JPH059109B2 - - Google Patents

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JPH059109B2
JPH059109B2 JP1130170A JP13017089A JPH059109B2 JP H059109 B2 JPH059109 B2 JP H059109B2 JP 1130170 A JP1130170 A JP 1130170A JP 13017089 A JP13017089 A JP 13017089A JP H059109 B2 JPH059109 B2 JP H059109B2
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JP
Japan
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pine
pine surge
guide rail
head side
surge
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JP1130170A
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JPH02309941A (ja
Inventor
Teruo Masuda
Masayasu Morita
Yoshikazu Harada
Koichi Ooki
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France Bed Co Ltd
Original Assignee
France Bed Co Ltd
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Publication date
Application filed by France Bed Co Ltd filed Critical France Bed Co Ltd
Priority to JP13017089A priority Critical patent/JPH02309941A/ja
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Publication of JPH059109B2 publication Critical patent/JPH059109B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) この発明は往復走行するマツサージローラによ
つて利用者をマツサージするマツサージ装置に関
する。
(従来の技術) マツサージ装置には、基体の上面に敷設された
ガイドレールに沿つてマツサージローラを往復走
行させ、それによつて基体の上面のカバー上に仰
向けに横たわつた利用者をマツサージするように
したものがある。
このようなマツサージ装置においては、上記マ
ツサージローラを全走行範囲にわたつて往復走行
させるものや全走行範囲に比べて狭い任意の走行
範囲を往復走行させるものなどがある。
しかしながら、前者のようにマツサージローラ
を全走行範囲にわたつて往復走行させる構成で
は、マツサージローラが一往復するのにかなりの
時間を要する。そのため、利用者の身体のある部
分がマツサージを受けてから再度その部分がマツ
サージを受けるまでにかなりの時間が経過してし
まうから、マツサージ効果を高めることができな
い。このような欠点をなくすために、マツサージ
ローラの走行速度を上げて一往復にかかる時間を
短くすることが考えられるが、マツサージローラ
の走行速度が速いと、利用者は痛みを感じ、マツ
サージ効果が低下することになるから、その速度
をあまり速くすることができない。
また、マツサージローラを部分的に往復させる
後者の手段によると、確かに利用者の身体の一部
分には強いマツサージを受けることができる。し
かしながら、その強いマツサージを全身に受ける
ためにはマツサージローラが往復走行する範囲を
たとえばスイツチ操作などによつて頻繁に変えな
ければならないから、操作が煩雑になり、使用し
ずらいという問題が生じる。
(発明が解決しようとする課題) このように、従来のマツサージ装置は、簡単な
操作で身体全体に効果の高いマツサージを受ける
ことができないということがあつた。
この発明は上記事情にもとずきなされたもの
で、その目的とするところは、身体の同一部分を
短時間の間に繰返してマツサージを受けることが
でき、しかもそのマサージを全身あるいは上半身
や下半身のように所定の範囲にわたつて受けるこ
