JPH0589578U - 小便器 - Google Patents

小便器

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JPH0589578U
JPH0589578U JP3410992U JP3410992U JPH0589578U JP H0589578 U JPH0589578 U JP H0589578U JP 3410992 U JP3410992 U JP 3410992U JP 3410992 U JP3410992 U JP 3410992U JP H0589578 U JPH0589578 U JP H0589578U
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JP
Japan
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urinal
recess
water supply
cover
sensor
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Pending
Application number
JP3410992U
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English (en)
Inventor
道生 末木
真 阿原
順子 野田
伸歩 宮脇
進 山口
里広 鈴木
貴司 安尾
学 吉田
和巳 百瀬
Original Assignee
株式会社イナックス
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Publication date
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  • Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動洗浄小便器の外観を向上する。小便器の
足許暖房を行なう。 【構成】 小便器10の下部の凹部12,14にカバー
20,22が装着されており、カバー20に人体感知セ
ンサ38が設けられている。このセンサ38の感知信号
により、給水弁32が開閉される。 【効果】 センサ38が目立たず、外観上の見栄えがき
わめて良好である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は小便器に係り、特に、自動洗浄用の人体感知センサ、足許温風暖房装 置又は足許ヒータを設けた小便器に関する。
【0002】
【従来の技術】
小便器の自動洗浄用の人体感知センサは、トイレルームの壁面に埋め込んだり 、制御ボックスの前面に取り付けられたりしている。
【0003】 小便器の足許暖房は、従来行なわれていない。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従来の人体感知センサの設置構造にあっては、該センサが目立つため、見栄え が悪いという問題があった。
【0005】 また、従来のトイレルームにおいては、小便器使用者の足許が冷えるという問 題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1の小便器は、使用者を感知するためのセンサを下部に設けたことを特 徴とするものである。
【0007】 請求項2の小便器は、下部に小便器外面から凹陥する凹部が設けられ、この凹 部の下面に、小便器をトイレルーム床面に固定する固定部材の挿通孔が設けられ ている小便器において、該凹部に使用者感知用センサを設置したことを特徴とす るものである。
【0008】 請求項3の小便器は、請求項2において、前記凹部には、該凹部周囲の小便器 外面と連続面をなすようにカバーが装着されており、該カバーに前記センサが取 り付けられていることを特徴とするものである。
【0009】 請求項4の小便器は、請求項2又は3において、前記凹部内に小便器洗浄水の 給水管が引き通され、該凹部内の給水管に給水制御弁が設置されていることを特 徴とするものである。
【0010】 請求項5の小便器は、請求項4において、前記凹部内の給水管又は前記給水制 御弁に発電機が設けられ、この発電機の発電電力によって充電される蓄電池が該 凹部内に設置されており、該蓄電池からの電力によって前記人体感知センサ及び 給水制御弁並びにそのための制御回路を作動させるようにしたことを特徴とする ものである。
【0011】 請求項6の小便器は、小便器の前方に向って温風を吹き出す温風装置、及び、 小便器の前方に向って輻射熱を発するヒータの少なくとも一方よりなる暖房装置 を下部に設けたことを特徴とするものである。
【0012】 請求項7の小便器は、下部に小便器外面から凹陥する凹部が設けられ、この凹 部の下面に、小便器をトイレルーム床面に固定する固定部材の挿通孔が設けられ ている小便器において、該凹部に、小便器の前方に向って温風を吹き出す温風装 置、及び、小便器の前方に向って輻射熱を発するヒータの少なくとも一方よりな る暖房装置を設置したことを特徴とするものである。
【0013】 請求項8の小便器は、請求項6において、前記凹部には、該凹部周囲の小便器 外面と連続面をなすようにカバーが装着されており、該カバーに温風の吹出口又 は前記ヒータが設けられていることを特徴とするものである。
【0014】
【作用】
請求項1〜3の小便器においては、センサが下部に設けられているため、小便 器が目立たず、見栄えが良い。
【0015】 請求項2,3においては、センサが小便器から出張らないように構成でき、き わめて見栄えが良い。
【0016】 請求項3においては、凹部がカバーで覆われ、且つ小便器外観がカバー部分に まで連続面となるため、著しく見栄えが良い。
【0017】 請求項4においては、凹部内に電気設備をまとめて設置することができ、電気 工事やメンテナンスが簡単になる。
【0018】 請求項5の小便器においては、商用電源への接続が不要であり、電気設備工事 がきわめて簡単である。
【0019】 請求項6〜8の小便器においては、足許暖房が行なわれており、冬季や寒冷地 でも小便器を快適に使用できる。
【0020】 請求項7,8においては、暖房装置が小便器から出張らないよう構成でき、き わめて見栄えが良い。
【0021】 請求項8においては、凹部がカバーで覆われ、且つ小便器外観がカバー部分に まで連続面となるため、著しく見栄えが良い。
