JPH0591555A - 移動通信のチヤネル切替制御方式 - Google Patents
移動通信のチヤネル切替制御方式Info
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- JPH0591555A JPH0591555A JP3246055A JP24605591A JPH0591555A JP H0591555 A JPH0591555 A JP H0591555A JP 3246055 A JP3246055 A JP 3246055A JP 24605591 A JP24605591 A JP 24605591A JP H0591555 A JPH0591555 A JP H0591555A
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- communication
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Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 セルラ移動通信方式でのチャネル切替時の通
信強制終了を減少させる。 【構成】 チャネル切替が予想されるセルの基地局に通
話チャネルの予約を行っておきＳ４１，Ｓ４２，Ｓ４
３、通信品質劣化の検出によってその予約したチャネル
へ通信チャネル切替を行う。
信強制終了を減少させる。 【構成】 チャネル切替が予想されるセルの基地局に通
話チャネルの予約を行っておきＳ４１，Ｓ４２，Ｓ４
３、通信品質劣化の検出によってその予約したチャネル
へ通信チャネル切替を行う。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、無線ゾーンが複数のセ
ルに分割され同一周波数を繰り返し使用するセルラ方式
の移動通信のチャネル切替制御方式に関する。
ルに分割され同一周波数を繰り返し使用するセルラ方式
の移動通信のチャネル切替制御方式に関する。
【０００２】
【従来の技術】移動通信方式では、需要の増加に対応し
て無線周波数の有効利用を図るためにサービスエリア内
で同一周波数を地理的に繰り返し利用するセルラ方式が
用いられている。セルラ方式では周波数利用率を向上さ
せる目的でゾーン半径を小さくしている。ところがゾー
ン半径が小さくなるほど移動局の移動等に伴うチャネル
切替が頻繁に行われる。チャネル切替は、基地局と移動
局間の上りおよび下りチャネルを監視し通信品質が保て
なくなったとき、あるいは強電界測定を行いさらに受信
レベルの高い基地局があるときなどに、移動先の基地局
における空きチャネルを確保して行われる。
て無線周波数の有効利用を図るためにサービスエリア内
で同一周波数を地理的に繰り返し利用するセルラ方式が
用いられている。セルラ方式では周波数利用率を向上さ
せる目的でゾーン半径を小さくしている。ところがゾー
ン半径が小さくなるほど移動局の移動等に伴うチャネル
切替が頻繁に行われる。チャネル切替は、基地局と移動
局間の上りおよび下りチャネルを監視し通信品質が保て
なくなったとき、あるいは強電界測定を行いさらに受信
レベルの高い基地局があるときなどに、移動先の基地局
における空きチャネルを確保して行われる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、通話品
質が保てなくなった時点で空きチャネルを探す方法では
空きチャネルがないために通信の強制終了が行われるこ
とがある。また、レベルの急激な劣化によりチャネル切
替手順が確立する前に通信が強制切断されてしまうこと
がある。このような通信の強制終了は、発着信時に接続
されない呼損よりサービス提供には悪影響を与える。
質が保てなくなった時点で空きチャネルを探す方法では
空きチャネルがないために通信の強制終了が行われるこ
とがある。また、レベルの急激な劣化によりチャネル切
替手順が確立する前に通信が強制切断されてしまうこと
がある。このような通信の強制終了は、発着信時に接続
されない呼損よりサービス提供には悪影響を与える。
【０００４】本発明の目的は、切替チャネルの予約を行
って予約先のチャネルに切り替えることによりこのよう