とができるようにしたマツサージ装置を提供する
ことにある。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段及び作用) 上記課題を解決するためにこの発明は、ガイド
レールに沿つて往復走行するマツサージローラを
有するマツサージ装置において、上記マツサージ
ローラを全走行範囲よりも狭い走行範囲で繰り返
し狭範囲往復走行させながら所定方向に移動させ
るとともに、その狭範囲往復走行は往路と復路の
うちの上記所定方向に向いた一方を他方よりも長
く設定する制御装置を具備する。
それによつて、利用者は身体の所定の範囲を短
時間の間に複数回にわたつて繰返してマツサージ
を受けることができ、しかもそのようなマツサー
ジを全身あるいは半身などのように身体の所定の
範囲に受けることができる。
(実施例) 以下、この発明の一実施例を図面を参照して説
明する。第1図に示すマツサージ装置は矩形板状
の基体1を備えている。この基体1は第8図に示
すように矩形状の第1の板状体2と、この第1の
板状体2の長手方向中央部分を除く上面に接合固
定された第2の板状体3と、上記第1の板状体2
の中央部分に接合された補強板4とからなる。上
記第1の板状体2はナイロン、ポリプロピレン、
ポリビニールあるいはウレタンなどの柔軟で荷重
に対して圧縮されずらい合成樹脂によつて成形さ
れている。この第1の板状体2には、その幅方向
に貫通した断面矩形状の多数の空洞5が長手方向
に沿つて一定間隔で設けられているとともに、長
手方向中央部分に位置する空洞5には一端が第1
の板状体2の下面に開放したスリツト6の他端が
連通している。このスリツト6は、第1の板状体
2の幅方向全長にわたつて設けられている。した
がつて、第1の板状体2は上記空洞5と、スリツ
ト6によつて第12図に示すようにその長手方向
中央部分を容易に折り曲げることができる。すな
わち、第1の板状体2の長手方向中央部分は、こ
の第1の板状体2を2つに折り畳むことを可能に
する第1の柔軟部7となつている。上記第2の板
状体3は第1の板状体と同様柔軟で荷重に対して
圧縮されずらい材料、たとえば合成樹脂や積層合
板などから形成されている。さらに、上記補強板
4は第1の板状体2と同じ材料によつて同じ形
状、すなわち空洞5とスリツト6を備えた折り曲
げやすい形状に形成され、第1の板状体2の長手
方向に沿う中央部だけがねじ8によつて上記第1
の板状体2に連結されている。
このような構造の基体1の上面、すなわち第2
の板状体3の上面には基体1の長手方向に沿つて
一対のガイドレール9が平行に離間して設けられ
ている。このガイドレール9は、上記第1の板状
体2と同様柔軟で圧縮荷重に対して圧縮されずら
い合成樹脂によつて第3図に示す断面形状に形成
されている。すなわち、ガイドレール9は、帯状
の基板10と、この基板10の幅方向一端に設け
られたほぼC字状の係止部11と、他端に設けら
れた帯状の支持部12と、上記基板10の幅方向
中途部上下面にそれぞれ一対づつ突設されたL字
状片13とが一体成形されている。上記各一対の
L字状片13によつて基板10の上面側には上部
通路14が区画され、下面側には下部通路15が
区画されている。また、基板10の上面側の上記
係止片11とL字状片13との間の部分は、後述
する車輪60が走行するガイド面16となつてい
る。
上記ガイドレール9は長手方向の一端部だけが
第1図と第3図に示すように基体1にねじ16a
で固定されている。また、ガイドレール9の長手
方向中央部分、すなわち上記基体1の第1の柔軟
部7と対応する部分は、第9図に示すように上記
ガイドレール9の係止片11、支持片12および
L字状片13の幅方向全長にわたる多数のスリツ
ト17が長手方向に対して一定時間隔で形成され
ている。したがつて、ガイドレール9の長手方向
中央部分は上記スリツト17によつて容易に折り
曲げることのできる第2の柔軟部18となつてい
る。さらに、ガイドレール9の他端部は第5図に
示すように基体1の上面から離れる上方に曲成さ
れていて、この部分の下面にはガイドレール9を
曲成状態に保持する架台19が取着されている。
この架台19には、ガイドレール9の下面側に位
置する一端側にピツチングロール20が支軸21
によつて回転自在に設けられ、ガイドレール9の
他端から突出した端部には支持用プーリ22が支
軸23によつて回転自在に支持されている。さら
に、上記ガイドレール9の他端側には、上記ピツ
チングロール20と対応する部分のL字状片13
を切欠除去した開口部24が形成されている。
一方、基体1の長手方向一端側には駆動装置3
0が設置されている。この駆動装置30は、上記
