JPH0587532U - 流量校正用サンプリング装置 - Google Patents

流量校正用サンプリング装置

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JPH0587532U
JPH0587532U JP3454692U JP3454692U JPH0587532U JP H0587532 U JPH0587532 U JP H0587532U JP 3454692 U JP3454692 U JP 3454692U JP 3454692 U JP3454692 U JP 3454692U JP H0587532 U JPH0587532 U JP H0587532U
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JP3454692U
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Inventor
直行 横野
豊明 野中
Original Assignee
石川島播磨重工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 安全で、正確な流量測定ができるサンプリン
グ装置を提供する。 【構成】 排気処理装置36を有する、筐体5の上部に
秤8を設け、該秤8から吊り下げられ筐体5内に収納さ
れたサンプリング用容器10の下部に開閉弁13を設
け、該開閉弁13を開閉し得る弁開閉操作ハンドル16
を設け、前記容器10に接近して配設した廃液受け装置
27を支持し水平方向へ移動し得るアクチュエータ26
を筐体5外に設け、前記容器10へ推進燃料を供給し得
る配管18を設け、筐体5の下方に廃液溜容器30を配
置し、配管18から容器10へ供給される推進燃料を所
定の時間内にアクチュエータ26を作動し廃液受け装置
27を移動して前記推進燃料をカットし廃液溜め容器3
0へ流し、容器10に溜まった推進燃料を秤8で測定す
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、流体の流量を正確に測定することができる流量校正用サンプリング 装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ヒドラジンを推進燃料とする比較的小出力のロケットエンジンの推進性能試験 では、試験対象のロケットに供給する推進燃料の流量を正確に把握するため、試 験を開始する直前と試験終了後とにおいて、推進燃料用の配管中を実際に流れて いる推進燃料の流量を流量校正用サンプリング装置により測定した正確な流量値 と、燃料用の配管の途中に設けた流量計により測定され、表示された推進燃料の 流量指示値との差を算定し、前記流量計の流量指示値の補正値を決定している。 この補正値は推進燃料の流量を段階的に変え、各流量ごとに決定する。
【0003】 従来、流量校正用サンプリング装置は流量計と直列に接続して推進燃料を流す よう形成されている。図9は従来の流量校正用サンプリング装置の概略を表す構 成図である。
【0004】 aは推進燃料用の配管、bは前記配管aの途中に設けた流量計であり、前記配 管aの延長先を下方へ折り曲げた先端部に放出口cを設け、該放出口cの上流側 に開閉弁dを設け、前記放出口cの下方に廃液溜め容器hを配置している。
【0005】 また、前記配管aにおける流量計bと開閉弁dとの間から配管eを分岐し、該 配管eの途中に開閉弁fを設け、且つ配管eの先端部に供試体のロケットエンジ ンgを接続している。なお、iは前記放出口cから流出する推進燃料を採取する ために用いるサンプリング用の容器である。
【0006】 ロケットエンジンgの推進性能試験を行なう場合には、配管aの途中に設けた 開閉弁dを閉じ、配管eの途中に設けた開閉弁fを開いてから、推進燃料を図示 していない燃料タンクからロケットエンジンgへ配管aおよび配管eを通して供 給する。推進燃料が配管a内を流れると、該配管aの途中に設けた流量計bによ り推進燃料の流量値が指示される。
【0007】 また、推進燃料の流量を正確に測定する場合には、配管aの途中に設けた開閉 弁dを開き、配管eの途中に設けた開閉弁fを閉じてから、推進燃料を図示して いない燃料タンクから配管aを通して配管a先端部の放出口cへ供給し、放出口 cから廃液溜容器hへ流出する推進燃料の流量が安定したのち、作業者がサンプ リング用の容器iをゴム手袋jを装着した手に持ち、該容器iにより放出口cか ら流出する推進燃料を所定の一定時間だけ受けて汲み取り、採取した推進燃料の 重量を図示していない精密電子秤で測定する。
