JPH0591180A - 通信支援システム - Google Patents

通信支援システム

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Publication number
JPH0591180A
JPH0591180A JP3249199A JP24919991A JPH0591180A JP H0591180 A JPH0591180 A JP H0591180A JP 3249199 A JP3249199 A JP 3249199A JP 24919991 A JP24919991 A JP 24919991A JP H0591180 A JPH0591180 A JP H0591180A
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JP
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data
function
reception
sender
communication
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JP3249199A
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English (en)
Inventor
Nobumasa Nakahira
宣政 中平
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ISDNによる通信時の受信データを保存し
て、後の発信処理等に有効に利用し得るようにする。 【構成】 ISDNを介した通信時の受信記録データと
して受信日時や送信者電話番号などのデータを外部記憶
装置に保存する機能3aと、外部記憶装置に保存されて
いる受信記録データを表示装置上に一覧表示する機能3
bと、一覧表示した受信記録データ上の指定した相手先
に発信処理を行う機能3cとを備えて、受信記録データ
の内容確認を容易にすると同時に、受信記録データの有
効利用を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ISDN(Integrated
Services Digital Network)に接続された通信装置に
おいて、ISDNを介した通信時の受信記録を有効利用
するために新規に開発された通信支援システムに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年の情報化時代においては、情報伝達
に不可欠な通信手段の開発がめざましい。
【0003】通信網としてアナログ回線(公衆網)を利
用する従来の電話機においても、受信者(被呼者)が留
守の場合でも受信記録を残せるように留守録音機能を備
えるなど、利便性を向上させた機種が多く普及するよう
になってきた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の電話機
における留守録音機能は、ICメモリや磁気記録媒体
(磁気テープなど)を利用する録音装置を電話機内に装
備しておいて、該録音装置に送信者(発呼者)の音声に
よるメッセージを記録するようにしたものであり、記録
した内容を確認するには記録した一連の音声データを再
生しなければならず、記録された内容の確認に手間がか
かるという問題があった。
【0005】また、録音装置に記録されたメッセージ中
に送信者の電話番号データが含まれていたとしても、メ
ッセージ中のデータは単に内容の確認にしか利用するこ
とができず、メッセージを残した相手に電話をかける場
合には、利用者自身が新たにダイヤル入力操作をする必
要があり、せっかく記録したデータが有効に再利用でき
ないという問題もあった。
【0006】そこで、従来の通信装置におけるこのよう
な問題を解決すること、即ち、受信記録を保存すると同
時に、その内容の確認が容易にでき、かつ、保存した受
信記録を有効に再利用可能にすることが、今後の課題と
されていた。
【0007】本発明は前記事情に鑑みてなされたもの
で、ISDNを利用する通信装置において、ISDNに
よる通信時の受信データを受信記録データとして保存
し、その受信記録データを後に実行される発信処理等に
有効に利用することのできる通信支援システムを提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の通信支