基体1に固定されたケース31を有する。このケ
ース31内には第4図に示すように両端がほぼL
字状の支持片32に折曲された上記ケース31よ
りも幅寸法が短かい取付板33が設けられてい
る。この取付板33には減速機とモータとが一体
化された駆動源34が取着されている。この駆動
源34の出力軸35は一方の支持片32の外面側
に突出している。この出力軸35には第1の歯車
36と第1の駆動用プーリ37とが嵌着されてい
る。また、上記取付板33には両端部を支持片3
2に回転自在に支持された第1の取付軸38が設
けられている。この取付軸38の両端部は支持片
32の外面側に突出し、その一端部には第2の歯
車39と、上記第1の駆動用プーリ37と対をな
す第2の駆動用プーリ40とが嵌着されている。
上記第2の歯車39は上記第1の歯車36に噛合
している。上記第1の取付軸38の他端部には第
3の歯車41と第3の駆動用プーリ42とが嵌着
されている。また、上記取付板33の他方の支持
片32には第2の取付軸43が回転自在に設けら
れている。この第2の取付軸43には上記第3の
歯車41と噛合した第4の歯車44と、上記第3
の駆動用プーリ42と対をなす第4の駆動用プー
リ45とが嵌着されている。したがつて、上記出
力軸35が回転駆動されると、第1の歯車36と
第2の歯車39が逆方向に回転するとともに、第
3の歯車41と第4の歯車44とが逆方向に回転
する。なお、第1乃至第4の歯車は同じ回転数で
回転する。
上記第1の駆動用プーリ37と第4の駆動用プ
ーリ44とには動力伝達条体としてたとえば鋼
板、ステンレス鋼板、布あるいはゴムなどによつ
て帯状に形成された一対のベルト50の一端部が
それぞれ末端を固着して巻回されている。このベ
ルト50は、第5図に示すように上記第1、第2
の駆動用プーリ37,40から上記ガイドレール
9の上部通路14に通され、この上部通路14か
ら導出された中途部は上記架台19に設けられた
支持用プーリ22に掛けられている。ベルト50
は上記支持用プーリ22によつて走行方向がほぼ
180度変換され、ついで上記ガイドレール9に形
成された開口部24から下部通路15に通されて
いる。上記開口部24の箇所において、ベルト5
0はピツチングロール20によつて走行方向がわ
ずかに変換されている。上記下部通路15から導
出されたベルト50の他端部は、上記第2の駆動
用プーリ40と第3の駆動用プーリ42とにそれ
ぞれ巻回されている。したがつて、互いに対をな
す第1の駆動用プーリ37と第2の駆動用プーリ
40あるいは第3の駆動用プーリ42と第4の駆
動用プーリ44がそれぞれ逆方向に回転させられ
ると、ベルト50は一方の駆動用プーリに巻き取
られ、その巻き取られた長さだけ他方のプーリか
ら送り出される。たとえば、第5図において第1
の駆動用プーリ37が矢印X方向、第2駆動用プ
ーリ40が矢印Y方向に回転させられると、ベル
ト50の上部通路14に挿通された部分は矢印Z
方向に走行する。
上記一対のガイドレール9間には、第1図に示
すようにガイトレール9の長手方向に沿つて所定
間隔で離間した一対の保持体51が設けられてい
る。この保持体51は第3図に示すように中空軸
52を備えている。この中空軸52の両端部はサ
ポート53に形成された取付孔54に着脱自在に
嵌合されている。上記中空軸52にはねじ軸55
が挿通されている。このねじ軸55のおねじ56
が形成された両端部は上記取付孔54の底部壁5
7から突出し、上記おねじ65にはめねじ58が
ワツシヤ59を介して螺着されている。上記サポ
ート53には第3図と第11図に示すように一対
の車輪60が支軸61によつて回転自在に設けら
れている。この車輪60は上記ガイドレール9の
ガイド面内を走行する。上記支軸61の一端側に
は第3図に示すように断面形状がほぼ逆T状の連
結部材62の垂直な一辺が取付固定されている。
この連結部材62の水平な他辺は上記ベルト50
の上部通路14に挿通されている部分に固着され
ている。すなわち、上記連結部材62の垂直な一
辺は上部通路14を形成する一対のL字状片13
の隙間から外部に導出されて上記支軸61に固定
されている。したがつて、上記保持体51は上記
連結部材62によつてベルト50に連結され、こ
のベルト50の走行に連動する。さらに、上記支
軸61の他端側には板材65が取付けられ、この
板材65の下端部は直角に折曲されて上記ガイド
レール9の係止部11内に入り込んでいる。ま
た、上記中空軸52には4つのカラー66が回転
自在かつ軸方向にずれ動くことのない状態で設け
られている。各カラー66にはマツサージローラ
67が取付けられている。このマツサージローラ
67はゴムや合成樹脂などの比較的硬質な弾性材