な通信の強制終了の発生を減少させることにある。
って予約先のチャネルに切り替えることによりこのよう
な通信の強制終了の発生を減少させることにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、サービスエリ
アに複数の基地局が配置され、この基地局はゾーン内の
移動局と複数の無線チャネルで通信を行う移動通信方式
であり、上記基地局は上記移動局との間のチャネル切替
制御を行う手段を備えた移動通信方式において、上記基
地局は、通信用チャネルの空きチャネルについてチャネ
ル切替の予約を行う手段と、その予約されたチャネルへ
チャネル切替制御を行う手段とを備えたことを特徴とす
る。
アに複数の基地局が配置され、この基地局はゾーン内の
移動局と複数の無線チャネルで通信を行う移動通信方式
であり、上記基地局は上記移動局との間のチャネル切替
制御を行う手段を備えた移動通信方式において、上記基
地局は、通信用チャネルの空きチャネルについてチャネ
ル切替の予約を行う手段と、その予約されたチャネルへ
チャネル切替制御を行う手段とを備えたことを特徴とす
る。
【０００６】なお、基地局または複数の基地局を制御す
る制御局は、チャネル切替が予想されるセルを予測する
手段と、この予測したセルの基地局へチャネル予約要請
を行う手段とを備えることができる。
る制御局は、チャネル切替が予想されるセルを予測する
手段と、この予測したセルの基地局へチャネル予約要請
を行う手段とを備えることができる。
【０００７】
【作用】基地局は通信チャネルの空きチャネルについて
チャネル予約テーブルを設けておき、チャネル切替の予
測される移動局を登録しておく。そして基地局と移動局
との通信品質劣化の検出や強電界チャネルを検出する
と、この予約されたチャネルへチャネル切替を行う。こ
れによりチャネル切替失敗等による通信の強制切断の確
率を減らすことができる。
チャネル予約テーブルを設けておき、チャネル切替の予
測される移動局を登録しておく。そして基地局と移動局
との通信品質劣化の検出や強電界チャネルを検出する
と、この予約されたチャネルへチャネル切替を行う。こ
れによりチャネル切替失敗等による通信の強制切断の確
率を減らすことができる。
【０００８】
【実施例】次に図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。
る。
【０００９】図１は、本発明実施例が適用される移動通
信網の構成を示す。この移動通信網は、それぞれの無線
ゾーン１２1 〜１２3 を形成する基地局１３1 〜１３3
が配置され、この基地局１３1 〜１３3 を制御する制御
局１４を備える。移動局１１はこの基地局１３1 〜１３
3 と通信チャネルを切替えながら通信を行う。
信網の構成を示す。この移動通信網は、それぞれの無線
ゾーン１２1 〜１２3 を形成する基地局１３1 〜１３3
が配置され、この基地局１３1 〜１３3 を制御する制御
局１４を備える。移動局１１はこの基地局１３1 〜１３
3 と通信チャネルを切替えながら通信を行う。
【００１０】図２はこれらの基地局１３が備える通信用
チャネルテーブルを示す。この図２に示す通信用チャネ
ルテーブルで、ｆ1 〜ｆn は通信を行う周波数（チャネ
ル）であり、基地局はｎ個の通信チャネルを持っている
ことになる。チャネルの種類としては、通信中チャネ
ル、予約チャネル、使用不可チャネル、空きチャネルが
ある。予約チャネルは、どの移動局に対する予約である
かを識別する情報をもつ。使用不可チャネルは他の基地
局で通信中あるいは予約中のチャネルである。
チャネルテーブルを示す。この図２に示す通信用チャネ
ルテーブルで、ｆ1 〜ｆn は通信を行う周波数（チャネ
ル）であり、基地局はｎ個の通信チャネルを持っている
ことになる。チャネルの種類としては、通信中チャネ
ル、予約チャネル、使用不可チャネル、空きチャネルが
ある。予約チャネルは、どの移動局に対する予約である
かを識別する情報をもつ。使用不可チャネルは他の基地
局で通信中あるいは予約中のチャネルである。
【００１１】図３は、基地局の持つ予約待ちのテーブル
例を示す。基地局が移動局に対するチャネル予約を行お
うとするときに、図２に示した通信用チャネルテーブル