【0008】 しかし、前述の流量校正用サンプリング装置では、配管aの放出口cから流出 する推進燃料を手作業で汲み取り、サンプリング用の容器iに採取するので、測 定精度が十分ではない。
【0009】 また、前記推進燃料として用いられているヒドラジンは、 1)大気中に容易に気化し爆発限界濃度で引火温度になると引火爆発する。 2)発癌性があり、気化したヒドラジンを吸気することは危険である。 3)気化したヒドラジンは空気中の水蒸気と反応してアンモニアを生じるため、 刺激性の強い悪臭を放ち作業者の目や喉を痛め、衣服に染み付き、環境を破壊す る。 4)強い還元性があり、皮膚に付着すると皮膚が溶解されるため、誤って身体に 浴びた場合、火傷と同様の障害が生じる。 などという特性があるので、誘爆防止などの安全面や作業者保護の衛生面での取 り扱いに十分な注意を要し、手作業でサンプリング用の容器に推進燃料を汲み取 る作業者に、防毒マスクやゴーグルを装着させるが不快感を伴うという問題があ る。
【0010】 そこで、極座標ロボットを使用することにより、液体のサンプルを容器に採取 することができる流量校正用サンプリング装置が考えられている。図10は極座 標ロボットにより液体のサンプルを採取し得る流量校正用サンプリング装置の概 略を表す斜視図であり、図中、図9と同じものには同じ符号を付すことにより説 明を省略する。
【0011】 図10の流量校正用サンプリング装置では、サンプリング用の容器iを把持し 得るハンドkを備えた極座標ロボットmを配管a先端部の放出口c付近に配置し 、該極座標ロボットmの放出口cの略反対側(120゜〜180゜)に前記容器 iに採取した液体の重量を量り得る精密電子秤nを収納し、且つ極座標ロボット mのハンドkが接近すると自動的に開き、離れると自動的に閉まる自動開閉式の ドアーoを有する防風ケースpを配設している。
【0012】 ハンドkにより容器iを把持した極座標ロボットmを旋回させるとともにハン ドkを伸縮することにより、放出口cから流出する液体を所定の一定時間だけ容 器iに受けて汲み取り、極座標ロボットmを再び旋回させハンドkを防風ケース p方向へ向けると、該防風ケースpのドアーoが自動的に開く。そこで、ハンド kを伸張して防風ケースp内へ挿入し液体が入っている容器iを防風ケースp内 の精密電子秤n上に載置したのち、ハンドkを引き込み防風ケースpから遠避け ると防風ケースpのドアーoが自動的に閉まり、精密電子秤nが容器i内の液体 の重量を計測し、その測定値は図示していないデータ取得処理装置へ伝送される 。
【0013】 その後、ハンドkを伸張して防風ケースpへ接近させると、再び防風ケースp のドアーoが自動的に開く。
【0014】 そこで、ハンドkを伸張して防風ケースp内へ挿入し精密電子秤n上の容器i を把持したのち、ハンドkを引き込み防風ケースpから遠避けると防風ケースp のドアーoが自動的に閉まる。
【0015】 極座標ロボットmを旋回させるとともにハンドkを伸縮させることにより容器 iを廃液溜容器h上に移動し、ハンドkを捻って容器i内の液体を廃液溜容器h へ排出し、次のサンプリング指令を待機する。
【0016】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前述の図10に示す流量校正用サンプリング装置では、推進燃 料の流量校正に適用する場合には次のような問題がある。
【0017】 1)サンプリングの開始・終了時間は、ハンドkの移動速度で決まる。
【0018】 従って、正確なサンプリング量を確保するためには、採取開始時および終了時 のハンドkの移動速度を一定の速度に制御するか、放出口cから流出して容器i へ流入する推進燃料の流入開始時間と流入終了時間とを非接触式流体センサなど で測定し、採取時間を設定するというような対策が必要であるが、ハンドkの移 動速度を均等に制御することは容易でなく計測誤差を生じ易い。
【0019】 また、流入開始・終了時間を実測する上述した手法は防爆対策などを追加する 必要がある。
【0020】 2)引火・爆発性のガスが発生している容器iを取り扱うため極座標ロボット mは通常の構造では危険であり、アクチュエータを防爆構造にしなければならな いが、装置の大型化、高価格化を招く。