【0022】
【実施例】
以下、図面を参照して実施例について説明する。第1図は実施例に係る自動洗 浄小便器10の斜視図である。
【0023】 この小便器10の下部には、小便器の外面から凹陥する凹部12,14が設け られ、該凹部12,14の下面には、ボルト又はビス16(第2図参照。第1図 では図示略。)を挿通させるための挿通孔18が開口している。このボルト又は ビス16は、小便器10をトイレルームの床に固定するためのものである。
【0024】 この凹部12,14には、それぞれカバー20,22が着脱可能に装着される 。凹部12,14には、カバー20,22をビス24で固定するためのボス部2 6が設けられている。このカバー20,22は、その周囲の小便器10外面と連 続面をなすように緩く湾曲した形状を有している。
【0025】 小便器10の上部のスプレーダ(図示略)等へ洗浄水を供給するための給水管 30が該凹部12内に引き通されており、該凹部12内において該給水管30に 発電機付き電磁弁(給水制御弁)32が設けられている。34は発電機に連なっ ているコネクタである。
【0026】 カバー20には窓孔36が開口されており、人体感知センサ38がこの窓孔3 6に臨むように該カバー20に取り付けられている。この人体感知センサ38の 背後側には制御回路基板や、前記発電機の発電電力を蓄える蓄電池等を内蔵する 制御ボックス40が設けられている。該ボックス40から引き出されたリード線 42の先端にコネクタ44が設けられており、該コネクタ44は前記コネクタ3 4に接続される。前記蓄電池からの電力により、制御回路、センサ38及び電磁 弁32が作動される。
【0027】 このように構成された小便器10においては、センサ38が小便器10の下部 に設けられており、しかもカバー20の背後側に配置されているため、センサ3 8が全く目立たず、きわめて見栄えがよい。
【0028】 しかも、カバー20,22が小便器10の外面と連続面となっているため、外 観上の見栄えは著しく良好である。
【0029】 加えて、小便器用の電気設備が凹部12部分にまとめて設置されていると共に 、商用電源への接続が不要であるため、電気工事がきわめて簡単であり、且つメ ンテナンスも楽である。
【0030】 第2図は別の実施例を示す斜視図である。本実施例では、ボックス40に連な るリード線48が凹部12の後面壁50の開口52から小便器10の後方へ引き 出されている。このリード線48は、小便器10の後部に配置された給水弁(図 示略)に接続され、給水制御を行なわせるよう構成されている。
【0031】 第3図は異なる実施例に係る足許暖房型小便器10Aの斜視図であり、凹部1 2,14内に温風ファン54,56が設置されている。カバー20,22には、 温風を小便器10の前方へ吹き出すための吹出スリット58,60が開口されて いる。凹部後面壁50には、空気取入用開口62が設けられている。
【0032】 この小便器10Aによると、小便器10Aの利用者の足許を温風で暖房するこ とができる。
【0033】 第4図の実施例ではカバー20,22に面状発熱ヒータ64が設けられており 、輻射熱により小便器利用者の足許暖房を行なうようにしている。
【0034】 第5図の実施例では、凹部12,14内に熱輻射器66a,68aを有するヒ ータ66,68が設置されており、カバー20,22は熱線透過性材料にて構成 されている。本実施例でも小便器利用者の足許暖房を行なえる。本実施例では、 ヒータ66,68に尿や清掃水がかからず、衛生的で、耐久性にも優れる。
【0035】 本考案においては、温風ファン54,56やヒータ64,66,68は、利用 者が感知されると自動的に作動されるようにしても良く、スイッチ操作により作 動されるようにしても良い。もちろん、タイマにより所定時間だけ作動されるよ うにしても良い。
【0036】 なお、第2〜5図において、上記以外の符号は第1図のものと同一部分を示し ている。
【0037】
【考案の効果】
以上の通り、請求項1の小便器にあっては、センサが目立たず、見栄えが良い 。
【0038】 請求項2の小便器にあっては、センサがさらに目立たず、一段と見栄えが良い 。
【0039】 請求項3の小便器にあっては、カバーを設けたことにより、著しく美感が高い 。
【0040】 請求項4の小便器にあっては、電気工事やメンテナンスが簡単である。
【0041】 請求項5にあっては、商用電源への接続が不要なことから、電気設備工事がさ らに簡単である。
【0042】 請求項6の小便器にあっては、足許暖房により快適な小便器使用が可能である 。
【0043】 請求項7,8の小便器にあっては、暖房装置が小便器から出張らないように構 成でき、きわめて見栄えが良い。
【0044】 請求項8の小便器は、カバーを設けたことにより、著しく美感に優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る小便器の分解斜視図である。
【図2】実施例に係る小便器の分解斜視図である。
【図3】実施例に係る小便器の分解斜視図である。
【図4】実施例に係る小便器の分解斜視図である。
【図5】実施例に係る小便器の分解斜視図である。
【符号の説明】
10,10A 小便器 12,14 凹部 18 挿通口 20,22 カバー 30 給水管 38 人体感知センサ 54,56 温風ファン 64 面状発熱ヒータ 66,68 ヒータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 宮脇 伸歩 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内 (72)考案者 山口 進 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内 (72)考案者 鈴木 里広 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内 (72)考案者 安尾 貴司 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内 (72)考案者 吉田 学 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内 (72)考案者 百瀬 和巳 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内