に空きチャネルがないときは、図３に示すような予約待
ちテーブルに移動局識別番号を登録し、通信用チャネル
テーブルに空きチャネルができるのを待つ。この予約待
ちテーブルは、先に予約待ちテーブルに入力された移動
局から順に予約を行うもので、先入れ先出しのＦＩＦＯ
メモリと同等の機能をもつ。
例を示す。基地局が移動局に対するチャネル予約を行お
うとするときに、図２に示した通信用チャネルテーブル
に空きチャネルがないときは、図３に示すような予約待
ちテーブルに移動局識別番号を登録し、通信用チャネル
テーブルに空きチャネルができるのを待つ。この予約待
ちテーブルは、先に予約待ちテーブルに入力された移動
局から順に予約を行うもので、先入れ先出しのＦＩＦＯ
メモリと同等の機能をもつ。
【００１２】本発明の特徴とするところは、基地局の備
える通信用チャネルテーブルにチャネル予約を行い、通
信品質劣化の検出によってチャネル切替を行う場合はこ
の予約されたチャネルにチャネル切替を行うところにあ
る。
える通信用チャネルテーブルにチャネル予約を行い、通
信品質劣化の検出によってチャネル切替を行う場合はこ
の予約されたチャネルにチャネル切替を行うところにあ
る。
【００１３】図４に基地局における予約手順を示す流れ
図を示して予約登録動作を説明する。まず、基地局が制
御局からのチャネル予約要請を受けると（ステップＳ４
１）、基地局は通信用チャネルテーブルを参照し（ステ
ップＳ４２）、空きチャネルがあればチャネルの予約を
行う（ステップＳ４３）。空きチャネルがない場合は予
約待ちテーブルに移動局識別番号を書き込み、チャネル
が空くのを待つ（ステップＳ４４）。
図を示して予約登録動作を説明する。まず、基地局が制
御局からのチャネル予約要請を受けると（ステップＳ４
１）、基地局は通信用チャネルテーブルを参照し（ステ
ップＳ４２）、空きチャネルがあればチャネルの予約を
行う（ステップＳ４３）。空きチャネルがない場合は予
約待ちテーブルに移動局識別番号を書き込み、チャネル
が空くのを待つ（ステップＳ４４）。
【００１４】次に第一の実施例の動作を通信接続要求が
生じたときの予約動作およびチャネル切替の必要が生じ
たときの動作に分けて説明する。図５は通信接続要求が
生じたときの予約に関する動作を示す流れ図である。こ
の図で基地局１は移動局が発呼し最初に通信を行う基地
局を示し、基地局２、３は基地局１に隣接する基地局で
あり、制御局はこれらの基地局の制御を行うものであ
る。移動局が発呼し（ステップＳ５１）、通信接続要求
が基地局１を介して制御局に伝送される。制御局は基地
局１と移動局間の通信チャネルを割り当てる（ステップ
Ｓ５２）。この割り当てられたチャネルで移動局と基地
局１とは通信を開始する（ステップＳ５３）。次に制御
局はチャネル割当が行われたセルおよびそのセルに隣接
するセルの基地局である基地局１〜３に対してその移動
局用の通信チャネルの予約要請を行う（ステップＳ５
４）。予約要請を受けた各基地局１〜３は予約手続きを
行う（ステップＳ５５）。この予約は、図４に示したよ
うに、通信用チャネルテーブルに空きチャネルがあれば
そこに移動局の識別番号を登録して予約を行い、空きチ
ャネルがない場合は予約待ちテーブルに登録しておき、
空きチャネルが発生しだい通信用チャネルテーブルに予
約を行う。
生じたときの予約動作およびチャネル切替の必要が生じ
たときの動作に分けて説明する。図５は通信接続要求が
生じたときの予約に関する動作を示す流れ図である。こ
の図で基地局１は移動局が発呼し最初に通信を行う基地
局を示し、基地局２、３は基地局１に隣接する基地局で
あり、制御局はこれらの基地局の制御を行うものであ
る。移動局が発呼し（ステップＳ５１）、通信接続要求
が基地局１を介して制御局に伝送される。制御局は基地
局１と移動局間の通信チャネルを割り当てる（ステップ
Ｓ５２）。この割り当てられたチャネルで移動局と基地
局１とは通信を開始する（ステップＳ５３）。次に制御
局はチャネル割当が行われたセルおよびそのセルに隣接
するセルの基地局である基地局１〜３に対してその移動
局用の通信チャネルの予約要請を行う（ステップＳ５
４）。予約要請を受けた各基地局１〜３は予約手続きを
行う（ステップＳ５５）。この予約は、図４に示したよ