【0021】 3)精密電子秤nを収納している防風ケースpのなかで、還元性が強く、且つ 引火・爆発性のガスが発生することになるため、防風ケースpのドアーo開閉機 構や精密電子秤nを防爆構造とする必要がある。
【0022】 また、精密電子秤nの電子回路が損傷することも考えられるため、ヒドラジン の流量校正には適さない。
【0023】 4)極座標ロボットmの制御不良が惹起されたときに、容器i内の推進燃料が ハンドk上や精密電子秤n上にこぼれて付着し、塗装のみならず内部機器を化学 的に損傷する恐れや爆発事故の恐れがあり、その対策を講じる必要がある。
【0024】 5)総合的には安全性の他に高価な設備投資が必要となり比較的稼動率の低い 流量校正用サンプリング装置では経済的に償却できず実用性がない。
【0025】 本考案は、前述の実情に鑑み、安全上、衛生上の問題を解決するために殆ど密 閉状態の筐体を設け、該筐体外に設けた精密電子秤に接続され、且つ前記筐体内 に収納された容器を設け、上方から供給される推進燃料を前記容器により受け汲 み取り得る流量校正用サンプリング装置を提供することを目的としてなしたもの である。
【0026】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案の請求項1に記載した流量校正用サンプリン グ装置においては、排気処理装置を接続した略密閉型の筐体と、該筐体外に設け た秤量装置と、該秤量装置に連結されて前記筐体内に収納され且つ下部に連結し た排出管に弁を有するサンプリング用の容器と、該容器へ流体を供給し得る配管 と、前記容器に接近して配設した廃液受け装置と、前記筐体の下方に配置した廃 液溜容器とを備え、前記配管の放出口とサンプリング用容器及び廃液受け装置と の相対関係位置を変更し得るよう構成している。
【0027】 また、本考案の請求項2に記載した流量校正用サンプリング装置においては、 排気処理装置を接続した略密閉型の筐体と、該筐体の外部上方に設けた秤量装置 と、該秤量装置の下面に連結した吊り下げ部材により吊設されて前記筐体内に収 納され且つ下部に開閉弁体の排出管を連結したサンプリング用の容器と、該容器 へ流体を供給し得る配管と、前記容器に接近して配設した廃液受け装置と、該廃 液受け装置を支持し水平方向へ移動し得るアクチュエータと、前記筐体の下方に 配置した廃液溜容器と、前記開閉弁のハンドルに噛み合い得る先端部を有し且つ 筐体側壁に設けた軸受により軸方向に摺動し得るよう支持された弁開閉操作ハン ドルとを設けている。
【0028】 更に、本考案の請求項3に記載した流量校正用サンプリング装置においては、 排気処理装置を接続した略密閉型の筐体と、該筐体の外部上方に設けた秤量装置 と、該秤量装置の上面に連結され秤量装置本体の側方を迂回して下方へ延びるC 型アームにより前記秤量装置に吊設されて前記筐体に収納され且つ下部に連結し た排出管に逆止弁を有するサンプリング用の容器と、該容器へ流体を供給し得る 配管と、前記容器に接近して配設した廃液受け装置と、該廃液受け装置を支持し 水平方向へ移動し得るアクチュエータと、前記筐体の下方に配置した廃液溜容器 と、前記逆止弁を開放し得る弁開放装置を設けている。
【0029】 更にまた、本考案の請求項4に記載した流量校正用サンプリング装置において は、排気処理装置を接続した略密閉型の筐体と、該筐体の外部下方に設けた秤量 装置と、該秤量装置の上面に立設され筐体の下面に設けられた中空管を貫通する 支持部材により支持されて前記筐体に収納され且つ下部に連結した排出管に逆止 弁を有するサンプリング用の容器と、該容器へ流体を供給し得る配管と、前記容 器に接近して配設した廃液受け装置と、前記配管の先端部を支持しサンプリング 用の容器と廃液受け装置との間を移動させ得るアクチュエータと、前記筐体の下 方に配置した廃液溜容器と、前記逆止弁を開放し得る弁開放装置を設けている。
【0030】
【作用】
本考案の請求項1から4に記載したいずれの流量校正用サンプリング装置にお いても、廃液受け装置を流体供給用の配管下に位置せしめたのち配管を通して流 体を供給する。
【0031】 流体の流量が安定してから、廃液受け装置を配管下から離隔し配管から吐出さ れている流体をサンプル用の容器へ落下させ、所定の時間を経過したのち、廃液 受け装置を再び配管下に位置せしめ、該配管から吐出されている流体のサンプル 用の容器への流入を絶ち、サンプリング用の容器中に溜まった流体重量を精密電 子秤により測定する。