援システムは、ISDNに接続された通信装置におい
て、ISDNを介した通信時の受信記録を有効利用する
ものである。具体的には、ISDNを介した通信時の受
信記録データとして受信日時や送信者電話番号などのデ
ータを外部記憶装置に保存する受信記録保存機能と、外
部記憶装置に保存されている受信記録データを表示装置
上に一覧表示する一覧表示機能と、発信処理機能とを備
えた構成をなす。
【0009】ただし、前記発信処理機能は、前記一覧表
示機能によって一覧表示されている受信記録データ中の
任意の送信者を選択することを許容し、選択された送信
者に対して発呼処理を実行するものである。
【0010】請求項2に記載の通信支援システムは、請
求項1のシステムを改善したもので、前記受信記録保存
機能によって保存する受信記録データには、前述の受信
日時や送信者電話番号などのデータの他に、受信者側の
応答の有無を示す応答有無データが各送信者毎に記述さ
れることを特徴とする。
【0011】請求項3に記載の通信支援システムは、I
SDNに接続された通信装置において、ISDNを介し
た通信時の受信記録を有効利用するための通信支援シス
テムであって、前述の受信記録保存機能や一覧表示機能
の他に、電話帳ファイル作成機能を備える。
【0012】ただし、電話帳ファイル作成機能は、所定
の記憶装置上に発信相手の電話番号を管理する電話帳フ
ァイルがあるか否かを判断し、電話帳ファイルが既に有
る場合にはその既存の電話帳ファイルに記述の発信相手
と受信記録データ中の送信者とを比較して前記電話帳フ
ァイルに未登録の送信者のみを前記電話帳ファイルに追
加登録し、一方、既存の電話帳ファイルがない場合には
前記受信記録データ中の送信者を発信相手として登録し
た電話帳ファイルを新規に作成するものである。
【0013】請求項4に記載の通信支援システムは、I
SDNに接続された通信装置において、ISDNを介し
た通信時の受信記録を有効利用するための通信支援シス
テムであって、前述の受信記録保存機能や一覧表示機能
の他に、データ編集機能を備える。
【0014】ただし、データ編集機能は、前記外部記憶
装置に保存されている受信記録データに対して、一部の
データの削除・追加・変更・ソート等の編集処理を実行
するものである。
【0015】
【作用】請求項1に記載の通信支援システムでは、IS
DNをよる通信時の受信データを受信記録データとして
外部記憶装置に保存でき、しかも表示装置に一覧表示す
ることができるため、受信データの内容確認が容易にな
る。しかも、外部記憶装置に保存した受信記録データを
使って発信処理することもできるため、例えば、利用者
の留守中に電話をかけてきた相手に電話をかけ直すよう
な場合でも、利用者は相手の電話番号を入力する手間が
かからず、受信記録データを後の通信時の処理に有効に
利用して、利用者の操作等の負担を軽減することができ
る。
【0016】また、請求項3に記載の通信支援システム
では、外部記憶装置に保存した受信記録データから電話
帳ファイルを作成することができるため、通信先の管理
等が容易なる。
【0017】また、請求項4に記載の通信支援システム
では、外部記憶装置に保存した受信記録データに対して
データの追加や削除等の編集処理することができるた
め、単に受信記録として利用するだけでなく、電話帳以
外のデータベースとしても有効に利用し得るようにな
る。
【0018】
【実施例】以下、本発明に係る通信支援システムの一実
施例を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の一実
施例の通信支援システムのブロック図である。この通信
支援システムは、ハードウェア的には、図1に示すよう
に、通信用インターフェース部1を介して前記ISDN
(ISDN回線)2a,2bに接続された中央処理装置
(以下、CPUと呼ぶ)3と、該CPU3の管理するメ
インメモリ4と、前記CPU3に対して命令やデータを
入力する入力手段としてのキーボード5aやマウス5b
と、前記CPU3に接続された外部記憶装置6と、前記
CPU3に接続されたCRTなどの表示装置7とで構成
されている。
【0019】前記通信用インターフェース部1は、IS
DN一次群インターフェース1aとISDN基本インタ
ーフェース1bとを内蔵している。前記CPU3は、詳
細は後述するが、概略的には、ISDNレイヤ3におけ
る通信網(ISDN回線)からのメッセージなどの受信