うに、通信用チャネルテーブルに空きチャネルがあれば
そこに移動局の識別番号を登録して予約を行い、空きチ
ャネルがない場合は予約待ちテーブルに登録しておき、
空きチャネルが発生しだい通信用チャネルテーブルに予
約を行う。
【００１５】次に通信接続要求が生じたときのチャネル
予約を行う無線セルの関係を図６に示す。この例では、
符号６１は発呼した移動局を示し、符号６２はこの移動
局と通信接続するセルを、符号６３1 〜６３6 はセル６
２に隣接するセルを示す。移動局がセル６２で発呼した
とき、制御局はセル６２およびセル６２に隣接するすべ
てのセル６３1 〜６３6 の基地局に対して予約要請を行
う。予約要請を受けた各基地局１〜３は図４の流れ図に
従ってチャネル予約を行う。
予約を行う無線セルの関係を図６に示す。この例では、
符号６１は発呼した移動局を示し、符号６２はこの移動
局と通信接続するセルを、符号６３1 〜６３6 はセル６
２に隣接するセルを示す。移動局がセル６２で発呼した
とき、制御局はセル６２およびセル６２に隣接するすべ
てのセル６３1 〜６３6 の基地局に対して予約要請を行
う。予約要請を受けた各基地局１〜３は図４の流れ図に
従ってチャネル予約を行う。
【００１６】次にチャネル切替要求が発生したときのチ
ャネル予約に基づくチャネル切替動作を図７の流れ図に
基づいて説明する。この図７において、基地局１はチャ
ネル切替を行う前に移動局と通信を行っている基地局、
基地局２はチャネル切替先の基地局、基地局３はチャネ
ル切替先のセルに隣接しない基地局、基地局４はチャネ
ル切替先のセルに新しく隣接することになるセルの基地
局を示す。移動局と基地局１とが通信中にチャネル切替
要求が発生すると、制御局に対してチャネル切替要求を
送出する（ステップＳ７１）。制御局は受信レベル検出
等によりチャネル切替先のセルを決定し基地局２へ通知
する（ステップＳ７２）。チャネル切替先のセルの基地
局２は、通信用チャネルテーブルを参照し（ステップＳ
７３）、そのセルに移動してくる移動局用の予約チャネ
ルを保有していないときは制御局は他の通信可能なセル
を決定する（ステップＳ７２）。チャネル切替先のセル
がその移動局用の予約チャネルを保有しているときは、
その予約チャネルにチャネル切替を行い、通信を開始す
る（ステップＳ７４）。ここで制御局はチャネル切替を
するセルに隣接しなくなるセルの基地局３に対して予約
の解除要請を送出し（ステップＳ７５）、予約解除要請
を受けた基地局３は予約解除手続きを行う（ステップＳ
７６）。続いて制御局は、チャネル切替先のセルの基地
局２および新しく隣接することになるセルの基地局４に
対して予約要請を送出する（ステップＳ７７）。予約要
請を受けた各基地局は予約手続きを行う（ステップＳ７
８）。
ャネル予約に基づくチャネル切替動作を図７の流れ図に
基づいて説明する。この図７において、基地局１はチャ
ネル切替を行う前に移動局と通信を行っている基地局、
基地局２はチャネル切替先の基地局、基地局３はチャネ
ル切替先のセルに隣接しない基地局、基地局４はチャネ
ル切替先のセルに新しく隣接することになるセルの基地
局を示す。移動局と基地局１とが通信中にチャネル切替
要求が発生すると、制御局に対してチャネル切替要求を
送出する（ステップＳ７１）。制御局は受信レベル検出
等によりチャネル切替先のセルを決定し基地局２へ通知
する（ステップＳ７２）。チャネル切替先のセルの基地
局２は、通信用チャネルテーブルを参照し（ステップＳ
７３）、そのセルに移動してくる移動局用の予約チャネ
ルを保有していないときは制御局は他の通信可能なセル
を決定する（ステップＳ７２）。チャネル切替先のセル
がその移動局用の予約チャネルを保有しているときは、
その予約チャネルにチャネル切替を行い、通信を開始す
る（ステップＳ７４）。ここで制御局はチャネル切替を
するセルに隣接しなくなるセルの基地局３に対して予約
の解除要請を送出し（ステップＳ７５）、予約解除要請
を受けた基地局３は予約解除手続きを行う（ステップＳ
７６）。続いて制御局は、チャネル切替先のセルの基地
局２および新しく隣接することになるセルの基地局４に
対して予約要請を送出する（ステップＳ７７）。予約要
請を受けた各基地局は予約手続きを行う（ステップＳ７