【0032】 サンプリング用の容器中に流体が充満したときには排出管の弁を作動して容器 中の流体を廃液溜容器へ排出する。
【0033】 上述した作業中の間、排気処理装置を作動して筐体中に発生するガスを吸引さ せる。
【0034】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面を参照しつつ説明する。
【0035】 図1は本考案の流量校正用サンプリング装置の第1の実施例の概略を表す側面 図、図2は図1に関連するサンプリング用の容器の排出管に設けた開閉弁と、該 開閉弁を開閉するための弁開閉操作ハンドルの斜視図である。
【0036】 上面中央部に貫通孔1を有する支持台2を設け、略密閉形式で、天井の中央部 と底面の中央部に貫通孔3,4を有する筐体5を前記支持台2上に載置し、上面 の中央部に小孔6を有する秤支持台7を前記筐体5上に設け、該秤支持台7上に 精密電子秤8を載置する。
【0037】 前記秤支持台7の小孔6および前記筐体5の天井面に設けた貫通孔3を貫通し て前記精密電子秤8から筐体5内に垂下する吊り下げ部材9を設け、該吊り下げ 部材9を介して吊り下げられ、前記精密電子秤8直下の筐体5内に収納されたサ ンプリング用の容器10を設け、該容器10の下部から筐体5下面に設けた貫通 孔4を貫通して筐体5の下に突出する排出管11を設け、該排出管11に手動操 作のハンドル12を有する開閉弁13を設け、図2に示すように、先端部に前記 開閉弁13のハンドル12に噛み合い得るフック14を有し、筐体5側壁に設け た軸受15により軸方向に摺動自在に支持された弁開閉操作ハンドル16を設け る。
【0038】 また、図示していない推進燃料供給源から前記筐体5の天井中央部付近まで延 設され、先端部に筐体5内へ突出する放出口17を有する推進燃料用の配管18 を設け、該配管18の途中に流量計19を設け、該流量計19の下流側の配管1 8途中に開閉弁20を設け、該開閉弁20と前記流量計19との間の配管18か ら配管21を分岐し、該配管21の途中に開閉弁22を設けると共に、該配管2 1の先端部に供試体のロケットエンジン23を接続する。
【0039】 さらに、筐体5の一方の側壁外部の所定高さ位置に支持台24を設け、筐体5 側壁を貫通してサンプリング用の容器10方向へ延び且つ伸縮し得るロッド25 を有するアクチュエータ26を前記支持台24上に設け、該アクチュエータ26 のロッド25先端部に漏斗形状の廃液受け装置27を設け、該廃液受け装置27 が前記サンプリング用の容器10に対して接近・離隔し得られ、該容器10に廃 液受け装置27が接近したときには、廃液受け装置27の漏斗形状上縁が前記配 管18先端部の放出口17を下方からカバーする位置にあるよう形成し、前記ア クチュエータ26の作動を制御するための制御装置28を筐体5の側壁外面に取 り付ける。
【0040】 なお、29は前記廃液受け装置27の下部に接続され、廃液受け装置27に受 けた推進燃料を筐体5の底面近くまで導くホースである。
【0041】 前記筐体5の下方の支持台2内に廃液溜容器30を配置し、該廃液溜容器30 上面の孔31と筐体5底面に設けた貫通孔4とをホース32により接続する。
【0042】 さらにまた、筐体5の一側壁に排気管33を設けて排気装置34へ接続し、前 記排気管33の途中に吸い込み量調節用のダンパ35を設け、排気装置34に排 気処理装置36を接続し、該排気処理装置36に排気筒37を設ける。
【0043】 次に作動について説明する。
【0044】 制御装置28からの指令によりアクチュエータ26をロッド25が伸張する方 向へ作動して廃液受け装置27をサンプリング用の容器10に接近させ、推進燃 料供給用の配管18の放出口17の下に位置せしめたのち、図示していない流量 調整機構により設定した所定流量の推進燃料を配管18を通して供給し、放出口 17から吐出される推進燃料の流量が安定するまでは該推進燃料を廃液受け装置 27で受け、ホース29を介して筐体5の底面へ導き筐体5底面の貫通孔4から ホース32を介して廃液溜容器30へ排出する。
