JPH058664Y2 - - Google Patents

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JPH058664Y2
JPH058664Y2 JP13675589U JP13675589U JPH058664Y2 JP H058664 Y2 JPH058664 Y2 JP H058664Y2 JP 13675589 U JP13675589 U JP 13675589U JP 13675589 U JP13675589 U JP 13675589U JP H058664 Y2 JPH058664 Y2 JP H058664Y2
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temperature
oil
oil temperature
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pump
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、変電所などの大容量変圧器の油温
度と外気温度とを測定し、温度差によつて変圧器
の油温度を適正に制御する変圧器の油温度制御装
置に関するものである。
〔従来の技術〕
周知のように、従来の変圧器の油温度制御装置
は運転中の変圧器の油温度を適正に管理するため
にダイヤル温度計によつて油温度を測定し、上記
ダイヤル温度計の測定温度が設定値より高ければ
接点を閉じ、制御回路を介して冷却用油ポンプを
起動させて油を強制循環させたり、油温度が過上
昇したときは警報器を作動させるものである。ま
た、警報器や冷却用油ポンプを作動させるための
設定値は季節毎周囲の平均外気温度と負荷状況と
を勘案して設定されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来の変圧器の油温度制御装置は外気温度を勘
案した油温度によつて冷却用油ポンプを起動させ
るため、季節により設定値を変更しなければなら
ず、また日々の気象条件に左右されダイヤル温度
計は周囲の外気温度の影響により不要応動し、警
報器および冷却用油ポンプを起動して無駄電力を
消費してしまうという問題点があつた。また、軽
負荷時に冷却用油ポンプを不要応動させてしまう
という問題点があつた。
この考案は上記のような問題点を解消するため
になされたもので、季節による設定値の変更作業
を必要とせず、外気温度の変化による不要な応動
をなくすようにした変圧器の油温度制御装置を提
供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この考案に係る変圧器の油温度制御装置は、油
温度を測定する油温度センサ部と、外気温度を測
定する外気温度センサ部と、上記油温度から外気
温度を引いた差温度を求める演算手段と、上記差
温度と冷却用油ポンプを起動させるポンプ起動設
定値とを比較する比較手段とを備え、この比較結
果に基づいてポンプ起動出力接点を動作させる出
力信号を出力するようにしたものである。
〔作用〕 この考案における変圧器の油温度制御装置は、
油温度と外気温度との差温度をポンプ起動設定値
と比較してその比較結果に基づいて冷却用油ポン
プを動作させ、変圧器中の油を循環させるように
したものである。
〔実施例〕
以下、この考案の一実施例を図について説明す
る。第1図はこの考案の一実施例を示すブロツク
構成図で、図において、1は変圧器(図示せず)
の油温度を測定する油温センサ1aとセンサアン
プ1bとからなる油温度センサ部で、油温センサ
1aは温度に対して抵抗値が直線的に変化する特
性を有する感温抵抗器を使用しており、この感温
抵抗器と温度に対して抵抗値が変化しない基準抵
抗器とを直列に接続して基準電圧を印加し、温度
変化による抵抗値変化を電圧として取出す。ま
た、センサアンプ1bは上記基準電圧を発生する
回路と温度に対する電圧を増幅する回路とから構
成されている。すなわち、基準電圧は温度補償形
定電圧ダイオードを使用して温度変化のない安定
した電圧を油温センサ1aに給電する。また、増
幅回路は油温センサ1aからの電圧をオペアンプ
で増幅する。2は外気温センサ2aとセンサアン
プ2bとからなる外気温度センサ部で、油温度セ
ンサ部1と同一構成となつている。3は油温度信
号と外気温度信号とを選択するアナログスイツチ
(図示せず)と、このアナログスイツチで選択さ
れたアナログ電圧をデジタル信号に変換するA/
D変換部(図示せず)からなるA/Dコンバー
タ、41,42,43,44はI/Oポート、5は
ROM6に予め格納されているプログラムに基づ
いてアナログスイツチに切換信号を出力するなど
の各回路の制御や温度の読込みや差温度計算や比
較判断などを行うCPUで、このCPU5とI/O
ポート41〜44とROM6とRAM7とでマイクロ
コンピユータ8を構成する。9はI/Oポート4
から温度信号を受け、7セグメント表示素子駆
動信号に変換する表示ドライバ、10は表示ドラ
イバ9からの駆動信号により発光表示する表示
器、11はI/Oポート44や後述する故障検出
回路12からの信号に基づいてリレー(図示せ
ず)を動作させ、外部に接点信号を出力するポン