情報を、前記通信用インターフェース部1を介して入手
して、受信記録データとして保存すると同時に、受信記
録データを発信処理等に利用し得るように処理して管理
するものである。
【0020】以下、前記CPU3に装備された各種機能
について詳述する。このCPU3は、受信記録保存機能
3aと、一覧表示機能3bと、発信処理機能3cと、電
話帳ファイル作成機能3dと、データ編集機能3eとを
具備している。
【0021】ここに、受信記録保存機能3aは、ISD
N2a,2bを介した通信時の受信記録データとして、
図2に示すように、受信日時S41、送信者電話番号S
42、受信者側の応答の有無を示す応答有無データS4
3、付加情報S44などの各データを外部記憶装置6に
保存するものである。
【0022】図2に示した例では、受信日時S41は、
西暦年号(下二桁)、月、日、時、分を各二桁の数字で
示している。また、送信者電話番号S42は、市外局番
を含めた電話番号を一連の数字列として表したものであ
る。応答有無データS43は、0(ゼロ)が応答、1が
未応答の場合を示す。付加情報S44は送信者に関する
情報で、例えば、氏名やメモなどが記述される。
【0023】前記送信者電話番号S42は、ISDNレ
イヤ3における呼設定メッセージ(SETUP)などか
ら抽出されて記述される。また、付加情報S44に記述
されるデータは、ISDNレイヤ3における呼設定メッ
セージ(SETUP)や切断メッセージ(DISC)に
付随するユーザ・ユーザ情報などから抽出されるもの
と、前記データ編集機能3eを利用して受信者側が入力
するものとがある。
【0024】図3は、前記受信記録保存機能3aによっ
て受信記録データを外部記憶装置6に保存する受信記録
保存処理を示したものである。
【0025】まず、前記通信用インターフェース部1を
介して受信したISDN情報(呼設定メッセージなど)
を取り出し(ステップS31)、取り出したISDN情
報から保存すべき情報(送信者電話番号や、送信者側か
らのユーザ・ユーザ情報の内容、送信者氏名など)を抽
出して外部記憶装置6に書き込む(ステップS32)。
【0026】次いで、受信した旨を利用者(受信者)に
通知する(ステップS33)。利用者に通知する手段
は、例えば、利用している通信装置(ISDN端末)が
電話等の場合にはベルをならす等が一般的であるが、合
成音声を利用するようにしてもよく、また聴覚的な手段
に限らず、警告ランプや表示装置7などの視覚的な手段
を利用するようにしても良い。
【0027】次いで、受信した旨の通知してから一定時
間内に受信者側が応答したか否かを検出し(ステップS
34)、応答があった場合には応答の通信が終了するの
を待って応答有りを示す応答有無データ(即ち、0)を
書き込み、また、応答がない場合には直ちに応答無しを
示す応答有無データ(即ち、1)を書き込んで一連の受
信記録保存処理を終了する(ステップS35、S3
6)。
【0028】前記一覧表示機能3bは、外部記憶装置6
に保存されている受信記録データ(即ち、前記受信記録
保存機能3aによって作成されたデータ)を表示装置7
上に一覧表示するものである。この一覧表示機能3bに
よって受信記録データを一覧表示した状態では、前記発
信処理機能3c、電話帳ファイル作成機能3d、データ
編集機能3eなどの各機能を選択的に実行することがで
き、また、当該システムにおける処理の終了を選択する
こともできる。
【0029】図4は、一覧表示機能3bによって表示装
置7に受信記録データを一覧表示したときの、表示画面
の構成を示したものである。画面の最上部には、前述の
各機能3c,3d,3eを選択するためのフィールドS
201,S202,S203と、処理の終了を選択する
ためのフィールドS204とが設定され、また、これら
のフィールドの下には、受信記録データが表示される。
表示装置7上に表示される受信記録データの内、S21
は外部記憶装置6に保存した受信日時データS41に対
応する日時、S22は外部記憶装置6に保存した電話番
号データS42に対応する送信者の電話番号、S23は
外部記憶装置6に保存した応答有無データS43に対応
する応答の有無、S24は外部記憶装置6に保存した付
加情報データS44に対応する付加情報である。
【0030】応答有無データは、一覧表示機能3bによ
る表示では、応答有りが○、応答無しが×で示されてい
る。
【0031】図5は、前記一覧表示機能3bによって外
部記憶装置6に保存されている受信記録データを一覧表