【0045】 放出口17から吐出される前記推進燃料の流量が安定してから、制御装置28 からの指令によりアクチュエータ26をロッド25が短縮する方向へ高速で作動 して廃液受け装置27をサンプリング用の容器10から離隔し放出口17から吐 出されている推進燃料をサンプリング用の容器10へ落下させ、制御装置28の タイマー回路で時間設定した所定の時間を経過したのち、制御装置28からの指 令によりアクチュエータ26をロッド25が伸張する方向へ高速で作動して廃液 受け装置27を再びサンプリング用の容器10に接近せしめ、放出口17から吐 出されている推進燃料をカットして廃液受け装置27からホース29と筐体5の 貫通孔4およびホース32を介して廃液溜容器30へ導き、サンプリング用の容 器10中に溜まった推進燃料の重量を精密電子秤8により測定する。
【0046】 測定した推進燃料の重量を電気信号として図示していないデータ処理用コンピ ュータへ伝送・入力し、配管18途中に設けた流量計19により測定された測定 値と比較して測定誤差を算出し、流量の補正値を定める。
【0047】 なお、測定は同一流量で複数回サンプリングを繰り返し、複数の測定値のバラ ツキを考慮して前記補正値を決めることは一般の計測機器の校正と同様である。
【0048】 複数回のサンプリングにより、サンプリング用の容器10中に推進燃料が充満 し、これ以上採取不能状態になったときには、弁開閉操作ハンドル16を開閉弁 13方向へ押し込み、先端部に設けたフック14を開閉弁13のハンドル12に 噛み合わせたのち、弁開閉操作ハンドル16を操作して開閉弁13を開放し容器 10中の流体を排出管11および筐体5底面のホース32を介して廃液溜容器3 0へ排出する。
【0049】 前記作業中の間、排気装置34を作動して筐体5中に発生するガスを吸引し、 排気処理装置36を通して浄化し、排気筒37を介して大気中へ放散する。
【0050】 本実施例によれば、排気装置34を接続した略密閉形式の筐体5にサンプリン グ用の容器10を収納し、筐体5外部からの操作によりサンプリング作業をなし 得るよう形成し、制御装置28によりサンプル採取の時間設定を正確になし得る よう構成したので、作業換気用を良好に維持することが可能となり防毒マスク、 ゴーグル、ゴム手袋の着用が不要となり、作業者の安全を確保できるとともに快 適性確保と作業効率の向上を図ることができる。
【0051】 また、電気関係装置に引火・爆発性のガスが接触するのを防止し得る構造であ り、ガス爆発や推進燃料タンクへの誘爆事故を防止し得る。
【0052】 更に、従来の手動式サンプリング装置と比較して格段に資料採取精度が向上す る。
【0053】 図3は本考案の流量校正用サンプリング装置の第2の実施例の概略を表す側面 図である。図中、図1と同じものには同じ符号を付すことにより説明を省略する 。
【0054】 図3に示す流量校正用サンプリング装置では、サンプリング容器吊り下げ用の C型アーム38の基部を精密電子秤8の上面中央部に載置してC型アーム38が 精密電子秤8の側方を迂回して下方へ延びるようにし、筐体5の天井に設けた貫 通孔3を貫通して前記C型アーム38の先端部から垂下する吊り下げ部材9を設 け、該吊り下げ部材9により前記精密電子秤8直下の筐体5内に収納されたサン プリング用の容器10を吊り下げている。
【0055】 また、サンプリング用の容器10の排出管11の先端部近くの内面に環状のソ フトシール39を設け、下方に延びるロッド40を有し且つ前記ソフトシール3 9に適合する大きさのボール41を排出管11内に嵌合した逆止弁形式の弁42 を設け、前記ロッド40を介してボール41を押し上げることにより、排出管1 1を開放し得るよう形成している。
【0056】 而して、筐体5の側壁外面の所定位置に上下方向へ伸縮し得るロッド43を有 するアクチュエータ44を設け、基部を該アクチュエータ44の前記ロッド43 先端部に固定され、先端が前記弁42のボール41のロッド40下方へ延び、ア クチュエータ44のロッド43の上昇作動より前記ボール41のロッド40を突 き上げ得るよう形成したバー45を設けている。
【0057】 次に作動について説明する。
【0058】 複数回のサンプリングにより、サンプリング用の容器10中に推進燃料が充満 し、これ以上採取不能状態になったときには、アクチュエータ44をロッド43 が短縮する方向へ作動させ、該ロッド43に固定したバー45の先端部によって ボール41のロッド40を突き上げボール41をソフトシール39から浮き上が らせることにより排出管11を開放し、容器10中の流体を排出管11および筐 体5底面のホース32を介して廃液溜容器30へ排出したのち、再びアクチュエ ータ44をロッド43が伸張する方向へ作動させボール41をソフトシール39 上に当接せしめる。
