JPH05901Y2 - - Google Patents

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JPH05901Y2
JPH05901Y2 JP2989486U JP2989486U JPH05901Y2 JP H05901 Y2 JPH05901 Y2 JP H05901Y2 JP 2989486 U JP2989486 U JP 2989486U JP 2989486 U JP2989486 U JP 2989486U JP H05901 Y2 JPH05901 Y2 JP H05901Y2
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paper
printer
mask
paper mask
light
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、プリンターにおけるペーパーマスク
(焼き枠)の装填機構に関し、写眞連続処理機の
プリンター部において、露光部に連続的に移動供
給されるロール状プリント用ペーパーへの焼付処
理時、焼付け各コマの縁付けを行うために使用さ
れる、イーゼル本体とペーパー間に挿入されるプ
リンターにおけるペーパーマスクの装填機構に関
する。
(従来の技術) カラープリントのプリントサイズは、Eサイズ
(82.5mm×114mm)、Lサイズ(89mm×127mm)など
種々のサイズがあり、さらにEサイズにあつて
は、同一ペーパー幅(82.5mm)に対して、その長
さが114mm、117mm、120mmと若干相違するものが
ある。
又同一サイズであつても、「ふち有り」「ふち無
し」の種類があり、この折々にペーパーマスクを
交換する必要がある。
プリンターにおけるペーパーマスクの交換を行
う場合、イーゼル本体上の露光部に延出位置する
ロールペーパーにあつては、これを元巻き部に一
たん巻き戻したり、あるいは露光位置からロール
ペーパーをバツクさせて、プリンターの前カバー
を開き、プリンター内部に装備されている暗袋か
らペーパーマスクを入れて交換する手段、またイ
ンナーマガジンを利用してのロールペーパー装備
の折には、マガジン内に一たんロールペーパーを
巻き戻してからプリンターの前カバーを開いてペ
ーパーマスクを交換する手段などがあり、さらに
これを一段と自動化して、プリンター内部にてペ
ーパーマスクの大きさを可変せしめ、さらにペー
パーマスク自体のロールペーパーの長手方向、幅
方向への移動をプリンターボツクスの外部より、
操作盤を介して操作せしめる「可変ペーパーマス
ク」も提案されている。
(考案が解決しようとする問題点) ペーパーマスクの交換の折々に、プリンターの
前カバーを開いて手動的にその交換を実施する場
合は、ロールペーパーの露光による損失を防止す
るために、ロールペーパーの非感光ゾーンへの巻
き戻しの手数や、暗袋操作などその作業に手数を
要する問題点があつた。
一方、プリンターボツクスの外部より、その操
作が実施される前述の「可変ペーパーマスク」は
プリンターの前カバーの開閉、ロールペーパーの
巻き戻し作業などが不要となり、作業の能率向上
の面では見るべきものがあるが、機構的に複雑と
なり、故障の発生も懸念される。又装置はこの分
高価なものとなり、大量処理を目的としたプリン
ターにあつては確かにメリツトはあるが、処理件
数も少なく、比較的安価でコンパクトタイプが望
まれる作業場にあつては不向きな面もあつた。
又ペーパーマスクをペーパーの露光部にてロー
ルペーパーの幅方向に挿入する機構のものも考え
られるが、ペーパーマスクのロールペーパー幅方
向よりの挿入は、その挿入作業時、もしくは離脱
時、ペーパーマスクの端縁部にてロールペーパー
の縁部を損傷せしめる危惧が存在する。
本考案は、手動式に行われるペーパーマスクの
交換、および自動化された可変ペーパーマスク機
構がそれぞれに内存せしめるこれら問題点をとら
え、プリンターの前カバーの開放も必要なく、か
つペーパーマスクの交換作業も容易なプリンター
におけるペーパーマスクの装填機構を提供するこ
とを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) この目的を達成させるために、本考案はつぎの