８）。
【００１７】これら予約を解除するセルおよび新しく予
約を行うセルは、チャネル切替が同一セル内で行われる
ときと隣接するセルに対してチャネル切替が行われると
きとで異なってくる。
約を行うセルは、チャネル切替が同一セル内で行われる
ときと隣接するセルに対してチャネル切替が行われると
きとで異なってくる。
【００１８】同一セル内でチャネル切替を行うときのチ
ャネル予約を行うセルを図８の例で示す。この図８で符
号８１は移動局であり、符号８２はセルである。移動局
８１はセル８２で同一セル内チャネル切替を行う。同一
セル内でチャネル切替を行うときは、通信を行うセルに
隣接するセルはチャネル切替前後で変わらないため、チ
ャネル切替を行ったセルのみでチャネル予約を行えばよ
い。またチャネル予約を取り消す必要もない。
ャネル予約を行うセルを図８の例で示す。この図８で符
号８１は移動局であり、符号８２はセルである。移動局
８１はセル８２で同一セル内チャネル切替を行う。同一
セル内でチャネル切替を行うときは、通信を行うセルに
隣接するセルはチャネル切替前後で変わらないため、チ
ャネル切替を行ったセルのみでチャネル予約を行えばよ
い。またチャネル予約を取り消す必要もない。
【００１９】隣接するセルにチャネル切替を行うときの
チャネル予約を行うセルおよび予約取消を行うセルの関
係を図９の例で説明する。この図９で符号９１は移動局
であり、符号９２、９３、９４1 〜９４3 、９５1 〜９
５3 はそれぞれセルを示す。セル９２は現在通信中でチ
ャネル切替を行うセル、セル９３はチャネル切替先のセ
ルであって、移動局はセル９２からセル９３へチャネル
切替を行う。チャネル切替後、セル９５1〜９５3 は移
動先のセル９３に隣接しなくなるので、セル９５1 〜９
５3 の基地局は、通信用チャネルテーブルを参照して、
この移動局用の予約チャネルがあれば、そのチャネルを
空きチャネルとする。通信用チャネルテーブルに予約チ
ャネルがなければ、予約待ちテーブルを参照して、この
移動局の識別番号を消去する。また、チャネル切替先の
セル９３およびセル９３に新たに隣接することになった
セル９４1 〜９４3 の基地局に予約要請を行う。
チャネル予約を行うセルおよび予約取消を行うセルの関
係を図９の例で説明する。この図９で符号９１は移動局
であり、符号９２、９３、９４1 〜９４3 、９５1 〜９
５3 はそれぞれセルを示す。セル９２は現在通信中でチ
ャネル切替を行うセル、セル９３はチャネル切替先のセ
ルであって、移動局はセル９２からセル９３へチャネル
切替を行う。チャネル切替後、セル９５1〜９５3 は移
動先のセル９３に隣接しなくなるので、セル９５1 〜９
５3 の基地局は、通信用チャネルテーブルを参照して、
この移動局用の予約チャネルがあれば、そのチャネルを
空きチャネルとする。通信用チャネルテーブルに予約チ
ャネルがなければ、予約待ちテーブルを参照して、この
移動局の識別番号を消去する。また、チャネル切替先の
セル９３およびセル９３に新たに隣接することになった
セル９４1 〜９４3 の基地局に予約要請を行う。
【００２０】上記第一の実施例は、移動局の存在するセ
ルおよびそのセルに隣接する全てのセルに対してチャネ
ル予約を行うものであるが、移動局の移動方向を検出
し、移動する可能性の高いセルのみチャネル予約を行う
方法がある。また、上述の第一の実施例では、予約動作
に入るのは、通信接続要求が発生しチャネル割当を行っ
た時点またはチャネル切替を行った時点であるが、ある
程度通信品質が劣化した時点で予約動作に入る方法があ
る。これらの方法は上述の第一の実施例に比べて周波数
利用効率の点で優れている。これらの方法はそれぞれ独
立なものであるが、この二つの方法を取り入れた実施例
を第二の実施例として説明する。
ルおよびそのセルに隣接する全てのセルに対してチャネ
ル予約を行うものであるが、移動局の移動方向を検出
し、移動する可能性の高いセルのみチャネル予約を行う
方法がある。また、上述の第一の実施例では、予約動作
に入るのは、通信接続要求が発生しチャネル割当を行っ
た時点またはチャネル切替を行った時点であるが、ある
程度通信品質が劣化した時点で予約動作に入る方法があ
る。これらの方法は上述の第一の実施例に比べて周波数