【0059】 その他の作動は、図1に示した流量校正用サンプリング装置と変わるところが ないので説明を省略する。
【0060】 図4は本考案の流量校正用サンプリング装置の第3の実施例の概略を表す側面 図である。図中、図1および図3と同じものには同じ符号を付すことにより説明 を省略する。
【0061】 図4に示す流量校正用サンプリング装置では、支持台2上に立設した支柱46 上に筐体5を載置し、該筐体5下の前記支持台2上に精密電子秤8を載置し、該 精密電子秤8の上面に立設され筐体5の下面に設けられた中空管47を貫通して 筐体5内へ延びる支持部材48を設け、該支持部材48により筐体5内に収納さ れたサンプリング用の容器10を支持している。
【0062】 前記支持部材48により支持されたサンプリング用の容器10の下部に設ける 排出管11は、前記支持部材48の取合い部分を避けた筐体5側壁に近い底面に 設け、該排出管11に設ける弁42は図3に示す流量校正用サンプリング装置に 設けた弁42と同じ逆止弁形式とし、該弁42のボール41を押し上げることに より、排出管11を開放し得るよう形成している。
【0063】 また、廃液受け装置27を前記サンプリング用の容器10に僅かな間隔を置い て隣接し且つ前記容器と略同じ高さの位置に固定し、推進燃料を供給する配管1 8先端部と放出口17とをフレキシブルホース49を介して接続し、前記放出口 17をホルダ50を介して先端部に固定したロッド51を水平方向へ伸縮し得る アクチュエータ52を筐体5上に設けることにより、サンプリング用の容器10 と廃液受け装置27との間に前記放出口17を往復移動させ得るよう形成してい る。
【0064】 さらに、筐体5底面に設ける貫通孔4は前記サンプリング用の容器10の排出 管11の直下に近い部分に設け、該貫通孔4に斜めに筐体5側壁外側方向へ延び るスリーブ53を設け、該スリーブ53に接続したホース54を支持台2の上面 を迂回するように曲げて廃液溜容器30へ接続している。
【0065】 次に作動について説明する。
【0066】 制御装置28からの指令によりアクチュエータ52をロッド51が短縮する方 向へ作動して放出口17を廃液受け装置27側へ移動せしめたのち、図示してい ない流量調整機構により設定した所定流量の推進燃料を配管18を通して供給し 、放出口17から吐出される推進燃料の流量が安定するまでは、該推進燃料を廃 液受け装置27で受け、ホース29を介して筐体5の底面へ導き筐体5底面の貫 通孔4からスリーブ53およびホース54を介して廃液溜容器30へ放出する。
【0067】 放出口17から吐出される前記推進燃料の流量が安定してから、制御装置28 からの指令によりアクチュエータ52をロッド51が伸張する方向へ作動して放 出口17をサンプリング用の容器10側へ移動し、放出口17から吐出されてい る推進燃料をサンプリング用の容器10へ落下させ、制御装置28のタイマー回 路で時間設定した所定の時間を経過したのち、制御装置28からの指令によりア クチュエータ52をロッド51が短縮する方向へ作動して放出口17を廃液受け 装置27側へ移動せしめ、放出口17から吐出されている推進燃料を廃液受け装 置27で受けて廃液受け装置27からホース29と筐体5の貫通孔4およびスリ ーブ53、ホース54を介して廃液溜容器30へ導き、サンプリング用の容器1 0中に溜まった推進燃料の重量を精密電子秤8により測定する。
【0068】 その他の作動は、図1、図3に示した流量校正用サンプリング装置と変わると ころがないので説明を省略する。
【0069】 而して図3、図4で示した流量校正用サンプリング装置では、作業換気用を良 好に維持することが可能となり防毒マスク、ゴーグル、ゴム手袋の着用が不要と なるので、作業者の快適性を維持した上で安全を確保できるとともに作業効率の 向上を図ることができること、電気関係装置に引火・爆発性のガスが接触するの を防止し得る構造であり、ガス爆発や推進燃料タンクへの誘爆事故を防止し得る こと、さらに、従来の手動式サンプリング装置と比較して格段に資料採取精度が 向上すること、等は図1に示す流量校正用サンプリング装置と同じである。
