JPH0586787A - ロールスクリーン昇降装置 - Google Patents

ロールスクリーン昇降装置

Info

Publication number
JPH0586787A
JPH0586787A JP25113691A JP25113691A JPH0586787A JP H0586787 A JPH0586787 A JP H0586787A JP 25113691 A JP25113691 A JP 25113691A JP 25113691 A JP25113691 A JP 25113691A JP H0586787 A JPH0586787 A JP H0586787A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roll screen
pipe
lifting device
winding
winding member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP25113691A
Other languages
English (en)
Inventor
Sei Minegishi
岸 聖 峰
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Lighting and Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Lighting and Technology Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Lighting and Technology Corp filed Critical Toshiba Lighting and Technology Corp
Priority to JP25113691A priority Critical patent/JPH0586787A/ja
Publication of JPH0586787A publication Critical patent/JPH0586787A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ロールスクリーン昇降時の巻取パイプ回転の
静粛性を高めるとともに安定した昇降動作を行う。 【構成】 回転駆動部5を巻取パイプ22内の筒状固定
部26の内部の所定位置に固定する。さらに筒状固定部
26の内面と回転駆動部5との間のキャビティ6に充填
された樹脂緩衝体8で回転駆動部5を包囲する。これに
より巻取パイプ回転の静粛性を高めるとともに安定した
ロールスクリーン昇降動作を行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はロールスクリーン昇降装
置に係り、特に巻取パイプ回転時の静粛性を高めるとと
もに安定した昇降動作を行えるようにしたロールスクリ
ーン昇降装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にビル等の窓には直射日光を遮断す
るブラインドが取り付けられており、操作チェーン等に
より開閉を行うようになっている。また、多くの窓面を
有する場合には各窓のブラインドを一斉に開閉可能な電
動ブラインドもある。このブラインドの一種として可撓
性シート状のスクリーンをパイプ等に巻き取りあるいは
その巻きを解いてスクリーンを昇降させるいわゆる電動
ロールスクリーンが採用されてきている。
【0003】図2は従来のロールスクリーン昇降装置の
一例を示したものである。このロールスクリーン昇降装
置20は窓際の天井部分に形成された収容ボックス21
内に取り付けられた巻取パイプ22と、この巻取パイプ
22に巻装された可撓性シート状のスクリーン23とか
ら構成されている。このスクリーン23の基部側の一端
は巻取パイプ22に固着されるとともに、吊持される他
端にはウェイトバー24が水平を保持して取り付けられ
ている。巻取パイプ22の両端には外周部分に肩部の形
成された円板状のカラー25が遊嵌されている。また、
このカラー25の外面の中心位置には支持軸25aが突
設されている。この支持軸25aは収容ボックス21の
対向した壁面に嵌着保持されており、巻取パイプ22を
水平に支持するようになっている。また、巻取パイプ2
2はカラー25の肩部25bで回転可能に保持され、こ
の肩部25b及び巻取パイプ22の端部には巻取パイプ
22が円滑に回転できるように摩擦抵抗の低い材料が使
用されている。一方のカラー25の内面には巻取パイプ
22の内径より細い直径の筒状固定部26が固着されて
いる。この筒状固定部26は片持構造でカラー25の内
面に固着されているが、筒先端の捩れや曲げ撓みが小さ
くなるように剛性の高い金属パイプを加工して作られて
いる。また筒内部には駆動モータ27と、この駆動モー
タ27の図示しない回転軸に接続され駆動力を伝達する
ギヤヘッド29が収容されている。このギヤヘッド29
はねじ30で筒内の所定位置に固定されており、内部に
はモータ27の回転を減速する図示しないギヤトレイン
が内蔵されている。このギヤトレインの出力軸31は筒
状固定部26の端部から延出し、その先端にはカップリ
ング32が嵌着されている。このカップリング32は出
力軸31の回転を巻取パイプ22に伝達する役割を果た
している。したがって操作者が図示しない操作盤でロー
ルスクリーンの上昇、降下を指示することにより駆動モ
ータ27の正逆回転を設定し、巻取パイプ22の回転方
向を制御することができる。これによりロールスクリー
ンの巻き取り、巻き解き動作を行うことができる。また
駆動モータ27を駆動するために駆動モータ27の端部
にリード線33が接続されている。このリード線33を
介して図示しない駆動回路から電源が供給される。この
とき駆動モータ27やギヤヘッド29から発生する作動
音が筒状固定部の筒部分で共鳴して騒音を発生させるの
で、この騒音を減らすために駆動モータ27とギヤヘッ
ド29の外周にはゴム質シートからなる吸音材34が巻
き付けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
吸音材を巻き付けた回転駆動部を備えたロールスクリー
ン昇降装置では、ゴム質シートの吸音材が駆動モータの
運転時に発生する熱の放熱も遮断してしまうので駆動モ
ータの温度が上昇してしまう。このため安定した定格速
度回転を短時間しか維持することができず、ロールスク
リーンを巻き取るための巻取パイプをスムーズに運転で