料によつて成形されていて、その外周面にはほぼ
半球形状の多数の突起68が周方向に所定間隔で
突設されている。なお、各カラー66の外周面に
はマツサージローラ67がカラー66の軸方向に
ずれ動くのを防止するストツパ69が設けられて
いる。
上記基体1の上面には、第1図に示すように一
対のガイドレール9の外側と基体1の長手方向一
方の端部とに壁部材70が設けられている。この
壁部材70は折曲することができる弾性材料、た
とえば発泡ウレタンなどで形成されている。さら
に、基本1はキヤンバスのような比較的耐摩耗性
に優れた布地を袋状に縫製してなる外装地71に
よつて被覆されている。
一方、上記駆動装置30は第13図に示す制御
装置75によつて制御される。この制御装置75
はCPU76を備えている。このCPU76は動作
指示演算装置77が設けられている。この動作指
示演算装置77には信号判別回路78、信号形回
路79、カワンタ回路80、メモリ回路81およ
びタイマ回路82が接続されている。このCPU
76には、電源83からの交流電力が直流電源回
路84によつて直流に変換されて入力される。ま
た、電源83からの交流電力は周波数同期信号回
路85に入力される。この周波数同期信号回路8
5では交流電力の周波数に同期した数のパルス信
号が発生させ、そのパルス信号は上記信号判別回
路78に入力されるようになつている。さらに、
電源83からの交流電力は上記動作指示演算装置
77からの信号によつて制御されるモータ駆動回
路86を介して駆動装置30の駆動源34に入力
されるようになつている。
なお、電源83からの交流電力は安全スイツチ
83aを介して上記各回路84,85,86に入
力される。
上記CPU76にはリモートコントローラ87
が接続されている。このリモートコントローラ8
7には第14図に示すように第1乃至第5のスイ
ツチ91〜95と、第1乃至第3の発行素子96
〜98とが設けられ、さらに第13図に示すよう
にブザー99が内蔵されている。上記各スイツチ
91〜95は上記信号判別回路78に接続され、
上記各発光素子96〜98は上記信号形成回路7
9に接続されている。さらに、上記ブザー99は
上記信号形成回路79にブザー駆動回路101を
介して接続されている。
また、CPU76の信号判別回路78にはこれ
がプログラクの指示通り動作しているか否やかを
監視する暴走監視回路102と、基体1上を走行
する保持体51が基体1の長手方向一端側に到達
したことを検知する第1のリミツトスイツチ10
3と、他端側に到達したことを検知する第2のリ
ミツトスイツチ104とが接続されている。すな
わち、第1のリミツトスイツチ103は第15に
示すように基体1上に横わつた利用者Uのヘツド
側端に設けられ、第2のリミツトスイツチ104
はフツト側端に設けられている。
つぎに、上記構成のマツサージ装置の動作につ
いて説明する。まず、保持体51を基体1の全長
にわたつて走行させる場合には、リモートコント
ローラ87の第1のスイツチ91を押す。する
と、その第1のスイツチ91からの信号が信号判
別回路78を介して動作指示演算装置77に入力
される。そして、この演算装置77からはそのこ
との信号がモータ駆動回路86と、信号形成回路
79を介してブザー駆動回路101と第1の発光
素子96とに出力される。それによつて第1の発
光素子96が点灯するとともにブザー99が鳴
り、また保持体51は第16図に示すようにフツ
ト側よりヘツド側まで走行する。このときに要す
るパルス数がカウンタ回路80によつて検出さ
れ、そのカウント数はリセツトされるまで記憶さ
れる。
ヘツド側へ走行した保持体51はヘツド側に設
けられた第1のリミツトスイツチ103を作動さ
せることによりその信号で反転し、再びフツト側
に走行する。そして、フツト側の第2のリミツト
スイツチ104を作動させることによりヘツド側
へ再び反転して走行する。そして、ヘツド側の第
1のリミツトスイツチ103を作動させてフツト
側へ反転したのち、全走行範囲よりも狭い走行範
囲で往復走行を繰返しながらフツト側へ向かうこ
とになる。この往復走行は周波数同期信号回路8
5によつて検出されるパルス数をカウンタ回路8
0でカウントすることでヘツド側からフツト側へ
向かう往路Twがたとえば190パルス、フツト側
からヘツド側へ向かう復路Tvが110パルスとなる
よう動作指示演算装置77に予め設定されてい
る。つまり、保持体51はフツト側へ190パルス
(約12cm)進んだのち、ヘツド側へ110パルス(約
7cm)戻る。したがつて、保持体51は全走行範
囲に比べて十分に短い距離を往復運動をしながら
1往復毎に往路Twと復路Tvの距離の差ずつフ