Claims (8)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使用者を感知するためのセンサを下部に
    設けたことを特徴とする小便器。
  2. 【請求項2】 下部に小便器外面から凹陥する凹部が設
    けられ、この凹部の下面に、小便器をトイレルーム床面
    に固定する固定部材の挿通孔が設けられている小便器に
    おいて、該凹部に使用者感知用センサを設置したことを
    特徴とする小便器。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記凹部には、該凹
    部周囲の小便器外面と連続面をなすようにカバーが装着
    されており、該カバーに前記センサが取り付けられてい
    ることを特徴とする小便器。
  4. 【請求項4】 請求項2又は3において、前記凹部内に
    小便器洗浄水の給水管が引き通され、該凹部内の給水管
    に給水制御弁が設置されていることを特徴とする小便
    器。
  5. 【請求項5】 請求項4において、前記凹部内の給水管
    又は前記給水制御弁に発電機が設けられ、この発電機の
    発電電力によって充電される蓄電池が該凹部内に設置さ
    れており、該蓄電池からの電力によって前記人体感知セ
    ンサ及び給水制御弁並びにそのための制御回路を作動さ
    せるようにしたことを特徴とする小便器。
  6. 【請求項6】 小便器の前方に向って温風を吹き出す温
    風装置、及び、小便器の前方に向って輻射熱を発するヒ
    ータの少なくとも一方よりなる暖房装置を下部に設けた
    ことを特徴とする小便器。
  7. 【請求項7】 下部に小便器外面から凹陥する凹部が設
    けられ、この凹部の下面に、小便器をトイレルーム床面
    に固定する固定部材の挿通孔が設けられている小便器に
    おいて、該凹部に、小便器の前方に向って温風を吹き出
    す温風装置、及び、小便器の前方に向って輻射熱を発す
    るヒータの少なくとも一方よりなる暖房装置を設置した
    ことを特徴とする小便器。
  8. 【請求項8】 請求項6において、前記凹部には、該凹
    部周囲の小便器外面と連続面をなすようにカバーが装着
    されており、該カバーに温風の吹出口又は前記ヒータが
    設けられていることを特徴とする小便器。
JP3410992U 1992-05-22 1992-05-22 小便器 Pending JPH0589578U (ja)

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ID=12405116

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JP (1) JPH0589578U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100815020B1 (ko) * 2006-11-30 2008-03-18 대림통상 주식회사 벽걸이형 위생 소변기
KR20080053661A (ko) * 2006-12-11 2008-06-16 대림통상 주식회사 제어부 케이스를 구비한 벽걸이형 소변기
JP2017206942A (ja) * 2016-05-12 2017-11-24 Toto株式会社 衛生設備機器

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KR100815020B1 (ko) * 2006-11-30 2008-03-18 대림통상 주식회사 벽걸이형 위생 소변기
KR20080053661A (ko) * 2006-12-11 2008-06-16 대림통상 주식회사 제어부 케이스를 구비한 벽걸이형 소변기
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