JPH058761Y2 - - Google Patents

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JPH058761Y2
JPH058761Y2 JP1984071984U JP7198484U JPH058761Y2 JP H058761 Y2 JPH058761 Y2 JP H058761Y2 JP 1984071984 U JP1984071984 U JP 1984071984U JP 7198484 U JP7198484 U JP 7198484U JP H058761 Y2 JPH058761 Y2 JP H058761Y2
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circuit
thyristor
short
resistor
voltage
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JP1984071984U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案は1次側チヨツパ制御形の直流安定化電
源装置に関する。とくにその突入防止抵抗の短絡
手段に関する。
〔考案の背景〕
従来の1次側チヨツパ制御形の直流安定化電源
装置においては、突入防止抵抗を保護するための
回路が複雑になる欠点があつた。
この点を第1図により説明する。この従来装置
は、交流電源1投入時に過大なコンデンサ8の充
電電流が流れるのを防止する突入防止抵抗3、発
振動作後に突入防止抵抗3を短絡する短絡用サイ
リスタ2、交流電源1からの交流出力を整流する
整流器4を含む。
この従来装置の1次側チヨツパ回路は、スイツ
チング用のトランジスタ9、平滑用チヨーク21
およびコンデンサ20、フライホールダイオード
15、トランジスタ9のドライブ回路10、過電
流保護のための変流器13、ダイオード19と1
2、コンデンサ11と17、抵抗器14と16と
18等から成り立つている。
1次側チヨツパ回路は次のように動作する。出
力電圧(A−A′間の電圧)と基準電圧27とを
比較し、差動増巾器26で誤差を検出し、PWM
制御回路24でトランジスタ9の導通期間を設定
し、ドライブ回路10を介してトランジスタ9を
スイツチングする。かくして、1次側チヨツパ回
路段後のコンデンサ20の直流電圧を一定に制御
し、非制御形のDC−DCコンバータ22で所定の
直流電圧に変換し、平滑回路23を通して一定の
出力電圧を負荷回路に出力する。
一方、負荷回路側の過電流に対する保護は、出
力電流を抵抗28の電圧降下の大きさで検知して
行う。それが一定電流以上流れると比較器25を
介してPWM制御回路24を制御し、それによつ
て出力電圧を低下させ、回路を保護する。
電源装置は以上のように動作するが、その動作
時(過電流動作も含む)に前記突入防止抵抗3と
並列の短絡用サイリスタ2を当初の非導通状態の
ままにして置くと、突入防止抵抗3が過負荷とな
り焼損する。このため、フライホールダイオード
15に流れる電流を変流器13を通して検出し、
その電圧をダイオード19で整流し、抵抗18を
介して前記短絡用サイリスタ2のゲートに入れる
ことにより、突入防止抵抗3を該サイリスタ2で
短絡する。
ところで、フライホールダイオード15にイン
ダクタンス成分の変流器13を挿入すると、スイ
ツチングの立上り時間が遅れ、スイツチング損失
が増加する。その対策として、ターンオン動作の
初期に、ダイオード12−コンデンサ11を通し
電流を流して立上りを速くする。その後に変流器
13−フライホールダイオード15を通し、電流
を流す。
なお、抵抗14と16、コンデンサ17は放電
ならびにスパイク電圧防止用のものである。トラ
ンス5、整流器6、平滑用のコンデンサ7は
PWM制御回路24のための駆動電源回路を構成
する。
〔考案の目的〕
本考案の目的は1次側チヨツパ制御形の直流安
定化電源装置において、その突入防止抵抗の保護
をもつと簡単に行うことである。
〔考案の概要〕
本考案においてはコンバータ回路における発振
トランスの電圧を利用し、突入防止抵抗短絡用の
サイリスタを導通させる。
また過電流検出信号を絶縁形信号伝達素子を介
して受信し、前記短絡用サイリスタを強制的に導
通させる。
〔考案の実施例〕
以下、本考案の一実施例を第2図により説明す
る。なお、第1図同様の部品については第1図回
路の部品符号をなるべくそのまま転用する。
本実施例の直流安定化電源装置においては交流
電源1からの交流出力を突入防止抵抗3とこれに
並列の短絡用サイリスタ2を介して整流平滑回路
4,8に供給する。また、整流平滑回路4,8か
らの直流出力をチヨツパー回路を介し、さらにコ
ンバータ回路を介して負荷へ供給する。
チヨツパー回路はスイツチング用のトランジス
タ9、そのドライブ回路10、平滑用チヨーク2
1およびコンデンサ20、フライホールダイオー
ド15等で構成される。
コンバータ回路はスイツチング用の別のトラン
ジスタ41、そのドライブ回路40、発振トラン
ス34、整流用のダイオード44、フライホール
ダイオード42等で構成される。前記発振トラン
ス34は1次巻線37、2次巻線38、リセツト
巻線36を備え、さらに検知巻線35を備える。
検知巻線35は前記短絡用サイリスタ2を制御す
るためのもので本来のコンバータとしての機能に
は関係がない。
コンバータ後段のフライホールダイオード4
3、平滑用チヨーク45、コンデンサ46は平滑
回路を構成する。抵抗28および比較器25は負