きないという問題がある。
【0005】そこで、本発明の目的は上述した従来の技
術が有する問題点を解消し、巻取パイプ回転時の静粛性
を図るとともに、ロールスクリーンの安定した昇降動作
を行えるロールスクリーン昇降装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は端部が回転可能に支持された巻取部材の内
部に回転駆動部を収容し、この回転駆動部から伝達され
た回転力により上記巻取部材を回転しロールスクリーン
を巻き取るようにしたロールスクリーン昇降装置におい
て、上記回転駆動部は上記巻取部材の内部の筒状固定部
の内部の所定位置に固定されるとともに、その周囲が上
記筒状固定部の内面と回転駆動部との間に充填された樹
脂緩衝体で包囲されたことを特徴とするものである。
【0007】この場合、上記巻取部材はパイプ形状であ
ることが好ましく、このパイプ周面に上記樹脂緩衝体を
充填する注入口と空気抜き口とを適宜設けることが好ま
しい。
【0008】
【作用】本発明によれば、回転駆動部を巻取部材の内部
の筒状固定部の内部の所定位置に固定するとともに、そ
の周囲を筒状固定部の内面と回転駆動部との間に充填さ
れた樹脂緩衝体で包囲したので、回転駆動部から発生す
る作動音を確実に吸収して筒内で共鳴するのを防止でき
るとともに、樹脂緩衝体を介してモータ発生熱を筒状固
定部及び外部に放熱でき、モータの温度上昇を抑えるこ
とができる。
【0009】また、上記巻取部材としてパイプを使用
し、このパイプ周面に上記樹脂緩衝体を充填する注入口
及び空気抜き口を設けることにより、樹脂を上記筒状固
定部の内部に確実に充填することができる。
【0010】
【実施例】以下本発明によるロールスクリーン昇降装置
の一実施例を図1を参照して説明する。なお、図1にお
いて、従来の昇降装置と同一の構成部分については図2
に用いた符号と同一符号を付してその説明を省略する。
符号1及び2は駆動モータとギヤヘッドとを示してお
り、この駆動モータ1とギヤヘッド2とは図示しない回
転軸を介して一体的に接続されている。また、駆動モー
タの外径は筒状固定部の内径より僅かに細く形成されて
おり、端部には筒状固定部の内面に密着するつフランジ
3が形成されている。一方、ギヤヘッド2も駆動モータ
1の外径と同じ外径に仕上げられており、端部には固定
用のフランジ4が形成されている。この固定用フランジ
4の周面の所定位置に設けられた取付穴26aを利用し
て筒状固定部26とギヤヘッド2及び駆動モータ1とを
ねじ止め固定するようになっている。
【0011】このとき駆動モータ1とギヤヘッド2とか
ら構成された回転駆動部5の外周部と筒状固定部26の
内面との間には端部がフランジ3、4で規定された円筒
形状のキャビティ6が形成されている。そしてこのキャ
ビティ6には筒状固定部26に穿設された注入口7を介
してシリコン樹脂が全体に充填されている。このシリコ
ン樹脂は充填後に所定の弾性性状を示して硬化し樹脂緩
衝体8を構成する。
【0012】なお、シリコン樹脂は充填時には流体状で
あるためフランジ3、4で樹脂のキャビティ6外への流
出を防止するようになっている。また、このとき充填を
円滑が確実に行うために注入口7の他に細径の空気抜き
口を形成することが好ましい。
【0013】このように樹脂緩衝体8は弾性的に回転駆
動部5を包囲して保持するので回転駆動部5に発生した
振動、作動音を確実に吸収するとともに、熱伝導性に富
むため回転駆動部5からの発生熱を筒状固定部26に放
熱させ、昇降装置の温度が上昇するのを緩和することが
できる。
【0014】また、この樹脂緩衝体8を構成する材料は
弾性性状及び良好な熱伝導性を示すものであれば気泡連
行樹脂等の他の樹脂を充填することもできる。
【0015】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば回転駆動部を巻取部材内の筒状固定部の内部の
所定位置に固定するとともに、その周囲を筒状固定部の
内面と回転駆動部との間に充填された樹脂緩衝体で包囲
したことにより回転駆動部から巻取パイプ運転時の静粛
性を図れるとともにロールスクリーンの昇降運転を円滑
に行うことができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるロールスクリーン昇降装置の一実
施例を示した縦断面図。
【図2】従来のロールスクリーン昇降装置の一例を示し
た縦断面図。
【符号の説明】
1 駆動モータ 2 ギヤヘッド 3、4 フランジ 5 回転駆動部 8 樹脂緩衝体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】端部が回転可能に支持された巻取部材の内
    部に回転駆動部を収容し、この回転駆動部から伝達され
    た回転力により上記巻取部材を回転しロールスクリーン
    を巻き取るようにしたロールスクリーン昇降装置におい
    て、上記回転駆動部は上記巻取部材の内部の筒状固定部
    の内部の所定位置に固定されるとともに、その周囲が上
    記筒状固定部の内面と回転駆動部との間に充填された樹
    脂緩衝体で包囲されたことを特徴とするロールスクリー
    ン昇降装置。
  2. 【請求項2】上記巻取部材はパイプから構成され、この
    パイプの周面の一部に上記樹脂緩衝体を充填する注入口
    が形成されたことを特徴とする請求項1記載のロールス
    クリーン昇降装置。
  3. 【請求項3】上記パイプ周面の注入口と反対側位置に空
    気抜き口が形成されたことを特徴とする請求項2記載の
    ロールスクリーン昇降装置。
JP25113691A 1991-09-30 1991-09-30 ロールスクリーン昇降装置 Pending JPH0586787A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25113691A JPH0586787A (ja) 1991-09-30 1991-09-30 ロールスクリーン昇降装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25113691A JPH0586787A (ja) 1991-09-30 1991-09-30 ロールスクリーン昇降装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0586787A true JPH0586787A (ja) 1993-04-06