ような構成としている。すなわち、本考案に係る
プリンターにおけるペーパーマスクの装填機構
は、プリンターボツクス内に敷設されたイーゼル
本体上を焼付処理の目的をもつて移動するロール
状プリント用ペーパーと該イーゼル本体間に、プ
リンターボツクスに設けられた遮光口を用いて、
ペーパーの長手方向に一致して、イーゼル本体の
露光口部へのペーパーマスクの挿入、およびプリ
ンターボツクス外部への離脱を可能とした構成か
らなる。
(作用) 本考案は、その略中央部に形状、面積など種々
変化せしめた窓を設けた本体部の形状は単一であ
る数種のペーパーマスクを用意し、所望するプリ
ントの処理に合せて選択しながらプリンターボツ
クスの遮光口より、プリンターボツクス内に敷設
されたイーゼル本体上に挿入せしめる。又プリン
トサイズを変更する際は、プリンターボツクスの
遮光口より既設のペーパーマスクを抜き取り、新
たな所定のペーパーマスクを遮光口より挿入して
ペーパーマスクの交換を行なう。
(実施例) つぎに本考案に係るプリンターにおけるペーパ
ーマスクの装填機構の具体的実施例を図面を用い
て説明する。
第1図は、ペーパーマスクの挿入直前時のプリ
ンターの斜視図、第2図は、ペーパーマスク装填
時のプリンターの縦断面図、第3図はプリンター
ボツクスに設けた遮光口の縦断面図である。
プリンター1は、プリンターボツクス2の直下
部に配された光源ボツクス3およびネガキヤリア
4をもつて構成され、プリンターボツクス2の一
部を構成し、かつオペレーターが対面状に位置す
る前端壁5にはペーパーマスク6の出入口となる
遮光口8が設けられている。
この遮光口8の内部には遮光用ボツクス9が設
けられており、ペーパーマスク6は、遮光口8よ
り、遮光用ボツクス9を構成する対面状に配され
た一対の端壁10,10のそれぞれの開口部1
1,11を通つて挿入される。そして該遮光用ボ
ツクス9内には、該ボツクス9内を上下方向に移
動し、かつボツクス9全底面部を略カバーしうる
大きさの可動板12が内装され、この可動板12
はスプリング13をもつて常時ボツクス9の底部
方向に付勢され、この可動板12の下面およびボ
ツクス9の内底部にはそれぞれ遮光を目的とした
足長の植毛群14,14が密生し、これら上下に
位置する植毛群14,14の各先端部は入れ子状
に接している。
以上の構成からなる遮光用ボツクス9はプリン
ターボツクス2の端壁5の内側に固着されてい
る。
プリンターボツクス2内にはペーパーマスク6
を支承するイーゼル本体15が水平に敷設され、
遮光口8より挿入せられ、イーゼル本体15面上
をスライドしてプリンターボツクス2内深く挿入
されるペーパーマスク6は、イーゼル本体15上
のストツパー16に係止されて、イーゼル本体1
5の露光口17上に位置する。マガジンあるいは
遮光室18内に収容されたプリンター用ロールペ
ーパー19はガイドローラー20,20群にて案
内されて、水平状態に装填されたペーパーマスク
6上に延出し、停止したロールペーパー19上に
はソレノイド(図示省略)などにて上下動する板
状ペーパー押え21が配置されている。
イーゼル本体15の露光口17上に送り込まれ
た未露光のロールペーパー19はペーパー押え2
1およびペーパーマスク6にて上下両面を挾持さ
れて、プリント作業が順次進行し、プリント処理
後のロールペーパー19はペーパープロセサー2
2へと移動する。
なお、前記ペーパーマスク6は、その略中央部
にロールペーパー19にプリントされる各種サイ
ズの写眞の形状、大きさに対応して、形状、面積
などその開口域が異なる複数種の窓23を設け、
かつその外端部寄り部分には、把手用指掛穴24
を形成した外形単一の複数個のペーパーマスク
6,6が用意され、遮光口8より挿入されたペー
パーマスク6は指掛穴24部のみをプリンターボ
ツクス2より突出せしめた状態にて、遮光用ボツ
クス9の前後1対の開口部11,11にて支持さ
れながらイーゼル本体15上に定置される。
このペーパーマスク6の遮光口8における挿入
あるいは抜出作業時、植毛群14,14を植設し
た可動板12は上下動を繰返えし、上下それぞれ
向きの異なる植毛群14,14はペーパーマスク
