JPH0589273A - バーコードハンドスキヤナ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 レジシステム側のキーボードを操作せず、バ
ーコードハンドスキャナ側に付加したキーボードで簡単
なバーコードデータ処理操作を行う。 【構成】 バーコードハンドスキャナ装置本体１０に、
例えばリピート機能キー２を付加する。このキー２の操
作により、バーコードデータが同一であることを示す回
数を指示するように、キーコードをキー入力制御部３に
て生成し、上位のレジシステム２０へ送出する。 【効果】 ハンドスキャナ本体に操作キーを設けたの
で、レジシステムのキー操作がそれだけ省かれ、操作性
が良くなる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【技術分野】本発明はバーコードハンドスキャナ装置に
関し、特にレジシステム等の売上登録処理に使用される
バーコードハンドスキャナ装置に関するもである。

【０００２】

【従来技術】バーコードハンドスキャナ装置は、レジシ
ステムにおいて商品に関する情報（例えば、商品名や金
額等）をバーコード情報で管理し、商品の売上登録を行
うときに、当該バーコードを読取ってバーコードデータ
に変換し、これを上位装置へ送出するのに使用されてい
る。

【０００３】かかる従来のバーコードハンドスキャナ装
置の構成を図３の機能ブロックに示す。図において、バ
ーコードハンドスキャナ装置１０は、商品に付されたバ
ーコード３０を読取るためのバーコード読取窓６と、こ
の読取ったバーコードをバーコードデータに変換するバ
ーコード読取部１と、バーコードデータを出力する出力
部４とから構成されている。

【０００４】図４はこのバーコードハンドスキャナ装置
の使用状況を示す外観図であり、レジシステム２０と接
続コード７により接続されたバーコードハンドスキャナ
装置本体１０のバーコード読取窓６を品物に貼付された
バーコード３０に押し当てて読取っていることを示して
いる。

【０００５】この様にしてバーコードをバーコード読取
部１から入力し、バーコードデータに変換して出力部４
からバーコードデータをレジシステム２０へ出力する。
バーコードデータを受取ったレジシステム２０は、その
バーコードデータから品名、金額等を解析して売上げ登
録を行っている。

【０００６】上述した従来のバーコードハンドスキャナ
装置はバーコードを読取ってバーコードデータを出力す
るだけに使用されるようになっているので、レジでの売
上げ登録に必要なキー操作は全てレジシステム側のキー
ボードで行う必要があり、操作性が非常に悪い欠点があ
る。

【０００７】

【発明の目的】本発明の目的は、レジシステムのキーボ
ードを操作せずに簡単な売上げ登録を円滑に、かつ容易
に操作することを可能にしたバーコードハンドスキャナ
装置を提供することである。

【０００８】

【発明の構成】本発明によれば、バーコードを読取って
バーコードデータとして出力するバーコードハンドスキ
ャナ装置であって、前記バーコードデータに対する所定
処理指示をなすための少なくとも１つの操作キーと、前
記操作キーの操作に応答してキーコードを生成する手段
と、前記キーコード及び前記バーコードデータを上位装
置へ導出する手段とを含むことを特徴とするバーコード
ハンドスキャナ装置が得られる。

【０００９】

【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。

【００１０】図１及び図２は、本発明の一実施例のブロ
ック図及び外観図であり、図３，４と同等部分は同一符
号にて示している。

【００１１】図１において、１はバーコード読取部、２
はリピートキー部、３はキー入力制御部、４は出力部で
あることを示している。

【００１２】バーコード読取部１はバーコードを読取り
バーコードデータに変換する。リピートキー部２は同一
バーコードの数を指定する。キー入力制御部３は操作キ
ーで押されたキーをキーコードに変換する。出力部４は
バーコード読取部１で読取ったバーコードデータとキー
入力制御部で変換されたキーコードとを出力するもので
ある。

【００１３】次に、動作を説明する。図１において、バ
ーコードをバーコード読取部１から入力し、バーコード
データに変換して出力部４から出力する。次に同一バー
コードを連続して入力する場合は、リピートキー部２を
同一バーコードの数量分だけ押すことによって、バーコ
ードの入力を省略することができる。リピートキー部２
で指定された数量は、キー入力制御部３でキーコードに
変換されて押された数量分のキーコードが出力部４より
上位装置であるレジシステム２０に出力され、レジシス
テム２０で受取ったデータが処理される。

【００１４】これにより、同一品物の数だけ読取りを行
ったり、あるいはバーコードハンドスキャナ装置を手放
してレジシステムの数量キーを操作したりすることなく
登録処理ができる。

【００１５】以上の説明においては、例としてバーコー
ドハンドスキャナ装置本体にリピートキーを設ける場合
について説明したが、この様にリピートキーに限ること
はなく、例えば中間処理キーを設けて、これを操作する
ことによりレジシステムでの金額合計を算出する時に操
作するキー入力処理を行うこともできる。また、完了キ
ーを設けて、これを操作することによりレジシステムで
一回の売上げ登録処理を終了させる時に操作するキー入
力処理を行うことも、バーコードハンドスキャナ装置で
処理することができる。

【００１６】このようにすることにより、レジシステム
での売上げ登録業務に対して、レジシステムのキーボー
ドを操作せずに簡単な売上げ登録を円滑に、かつ容易に
操作することができるので、業務の効率化を計ることが
できる。

【００１７】

【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
レジシステムでの売上げ登録業務に対して、レジのキー
ボードを操作せずに簡単な売上げ登録を円滑に、かつ容
易に操作することができるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施例の構成を示すブロック図であ
る。

【図２】本発明の実施例の外観斜視図である。

【図３】従来のバーコードハンドスキャナ装置の構成を
示すブロック図である。

【図４】従来のレジシステム全体の外観斜視図である。

【符号の説明】

１ バーコード読取部 ２ リピートキー部 ３ キー入力制御部 ４ 出力部 ６ バーコード読取窓 １０ バーコードハンドスキャナ装置本体 ２０ レジシステム

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 バーコードを読取ってバーコードデータ
   として出力するバーコードハンドスキャナ装置であっ
   て、前記バーコードデータに対する所定処理指示をなす
   ための少なくとも１つの操作キーと、前記操作キーの操
   作に応答してキーコードを生成する手段と、前記キーコ
   ード及び前記バーコードデータを上位装置へ導出する手
   段とを含むことを特徴とするバーコードハンドスキャナ
   装置。
2. 【請求項２】 前記操作キーは、前記バーコードデータ
   が同一であることを示す回数を指定するためのリピート
   機能キーであることを特徴とする請求項１記載のバーコ
   ードハンドスキャナ装置。
3. 【請求項３】 前記操作キーは、現在までに入力された
   バーコードデータが示す金額の合計指示をなすための合
   計指定機能キーであることを特徴とする請求項１記載の
   バーコードハンドスキャナ装置。