【0070】 また、推進燃料に用いられるヒドラジンは高価であるため、校正用の推進燃料 を供給源へ戻入して繰り返し使用したいという要求があるが、ヒドラジンは空気 に触れると少しづつ変質し易く性状が変わる他、空気中の微細粉塵が混入すると いう問題があるので、前述の図1、図3、図4に示す本考案の流量校正用サンプ リング装置においては、排気装置34の風量と略バランスする程度の窒素ガスを 筐体5内へ吹き込みつつ作動させることが好ましい。
【0071】 なお、本考案は前述の実施例にのみ限定されるものではなく、例えば、図3に 示すサンプリング用の容器10の排出管11に設けた弁42に代えて、図5に示 すように、図3に示す弁42と同形式の弁42のボール41から下方へ延びるロ ッド40の下端部に磁石55を取り付け、該磁石55の直下に別の磁石56を磁 極(N,S)を切り替え得るよう回転自在に設け、磁石55,56相互の吸引力 により弁42を閉じ、磁極(N,S)を切り替えて磁石55,56相互の反発力 により弁42を開くよう形成してもよく、また図6に示すように、図3に示す弁 42と同形式の排出管11に設けた環状のソフトシール39に適合するボール5 7を設け、該ボール57をリンク機構58により突き上げ得るよう形成してもよ いこと、更に、例えば、制御装置28を筐体5に取り付ける代わりに、別の場所 に置き。ケーブルでアクチュエータ26,52と接続してもよく、更にまた、採 取した推進燃料の重量測定値を電気信号としてデータ処理用コンピュータへ伝送 し入力する代わりに、目視により読取り手動によりデータ処理用コンピュータへ 入力してもよいこと、前記各実施例では、廃液受け装置を漏斗形状に形成した場 合について説明したが、図7に示すように樋状の廃液受け装置59を用いてその 基部を筐体5内面に起伏自在に軸支し、先端部をアクチュエータ26のロッド2 5に接続し、起伏するようにしてもよく、図8に示すように斜め下方へ延びる吐 出口60を有する容器61により廃液受け装置を形成し、吐出口60の所定部分 を旋回自在に支持し、容器61をアクチュエータ26のロッド25に接続し、旋 回し得るようにしてもよいこと、その他、本考案の要旨を逸脱しない範囲内にお いて種々変更を加え得ることは勿論である。
【0072】
【考案の効果】
本考案の流量校正用サンプリング装置によれば、下記のごとき種々の優れた効 果を奏し得る。
【0073】 I)筐体内で発生する発癌性のガスを捕捉し、排気処理装置へ吸収し得るよう 形成したので、良好な状態の作業環境を維持し得、作業者の安全を確保できる。
【0074】 II)不快な防毒マスク、ゴーグル、ゴム手袋の着用が不要となるので、安全 管理が容易になり、作業能率の向上を図ることができる。
【0075】 III)電気関係装置に引火・爆発性のガスが接触するのを防止し得る構造で あるので、ガス爆発や推進燃料タンクへの誘爆事故を防止し得る。
【0076】 IV)制御装置により正確に時間を設定し、高速で作動するアクチュエータを 使用してサンプリングを行なうよう形成したので、従来の手動式サンプリング装 置と比較して格段に資料採取精度が向上し、流量校正のバラツキが減少する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の流量校正用サンプリング装置の第1の
実施例の概略を表す側面図である。
【図2】図1に関連するサンプリング用の容器の排出管
に設けた開閉弁と、該開閉弁を開閉するための弁開閉操
作ハンドルの斜視図である。
【図3】本考案の流量校正用サンプリング装置の第2の
実施例の概略を表す側面図である。
【図4】本考案の流量校正用サンプリング装置の第3の
実施例の概略を表す側面図である。
【図5】図3および図4に関連するサンプリング用の容
器の排出管に設けた弁と、該弁を開放する装置の他の方
式の断面図である。
【図6】図3および図4に関連するサンプリング用の容
器の排出管に設けた弁と、該弁を開放する装置のさらに
他の方式の断面図である。
【図7】廃液受け装置の他の例を表す側面図である。
【図8】廃液受け装置の更に他の例を表す側面図であ
る。
【図9】従来の流量校正用サンプリング装置の概略を表
す構成図である。
【図10】極座標ロボットにより推進燃料のサンプルを
採取し得る流量校正用サンプリング装置の概略を表す斜
視図である。
【符号の説明】