プ起動ドライバ、13はポンプ起動ドライバ11
と同一機能の警報ドライバ、14はマイクロコン
ピユータ8内の動作や電圧を常時監視し、必要に
応じてCPU5をリセツトする暴走チエツク回路
で、この暴走チエツク回路14はウオツチドツグ
タイマを使用している。また、故障検出回路12
は暴走チエツク回路14よりのリセツト信号であ
るパルスが所定数以上である場合にポンプ起動ド
ライバ11と警報ドライバ13とに故障信号を出
力する。また、A/Dコンバータ3、マイクロコ
ンピユータ8、ドライバ9,11,13、表示器
10、故障検出回路12および暴走チエツク回路
14により制御部15が構成されている。16は
I/Oポート43を介してCPU5に表示切換信号
を供給する表示切換スイツチである。
次に動作について説明する。
油温センサ1aで変圧器の油温度を測定すると
共に、外気温センサ2aで外気温度を測定して電
気信号(アナログ信号)に変換する。そして、油
温センサ1aからの電圧および外気温センサ2a
からの電圧をそれぞれのオペアンプで構成される
センサアンプ1b,2bにより増幅して制御部1
5に供給する。制御部15のA/Dコンバータ3
におけるアナログスイツチはCPU5からの切換
信号に基づいて油温度信号あるいは外気温度信号
をA/D変換部に供給してデジタル信号に変換す
る。一方の油温度デジタル信号はI/Oポート4
を介してCPU5により演算され、I/Oポート
4および表示ドライバ9を介して表示器10に
油温度として表示され、他方の外気温度デジタル
信号もI/Oポート41を介してCPU5で演算さ
れ、表示切換スイツチ16を切換えてI/Oポー
ト44および表示ドライバ9を介して表示器10
に外気温度として表示される。また、表示器10
にはCPU5の演算手段で算出した油温度から外
気温度を差引いた差温度(温度上昇分)について
も表示することができる。
さらに、CPU5は警報設定値およびポンプ起
動設定値を読込み、各設定値と差温度を比較手段
により比較演算し、差温度がポンプ起動設定値よ
り高ければ、I/Oポート44およびポンプ起動
ドライバ11を介して冷却用油ポンプ出力接点を
動作させる。また、差温度が警報設定値より高け
ればI/Oポート44および警報ドライバ13を
介して警報出力接点を動作させる。
CPU5はこのほかに油温度を測定した時点で
RAM7内に記憶されている油最高温度値と測定
値とを比較し、測定値の方が高ければRAM7に
転送され測定値を新たな油最高温度値として記憶
する処理を行う。
〔考案の効果〕
以上のようにこの考案によれば、変圧器の油温
度制御装置を油温度から外気温度を引いた差温度
をポンプ起動設定値と比較し、差温度の方が高け
れば冷却用油ポンプを起動させて油を強制循環さ
せるようにした構成であるので、適正な温度管理
が可能となり、外気などの周囲温度に左右されな
いため、冷却用油ポンプを不要応動させてしまう
ことはなくなり、適正な冷却用油ポンプ運転によ
る保全と電力の省力化、それに電力の安定供給が
行えるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る変圧器の油温度制御装
置の一実施例を示すブロツク構成図である。 1……油温度センサ部、2……外気温度センサ
部、5……CPU。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 変圧器中の油温度を測定し、この油温度が設定
    値以上になつたときに冷却用油ポンプを動作させ
    て油を循環させるようにした変圧器の油温度制御
    装置において、上記油温度を測定する油温度セン
    サ部と、外気温度を測定する外気温度センサ部
    と、上記油温度から外気温度を引いた差温度を求
    める演算手段と、この演算手段で求めた差温度と
    上記設定値とを比較し、差温度が設定値より高い
    ときに上記冷却用油ポンプのポンプ起動出力接点
    を動作させる出力信号を出力する比較手段とを備
    えた変圧器の油温度制御装置。
JP13675589U 1989-11-24 1989-11-24 Expired - Lifetime JPH058664Y2 (ja)

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JPH0375518U JPH0375518U (ja) 1991-07-29
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JP2009191599A (ja) * 2008-02-13 2009-08-27 Koji Shimooka 転落防止アンカー付きの法枠工
US8405991B2 (en) * 2011-05-20 2013-03-26 General Electric Company Heat transfer element temperature variation system

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JPH0375518U (ja) 1991-07-29

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