ツト側へ進むことになるから、利用者Uは保持体
51に設けられたマツサージローラ67によつて
身体の一部分を短時間の間に複数回にわたつてマ
ツサージを受けることができ、しかもそのマツサ
ージを身体全体に受けることができる。
このようにして保持体51がフツト側に到達し
て第2のリミツトスイツチ104を作動させる
と、保持体51は走行範囲全長を一往復し、利用
者Uの全身を軽くマツサージしてから、フツト側
からヘツド側に向かつて走行範囲全長に比べて十
分に小さな距離で往復走行しながらヘツド側へ進
むことになる。この場合、フツト側からヘツド側
へ向かう方向が往路Twとなつて約190パルス進
み、ヘツド側からフツト側へ向かう方向が復路
Tvとなつて約110パルス進む。したがつて、保持
体51はヘツド側からフツト側への走行と同様部
分的な往復走行を繰返しながら全長を進むことに
なる。
そして、保持体51がヘツド側へ戻ると、再び
フツト側への走行が繰返されることになり、この
ような走行パターンは第5のスイツチ95を押す
か、運転開始からタイマ回路82に設定された所
定時間であるたとえば15分を経過すると、保持体
51はフツト側へ戻つて運転が停止されることに
なる。
また、利用者Uが上半身だけにマツサージを受
けたい場合には第1のスイツチ91を2度押す。
すると、第1の発光素子96が1秒間隔で点滅を
繰返すとともに、保持体51は第17図に示すよ
うにフツト側からヘツド側に走行し、それによつ
てカウンタ回路80で前走行範囲に要するパルス
数がカウントされ、それがメモリ回路81に記憶
される。
また、保持体51が上半身と下半身との間で反
転する地点Mは、全走行範囲を走行するに要する
パルス数をPlとすると、たとえばヘツド側からは
0.55Pl、フツト側からは0.45Plに設定されてい
る。
そして、保持体51は一往復したのち、ヘツド
側に走行して第1のリミツツイツチ103を作動
させて反転し、フツト側へ走行してヘツド側端か
ら0.55PlのパルスをカウントするM地点で再度ヘ
ツド側に反転する。そして、ヘツド側端に到達し
て第1のリミツトスイツチ103を作動させて反
転したのち、ヘツド側端から部分往復走行運動を
行なうことになる。このとき、ヘツド側からフツ
ト側に向かう往路Twは190パルス進み、フツト
側からヘツド側に向かう復路Tvは110パルス進む
よう設定されている。したがつて、支持体51は
全走行範囲に比べて十分短い距離を往復走行しな
がら復路Twと往路Tvの差ずつフツト側へ進む
から、利用者Uは上半身の一部分が短時間の間に
複数回にわたつてマツサージされながら上半身全
体にマツサージを受けることができる。
このようにして、カウンタ回路80が0.55Plパ
ルスをカウントして支持体51がM地点に到達し
たことを検出すると、支持体51はM地点とヘツ
ド側端との間を一往復し、M地点からヘツド側に
向かつて上述したと同様な部分的な往復走行運動
を繰返すことになる。このとき、フツト側からヘ
ツド側に向かう方向が往路Twとなり、ヘツド側
からフツト側に向かう方向が復路Tvとなる。
そして、このような上半身マツサージはタイマ
回路82に設定された時間になるまであるいは第
5のスイツチ95を押すまで繰返されることにな
る。
第18図は利用者の下半身をマツサージする場
合を示し、この場合は第1のスイツチ91を3度
押す。それによつて支持体51は上半身のマツサ
ージと同様にフツト側とM地点との間での部分的
往復走行運動し、利用者Uの下半身が全体にわた
つてマツサージされることになる。
一方、利用者が通常のマツサージである保持体
51を全走行範囲にわたつて往復走行させてマツ
サージを受けたい場合には、リモートコントロー
ラ87の第2のスイツチ92を1度押す。する
と、第2の発光素子97が点灯するとともにブザ
ー99が鳴つて第19図に示すように保持体51
がフツト側とヘツド側との間を往復走行し、全身
マツサージが行なわれることになる。
このような全身マツサージを受けている間に、
利用者Uが身体の一部分にだけ往復マツサージを
受けたい場合には、保持体51がフツト側からヘ
ツド側に向かつて走行しているときに第20図に
F1で示す利用者Uがマツサージを受けたいと思
つた任意の地点で第2のスイツチ92が再度押
す。それによつて、その地点F1が指定位置とな
つて第2の発光素子97が3/4秒点灯して1/4秒消
灯するという点滅を繰返すとともに、フツト側か
ら指定位置F1までのパルス数がカウントされ、
指定位置F1からフツト側へたとえば200パルス走
行すると反転して指定位置まで戻るという指定位
置往復走行が繰返される。
このような指定位置往復走行がたとえば3回繰