利用効率の点で優れている。これらの方法はそれぞれ独
立なものであるが、この二つの方法を取り入れた実施例
を第二の実施例として説明する。
【００２１】基地局におけるチャネル予約の手順は第一
の実施例と同じである。図１０はこの第二の実施例を説
明するためのセルを説明する図である。符号１０１は移
動局、符号１０２は移動局が在圏するセル、１０３1 〜
１０３2 は移動局が移る可能性が高くチャネル予約を行
うセルを示す。
の実施例と同じである。図１０はこの第二の実施例を説
明するためのセルを説明する図である。符号１０１は移
動局、符号１０２は移動局が在圏するセル、１０３1 〜
１０３2 は移動局が移る可能性が高くチャネル予約を行
うセルを示す。
【００２２】図１１にチャネル予約に関する動作を示す
流れ図を示してチャネル予約動作を説明する。移動局１
０１はセル１０２内におり、移動局１０１とセル１０２
の基地局間の通信品質は常に監視されている。通信品質
があるレベルより低くなったら（ステップＳ１１１）、
制御局は移動局１０１が移る可能性の高いセルを２つ選
択し（図１０の例ではセル１０３1 とセル１０３2）、
それらのセルの基地局に対して予約要請を送出する（ス
テップＳ１１２、Ｓ１１３）。この移動局の移動先のセ
ルを予測する方法については、例えば出願人が特願平１
−１８１３２８で開示した周辺基地局の位置関係と受信
レベル変動から移動局の進行方向を予測する方法などを
用いる。
流れ図を示してチャネル予約動作を説明する。移動局１
０１はセル１０２内におり、移動局１０１とセル１０２
の基地局間の通信品質は常に監視されている。通信品質
があるレベルより低くなったら（ステップＳ１１１）、
制御局は移動局１０１が移る可能性の高いセルを２つ選
択し（図１０の例ではセル１０３1 とセル１０３2）、
それらのセルの基地局に対して予約要請を送出する（ス
テップＳ１１２、Ｓ１１３）。この移動局の移動先のセ
ルを予測する方法については、例えば出願人が特願平１
−１８１３２８で開示した周辺基地局の位置関係と受信
レベル変動から移動局の進行方向を予測する方法などを
用いる。
【００２３】次にチャネル切替が行われるときの動作に
ついて図１２の流れ図を参照して説明する。チャネル切
替要求が発生すると（ステップＳ１２１）、チャネル切
替先のセルが決定される（ステップＳ１２２）。チャネ
ル切替先のセルの基地局は、通信チャネルテーブルを参
照し（ステップＳ１２３）、そのセルに移動してくる移
動局１０１の予約チャネルを保有していないときは（セ
ル１０３1 〜１０３2 以外のセルにチャネル切替を行う
場合）は、通常のチャネル切替制御を行う（ステップＳ
１２４）。チャネル切替先のセルがその移動局用の予約
チャネルを保有しているとき（セル１０３1 〜セル１０
３2 にチャネル切替をする場合）は、その予約チャネル
にチャネル切替を行う（ステップＳ１２５）。チャネル
切替を行った後は、移動局１０１用のすべての予約チャ
ネルを開放する（ステップＳ１２６）。
ついて図１２の流れ図を参照して説明する。チャネル切
替要求が発生すると（ステップＳ１２１）、チャネル切
替先のセルが決定される（ステップＳ１２２）。チャネ
ル切替先のセルの基地局は、通信チャネルテーブルを参
照し（ステップＳ１２３）、そのセルに移動してくる移
動局１０１の予約チャネルを保有していないときは（セ
ル１０３1 〜１０３2 以外のセルにチャネル切替を行う
場合）は、通常のチャネル切替制御を行う（ステップＳ
１２４）。チャネル切替先のセルがその移動局用の予約
チャネルを保有しているとき（セル１０３1 〜セル１０
３2 にチャネル切替をする場合）は、その予約チャネル
にチャネル切替を行う（ステップＳ１２５）。チャネル
切替を行った後は、移動局１０１用のすべての予約チャ
ネルを開放する（ステップＳ１２６）。
【００２４】以上説明した第一の実施例および第二の実
施例において、すべての移動局に対してチャネルの予約
を行うと、基地局の通信チャネルのうち、予約チャネル
の占める割合が大きくなり、周波数利用効率が悪化す
る。このため、移動局にランク付けを行い、特定の移動
局に対してのみ実施例に示した予約動作を行うことがよ
い。また、一つの予約チャネルを複数の移動局で共有し