5 筐体 8 精密電子秤(秤量装置) 9 吊り下げ部材 10 容器 11 排出管 12 ハンドル 13 開閉弁 14 フック(先端部) 15 軸受 16 弁開閉操作ハンドル 17 放出口(配管の先端部) 18 配管 26 アクチュエータ 27 廃液受け装置 30 廃液溜容器 36 排気処理装置 38 C型アーム 41 ボール 42 弁 44 アクチュエータ(弁開放装置) 47 中空管 48 支持部材 52 アクチュエータ

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排気処理装置を接続した略密閉型の筐体
    と、該筐体外に設けた秤量装置と、該秤量装置に連結さ
    れて前記筐体内に収納され且つ下部に連結した排出管に
    弁を有するサンプリング用の容器と、該容器へ流体を供
    給し得る配管と、前記容器に接近して配設した廃液受け
    装置と、前記筐体の下方に配置した廃液溜容器とを備
    え、前記配管の放出口とサンプリング用容器及び廃液受
    け装置との相対関係位置を変更し得るよう構成したこと
    を特徴とする流量校正用サンプリング装置。
  2. 【請求項2】 排気処理装置を接続した略密閉型の筐体
    と、該筐体の外部上方に設けた秤量装置と、該秤量装置
    の下面に連結した吊り下げ部材により吊設されて前記筐
    体内に収納され且つ下部に開閉弁体の排出管を連結した
    サンプリング用の容器と、該容器へ流体を供給し得る配
    管と、前記容器に接近して配設した廃液受け装置と、該
    廃液受け装置を支持し水平方向へ移動し得るアクチュエ
    ータと、前記筐体の下方に配置した廃液溜容器と、前記
    開閉弁のハンドルに噛み合い得る先端部を有し且つ筐体
    側壁に設けた軸受により軸方向に摺動し得るよう支持さ
    れた弁開閉操作ハンドルとを設けたことを特徴とする流
    量校正用サンプリング装置。
  3. 【請求項3】 排気処理装置を接続した略密閉型の筐体
    と、該筐体の外部上方に設けた秤量装置と、該秤量装置
    の上面に連結され秤量装置本体の側方を迂回して下方へ
    延びるC型アームにより前記秤量装置に吊設されて前記
    筐体に収納され且つ下部に連結した排出管に逆止弁を有
    するサンプリング用の容器と、該容器へ流体を供給し得
    る配管と、前記容器に接近して配設した廃液受け装置
    と、該廃液受け装置を支持し水平方向へ移動し得るアク
    チュエータと、前記筐体の下方に配置した廃液溜容器
    と、前記逆止弁を開放し得る弁開放装置を設けたことを
    特徴とする流量校正用サンプリング装置。
  4. 【請求項4】 排気処理装置を接続した略密閉型の筐体
    と、該筐体の外部下方に設けた秤量装置と、該秤量装置
    の上面に立設され筐体の下面に設けられた中空管を貫通
    する支持部材により支持されて前記筐体に収納され且つ
    下部に連結した排出管に逆止弁を有するサンプリング用
    の容器と、該容器へ流体を供給し得る配管と、前記容器
    に接近して配設した廃液受け装置と、前記配管の先端部
    を支持しサンプリング用の容器と廃液受け装置との間を
    移動させ得るアクチュエータと、前記筐体の下方に配置
    した廃液溜容器と、前記逆止弁を開放し得る弁開放装置
    を設けたことを特徴とする流量校正用サンプリング装
    置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012206021A (ja) * 2011-03-30 2012-10-25 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 塗布装置および塗布液塗布方法
JP2012206020A (ja) * 2011-03-30 2012-10-25 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 塗布液塗布方法および塗布装置
JP2017067470A (ja) * 2015-09-28 2017-04-06 株式会社タツノ 校正装置
JP2017067467A (ja) * 2015-09-28 2017-04-06 株式会社タツノ 校正装置

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