JPH0590168U - 積層板型熱交換器 - Google Patents
積層板型熱交換器Info
- Publication number
- JPH0590168U JPH0590168U JP3391692U JP3391692U JPH0590168U JP H0590168 U JPH0590168 U JP H0590168U JP 3391692 U JP3391692 U JP 3391692U JP 3391692 U JP3391692 U JP 3391692U JP H0590168 U JPH0590168 U JP H0590168U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat exchanger
- temperature fluid
- outer shell
- laminated body
- laminated plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 積層板型熱交換器の作動時、積層体１とこれ
が収容される外殻30との熱膨張又は熱収縮の差に基く熱
応力を軽減するとともに外殻30を通る熱移動を低減す
る。 【構成】 外殻30に積層方向に伸縮するベローズ31を設
ける。
が収容される外殻30との熱膨張又は熱収縮の差に基く熱
応力を軽減するとともに外殻30を通る熱移動を低減す
る。 【構成】 外殻30に積層方向に伸縮するベローズ31を設
ける。
Description
【０００１】
本考案は極低温機器に好適な積層板型熱交換器に関する。
【０００２】
従来の積層板型熱交換器の１例が図２及び図３に示されている。 図２において、積層体１にはその積層方向に沿って高温流体通路２及び低温流 体通路３が形成されている。５はステンレス等からなる外殻で、この内部には積 層体１が収容され、その上端及び下端にはヘッダ4A、4Bが固定されている。６は 積層体１を組み立てる際に用いられる心棒である。
【０００３】 図３には積層体１の詳細が示されている。 図３において、11は断熱板で、断熱性の高いFRP 等からなる。12は微少な孔を 多数個穿設してなる伝熱板で、伝熱性の良好なアルミニウム等からなる。多数の 断熱板11と伝熱板12を接着シート13を介して互いに接着しながら交互に積層する ことによって積層体１が構成される。そして、断熱材11及び接着シート13にはそ れぞれ高温流体通路２を構成する穴15及び低温流体通路３を構成する穴16が穿設 されている。
【０００４】 高温流体は供給管17からヘッダ4A内に入って各高温流体通路２に分配され、こ の中を流過してヘッダ4B内で合流し、排出管18を経て流出する。低温流体は供給 管19からヘッダ4B内に入って各低温流体通路３に分配され、この中を流過してヘ ッダ4A内で合流し、排出管20を経て流出する。そして、高温流体は高温流体通路 ２内を流過する過程で低温流体通路３内を流過する低温流体と伝熱板12を介して 熱交換する。積層体１の積層方向に沿う伝熱は断熱板11によって遮断される。
【０００５】
上記従来の積層板型熱交換器においては、その作動時、外殻５の熱膨張率と積 層体１の熱膨張率とは一般に異なるため、大きな熱応力が発生する。また、熱交 換器の温端から冷端へ向かって外殻５を通って積層方向に熱が移動するため、熱 交換性能が低下する等の問題点があった。
【０００６】
本考案は上記課題を解決するために考案されたものであって、その要旨とする ところは、多数の多孔伝熱板と多数の断熱板とを交互に積層してなる積層体にそ の積層方向に沿って高温流体通路と低温流体通路とを形成するともに上記積層体 を外殻の内部に収容してなる積層板型熱交換器において、上記外殻に少なくとも １の積層方向に伸縮するベローズを設けたことを特徴とする積層板型熱交換器に ある。
【０００７】
本考案においては、上記構成を具えているため、熱交換器の作動時、ベローズ が積層体の積層方向に沿って伸縮するので、積層体及び外殻に作用する熱応力が 小さくなる。また、外殻を通って積層方向に移動する熱が少なくなる。
【０００８】
図１には本考案に係わる積層板型熱交換器の実施例が示されている。 １は積層体、4A、4Bはヘッダ、17は高温流体の供給管、18は高温流体の排出管 、19は低温流体の供給管、20は低温流体の排出管である。以上は図３に示す従来 のものと同様である。外殻30は積層方向に２分割され、これらは積層方向に伸縮 しうるベローズ31を介して互いに連結されている。
【０００９】 しかして、熱交換器の作動時、積層体１及び外殻30の熱膨張又は熱収縮量に差 が生じても、これはベローズ31の伸縮によって吸収することができ、従って、積 層体１及び外殻30に熱応力が作用するのを阻止できる。 また、熱交換器の作動時、その温端から冷端に向かって外殻30を通って熱が移 動するが、その熱移動系路中にベローズ31が介装されているため、その分だけ熱 の移動距離が長くなり、熱の移動量を低減できる。
【００１０】
本考案においては、熱交換器の作動時、ベローズが積層体の積層方向に沿って 伸縮するので、積層体及び外殻に作用する熱応力を低減できる。 また、外殻を通って積層方向に移動する熱を少なくしうるので、熱交換性能が 向上する。
【図１】本考案の１実施例に係わる積層板型熱交換器の
断面図である。
断面図である。
【図２】従来の積層板型熱交換器を部分的に破断して示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図３】積層体の分解斜視図である。
１ 積層体 ２ 高温流体通路 ３ 低温流体通路 30 外殻 31 ベローズ
Claims (1)
- 【請求項１】 多数の多孔伝熱板と多数の断熱板とを交
互に積層してなる積層体にその積層方向に沿って高温流
体通路と低温流体通路とを形成するともに上記積層体を
外殻の内部に収容してなる積層板型熱交換器において、
上記外殻に少なくとも１の積層方向に伸縮するベローズ
を設けたことを特徴とする積層板型熱交換器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3391692U JPH0590168U (ja) | 1992-04-24 | 1992-04-24 | 積層板型熱交換器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3391692U JPH0590168U (ja) | 1992-04-24 | 1992-04-24 | 積層板型熱交換器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0590168U true JPH0590168U (ja) | 1993-12-07 |
Family
ID=12399849
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3391692U Withdrawn JPH0590168U (ja) | 1992-04-24 | 1992-04-24 | 積層板型熱交換器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0590168U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100945335B1 (ko) * | 2001-10-24 | 2010-03-08 | 베헤르 게엠베하 운트 콤파니 카게 | 열교환기 |
-
1992
- 1992-04-24 JP JP3391692U patent/JPH0590168U/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100945335B1 (ko) * | 2001-10-24 | 2010-03-08 | 베헤르 게엠베하 운트 콤파니 카게 | 열교환기 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19960801 |