て使用する方法などを用いることにより本発明はさらに
有効なものとなる。
施例において、すべての移動局に対してチャネルの予約
を行うと、基地局の通信チャネルのうち、予約チャネル
の占める割合が大きくなり、周波数利用効率が悪化す
る。このため、移動局にランク付けを行い、特定の移動
局に対してのみ実施例に示した予約動作を行うことがよ
い。また、一つの予約チャネルを複数の移動局で共有し
て使用する方法などを用いることにより本発明はさらに
有効なものとなる。
【００２５】なお、上記実施例ではチャネル予約要請は
制御局で行うものとして説明したが通信中の基地局で移
動局の移動先のセルを予測して当該基地局から制御局を
介して移動先と予測されたセルの基地局にチャネル予約
要請を行うものとすることもできる。
制御局で行うものとして説明したが通信中の基地局で移
動局の移動先のセルを予測して当該基地局から制御局を
介して移動先と予測されたセルの基地局にチャネル予約
要請を行うものとすることもできる。
【００２６】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によればチ
ャネル切替動作の実施を行う前にチャネル切替が予想さ
れるセルにおいてチャネルをあらかじめ予約しておくこ
とにより、チャネル切替時の通信の強制切断を減少させ
ることができ、サービスの向上をはかることができる。
また特定の移動局に対して本発明を適用すれば、その移
動局がチャネル切替をするときの通信の強制切断をほと
んど無くすることができる。特にマイクロセル方式の移
動通信では、チャネル切替回数が増加しまたレベル変動
が急激であるためこのようなチャネル予約方式は大きな
サービス向上をもたらすものである。
ャネル切替動作の実施を行う前にチャネル切替が予想さ
れるセルにおいてチャネルをあらかじめ予約しておくこ
とにより、チャネル切替時の通信の強制切断を減少させ
ることができ、サービスの向上をはかることができる。
また特定の移動局に対して本発明を適用すれば、その移
動局がチャネル切替をするときの通信の強制切断をほと
んど無くすることができる。特にマイクロセル方式の移
動通信では、チャネル切替回数が増加しまたレベル変動
が急激であるためこのようなチャネル予約方式は大きな
サービス向上をもたらすものである。
【図１】本発明が実施される移動通信網の構成例を示す
図。
図。
【図２】基地局の通信用チャネルテーブル例を示す図。
【図３】基地局の予約待ちテーブル例を示す図。
【図４】基地局における予約手順を示す流れ図。
【図５】第一の実施例の通信接続要求が生じたときの予
約に関する動作を説明する図。
約に関する動作を説明する図。
【図６】第一の実施例の移動局が通信接続要求したとき
のチャネル予約を説明する図。
のチャネル予約を説明する図。
【図７】第一の実施例のチャネル切替要求が発生したと
きの予約に関する動作を説明する図。
きの予約に関する動作を説明する図。
【図８】第一の実施例の同一セル内でチャネル切替を行
うときのチャネル予約を説明する図。
うときのチャネル予約を説明する図。
【図９】第一の実施例の別のセルにチャネル切替を行う
ときのチャネル予約を説明する図。
ときのチャネル予約を説明する図。
【図１０】第二の実施例を説明するための図。
【図１１】第二の実施例の予約に関する動作を示す流れ
図。
図。
【図１２】第二の実施例のチャネル切替が行われるとき
の動作を示す流れ図。
の動作を示す流れ図。
１１、６１、８１、９１、１０１ 移動局 ２1 〜２3 、６２、６３1 〜６３6 、８２、９２、９
３、９４1 〜９４3 、９５1 〜９５3 、１０２、１０３
1 〜１０３2 セル １３1 〜１３3 基地局 １４ 制御局 ｆ1 〜ｆn 通信を行う周波数
３、９４1 〜９４3 、９５1 〜９５3 、１０２、１０３
1 〜１０３2 セル １３1 〜１３3 基地局 １４ 制御局 ｆ1 〜ｆn 通信を行う周波数
Claims (2)
- 【請求項１】 サービスエリアに複数の基地局が配置さ
れ、この基地局はゾーン内の移動局と複数の無線チャネ
ルで通信を行う移動通信方式であり、 上記基地局は上記移動局との間のチャネル切替制御を行
う手段を備えた移動通信方式において、 上記基地局は、 通信用チャネルの空きチャネルについてチャネル切替の