荷回路の過電流を示す過電流検知信号を作るため
のものであつて、この信号に応動して前記チヨツ
パー回路を制御する制御回路24,10を有す
る。この点の構成は第1図同様である。
コンバータ回路における発振トランス34の検
知巻線35の電圧は抵抗32、ダイオード33を
介して前記短絡用サイリスタ2のゲートにこれを
導通させるように印加される。電源投入時には、
突入防止抵抗3を通して整流平滑回路4,8へ給
電することにより突入電流を防止する。電源電圧
がある電圧になるとチヨツパー回路およびコンバ
ータ回路が動作し、発振トランス34の検知巻線
35に電圧を誘起する。その電圧を抵抗32およ
びダイオード33を介して短絡用サイリスタ2の
ゲートにターンオン信号として与え、該サイリス
タを導通させる。これにより突入防止抵抗3は保
護される。
ところで、負荷端子B−B′を短絡し、あるい
は過負荷になると過電流検知用の抵抗28の電圧
降下で比較器25が動作し、PWM制御回路2
4、ドライブ回路10を介してチヨツパー回路の
出力を絞る。すると検知巻線35に生じる電圧が
低くなり短絡用サイリスタ2を動作させることが
できなくなる。かくして突入防止抵抗3を通して
電流が連続して流れ、該抵抗3が焼損する。した
がつて、実用上はこの点の対策が必要である。
本考案においては、過電流検知信号をホトカプ
ラのような絶縁形信号伝達素子31を介して受信
し、過電流時に短絡用サイリスタ2を強制的に導
通させる強制回路30,31,47を設ける。以
下、この点についてもう少し詳しく説明する。比
較器25の出力端にあらわれる前記過電流検知信
号を抵抗47を介してホト・トライアツク31の
発光部31−bに入れる。一方その受光部である
トライアツク31−aを抵抗30を介して短絡用
トライアツク2のアノードゲート間に挿入する。
かくして、過電流時、ホトカプラの一種であるホ
ト・トライアツク31が動作する。これにより受
光部トライアツク31−aおよび抵抗30を通し
て短絡用サイリスタ2にゲート電流を供給し、該
サイリスタ2を導通させて突入防止抵抗3の焼損
を防止する。PWM制御回路24の駆動電源回路
5,6,7は抵抗47および発光部31−bの直
列回路の駆動電源としても利用される。
〔考案の効果〕
本考案はコンバータ回路における発振トランス
の電圧を利用し、短絡用サイリスタを導通させる
簡便な方式としたものである。
もつとも、1次側チヨツパ制御の関係上、これ
だけでは不備であつて、過電流応動形の強制回路
の付加を必要とするが、それに利用する過電流検
知信号として、1次側チヨツパ回路制御用のもの
を兼用するため、総じて安価なものとなる。
一方、発振トランスの電圧を利用し、かつ過電
流検知信号を利用し、そのいずれの場合であつて
も、短絡用サイリスタが動作する方式としたた
め、突入防止抵抗の保護が確実である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来装置の回路図、第2図は本考案装
置の回路図である。 1……交流電源、2……短絡用サイリスタ、3
……突入防止抵抗、4……整流器、8……平滑用
のコンデンサ、9……チヨツパー回路用のトラン
ジスタ、10……ドライブ回路、28……過電流
検出用の抵抗、25……比較器、31……絶縁形
信号伝達素子、34……コンバータ回路の発振ト
ランス。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 交流電源からの交流出力を突入防止抵抗とこれ
    に並列の短絡用サイリスタを介して整流平滑回路
    に供給し、 整流平滑回路からの直流出力をチヨツパー回路
    を介し、さらにコンバータ回路を介して負荷へ供
    給し、 負荷回路の過電流を示す過電流検知信号に応動
    して前記チヨツパー回路を制御する制御回路を設
    けた直流安定化電源装置において、 前記コンバータ回路における発振トランスの検
    知巻線の電圧を前記短絡用サイリスタのゲートに
    これを導通させるように印加し、 また前記過電流検知信号をホトカプラのような
    絶縁形信号伝達素子を介して受信し、過電流時に
    前記短絡用サイリスタを強制的に導通させる強制
    回路を設けた ことを特徴とする直流安定化電源装置。
JP7198484U 1984-05-18 1984-05-18 直流安定化電源装置 Granted JPS60186826U (ja)

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JP7198484U JPS60186826U (ja) 1984-05-18 1984-05-18 直流安定化電源装置

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JPS60186826U JPS60186826U (ja) 1985-12-11
JPH058761Y2 true JPH058761Y2 (ja) 1993-03-04

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5934443B2 (ja) * 1978-10-03 1984-08-22 川崎製鉄株式会社 厚板圧延方法
JPS59163615A (ja) * 1983-03-09 1984-09-14 Fujitsu Ltd 過電圧保護回路
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