6の上下両面に密接し緻密な遮光力をもつてペー
パーマスク6の移動に伴うプリンターボツクス2
内への光の侵入を効果的に阻止している。
(考案の効果) 本考案は形状、面積の面で、その開口域を種々
変更せしめた複数種のペーパーマスクを予め用意
し、ロールペーパー面にプリントされる所望のサ
イズの写眞に合わせたペーパーマスクを、プリン
ターボツクスの遮光口よりイーゼル本体上に適宜
選択しつつ挿入する方式を採用することにより、
ペーパーマスク変換時、その都度、ロールペーパ
ーの非感光ゾーンへの巻き戻し作業の手数を取り
除くことができる。またペーパーマスクの取扱作
業はこのように手軽に実施されるため、この面で
はプリンター自体の機構の簡素化が繋がり、その
分コスト安が実現でき、特に比較的プリント処理
数の限られた小規模な作業場では、有益なものと
なる。
又ペーパーマスクのイーゼル本体上への挿入作
業は、ロールペーパーの移動方向に一致するペー
パー長手方向より挿し込まれるので、ロールペー
パーの縁部をペーパーマスクにより損傷せしめる
危惧を解消することができ、又ペーパーマスクの
挿入、取出口となる遮光口は、オペレータが常時
対面する位置にあるプリンターボツクスの一部を
構成する前端壁に設けることにより、ペーパーマ
スクの挿入方向をロールペーパーの長手方向と一
致せしめたこととも相まつて、よりペーパーマス
クの装填作業は容易なものとなる。
又ボツクス状の遮光口は内部に遮光用の植毛群
を密生せしめ、この植毛群間をペーパーマスクを
通過せしめることにより、ペーパーマスクの挿入
及び取出時確実な遮光性が簡易に確保され、又ボ
ツクス状に組立てられたこの遮光口の存在は、前
後1対の端壁にそれぞれ設けた開口部はペーパー
マスクの平衡状態を保つての挿入作業を助けるの
で、ペーパーマスクの簡易な所定個所への定置作
業を助ける上で効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はペーパーマスク挿入装填直前時のプリ
ンターの斜視図、第2図はペーパーマスク装填時
のプリンターの概略縦断面図、第3図はプリンタ
ーボツクスに設置した遮光口の縦断面図である。 図中、1はプリンター、2はプリンターボツク
ス、5は前端壁、6はペーパーマスク、8は遮光
口、9は遮光ボツクス、11,11は開口部、1
2は可動板、13はスプリング、14,14は植
毛群、15はイーゼル本体、19はプリント用ロ
ールペーパー、23は窓を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) プリンターボツクス内に敷設したイーゼル本
    体上を焼付処理の目的をもつて移動するロール
    状プリント用ペーパーと、該イーゼル本体間
    に、プリンターボツクスに設けられた遮光口を
    用いて、ペーパーの長手方向に一致してイーゼ
    ル本体の露光口部へのペーパーマスクの挿入、
    およびプリンターボツクス外部への離脱を可能
    としたプリンターにおけるペーパーマスクの装
    填機構。 (2) 前記遮光口は、オペレーターが対面するプリ
    ンターボツクスの前端壁に設けられている実用
    新案登録請求の範囲第1項記載のプリンターに
    おけるペーパーマスクの装填機構。 (3) 前記遮光口は、ペーパーマスクの挿入時、そ
    の上下間隔を調整し、ペーパーマスクを上下両
    面より挾持する密生した植毛群にて構成されて
    いる実用新案登録請求の範囲第1項又は第2項
    記載のプリンターにおけるペーパーマスクの装
    填機構。
JP2989486U 1986-03-01 1986-03-01 Expired - Lifetime JPH05901Y2 (ja)

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JPS62142046U JPS62142046U (ja) 1987-09-08
JPH05901Y2 true JPH05901Y2 (ja) 1993-01-12

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