示し、さらにCPU3に装備された処理機能(発信処理
機能3cや、電話帳ファイル作成機能3dや、データ編
集機能3eや処理の終了)を実行するときのCPU3に
おける処理手順を示したものである。
【0032】まず、キーボード5aあるいはマウス5b
などの入力手段によって前記一覧表示機能3bの起動を
指示すると外部記憶装置6に保存されている受信記録デ
ータの読み出しがなされ(ステップS11)、図4に示
した如く、読み出したデータと以後に選択可能な機能が
表示装置7に一覧表示される(ステップS12)。
【0033】この一覧表示画面上では、表示している処
理機能(発信処理機能3cや、電話帳ファイル作成機能
3dや、データ編集機能3eや処理の終了)の内、所望
の機能の上にカーソルをあわせるなどして、所望の機能
を指定することによって、指定した機能を起動すること
ができる。
【0034】カーソルによる処理機能の指定は、この一
実施例では、マウス5bを使って行うこととしており、
例えば、表示画面上の「電話帳作成」を選択すれば電話
帳ファイル作成機能3dが起動し(ステップS13)、
「発信」を選択すれば発信処理機能3cが起動し(ステ
ップS14)、「データ編集」を選択すればデータ編集
機能3eが起動し(ステップS15)、「終了」を選択
すれば、そのとき表示画面上に表示しているデータの保
存あるいは廃棄を利用者の指示にしたがって実行した上
で、図5に示した一連の処理を終了する(ステップS1
6)。
【0035】前記発信処理機能3cは、前記一覧表示機
能3bによって一覧表示されている受信記録データ中の
任意の送信者を選択することを許容し、選択された送信
者に対して発呼処理を実行するものである。
【0036】図6は、一覧表示画面から発信処理機能3
cを起動した時の、該発信処理機能3cによる発信処理
の手順を示したものである。まず、発信先となる送信者
をマウス5bあるいはキーボード5aによる操作で選択
指定し(ステップS51)、次いで、一覧表示している
受信記録データ上の電話番号データで発呼処理する旨を
CPU3に指示し(ステップS52)、次いでステップ
S51で指定された発信先に対する発呼処理を実行する
(ステップS53)。
【0037】前記ステップS52の指示は、この一実施
例の場合は入力手段5a,5b等の操作によって行う
が、例えば、発信処理機能3cが起動されると自動的に
ステップS52の処理を実行させてしまうことも可能で
あり、そのような場合には、当該ステップS52は省く
こともできる。
【0038】前記電話帳ファイル作成機能3dは、所定
の記憶装置6上に発信相手の電話番号を管理する電話帳
ファイルがあるか否かを判断し、電話帳ファイルが既に
有る場合にはその既存の電話帳ファイルに記述の発信相
手と受信記録データ中の送信者とを比較して前記電話帳
ファイルに未登録の送信者のみを前記電話帳ファイルに
追加登録し、一方、既存の電話帳ファイルがない場合に
は前記受信記録データ中の送信者を発信相手として登録
した電話帳ファイルを新規に作成するものである。
【0039】図7は、一覧表示画面から電話帳ファイル
作成機能3dを起動した時の、該電話帳ファイル作成機
能3dによる電話帳作成処理の手順を示したものであ
る。まず、一覧表示画面から、「電話帳作成」を選択し
て電話帳ファイル作成機能3dを起動すると(ステップ
S61)、既存の電話帳ファイルが有るか否かの判断が
なされ(ステップS62)、既存の電話帳ファイルが無
い時にはステップS63に進み、既存の電話帳ファイル
が有る時にはステップS64に進む。
【0040】ステップS63では、一覧表示中の受信記
録データ中の送信者を発信相手として登録した電話帳フ
ァイルを新規に作成して、処理を終了する。ステップS
64からステップ67までの一連の処理は、既存の電話
帳ファイルに記述の発信相手と一覧表示している受信記
録データ中の送信者とを比較して前記電話帳ファイルに
未登録の送信者のみを前記電話帳ファイルに追加登録す
るものである。
【0041】ステップS64では、既存の電話帳ファイ
ルのデータを読み込む。次のステップS65,S66で
は、一覧表示中の受信記録データと読み込んだ電話帳フ
ァイルのデータとを照合し、一覧表示している受信記録
データ中に電話帳ファイルに未登録の送信者が有るか否
かを判断する。ステップS66の判断で、受信記録デー
タ中の送信者の全てが登録済みの場合には直ちに電話帳
作成処理を終了するが、未登録の送信者が受信記録デー
