化のために、イメージデータ取込装置6
をラインセンサとし、その長さをデータ数8で個分、出
力値を0〜7とする。イメージデータ取込装置6は対象
を取り込み入力イメージデータ1を得る。この時、本来
得られる入力イメージデータ1が 2 2 2 2 5 5 5 5 であり、固定ノイズ成分2が 0 0 +2 0 0 -2 0 0 であり、ランダムノイズ16が 0 +2 0 0 0 0 0 -2 であれば、入力イメージデータ1の値は 2 4 4 2 5 3 5 3 となる。
【0018】ラッチ11の出力である前入力イメージデ
ータ14は入力イメージデータ1を1処理分だけ遅延さ
せたものであるから * 2 4 4 2 5 3 5 となる。入力イメージデータ1と前入力イメージデータ
14を大小比較器12で比較すると比較結果15は次の
値となる。 * 10 11 01 10 01 10 01 デコーダの特性は図3に示す通りである。本例では入力
イメージデータ1の第1項は2であるから比較結果15
の値に関係なく最終結果10は0となる。第2項は入力
イメージデータ1が4で、比較結果が10であるから最
終結果10は0となる。以下同様にして最終結果10は 0 0 0 0 1 1 1 1 となるが、ヒステリシス特性を持たせずに単純2値化を
行った場合は 0 1 1 0 1 0 1 0 となる。
【0019】
【発明の効果】本発明は以上のような構成であるので、
微小なノイズに関しては固定ノイズと共にランダムに発
生するノイズも共に除去された2値化を行うことが出来
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の構成図。
【図2】 図1の動作説明図。
【図3】 本発明に用いるデコーダの特性図。
【図4】 従来例の構成図。
【図5】 図4の動作説明図。
【図6】 図4の動作説明図。
【符号の説明】
11 ラッチ 12 大小比較器 13 デコーダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 矢野目 毅 大阪市阿倍野区長池町22番22号 シヤ−プ 株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外部から入力された文字、映像等のイメー
    ジデータを2値化する2値化フィルタ装置において、入
    力されたイメージデータに対して、該イメージデータ中
    に含まれるノイズ成分を除去するヒステリシス特性を持
    ったフィルタを設け、2値化の際の微小ノイズ成分によ
    る影響を無くするようにしたことを特徴とする2値化フ
    ィルタ装置。
  2. 【請求項2】外部から入力される文字、映像等のイメー
    ジデータを2値化する2値化フィルタ装置において、ノ
    イズ成分を含む入力イメージデータを一処理時間遅延さ
    せるラッチと、該ラッチからの一処理時間遅延した入力
    イメージデータと元の入力イメージデータとの大小を比
    較する大小比較器と、該大小比較器で比較した比較デー
    タと上記元のイメージデータより2値化信号を導出する
    デコーダとを設けたことを特徴とする2値化フィルタ装
    置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10927894B2 (en) 2018-12-17 2021-02-23 Aktiebolaget Skf Roller bearing with lubrication channel

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US10927894B2 (en) 2018-12-17 2021-02-23 Aktiebolaget Skf Roller bearing with lubrication channel

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