Family

ID=17218213

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25113691A Pending JPH0586787A (ja) 1991-09-30 1991-09-30 ロールスクリーン昇降装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0586787A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102031926A (zh) * 2009-10-08 2011-04-27 日本电产伺服有限公司 滚筒旋转装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102031926A (zh) * 2009-10-08 2011-04-27 日本电产伺服有限公司 滚筒旋转装置
US8708877B2 (en) 2009-10-08 2014-04-29 Nidec Servo Corporation Drum rotating device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6530414B2 (en) Insulating glass pane comprising an integrated roller blind device
JP2007529981A (ja) 可動式窓おおい用の電動式駆動装置
US2571374A (en) Ventilating fan
JPH0586787A (ja) ロールスクリーン昇降装置
JP2001208415A (ja) 空気調和機の風向変更装置
US6038816A (en) Blinder
JPH0586784A (ja) ロールスクリーン昇降装置
US20090074587A1 (en) Telescopic Ceiling Fan
JP2662276B2 (ja) 電動ロールブラインド
KR101977693B1 (ko) 자동문 개폐 장치
JPS6347976B2 (ja)
JPS6347802Y2 (ja)
JP2699857B2 (ja) シャッター等の駆動装置
JP2008114537A (ja) 昇降黒板装置
JPH10300120A (ja) 空調機のグリル昇降装置
JP3168941B2 (ja) 空気調和機
CN217581996U (zh) 基于雷达传感器的窗帘控制装置
CN214573544U (zh) 一种适用于桥式八角翼闸
CN213146955U (zh) 一种便于校准的新型热风枪
CN210980030U (zh) 一种电地暖铺设装置
JPS6328357Y2 (ja)
JP7036402B2 (ja) 開閉装置、シャッタ装置
JP2001128563A (ja) 温室用シートの開閉装置
CN206234085U (zh) 一种便携式病人转移垫的充气泵
JPS6342275Y2 (ja)