返されると、保持体51は指定位置を外れてヘツ
ド側へ第1のリミツトスイツチ103を作動させ
るまで走行する。第1のリミツトスイツチ103
を作動させると保持体51は反転し、再び指定位
置F1で200パルスの指定位置往復走行を3回繰返
す。そして、つぎはフツト側へ走行し、第2のリ
ミトスイツチ104を作動させて反転し、指定位
置F1に戻つて指定位置往復走行を繰返す。
このような指定位置走行は3か所まで指定する
ことができ、4か所目を指定すると、一番目に指
定された箇所は解除される。
また、第21図に示すように保持体51がフツ
ト側からヘツド側へ走行しているときに、利用者
Uの好みの任意の位置F2で第4のスイツチ94
をオンし続けると、第3の発光素子98が点灯す
るとともに、保持体51がフツト側へ反転して走
行する。任意の位置F3で第4のツスイツチ94
をオフにすると、保持体51は再び反転してヘツ
ド側に走行し、たとえばパルス数190の範囲で部
分往復走行を繰返す。
また、F4の位置で第3のスイツチ93をオン
し続けると、保持体51が部分往復走行の範囲を
越えてヘツド側へ走行する。そして、任意の位置
F5で第3のスイツチ93をオフにすると、その
位置で190パルスの範囲での部分往復走行を繰返
す。
すなわち、保持体51の走行方向に応じて第3
のスイツチ93あるいは第4のスイツチを操作す
れば、上記保持体51を任意の位置で部分往復走
行させることができる。
〔発明の効果〕
以上述べたようにこの発明は、マツサージロー
ラを全走行範囲よりも走行範囲で繰り返し狭範囲
往復走行させながら所定方向に移動させるととも
に、その狭範囲往復走行の往路と復路のうちの上
記所定方向に向いた一方を他方よりも長く設定し
た。したがつて、利用者は短時間の間に所定の部
分を複数回にわたつてマツサージを受けることが
できるから、マツサージ効果を高めることがで
き、しかもその効果の高いマツサージを複雑なス
イツチ操作を伴うことなく全身にわたつて受ける
ことができるという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の一実施例を示し、第1図は外
装地を除去した基体の平面図、第2図は全体の断
面図、第3図は第2図の−線に沿う拡大断面
図、第4図はガイドレールと駆動装置の構造を示
す平面図、第5図は第4図のV−V線に沿う断面
図、第6図と第7図は上記ガイドレールのそれぞ
れ異なる部分の断面図、第8図は基体の長手方向
中央部分の側面図、第9図はガイドレールの長手
方向中央部分の平面図、第10図は第9図のX−
X線に沿う断面図、第11図は第3図のXI−XI線
に沿う断面図、第12図は不使用時に基体を折り
畳んだときのその中央部分の断面図、第13図は
制御装置の回路図、第14図はリモートコントロ
ーラの平面図、第15図は利用者が基体上に仰臥
した状態の側面図、第16図乃至第21図はそれ
ぞれマツサージローラの走行状態の説明図であ
る。 1……基体、9……ガイドレール、51……保
持体、67……マツサージローラ、75……制御
装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ガイドレールに沿つて往復走行するマツサー
    ジローラを有するマツサージ装置において、上記
    マツサージローラを全走行範囲よりも狭い走行範
    囲で繰り返し狭範囲往復走行させながら所定方向
    に移動させるとともに、その狭範囲往復走行は往
    路と復路のうちの上記所定方向に向いた一方を他
    方よりも長く設定する制御装置を具備したことを
    特徴とするマツサージ装置。
JP13017089A 1989-05-25 1989-05-25 マッサージ装置 Granted JPH02309941A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6024841A (ja) * 1983-07-20 1985-02-07 松下電工株式会社 マツサ−ジ機
JPS6130678U (ja) * 1984-07-30 1986-02-24 株式会社 大器 フロツピ−デイスク用綴り具

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6024841A (ja) * 1983-07-20 1985-02-07 松下電工株式会社 マツサ−ジ機
JPS6130678U (ja) * 1984-07-30 1986-02-24 株式会社 大器 フロツピ−デイスク用綴り具

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