タ中に存在している場合には、その未登録の送信者に関
する電話番号などの情報を既存の電話帳ファイルに追加
登録する(ステップS67)。ステップS67における
処理は、未登録の送信者を全て登録し終ることによって
終了し、ステップS67の処理が終了すると、一連の電
話帳作成処理を終了する。
【0042】なお、前記ステップS67における追加登
録処理の際には、電話帳データとして必要なデータ(例
えば、住所や名前等)を入力処理することも可能にされ
ている。
【0043】前記データ編集機能3eは、前記外部記憶
装置に保存されている受信記録データに対して、一部の
データの削除・追加・変更・ソート・自動削除等の編集
処理を実行するものである。該データ編集機能3eで
は、動作モードを自動モードあるいは手動モードに選択
設定することができる。自動モードとは予め定めた条件
に基づいてデータの削除処理を自動的に実行するモード
であり、手動モードとはデータの削除や追加などの編集
処理を利用者がキーボード等の入力手段からその都度入
力指示することによって実行するモードである。
【0044】図8は、一覧表示画面からデータ編集機能
3eを起動した時の、該データ編集機能3eによるデー
タ編集処理の手順を示したものである。
【0045】まず、受信記録データの一覧表示画面上で
「データ編集」を指示してデータ編集機能3eを起動す
る(ステップS71)。すると、動作モードを設定する
ウィンドウが一覧表示画面の一部に表示されるため、そ
のウィンドウ上で、前述の手動モードあるいは自動モー
ドを設定する(ステップS72)。動作モードの設定を
行うと、設定したモードの判断がなされ(ステップS7
3)、自動モードが設定されている場合には、ステップ
S74に進み、自動モードで所定の処理を実行させるに
必要な条件の設定を行う。
【0046】この一実施例の場合、自動モードでは、受
信記録保存機能3aによって外部記憶装置6に保存され
る受信記録データ(ファイル)内の登録件数が一定数以
下となるように、受信記録データに登録されているデー
タの削除を自動実行する。そのために、前記ステップS
74では、削除実行時期、削除条件、登録最大件数など
の設定を行う。削除実行時期とは、自動モードでデータ
の削除を実施する時期を設定するもので、例えば、後述
する登録最大件数を超えた時、あるいは図7に示した一
連の編集処理の終了時、などを指定することができる。
また、削除条件としては、応答済みのデータ、あるいは
古いもの順などの条件を指定することができ、また、登
録最大件数には、受信記録データとして残す最大件数を
指定する。
【0047】ステップS74における処理が終了すれ
ば、一応データ編集処理は終了し、後は、前記ステップ
S74で設定した条件に従って、逐次、自動モードによ
るデータ削除処理が実行される。なお、自動モードによ
るデータ削除処理は、データ編集機能3eの動作モード
が手動モードに設定されるまでは、有効に働く。
【0048】図9は、前記自動モードによる処理手順を
示したものである。まず、前記ステップ72で設定した
動作モード、前記ステップ74で設定された各種条件、
処理対象の受信記録データなどを読み込む(ステップS
81)。次いで、ステップS81で読み込んだデータに
基づいて、まずデータ編集処理の動作モードが自動モー
ドのままであるか否かを判断し(ステップS82)、手
動モードに変更されている場合には、終了処理を実行し
て(ステップS83)、自動モードによる処理を終了す
る。ステップS83における終了処理では、受信記録デ
ータに削除等の変更があった場合には、その変更した状
態に受信記録データを更新する。
【0049】一方、前記ステップS82において動作モ
ードが自動モードのままであると判断された場合には、
先にステップ74で設定された条件に該当して削除可能
なデータが有るか否かを判断し(ステップS84)、削
除可能なデータが存在する場合には、そのデータを削除
した状態に外部記憶装置6に保存している受信記録デー
タを書き換えして(ステップS85)、前記ステップS
81に戻る。
【0050】前記ステップS84で、削除可能なデータ
が無いと判断された場合には、ステップS86に進んで
受信記録データの登録件数が前記ステップS74で設定
した最大件数を超えたか否かを判断し(ステップS8
6)、超えた場合には、受信記録データ中の最も古い受
信記録を削除し(ステップS87)、ステップS81に
戻る。
【0051】次に、前述の図8に戻り、手動モードによ