予約を行う手段と、 その予約されたチャネルへチャネル切替制御を行う手段
とを備えたことを特徴とする移動通信のチャネル切替制
御方式。 - 【請求項２】 基地局または複数の基地局を制御する制
御局は、チャネル切替が予想されるセルを予測する手段
と、この予測したセルの基地局へチャネル予約要請を行
う手段とを備える請求項１記載の移動通信のチャネル切
替制御方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3246055A JPH0591555A (ja) | 1991-09-25 | 1991-09-25 | 移動通信のチヤネル切替制御方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3246055A JPH0591555A (ja) | 1991-09-25 | 1991-09-25 | 移動通信のチヤネル切替制御方式 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0591555A true JPH0591555A (ja) | 1993-04-09 |
Family
ID=17142795
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3246055A Pending JPH0591555A (ja) | 1991-09-25 | 1991-09-25 | 移動通信のチヤネル切替制御方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0591555A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ES2152877A1 (es) * | 1999-02-03 | 2001-02-01 | Univ Catalunya Politecnica | Mecanismo de reserva variable de radiocanales para los sistemas de comunicaciones moviles gsm |
| JP2007215238A (ja) * | 2007-05-07 | 2007-08-23 | Ntt Docomo Inc | 通信網におけるリソース予約システム、リソース予約方法及びリソース予約装置 |
| CN100456850C (zh) * | 2006-05-16 | 2009-01-28 | 华为技术有限公司 | 一种无线通讯中的数据传输容错方法 |
| JP2012527203A (ja) * | 2009-06-12 | 2012-11-01 | ゼットティーイー コーポレーション | 切替過程におけるキーの生成方法及システム |
-
1991
- 1991-09-25 JP JP3246055A patent/JPH0591555A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ES2152877A1 (es) * | 1999-02-03 | 2001-02-01 | Univ Catalunya Politecnica | Mecanismo de reserva variable de radiocanales para los sistemas de comunicaciones moviles gsm |
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| JP4674222B2 (ja) * | 2007-05-07 | 2011-04-20 | 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ | 通信網におけるリソース予約システム、リソース予約方法及びリソース予約装置 |
| JP2012527203A (ja) * | 2009-06-12 | 2012-11-01 | ゼットティーイー コーポレーション | 切替過程におけるキーの生成方法及システム |
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