るデータ編集処理について説明する。前記ステップS7
2で手動モードを設定した場合には、ステップS73か
らステップS75に進む。このステップS75では、表
示装置7における表示内容を、図10に示すように、変
更する。
【0052】即ち、手動モードで編集する場合には、図
10に示すように、画面の上部には、各種の編集機能を
選択するフィールド(ウィンドウ)が表示され、その下
に編集対象の受信記録データが一覧表示される。画面の
上部に表示される機能は、この一実施例では、「追加・
変更」、「削除」、「ソート」、「終了」などである。
前記「追加・変更」を選択した場合には、一覧表示して
いる受信記録データに新たなデータを追加したり変更を
加えることが可能になり、追加・変更の処理が済むと再
び前記ステップS75に戻る(ステップS76)。また
「削除」を選択した場合には、一覧表示している受信記
録データから任意のデータを削除することが可能にな
り、削除の処理が済むと再び前記ステップS75に戻る
(ステップS77)。また「ソート」を選択した場合に
は、一覧表示している受信記録データを指定するソート
条件(受信日時、電話番号、応答の有無など、受信記録
データに含まれる種々のデータをソートの条件とするこ
とができる)に従って並び換えることが可能になり、ソ
ートの処理が済むと再び前記ステップS75に戻る(ス
テップS78)。「終了」を選択した場合には、外部記
憶装置6に保存されている受信記録データをそれまでに
編集した内容に更新して一連のデータ編集処理を終了す
る(ステップS79)。
【0053】以上の如き通信支援システムでは、ISD
Nによる通信時の受信データを受信記録データとして外
部記憶装置6に保存でき、しかも表示装置7に一覧表示
することができるため、受信データの内容確認が容易に
なる。しかも、外部記憶装置6に保存した受信記録デー
タを使って発信処理することもできるため、例えば、利
用者の留守中に電話をかけてきた相手に電話をかけ直す
ような場合でも、利用者は相手の電話番号を入力する手
間がかからない。
【0054】また、外部記憶装置6に保存した受信記録
データのデータは、電話帳ファイルに加工できるため、
通信先の管理等が容易なり、さらに、外部記憶装置6に
保存した受信記録データは、データの追加や削除等の編
集処理することができるため、単に受信記録として利用
するだけでなく、電話帳以外のデータベースとしても有
効に利用し得るようになった。
【0055】なお、一実施例の通信支援システムは、図
1のハードウェア構成からも明らかなように、いわゆる
ISDN端末として必要な構成を装備したものである
が、前記通信用インターフェース部1などは既存のIS
DN対応の通信装置(ISDN電話機やISDN対応の
ディジタル交換機システムなど)に装備されるISDN
用インターフェース部を利用することとし、既存のIS
DN対応の通信装置に図1におけるCPU3、メインメ
モリ4、キーボード5a、マウス5b、外部記憶装置
6、表示装置7を付加する形態としてもよい。
【0056】また、一実施例では、前記CPU3の処理
機能として、必要最小限のものだけを説明したが、例え
ば、前記CPU3では画像データや音声データや文書デ
ータの処理も可能にして、当該通信支援システムが、ワ
ークステーションにISDN一次群インターフェース
(あるいはISDN基本インターフェース)を結合させ
たISDN対応マルチメディアシステムとしても活用し
得るようにしてもよい。
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1に記載の通信支援システムでは、ISDNをよる通信
時の受信データを受信記録データとして外部記憶装置に
保存でき、しかも表示装置に一覧表示することができる
ため、受信データの内容確認が容易になる。しかも、外
部記憶装置に保存した受信記録データを使って発信処理
することもできるため、例えば、利用者の留守中に電話
をかけてきた相手に電話をかけ直すような場合でも、利
用者は相手の電話番号を入力する手間がかからず、受信
記録データを後の通信時の処理に有効に利用して、利用
者の操作等の負担を軽減することができる。
【0057】また、請求項3に記載の通信支援システム
では、外部記憶装置に保存した受信記録データから電話
帳ファイルを作成することができるため、通信先の管理
等が容易なる。
【0058】また、請求項4に記載の通信支援システム
では、外部記憶装置に保存した受信記録データに対して
データの追加や削除等の編集処理することができるた
め、単に受信記録として利用するだけでなく、電話帳以
外のデータベースとしても有効に利用し得るようになっ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の通信支援システムの構成図
である。
【図2】本発明の一実施例で保存する受信記録データの
構成説明図である。
【図3】本発明の一実施例の受信記録保存処理の処理手
順の説明図である。
【図4】本発明の一実施例の一覧表示処理時の表示画面
の説明図である。
【図5】本発明の一実施例の受信記録データに対する処
理の説明図である
【図6】本発明の一実施例の発信処理の説明図である。
【図7】本発明の一実施例の電話帳作成処理の説明図で
ある。
【図8】本発明の一実施例のデータ編集処理の説明図で
ある。
【図9】本発明の一実施例の自動モードによるデータ編
集処理の説明図である。
【図10】本発明の一実施例の手動モード時のデータ編
集処理画面の説明図である。
【符号の説明】
1 通信用インターフェース部 2a,2b ISDN 3 CPU 3a 受信記録保存機能 3b 一覧表示機能 3c 発信処理機能 3d 電話帳ファイル作成機能 3e データ編集機能 4 メインメモリ 5a キーボード 5b マウス 6 外部記憶装置 7 表示装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ISDNに接続された通信装置におい
    て、ISDNを介した通信時の受信記録を有効利用する
    ための通信支援システムであって、 ISDNを介した通信時の受信記録データとして、受信
    日時や送信者電話番号などのデータを外部記憶装置に保
    存する受信記録保存機能と、 外部記憶装置に保存されている受信記録データを表示装
    置上に一覧表示する一覧表示機能と、 前記一覧表示機能によって一覧表示されている受信記録
    データ中の任意の送信者を選択することを許容し、選択
    された送信者に対して発呼処理を実行する発信処理機能
    とを備えたことを特徴とする通信支援システム。
  2. 【請求項2】 前記受信記録保存機能によって保存する
    受信記録データには、前述の受信日時や送信者電話番号
    などのデータの他に、受信者側の応答の有無を示す応答
    有無データが各送信者毎に記述されることを特徴とする
    請求項1に記載の通信支援システム。
  3. 【請求項3】 ISDNに接続された通信装置におい
    て、ISDNを介した通信時の受信記録を有効利用する
    ための通信支援システムであって、 ISDNを介した通信時の受信記録データとして、受信
    日時や送信者電話番号などのデータを外部記憶装置に保
    存する受信記録保存機能と、 外部記憶装置に保存されている受信記録データを表示装
    置上に一覧表示する一覧表示機能と、 所定の記憶装置上に発信相手の電話番号を管理する電話
    帳ファイルがあるか否かを判断し、電話帳ファイルが既
    に有る場合にはその既存の電話帳ファイルに記述の発信
    相手と受信記録データ中の送信者とを比較して前記電話
    帳ファイルに未登録の送信者のみを前記電話帳ファイル
    に追加登録し、一方、既存の電話帳ファイルがない場合
    には前記受信記録データ中の送信者を発信相手として登
    録した電話帳ファイルを新規に作成する電話帳ファイル
    作成機能を備えたことを特徴とする通信支援システム。
  4. 【請求項4】 ISDNに接続された通信装置におい
    て、ISDNを介した通信時の受信記録を有効利用する
    ための通信支援システムであって、 ISDNを介した通信時の受信記録データとして、受信
    日時や送信者電話番号などのデータを外部記憶装置に保
    存する受信記録保存機能と、 外部記憶装置に保存されている受信記録データを表示装
    置上に一覧表示する一覧表示機能と、 前記外部記憶装置に保存されている受信記録データに対
    して、一部のデータの削除・追加・変更・ソート等の編
    集処理を実行するデータ編集機能を備えたことを特徴と
    する通信支援システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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